JP2008160317A - 質問器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用する周波数が「素数−1」でない周波数ホッピング方式のRFIDシステムで用いられる場合でも、近接する他の質問器との干渉を極力減らすようにする。
【解決手段】ホッピングパターン設定部16は、1から使用する周波数の数より大きい素数−1までの全ての整数が1回だけ表れる数列から、使用する周波数の数より大きい整数を除外した数列の各要素に対して、それぞれ0から使用する周波数の数−1までの整数のいずれか一つがオフセットとして加算され、1から使用する周波数の数までの全ての整数が一回だけ表れる数列を周波数ホッピングパターンコードとして設定する。周波数発振部17は、この周波数ホッピングパターンコードを使用する周波数に変換しその周波数の無変調信号を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、時間の経過とともに通信周波数を変化させながらRFID(Radio Frequency Identification)タグ等の応答器と無線通信を行う周波数ホッピング方式を採用した質問器に関する。
近年、RFID(Radio Frequency Identification)システムと称される無線通信システムが注目されている。このシステムは、ICチップとアンテナとを備えた小型の応答器と、電波または電磁波を利用して上記応答器との間で無線通信を行うことによりデータの書込み及び読取りを非接触で行う質問器とから構成されている。因みに、応答器は、RFIDタグ,無線タグ,電子タグ等とも呼ばれており、質問器は、リーダ・ライタ、インテロゲータ等とも呼ばれている。
スペクトル拡散方式の一種である周波数ホッピング方式を採用した質問器がある。この種の質問器は、予め設定された周波数ホッピングパターンに従い、時間の経過とともに通信を行う周波数を変化させる。この動作をホッピング動作と称する。
一般に、限られた領域内に複数の質問器を設置した場合、近接する質問器どうしが同じ周波数を使用すると互いに干渉しあう。しかし、周波数ホッピング方式を採用することによって、質問器間の干渉を低減できるようになる。ただし、同一の周波数ホッピングパターンを各質問器が位相をずらして使用していた場合には、同じ時間に近接する質問器どうしが同じ周波数でホッピング動作を行い、長時間にわたり互いに同じ周波数を使用し続ける可能性がある。そこで、無線通信システムにおいて、ある時間に同じ周波数を使用することがあっても周波数ホッピングにより必ず互いに異なる周波数になる周波数ホッピングパターンの作成手順が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2984588号公報
しかしながら、従来の作成手順で作成される周波数ホッピングパターンは、「素数−1」個の周波数を使用するパターンである。このため、使用する周波数の数が「素数−1」個でない無線通信システムには、従来の作成手順を採用することはできない。
現在、RFIDシステムにおいては、860〜960MHzのUHF帯が使用可能なっている。ただし、UHF帯は主に携帯電話の周波数帯として用いられているため、携帯電話とRFIDシステムとの周波数帯が重複して電波状況を乱すことがないように、860〜960MHzの中でも952〜954MHzのUHF帯域(1〜9チャネル)若しくは952〜955MHzのUHF帯域(1〜14チャネル)がRFIDシステムに割り当てられている。したがって、使用する周波数の数を「素数−1」個とすると、割り当てられた周波数の全てを使用することはできなくなる。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、使用する周波数が「素数−1」でない周波数ホッピング方式のRFIDシステムで用いられる場合においても、近接する他の質問器との干渉を極力減らすことができる質問器を提供しようとするものである。
本発明は、周波数ホッピング方式で応答器と無線通信を行う質問器であって、「1」から「使用する周波数の数より大きい素数−1」または「使用する周波数の数より大きい素数のべき乗の整数−1」までの全ての整数が1回だけ表れる数列から、使用する周波数の数より大きい整数を除外した数列の各要素に対して、それぞれ「0」から「使用する周波数の数−1」までの整数のいずれか一つがオフセットとして加算され、「1」から使用する周波数の数までの全ての整数が一回だけ表れる数列が周波数ホッピングパターンコードとして設定されるホッピングパターン設定部と、ホッピングパターン設定部に設定された周波数ホッピングパターンコードを使用する周波数に変換しその周波数の無変調信号を出力する周波数発振部と、この周波数発振部から出力される無変調信号を送信データで変調し、変調信号をアンテナに出力する送信部と、アンテナで受信した変調信号を周波数発振部から出力される無変調信号で復調する受信部と、送信部への送信データの出力を制御する制御部とを備えたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、使用する周波数が「素数−1」でない周波数ホッピング方式のRFIDシステムで用いられる場合においても、近接する他の質問器との干渉を極力減らすことができる質問器を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、UHF帯のなかの952〜954MHzのUHF帯域(1〜9チャネル)を全て使用するRFIDシステムで用いられる質問器に本発明を適用した場合である。はじめに、第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る質問器1の一実施形態における要部構成を示すブロック図である。質問器1は、本体10と、応答器であるRFIDタグ(不図示)との間で電波の受渡しを行うアンテナ2とから構成されている。
本体10は、インターフェイス部11、制御部12、記憶部13、送信部14、受信部15、ホッピングパターン設定部16、周波数発振部17及びサーキュレータ18等で構成されている。
インターフェイス部11は、コンピュータや各種コントローラ等の上位機器(不図示)と通信回線を介して接続し、上位機器と制御部12との間のデータ授受を司る。制御部12は、インターフェイス部11を介して上位機器から与えられるコマンド等に基づいて送信データを生成し、送信部14に出力する。送信部14は、制御部12から出力された送信データで周波数発振部17から発振出力される無変調波を変調し、変調信号をサーキュレータ18に出力する。サーキュレータ18は、送信部14からの変調信号をアンテナ2に伝達する。これにより、アンテナ2から変調信号が電波として放射される。
放射された電波がRFIDタグに到達すると、RFIDタグが活性化される。活性化されたRFIDタグは、応答電波を返す等の受信動作を行う。RFIDタグから放射された応答電波をアンテナ2が受信すると、その電波が受信信号としてサーキュレータ18に出力される。サーキュレータ18は、アンテナ2からの受信信号を受信部15に伝達する。受信部15は、受信信号を周波数発振部17から発振出力される無変調波と掛け合わせてベースバンド信号に変換し、このベースバンド信号を復調する。そして、復調された受信データを制御部12に出力する。制御部12は、受信部15から入力された受信データを解析し、必要に応じて上位機器にインターフェイス部11を介して伝送する。
記憶部13には、制御部12の動作を決定するためのプログラム、送信電力制御の設定値、キャリアセンスレベルのしきい値等が格納されている。また、図2に示すように、各質問器の製造段階において質問器毎に設定される固有の製造番号を固定的に記憶する製造番号メモリ21と、後述する作成手順で作成される周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kを記憶するホッピングパターンメモリ22と、初期値“1”から周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kの要素の数(本実施の形態では“9”)までの整数nを巡回計数する巡回カウンタメモリ23とが形成されている。
制御部12は、起動時、ホッピングパターンメモリ22内の周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kを読出し、ホッピングパターン設定部16に設定する動作を行う。ホッピングパターン設定部16は、設定された周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kを制御部12からの切替コマンドに応じて周波数発振部17に出力する。
周波数発振部17には、図3に示すように、整数「1」から使用する周波数の数(本実施の形態では“9”)までの連続する整数を周波数識別番号とし、各周波数識別番号に1対1で対応して使用する周波数のデータF1〜F9が割当設定された周波数変換テーブル31が設けられている。因みに、本実施の形態においては、図4に示すように、UHF帯のなかの952〜954MHzのUHF帯域内の異なる9種類の周波数f1〜f9にそれぞれ対応したデータF1〜F9が、周波数変換テーブル31に設定されている。しかして、周波数発振部17は、ホッピングパターン設定部16から入力されるコードで前記周波数変換テーブル31を検索して該当する周波数データを取得し、その周波数データに相当する周波数の無変調信号を送信部14及び受信部15に発振出力する。
ここで、本実施の形態における周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kの作成手順について説明する。
はじめに、当該RFIDシステムにおいて使用する周波数の数をiとし、使用する周波数の数iより大きい素数をqとし、αを原始元とし、nを0からq−2までの整数とすると、巡回する数列Zは式(1)と(2)で表わすことができる。巡回数列Zは、1から[q−1]までの全ての整数が擬似ランダムに一回だけ現れる数列である。また、素数qを指数mを整数とする素数のべき乗であるqとした場合は、nを0からqまでの整数とすると、巡回する整列Zは式(1)と(2)で表すことができ、1から[q−1]までの全ての請求が擬似ランダムに一回だけ現れる数列である。
=α mod.q …(1)
Z={z,z,z,…,z} …(2)
(1)式の右辺[α mod.q]は、αをqで割り算した余りである。因みに、zq−1=zとなり、z=zとなる。
使用する周波数の数iは素数qより小さいので、巡回する数列Zの中からiより大きい数を削除する。数列Zから使用する周波数の数iより大きい数を削除した数列Yを式(3)とする。
Y={y,y,y,・・・,yi−1} …(3)
次に、数列Yの各要素{y,y,y,・・・,yi−1}に対して、それぞれ「0」から[i−1]までの整数をそれぞれオフセットとして加算する。すなわち、jを0から[i−1]までの整数とし、オフセットkを0から[i−1]までの整数として、式(4)と(5)と(6)に従って数列Xを作成する。
jk=(y+k) mod.i
((y+k) mod.i≠0)のとき …(4)
jk=i ((y+k) mod.i=0)のとき …(5)
={x0k,x1k,x2k,・・・,xi−1k} …(6)
このようにして作成した数列X(=X、X、X、・・・、Xi−1)の右辺の数値が周波数ホッピングパターンコードとなり、このコードを使用する周波数に変換したものが周波数ホッピングパターンとなる。
本実施の形態の如く使用する周波数の数が“9”である場合、周波数ホッピングパターンコードは、次の手順で作成される。先ず、使用する周波数の数iは“9”である。そこで、iより大きな素数qとして“11”を選択する。さらに、原始元αとして“2”を選択する。素数q=9と原始元α=11を式(1)と(2)に代入することにより、1から使用する周波数の数iより大きい素数q−1までの全ての整数が1回だけ表れる巡回数列Zを作成する。この場合、巡回数列Zは、次のようになる。
Z={1,2,4,8,5,10,9,7,3,6}
そこで、数列Zの中から使用する周波数の数i=9より大きい数を削除して、数列Yを作成する。この場合、使用する周波数の数i=9より大きい数は“10”だけなので、数列Yは次のようになる。
Y={1,2,4,8,5,9,7,3,6}
次に、式(4),(5)及び(6)に従って、数列Yの各要素{1,2,4,8,5,9,7,3,6}に対して、それぞれ「0」から[i−1]までの整数をそれぞれオフセットとして加算して、「1」から使用する周波数の数までの全ての整数が一回だけ表れる数列X(=X、X、X、・・・、X)を作成する。この場合、数列X(=X、X、X、・・・、X)は、次のようになる。
={1,2,4,8,5,9,7,3,6}
={2,3,5,9,6,1,8,4,7}
={3,4,6,1,7,2,9,5,8}
={4,5,7,2,8,3,1,6,9}
={5,6,8,3,9,4,2,7,1}
={6,7,9,4,1,5,3,8,2}
={7,8,1,5,2,6,4,9,3}
={8,9,2,6,3,7,5,1,4}
={9,1,3,7,4,8,6,2,5}
こうして作成された数列X(=X、X、X、・・・、X)のいずれか1つの右辺を周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kとして、質問器本体10の記憶部13に形成されたホッピングパターンメモリ22に記憶させる。例えば、インターフェイス部11を介して接続された上位機器から通信回線を介していずれか1つの周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kをダウンロードして、ホッピングパターンメモリ22に記憶させる。
次に、制御部12の制御手順について、図5の流れ図を用いて説明する。制御部12は、例えば上位機器からインターフェイス部11を介して起動コマンドが入力されると、この制御を開始する。先ず制御部12は、ST(ステップ)1として記憶部13のホッピングパターンメモリ22に記憶されている周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kを読み出す。そして、ST2としてこの読み出した周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kをホッピングパターン設定部16に設定する。
次に、制御部12は、ST3として記憶部13における巡回カウンタメモリ23のカウント値nを“1”に初期設定する。そして、ST4としてホッピングパターン設定部16に対してn番目(nは巡回カウンタメモリ23のカウント値nと同値)の周波数識別番号出力を指令する。
このとき、指令を受けたホッピングパターン設定部16では、設定されている周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kの中の左からn番目の数値(n=1の場合はx0K、n=2の場合はx1K、……n=9の場合はx8K)が抽出され、周波数識別番号として周波数発振部17に出力される。周波数発振部17では、この周波数識別番号で周波数変換テーブル31が検索され、当該周波数識別番号に対応して設定されている周波数データF1〜F9が読み出され、この周波数データF1〜F9に応じた周波数f1〜f9の無変調信号が送信部14及び受信部15に発振出力される。
そこで制御部12は、ST5として受信部15での受信状況を一定時間監視する。そして、ST6としてその間に受信信号があったか否かを判断する(受信判断手段)。
仮に、アンテナ2で電波を受信し、その受信信号が受信部15で受信データに復調されて制御部12に入力された場合には、制御部12は、受信有りと判断する。これに対し、一定時間内において受信データが入力されない場合には、受信無しと判断する。因みに、受信データが入力されたということは、現時点において周波数発振部17から受信部15に送信されている無変調信号の周波数を使用している他の質問器が近くに存在することを意味する。
そこで制御部12は、受信ありと判断した場合には(ST6のYES)、ST7として巡回カウンタメモリ23のカウント値nに所定数Nを加算する。ここで、所定数Nは“2”以上で、かつ使用する周波数の数iより“1”だけ小さい値以下の任意の値とする。受信無しと判断した場合には(ST6のNO)、ST7の処理は行わない。
次に、制御部12は、ST8としてST4と同様にホッピングパターン設定部16に対してn番目の周波数識別番号出力を指令する。そして、ST9として応答器であるRFIDタグに対するコマンドデータを送信部14に出力する(送信開始周波数制御手段)。
こうすることにより、ST6にて受信無しと判断された場合には(ST6のNO)、ST5の処理で受信を行った周波数の無変調信号が送信部14に継続して出力される。しかして送信部14では、この無変調信号の無変調波が制御部12から与えられたコマンドデータで変調され、変調信号がアンテナ2から電波として放射される。
一方、受信有りと判断された場合には(ST6のYES)、ST5の処理で受信を行った周波数とは異なる周波数の無変調信号が送信部14に出力される。しかして送信部14では、この無変調信号の無変調波が制御部12から与えられたコマンドデータで変調され、変調信号がアンテナ2から電波として放射される。
コマンド送信後、制御部12は、ST10としてRFIDタグからの応答信号を受信したか否かを判断する。そして、応答信号を受信した場合には(ST10のYES)、ST11としてACK応答のコマンドデータを送信部14に出力して、ST12の処理に進む。応答信号を受信しなかった場合には(ST10のNO)、ACK応答のコマンドデータを出力することなく、ST12の処理に進む。
ST12では、巡回カウンタメモリ23のカウント値nを“1”だけカウントアップする。そして、ST13としてカウント値nが使用する周波数の数“9”を超えたか否かを判断する。使用する周波数の数“9”を超えていない場合には(ST13のNO)、制御部12は、ST8の処理に戻る。使用する周波数の数“9”を超えた場合には(ST13のYES)、制御部12は、ST14として巡回カウンタメモリ23のカウント値nを“1”に戻した後、ST8の処理に戻る。
以後、制御部12は、ホッピングパターン設定部16に対してn番目の周波数識別番号出力を指令し、次いで、RFIDタグに対するコマンドデータを送信し、RFIDタグからの応答信号を受信したならばACK応答のコマンドデータを送信し、巡回カウンタメモリ23をカウントアップする、という処理を繰返し実行する。
次に、図6に示すように、それぞれ上記の如く構成された3つの質問器1-1,1-2,1-3を近傍に配置し、第1の質問器1−1で3つのRFIDタグA,B,Cと通信を行い、第2の質問器1−2で他の2つのRFIDタグD,Eと通信を行い、第3の質問器1-3で残りの2つのRFIDタグF,Gと通信を行うようにしたRFIDシステムを例に、本実施の形態の作用効果について説明する。
はじめに、初期条件として、第1の質問器1−1のホッピングパターンメモリ22には、数列X={1,2,4,8,5,9,7,3,6}のホッピングパターンコードが記憶されており、第2の質問器1−2のホッピングパターンメモリ22には、数列X={2,3,5,9,6,1,8,4,7}のホッピングパターンコードが記憶されており、第3の質問器1−3のホッピングパターンメモリ22には、数列X={3,4,6,1,7,2,9,5,8}のホッピングパターンコードが記憶されているものとする。また、各質問器1-1〜1-3の周波数変換テーブル31には、図3に示すように、周波数識別番号1〜9にそれぞれ対応して、周波数f1〜f9に対応した周波数データF1〜F9がセットされているものとする。
ここで、質問器1-1がRFIDタグA,B,Cと通信を行う手順の概略について、図7のタイミング図を用いて説明する。同図において、横軸は時間軸を示しており、時間の経過に従って右側に移動していく。
質問器1-1は、先ず、1番目の周波数f1を選択する。そして、この周波数f1を無線周波数として無変調波を送信する。次に、RFIDタグAに対するコマンドを送信する。そしてコマンド送信後、質問器1-1は、周波数f1の無変調波を再び送信し、RFIDタグAからの応答を待機する。RFIDタグAは、無変調波を受信しながら応答を返すバックスキャッタ変調を行う。質問器1-1は、RFIDタグAからの応答を受信すると、応答を受信したことを伝えるACK応答コマンドをRFIDタグAに送信する。そして、ACK応答コマンドの送信後、質問器1-1は、再び無変調波を送信し、通信周波数を2番目の周波数f2に切り替える。
質問器1-1は、周波数f2の無変調波を送信後、RFIDタグCに対するコマンドを送信し、続いて周波数f2の無変調波を再度送信する。RFIDタグCは、無変調波を受信しながら応答を返すバックスキャッタ変調を行う。質問器1-1は、RFIDタグCからの応答を受信すると、RFIDタグCへACK応答コマンドを送信する。その後、再び無変調波を送信し、通信周波数を3番目の周波数f4に切り替える。
質問器1-1は、周波数f4の無変調波を送信後、RFIDタグBに対するコマンドを送信し、続いて周波数f4の無変調波を再度送信する。RFIDタグBは、無変調波を受信しながら応答を返すバックスキャッタ変調を行う。質問器1-1は、RFIDタグBからの応答を受信すると、RFIDタグBへACK応答コマンドを送信する。その後、再び無変調波を送信する。
このように、質問器1-1〜1-3は、予め設定された周波数ホッピングパターンに従って通信周波数を順次切り替えながら、各RFIDタグA〜Gと通信を行う。なお、図7では、一つのRFIDタグと通信する毎に通信周波数を切り替えたが、切替のタイミングはこれに限るものではない。また、複数のRFIDタグと同時に通信を行う際には、アロハ方式やバイナリサーチ方式等の公知の衝突回避方式を使用すればよい。
また、質問器1-1〜1-3は、使用する周波数帯域に制限があるため、設定した周波数での送受信しかできないが、各RFIDタグA〜Gは質問器1-1〜1-3が使用するすべての周波数f1〜f9で送受信できる構成になっている。そのため、質問器1-1〜1-3が周波数ホッピングパターンを自由に設定しても、RFIDタグA〜Gとの通信をすることができる。
さて今、図8に示すように、第2の質問器1-2が、自身に設定されている周波数ホッピングパターンコード{2,3,5,9,6,1,8,4,7}の4番目の値“9”に対応した周波数データF9の周波数f9で通信を行っている状況の図中ONで示される時点において、当該質問器1-2に隣接する第1の質問器1-1が起動したとする。
そうすると、第1の質問器1-1では、自身に設定されている周波数ホッピングパターンコード{1,2,4,8,5,9,7,3,6}の1番目の値“1”に対応した周波数データF1の周波数f1で、一定期間Rxだけ受信を行う。この場合、周波数f1を使用している他の質問器が近傍に存在しないので、データの受信は行われない。したがって、第1の質問器1-1は、受信を行った周波数f1からそのまま送信を開始する。
これに対し、図9に示すように、第2の質問器1-2が、周波数f1で通信を行っている状況の図中ONで示される時点において第1の質問器1-1が起動した場合には、一定の受信期間Rx内のうちに、第2の質問器1-2から送信されている周波数f1の電波を第1の質問器1-1が受信する。ここで、所定数Nを“4”とすると、第1の質問器1-1は、周波数ホッピングパターンコード{1,2,4,8,5,9,7,3,6}の5番目の値“5”に対応した周波数データF5の周波数f5から送信を開始する。
このように、質問器1-1が起動する際には,それに隣接する質問器1-2が使用している周波数以外の周波数で起動するように制御されるので、起動時に干渉が発生することはなく、安定に起動することができる。なお、他の質問器1-2,1-3が起動する場合も同様に制御されるので、起動時に他の質問器が使用中の周波数で起動してしまい干渉が発生するのを未然に防ぐことができる。
この場合において、所定数Nは、“2”以上で、かつ使用する周波数の数iより“2”だけ小さい値以下の任意の値としている。したがって、受信を行った周波数及びその周波数に周波数ホッピングパターンで隣接する周波数を除いたいずれかの周波数で送信が開始されることとなる。
次に、3台の質問器1-1,1-2,1-3がいずれも通信を行っているときの周波数ホッピングの一例を図10のタイミング図で示す。図示するように、数列X={1,2,4,8,5,9,7,3,6}のホッピングパターンコードが設定された第1の質問器1-1では、f1,f2,f4,f8,f5,f9,f7,f3,f6,f1の順で周波数が切り替るホッピング動作によって通信を行い、数列X={2,3,5,9,6,1,8,4,7}のホッピングパターンコードが設定された第2の質問器1-2では、f2,f3,f5,f9,f6,f1,f8,f4,f7,f2の順で周波数が切り替るホッピング動作によって通信を行い、数列X={3,4,6,1,7,2,9,5,8}のホッピングパターンコードが設定された第3の質問器1-2では、f3,f4,f6,f1,f7,f2,f9,f5,f8,f3の順で周波数が切り替るホッピング動作によって通信を行う。
ここで、第2の質問器1-2が周波数f5を使用している途中の時点t1にて、第3の質問器1-3が周波数f5の使用を開始する。これにより、第2の質問器1-2と第3の質問器1-3との間で同じ周波数f5を使用するので、互いに干渉しあう。しかし、時間が経過して時点t2になると、第2の質問器1-2が周波数ホッピングを行って使用する周波数がf9に切り替る。その結果、干渉がなくなる。
同様に、第1の質問器1-1が周波数f8を使用している途中の時点t3にて、第2の質問器1-2が同じ周波数f8の使用を開始する。これにより、第2の質問器1-2と第1の質問器1-1とは互いに干渉しあう。しかし、時間が経過して時点t4になると、第1の質問器1-1が周波数ホッピングを行って使用する周波数がf5に切り替るので、干渉がなくなる。
このように、本実施の形態によれば、使用する周波数の数が“9”、つまり[素数−1]でない周波数ホッピング方式の無線通信システム(RFIDシステム)においても、例えば複数の質問器1を限られた領域内に設置する際に、近接する質問器1にそれぞれ記憶させるホッピングパターンコードを異ならせることによって、各質問器1-1〜1-3の周波数ホッピングにより短時間のうちに必ず互いに異なる周波数になるので、干渉を極力減らすことができる。
次に、本発明に係る第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態も、第1の実施の形態と同一構成の質問器1に適用した場合であり、第1の実施の形態と共通する部分には同一符号を付して、詳しい説明を省略する。
この第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、ホッピングパターンメモリ22の内容である。すなわち、第1の実施の形態では、使用する周波数の数が“9”である場合において、前述した作成手順により作成された数列X(=X、X、X、・・・、X)のいずれか一つの右辺を周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kとしてホッピングパターンメモリ22で記憶するようにしている。そして制御部12は、このホッピングパターンメモリ22に記憶された周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kを読み出し(ST1)、ホッピングパターン設定部16に設定するようにしている(ST2)。
これに対して、第2の実施の形態では、図11に示すように、数列X(=X、X、X、・・・、X)の全ての右辺をパターン0〜8の周波数ホッピングパターンコードx00〜x80, x01〜x81, x02〜x82, x03〜x83, x04〜x84, x05〜x85, x06〜x86, x07〜x87, x08〜x88として、ホッピングパターンメモリ22で記憶する。
しかして制御部12は、図12の流れ図に示す手順で各部を制御する。すなわち、この制御を開始すると、先ず、ST21として記憶部13の製造番号メモリ21に記憶されている製造番号を読み出す。次に、ST22としてこの製造番号を前記ホッピングパターンメモリ22のパターン0〜8のいずれか一つの値に変換する。具体的には、製造番号をパターン数 “9”で割り算し、その余りを求める。例えば、製造番号が“77”であると、余りが“5”なので、製造番号 “77” がパターン“5”に変換されたものとみなす。同様に、製造番号が“78”であると、余りが“6”なので、製造番号 “78” がパターン“6”に変換されたものとみなす。
しかる後、制御部12は、ST23として製造番号から変換されたパターン番号の周波数ホッピングパターンコードをホッピングパターンメモリ22から選択して読み出す。そして、第1の実施の形態のST2の処理手順と同様に、読み出した周波数ホッピングパターンコードをホッピングパターン設定部16に設定する(パターン選択手段)。以後、第1の実施の形態のST3〜ST14の処理手順と同様の処理手順を実行する。
このような構成の第2の実施の形態における作用効果を、図6を用いて説明する。初期条件として、第1の質問器1-1の製造番号を“99”とし、第2の質問器1-2の製造番号を“100”とし、第3の質問器1-3の製造番号を“101”とする。
この場合、第1の質問器1-1では、製造番号“99”をパターン数 “9”で割り算した余りが“0”なので、パターン0に対応したホッピングパターンコード{1,2,4,8,5,9,7,3,6}がホッピングパターン設定部16に設定される。同様に、第2の質問器1-2では、製造番号“100”をパターン数 “9”で割り算した余りが“1”なので、パターン1に対応したホッピングパターンコード{2,3,5,9,6,1,8,4,7}がホッピングパターン設定部16に設定され、第3の質問器1-3では、製造番号“101”をパターン数 “9”で割り算した余りが“2”なので、パターン2に対応したホッピングパターンコード{3,4,6,1,7,2,9,5,8}がホッピングパターン設定部16に設定される。したがって、第1の実施の形態と同様な作用効果を奏することができる。
しかも、この第2の実施の形態では、例えば各質問器1-1〜1-3を設置する際に近接する質問器1-1と1-2または1-2と1-3との間で異なるホッピングパターンコードを記憶させる、という作業が不要となる。したがって、設置作業に要する労力を軽減できる効果を奏する。
ところで、複数の質問器1を限られた領域内に設置する際には、連続する製造番号の質問器1が近接して設置される傾向がある。例えば前述した製造番号が“77”の質問器1-77と“78”の質問器1-78とを近接して設置した場合、質問器1-77ではパターン5の周波数ホッピングパターンコードが選択され、質問器1-78ではパターン6の周波数ホッピングパターンコードが選択される。
ここで、パターン5の周波数ホッピングパターンコードが選択された質問器1-77とパターン6の周波数ホッピングパターンコードが選択された質問器1-78とでは、周波数ホッピングのタイミングによってはお互いが常に隣接する周波数を使用し続ける場合があり得る。このような場合、隣接する周波数どうしでも干渉を引き起こすおそれがある。
そこで次に、第3の実施の形態として、図13の流れ図に示すように、第2の実施の形態の処理手順ST21とST23の処理の間に、ST31として製造番号メモリ21から読み出した製造番号の所定のビットを入れ替えるというステップを追加する。
ビット入れ替えの一例を、図14を用いて説明する。図14は、8ビットで示される製造番号“77”と“78”について、それぞれそのうちの下位1ビット目と下位3ビット目とを入れ替え、さらに、下位2ビット目と下位4ビット目を入れ替えた場合を示している。この場合、製造番号“77”については、8ビットデータ“01001101”が“01000111”となり、十進法では71となるので、この質問器1-77は、“71”をパターン数 “9”で割り算した余り“8”に対応したパターン8を選択するようになる。一方、製造番号“78”については、8ビットデータ“01001110”が“01001011”となり、十進法では75となるので、この質問器1-78は、“75”をパターン数 “9”で割り算した余り“3”に対応したパターン3を選択するようになる。したがって、製造番号が連続する質問器1-77と質問器1-78とであっても、常に隣接する周波数を使用し続ける状況が続くような不具合が生じることはなくなる。
なお、前記第2及び第3の実施の形態では、各質問器1固有の情報として、製造番号に基づきホッピングパターンメモリ22からいずれか1つの周波数ホッピングパターンコードを選択するようにしたが、製造番号以外の固有の情報に基づいて周波数ホッピングパターンコードを選択することも可能である。例えば、MAC(Media Access Control)アドレスを使用する質問器1であれば、製造番号の代わりにMACアドレスを利用してもよい。要は、質問器1毎に異なるデータを利用すればよい。
また、前記第2及び第3の実施の形態では、数列X(=X、X、X、・・・、X)の全ての右辺をパターン0〜8の周波数ホッピングパターンコードx00〜x80, x01〜x81, x02〜x82, x03〜x83, x04〜x84, x05〜x85, x06〜x86, x07〜x87, x08〜x88としてホッピングパターンメモリ22で記憶したが、少なくとも2つの周波数ホッピングパターンコードをホッピングパターンメモリ22で記憶し、質問器1毎に異なるデータに基づいていずれか1つの周波数ホッピングパターンコードを選択するようにしてもよい。この場合において、例えば2つの周波数ホッピングパターンコードを記憶する場合には、数列XとXやXとXというように隣接するパターンを用いるのでなく、数列XとXやXとXというように、隣接しないパターンを用いることが望ましい。
また、前記第3の実施の形態において、ビット入れ替え方法はこの実施の形態の方法に限定されないのは言うまでもないことである。ただし、下位1ビット目と下位2ビット目を入れ替えるだけでは、例えば図14の例では製造番号“77”が”78”に変更され、“78”が“77”に変更されるだけで結果的に変わらないので、この方法は適用すべきでない。
次に、第4の実施の形態について説明する。前記第1〜第3の実施の形態では、使用可能な周波数がf1〜f9の9チャネルであって、その全てを使用するものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図15に示すように、使用可能な周波数がf1〜f18の18チャネルであり、使用する周波数の数が“9”であった場合には、図中LFで括られる低い側9つの周波数f1〜f9を使用する周波数ホッピングパターンと、図中HFで括られる高い側9つの周波数f10〜f18を使用する周波数ホッピングパターンとを用いることが考えられる。
そこで、使用可能な18チャネルの周波数f1〜f18のうち低い側9つの周波数f1〜f9を使用する周波数ホッピングパターンと、高い側9つの周波数f10〜f18を使用する周波数ホッピングパターンとを用いた質問器1について、第4の実施の形態として説明する。
この第4の実施の形態では、図16に示すように、記憶部13に、1〜9までの周波数識別番号に1対1で対応して、低い側9つの周波数f1〜f9のデータF1〜F9と、高い側9つの周波数f10〜f18のデータF10〜F18とがそれぞれ割当設定された周波数変換テーブルメモリ24が設けられている。また、データ“L”または“H”の周波数レベル情報を記憶するレベル情報メモリ25が設けられている。ここで、周波数レベル情報“L”は、低い側9つの周波数f1〜f9を選択することを指示する情報であり、周波数レベル情報“H”は、高い側9つの周波数f10〜f18を選択することを指示する情報であって、このレベル情報メモリ25に対してはインターフェイス部11を介して接続された上位機器から通信回線を介して“L”または“H”の周波数レベル情報が任意にセットされる。
しかして制御部12は、図17の要部流れ図に示すように、先ず、ST41として記憶部13のレベル情報メモリ25から周波数レベル情報を読み出す。
次に制御部12は、ST42としてこの周波数レベル情報を分析する。そして、周波数レベル情報が“L”の場合には、周波数変換テーブルメモリ24から低い側9つの周波数f1〜f9に対応したデータF1〜F9を読み出す。他方、周波数レベル情報が“H”の場合には、周波数変換テーブルメモリ24から高い側9つの周波数f10〜f18に対応したデータF10〜F18を読み出す。
次に、制御部12は、ST43として周波数変換テーブルメモリ24から読み出したデータを、周波数発振部17の変換テーブル31に設定する。その後は、第1〜第3の各実施の形態の最初の処理ステップに進む。すなわち、第1の実施の形態であれば図5のST1の処理に進み、第2の実施の形態であれば図12のST21の処理に進み、第3の実施の形態であれば図13のST21の処理に進む。
このような構成の第4の実施の形態では、例えば隣接する2つの質問器1−1,1-2の間で一方には周波数レベル情報として“L”を記憶させ、他方には周波数レベル情報として“H”を記憶させる。こうすることにより、これらの質問器1−1,1-2の間では、同じ周波数が使用されることがないので、干渉を確実に防ぐことができる。
また、使用可能な周波数が使用する周波数よりも多い場合において、使用可能な周波数の一部を他の無線機が占有している場合がある。図18は、使用可能な周波数がf1〜f11の11チャネルのうち、特定の周波数f5とf8を他の無線機が占有している場合を示している。
この場合において、第1の実施の形態のように、使用する周波数の数を“9”とする場合には、図19に示すように、変換テーブル31の周波数データとして、F5,F8の代わりにそれぞれF10,F11をセットすればよい。こうすることにより、他の無線機が使用する周波数を使用しなくても、周波数ホッピングにより短時間のうちに必ず互いに異なる周波数になるので、質問器間の干渉を低減できるようになる。
ところで、前記各実施の形態では、「1」から「使用する周波数の数より大きい素数q−1」までの全ての整数が1回だけ表れる数列を用いて周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kを作成している。周波数ホッピングパターンコードx0K〜x8Kの作成に用いられる数列は、これに限るものではなく、「1」から「使用する周波数の数より大きい素数qのべき乗の整数q−1」までの全ての整数が1回だけ表れる数列を用いることも可能である。
そこで次に、「1」から「使用する周波数の数より大きい素数qのべき乗の整数q−1」までの全ての整数が1回だけ表れる数列を用いて周波数ホッピングパターンコードを作成する場合について説明する。
素数のべき乗の整数qを用いる場合、原始元αは多項式で定義される。使用可能な周波数の数iを“23”とし、べき乗の指数をm=2とし、iより大きな素数のべき乗としてq=25(q=5)を選択する。原始元αは、α+4α+2=0となるものを選択する。α=1であり、α=αであり、α=−4α−2である。また、αは、α×αであるから、α=−4α−2αとなるが、右辺にαのべき乗が存在しないように、α=−4(−4α−2)−2α=14α+8とする。このようにして前記式(1)に代入する。
=αmod.5=1
=αmod.5=α
=αmod.5=−4α−2
=αmod.5=(14α+8) mod.5=4α+3
=αmod.5=−3α−3
(Z5〜Z22については省略)
23=α23mod.5=−3α−2
次に、式(1)に代入した結果をαの項の符号を無視した係数とαの項の符合を無視した係数で表わすと共に、α=5としたときの十進数表記を[表1]に示す。
Figure 2008160317
上記[表1]により、巡回する数列Zは、次のようになる。
Z={1,5,22,23,18,21,3,15,11,14,24,13,4,20,8,7,12,9,2,10,19,16,6,17}
数列Zの中からi=23より大きい数である24を削除して、数列Yを作成する。
Y={1,5,22,23,18,21,3,15,11,14,13,4,20,8,7,12,9,2,10,19,16,6,17}
次に、前記式(4)と(5)と(6)に従って、数列Yの各要素{1,5,22,23,18,21,3,15,11,14,13,4,20,8,7,12,9,2,10,19,16,6,17}に対して、それぞれ「0」から[i−1]までの整数をそれぞれオフセットとして加算して、「1」から使用する周波数の数までの全ての整数が一回だけ表れる数列X(=X,X,X,・・・,X22)を作成する。この場合、数列X(=X、X、X、・・・、X22)は、次のようになる。
X0={1,5,22,23,18,21,3,15,11,14,13,4,20,8,7,12,9,2,10,19,16,6,17}
X1={2,6,23,1,19,22,4,16,12,15,14,5,21,9,8,13,10,3,11,20,17,7,18}
X2={3,7,1,2,20,23,5,17,13,16,15,6,22,10,9,14,11,4,12,21,18,8,19}
X3={4,8,2,3,21,1,6,18,14,17,16,7,23,11,10,15,12,5,13,22,19,9,20}
X4={5,9,3,4,22,2,7,19,15,18,17,8,1,12,11,16,13,6,14,23,20,10,21}
X5={6,10,4,5,23,3,8,20,16,19,18,9,2,13,12,17,14,7,15,1,21,11,22}
X6={7,11,5,6,1,4,9,21,17,20,19,10,3,14,13,18,15,8,16,2,22,12,23}
X7={8,12,6,7,2,5,10,22,18,21,20,11,4,15,14,19,16,9,17,3,23,13,1}
X8={9,13,7,8,3,6,11,23,19,22,21,12,5,16,15,20,17,10,18,4,1,14,2}
X9={10,14,8,9,4,7,12,1,20,23,22,13,6,17,16,21,18,11,19,5,2,15,3}
X10={11,15,9,10,5,8,13,2,21,1,23,14,7,18,17,22,19,12,20,6,3,16,4}
X11={12,16,10,11,6,9,14,3,22,2,1,15,8,19,18,23,20,13,21,7,4,17,5}
X12={13,17,11,12,7,10,15,4,23,3,2,16,9,20,19,1,21,14,22,8,5,18,6}
X13={14,18,12,13,8,11,16,5,1,4,3,17,10,21,20,2,22,15,23,9,6,19,7}
X14={15,19,13,14,9,12,17,6,2,5,4,18,11,22,21,3,23,16,1,10,7,20,8}
X15={16,20,14,15,10,13,18,7,3,6,5,19,12,23,22,4,1,17,2,11,8,21,9}
X16={17,21,15,16,11,14,19,8,4,7,6,20,13,1,23,5,2,18,3,12,9,22,10}
X17={18,22,16,17,12,15,20,9,5,8,7,21,14,2,1,6,3,19,4,13,10,23,11}
X18={19,23,17,18,13,16,21,10,6,9,8,22,15,3,2,7,4,20,5,14,11,1,12}
X19={20,1,18,19,14,17,22,11,7,10,9,23,16,4,3,8,5,21,6,15,12,2,13}
X20={21,2,19,20,15,18,23,12,8,11,10,1,17,5,4,9,6,22,7,16,13,3,14}
X21={22,3,20,21,16,19,1,13,9,12,11,2,18,6,5,10,7,23,8,17,14,4,15}
X22={23,4,21,22,17,20,2,14,10,13,12,3,19,7,6,11,8,1,9,18,15,5,16}
このようにして、一周期内で使用可能なすべての周波数を使用する23種類の周波数ホッピングパターンコードを作成する。そして、第1の実施の形態の場合は、作成した周波数ホッピングパターンコードの中の一つを質問器1の記憶部13に形成されたホッピングパターンメモリ22に記憶させる。
一方、使用可能な周波数をf1、f2、f3、・・・f23とすると、行列Xの1をf1、2をf2、3をf3というように対応させた周波数変換テーブル31を作成し、周波数発振部17にセットする。
また、第2または第3の実施の形態の場合は、作成した周波数ホッピングパターンコードのうち少なくとも2つを質問器1の記憶部13に形成されたホッピングパターンメモリ22に記憶させる。
なお、前記各実施の形態では、使用する周波数の数iより大きい素数qまたは素数のべき乗qを、iより大きく最も小さい素数または素数のべき乗としたが、iより大きい素数または素数のべき乗であれば、同様な周波数ホッピングパターンのコードを作成することができる。また、電源投入後に、質問器内で、各実施の形態で説明した周波数ホッピングパターンコードの作成を行い、ホッピングパターン設定部に周波数ホッピングパターンを設定してもよい。
この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは言うまでもないことである。例えば、952〜955MHzのUHF帯域(1〜14チャネル)を全て使用するRFIDシステムで用いられる質問器に対しても本発明を同様に適用することができる。
本発明に係る質問器の一実施形態における要部構成を示すブロック図。 同質問器の記憶部に形成される主要なメモリエリアを示す模式図。 同質問器の周波数変換テーブルに設定されるデータの一例を示す模式図。 第1の実施の形態において使用する周波数を説明するために用いる模式図。 同質問器の制御部が実行する主要な制御手順を示す流れ図。 本発明に係る質問器を用いたRFIDシステムの一例を示す模式図。 図6のRFIDシステムにおいて、質問器1-1がRFIDタグA,B,Cと通信を行う手順の概略を示すタイミング図。 図6のRFIDシステムにおいて、第1の質問器1-1が通信を開始する際の周波数が隣接する第2の質問器1-2と異なる場合の第1の質問器1-1と第2の質問器1-2の周波数ホッピング動作を示す模式図。 図6のRFIDシステムにおいて、第1の質問器1-1が通信を開始する際の周波数が隣接する第2の質問器1-2と同じ場合の第1の質問器1-1と第2の質問器1-2の周波数ホッピング動作を示す模式図。 図6のRFIDシステムにおいて、第1〜第3の各質問器1-1,1-2,1-3の周波数ホッピング動作の一例を示す模式図。 第2の実施の形態において、ホッピングパターンメモリに記憶されるデータ構造を示す模式図。 第2の実施の形態において、制御部が実行する主要な制御手順を示す流れ図。 第3の実施の形態において、制御部が実行する主要な制御手順を示す流れ図。 第3の実施の形態におけるビット入れ替え方法の一例を示す模式図。 第4の実施の形態において、使用可能な周波数f1〜f18の関係を示す模式図。 第4の実施の形態おいて、記憶部に形成される主要なメモリエリアを示す模式図。 第4の実施の形態において、制御部が実行する主要な制御手順の要部を示す流れ図。 使用可能な周波数f1〜f11のうち2つの周波数f5,f8が他の無線機で使用されている状態を示す模式図。 図18の場合において周波数変換テーブルに設定されるデータの一例を示す模式図。
符号の説明
1…質問器、2…アンテナ、10…質問器本体、11…インターフェイス部、12…制御部、13…記憶部、14…送信部、15…受信部、16…ホッピングパターン設定部、17…周波数発振部、18…サーキュレータ、21…製造番号メモリ、22…ホッピングパターンメモリ、23…巡回カウンタメモリ、24…周波数変換テーブルメモリ、25…レベル情報メモリ、31…周波数変換テーブル。

Claims (6)

  1. 周波数ホッピング方式で応答器と無線通信を行う質問器において、
    「1」から「使用する周波数の数より大きい素数−1」または「使用する周波数の数より大きい素数のべき乗の整数−1」までの全ての整数が1回だけ表れる数列から、使用する周波数の数より大きい整数を除外した数列の各要素に対して、それぞれ「0」から「使用する周波数の数−1」までの整数のいずれか一つがオフセットとして加算され、「1」から使用する周波数の数までの全ての整数が一回だけ表れる数列が周波数ホッピングパターンコードとして設定されるホッピングパターン設定部と、
    前記ホッピングパターン設定部に設定された周波数ホッピングパターンコードを前記使用する周波数に変換しその周波数の無変調信号を出力する周波数発振部と、
    この周波数発振部から出力される無変調信号を送信データで変調し、変調信号をアンテナに出力する送信部と、
    アンテナで受信した変調信号を前記周波数発振部から出力される無変調信号で復調する受信部と、
    前記送信部への送信データの出力を制御する制御部と、
    を具備したことを特徴とする質問器。
  2. 前記制御部は、起動時に前記周波数ホッピングパターンコードから変換された周波数で受信を行って受信信号の有無を判断する受信判断手段と、受信信号がない場合は前記受信を行った周波数から送信を開始し、受信信号がある場合は前記受信を行った周波数とは異なる周波数から送信を開始するように制御する送信開始周波数制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の質問器。
  3. 前記送信開始周波数制御手段は、受信信号がある場合の送信開始周波数を、使用する周波数のうち前記受信を行った周波数及びその周波数に周波数ホッピングパターンで隣接する周波数を除いたいずれかの周波数としたことを特徴とする請求項2記載の質問器。
  4. 「1」から「使用する周波数の数より大きい素数−1」または「使用する周波数の数より大きい素数のべき乗の整数−1」までの全ての整数が1回だけ表れる数列から、使用する周波数の数より大きい整数を除外した数列の各要素に対して、それぞれ「0」から「使用する周波数の数−1」までの整数のうちの二つ以上がオフセットとして加算され、「1」から使用する周波数の数までの全ての整数が一回だけ表れる複数種類の数列が周波数ホッピングパターンコードとして記憶されるホッピングパターン記憶部と、
    当該質問器固有の識別情報に基づいて、前記ホッピングパターン記憶部に記憶された複数種類の周波数ホッピングパターンコードの中からいずれか1種類の周波数ホッピングパターンコードを選択し、前記ホッピングパターン設定部に設定するパターン選択手段と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の質問器。
  5. 前記パターン選択手段は、当該質問器固有の識別情報を特定のビット位置で入れ替え、ビット入れ替え後の情報に基づいて、前記ホッピングパターン記憶部に記憶された複数種類の周波数ホッピングパターンコードの中からいずれか1種類の周波数ホッピングパターンコードを選択することを特徴とする請求項4記載の質問器。
  6. 「1」から「使用する周波数の数」までの全ての整数にそれぞれ対応付けて使用する周波数のデータを割当設定してなる周波数変換テーブルをさらに具備し、
    前記周波数発振部は、前記周波数変換テーブルを参照して前記ホッピングパターン設定部に設定された周波数ホッピングパターンコードを周波数に変換することを特徴とする請求項1記載の質問器。
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