JP2008161029A - 蓄電モジュールおよび蓄電システム - Google Patents

蓄電モジュールおよび蓄電システム Download PDF

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Abstract

【課題】大きな発熱や電力損失をともなうことなく、低コスト化が可能な構成でもって、多直列接続された蓄電セルを保護するための半導体スイッチの電圧破壊を防止できるモジュールおよび蓄電システムを提供する。
【解決手段】所定数の蓄電セルB1〜B10を直列接続し、その直列接続端を半導体スイッチSc1/Sd1を直列に介して外部端子p1,p2に導出するとともに、各セルの電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧に異常が生じたときに上記スイッチをオン状態からオフ状態に制御するセル保護回路21/22を備えた蓄電モジュールM1において、上記セル保護回路によって上記スイッチがオフ状態に設定されたときにその状態を外部へ通知する送信手段と、外部からの制御信号を受信して上記スイッチをオフ状態に強制設定する受信手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次電池や大容量キャパシタなどの蓄電セルを多数直列接続して構成される蓄電モジュールおよびこのモジュールを多数直列接続して構成される蓄電システムに関する。
二次電池やキャパシタなどの蓄電セルを用いて、たとえば電気自動車の動力電源あるいは負荷平準化用の蓄電システムを構成するためには、数十〜数百の蓄電セルを直列接続する必要がある。
たとえば数百V規模の電圧で蓄電動作を行う蓄電システムを構築する場合、所定数の蓄電セルが直列接続された蓄電モジュールを構成し、この蓄電モジュールを任意数直列接続して所望の動作電圧を得るようにした方がよい。そうすれば、モジュールを規格化して生産性の向上およびコストの低減が可能となり、所望の動作電圧を得るための配線工数を少なくすることができ、一部のセルに不良や故障が生じた場合の交換修理も容易にすることができるなど、多くの利点が得られる。
多数の蓄電セルが直列接続された蓄電モジュールでは、モジュール内のセルを保護するため、蓄電セルの直列接続端と外部端子の間に半導体スイッチを直列に介在させるとともに、モジュール内の各セルの電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧に異常が生じたときに上記スイッチをオン状態からオフ状態に制御するセル保護回路を備えることが望ましい(たとえば、特許文献1参照)。
セル保護回路としては、モジュール内の蓄電セルを過充電から保護するための過充電保護回路と、モジュール内の蓄電セルを過放電から保護するための過放電保護回路とがあり、用途に応じてそのいずれか一方または両方が設置される。
図9は、過充電保護回路を備えた蓄電モジュールとこのモジュールを用いた蓄電システムの構成例を示す。同図において、(a)は蓄電モジュールM1を示し、(b)は蓄電システム101を示す。
同図(a)に示す蓄電モジュールM1は、直列接続された10個の蓄電セルB1〜B10、半導体スイッチSc1、外部端子p1,p2、および過充電保護回路21によって構成されている。
蓄電セルB1〜B10の直列接続端は半導体スイッチSc1を直列に介して外部端子p1,p2に接続されている。過充電保護回路21は各セルの電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧が所定値以上になったときに上記半導体スイッチSc1をオン状態からオフ状態に設定する。
これにより、いずれかのセルが過充電状態(あるいは満充電状態)になったときに、モジュールM1内の全セルB1〜B10が外部端子p1,p2から遮断されて過充電の進行が阻止される。
図示の例では、各セルB1〜B10がそれぞれ4.2V定格であって、4.2V×10直列=42VがモジュールM1の定格となる。ここで、少なくともいずれか1つのセルにて所定値以上の電圧(たとえば4.5V以上)が現れると、過充電保護回路21の保護動作によりスイッチSc1がオフ設定制御される。
スイッチSc1にはパワーMOSトランジスタQ1が使用されている。このMOSトランジスタQ1は、耐電圧はそれほど高くないが、大電流のスイッチングに適しているとともに、低オン抵抗(オン時の抵抗が低い)で電圧損が小さく、発熱および電力損失を少なくできるという利点があるため、蓄電モジュールM1内のセル保護にはとくに適している。
パワーMOSトランジスタQ1にはボディダイオードD1が並列接続状態で内蔵されているが、このダイオードD1は充電電流に対して逆極性となる向きに接続されている。
同図(b)に示す蓄電システム101は、上記蓄電モジュールM1と同一構成の蓄電モジュールM1〜M10を10個直列接続して構成されている。各モジュールM1〜M10はそれぞれ、過充電保護回路21によってオフ設定制御されるスイッチSc1〜Sc10を備えている。
各モジュールM1〜M10の電圧をそれぞれ42Vとすれば、42V×10直列=420Vの電圧出力を得ることができる。したがって、この蓄電システム101は420V以上の充電電圧を出力する蓄電利用機器41に接続されて使用される。
図10は、過放電保護回路を備えた蓄電モジュールとこのモジュールを用いた蓄電システムの構成例を示す。同図において、(a)は蓄電モジュールM1を示し、(b)は蓄電システム101を示す。
同図(a)に示す蓄電モジュールM1は、直列接続された10個の蓄電セルB1〜B10、半導体スイッチSd1、外部端子p1,p2、および過放電保護回路22によって構成されている。蓄電モジュールM1および蓄電システム101の基本的な構成は、以下に示す事項を除き、図9に示したものと同じである。
すなわち、図10に示す蓄電モジュールM1では、いずれかのセル電圧が所定値以下(たとえば2.5V以下)になったときに、過放電保護回路22が半導体スイッチSd1をオフ状態に設定し、これにより、モジュールM1内の全セルB1〜B10を外部端子p1,p2から遮断して保護する。
半導体スイッチSd1にはパワーMOSトランジスタQ2が使用されているが、このMOSトランジスタQ2に並列に介在するボディダイオードD2は、放電電流に対して逆極性となるように介在している。
各モジュールM1〜M10はそれぞれ、過放電保護回路22によってオフ設定されるスイッチSd1〜Sd10を備えている。また、この蓄電システム101は420Vの電圧で動作する蓄電利用機器42に接続されて使用される。
特開2003−189480
上述した技術には、次のような問題のあることが本発明者らによりあきらかにされた。
たとえば、図9に示した蓄電モジュールM1および蓄電システム101においては、モジュールM2〜M10が充電初期状態のときに、モジュールM1内のいずれかのセルが過充電状態になってスイッチSc1がセル保護のためにオフ設定されると、同図の(b)に示すように、そのスイッチSc1には、蓄電利用機器41から印加される充電電圧420VからモジュールM1〜M10の直列電圧(25V×9+42V)を差し引いた電圧153Vが印加される。この高電圧(153V)印加によりスイッチSc1が電圧破壊してしまうという問題が生じる。
また、図10に示した蓄電モジュールM1および蓄電システム101においては、たとえば、モジュールM1〜M9が満充電状態のときに、モジュールM10内のいずれかのセルが過放電状態になってスイッチSd10がセル保護のためにオフ設定されると、同図の(b)に示すように、そのスイッチSd10には、全モジュールM1〜M10の直列電圧が(42V×9+25V=403)が印加されることになる。この高電圧(403V)印加によりスイッチSd10が電圧破壊してしまうという問題が生じる。
上記問題を回避するためには、半導体スイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10の耐電圧を高める必要があるが、高耐電圧の半導体スイッチは高価であり、また高耐電圧の半導体スイッチはオン抵抗や電圧損が大きくなる傾向にあるため、コスト高に加えて、発熱や電力損失が増えるといった問題が生じる。とくに、発熱については、蓄電セルB1〜B10の劣化や漏液、さらには破裂などのトラブル原因となりやすい。このため、スイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10での発熱は極力抑える必要がある。
本発明は以上のような問題を鑑みたものであって、その目的は、大きな発熱や電力損失をともなうことなく、低コスト化が可能な構成でもって、多直列接続された蓄電セルを保護するための半導体スイッチの電圧破壊を防止できるモジュールおよび蓄電システムを提供することにある。
本発明の上記以外の目的および構成については、本明細書の記述および添付図面にてあきらかにする。
本発明が提供する解決手段は以下のとおりである。
(1)所定数の蓄電セルを直列接続し、その直列接続端を、半導体スイッチを直列に介して外部端子に導出するとともに、各セルの電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧に異常が生じたときに上記スイッチをオン状態からオフ状態に制御するセル保護回路を備えた蓄電モジュールにおいて、上記スイッチの印加電圧を所定以下に制御する電圧制御手段を備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
(2)上記手段(1)において、上記半導体スイッチはトランジスタによって形成され、上記電圧制御手段は、そのトランジスタへの印加電圧が所定の基準電圧を超えたときにそのトランジスタのゲート電圧又はベース電流を操作して並列電圧制御電流を通電させる回路手段によって形成されていることを特徴とする蓄電モジュール。
(3)所定数の蓄電セルを直列接続し、その直列接続端を、半導体スイッチを直列に介して外部端子に導出するとともに、各セルの電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧に異常が生じたときに上記スイッチをオン状態からオフ状態に制御するセル保護回路を備えた蓄電モジュールにおいて、上記セル保護回路によって上記スイッチがオフ状態に設定されたときにその状態を外部へ通知する送信手段と、外部からの制御信号を受信して上記スイッチをオフ状態に強制設定する受信手段とを備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
(4)上記手段(3)において、上記送信手段および上記受信手段はそれぞれ、信号の送信先および受信先に対してモジュール内を外部から直流的に分離するフォトカプラーを用いて構成されていることを特徴とする蓄電モジュール。
(5)上記手段(3)または(4)において、上記半導体スイッチはMOSトランジスタによって形成されていることを特徴とする蓄電モジュール。
(6)上記手段(3)〜(5)のいずれかにおいて、上記セル保護回路として、いずれかのセル電圧が所定値以上になったときに上記半導体スイッチをオフ状態に設定する過充電保護回路を備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
(7)上記手段(3)〜(5)のいずれかにおいて、上記セル保護回路として、いずれかのセル電圧が所定値以下になったときに上記半導体スイッチをオフ状態に設定する過放電保護回路を備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
(8)上記手段(7)において、蓄電セルの直列接続端が半導体スイッチを直列に介して導出される外部端子間に、その外部端子の入出力電圧に対して逆方向となるようにダイオードを並列接続したことを特徴とする蓄電モジュール。
(9)上記手段(3)〜(8)のいずれかにおいて、各蓄電セルにそれぞれ並列に接続してセル電圧を所定以下に制御する並列電圧制御回路を備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
(10)上記手段(3)〜(9)のいずれかにおいて、各蓄電セルの電圧を互いに均等化するセルバランス回路を備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
(11)所定数の蓄電セルを直列接続し、その直列接続端を、半導体スイッチを直列に介して外部端子に導出するとともに、各セルの電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧に異常が生じたときに上記スイッチをオン状態からオフ状態に制御するセル保護回路を備えた蓄電モジュールにおいて、上記手段(1)または(2)の構成と上記手段(3)〜(10)の構成を共に備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
(12)所定数の蓄電セルが直列接続された蓄電モジュールを多数直列に接続してなる蓄電システムにおいて、上記蓄電モジュールとして上記手段(1)〜(11)に記載の蓄電モジュールを用いたことを特徴とする蓄電システム。
(13)上記手段(12)において、上記蓄電モジュールとして上記手段(3)〜(11)に記載の蓄電モジュールを用いるとともに、各蓄電モジュールから送信される異常通知を受信し、いずれかの蓄電モジュールから異常通知を受信した場合に、全蓄電モジュールに対して上記半導体スイッチをオフ状態に強制設定するための制御信号を送信するリモート制御手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
大きな発熱や電力損失をともなうことなく、低コスト化が可能な構成でもって、多直列接続された蓄電セルを保護するための半導体スイッチの電圧破壊を防止できるモジュールおよび蓄電システムを提供することができる。
上記以外の作用/効果については、本明細書の記述および添付図面にてあきらかにする。
図1は、本発明の第1実施形態による蓄電モジュールおよび蓄電システムの回路図を示す。同図において、(a)は蓄電モジュールM1を示し、(b)は蓄電システム100を示す。
同図(a)に示す蓄電モジュールM1は、直列接続された10個の蓄電セルB1〜B10、半導体スイッチSc1、外部端子p1,p2、および過充電保護回路21などによって構成されている。
蓄電セルB1〜B10の直列接続端は半導体スイッチSc1を直列に介して外部端子p1,p2に接続されている。過充電保護回路21は各蓄電セルB1〜B10の電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧が所定値以上(たとえば4.5V以上)になったときに上記半導体スイッチSc1をオン状態からオフ状態に設定する。これにより、いずれかのセルが過充電状態になったときに、モジュールM1内の全セルB1〜B10が外部端子p1,p2から遮断されて過充電の進行が阻止される。
スイッチSc1にはパワーMOSトランジスタQ1が使用されている。このMOSトランジスタQ1は、前述したように、耐電圧はそれほど高くないが、大電流のスイッチングに適しているとともに、低オン抵抗(オン時の抵抗が低い)で電圧損が小さく、発熱および電力損失を少なくできるという利点があるため、蓄電モジュールM1内のセル保護にはとくに適している。
パワーMOSトランジスタQ1にはボディダイオードD1が並列接続状態で内蔵されているが、このダイオードD1は充電電流に対して逆極性となる向きで並列接続されている。
また、同図(b)に示す蓄電システム100は、上記モジュールM1と同一構成の蓄電モジュールM1〜M10を10個直列接続して構成されている。その直列接続端は充電機能を有する蓄電利用機器41に接続されている。各モジュールM1〜M10はそれぞれ、過充電保護回路21によってオフ設定されるスイッチSc1〜Sc10を備えている。
上記に加えて、この第1実施形態では、上記モジュールM1内に演算増幅器23が設置されている。この演算増幅器23は、MOSトランジスタQ1のドレイン・ソース間の電圧を所定の基準電圧Vr1と比較し、その比較出力をMOSトランジスタQ1のゲートに印加するように接続されている。
MOSトランジスタQ1は、モジュールM1内のいずれかの蓄電セルが過充電状態になったときに、過充電保護回路21から与えられるゲート制御電圧gcにより、オン状態からオフ状態に設定制御される。このオフ設定によってMOSトランジスタQ1への印加電圧が上記基準電圧Vr1を超えると、演算増幅器23がMOSトランジスタQ1のゲート制御電圧gcに干渉してMOSトランジスタQ1を半導通化する。
この半導通化とは、MOSトランジスタQ1を完全にオン状態にするのではなく、MOSトランジスタQ1の印加電圧を耐電圧以下に並列制御するのに必要なだけの電流が通電される状態を意味する。つまり、MOSトランジスタQ1の印加電圧を、そのMOSトランジスタQ1自身の導通による並列電圧制御によって抑制する。これにより、MOSトランジスタQ1の電圧破壊を防止する効果を得ることができる。
さらに、この第1実施形態では、MOSトランジスタQ1の電圧破壊を一層確実に防止するために、次のような構成手段を備えている。
すなわち、上記モジュールM1内には、過充電保護回路21によってスイッチSc1がオフ状態に設定されたときにその状態を外部へ通知する送信手段と、外部からの制御信号を受信して上記スイッチをオフ状態に強制設定する受信手段とを備えている。
この送信手段および受信手段はそれぞれ、過充電保護回路21の機能にフォトカプラー25を付加して構成することができる。フォトカプラー25は、信号の送信先および受信先に対してモジュールM1内を直流的に分離する。
過充電保護回路21は、モジュールM1内のいずれかのセルの過充電(あるいは満充電)を検出すると、その結果をスイッチSc1のオフ設定制御信号gcとして出力するが、この出力動作に連動して生成される信号xcがフォトカプラー25を介して外部へ送信される。
一方、外部からの制御信号rcは上記フォトカプラー25を介して過充電保護回路21に入力される。過充電保護回路21はその制御信号rcを受けてスイッチSc1をオフ状態に設定する制御信号gcを発生する。つまり、制御信号gcは、いずれかのセルにおける過充電状態の発生と、受信信号rcの受信という2つのイベントの論理和によって生成されるようになっている。
図1の(b)に示す蓄電システム100には、上記構成に加えて、充電スイッチSc1〜Sc10のリモート制御回路31が設けられている。このリモート制御回路31は、各蓄電モジュールからの送信信号xcを受信する。そして、いずれかの蓄電モジュールからの信号xcを受信すると、全蓄電モジュールM1〜M10に対してスイッチSc1〜Sc10をオフ状態に強制設定するための制御信号rcを送信する。
これにより、たとえば蓄電モジュールM10内のいずれかの蓄電セルが過充電状態になると、そのモジュールM10内のスイッチSc10が過充電保護回路21によってオフ設定されるとともに、他のモジュールM1〜M9内のスイッチSc1〜Sc9もリモート制御回路31によって一斉にオフ設定される。
この結果、各スイッチSc1〜Sc10の耐電圧負担が分担され、個々の耐電圧が低くても、スイッチSc1〜Sc10の電圧破壊を一層確実に防止することができる。そして、このときは充電電流も完全に遮断することができる。
図2は、本発明の第2実施形態による蓄電モジュールおよび蓄電システムの回路図を示す。同図において、(a)は蓄電モジュールM1を示し、(b)は蓄電システム100を示す。
同図(a)に示す蓄電モジュールM1は、図1に示したものと同様、直列接続された10個の蓄電セルB1〜B10、半導体スイッチSd1、外部端子p1,p2などを備えるが、この第2実施形態では、セル保護回路として過放電保護回路22が設置されている。
過放電保護回路22は各蓄電セルB1〜B10の電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧が所定値以下(たとえば2.5V以下)になったときに上記半導体スイッチSd1をオン状態からオフ状態に設定する。これにより、いずれかのセルが過放電状態になったときに、モジュールM1内の全セルB1〜B10が外部端子p1,p2から遮断されて過放電の進行が阻止される。
スイッチSd1には上記と同様、パワーMOSトランジスタQ2が使用されている。このパワーMOSトランジスタQ2に並列接続状態で内蔵されているボディダイオードD1は、放電電流に対して逆極性となる向きで並列接続されている。
同図(b)に示す蓄電システム100は、これも図1に示したものと同様、上記モジュールM1と同一構成の蓄電モジュールM1〜M10を10個直列接続して構成されている。その直列接続端は高電圧で動作する蓄電利用機器42に接続されている。各モジュールM1〜M10はそれぞれ、過放電保護回路22によってオフ設定されるスイッチSd1〜Sd10を備えている。
上記モジュールM1内には演算増幅器24が設置されているが、この演算増幅器24は、MOSトランジスタQ2のドレイン・ソース間の電圧を所定の基準電圧Vr2と比較し、その比較出力をMOSトランジスタQ2のゲートに印加するように接続されている。
MOSトランジスタQ2は、モジュールM1内のいずれかの蓄電セルが過放電状態になったときに、過放電保護回路22から与えられるゲート制御電圧gdにより、オン状態からオフ状態に設定制御される。このオフ設定によってMOSトランジスタQ2への印加電圧が上記基準電圧Vr2を下回ると、演算増幅器24がMOSトランジスタQ2のゲート制御電圧gdに干渉してMOSトランジスタQ2を半導通化する。
この半導通化は、上記と同様、MOSトランジスタQ2を完全にオン状態にするのではなく、MOSトランジスタQ2の印加電圧を耐電圧以下に並列制御するのに必要なだけの電流が通電される状態を意味する。つまり、MOSトランジスタQ2の印加電圧を、そのMOSトランジスタQ2自身の導通による並列電圧制御によって抑制する。これにより、MOSトランジスタQ2の電圧破壊を防止する効果を得ることができる。
そして、この第2実施形態でも、MOSトランジスタQ2の電圧破壊を一層確実に防止するために、次のような構成手段を備えている。
すなわち、上記モジュールM1内には、過放電保護回路22によってスイッチSd1がオフ状態に設定されたときにその状態を外部へ通知する送信手段と、外部からの制御信号を受信して上記スイッチをオフ状態に強制設定する受信手段とを備えている。
この送信手段および受信手段はそれぞれ、過放電保護回路22の機能にフォトカプラー26を付加して構成される。フォトカプラー26は、信号の送信先および受信先に対してモジュールM1内を直流的に分離する。
過放電保護回路22は、モジュールM1内のいずれかのセルの過放電を検出すると、その結果をスイッチSd1のオフ設定制御信号gdとして出力する。この出力動作に連動して生成される信号xdがフォトカプラー26を介して外部へ送信される。
一方、外部からの制御信号rdは上記フォトカプラー26を介して過放電保護回路22に入力される。過放電保護回路22はその制御信号rdを受けてスイッチSd1をオフ状態に設定する制御信号gdを発生する。つまり、制御信号gdは、いずれかのセルにおける過放電状態の発生と、受信信号rdの受信という2つのイベントの論理和によって生成されるようになっている。
図2の(b)に示す蓄電システム100には、上記構成に加えて、放電スイッチSd1〜Sd10のリモート制御回路32が設けられている。このリモート制御回路32は、各蓄電モジュールM1〜M10からの送信信号xdを受信し、いずれかの蓄電モジュールからの信号xdを受信すると、全蓄電モジュールM1〜M10に対してスイッチSd1〜Sd10をオフ状態に強制設定するための制御信号rdを送信する。
これにより、たとえば蓄電モジュールM10内のいずれかの蓄電セルが過放電状態になると、そのモジュールM10内のスイッチSd10が過放電保護回路22によってオフ設定されるとともに、他のモジュールM1〜M9内のスイッチSd1〜Sd9もリモート制御回路32によって一斉にオフ設定される。ここでリモート制御回路32は、送信信号xdと制御信号rdで個別の制御が不要の場合は、1本の送受信共用とすることもできる。
この結果、各スイッチSd1〜Sd10の耐電圧負担が分担され、個々の耐電圧が低くても、スイッチSd1〜Sd10の電圧破壊を一層確実に防止することができる。そして、放電電流も完全に遮断することができる。
以上のように、上述した第1および第2の実施形態では、所定数の蓄電セルB1〜B10を直列接続し、その直列接続端を半導体スイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10を直列に介して外部端子p1,p2に導出するとともに、各蓄電セルB1〜B10の電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧に異常が生じたときに上記スイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10をオン状態からオフ状態に制御するセル保護回路21/22を備えた蓄電モジュールM1〜M10において、上記スイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10への印加電圧を所定以下に制御する電圧制御手段を備えたことにより、上記半導体スイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10の電圧破壊を簡単に防止する効果を得ることができる。
これにより、耐電圧はそれほど高くないが、大電流のスイッチングに適しているとともに、低オン抵抗で電圧損が小さいMOSトランジスタQ1/Q2を使用し、大きな発熱や電力損失をともなうことなく、多数の蓄電セルB1〜B10が直列接続された蓄電モジュールM1〜M10および多数のモジュールM1〜M10が直列接続された蓄電システム100を低コストで構成することができる。
さらに、上記セル保護回路21/22によって上記スイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10がオフ状態に設定されたときにその状態を外部へ通知する送信手段と、外部からの制御信号を受信して上記スイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10をオフ状態に強制設定する受信手段とを備えたことにより、各スイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10の個々の耐電圧が低くても、スイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10の電圧破壊を一層確実に防止することができるとともに、充電/放電電流を完全に遮断することができる。
上記送信手段および上記受信手段にそれぞれ、信号の送信先および受信先に対してモジュール内を外部から直流的に分離するフォトカプラー25/26を用いれば、モジュールM1〜M10とリモート制御回路31/32間の通信接続も非常に簡潔かつ簡単に行うことができる。
上述した第1実施形態と第2実施形態は、蓄電利用機器41/42の種類に応じていずれか一方だけ設置してもよいが、両方を同時に設置することも可能である。後者の場合は過充電保護用のスイッチSc1〜Sc10と過放電保護用のスイッチSd1〜Sd10を直列接続すればよい。
また、演算増幅器23/24を用いてスイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10の印加電圧をモジュールM1〜M10ごとに並列制御する回路手段と、リモート制御回路31/32を用いて全モジュールM1〜M10内のスイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10を一斉にオフ状態に制御する回路手段は、それぞれに独立のスイッチ保護機能を呈するが、両手段を共に備えることで、次のような効果が得られる。
すなわち、どこかのモジュール内にていずれかのセルに過充電または過放電の異常が生じた場合、その異常に基づいて全モジュールM1〜M10内のスイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10が一斉にオフ状態にリモート制御されるまでの間に、通信時間による若干の遅延が生じる場合がある。
この場合、セルの異常が検出されてから全スイッチSc1〜Sc10/Sd1〜Sd10がオフ状態になるまでの間、非常に短時間ではあるが、セルの異常が発生したモジュール内のスイッチに耐電圧を越える高電圧が印加される瞬間が生じる。この瞬間的な高電圧印加によるスイッチの電圧破壊までも確実に防止するためには、上記2種類の回路手段を兼ね備えることが望ましい。
図3は本発明の第3実施形態を示す。この第3実施形態は、蓄電セルB1〜B10の直列接続端が半導体スイッチSd1を直列に介して導出される外部端子p1,p2間に、モジュールM1の入出力電圧に対して逆方向となるようにダイオードD3を並列接続したことを特徴とする。
この実施形態は、蓄電システム100が放電モードで動作する際に有効である。たとえば、図4に示すように、モジュールM10内のいずれかのセルが過放電状態になった場合、そのセルを保護するためにスイッチSd10がオフ状態に設定されるが、このとき、他のモジュールM1〜M9の放電電流はそれぞれ、モジュールM10に並列接続されたダイオードD3でバイパスされて流れる。つまり、モジュールM10を迂回して放電電流が流れる。
これにより、モジュールM10内のスイッチSd10に印加される電圧は、モジュールM10の電圧だけとなる。したがって、スイッチSd10の電圧破壊は生じ得ない。
図4に示す蓄電システム100では、図5に示すように、スイッチSd10のオフによって出力電圧が他のモジュールM1〜M9の直列電圧(377V)に低下する。この低下の後の処理は、蓄電利用機器42側の都合に応じて適宜設定ることができる。たとえば、図5のグラフでは、セルバランスを考慮し、スイッチSd10のオフ後、所定の猶予時間をおいて他のスイッチSd1〜Sd9をリモート制御でオフ状態にしている。
図6は本発明の第4実施形態を示す。この第4実施形態では、過充電保護回路21を備えた蓄電モジュールM1内に、各セルB1〜B10の電圧をそれぞれ所定値以下に並列制御する定電圧回路H1〜H10を並列接続している。
この第4実施形態によれば、たとえばセルB1が満充電状態(あるいは過充電状態)になったときに、過充電保護回路21がその満充電状態を検出してスイッチSc1がオフ状態になるまでの間、および他のモジュールM2〜M10のスイッチSc2〜Sc10がリモート制御によってオフ状態になるまでの間、各セルB1〜B10の充電電圧を所定以下に抑制することができる。これにより、一瞬の過充電も確実に防止できるようになる。
図7は上記定電圧回路Hnの構成例を示す。同図に示す定電圧回路Hnは、演算増幅器27と充電最大許容電圧に設定された基準電圧Vr3を用い、セルBnの電圧がその基準電圧Vr3以下となるような負帰還動作を行わせることにより、セルBnの電圧をその基準電圧Vr3以下に抑制するようにしている。
上記定電圧回路Hnは、演算増幅器27を用いた能動回路でなく、ダイオードなどの定電圧素子を用いた受動回路で構成することも可能である。
図8は本発明の第5実施形態を示す。この第5実施形態では、過充電保護回路21を備えた蓄電モジュールM1内に、各セルB1〜B10の電圧を互いに均等化するセルバランス回路50が設置されている。このセルバランス回路50はセル間の電圧バラツキを補償する動作により、図7に示した第4実施形態と同様、各セルB1〜B10の電圧をそれぞれ所定以下に抑制する定電圧回路と同じような効果をもたらすことができる。
以上、本発明をその代表的な実施例に基づいて説明したが、本発明は上述した以外にも種々の態様が可能である。たとえば、蓄電モジュールにおける蓄電セルの直列接続数、蓄電システムにおける蓄電モジュールの直列接続数についてはそれぞれ任意に選択することができる。また、複数の蓄電モジュールを直列接続して上位の蓄電モジュールを構成し、この上位蓄電モジュールをさらに複数直列接続して蓄電システムを構成するようにしてもよい。
また、半導体スイッチに用いるMOSトランジスタは、バイポーラトランジスタとしてもよい。
大きな発熱や電力損失をともなうことなく、低コスト化が可能な構成でもって、多直列接続された蓄電セルを保護するための半導体スイッチの電圧破壊を防止できるモジュールおよび蓄電システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態による蓄電モジュールおよび蓄電システムの回路図である。 本発明の第2実施形態による蓄電モジュールおよび蓄電システムの回路図である。 本発明の第3実施形態による蓄電モジュールの回路図である。 本発明の第3実施形態による蓄電モジュールを用いた蓄電システムの回路図である。 本発明の第3実施形態による蓄電システムにおける出力電圧の時間推移を示すグラフである。 本発明の第4実施形態による蓄電モジュールの回路図である。 本発明の第4実施形態で用いる定電圧回路の一例を示す回路図である。 本発明の第5実施形態による蓄電モジュールの回路図である。 従来技術に基づく蓄電モジュールおよび蓄電システムの第1例を示す回路図である。 従来技術に基づく蓄電モジュールおよび蓄電システムの第2例を示す回路図である。
符号の説明
100 蓄電システム、
21 過充電保護回路、
22 過放電保護回路、
23,24 演算増幅器、
25,26 フォトカプラー、
27 演算増幅器、
31,32 リモート制御回路、
41,42 蓄電利用機器、
B1〜B10,Bn 蓄電セル、
H1〜H10,Hn 定電圧回路、
M1〜M10 蓄電モジュール、
Sc1〜Sc10 半導体スイッチ、
Sd1〜Sd10 半導体スイッチ、
p1,p2 外部端子、
Q1,Q2 パワーMOSトランジスタ、
D1,D2 ボディダイオード、
D3 バイパス用ダイオード、
gc,gd スイッチ制御信号、
xc 過充電通知信号、
xd 過放電通知信号、
rc,rd リモート制御信号

Claims (13)

  1. 所定数の蓄電セルを直列接続し、その直列接続端を、半導体スイッチを直列に介して外部端子に導出するとともに、各セルの電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧に異常が生じたときに上記スイッチをオン状態からオフ状態に制御するセル保護回路を備えた蓄電モジュールにおいて、上記スイッチの印加電圧を所定以下に制御する電圧制御手段を備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
  2. 請求項1において、上記半導体スイッチはトランジスタによって形成され、上記電圧制御手段は、そのトランジスタへの印加電圧が所定の基準電圧を超えたときにそのトランジスタのゲート電圧又はベース電流を操作して並列電圧制御電流を通電させる回路手段によって形成されていることを特徴とする蓄電モジュール。
  3. 所定数の蓄電セルを直列接続し、その直列接続端を、半導体スイッチを直列に介して外部端子に導出するとともに、各セルの電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧に異常が生じたときに上記スイッチをオン状態からオフ状態に制御するセル保護回路を備えた蓄電モジュールにおいて、上記セル保護回路によって上記スイッチがオフ状態に設定されたときにその状態を外部へ通知する送信手段と、外部からの制御信号を受信して上記スイッチをオフ状態に強制設定する受信手段とを備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
  4. 請求項3において、上記送信手段および上記受信手段はそれぞれ、信号の送信先および受信先に対してモジュール内を外部から直流的に分離するフォトカプラーを用いて構成されていることを特徴とする蓄電モジュール。
  5. 請求項3または4において、上記半導体スイッチはMOSトランジスタによって形成されていることを特徴とする蓄電モジュール。
  6. 請求項3〜5のいずれかにおいて、上記セル保護回路として、いずれかのセル電圧が所定値以上になったときに上記半導体スイッチをオフ状態に設定する過充電保護回路を備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
  7. 請求項3〜5のいずれかにおいて、上記セル保護回路として、いずれかのセル電圧が所定値以下になったときに上記半導体スイッチをオフ状態に設定する過放電保護回路を備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
  8. 請求項7において、蓄電セルの直列接続端が半導体スイッチを直列に介して導出される外部端子間に、その外部端子の入出力電圧に対して逆方向となるようにダイオードを並列接続したことを特徴とする蓄電モジュール。
  9. 請求項3〜8のいずれかにおいて、各蓄電セルにそれぞれ並列に接続してセル電圧を所定以下に制御する並列電圧制御回路を備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
  10. 請求項3〜9のいずれかにおいて、各蓄電セルの電圧を互いに均等化するセルバランス回路を備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
  11. 所定数の蓄電セルを直列接続し、その直列接続端を、半導体スイッチを直列に介して外部端子に導出するとともに、各セルの電圧を個別に監視し、いずれかのセル電圧に異常が生じたときに上記スイッチをオン状態からオフ状態に制御するセル保護回路を備えた蓄電モジュールにおいて、請求項1または2の構成と請求項3〜10の構成を共に備えたことを特徴とする蓄電モジュール。
  12. 所定数の蓄電セルが直列接続された蓄電モジュールを多数直列に接続してなる蓄電システムにおいて、上記蓄電モジュールとして請求項1〜11に記載の蓄電モジュールを用いたことを特徴とする蓄電システム。
  13. 請求項12において、上記蓄電モジュールとして請求項3〜11に記載の蓄電モジュールを用いるとともに、各蓄電モジュールから送信される異常通知を受信し、いずれかの蓄電モジュールから異常通知を受信した場合に、全蓄電モジュールに対して上記半導体スイッチをオフ状態に強制設定するための制御信号を送信するリモート制御手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
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