JP2008164514A - 方位情報処理装置、プログラムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】方位情報処理装置は、3つの反応軸が互いに直交する磁気センサモジュールから磁気データを順次取得する磁気データ取得手段と、前記磁気センサモジュールの姿勢に対応する姿勢データを姿勢センサから順次取得する姿勢データ取得手段と、時点毎の前記磁気データと前記姿勢データとに基づいて時系列方位角データを導出する方位角導出手段と、時点毎に前記姿勢データに基づいて平滑化強度を選択する平滑化強度選択手段と、選択された前記平滑化強度で前記時系列方位角データを平滑化する平滑化フィルタと、選択された前記平滑化強度で平滑化された前記時系列方位角データを出力する出力手段と、を備える。
【選択図】図3
Description
この場合、あらかじめ決められた磁気センサモジュールの反応軸に対応する磁気データの成分が時系列方位角データに強く影響する状況において方位のふらつきを強く抑制できる。
この場合、信号対ノイズ比が最も低い磁気センサモジュールの反応軸に対応する磁気データの成分が時系列方位角データに強く影響する状況において方位のふらつきを強く抑制できる。
この場合、カットオフ周波数の選択によって方位のふらつきと遅延時間とを制御することができる。
この方位測定装置は、地磁気を検知し、ふらつきが安定した方位の案内を可能にする。
この方位測定装置は、ふらつきが安定した方位の案内を可能にする必要十分なセンシング情報を生成することができる。
この方位測定装置は、ふらつきが安定した方位を表示することができる。
この方位情報処理プログラムは、ノイズ成分が大きくなる姿勢で現れる方位のふらつきを抑制し三次元磁気センサモジュールの出力に基づいて案内される方位のふらつきの程度を安定させることができる。またこの方位情報処理プログラムは、移動体の姿勢変化に対して案内される方位が遅延する状況を限定することができる。
この方位情報処理方法は、ノイズ成分が大きくなる姿勢で現れる方位のふらつきを抑制し三次元磁気センサモジュールの出力に基づいて案内される方位のふらつきの程度を安定させることができる。またこの方位情報処理方法は、移動体の姿勢変化に対して案内される方位が遅延する状況を限定することができる。
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1.ハードウェア構成
2.ソフトウェア構成
3.方位情報処理の流れ
4.他の実施形態
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図1は本発明による方位測定装置のハードウェア構成の一実施形態の要部を示すブロック図である。方位測定装置1は、携帯型電話端末などの携帯型情報端末や、電子コンパスや、車両に搭載されるナビゲーションシステムとして構成される。方位測定装置1は、磁気センサモジュール11、加速度センサ12、表示モジュール13、ROM14、RAM15、PU16等を備え、これらはバス17に接続されている。
図3は方位情報処理プログラムの構成を示すデータフロー図である。
磁気データ入力モジュールP1は、磁気センサモジュール11から磁気データを順次入力し、オフセット補正処理を施す。
加速度データ入力モジュールP2は、加速度センサ12から加速度データを順次入力し、オフセット補正処理を施す。
姿勢導出モジュールP4は、オフセット補正処理が施された加速度データを取得し、磁気センサモジュール11の各反応軸の仰角を表す姿勢データに加速度データを変換する。反応軸の仰角とは、水平面と反応軸がなす小さい方の角であり、水平面に対して反応軸が直角でない限り、鋭角になる。
強度平滑化モジュールP7は、弱度平滑化モジュールP6よりも強い強度で時系列方位角データを平滑化するローパスフィルタである。具体的には例えば、強度平滑化モジュールP7は、強度平滑化モジュールP6と同様に、FIRフィルタやIIRフィルタとしてPU16を機能させる。強度平滑化モジュールP7の平滑化強度は、移動平均の母集団数となる方位角データの記憶数を多くしたり、すなわちIIRフィルタやFIRフィルタのタップ数を多くしたり、あるいは、IIRフィルタやFIRフィルタの重み付けの係数を調整することにより、弱度平滑化モジュールP6よりも強く設定されている。換言すれば、強度平滑化モジュールP7のカットオフ周波数は弱度平滑化モジュールP6のカットオフ周波数よりも高く設定されている。このため、強度平滑化モジュールP7によって平滑化された結果が時系列方位角データのある時点の方位角データとして出力される期間中は、弱度平滑化モジュールP6によって平滑化された結果が時系列方位角データのある時点の方位角データとして出力される場合に比べて時系列方位角データが安定する。
図4は方位情報処理の流れを示すフローチャートである。図4に示す処理の流れはPU16によって方位情報処理プログラムが実行されることによって進行する。
方位情報処理プログラムは方位測定装置1の電源オンをトリガにして起動してもよいし、ユーザが方位測定装置1に入力する起動指示をトリガとして起動してもよい。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上述した処理の流れはあくまで一例であって、結果的に磁気センサモジュール11の姿勢に応じて動的に選択される強度で平滑化された時系列方位角データを出力できればよいのであって、その機能を担保できる範囲において処理順序を変更したり、別の処理を挿入したり、処理内容を変更できることはいうまでもない。
Claims (9)
- 3つの反応軸が互いに直交する三次元の磁気センサモジュールから磁気データを順次取得する磁気データ取得手段と、
前記磁気センサモジュールの姿勢に対応する姿勢データを姿勢センサから順次取得する姿勢データ取得手段と、
時点毎の前記磁気データと前記姿勢データとに基づいて時系列方位角データを導出する方位角導出手段と、
時点毎に前記姿勢データに基づいて平滑化強度を選択する平滑化強度選択手段と、
選択された前記平滑化強度で前記時系列方位角データを平滑化する平滑化フィルタと、
選択された前記平滑化強度で平滑化された前記時系列方位角データを出力する出力手段と、
を備える方位情報処理装置。 - いずれか1つの前記反応軸を不良軸として記憶する記憶手段をさらに備え、
前記平滑化強度選択手段は、前記不良軸と水平面とがなす鋭角があらかじめ決められた閾値より小さくなるとき、前記平滑化強度を強める、
請求項1に記載の方位情報処理装置。 - 前記不良軸は、前記不良軸でない2つの前記反応軸に比べ前記磁気データの対応する成分の信号対ノイズ比が低い前記反応軸である、
請求項2に記載の方位情報処理装置。 - 前記平滑化フィルタはローパスフィルタであって、
前記平滑化強度は、前記ローパスフィルタのカットオフ周波数である、
請求項1から3のいずれか一項に記載の方位情報処理装置。 - 前記磁気センサモジュールと、
請求項1から4のいずれか一項に記載の前記方位情報処理装置と、
を備える方位測定装置。 - 前記姿勢センサをさらに備える、
請求項5に記載の方位測定装置。 - 出力された前記時系列方位角データに基づいて方位を表示する表示手段をさらに備える、
請求項5または6に記載の方位測定装置。 - 3つの反応軸が互いに直交する磁気センサモジュールから磁気データを順次取得する磁気データ取得手段と、
前記磁気センサモジュールの姿勢に対応する姿勢データを姿勢センサから順次取得する姿勢データ取得手段と、
時点毎の前記磁気データと前記姿勢データとに基づいて時系列方位角データを導出する方位角導出手段と、
時点毎に前記姿勢データに基づいて平滑化強度を選択する平滑化強度選択手段と、
選択された前記平滑化強度で前記時系列方位角データを平滑化する平滑化フィルタと、
選択された前記平滑化強度で平滑化された前記時系列方位角データを出力する出力手段と、
してコンピュータを機能させる方位情報処理プログラム。 - 3つの反応軸が互いに直交する磁気センサモジュールから磁気データを順次取得し、
前記磁気センサモジュールの姿勢に対応する姿勢データを姿勢センサから順次取得し、
時点毎の前記磁気データと前記姿勢データとに基づいて時系列方位角データを導出し、
時点毎に前記姿勢データに基づいて平滑化強度を選択し、
選択された前記平滑化強度で前記時系列方位角データを平滑化し、
選択された前記平滑化強度で平滑化された前記時系列方位角データを出力する、
ことを含む方位情報処理方法。
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