JP2008165689A - プラント監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】プラント施設や重要監視管理対象物の周囲に配置された複数の監視装置の監視情報機能に異常を環境条件に左右されることが少なく故障装置の特定を可能とする。
【解決手段】少なくとも3台以上の複数台の監視装置1〜3から前記3台の、または任意の隣接する3台を取り出して、一方端から第2、第1、第3の監視装置2、1、3と称し、第1の監視装置1の監視範囲とそれぞれ第2、第3の監視装置2、3の監視範囲との重複監視領域4、5の監視情報を、回線6を介した監視情報比較装置7が比較して、第1〜第3の監視装置1〜3の監視機能異常発生の有無を判別する。
【選択図】図1

Description

この発明は、原子力や火力発電所の建屋や、その広大な敷地内に不法な人物や車両等の侵入を複数の監視装置によって監視するシステムに関するものであり、特にプラントに設けられた監視装置の監視機能(カメラ)の故障を容易に検出可能とするプラント監視システムに係るものである。
遠隔地における事象の監視を、監視領域が重なるように配置したディジタル監視カメラを配置し、重なった監視領域における監視画像データを比較し、その差分を検出して差分が予め設定したしきい値以上である場合には、ディジタル監視カメラの故障であると判別し、故障を通知する技術が示されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−369224号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示された技術を原子力発電所建屋等巨大な建屋の不特定個所から不法に侵入しようとする人物、車両等を監視するシステムに適用しようとすると、以下のような問題点がある。
(1)前記特許文献1は、ディジタル監視カメラの故障は検出できるが、2台の内のどちらかのカメラが故障しているかの判断が出来ない。従って、故障カメラを特定するのに手間を要し、特に夜間や天候悪化時における故障特定、修復作業に困難が伴う。
(2)さらに、正常なパターン映像を保持しておき、それとの比較でもって故障判断を行うことが開示されているが、監視対象物が屋外の建屋であると、四季を通じての天候(晴天、曇天、雨、雪など)変化や、昼間と夜間との映像パターンの濃淡差などにより、正常とするパターン映像が全く異なることになり故障発生を判別することは出来ない。
この発明は、前記のような課題を解決するものであり、故障の発生した監視装置を容易に特定可能とし、かつ屋外建屋等を監視対象とした場合でも、環境条件に左右されることなく故障発生の判別と、故障装置の特定を可能とする。
この発明に係るプラント監視システムは、監視対象物の周囲を監視する、少なくとも3台以上の複数台の監視装置を、互いに隣接して設置されており、監視装置は所定の監視範囲を監視するものであり、3台以上の複数台の内から任意の隣接して設置された3台をとり出し、一方の端から第2、中央を第1、他端を第3の監視装置と称するとき、第1の監視装置が監視する第1の監視範囲の一部分と、隣接する第2、第3の監視装置がそれぞれ監視する第2、第3の監視範囲の一部分とがそれぞれに重複する第1および第2の重複監視領域を監視するよう設置されており、複数の監視装置に通信回線を介して設けられた監視情報比較装置が、第1、第2の監視装置が監視する第1の重複監視領域の監視情報と、第1、第3の監視装置が監視する第2の重複監視領域の監視情報とを比較することによって、第1〜第3の監視装置の監視機能の異常発生の有無を判別するものである。
この発明のプラント監視システムは、監視対象物の周囲を監視する、少なくとも3台以上の複数台の監視装置を、互いに隣接して設置されており、監視装置は所定の監視範囲を監視するものであり、3台以上の複数台の内から任意の隣接して設置された3台をとり出し、一方の端から第2、中央を第1、他端を第3の監視装置と称するとき、第1の監視装置が監視する第1の監視範囲の一部分と、隣接する第2、第3の監視装置がそれぞれ監視する第2、第3の監視範囲の一部分とがそれぞれに重複する第1および第2の重複監視領域を監視するよう設置されており、複数の監視装置に通信回線を介して設けられた監視情報比較装置が、第1、第2の監視装置が監視する第1の重複監視領域の監視情報と、第1、第3の監視装置が監視する第2の重複監視領域の監視情報とを比較することによって、第1〜第3の監視装置の監視機能の異常発生の有無を判別することが出来るので、いずれの監視装置に故障が発生したか容易に判別可能となり、また、周囲環境の変化に左右されることなく、故障判別が可能となるという効果がある。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、例えば原子力発電所の建屋全体の周辺に50m〜100m程度の間隔で互いに隣接して設置された複数台の監視装置の内、任意の3台分のみを取り出して図示したプラント監視システム100のブロック図である。
図1において、プラント監視システム100は3台の監視装置の内、図1の中央に配置された監視装置を第1の監視装置1とし、この第1の監視装置1の両端には第2の監視装置2および第3の監視装置3が配置されている。第1の監視装置1に設けられた例えば、ディジタルカメラは、第1の監視範囲10aを所定の監視範囲とし、同様に第2の監視装置2は第2の監視範囲20aを、第3の監視装置は第3の監視範囲30aを監視している。そして、前記第1の監視装置1の前記隣接する監視装置2側の第1の監視範囲10aの一部と、前記第2の監視装置2の前記隣接する監視装置1側の第2の監視範囲20aの一部とは、第1の重複監視領域4を監視するように、また同様に第1の監視範囲10aと第3の監視範囲30aの互いに隣接する一部は、第2の重複領域5を監視するように前記第1〜第3の監視装置1〜3が設置されている。
なお、図1に示す監視装置2および監視装置3のそれぞれの他端には、図示省略の他の監視装置が設けられており、これらとの間にも前記したと同様の重複監視領域を監視する。前記監視装置1〜3を含めプラント監視システム100内のすべての監視装置は、通信回線6を介して接続され、監視装置の送信する映像情報を受信し、その映像情報を分析して監視装置に発生した監視機能の故障を判別する監視情報比較装置7が設けられている。
なお、この監視情報比較装置7は、例えば発電プラントの中央管理室や、人や車両が出入りする主要ゲート(守衛室)に設けてあり、監視装置1〜3の監視機能例えばカメラや、情報伝送系の故障に伴うところの監視映像が受信できない場合、前記監視装置1〜3の内のいずれに故障発生したかを判別し、その情報を警報として画面、音声等で出力する。
次に動作を図2のフロー図に基づいて説明する。
ST1において、監視情報比較装置7は第1、第2の監視装置1、2から受信する映像情報の内、監視範囲がオーバラップした第1の重複監視領域4の映像情報を比較する。第1、第2の監視装置1、2の監視機能に異常(故障)が発生していない状態では、監視情報比較装置7は、第1、第2の監視装置1、2から同じ映像情報を受信し、ST2において食い違いがないと判定してST4に移行する。
一方、ST2において食い違いがあると判定すると、つまり第1、第2の監視装置1、2から受信する第1の重複監視領域4の映像情報が異なる場合は、ST3に移行する。その後ST5にて第1、第3の監視装置1、3から受信する映像情報の内、第2の重複監視領域5の映像情報を比較し、第1、第3の監視装置1、3から同じ映像情報を受信していると、つまり食い違いがないと判別するとST8に移行し監視装置2の監視機能に異常が発生していると判別し、画像、音声による警報を発信する。
ST5にて、食い違いがあると判別すると、つまり第1、第3の監視装置1、3から第2の重複監視領域5の異なる映像情報を受信している場合には、ST7に移行し第1の監視装置1の監視機能に異常発生と判別する。
一方、ST4にて、第1、第3の監視装置1、3から受信する映像情報のうち第2の重複監視領域5の映像情報を比較し、ST6で第1、第3の監視装置1、3から同じ情報を入手していない、つまり食い違いがあると判別すると、ST9にて第3の監視装置3の監視機能に異常があると判別する。
ST6にて、第1、第3の監視装置1、3から同じ情報を入手している、つまり食い違いがないと判別すると、ST10にて監視装置1〜3の監視機能には故障なしと判別する。
このようにして、任意の3台の監視装置の監視機能の異常発生の有無のチェックを終了すると、故障の修理または複数台の監視装置の次の任意の3台について前記ST1〜ST10と同様のフローによって異常発生の有無をチェックする作業に移行する。
前記監視情報比較装置7による映像監視情報の比較は、例えば受信する映像の明暗度をパターンマッチングすることなどによって行われる。
以上のように、この実施の形態1によるプラント監視システム100は、少なくとも3台以上の複数の監視装置から隣接する3台の監視装置間の重複監視領域の映像監視情報の食い違いを逐次比較することにより、どの監視装置の監視機能に異常が発生しているかを、監視装置の設置環境変化の影響に左右されることなく容易に判別することが出来る。
実施の形態2.
次に実施の形態2について説明する。なお、この実施の形態2は、前述した実施の形態1において、監視装置1の監視機能に異常発生が有りと判別された後の処理に関するものである。この実施の形態2によるプラント監視システム100の構成要素は実施の形態1で示した図1とほぼ同じであるが、以下の点が異なる。
すなわち、第1〜第3の監視装置1〜3には、監視範囲を可変とする機構、例えば首振りカメラがそれぞれに設けてある。この監視範囲可変機構は、監視情報比較装置7の出力する信号によって駆動され、監視範囲を可変とする。従って、この実施の形態2のプラント監視システム100は、前述した図1を用いて以下の説明を行う。但し、前記監視範囲可変機構は、図示省略されている。
第1の監視装置1は監視範囲10aを所定の監視範囲とし、同様に第2の監視装置2は所定の監視範囲20aを、第3の監視装置も所定の監視範囲30aを監視している。そして、前記第1の監視装置1の前記隣接する監視装置2側の監視範囲10aの一部と、前記第2の監視装置2の前記隣接する監視装置1側の監視範囲20aの一部とは、第1の重複監視領域4を監視するように、また同様に監視装置10aと監視範囲30aの互いに隣接する一部は、第2の重複監視領域5を監視するように前記第1〜第3の監視装置1〜3が設置されている。なお、図1に示す監視装置2および監視装置3のそれぞれの他端には、図示省略の監視装置が設けられており、これらとの間にも前記重複した監視範囲を有している。
次に動作について述べる。
前述したようにこの実施の形態2は、例えば隣接して設置された中央に位置する第1の監視装置1が所定の監視範囲を監視中に監視機能に異常が認められた後の処理に係るものである。従って第1の監視装置1の異常発生有と判別するフローは、実施の形態1で示したフロー図2によると、ST1、ST2、ST3、ST5、ST7のフローとなる。第1の監視装置1が監視機能に異常発生した状態を図3のブロック図に示す。第1の監視装置1は図1に示した監視範囲と同じ監視範囲である所定の監視範囲を監視していたが、図3では故障により監視不可能な状態である。第1の監視装置1に異常が発生したことを監視情報比較装置7が判別すると、第2、第3の監視装置2、3の図示省略した監視範囲可変機構に駆動信号を出力し、これを受信した第2、第3の監視装置2、3は監視範囲可変機構を駆動させ図3に示すように、それぞれ第2、第3の監視装置2、3の前記所定の監視範囲20a、30aより広い第1、第2の拡大監視範囲20b、30bを監視可能とする。
この場合、第2の監視装置2は第1の監視装置1が監視していた所定の監視範囲10aを補完するように、前記監視範囲可変機構によって第1の拡大監視範囲20bを監視可能とするよう設定される。また同様に第3の監視装置3も第1の監視装置1が監視していた所定の監視範囲10aを補完するように、第2の拡大監視範囲30bを監視可能とするように設定される。そして前記第1の監視装置1の元の所定の監視範囲10a内において、前記第1、第2の拡大監視範囲20b、30bの一部分がオーバラップして、第3の重複監視領域8を監視する。
以上を含め、図3の状態を初期状態として、第2、第3の監視装置2、3の故障を判別するフローを図4によって説明する。繰り返しの説明となるが図4におけるST1、ST2、ST3、ST5、ST7は、前述した実施の形態1の図2におけるそれと同一である。図4のST7において、監視情報比較装置7が第1の監視装置1の異常発生を判別すると信号を出力し、ST21にて第2の監視装置2の監視範囲可変機構を動作し、監視範囲を拡大させて第1の拡大監視範囲20bを監視可能とするよう設定するとともに、ST22にて、第3の監視装置3も同様に第2の拡大監視範囲30bを監視可能とするよう設定する。この状態が図3に示されている。
ST23にて、監視装置2、3による第3の重複監視領域8を監視する。監視装置1の異常回復までの期間は、第3の重複監視領域8と図3の監視装置2では図示省略の左隣の監視装置と監視装置3では右隣の図示省略した監視装置とのいずれかの重複監視領域からの監視情報の比較を行うことにより、監視装置1以外の監視装置の異常発生の有無を判別するとともにプラント監視を継続して実施する。
このようにこの実施の形態2では、監視装置の異常を判別可能であるとともに、この判別した監視装置の両隣に設置された監視装置の監視範囲可変機構によって監視範囲の再構成を行って重複領域を監視することにより監視対象物全体の監視を継続して行うことができる。従って、例えば午後8時頃の夜間に異常の発生を判別した際にでも、前記監視範囲の再構成を自動的に行えるので、夜間における修復作業を行う必要なく継続した監視が可能となるとともに、監視装置に異常の発生の判別も行えるという優れた効果がある。
実施の形態3.
この実施の形態3は、前述した実施の形態1、2の重複監視領域内の監視情報をより容易に判別することを可能とするものである。以下、図に基づいて説明する。
図5は実施の形態1に示した図1のプラント監視システム100に点滅光源9を追加して設けたものであり、点滅光源9以外は図1と同様であるので説明を省略する。図5に示すように点滅光源9は、第1と第2の監視装置1、2による第1の重複監視領域4および第1、第3の監視装置1、3による第2の重複監視領域5に配置されている。この点滅光源9は一定のパターンで点滅する。従って監視情報比較装置7は、送信されるパターンを検出/比較すれば異常発生の有無を容易に判別することが出来る。
このような構成のプラント監視システム100は、例えば昼間の晴天時に監視対象物である建屋付近の樹木の影が第1の重複監視領域4に投影され、第2の重複監視領域5には日光が照射されて強いコントラスト差があるような画像が判別しにくい場合でも、点滅光源9の点滅パターンを判別することによって異常発生の判別を容易とする効果がある。
この実施の形態3の動作フローを図6に示す。図2にて示した実施の形態1のフローのST1、ST3、ST4の比較すべき監視情報が第1、第2の重複監視領域4と5であるのに対し、この実施の形態3では重複監視領域4または5の点滅光源9を対象としている点が異なるのみであるので、動作フローの説明は省略する。
実施の形態4.
この実施の形態4は前述した実施の形態3の点滅光源9に代わり、図7に示すように日時表示装置11を配置したものである。この日時表示装置11は、LED等により表示されるとともに前記点滅光源9と同様に一定パターンで点滅する。
この実施の形態4にプラント監視システム100を図7に、動作フローを図8に示すが、前記実施の形態3の点滅光源9に代わり日時表示装置11とした点が異なるのみであるので、図7、図8の説明は省略する。
このようにこの実施の形態4では日時表示装置11を重複監視領域4、5に設けているので、不法者によって監視装置1〜3に細工、改造を施して同じ映像画面を繰り返し表示させることにより見かけ上プラント監視システム100に異常発生がないとしようとする悪い計画を防止できるという効果がある。
実施の形態5.
次に実施の形態5のプラント監視システム100を図9に基づいて説明する。
図9に示すプラント監視システム100は監視対象物周囲の環境条件によって第1の監視装置1に対して第3の監視装置3を離れた個所に設置させなければならないような場合や、監視対象物の周囲に設置すべき監視装置の台数を削減させる必要が生じた場合を示す図であり、前述した図1に第1の鏡13a、第2の鏡13bを追加し、第1の鏡13aは第1の監視装置1の第1の監視範囲10a内に、第2の鏡13bは第3の監視装置3の第3の監視範囲30a内に設置するとともに、この第1、第2の鏡13a、13bは共通のエリアである第2の重複監視領域12の監視情報をキャッチして、前記第1、第3の監視装置1、3に重複した監視情報を送信するものである。図9から判るように図1に比較して第1の監視装置1と第3の監視装置3との距離は図9の方が大きい。上記以外は図1と同様であるので、説明省略する。
このような構成のプラント監視システム100の動作の内、第1、第2の鏡13a、13bに関する監視情報処理動作についてのみ説明する。前述したように、第1の監視装置1の監視範囲10a内に設置された第1の鏡13aと、第3の監視装置3の監視範囲30a内に設置された第2の鏡13bは共通した監視範囲である第2の重複監視領域12を監視し、第1の鏡13aは第1の監視装置1を介し、第2の鏡13bは第3の監視装置3を介して第2の重複監視領域12の監視情報を監視情報比較装置7に送信する。監視情報比較装置7は、説明省略した第1の重複監視領域4の監視情報と、前記第2の重複監視領域12の監視情報を比較することにより監視装置1〜3のいずれかの装置の異常発生有無を判別する。この動作フローを図10に示すが動作フローは前述した実施の形態1と類似であるので省略する。
以上この実施の形態5では第1、第2の鏡を設置しているので監視装置の設置困難な場合や監視装置の設置台数削減の必要性から、監視装置によって監視対象物を監視すべき監視範囲に欠落が生じた場合に、第1、第2の鏡によって代替機能を果たすことが出来るという効果がある。
なお、図9では第1と第3の監視装置1、3の間の第2の重複監視領域を監視する例を示したがこれに限らず第1、第2の監視装置1、2の間を重複監視領域として第1、第2の鏡13a、13bを設置してもよく、また監視装置1、2の間、監視装置1、3の間の双方を重複監視領域としてもよい。
なお前記実施の形態1〜5では、監視対象物の周囲に配置された、いわゆるエンドレス配置の例を示したが、必ずしもエンドレス配置に限定されることなく配置端を有する多数の複数台の監視装置が配置される場合に適用すると、両配置端の監視装置以外の監視装置には前記実施の形態1〜5と同様の効果を奏する。
この発明の実施の形態1〜5は発電所建屋や重要な監視管理対象物に地上からの不法な人物や車両の侵入を監視する監視システムに利用可能である。
この発明の実施の形態1によるプラント監視システムを示すブロック図である。 実施の形態1のプラント監視システムの動作フローを示す図である。 実施の形態2によるプラント監視システムを示すブロック図である。 実施の形態2のプラント監視システムの動作フローを示す図である。 実施の形態3によるプラント監視システムを示すブロック図である。 実施の形態3のプラント監視システムの動作フローを示す図である。 実施の形態4によるプラント監視システムを示すブロック図である。 実施の形態4のプラント監視システムの動作フローを示す図である。 実施の形態5によるプラント監視システムを示すブロック図である。 実施の形態5のプラント監視システムの動作フローを示す図である。
符号の説明
1 第1の監視装置、2 第2の監視装置、3 第3の監視装置、
4 第1の重複監視領域、5,12 第2の重複監視領域、6 通信回線、
7 監視情報比較装置、8 第3の重複監視領域、9 点滅光源、11 日時表示装置、
13a 第1の鏡、13b 第2の鏡、100 プラント監視システム。

Claims (5)

  1. 監視対象物の周囲を監視する、少なくとも3台以上の複数台の監視装置を、互いに隣接して設置したプラント監視システムであって、前記監視装置は所定の監視範囲を監視するものであり、前記複数台の内から任意の隣接して設置された3台をとり出し、一方の端から第2、中央を第1、他端を第3の監視装置と称するとき、前記第1の監視装置が監視する第1の監視範囲の一部分と、隣接する前記第2、第3の監視装置がそれぞれ監視する第2、第3の監視範囲の一部分とがそれぞれに重複する第1および第2の重複監視領域を監視するよう設置されており、前記複数の監視装置に通信回線を介して設けられた監視情報比較装置が、前記第1、第2の監視装置が監視する前記第1の重複監視領域の監視情報と、前記第1、第3の監視装置が監視する前記第2の重複監視領域の監視情報とを比較することによって、前記第1〜第3の監視装置の監視機能の異常発生の有無を判別することを特徴とするプラント監視システム。
  2. 監視対象物の周囲を監視する少なくとも3台以上の複数台の監視装置を、監視対象物の周囲に互いに隣接して設置したプラント監視システムであって、前記監視装置は所定の監視範囲と、該監視装置に設けられた監視範囲可変機構によって可変されて前記所定の監視範囲より広い拡大監視範囲を監視可能とするものであり、前記複数台の内から任意の隣接して設置された3台をとり出し、一方の端から第2、中央を第1、他端を第3の監視装置と称するとき、前記第1の監視装置が監視する前記所定の監視範囲の一部分と、隣接する前記第2、第3の監視装置がそれぞれ監視する所定の監視範囲の一部分とがそれぞれに重複する第1および第2の重複監視領域を監視するよう設置されており、前記複数の監視装置に通信回線を介して設けられた監視情報比較装置が、前記第1、第2の監視装置が監視する前記第1の重複監視領域の監視情報と、前記第1、第3の監視装置が監視する前記第2の重複監視領域の監視情報とを比較することによって、前記第1〜第3の監視装置の監視機能の異常発生の有無を判別するとともに、前記第1の監視装置に異常が発生したと判別したとき、前記監視情報比較装置の出力信号により、前記第2、第3の監視装置の監視範囲可変機構が駆動されて、前記拡大監視範囲を監視可能とすることにより、前記第1の監視装置が監視していた所定の監視範囲を前記第2、第3の監視装置で補完するとともに、前記第2、第3の監視装置の拡大監視範囲の一部分が重複する第3の重複監視領域を監視することを特徴とするプラント監視システム。
  3. 前記第1、第2の重複監視領域には、点滅光源が設置されていることを特徴とする請求項1に記載のプラント監視システム。
  4. 前記第1、第2の重複監視領域には、日時表示装置が設置されていることを特徴とする請求項1に記載のプラント監視システム。
  5. 監視対象物の周囲を監視する、少なくとも3台以上の複数台の監視装置を、互いに隣接して設置したプラント監視システムであって、前記監視装置は所定の監視範囲を監視するものであり、前記複数台の内から任意の隣接して設置された3台をとり出し、一方の端から第2、中央を第1、他端を第3の監視装置と称するとき、前記第1〜第3の監視装置は、それぞれ第1〜第3の監視範囲を監視するものであり、前記第1の監視範囲の一部分と第2の監視範囲の一部分とが重複する第1の重複監視領域を監視するように、前記第1、第2の監視装置が設置されており、前記第1の監視範囲の前記第1の重複監視領域の反対側には、第1の鏡が設けられているとともに、前記第3の監視範囲には第2の鏡が設けられており、前記第1、第2の鏡は、前記第1、第3の監視装置間の第2の重複監視領域の監視情報を映すものであり、前記複数の監視装置に通信回線を介して設けられた監視情報比較装置が、前記第1、第2の監視装置が監視する前記第1の重複監視領域の監視情報と、前記第1、第3の監視装置が前記第1、第2の鏡を介して監視する前記第2の重複監視領域の監視情報とを比較することによって、前記第1〜第3の監視装置の監視機能の異常発生の有無を判別することを特徴とするプラント監視システム。
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