JP2008165461A - 人数確認補助方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】人数確認対象となる乗客の人数を間違いなく確認することができるとともに,参加者を特定する情報が外部に漏洩することなく,また,仮に漏洩したとしても該参加者を特定することができない,秘匿性が高い人数確認補助システムを提供する。
【解決手段】運輸手段の座席毎に設けられた座席番号情報が保持されたデータキャリアを乗客に所持させ,前記データキャリアに保持された座席番号情報を非接触で読み取り可能な質問器(リーダ)により読み取り,予め前記質問器(リーダ)に登録された人数確認対象となる乗客人数情報と前記質問器(リーダ)により読み取りを行った前記データキャリアの総数情報とを比較することにより,乗客の人数が揃っているか否かを確認することができることを特徴として人数確認補助システム。
【選択図】図4

Description

本発明は,データキャリアを用いて人数確認補助システムに関し,特に,データキャリアとして,近距離の無線通信によって情報をやりとりするRFID(Radio frequency identification)タグを用いた人数確認補助システムに関するものである。
運輸手段で移動する乗客の人数を確認する場合,該運輸手段の添乗員や運転手が,乗客の数を,目視確認,指差し確認,発声確認などを行うことにより数え,人数確認の対象となる乗客が全員揃っているか否かを確認する方法が一般的であった。
しかしながら,このような方法においては,数え間違いが生じたり,数える際の点呼が取りにくい場合がある。
このため,前述したような,数え間違いが生じたり,数える際の点呼が取りにくいという問題に鑑み,乗客の乗降口付近にIDメモリーデータ通信用送信・受信アンテナを設けて,乗客毎に所持したID番号や氏名などの情報を指定登録したIDパッシブメモリーを識別する乗降確認IDシステム(特許文献1)や,コンタクトレスICカードに予め電波識別情報,識別番号,氏名,小学校識別コード,学年コード,クラスコード,出席番号コード,履歴情報などを記録し,該コンタクトレスICカードをハンディー端末を用いて読み取ることにより,目視や声によらずに迅速に点呼とすることができる点呼システム(特許文献2)が開示されている。
また,さらに発展させたシステムとして,各社ツアー企画においてリピータを増やすことに鑑み,ツアー参加者に非接触ICタグを装着させ,乗り物の出入り口に前記非接触ICタグの情報を読み取る端末装置を設けて,前記ツアー参加者の行動管理や,ツアー巡回ルートのうち参加者の立ち入り禁止箇所に前記端末装置を設けて警告を発したり,立ち寄り先のホテルや販売店に前記端末装置を通信ネットワークを介して設けて,参加者が購入した商品情報を取得し,参加者の嗜好を分析して次回以降のツアー参加時に反映させるツアーマネージメントシステム(特許文献3)が開示されている。
特開平9−134461号 図1 段落番号「0013」 特開平9−245147号 図3 段落番号「0015」 特開2005−190072号 図2 段落番号「0025」
前述したような背景技術においては,いずれも参加者や乗客に所持させる,IDパッシブメモリー,コンタクトレスICカード,非接触ICタグには,個人を特定することができる情報,例えば氏名や小学校識別コード,学年コード,クラスコード,出席番号コード,さらには,購入した商品情報を記憶されており,リーダーにより,それらの情報を読み込んで種々利用する形態のものであった。
このような形態のものにおいては,数え間違いが生じたり,数える際の点呼が取りにくいといった問題が低減でき便利であるが,前記IDパッシブメモリー,コンタクトレスICカード,非接触ICタグに記憶されている情報は個人情報であるので,用を達した後に,該個人情報を消去し忘れたり,紛失してしまった場合,また,外部から記録情報を不正に読み出すスキミング行為などを行われた場合には,第三者に個人情報が漏洩するおそれがあり,ツアーの主催者側にとっては便利であるが,参加者の秘匿性という側面においては芳しくない状況が生ずるおそれがあるという課題があった。
そこで本件の発明の目的とするところは,前述したような課題に鑑みてなされたものであり,人数確認対象となる乗客の人数を間違いなく確認することができるとともに,参加者を特定する情報が外部に漏洩することなく,また,仮に漏洩したとしても該参加者を特定することができない,秘匿性が高い人数確認補助システムを提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために,本発明の請求項1では,運輸手段で移動する乗客の人数を確認するための人数確認補助システムであって,前記運輸手段の座席毎に設けられた座席番号情報が保持されたデータキャリアを乗客に所持させ,前記データキャリアに保持された座席番号情報を非接触で読み取り可能な質問器(リーダ)により読み取り,予め前記質問器(リーダ)に登録された人数確認対象となる乗客人数情報と前記質問器(リーダ)により読み取りを行った前記データキャリアの総数情報とを比較することにより,乗客の人数が揃っているか否かを確認することができることを特徴として人数確認補助システムを提供したものである。
これにより、データキャリアに記憶された座席番号情報を非接触で読み取ることにより,人数確認対象となる全体の乗客人数情報と比較するため,乗客の人数が揃っているか否かが明確に分かるとともに,前記データキャリアの情報が仮に外部に漏洩したとしても,漏洩する情報は座席番号情報のみであるため,参加者を特定する情報が外部に漏洩することなく秘匿性が高い人数確認補助システムを提供することができるものである。
また、前記データキャリアは,パッシブ型のRFIDタグにより構成され,乗客が身に着けるバッヂと一体形成されていることを特徴として人数確認補助方法を提供してもよい。
これにより,運輸手段で移動する乗客が身に着けるバッヂにデータキャリアを一体に設けることにより,乗客は,前記データキャリアを所持していることを特に意識することなく利用でき,手荷物になったり,忘れたりすることなく,前記人数確認補助システムを提供することができるものである。
また,前記質問器(リーダ)は,人数確認者が携行可能なハンディタイプの質問器(リーダ)であって,該質問器(リーダ)には,少なくとも人数確認対象となる乗客人数情報を記憶する記憶部と,前記データキャリアに向けてデータ読み出し信号を出力する信号出力部と,該データキャリアからの応答信号が得られた場合に,初期値0に1加算し合計値を求める演算部と,前記乗客人数情報と,前記合計値を表示する表示部とを備えて構成されたことを特徴として人数確認補助システムを提供してもよい。
これにより,人数確認者が行う人数確認の妨げになることなく,データキャリアと通信を行い,人数確認対象となる乗客人数情報と,前記演算して求めた合計値を表示するため,前記人数確認者が確認した人数と比較することにより,正確な人数確認を行うことができるものである。
また,前記質問器(リーダ)は,人数確認者が携行可能なハンディタイプの質問器(リーダ)であって,該質問器(リーダ)には,少なくとも運輸手段の座席番号リスト情報と,人数確認対象となる乗客人数情報と,を記憶する記憶部と,前記データキャリアに向けてデータ読み出し信号を出力する信号出力部と,該データキャリアからの座席番号情報を含む応答信号が得られた場合に,前記座席番号リスト情報と対応付けて表示処理させるともに初期値0に1加算し合計値を求める演算部と,前記乗客人数情報と,前記合計値と,前記座席番号リスト情報と前記応答信号が得られた座席番号情報とを対応付けて表示する表示部とを備えて構成されたことを特徴として人数確認補助システムを提供してもよい。
これにより,人数確認者が行う人数確認の妨げになることなく,データキャリアと通信を行い,人数確認対象となる乗客人数情報と,前記演算して求めた合計値を表示し,さらに座席番号リスト情報と前記応答信号が得られた座席番号情報とを対応付けて表示するため,乗客が全員揃っているか否かという判別と,揃っていない場合には,どの座席の乗客が揃っていないのかということを即座に把握することが可能であるものである。
また,前記運輸手段の座席毎に前記データキャリアに対して,所定の座席番号情報を書き込む質問器(ライタ)を備え,乗客が座席を移ったときに,該乗客が所持する前記データキャリアに,移った先の前記所定の座席番号情報を書き込み,随時前記データキャリアに記憶された座席番号情報を更新することを特徴として人数確認補助システムを提供してもよい。
これにより,前記運輸手段の中で乗客が座席を移動した場合においても,移動先の座席番号情報を適宜データキャリアに書き込むことにより,その時々における乗客の座席位置を正確に把握することができるため,乗客が全員揃っているか否かという判別と,揃っていない場合には,どの座席の乗客が揃っていないのかということをさらに効率よく把握することが可能となるものである。
本発明によれば、人数確認対象となる乗客の人数を間違いなく確認することができるとともに,参加者を特定する情報が外部に漏洩することなく,また,仮に漏洩したとしても該参加者を特定することができない,秘匿性が高い人数確認補助方法を提供することができるという効果を奏する。
次に,実施の形態について図面を用いて説明するが,先ず説明に用いる語句について定義を行っておく。
データキャリアとは,所定の情報を物・動物などに付加し,該所定の情報を非接触で読み取りが可能な情報媒体を指す。この情報媒体としては,バーコード,2次元シンボル,RFIDなどが公知である。
このうち,2次元シンボルには,PDF417,Date Matrix,Maxi Code,QR Code等種々のものがある。
RFID(Radio frequency identification)は,電磁界あるいは電波を利用して質問器(リーダ/ライタ)と非接触で情報を送信または送受信するタイプのデータキャリアを指す。
本発明においては,データキャリアとして,特に,RFIDを指し,前記質問器からの電波をエネルギー源として動作する,駆動用の電池を内蔵しないパッシブタイプのRFIDを意味する。
質問器(リーダ/ライタ)とは,前記RFIDと電波により通信を行い,該RFIDに記憶されているデータを読み取り処理を行う装置である。
なお,前記RFIDと前記質問器(リーダ)との情報の送信または送受信に用いられる方式には,電磁誘導方式と,電波方式がある。電磁誘導方式に用いられる電磁波の周波数としては,例えば,135kHz,13.56MHzなどが用いられ,比較的近距離(〜1m)における通信に適している。また,電波方式に用いられる電磁波の周波数としては,900MHz,2.54GHzなどが用いられ,前述した電磁誘導方式と比較して広い範囲で通信が行える。このため,本発明を実施する場合,運輸手段の種類(鉄道,バス,船舶・航空機など)や人数確認対象となる乗客人数の規模(行動を共にする団体の規模など)に合わせて,適宜質問器(リーダ)およびデータキャリア(RFID)の通信方式を選択し構成するとよい。
以下,本発明の実施の形態について,図1から図7を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の人数確認補助方法を実現するための質問器(リーダ)の一実施例を示したブロック図である。
質問器(リーダ)1は,所定の情報を記憶させておく記憶部101と,該記憶部101から情報を読み出し演算処理する演算部102と,前記RFIDに対して電波による通信を行うためのアンテナを含む信号入出力部103と,該RFIDからの応答信号を処理して,種々の情報を表示する表示部104を少なくとも備えて構成されている。
該質問器(リーダ)1は,その外形は,携行可能な程度の大きさに構成されており,ポケットに入れたり,首からぶら下げたり,手に持って用い,前記表示部104を視認することにより種々の情報を把握することができる。
前記記憶部101には,人数確認対象となる乗客の人数に相当するデータが記憶されている。例えば,団体行動を行う乗客が30名おり,運輸手段としてバスに乗車する場合,予め初期データとして「30名」に相当するデータを記憶させておく。
図2は、本発明の人数確認補助方法を実現するためのデータキャリアの一実施例を示したブロック図である。
データキャリア2は,前記質問器(リーダ)1からの電波を受け取るためのアンテナ部201と,該アンテナ部に接続されたIC(集積回路)202とを少なくとも備えて構成されている。
該IC202には,運輸手段の座席を識別するための座席番号に対応する座席番号情報が予め保持されている。例えば,運輸手段がバスであり,該バスの座席配置が,前後に15列あり,各々の列が,中央の通路を挟んで片側2席の計4席ある場合,順に,各々の座席を識別可能なように,1A,1B,1C,1D,2A,2B,・・・,15C,15Dと座席番号情報を定めておく(図3)。前記IC202は,前記座席の数だけ用意しておき,該1A,1B,・・・,15C,15Dといった座席番号情報をそれぞれのIC202に記憶させておく。
なお,前記IC202に保持されている座席番号情報を,データキャリアとして用いるRFIDに固有な識別IDとして,前記質問器(リーダ)側で,前記識別IDと前記座席番号情報とを対応付けておき,読み取った前記識別IDに対応する座席番号を求める方式としてもよい。
次に,人数確認補助方法の流れについて図4に示した各ステップに基づいて説明を行う。なお,説明を分かりやすくするために,運輸手段としてバスを例にとり,乗客として該バスで旅行を行う団体の30名の乗客を想定する。また,該バスには運転手と,人数確認者としての添乗員(旅行の主催者側)が同乗するものとし,乗客は着席する座席が指定されているものとする。
まず,質問器(リーダ)1に,人数確認対象となる乗客人数情報,即ち,団体の総人数となる30名という情報を登録する(ステップS001)。登録方法については,質問器(リーダ)1に入力部を設けて,直接入力を行い登録してもよいし,質問器(リーダ)1にメモリカード装着部を設けて,該メモリカードに予めコンピュータを用いてデータを書き込み,該メモリカードを装着して読み込むことで登録してもよい。また,無線通信部を設けてコンピュータ等と無線通信を行うことにより,前記乗客人数情報を登録してもよい。
次に,旅行当日の団体集合時に,各々の乗客に,座席番号情報が記憶されたデータキャリア一体型のバッヂを配付する(ステップS002)。該バッヂには,運輸手段となるバスの座席番号情報が各々予め記憶されている。該座席番号情報は,前記バスの座席配置が,前後に15列あり,各々の列が,中央の通路を挟んで片側2席の計4席の合計60席ある場合,各々の座席を識別可能なように,1A,1B,1C,1D,2A,2B,・・・,15C,15Dというように定められ,各々のバッジに設けられているデータキャリア2のIC202の記憶部に,記憶されている。バッヂは乗客の衣服などに取り付けて携行する。
次に,乗客は順次,各々運輸手段(バス)の座席に着席する(ステップS003)。
次に,バスの出発にあたり,前記人数確認者が,前記質問器(リーダ)1を携行したうえで,人数確認対象となる乗客の人数を,目視,指差し,発声などにより,バス内を移動しながら,確認する(ステップS004)。
次に,人数確認者の移動により,該人数確認者が携行している質問器(リーダ)1と通信可能になったデータキャリア1は,該質問器(リーダ)1から出力されるデータ読み出し信号(電磁波)に応答して,予め記憶された前記座席番号情報を送出し,該座席番号情報を受信した質問器(リーダ)1は,演算部により初期値0に1加算し,その合計値を求める(ステップS005)。なお,一度応答があった座席番号情報については重複して加算しないように演算プログラムに定めておく。再度確認するときのために,質問器(リーダ)1にリセットボタンなどを設けて構成しておくとよい。
質問器(リーダ)1は,予め入力されていた団体の総人数情報(30名)と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値を表示部104に表示する(ステップS006)。
次に,人数確認者はバスの前方に戻り,自身で確認した乗客の数と,質問器(リーダ)に表示された団体の総人数情報と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値(図5)を確認する。これにより,自身で確認した乗客の数と,質問器(リーダ)に表示された数が一致している場合(図5(a))には,数え間違いがなく,自身で確認した乗客の数と,質問器(リーダ)に表示された数が一致していない場合(図5(b))には,数え間違いが生じている可能性があり,再度確認を行うなどの対策を行うことにより,乗客全員が揃っているか否かを正確に確認することができる。
データキャリア1に記憶されている情報は,座席番号情報であるので,旅行が終了し,用を達した後に,該情報を消去し忘れたり,バッヂを紛失してしまった場合,また,外部から記録情報を不正に読み出すスキミング行為などを行われた場合においても,第三者に乗客の氏名や住所などの個人情報が漏洩するおそれがなく,旅行の主催者側にとって便利でありながらも,なおかつ参加者の秘匿性という側面において安全性が高い人数確認補助方法を提供することができる。
このように,人数確認者が,自ら,目視,指差し,発声による乗客の確認を行うことにより,質問器(リーダ)により数え間違いなどの発生を防止できるとともに,人数確認者自身が乗客との意思の疎通を図ることができ,乗客の様子の確認や異変などの発生に気が付きやすくなるという副次効果がある。機械に頼り過ぎることにより,乗客との意思の疎通が薄くなることを防止できつつも,数え間違いは極力低減できるものである。
次に,本発明の回路遮断器の第二の実施例について説明を行う。
第二の実施例は,前記質問器(リーダ)1の表示部に,前述した総人数と確認人数の表示に加えて,乗客が揃っていない場合に,どの座席の乗客が揃っていないのかが一覧して識別できる運輸手段の座席番号リスト情報を表示させる実施例である。
質問器(リーダ)1は,第一の実施例と同じく,所定の情報を記憶させておく記憶部101と,該記憶部101から情報を読み出し演算処理する演算部102と,前記RFIDに対して電波による通信を行うための信号入出力部103と,該RFIDからの応答信号を処理して,種々の情報を表示する表示部104を少なくとも備えて構成されているが,本実施例においては,前記記憶部101に運輸手段の座席番号リスト情報を予め記憶させておく。
例えば,図7に示したように,質問器(リーダ)1の表示部に,運輸手段の座席配置を一覧できるよう,座席番号リスト情報を表示させる。図中の該座席番号リスト情報は,前記バスの座席配置が,前後に15列あり,各々の列が,中央の通路を挟んで片側2席の計4席の合計60席ある場合の情報を示しており,各々の座席を識別可能なように,1A,1B,1C,1D,2A,2B,・・・,15C,15Dというように定めている。該表示は,運輸手段の種類(鉄道,バス,船舶・航空機など)に応じて,適宜デザインを行うとよい。
次に,人数確認補助方法の流れについて図6に示した各ステップに基づいて説明を行う。なお,説明を分かりやすくするために,第一の実施例と同様に,運輸手段としてバスを例にとり,乗客として該バスで旅行を行う団体の30名の乗客を想定する。また,該バスには運転手と,人数確認者としての添乗員(旅行の主催者側)が同乗するものとし,乗客は着席する座席が指定されているものとする。
まず,質問器(リーダ)1に,人数確認対象となる乗客人数情報,即ち,団体の総人数となる30名という情報と,前記座席番号リスト情報を登録する(ステップS101)。登録方法については,質問器(リーダ)1に入力部を設けて,直接入力を行い登録してもよいし,質問器(リーダ)1にメモリカード装着部を設けて,該メモリカードに予めコンピュータを用いてデータを書き込み,該メモリカードを装着して読み込むことで登録してもよい。また,無線通信部を設けてコンピュータ等と無線通信を行うことにより,前記乗客人数情報及び座席番号リスト情報を登録してもよい。
次に,旅行当日の団体集合時に,各々の乗客に,座席番号情報が記憶されたデータキャリア一体型のバッヂを配付する(ステップS102)。該バッヂには,運輸手段となるバスの座席番号情報が各々予め記憶されている。該座席番号情報は,前記バスの座席配置が,前後に15列あり,各々の列が,中央の通路を挟んで片側2席の計4席の合計60席ある場合,各々の座席を識別可能なように,1A,1B,1C,1D,2A,2B,・・・,15C,15Dというように定められ,各々のバッジに設けられているデータキャリア2のIC202の記憶部に,記憶されている。バッヂは乗客の衣服などに取り付けて携行する。
次に,乗客は順次,各々運輸手段(バス)の座席に着席する(ステップS103)。
次に,バスの出発にあたり,前記人数確認者が,前記質問器(リーダ)1を携行したうえで,人数確認対象となる乗客の人数を,目視,指差し,発声などにより,バス内を移動しながら,確認する(ステップS104)。
次に,人数確認者の移動により,該人数確認者が携行している質問器(リーダ)1と通信可能になったデータキャリア1は,該質問器(リーダ)1から出力されるデータ読み出し信号(電磁波)に応答して,予め記憶された前記座席番号情報を送出する。
該座席番号情報を受信した質問器(リーダ)1は,演算部により,該当する前記座席番号リスト情報を点灯表示するよう表示部に表示する(図7)とともに,初期値0に1加算し,その合計値を求める(ステップS105)。なお,一度応答があった座席番号情報については重複して加算しないように演算プログラムに定めておく。再度確認するときのために,質問器(リーダ)1にリセットボタンなどを設けて構成しておくとよい。
また,運輸手段の全座席数に比べて,乗客の数が少ない場合が考えられるため,そもそも確認の対象外となる座席番号情報については,非表示もしくは半透明の表示を行うことにより明示的に確認の対象外であることを識別できるようにするとよい。
また,質問器(リーダ)1は,予め入力されていた団体の総人数情報(30名)と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値を表示部104に表示する(ステップS106)。
次に,人数確認者はバスの前方に戻り,自身で確認した乗客の数と,質問器(リーダ)に表示された団体の総人数情報と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値(図7に示した確認人数の値)を確認する。
自身で確認した乗客の数と,質問器(リーダ)に表示された団体の総人数情報と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値(図7に示した確認人数の値)が一致している場合には,数え間違いはなく,なおかつ,乗客は全員揃っていることが確認できる。また,「異常なし」と表示を行うことで前記質問器(リーダ)に表示された団体の総人数情報と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値(図7に示した確認人数の値)が一致していることを明示している。
自身で確認した乗客の数と,質問器(リーダ)に表示された団体の総人数情報と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値に違いがある場合(図8に示した確認人数の値)には,数え間違いや全員揃っていない可能性があり,再度確認を行うなどの対策を行うことにより,数え間違いがないか,乗客全員が揃っているか否かを正確に確認することができる。また,「異常あり」と表示を行うことで前記質問器(リーダ)に表示された団体の総人数情報と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値が一致していないことを明示している。
また,図8に示したように,座席番号リスト情報に点灯していない座席番号がある場合には,その座席番号の乗客が揃っていないということを一覧して確認できるため,その座席付近の乗客に様子を問うなどして迅速に状況を把握することができる。
データキャリア1に記憶されている情報は,座席番号情報であるので,旅行が終了し,用を達した後に,該情報を消去し忘れたり,バッヂを紛失してしまった場合,また,外部から記録情報を不正に読み出すスキミング行為などを行われた場合においても,第三者に乗客の氏名や住所などの個人情報が漏洩するおそれがなく,旅行の主催者側にとって便利でありながらも,なおかつ参加者の秘匿性という側面において安全性が高い人数確認補助方法を提供することができる。
このように,人数確認者が,自ら,目視,指差し,発声による乗客の確認を行うことにより,質問器(リーダ)により数え間違いなどの発生を防止できるとともに,人数確認者自身が乗客との意思の疎通を図ることができ,乗客の様子の確認や異変などの発生に気が付きやすくなるという副次効果がある。機械に頼り過ぎることにより,乗客との意思の疎通が薄くなることを防止できつつも,数え間違いは極力低減できるものである。
次に,本発明の回路遮断器の第三の実施例について説明を行う。
第三の実施例は,運輸手段が出発した後に,乗客が当初の座席から移動し,乗客同士で座席を入れ替わったり,空いている座席へ移った場合においても,人数が揃っているか否かを正しく把握することができるシステムの実施例である。
運輸手段の各々の座席には,データキャリアに対して,該当する座席番号情報を書き込むライタが備えられている。該ライタは,前記データキャリアに,予め記憶されている座席番号情報を書き込むようにプログラムされており,前記ライタが書き込む座席番号情報とは異なる座席番号情報が記憶されたデータキャリアに対して,座席番号情報を書き換える。
質問器(リーダ),データキャリアについては,第一の実施例および第二の実施例と同様であるので,同符号を用いて説明を行う。
質問器(リーダ)1は,所定の情報を記憶させておく記憶部101と,該記憶部101から情報を読み出し演算処理する演算部102と,前記RFIDに対して電波による通信を行うための信号入出力部103と,該RFIDからの応答信号を処理して,種々の情報を表示する表示部104を少なくとも備えて構成されているが,本実施例においては,前記記憶部101に運輸手段の座席番号リスト情報を予め記憶させておく。
例えば,図7に示したように,質問器(リーダ)1の表示部に,運輸手段の座席配置を一覧できるよう,座席番号リスト情報を表示させる。図中の該座席番号リスト情報は,前記バスの座席配置が,前後に15列あり,各々の列が,中央の通路を挟んで片側2席の計4席の合計60席ある場合の情報を示しており,各々の座席を識別可能なように,1A,1B,1C,1D,2A,2B,・・・,15C,15Dというように定めている。該表示は,運輸手段の種類(鉄道,バス,船舶・航空機など)に応じて,適宜デザインを行うとよい。
次に,人数確認補助方法の流れについて図9に示した各ステップに基づいて説明を行う。なお,説明を分かりやすくするために,第一の実施例と同様に,運輸手段としてバスを例にとり,乗客として該バスで旅行を行う団体の30名の乗客を想定する。また,該バスには運転手と,人数確認者としての添乗員(旅行の主催者側)が同乗するものとし,乗客は着席する座席が指定されているものとする。
まず,質問器(リーダ)1に,人数確認対象となる乗客人数情報,即ち,団体の総人数となる30名という情報と,前記座席番号リスト情報を登録する(ステップS201)。登録方法については,質問器(リーダ)1に入力部を設けて,直接入力を行い登録してもよいし,質問器(リーダ)1にメモリカード装着部を設けて,該メモリカードに予めコンピュータを用いてデータを書き込み,該メモリカードを装着して読み込むことで登録してもよい。また,無線通信部を設けてコンピュータ等と無線通信を行うことにより,前記乗客人数情報及び座席番号リスト情報を登録してもよい。
次に,旅行当日の団体集合時に,各々の乗客に,座席番号情報が記憶されたデータキャリア一体型のバッヂを配付する(ステップS202)。該バッヂには,運輸手段となるバスの座席番号情報が各々予め記憶されている。該座席番号情報は,前記バスの座席配置が,前後に15列あり,各々の列が,中央の通路を挟んで片側2席の計4席の合計60席ある場合,各々の座席を識別可能なように,1A,1B,1C,1D,2A,2B,・・・,15C,15Dというように定められ,各々のバッジに設けられているデータキャリア2のIC202の記憶部に,記憶されている。バッヂは乗客の衣服などに取り付けて携行する。
次に,乗客は順次,各々運輸手段(バス)の座席に着席する(ステップS203)。
次に,バスの出発にあたり,前記人数確認者が,前記質問器(リーダ)1を携行したうえで,人数確認対象となる乗客の人数を,目視,指差し,発声などにより,バス内を移動しながら,確認する(ステップS204)。
次に,人数確認者の移動により,該人数確認者が携行している質問器(リーダ)1と通信可能になったデータキャリア1は,該質問器(リーダ)1から出力されるデータ読み出し信号(電磁波)に応答して,予め記憶された前記座席番号情報を送出する。
該座席番号情報を受信した質問器(リーダ)1は,演算部により,該当する前記座席番号リスト情報を点灯表示するよう表示部に表示する(図10)とともに,初期値0に1加算し,その合計値を求める(ステップS205)。なお,一度応答があった座席番号情報については重複して加算しないように演算プログラムに定めておく。再度確認するときのために,質問器(リーダ)1にリセットボタンなどを設けて構成しておくとよい。
また,運輸手段の全座席数に比べて,乗客の数が少ない場合が考えられるため,そもそも確認の対象外となる座席番号情報については,非表示もしくは半透明の表示を行うことにより明示的に確認の対象外であることを識別できるようにするとよい。
また,質問器(リーダ)1は,予め入力されていた団体の総人数情報(30名)と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値を表示部104に表示する(ステップS206)。
次に,人数確認者はバスの前方に戻り,自身で確認した乗客の数と,質問器(リーダ)に表示された団体の総人数情報と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値(図10に示した確認人数の値)を確認する。
自身で確認した乗客の数と,質問器(リーダ)に表示された団体の総人数情報と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値(図10に示した確認人数の値)が一致している場合には,数え間違いはなく,なおかつ,乗客は全員揃っていることが確認できる。また,「異常なし」と表示を行うことで前記質問器(リーダ)に表示された団体の総人数情報と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値(図10に示した確認人数の値)が一致していることを明示している。
自身で確認した乗客の数と,質問器(リーダ)に表示された団体の総人数情報と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値に違いがある場合(図11に示した確認人数の値)には,数え間違いや全員揃っていない可能性があり,再度確認を行うなどの対策を行うことにより,数え間違いがないか,乗客全員が揃っているか否かを正確に確認することができる。また,「異常あり」と表示を行うことで前記質問器(リーダ)に表示された団体の総人数情報と,通信により応答があったデータキャリア2の合計値(図11に示した確認人数の値)が一致していないことを明示している。
また,図11に示したように,座席番号リスト情報に点灯していない座席番号がある場合には,その座席番号の乗客が揃っていないということを一覧して確認できるため,その座席付近の乗客に様子を問うなどして迅速に状況を把握することができる。
次に,運輸手段が出発した後に(ステップS207),乗客が,乗客同士で座席を入れ替わったり(ステップS208),他に空いている座席に移ったり(ステップS209)した場合,移った先の座席に備えられているライタは,新たなデータキャリアから座席番号情報を読み出す(ステップS210)とともに,該ライタに記憶されてある書き込み予定の座席番号情報とを内部演算により比較し,異なっている場合には,該データキャリアに対して,前記書き込み予定の座席番号情報を書き込む(ステップS211)。
なお,図11には,座席番号5C,6Dに着席していた乗客が,座席番号11A,10Cに移り,人数確認時において,座席番号6A及び10Cの乗客が不在であることを示している。(図中,半透明で表している座席番号については,人数確認の対象外であることを示している。)
なお,新たなデータキャリアから読み出した座席番号情報と,書き込み予定の座席番号情報とを比較した結果,同じである場合には書き込み処理を行わない。
以後,同様に,座席を入れ替わったり,他に空いている座席に移ったりした場合には,データキャリアに記憶されている座席番号情報と,各々のライタにおける書き込み予定の座席番号情報とを比較した上で,異なっている場合には書き込み処理を行い,異なっていない場合には書き込み処理を行わないように動作し,乗客が実際に着席している座席番号情報が各々のデータキャリアに記憶される。
したがって,再度乗客の人数の確認を行う場合においても,各々の乗客と,該乗客が実際に着席している座席との関係がデータキャリアに適切に保たれているため,質問器(リーダ)1において数え間違いが生じることが無く,正確な人数を把握することが可能である。
質問器(リーダ)1の表示において,前述した第一の実施例における表示(総人数と確認人数の表示)を行う場合においても,第二の実施例における表示(第一の実施例における表示に加えて,座席リストの表示を行う場合)を行う場合においても,適宜移動先の座席番号情報が反映された表示を行うこととなるため,利便性が高く,効率の高い人数確認を行うことが可能となる。
なお,データキャリア1に記憶されている情報は,座席番号情報であるので,旅行が終了し,用を達した後に,該情報を消去し忘れたり,バッヂを紛失してしまった場合,また,外部から記録情報を不正に読み出すスキミング行為などを行われた場合においても,第三者に乗客の氏名や住所などの個人情報が漏洩するおそれがなく,旅行の主催者側にとって便利でありながらも,なおかつ参加者の秘匿性という側面において安全性が高い人数確認補助方法を提供することができる。
このように,人数確認者が,自ら,目視,指差し,発声による乗客の確認を行うことにより,質問器(リーダ)により数え間違いなどの発生を防止できるとともに,人数確認者自身が乗客との意思の疎通を図ることができ,乗客の様子の確認や異変などの発生に気が付きやすくなるという副次効果がある。また,乗客との意思の疎通が薄くなることを防止できつつも,乗客が出発時とは別の座席に移動した場合でも,数え間違いは極力低減できるものである。
なお、本発明は、開示した実施例に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜、必要に応じて、改良や設計変更は自由であり、例えば、前記データキャリア1としてパッシブタイプのRFIDを例に説明を行ったが,電池を内蔵したアクティブタイプのRFIDを用いてデータキャリアを構成してもよいし,前記質問器(リーダ)と前記データキャリア一体型のバッヂを,各運輸手段の座席数や座席配置の状態に特化して該質問器(リーダ)と該データキャリアを予め各運輸手段に備え付けとして人数確認補助に使用してもよい。
また,本人数確認補助システムを運輸手段の外で用いることも考えられ,例えば,目的地において,施設などを見学した後,その場にて乗客が全員揃っているが否かを確認することにも応用が可能である。この場合,座席番号リストのうち,不在である座席番号が確認できるため,具体的にどの座席に着席していた乗客が不在であるかが視覚的に確認でき,人数確認者にとって非常に利便性が高く利用できる。
このほか,人数が揃っているか否かを確認する方法として,乗客に配布するデータキャリアを,配布する前に,まとめて質問器(リーダ)で読み取りを開始し,該読み取りに対して応答があったデータキャリアの固有識別IDをリスト情報として記憶するるとともに,該応答があったデータキャリアの固有識別IDの個数の合計値を求め,人数の確認時に,前記質問器(リーダ)で読み取りを行った際,応答があるデータキャリアの固有識別IDの個数の合計値が,予め求めておいた合計値と異なる場合に人数が揃っていないと表示を行い,合計値が互いに一致する場合には揃っていると表示を行う方法としてもよい。
本発明における人数確認補助システムは,運輸手段で移動する乗客の人数確認の補助のみならず,登山やハイキング,海水浴などグループで行動するような環境に適用することができる可能性がある。
本発明の実施例の質問器(リーダ)のブロック図である。 本発明の実施例のデータキャリアのブロック図である。 運輸手段の座席番号情報の例である。 本発明の人数確認補助システムの第一のフロー図である。 質問器(リーダ)の表示例を示した図である。 本発明の人数確認補助システムの第二のフロー図である。 質問器(リーダ)の表示例を示した図である。 質問器(リーダ)の他の表示例を示した図である。 本発明の人数確認補助システムの第三のフロー図である。 質問器(リーダ)の表示例を示した図である。 質問器(リーダ)の他の表示例を示した図である。 第一の背景技術の例である。 第二の背景技術の例である。 第三の背景技術の例である。
符号の説明
1 質問器(リーダ)
101 記憶部
102 演算部
103 信号入出力部
104 表示部
2 データキャリア
201 アンテナ部
202 IC


Claims (5)

  1. 運輸手段で移動する乗客の人数を確認するための人数確認補助システムであって,
    前記運輸手段の座席毎に設けられた座席番号情報が保持されたデータキャリアを乗客に所持させ,
    前記データキャリアに保持された座席番号情報を非接触で読み取り可能な質問器(リーダ)により読み取り,
    予め前記質問器(リーダ)に登録された人数確認対象となる乗客人数情報と
    前記質問器(リーダ)により読み取りを行った前記データキャリアの総数情報とを
    比較することにより,
    乗客の人数が揃っているか否かを確認することができることを特徴とする人数確認補助システム。
  2. 前記データキャリアは,パッシブ型のRFIDタグにより構成され,
    乗客が身に着けるバッヂと一体形成されていることを特徴とする請求項1記載の人数確認補助システム。
  3. 前記質問器(リーダ)は,人数確認者が携行可能なハンディタイプの質問器(リーダ)であって,
    該質問器(リーダ)には,
    少なくとも人数確認対象となる乗客人数情報を記憶する記憶部と,
    前記データキャリアに向けてデータ読み出し信号を出力する信号出力部と,
    該データキャリアからの応答信号が得られた場合に,
    初期値0に1加算し合計値を求める演算部と,
    前記乗客人数情報と,前記合計値を表示する表示部とを備えて構成されたことを特徴とする請求項2記載の人数確認補助システム。
  4. 前記質問器(リーダ)は,人数確認者が携行可能なハンディタイプの質問器(リーダ)であって,
    該質問器(リーダ)には,
    少なくとも運輸手段の座席番号リスト情報と,
    人数確認対象となる乗客人数情報と,
    を記憶する記憶部と,
    前記データキャリアに向けてデータ読み出し信号を出力する信号出力部と,
    該データキャリアからの座席番号情報を含む応答信号が得られた場合に,
    前記座席番号リスト情報と対応付けて表示処理させるともに
    初期値0に1加算し合計値を求める演算部と,
    前記乗客人数情報と,前記合計値と,前記座席番号リスト情報と前記応答信号が得られた座席番号情報とを対応付けて表示する表示部とを備えて構成されたことを特徴とする請求項2記載の人数確認補助システム。
  5. 前記運輸手段の座席毎に前記データキャリアに対して,所定の座席番号情報を書き込む質問器(ライタ)を備え,
    乗客が座席を移ったときに,該乗客が所持する前記データキャリアに,移った先の前記所定の座席番号情報を書き込み,
    随時前記データキャリアに記憶された座席番号情報を更新すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4記載の人数確認補助システム。
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