JP2008165537A - 動的再構成可能プロセッサ及び再構成指示方法 - Google Patents

動的再構成可能プロセッサ及び再構成指示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のプロセッサエレメントから構成されるグループを動的に変更可能とし、単一の状態管理部によって各グループの動的再構成を行う動的再構成可能プロセッサ構造を提供する。
【解決手段】動的再構成可能プロセッサにおいて、再構成情報によって機能を変更可能な複数のプロセッサエレメント6と、再構成情報によってプロセッサエレメント6間の信号の導通状態を変更可能なエレメント間配線と、再構成情報及び再構成用トリガー信号を各プロセッサエレメント6へ転送する状態管理部と、状態管理部と各プロセッサエレメント6を接続する再構成用配線とから構成され、再構成用トリガー信号をマスクするマスク情報を格納するマスクメモリ606を各プロセッサエレメント6内に設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、構成を動的に変更可能なプロセッサに関し、特に、複数のプロセッサエレメントと複数のエレメント間配線を構成要素とする動的再構成可能プロセッサの再構成指示に適用して有効な技術に関する。
従来は、特開2004−133780号公報「アレイ型プロセッサ」(特許文献1)に記載のように、動的再構成可能プロセッサにおいて部分再構成を行うために上記プロセッサ中のプロセッサエレメント群をいくつかのグループに分け、各グループに1つの状態管理部を設け、それによってグループごとに再構成を行っていた。
また、従来は、特許3674515号公報「アレイ型プロセッサ」(特許文献2)に記載のように、状態管理部は1つとし、各プロセッサエレメントまたは各グループに命令コードを指定するための有効または無効な、独立したアドレスを並列に与えていた。
特開2004−133780号公報 特許3674515号公報
しかしながら、特許文献1は、グループが固定されることによって処理の柔軟性がなくなることに加え、複数の状態管理部が必要なので回路面積が増加する、という問題点がある。
さらにまた、特許文献1は、各プロセッサエレメントを1グループとすることにより柔軟性は確保されるが、状態管理部がプロセッサエレメントと同数だけ必要になるので状態管理部の回路面積が非常に大きくなるという問題点がある。
また、特許文献2は、各プロセッサエレメントまたは各グループに独立したアドレスを並列に与えるためにプロセッサエレメント数またはグループ数に等しいアドレス指定配線を必要とするので配線面積が増加する、という問題点がある。
そこで、本発明の第1の目的は、複数のプロセッサエレメントから構成されるグループを動的に変更可能とし、単一の状態管理部によって各グループの動的再構成を行う動的再構成可能プロセッサを提供することである。
また、本発明の第2の目的は、構成情報アドレスを指定するための少ない配線で高速な部分再構成を可能とする動的再構成可能プロセッサを提供することである。
また、本発明の第3の目的は、さらに少ない構成情報で部分再構成を可能とする動的再構成可能プロセッサを提供することである。
また、本発明の第4の目的は、少ない構成情報で部分再構成を可能とする再構成指示方法を提供することである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
前記第1の目的を達成するために、本発明は再構成用トリガー信号をマスクするマスク情報を格納するマスクメモリを各プロセッサエレメント内に設けたものである。
これによって、単一の状態管理部を備えながら、複数のプロセッサエレメントから構成されるグループをマスクメモリ中のマスク情報の値によって動的に変更可能となる。
さらに、動的再構成したいグループのみマスクメモリの値を有効な値にすることによって指定グループの動的再構成が可能となる。
また、前記第2の目的を達成するために、本発明は再構成を制御する複数のマスク情報を格納するマスクメモリを各プロセッサエレメント内に設け、上記複数のマスク情報のうちの1つを指定するマスク情報アドレスを指定する、状態管理部と各プロセッサエレメントとを接続するマスク情報アドレス指定配線を設けたものである。
これによって、全プロセッサエレメントに対して、1セットのアドレス指定配線のみを用いて、指定したグループのみを指定した方法で再構成することが可能である。
また、これによって、あらかじめ各プロセッサエレメント内に構成情報とマスク情報をダウンロードしておき、再構成の際に両者のアドレスを指定することによって、N個のグループをM個の異なる構成情報で再構成したい場合、Mステップの時間で再構成可能である。
従来は、状態管理部が1つでその状態管理部にマスクメモリがあっても、M個の構成情報、及び、バスのように共通化することができないN本の配線、が必要だった。
また、前記第3の目的を達成するために、本発明はマスク情報の反転、または演算を制御するマスク制御情報を転送する、状態管理部と各プロセッサエレメントとを接続するマスク制御配線を設けたものである。
これによって、1つの構成情報によって、マスクがされた構成、マスクのビットを反転させたマスクがなされた構成、いくつかのマスクの演算結果によって得られるマスク情報によってマスクがなされた構成を実現可能なので、より少ない構成情報で部分再構成を可能とする構造を提供することができる。
また、前記第4の目的を達成するために、動的再構成可能プロセッサに対する再構成指示方法において、再構成用トリガー信号をマスクするマスク情報、または、前記マスク情報及びマスク情報を制御するマスク制御情報をさらに指示したものである。
これによって、1つの構成情報によって、マスクがされた構成、マスクのビットを反転させた等のマスクを制御することによって得られる構成を実現可能なので、より少ない再構成情報で部分再構成を実現することができる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、プロセッサの再構成に先立って各プロセッサエレメントへ逐次的にマスク情報を配布することができ、しかも、各プロセッサエレメントに共通な配線を使ってマスク情報を配布できるので、マスク情報配布のための配線数を少なくすることができる。
また、本発明によれば、複数のマスク情報が格納されたマスクメモリとマスク情報指定用の、全プロセッサエレメントに共通のマスクアドレス配線を使って再構成を次々と行うことができるので、複数のプロセッサエレメントまたはプロセッサエレメントのグループに対して各々異なる再構成を少数の配線だけで行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサについて図1〜図8を用いて説明する。
まず、図1により、本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサとそれを含むシステム例のうち、データ処理に関連する部分について説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサとそれを含むシステム例のうち、データ処理に関連する部分を示す図である。
図1において、動的再構成可能プロセッサ5は、CPU1、メモリ2、データ転送を制御するダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)3がバス4を介して接続され、複数のプロセッサエレメント6及びプロセッサエレメント6間のデータ転送を行うエレメント間配線509から構成されるプロセッサアレイ部503、プロセッサエレメント6に演算データを供給するための演算データ用メモリ505、メモリ2と演算データ用メモリ505との間でデータを転送するデータ転送用配線504、プロセッサエレメント6とエレメント間配線509の再構成を制御する状態管理部502、プロセッサエレメント6とエレメント間配線509を再構成する情報を格納する構成情報バッファ507、メモリ2から構成情報バッファ507へ構成情報を転送するための構成情報転送用外側配線508から構成されている。
また、プロセッサエレメント6は、高速な再構成を実現するためにプロセッサエレメント6内で構成情報を保持するための構成情報メモリ601、演算を行うためのALU602、構成情報メモリ601からALU602へ構成情報を転送する構成情報転送用内側配線603などから構成されている。
ここで、本実施の形態での動的再構成可能プロセッサ5の演算動作について説明する。
まず、CPU1がDMAC3を使って、メモリ2上にある演算用入力データを演算データ用メモリ505へ転送する。
状態管理部502はプロセッサアレイ部503を起動し、プロセッサアレイ部503は演算データ用メモリ505からエレメント間配線509を通じてデータを入力し、プロセッサエレメント6で演算し、その演算結果をエレメント間配線509を通じて他のプロセッサエレメント6へ転送することで転送先のプロセッサエレメント6で再び演算すると言うプロセスを繰り返し、最終的な演算結果をエレメント間配線509を通じて演算データ用メモリ505へ戻す。
CPU1は再びDMAC3を使って、演算データ用メモリ505上にある演算結果をメモリ2へ転送する。
尚、ここでは省略したが、CPU1と状態管理部502との間ではデータ転送の開始・終了などを制御するために同期処理が行われる。
次に、図2により、本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサとそれを含むシステム例のうち、再構成に関連する部分について説明する。図2は本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサとそれを含むシステム例のうち、再構成に関連する部分を示す図である。
図2において、動的再構成可能プロセッサ5は、状態管理部502がプロセッサエレメント6の再構成を制御するための再構成用配線501、再構成情報を構成情報バッファ507から構成情報メモリ601へ転送するための構成情報転送用配線506から構成されている。他の構成は図1の構成と同様である。
尚、再構成はエレメント間配線509に対しても行われるがプロセッサエレメント6の再構成と同様なのでここでは省略した。
ここで、本実施の形態での動的再構成可能プロセッサ5の再構成動作について説明する。
まず、CPU1がDMAC3を使って、メモリ2上にある構成情報を構成情報バッファ507へ転送する。
状態管理部502は再構成情報を構成情報バッファ507から構成情報転送用配線506を通じて構成情報メモリ601へ転送する。
次に、状態管理部502は再構成用配線501を通じてプロセッサエレメント6を制御し、プロセッサエレメント6内の構成情報メモリ601内の構成情報を構成情報転送用内側配線603を通じてALU602へ転送し、ALU602の再構成を行う。
尚、ここでは省略したが、CPU1と状態管理部502との間では構成情報の転送の開始・終了などを制御するために同期処理が行われる。
次に、図3により、本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの比較例として、従来のプロセッサエレメントの構成の一例について説明する。図3は従来のプロセッサエレメントの構成の一例を示す図である。
図3において、従来のプロセッサエレメントは、構成情報メモリ601内に格納された構成情報のうちの1つを選択する構成情報選択スイッチ604、構成情報転送用配線506を通じて転送された構成情報を構成情報メモリ601のどのアドレスへ入力するかを選択する入力用スレッド情報選択スイッチ701から構成されている。
再構成用配線501は再構成を起動する再構成用トリガー信号線5011と構成情報メモリ601内に格納された再構成情報のアドレスを指定する構成情報アドレス指定配線5012の2つから構成される。
構成情報転送用配線506は構成情報を転送する入力構成情報転送用配線5061と構成情報を構成情報メモリ601のどのアドレスへ入力するかを指定する入力構成情報アドレス指定配線5062から構成される。
ここで、図3に示すプロセッサエレメントでの再構成動作について説明する。
まず、状態管理部502は構成情報バッファ507に対して構成情報バッファ507内の構成情報のアドレスを指定することによって、入力構成情報転送用配線5061に構成情報を転送する。
さらに、状態管理部502は入力構成情報アドレス指定配線5062に構成情報を構成情報メモリ601のどのアドレスへ入力するかを指定する。
入力用スレッド情報選択スイッチ701は入力構成情報アドレス指定配線5062上の指定されたアドレス情報に基づき、入力構成情報転送用配線5061上の構成情報を構成情報メモリ601の指定されたアドレスに格納する。
次に、状態管理部502は構成情報アドレス指定配線5012に次に再構成すべき再構成情報が格納された構成情報メモリ601内のアドレスを転送する。
さらに、状態管理部502は、あからじめプログラムされたタイミング、または、プロセッサアレイ部503の処理中の動作状態に基づいて、再構成を起動するための信号を再構成用トリガー信号線5011に送出する。
構成情報選択スイッチ604は構成情報アドレス指定配線5012によって指定されたアドレスにある構成情報メモリ601内の再構成を選択してALU602に転送する。
ALU602は構成情報選択スイッチ604が選択した構成情報に基づき、再構成用トリガー信号線5011を通じて送出された起動信号によってALU602の再構成を行う。
次に、図4により、本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例について説明する。図4は本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例を示す図である。
図4において、プロセッサエレメント6は、再構成用トリガー信号線5011を通じて送出される再構成用トリガー信号をマスクするマスク情報を格納するマスクメモリ606、再構成用トリガー信号線5011を通じて送出される再構成用トリガー信号とマスクメモリ606に格納されたマスク情報を使って再構成用トリガー信号をマスクするか否かを決定するAND演算器605を備えている。
入力用スレッド情報選択スイッチ701の出力は図3では構成情報メモリ601のみに接続されていたが、図4においては、マスクメモリ606にも接続される。
即ち、本実施の形態でのプロセッサエレメント6を動的再構成可能プロセッサに対する再構成指示手段という観点から見ると、再構成用トリガー信号をマスクするマスク情報を指示する手段が従来に対して追加された、と見ることができる。
ここで、図4に示すプロセッサエレメントでの再構成動作について説明する。
まず、状態管理部502はメモリ2に格納されたマスク情報を入力構成情報転送用配線5061に送出する。
さらに、状態管理部502はマスクメモリ606を指定するアドレスを入力構成情報アドレス指定配線5062に送出する。
入力用スレッド情報選択スイッチ701は入力構成情報アドレス指定配線5062上の指定されたアドレス情報に基づき、入力構成情報転送用配線5061上のマスク情報をマスクメモリ606に格納する。
次に、状態管理部502は構成情報アドレス指定配線5012に次に再構成すべき構成情報が格納された構成情報メモリ601内のアドレスを転送する。
さらに、状態管理部502は、あからじめプログラムされたタイミング、または、プロセッサアレイ部503の処理中の動作状態に基づいて、再構成を起動するための信号を再構成用トリガー信号線5011に送出する。
構成情報選択スイッチ604は構成情報アドレス指定配線5012によって指定されたアドレスにある構成情報メモリ601内の構成情報を選択してALU602に転送する。
AND演算器605は再構成用トリガー信号線5011に送出された再構成用トリガー信号とマスクメモリ606との論理積を取り、その演算結果をALU602に転送する。
この時、マスクメモリ606内のマスク情報が「1」で再構成用トリガー信号が「1」の場合のみ演算結果は「1」となり、それ以外の場合は演算結果は「0」となる。
ALU602は構成情報選択スイッチ604が選択した構成情報に基づき、AND演算器605から転送された演算結果が「1」のタイミングでALU602の再構成を行う。
これによりマスク情報が「1」のプロセッサエレメント6のみが再構成されるので、部分再構成が実現できる。
この実現において入力構成情報アドレス指定配線5062にプロセッサエレメント6の位置アドレスと入力用スレッド情報選択スイッチ701にプロセッサエレメント6の位置アドレス判定スイッチを追加することにより、入力構成情報アドレス指定配線5062を各プロセッサエレメント6に共通なバスとして構成できる。
これによりマスク情報をマスクメモリ606へ逐次的に送出することが可能になるので、配線資源を少なくすることができる。
また、マスクメモリ606内のアドレスを指定するために入力構成情報アドレス指定配線5062の配線数が数ビット分増加する可能性があるが、入力構成情報アドレス指定配線5062を各プロセッサエレメント6に共通なバスとして構成できるので、配線の増加を少なくすることができる。
また、入力構成情報転送用配線5061を構成情報とマスク情報で共用することにより、配線資源の増加をさらに抑えることができる。
ここで、図5により、本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報について説明する。図5は本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報を示す図であり、6×6のマトリクス状に配置されたマスク情報の例を示している。
例えば、図5の1001は第3行4列にあるプロセッサエレメント6のマスクメモリ606に格納されたマスク情報が「1」であることを示し、図5の1002は第3行5列にあるプロセッサエレメント6のマスクメモリ606に格納されたマスク情報が「0」であることを示す。
したがって、図5の101に示されたプロセッサエレメント群の各マスクメモリ606にはマスク情報「1」が、図5の102に示されたプロセッサエレメント群の各マスクメモリ606にはマスク情報「0」が格納されていることを表す。
この図5に示されるマスク情報により、プロセッサエレメント群101のみが部分再構成される。
以下、図6〜図8により、従来技術による部分再構成手段と本実施の形態による部分再構成手段の違いについて説明する。
まず、図6は従来の部分再構成可能な動的再構成可能プロセッサ5における、状態管理部502とプロセッサエレメント6の関係の一例を示す図である。これは、前述の特許文献1の「アレイ型プロセッサ」で開示されているものである。
図6において、状態管理部502は、構成情報メモリ601内の構成情報のアドレスを格納した構成情報アドレスメモリ5021を有している。
従来は、図6で示すように、動的再構成可能プロセッサ5において部分再構成を行うためにプロセッサ中のプロセッサエレメント群をいくつかのグループに分け、各グループに1つの状態管理部502と構成情報アドレスメモリ5021を設け、それによってグループごとに部分再構成を行っていた。
本従来技術は、グループが固定されることによって処理の柔軟性がなくなることに加え、複数の状態管理部502が必要なので回路面積が増加する、という問題点がある。
さらに、各プロセッサエレメント6を1グループとすることにより柔軟性は確保されるが、状態管理部502がプロセッサエレメントと同数だけ必要になるので状態管理部の回路面積が非常に大きくなるという問題点がある。
また、図7は従来の部分再構成可能な動的再構成可能プロセッサ5における、状態管理部502とプロセッサエレメント6の関係の別の一例を示す図である。これは、前述の特許文献2の「アレイ型プロセッサ」で開示されているものである。
図7において、状態管理部502は、構成情報アドレスメモリ5021のアドレスを各プロセッサエレメント6または各プロセッサエレメントグループへ送出するか否かを決定する、各プロセッサエレメント6または各プロセッサエレメントグループごとに用意されたマスク情報アドレスメモリ5022を有している。
従来は、各プロセッサエレメント6または各プロセッサエレメントグループに構成情報のアドレスを指定するための有効または無効な、独立したアドレスを並列に与えることにより、部分再構成を行っていた。
本従来技術は、各プロセッサエレメント6または各プロセッサエレメントグループに独立したアドレスを並列に与えるためにプロセッサエレメント数またはグループ数に等しいアドレス指定配線を必要とするので回路面積が増加する、という問題点がある。
また、図8は本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサの動的再構成可能プロセッサ5における、状態管理部502とプロセッサエレメント6の関係の一例を示す図である。
図8において、状態管理部502から再構成用トリガー信号線5011を通じて各プロセッサエレメント6に送出された再構成用トリガー信号の有効・無効がマスクメモリ606によって判定されることによって部分再構成が行われる。
再構成用トリガー信号線5011は各プロセッサエレメント6に独立な配線でなく各プロセッサエレメント6に共通なバスで良く、また、図4の説明で述べたようにマスクメモリ606へのマスク情報の格納に使う入力構成情報アドレス指定配線5062も各プロセッサエレメント6に共通なバスとして構成できるので配線の増加を少なくすることができる。
したがって、本実施の形態の動的再構成可能プロセッサ5では従来技術と比較してかなり少ない配線資源で部分再構成を実現することが可能である。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2に係る動的再構成可能プロセッサについて図9及び図10を用いて説明する。本実施の形態以降では、実施の形態1と同じ部分は省略し、異なる部分だけ説明する。
まず、図9により、本発明の実施の形態2に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例について説明する。図9は本発明の実施の形態2に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例を示す図である。
図9において、プロセッサエレメント6は、マスクメモリ606内のマスク情報を選択するマスク情報選択スイッチ607、複数のマスク情報を格納できるマスクメモリ606を備えている。
図9の5013はマスクメモリ606の複数のマスク情報のうちの1つを選択するためのマスク情報アドレス指定配線を示している。
本実施の形態でのプロセッサエレメント6を動的再構成可能プロセッサに対する再構成指示手段という観点から見ると、再構成用トリガー信号をマスクするマスク情報を指示する手段と、マスク情報から1つのマスク情報を選択する、即ち、マスク情報を制御するマスク制御情報を指示する手段が従来に対して追加された、と見ることができる。
尚、図9では構成情報バッファ507から構成情報メモリ601に構成情報を転送することに関連した、図1に見られるような入力用スレッド情報選択スイッチ701、入力構成情報転送用配線5061、入力構成情報アドレス指定配線5062の記載、及び、動作説明は省略する。
ここで、図9に示すプロセッサエレメントでの再構成動作について説明する。
まず、状態管理部502は構成情報アドレス指定配線5012に次に再構成すべき再構成情報が格納された構成情報メモリ601内のアドレスを転送する。
次に、状態管理部502はマスク情報アドレス指定配線5013に次にマスクすべきマスク情報が格納されたマスクメモリ606内のアドレスを転送する。
さらに、状態管理部502は、あからじめプログラムされたタイミング、または、プロセッサアレイ部503の処理中の動作状態に基づいて、再構成を起動するための信号を再構成用トリガー信号線5011に送出する。
構成情報選択スイッチ604は構成情報アドレス指定配線5012によって指定されたアドレスにある構成情報メモリ601内の構成情報を選択してALU602に転送する。
マスク情報選択スイッチ607はマスク情報アドレス指定配線5013によって指定されたアドレスにあるマスクメモリ606内のマスク情報を選択してAND演算器605に転送する。
AND演算器605は再構成用トリガー信号線5011に送出された再構成用トリガー信号とマスクメモリ606からマスク情報選択スイッチ607によって選択されたマスク情報との論理積を取り、その演算結果をALU602に転送する。
この時、マスク情報選択スイッチ607によって選択されたマスク情報が「1」で再構成用トリガー信号が「1」の場合のみ演算結果は「1」となり、それ以外の場合は演算結果は「0」となる。
ALU602は構成情報選択スイッチ604が選択した構成情報に基づき、AND演算器605から転送された演算結果が「1」のタイミングでALU602の再構成を行う。
これによりマスク情報選択スイッチ607によって選択されたマスク情報が「1」のプロセッサエレメント6のみが再構成されるので、部分再構成が実現できる。
また、実施の形態1と同様にして少ない配線資源で構成することができる。
さらに、マスクメモリ606に複数のマスク情報を格納することにより、異なる種類のマスク情報を使った部分再構成を高速に行うことができる。
ここで、図10により、本発明の実施の形態2に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報について説明する。図10は本発明の実施の形態2に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報を示す図であり、6×6のマトリクス状に配置された複数のマスク情報を示し、図10の103、104、105、106は各々、プロセッサエレメント群を表している。
図10(a)、図10(b)、図10(c)、図10(d)は、各々、プロセッサエレメント群103、104、105、106の各マスクメモリ606に格納されたマスク情報のみが「1」で他は「0」であることを示す。
図10で示されるマスク情報により、プロセッサエレメント群103、104、105、106のみを部分再構成することが可能になる。
また、これらの部分再構成を順次、適用することにより、ある構成で処理を実行中に、処理が終了したプロセッサエレメント群から順に次の構成へ移ることが可能になる。
例えば、プロセッサエレメント群103の処理が終了したが、プロセッサエレメント群104、105、106の処理が進行中の場合、プロセッサエレメント群103のみ再構成し、プロセッサエレメント群103のみ、次の構成での処理を開始する。
次に、プロセッサエレメント群104の処理が終了すれば、プロセッサエレメント群104のみ再構成し、プロセッサエレメント群104のみ、次の構成での処理を開始する。
これを続けて行うことにより、全プロセッサエレメントの処理の終了を待つことなく、次の構成での処理に移ることができるので、処理時間の短縮ができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3に係る動的再構成可能プロセッサについて図11及び図12を用いて説明する。本実施の形態以降では、実施の形態1と同じ部分は省略し、異なる部分だけ説明する。
まず、図11により、本発明の実施の形態3に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例について説明する。図11は本発明の実施の形態3に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例を示す図である。
図11において、プロセッサエレメント6は、マスクメモリ606内のマスク情報をそのまま用いるか反転させて用いるかを決定するマスク反転用XOR演算器608を備えている。図11の5014は、マスク情報をそのまま用いるか反転させて用いるかを指定する信号を転送するマスク情報反転指定配線を示している。
本実施の形態でのプロセッサエレメント6を動的再構成可能プロセッサに対する再構成指示手段という観点から見ると、再構成用トリガー信号をマスクするマスク情報を指示する手段と、マスク情報の反転を制御する、即ち、マスク情報を制御するマスク制御情報を指示する手段が従来に対して追加された、と見ることができる。
尚、図11では構成情報バッファ507から構成情報メモリ601に構成情報を転送することに関連した、図1に見られるような入力用スレッド情報選択スイッチ701、入力構成情報転送用配線5061、入力構成情報アドレス指定配線5062の記載、及び、動作説明は省略する。
ここで、図11に示すプロセッサエレメントでの再構成動作について説明する。
まず、状態管理部502は構成情報アドレス指定配線5012に次に再構成すべき再構成情報が格納された構成情報メモリ601内のアドレスを転送する。
次に、状態管理部502はマスク情報反転指定配線5014に次にマスクすべきマスクメモリ606内のマスク情報をそのまま用いるか反転させて用いるかを指定するマスク情報利用情報を転送する。
さらに、状態管理部502は、あからじめプログラムされたタイミング、または、プロセッサアレイ部503の処理中の動作状態に基づいて、再構成を起動するための信号を再構成用トリガー信号線5011に送出する。
構成情報選択スイッチ604は構成情報アドレス指定配線5012によって指定されたアドレスにある構成情報メモリ601内の構成情報を選択してALU602に転送する。
マスク反転用XOR演算器608はマスク情報反転指定配線5014によって指定されたマスク情報利用情報とマスクメモリ606内のマスク情報の排他的論理和を計算してその演算結果をAND演算器605に転送する。
この時、マスク情報反転指定配線5014によって指定されたマスク情報利用情報が「0」の場合、マスクメモリ606内のマスク情報がそのまま演算結果となり、マスク情報反転指定配線5014によって指定されたマスク情報利用情報が「1」の場合、マスクメモリ606内のマスク情報を反転したものが演算結果となる。
AND演算器605は再構成用トリガー信号線5011に送出された再構成用トリガー信号とマスク反転用XOR演算器608から転送されたデータとの論理積を取り、その演算結果をALU602に転送する。
この時、マスク反転用XOR演算器608の演算結果が「1」で再構成用トリガー信号が「1」の場合のみ演算結果は「1」となり、それ以外の場合は演算結果は「0」となる。
ALU602は構成情報選択スイッチ604が選択した構成情報に基づき、AND演算器605から転送された演算結果が「1」のタイミングでALU602の再構成を行う。
これによりマスク情報反転指定配線5014によって指定されたマスク情報利用情報が「0」の場合、マスクメモリ606内のマスク情報が「1」となるプロセッサエレメント6のみが、また、マスク情報反転指定配線5014によって指定されたマスク情報利用情報が「1」の場合、マスクメモリ606内のマスク情報が「0」となるプロセッサエレメント6のみが再構成されるので、部分再構成が実現できる。
本実施の形態では、実施の形態1で説明した配線に加えて、マスク情報反転指定配線5014が必要となるが、この配線は各プロセッサエレメント6に共通なバスとして構成することができる。
したがって、本実施の形態もまた、実施の形態1と同様にして少ない配線資源で構成することができる。
さらに、マスク情報反転指定配線5014にマスク情報利用情報を送出することにより、マスク情報を反転させた部分再構成を高速に行うことができる。
ここで、図12により、本発明の実施の形態3に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報について説明する。図12は本発明の実施の形態3に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報を示す図であり、6×6のマトリクス状に配置されたマスク情報を示しており、図12(a)はプロセッサエレメント群の各マスクメモリに格納されたマスク情報、図12(b)はプロセッサエレメント群の各マスクメモリに格納されたマスク情報を反転させた結果を示している。
マスク情報反転指定配線5014によって指定されたマスク情報利用情報が「0」の場合、(a)で示すプロセッサエレメント群101のみ再構成が行われる。
一方、マスク情報反転指定配線5014によって指定されたマスク情報利用情報が「1」の場合、(b)で示すプロセッサエレメント群102のみ再構成が行われる。
また、これらの部分再構成を順次、適用することにより、ある構成で処理を実行中に、処理が終了したプロセッサエレメント群から順に次の構成へ移ることが可能になる。
例えば、プロセッサエレメント群101の処理が終了したが、プロセッサエレメント群102の処理が進行中の場合、プロセッサエレメント群101のみ再構成し、プロセッサエレメント群101のみ、次の構成での処理を開始する。
次に、プロセッサエレメント群102の処理が終了すれば、プロセッサエレメント群102のみ再構成し、プロセッサエレメント群102のみ、次の構成での処理を開始する。これを続けて行うことにより、全プロセッサエレメントの処理の終了を待つことなく、次の構成での処理に移ることができるので、処理時間の短縮ができる。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4に係る動的再構成可能プロセッサについて図13及び図14を用いて説明する。本実施の形態以降では、実施の形態1と同じ部分は省略し、異なる部分だけ説明する。
まず、図13により、本発明の実施の形態4に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例について説明する。図13は本発明の実施の形態4に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例を示す図である。
図13において、プロセッサエレメント6は、マスク情報同士の演算を行うビット演算器609を備えている。
ビット演算器609はマスク演算専用であってもALU602の一部を利用してもどちらでも良い。
また、ビット演算器609の演算種類は固定であっても再構成可能であってもどちらでも良い。
本実施の形態では、ビット演算器609の演算種類が再構成可能である場合について説明する。
図13の5015はビット演算器609の再構成を起動するビット演算器再構成用トリガー配線を示している。
本実施の形態でのプロセッサエレメント6を動的再構成可能プロセッサに対する再構成指示手段という観点から見ると、再構成用トリガー信号をマスクするマスク情報を指示する手段と、マスク情報同士の演算を制御する、即ち、マスク情報を制御するマスク制御情報を指示する手段が従来に対して追加された、と見ることができる。
尚、図13では構成情報バッファ507から構成情報メモリ601に構成情報を転送することに関連した、図1に見られるような入力用スレッド情報選択スイッチ701、入力構成情報転送用配線5061、入力構成情報アドレス指定配線5062の記載、及び、動作説明は省略する。
ここで、図13に示すプロセッサエレメントでの再構成動作について説明する。
まず、状態管理部502は構成情報アドレス指定配線5012に次に再構成すべき再構成情報が格納された構成情報メモリ601内のアドレスを転送する。
次に、状態管理部502は、あからじめプログラムされたタイミング、または、プロセッサアレイ部503の処理中の動作状態に基づいて、ビット演算器609の再構成を起動するための信号をビット演算器再構成用トリガー配線5015に送出する。
構成情報選択スイッチ604は構成情報アドレス指定配線5012によって指定されたアドレスにある構成情報メモリ601内の構成情報を選択してALU602、及び、ビット演算器609に転送する。
ビット演算器609はビット演算器再構成用トリガー配線5015を通じたトリガー信号を入力したタイミングで構成情報選択スイッチ604から転送された構成情報に基づいて、ある演算に再構成される。
次に、状態管理部502は、あからじめプログラムされたタイミング、または、プロセッサアレイ部503の処理中の動作状態に基づいて、ALU602の再構成を起動するための信号を再構成用トリガー信号線5011に送出する。
ビット演算器609は再構成用トリガー信号線5011を入力したタイミングで、2つのマスクメモリ606内のマスク情報の演算を行い、演算結果をAND演算器605に転送する。
AND演算器605は再構成用トリガー信号線5011に送出された再構成用トリガー信号とビット演算器609から転送されたデータとの論理積を取り、その演算結果をALU602に転送する。
この時、ビット演算器609の演算結果が「1」で再構成用トリガー信号が「1」の場合のみ演算結果は「1」となり、それ以外の場合は演算結果は「0」となる。
ALU602は構成情報選択スイッチ604が選択した構成情報に基づき、AND演算器605から転送された演算結果が「1」のタイミングでALU602の再構成を行う。
これにより2つのマスクメモリ606内のマスク情報の演算結果が「1」となるプロセッサエレメント6のみが再構成されるので、部分再構成が実現できる。
本実施の形態では実施の形態1で説明した配線に加えて、ビット演算器再構成用トリガー配線5015が必要となるが、この配線は各プロセッサエレメント6に共通なバスとして構成することができる。
したがって、本実施の形態もまた、実施の形態1と同様にして少ない配線資源で構成することができる。
ここで、図14により、本発明の実施の形態4に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報について説明する。図14は本発明の実施の形態4に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報を示す図であり、6×6のマトリクス状に配置されたマスク情報を示している。
また、図14(a)は107で指定されたプロセッサエレメント群の第1のマスクメモリに「1」が指定され、それ以外の103と106で指定されたプロセッサエレメント群の第1のマスクメモリには「0」が指定されたことを表し、図14(a)の図中の点線は図10との対応を容易にするための線である。
また、図14(b)は108で指定されたプロセッサエレメント群の第2のマスクメモリに「1」が指定され、それ以外のプロセッサエレメント群の第2のマスクメモリには「0」が指定されたことを表しており、図14(b)の図中の点線は図10との対応を容易にするための線である。
ビット演算器609を「NOR」に構成した場合、図14に示す、第1のマスク情報(a)と第2のマスク情報(b)のビット演算器609の演算結果は図10(a)となる。
ビット演算器609を、図14に示す、第2のマスク情報(b)の第2のマスクメモリの値の「NOT」と第1のマスク情報(a)の第1のマスクメモリの値との「AND」を取るように構成した場合、ビット演算器609の演算結果は図10(b)となる。
ビット演算器609を「AND」に構成した場合、ビット演算器609の演算結果は図10(c)となる。
ビット演算器609を、図14に示す、第1のマスク情報(a)の第1のマスクメモリの値の「NOT」と第2のマスク情報(b)の第2のマスクメモリの値との「AND」を取るように構成した場合、ビット演算器609の演算結果は図10(d)となる。
結局、本実施の形態では2つのマスクメモリを使ったが、4つのマスクメモリを使った場合と同様な結果を得ることが可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、構成を動的に変更可能なプロセッサに関し、複数のプロセッサエレメントと複数のエレメント間配線を構成要素とする動的再構成可能プロセッサの再構成指示を行うプロセッサに適用可能である。
本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサとそれを含むシステム例のうち、データ処理に関連する部分を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサとそれを含むシステム例のうち、再構成に関連する部分を示す図である。 従来のプロセッサエレメントの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報を示す図である。 従来の部分再構成可能な動的再構成可能プロセッサ5における、状態管理部502とプロセッサエレメント6の関係の一例を示す図である。 従来の部分再構成可能な動的再構成可能プロセッサ5における、状態管理部502とプロセッサエレメント6の関係の別の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る動的再構成可能プロセッサの動的再構成可能プロセッサ5における、状態管理部502とプロセッサエレメント6の関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る動的再構成可能プロセッサにおけるプロセッサエレメントの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る動的再構成可能プロセッサのプロセッサエレメントで使用するマスク情報を示す図である。
符号の説明
1…CPU、2…メモリ、3…DMAC、4…バス、5…動的再構成可能プロセッサ、6…プロセッサエレメント、501…再構成用配線、5011…再構成用トリガー信号線、5012…構成情報アドレス指定配線、5013…マスク情報アドレス指定配線、5014…マスク情報反転指定配線、5015…ビット演算器再構成用トリガー配線、502…状態管理部、5021…構成情報アドレスメモリ、5022…マスク情報アドレスメモリ、503…プロセッサアレイ部、504…データ転送用配線、505…演算データ用メモリ、506…構成情報転送用配線、5061…入力構成情報転送用配線、5062…入力構成情報アドレス指定配線、507…構成情報バッファ、508…構成情報転送用外側配線、509…エレメント間配線、601…構成情報メモリ、602…ALU、603…構成情報転送用内側配線、604…構成情報選択スイッチ、605…AND演算器、606…マスクメモリ、607…マスク情報選択スイッチ、608…XOR演算器、609…ビット演算器、701…入力用スレッド情報選択スイッチ。

Claims (5)

  1. 再構成情報によって機能を変更可能な複数のプロセッサエレメントと、
    前記再構成情報によって前記プロセッサエレメント間の信号の導通状態を変更可能なエレメント間配線と、
    前記再構成情報及び再構成用トリガー信号を各プロセッサエレメントへ転送する状態管理部と、
    前記状態管理部と各プロセッサエレメントを接続する再構成用配線とから構成され、
    前記再構成用トリガー信号をマスクするマスク情報を格納するマスクメモリを前記各プロセッサエレメント内に設けたことを特徴とする動的再構成可能プロセッサ。
  2. 請求項1記載の動的再構成可能プロセッサにおいて、
    前記マスクメモリは再構成を制御する複数のマスク情報を格納する領域を有し、
    前記状態管理部と前記各プロセッサエレメントとを接続し、前記マスクメモリ内の前記複数のマスク情報のうちの1つを指定するマスクアドレスを指定するマスク情報アドレス指定配線を設けたことを特徴とする動的再構成可能プロセッサ。
  3. 請求項1または2記載の動的再構成可能プロセッサにおいて、
    前記状態管理部と前記各プロセッサエレメントとを接続し、前記マスク情報の反転、または演算を制御するマスク制御情報を転送するマスク制御配線を設けたことを特徴とする動的再構成可能プロセッサ。
  4. 請求項2または3記載の動的再構成可能プロセッサにおいて、
    前記マスク情報アドレス指定配線および前記マスク制御配線の一部または全部は、前記複数プロセッサエレメント間において前記再構成情報を指定する配線の一部または全部と共用されることを特徴とする動的再構成可能プロセッサ。
  5. 再構成情報によって機能を変更可能な複数のプロセッサエレメントと、前記再構成情報によって前記プロセッサエレメント間の信号の導通状態を変更可能なエレメント間配線と、前記再構成情報及び再構成用トリガー信号を各プロセッサエレメントへ転送する状態管理部と、前記状態管理部と各プロセッサエレメントを接続する再構成用配線とから構成された動的再構成可能プロセッサに対する再構成指示を行う再構成指示方法であって、
    前記状態管理部により、前記再構成指示の際に、再構成用トリガー信号をマスクするマスク情報、または、前記マスク情報及びマスク情報を制御するマスク制御情報がさらに指示されることを特徴とする再構成指示方法。
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