JP2008160754A - 移動体通信システム及び移動体通信システムにおけるユーザ品質情報解析方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】RSCP、Ec/No、BLER等の無線品質以外にユーザの操作や移動に起因する品質情報を取得することができると共に、新たな品質情報を基により良いサービスをユーザに提供すること。
【解決手段】移動機10では、ユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を取得する毎にそのユーザ品質情報を測定結果格納部113に保存し、保存したユーザ品質情報を所定のタイミングで移動機ログ管理センタ20へ送信し、移動機ログ管理センタ20では、移動機10からのユーザ品質情報を受信して移動機ログとして管理すると共に該移動機ログを解析し、その解析結果に基づいて品質劣化したサービスエリアがある場合に該サービスエリアの基地局を制御するオペレーションシステムに救済措置を指示する。これにより、RSCP、Ec/No、BLER等のサービスエリア品質調査に用いる無線品質では実現できないきめ細かなサービスをユーザに提供することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】移動機10では、ユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を取得する毎にそのユーザ品質情報を測定結果格納部113に保存し、保存したユーザ品質情報を所定のタイミングで移動機ログ管理センタ20へ送信し、移動機ログ管理センタ20では、移動機10からのユーザ品質情報を受信して移動機ログとして管理すると共に該移動機ログを解析し、その解析結果に基づいて品質劣化したサービスエリアがある場合に該サービスエリアの基地局を制御するオペレーションシステムに救済措置を指示する。これにより、RSCP、Ec/No、BLER等のサービスエリア品質調査に用いる無線品質では実現できないきめ細かなサービスをユーザに提供することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話等の移動体通信システム及び移動体通信システムにおけるユーザ品質情報解析方法に関する。
従来、携帯電話等の移動体通信システムにおいては、サービスエリアの品質を調査するために、RSCP(Received Signal Code Power)、Ec/No(P-CPICH RSCP値をRSSI値で除算した値)、BLER(Bit Error Rate)等の無線品質を測定している(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。特許文献1及び2について更に詳しく述べると、特許文献1には、移動機がサービスエリア圏外、あるいは電波事情の悪い地点で通信異常となった場合に、移動機がその時間、場所、通信異常の要因種別をネットワークへ送信し、時間、場所、通信異常の要因による統計処理を行い、品質上問題がある地点を分析してその改善のための有効性を割り出すことが開示されている。特許文献2には、複数の移動機それぞれが所定の通信を行った結果、複数の移動機それぞれから出力される移動体通信網との間の通信品質を示す通信品質情報に基づいて通信品質を解析することが開示されている。
特開2002−271833号公報
特開2005−236680号公報
しかしながら、サービスエリア品質調査に用いる無線品質(RSCP、Ec/No、BLER等)は、送信出力の増減、変調方式の変更(例えば16QAMをQPSKに変更)、シンボルレートの変更等に使用されるが、この無線品質はユーザの利用実感に見合ったものではなく、ユーザの操作や移動が反映されない分、サービスの面で不足感があった。ユーザの操作や移動をサービスに反映させるには、新たなパラメータを得る必要があり、それが実現できれば更に良いサービスをユーザに提供することが可能となる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、RSCP、Ec/No、BLER等の無線品質以外に、ユーザの操作や移動に起因する品質情報を取得することができると共に、取得した新たな品質情報を基により良いサービスをユーザに提供することができる移動体通信システム及び移動体通信システムにおけるユーザ品質情報解析方法を提供することを目的とする。
本発明の移動体通信システムは、移動機におけるユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を取得するユーザ品質情報取得手段と、前記ユーザ品質情報取得手段で新たなユーザ品質情報が取得される毎にそのユーザ品質情報を保存するユーザ品質情報保存手段と、前記ユーザ品質情報保存手段に保存された少なくとも1つのユーザ品質情報を所定のタイミングで送信先にネットワーク経由で送信するユーザ品質情報送信手段と、前記ユーザ品質情報送信手段からユーザ品質情報が送信される毎にそのユーザ品質情報を受信して移動機ログとして管理すると共に該移動機ログを解析し、その解析結果に基づいて品質劣化したサービスエリアがある場合に該サービスエリアの基地局を制御するオペレーションシステムに救済措置を指示する移動機ログ管理手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を測定し、その測定情報を移動機ログ管理手段で解析し、その解析結果に基づいて品質劣化したサービスエリアがある場合に該サービスエリアの基地局を制御するオペレーションシステムに救済措置を指示するので、RSCP、Ec/No、BLER等のサービスエリア品質調査に用いる無線品質では実現できないきめ細かなサービスをユーザに提供することが可能となる。
本発明の移動体通信システムにおいては、前記ユーザ品質情報取得手段は、前記移動機の待ち受け時にユーザ操作があると、そのときの時刻、位置情報及び電界強度をユーザ品質情報として取得することが好ましい。この構成によれば、新たなパラメータとして、移動機の現在位置における電界強度を取得することができる。
本発明の移動体通信システムにおいては、前記ユーザ品質情報取得手段は、コンテンツのダウンロードを要求するユーザ操作があると、コンテンツのダウンロード終了後に、コンテンツ開始時刻、コンテンツ終了時刻及びコンテンツサイズからスループットを計算し、その計算結果をユーザ品質情報として取得することが好ましい。この構成によれば、新たなパラメータとして、コンテンツをダウンロードしたときのスループットを取得することができる。
本発明の移動体通信システムにおいては、前記ユーザ品質情報取得手段は、通話中に品質劣化をユーザに通知する品質アラームが鳴動した場合にその鳴動時間を測定し、その測定結果をユーザ品質情報として取得することが好ましい。この構成によれば、新たなパラメータとして、品質アラームが鳴動したときのアラーム鳴動時間を取得することができる。
本発明の移動体通信システムにおけるユーザ品質情報解析方法は、移動機におけるユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を取得するユーザ品質情報取得工程と、前記ユーザ品質情報取得工程で新たなユーザ品質情報が取得される毎にそのユーザ品質情報を保存するユーザ品質情報保存工程と、前記ユーザ品質情報保存工程で保存された少なくとも1つのユーザ品質情報を所定のタイミングで送信先にネットワーク経由で送信するユーザ品質情報送信工程と、前記ユーザ品質情報送信工程でユーザ品質情報が送信される毎にそのユーザ品質情報を受信して移動機ログとして管理すると共に該移動機ログを解析し、その解析結果に基づいて品質劣化したサービスエリアがある場合に該サービスエリアの基地局を制御するオペレーションシステムに救済措置を指示する移動機ログ管理工程と、を備えることを特徴とする。
この方法によれば、ユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を測定し、その測定情報を移動機ログ管理手段で解析し、その解析結果に基づいて品質劣化したサービスエリアがある場合に該サービスエリアの基地局を制御するオペレーションシステムに救済措置を指示するので、RSCP、Ec/No、BLER等のサービスエリア品質調査に用いる無線品質では実現できないきめ細かなサービスをユーザに提供することが可能となる。
本発明によれば、RSCP、Ec/No、BLER等のサービスエリア品質調査に用いる無線品質以外に、サービスエリア内でのユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を取得することができると共に、取得した新たなユーザ品質情報を基にきめ細かなサービスをユーザに提供できる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る移動体通信システムの全体構成及び移動機の詳細な構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態の移動体通信システムは、移動機10と、移動機10で測定されたユーザ品質情報を管理保存する移動機ログ管理センタ20と、移動機ログ管理センタ20に管理されている移動機毎のユーザ品質情報の検索及び取り出しを行う移動機ログ管理ツール30と、移動体通信ネットワーク40とを備えて構成される。なお、実際の運用では移動機10は複数台存在する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る移動体通信システムの全体構成及び移動機の詳細な構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態の移動体通信システムは、移動機10と、移動機10で測定されたユーザ品質情報を管理保存する移動機ログ管理センタ20と、移動機ログ管理センタ20に管理されている移動機毎のユーザ品質情報の検索及び取り出しを行う移動機ログ管理ツール30と、移動体通信ネットワーク40とを備えて構成される。なお、実際の運用では移動機10は複数台存在する。
移動機10はユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を測定する。本実施の形態では、ユーザ品質情報として、「電界強度(アンテナ本数)」、「平均スループット」、「品質劣化アラーム鳴動」及び「通話時間」を測定する。移動機10で測定されたユーザ品質情報は所定のタイミングで移動体通信ネットワーク40を経由して移動機ログ管理センタ20に送られる。ユーザ品質情報を送信するタイミングは、移動機固有のタイミング又は移動機ログ管理センタ20から指定されるタイミングである。移動機ログ管理センタ20は、移動機10から送信されたユーザ品質情報を受信して移動機ログとして管理すると共に該移動機ログを解析し、その解析結果に基づいて品質劣化したサービスエリアがある場合に該サービスエリアの基地局を制御するオペレーションシステムに救済措置を指示する。移動機ログ管理ツール30は、所謂パソコンで構成され、移動機ログ管理センタ20に保存されているユーザ品質情報の検索及び取り出しを行う。
次に、移動機10の構成について説明する。図1に示すように、移動機10は、画面表示部101と、キー操作部102と、GPS受信部103と、送受信部104と、音声処理部105と、時刻取得部106と、位置情報取得部107と、アンテナ本数取得部108と、発着信カウント部109と、スループット演算部110と、品質アラーム取得部111と、通信時間取得部112と、測定結果格納部113と、制御部114とを備える。画面表示部101は、移動機本体前面に設けられた液晶ディスプレイ(図示略)に移動機10の使用における各種表示を行う。キー操作部102は、移動機10を操作するための各種入力を行うためのものであり、ユーザによって操作される。GPS受信部103は、GPS(Global Positioning System)衛星(図示略)から送信される電波を受信する。
送受信部104は、通常の通話を行うための無線信号の送受信を行う。音声処理部105は通話における音声処理を行う。時刻取得部106は現在時刻の取得を行う。位置情報取得部107は、GPS受信部103で受信された無線信号を基に位置情報を測定する。なお、位置情報は移動体通信ネットワーク40からも取得可能である。アンテナ本数取得部108は電界強度を測定する。このアンテナ本数取得部108で測定された電界強度は上述した液晶ディスプレイにアンテナの本数としても表示される。
発着信カウント部109は、発呼した回数と着呼した回数を計測する。スループット演算部110は、移動体通信ネットワーク40に接続されたコンテンツサーバ(図示略)からコンテンツをダウンロードしたときに得られる「コンテンツサイズ」、コンテンツの「ダウンロード開始時刻」及び「ダウンロード終了時刻」から「スループット」を算出する。スループット」は次式を用いて算出できる。
スループット(kbps)=コンテンツサイズ(kB)/(ダウンロード終了時刻−ダウンロード開始時刻)
スループット(kbps)=コンテンツサイズ(kB)/(ダウンロード終了時刻−ダウンロード開始時刻)
品質アラーム取得部111は、通話中にユーザ品質劣化を通知するアラームが鳴動した場合にその鳴動時間を記録する。通信時間取得部112は、「通信開始時刻」及び「通信終了時刻」から通信時刻を算出する。測定結果格納部113は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリを備え、時刻取得部106、位置情報取得部107、アンテナ本数取得部108、発着信カウント部109、スループット演算部110、品質アラーム取得部111及び通信時間取得部112の各部で取得されたユーザ品質情報を記憶する。制御部114は上述した装置各部101〜113を制御する。
なお、上記時刻取得部106、位置情報取得部107、アンテナ本数取得部108、発着信カウント部109、スループット演算部110、品質アラーム取得部111及び通信時間取得部112のそれぞれと制御部114は、ユーザ品質情報取得手段を構成する。また、上記測定結果格納部113と制御部114はユーザ品質情報保存手段を構成する。また、送受信部104と制御部114はユーザ品質情報送信手段を構成する。また、上記移動機ログ管理センタ20は、移動機ログ管理手段に対応する。
次に、「電界強度測定処理」、「スループプット測定処理」、「品質アラーム鳴動時間測定処理」の各処理の詳細について説明する。
図2は「電界強度測定処理」の流れを示す図である。
〔1〕 ユーザが移動機10を操作する。すなわち、移動機10が二つ折りタイプであった場合は「開く」、移動機10がストレートタイプであった場合は「ディスプレイのバックライトオン」などのユーザの利用意志に起因する操作を行う。
〔2〕 ユーザの操作タイミングで、「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」をそれぞれ取得する。
〔3〕 取得した「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」のユーザ品質情報を移動機10の測定結果格納部113に保存する。なお、ユーザ品質情報を図示せぬ外部記録媒体(半導体メモリ、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク等)に保存するようにしても良いし、両方に保存するようにしても良い。
〔4〕 測定結果格納部113及び/又は外部記録媒体に保存した「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」のユーザ品質情報を移動機固有のタイミング又は移動機ログ管理センタ20から指定されたタイミングで移動機ログ管理センタ20へ送信する。
図2は「電界強度測定処理」の流れを示す図である。
〔1〕 ユーザが移動機10を操作する。すなわち、移動機10が二つ折りタイプであった場合は「開く」、移動機10がストレートタイプであった場合は「ディスプレイのバックライトオン」などのユーザの利用意志に起因する操作を行う。
〔2〕 ユーザの操作タイミングで、「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」をそれぞれ取得する。
〔3〕 取得した「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」のユーザ品質情報を移動機10の測定結果格納部113に保存する。なお、ユーザ品質情報を図示せぬ外部記録媒体(半導体メモリ、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク等)に保存するようにしても良いし、両方に保存するようにしても良い。
〔4〕 測定結果格納部113及び/又は外部記録媒体に保存した「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」のユーザ品質情報を移動機固有のタイミング又は移動機ログ管理センタ20から指定されたタイミングで移動機ログ管理センタ20へ送信する。
上記〔1〕〜〔4〕における処理を示すフローチャートで示すと図3のようになる。同図において、待ち受け中にユーザ操作が行われたことを検知すると(ステップS10)、「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」をそれぞれ取得する(ステップS12)。そして、取得したユーザ品質情報を保存する(ステップS14)。その後、「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」の取得結果を所定のタイミングで送信する(ステップS16)。このステップS10〜ステップS16の処理を繰り返し行う。この処理を繰り返し行うことで、ユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を得ることができる。
「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」のユーザ品質情報が移動機ログ管理センタ20で管理保存された後、移動機ログ管理ツール30から移動機ログ管理センタ20に対して、出力形式(CSV(Comma Separated Values)ファイル又は地図表示)と検索条件(測定期間、移動機、測定項目等)を指定すると、移動機ログ管理センタ20が移動機ログ管理ツール30からの検索条件に合致する測定結果を検索し、該当する測定結果があればそれを指定された出力形式で出力する。これにより、移動機ログ管理ツール30にて閲覧が可能となる。
図4は「スループット測定処理」の流れを示す図である。
〔1〕 ユーザがコンテンツダウンロード要求を行う。
〔2〕 コンテンツをダウンロード要求したタイミングで「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」をそれぞれ取得して記録する。このときの時刻を「ダウンロード開始時刻」とする。
〔3〕 コンテンツのダウンロードが終了する。
〔4〕 コンテンツのダウンロード終了タイミングで「ダウンロード終了時刻」及び「コンテンツサイズ」を取得する。
〔5〕 取得した「コンテンツサイズ」、「ダウンロード開始時刻」及び「ダウンロード終了時刻」から「スループット」を計算する。
〔6〕 算出した「スループット」を測定結果格納部113に保存する。なお、このユーザ品質情報を図示せぬ外部記録媒体(半導体メモリ、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク等)に保存するようにしても良いし、両方に保存するようにしても良い。
〔7〕 測定結果格納部113及び/又は外部記録媒体に保存した「スループット」のユーザ品質情報を「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」と共に移動機固有のタイミング又は移動機ログ管理センタ20から指定されたタイミングで移動機ログ管理センタ20へ送信する。
〔1〕 ユーザがコンテンツダウンロード要求を行う。
〔2〕 コンテンツをダウンロード要求したタイミングで「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」をそれぞれ取得して記録する。このときの時刻を「ダウンロード開始時刻」とする。
〔3〕 コンテンツのダウンロードが終了する。
〔4〕 コンテンツのダウンロード終了タイミングで「ダウンロード終了時刻」及び「コンテンツサイズ」を取得する。
〔5〕 取得した「コンテンツサイズ」、「ダウンロード開始時刻」及び「ダウンロード終了時刻」から「スループット」を計算する。
〔6〕 算出した「スループット」を測定結果格納部113に保存する。なお、このユーザ品質情報を図示せぬ外部記録媒体(半導体メモリ、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク等)に保存するようにしても良いし、両方に保存するようにしても良い。
〔7〕 測定結果格納部113及び/又は外部記録媒体に保存した「スループット」のユーザ品質情報を「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」と共に移動機固有のタイミング又は移動機ログ管理センタ20から指定されたタイミングで移動機ログ管理センタ20へ送信する。
上記〔1〕〜〔7〕における処理を示すフローチャートで示すと図5のようになる。同図において、移動機10が通信中にコンテンツのダウンロードを開始する(ステップS20)。コンテンツのダウンロードを開始した時点の「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」をそれぞれ取得する(ステップS22)。その後、コンテンツのダウンロードが終了したと判断すると(ステップS24)、ダウンロード終了時点の「時刻」と「コンテンツサイズ」をそれぞれ取得する(ステップS26)。そして、「コンテンツサイズ」、「ダウンロード開始時刻」及び「ダウンロード終了時刻」から「スループット」を計算し(ステップS28)、その結果を「コンテンツサイズ」、「ダウンロード開始時刻」及び「ダウンロード終了時刻」と共に保存する(ステップS30)。その後、「時刻」、「位置情報」、「アンテナ本数」及び「スループット」のユーザ品質情報を所定のタイミングで送信する(ステップS32)。このステップS20〜ステップS32の処理を繰り返し行う。
「コンテンツサイズ」、「ダウンロード開始時刻」、「ダウンロード終了時刻」及び「スループット」のユーザ種情報が移動機ログ管理センタ20で管理保存された後、移動機ログ管理ツール30から移動機ログ管理センタ20に対して、出力形式(CSVファイル又は地図表示)と検索条件(測定期間、移動機、測定項目等)を指定すると、移動機ログ管理センタ20が移動機ログ管理ツール30からの検索条件に合致する測定結果を検索し、該当する測定結果があればそれを指定された出力形式で出力する。これにより、移動機ログ管理ツール30にて閲覧が可能となる。
図6は「品質アラーム鳴動時間測定処理」の流れを示す図である。
〔1〕 ユーザが通話を開始する。
〔2〕 通話開始のタイミングで「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」をそれぞれ取得する。
〔3〕 通話開始直後から「通話時間」の計測を開始し、品質アラーム鳴動を監視する。通話中、品質劣化アラームが鳴動した場合にはその鳴動時間を記録する。
〔4〕 ユーザが移動機10のオンフックボタンを押下することにより終話、もしくは相手先が終話する。
〔5〕 通話終了後、終話信号を送信(又は受信)するタイミングにて「通話時間」の計測を終了する。同時に品質アラーム鳴動監視も終了。
〔6〕 測定して得られたユーザ品質情報を測定結果格納部113又は外部記録媒体の一方もしくは両方に保存する。
〔7〕 測定結果格納部113及び/又は外部記録媒体に保存したユーザ品質情報を移動機固有のタイミング又は移動機ログ管理センタ20から指定されたタイミングで移動機ログ管理センタ20へ送信する。
〔1〕 ユーザが通話を開始する。
〔2〕 通話開始のタイミングで「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」をそれぞれ取得する。
〔3〕 通話開始直後から「通話時間」の計測を開始し、品質アラーム鳴動を監視する。通話中、品質劣化アラームが鳴動した場合にはその鳴動時間を記録する。
〔4〕 ユーザが移動機10のオンフックボタンを押下することにより終話、もしくは相手先が終話する。
〔5〕 通話終了後、終話信号を送信(又は受信)するタイミングにて「通話時間」の計測を終了する。同時に品質アラーム鳴動監視も終了。
〔6〕 測定して得られたユーザ品質情報を測定結果格納部113又は外部記録媒体の一方もしくは両方に保存する。
〔7〕 測定結果格納部113及び/又は外部記録媒体に保存したユーザ品質情報を移動機固有のタイミング又は移動機ログ管理センタ20から指定されたタイミングで移動機ログ管理センタ20へ送信する。
上記〔1〕〜〔7〕における処理を示すフローチャートで示すと図7のようになる。同図において、通話開始時に「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」をそれぞれ取得する(ステップS40)。次いで、通話時間の測定を開始する(ステップS42)。そして、品質アラーム鳴動の有無を判定し(ステップS44)、品質アラームが鳴動した場合に品質アラーム鳴動時間の測定を開始する(ステップS46)。そして、品質アラーム鳴動が継続しているかどうか判定し(ステップS48)、品質アラーム鳴動が継続している場合はこの判定を繰り返し、品質アラーム鳴動が終了した場合は品質アラーム鳴動時間の測定を終了する(ステップS50)。品質アラーム鳴動時間の測定を終了した後、ステップST44に戻る。
一方、ステップS44の判定において品質アラームが鳴動していなければ終話(切断)し(ステップS52)、通話時間の測定を終了する(ステップS54)。そして、測定した通話時間を保存し(ステップS56)、その後、「通話時間」を「時刻」、「位置情報」及び「アンテナ本数」と共に移動機ログ管理センタ20へ送信する(ステップS58)。
「時刻」、「位置情報」、「アンテナ本数」及び「通話時間」のユーザ品質情報が移動機ログ管理センタ20で管理保存された後、移動機ログ管理ツール30から移動機ログ管理センタ20に対し、出力形式(CSVファイル又は地図表示)と検索条件(測定期間、移動機、測定項目等)を指定すると、移動機ログ管理センタ20が移動機ログ管理ツール30からの検索条件に合致する測定結果を検索し、該当する測定結果があればそれを指定された出力形式で出力する。これにより、移動機ログ管理ツール30にて閲覧が可能となる。
図8に移動機10の測定結果格納部113に格納されるユーザ品質情報の一例を示す。測定結果格納部113には「測定ID」、「測定時刻」、「位置情報」、「アンテナ表示」、「通信時間」、「品質アラーム鳴動」、「スループット」のユーザ品質情報が保存される。また、図9に移動機ログ管理センタ20に格納される情報の一例を示す。移動機ログ管理センタ20には、移動機10毎に「移動機ID」、「測定ID」、「測定時間」、「位置情報」、「アンテナ表示」、「通信時間」、「品質アラーム鳴動」、「スループット」のユーザ品質情報が保存される。図9では、移動機IDが「0001」と「0004」の移動機10からのユーザ品質情報が保存されているのが分かる。
以上のようにして、移動機10にてユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を測定し、その測定したユーザ品質情報を移動体通信ネットワーク40経由で移動機ログ管理センタ20へ送る。移動機ログ管理センタ20では、ユーザ品質情報の解析結果から品質劣化したサービスエリアがあると、該サービスエリアの基地局を制御するオペレーションシステム(図示略)に救済措置を指示する。サービスエリアの品質劣化は、受信強度(アンテナの本数)の低下、スループットの低下、品質アラーム鳴動等によって判定することができる。
ここで、図10及び図11に救済措置の一例を示す。この救済措置の例は遠隔チルト制御により基地局Bのサービスエリアを救済するものである。なお、図10は移動機ログ管理ツール30で表示された測定結果であり、現在基地局Bの故障により基地局B周辺にて圏外が多発している。この場合に、移動機ログ管理センタ20からオペレーションシステム(図示略)へ自動的に基地局Aのアンテナのチルト変更を指示し、基地局B周辺のサービスエリアを救済する。このように、RSCP、Ec/No、BLER等の無線品質だけでは得られないサービスをユーザに提供することが可能となる。
このように、本実施の形態の移動体通信システムによれば、移動機10では、ユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を取得する毎にそのユーザ品質情報を測定結果格納部113に保存し、測定結果格納部113に保存したユーザ品質情報を移動機固有のタイミング又は移動機ログ管理センタ20から指定されたタイミングで移動機ログ管理センタ20へ送信し、移動機ログ管理センタ20では、移動機10から送信されてくるユーザ品質情報を受信して移動機ログとして管理すると共に該移動機ログを解析し、その解析結果に基づいて品質劣化したサービスエリアがある場合に該サービスエリアの基地局を制御するオペレーションシステムに救済措置を指示するので、RSCP、Ec/No、BLER等のサービスエリア品質調査に用いる無線品質では実現できないきめ細かなサービスをユーザに提供することが可能となる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、処理部や処理手順については適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することが可能である。
10 移動機
20 移動機ログ管理センタ
30 管理ツール
40 移動体通信ネットワーク
101 画面表示部
102 キー操作部
103 GPS受信部
104 送受信部
105 音声処理部
106 時刻取得部
107 位置情報取得部
108 アンテナ本数取得部
109 発着信カウント部
110 スループット演算部
111 品質アラーム取得部
112 通信時間取得部
20 移動機ログ管理センタ
30 管理ツール
40 移動体通信ネットワーク
101 画面表示部
102 キー操作部
103 GPS受信部
104 送受信部
105 音声処理部
106 時刻取得部
107 位置情報取得部
108 アンテナ本数取得部
109 発着信カウント部
110 スループット演算部
111 品質アラーム取得部
112 通信時間取得部
Claims (5)
- 移動機におけるユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を取得するユーザ品質情報取得手段と、前記ユーザ品質情報取得手段で新たなユーザ品質情報が取得される毎にそのユーザ品質情報を保存するユーザ品質情報保存手段と、前記ユーザ品質情報保存手段に保存された少なくとも1つのユーザ品質情報を所定のタイミングで送信先にネットワーク経由で送信するユーザ品質情報送信手段と、前記ユーザ品質情報送信手段からユーザ品質情報が送信される毎にそのユーザ品質情報を受信して移動機ログとして管理すると共に該移動機ログを解析し、その解析結果に基づいて品質劣化したサービスエリアがある場合に該サービスエリアの基地局を制御するオペレーションシステムに救済措置を指示する移動機ログ管理手段と、を備えることを特徴とする移動体通信システム。
- 前記ユーザ品質情報取得手段は、前記移動機の待ち受け時にユーザ操作があると、そのときの時刻、位置情報及び電界強度をユーザ品質情報として取得することを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
- 前記ユーザ品質情報取得手段は、コンテンツのダウンロードを要求するユーザ操作があると、コンテンツのダウンロード終了後に、コンテンツ開始時刻、コンテンツ終了時刻及びコンテンツサイズからスループットを計算し、その計算結果をユーザ品質情報として取得することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の移動体通信システム。
- 前記ユーザ品質情報取得手段は、通話中に品質劣化をユーザに通知する品質アラームが鳴動した場合にその鳴動時間を測定し、その測定結果をユーザ品質情報として取得することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の移動体通信システム。
- 移動機におけるユーザの操作や移動に起因するユーザ品質情報を取得するユーザ品質情報取得工程と、前記ユーザ品質情報取得工程で新たなユーザ品質情報が取得される毎にそのユーザ品質情報を保存するユーザ品質情報保存工程と、前記ユーザ品質情報保存工程で保存された少なくとも1つのユーザ品質情報を所定のタイミングで送信先にネットワーク経由で送信するユーザ品質情報送信工程と、前記ユーザ品質情報送信工程でユーザ品質情報が送信される毎にそのユーザ品質情報を受信して移動機ログとして管理すると共に該移動機ログを解析し、その解析結果に基づいて品質劣化したサービスエリアがある場合に該サービスエリアの基地局を制御するオペレーションシステムに救済措置を指示する移動機ログ管理工程と、を備えることを特徴とする移動体通信システムにおけるユーザ品質情報解析方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006350305A JP2008160754A (ja) | 2006-12-26 | 2006-12-26 | 移動体通信システム及び移動体通信システムにおけるユーザ品質情報解析方法 |
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