JP2008158235A - 動画表示装置、動画表示方法、動画配信サーバ、動画表示システム、動画表示プログラム、および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】動画と共に放映する広告の時間や量をより増やすことのできる動画表示装置、動画表示方法、動画配信サーバ、動画表示システム、動画表示プログラム、および記録媒体を提供する。
【解決手段】動画配信サーバ2から配信された、動画および当該動画に関連付けられている広告を、端末装置1が受信する。表示処理部は、ディスプレイ15における第1の視野角方向に、通信部が受信した動画を表示すると共に、ディスプレイ15における、第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向に、通信部が受信した広告を表示する。
【選択図】図2
【解決手段】動画配信サーバ2から配信された、動画および当該動画に関連付けられている広告を、端末装置1が受信する。表示処理部は、ディスプレイ15における第1の視野角方向に、通信部が受信した動画を表示すると共に、ディスプレイ15における、第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向に、通信部が受信した広告を表示する。
【選択図】図2
Description
本発明は、配信された動画を再生する動画表示装置、動画表示方法、動画配信サーバ、動画表示システム、動画表示プログラム、および記録媒体に関する。
一般に、放送業界の制作費の源泉は、広告やコマーシャルによる収入である。テレビに流すコマーシャルの放映時間は、1コマーシャル当たり15秒から60秒程度が、現在の標準である。このような事情は、長年、まったく変化していない。
ところで、従来の広告手法には以下の問題がある。まず放送業界にとっては、コマーシャルの放送時間が限られているため、広告収入料がなかなか上がらない。かといって、単価を上げてしまうとスポンサーが集まりにくくなる。
一方、スポンサーにとっては、広告の放映時間が限られているため、思うような広告効果を上げることができない。また、多額の広告料が経営の負担として重くのしかかる。
さらに、資本力や体力の低い企業にとっては、高い広告料金が足かせとなり、テレビにコマーシャルを流したくても流せない。その結果、ビジネスチャンスを逃しがちである。
このような状況において、電話などの通信端末においては、広告をうまく活用する手法が提案されている。具体的には、公衆電話を利用する際、一定時間の広告を利用前に流すことによって、利用料金を値下げする試みがなされている。
たとえば特許文献1には、広告提供サーバから通信ネットワークを介して広告画像データを取得する通信端末であって、上記通信ネットワークと通信可能に接続する通信手段と、第1の表示手段と、該第1の表示手段とは異なる方向に表示を行う第2の表示手段と、制御を行う制御手段とを備えており、該制御手段は、上記広告提供サーバに要求して、上記広告提供サーバから上記通信ネットワークおよび上記通信手段を介して上記広告画像データを取得する広告画像取得手段と、上記広告画像データを上記第2の表示手段に送信する広告表示制御手段とを備えることを特徴とする通信端末が開示されている。
この通信端末によれば、ユーザが、広告画像を見ることなく、各種の操作を行うことができる。
国際公開第2006/038581号公報(2006年4月13日公開)
しかし、特許文献1の技術は、あくまで静止画の広告画像を、本来の画面を表示する方向とは異なる他の視野角方向に表示するものにすぎず、上述したような、放送業界におけるコマーシャル放映の問題を解決できるようなものではない。すなわち従来、動画と共に放映する広告の時間や量をより増やすことのできる技術は確立されていない。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、動画と共に放映する広告の時間や量をより増やすことのできる動画表示装置、動画表示方法、動画配信サーバ、動画表示システム、動画表示プログラム、および記録媒体を提供することにある。
(動画表示装置)
本発明に係る動画表示装置は、上記の課題を解決するために、
配信された動画をディスプレイに表示する動画表示装置であって、
上記配信された動画と共に、当該動画に関連付けられた広告を受信する受信手段と、
上記ディスプレイにおける第1の視野角方向に、上記受信した動画を表示すると共に、上記ディスプレイにおける、上記第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向に、上記受信した広告を表示する表示手段とを備えていることを特徴としている。
本発明に係る動画表示装置は、上記の課題を解決するために、
配信された動画をディスプレイに表示する動画表示装置であって、
上記配信された動画と共に、当該動画に関連付けられた広告を受信する受信手段と、
上記ディスプレイにおける第1の視野角方向に、上記受信した動画を表示すると共に、上記ディスプレイにおける、上記第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向に、上記受信した広告を表示する表示手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、動画表示装置は、配信された動画を受信し、ディスプレイに表示する。このディスプレイは、異なる視野角方向に異なる動画をそれぞれ表示できる、いわゆるマルチビューディスプレイである。
動画表示装置において、受信手段が、配信された動画を受信する。このとき、動画と共に、当該動画に関連付けられている広告も受信する。表示手段は、ディスプレイにおける、第1の視野角方向に動画を表示すると共に、ディスプレイにおける、第1の視野角方向とは異なる第2の視野角方向に、広告を表示する。
これにより、ユーザが第1の視野角方向において動画を視聴する一方、他人は、第2の視野角方向において、広告を目にすることになる。したがって、従来のように動画の途中に30秒などの固定時間の広告を流す必要がない。つまり、第2の視野角方向に、自由な長さの広告を表示することができる。たとえば特定の広告専門番組を流し続けても良いし、通常の、30秒から60秒程度の複数の広告を、次々と切り替えながら流してもよい。
また、広告が動画の間に流れないので、ユーザは、広告付きの動画の配信をより積極的に受けるようになる。その結果、第2の視野角方向に流れる広告の量も増えることになる。
以上のように、動画表示装置は、動画と共に放映する広告の時間や量をより増やすことができる効果を奏する。
(動画表示方法)
本発明に係る動画表示方法は、上記の課題を解決するために、
配信された動画をディスプレイに表示する動画表示装置が実行する動画表示方法であって、
上記配信された動画と共に、当該動画に関連付けられた広告を受信する受信ステップと、
上記ディスプレイにおける第1の視野角方向に、上記受信ステップにおいて受信した上記動画を表示すると共に、上記ディスプレイにおける、上記第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向に、上記受信ステップにおいて受信した上記広告を表示する表示ステップとを備えていることを特徴としている。
本発明に係る動画表示方法は、上記の課題を解決するために、
配信された動画をディスプレイに表示する動画表示装置が実行する動画表示方法であって、
上記配信された動画と共に、当該動画に関連付けられた広告を受信する受信ステップと、
上記ディスプレイにおける第1の視野角方向に、上記受信ステップにおいて受信した上記動画を表示すると共に、上記ディスプレイにおける、上記第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向に、上記受信ステップにおいて受信した上記広告を表示する表示ステップとを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る動画表示装置と同様の作用、効果を奏する。
(正面に動画を表示)
また、本発明に係る動画表示装置では、さらに、
上記第1の視野角方向は、上記ディスプレイの正面方向であることが好ましい。
また、本発明に係る動画表示装置では、さらに、
上記第1の視野角方向は、上記ディスプレイの正面方向であることが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザは、ディスプレイの正面方向において、広告のない動画を視聴できる。一方、広告は、ディスプレイにおける斜め方向に表示させる。したがって、ユーザが通常の装置を用いる場合と同じやり方で動画を視聴すれだけで、ユーザの近くにいる他人の目に自然と広告が映るようになる効果を奏する。
(動画配信サーバ)
本発明に係る動画配信サーバは、上記の課題を解決するために、
上述した動画表示装置に、広告を関連付けた動画を配信することを特徴としている。
本発明に係る動画配信サーバは、上記の課題を解決するために、
上述した動画表示装置に、広告を関連付けた動画を配信することを特徴としている。
上記の構成によれば、動画と共に放映する広告の時間や量をより増やすことのできる動画配信サーバを提供できる効果を奏する。
(課金処理)
本発明に係る動画配信サーバでは、さらに、
上記広告を関連付けた上記動画を配信した場合にユーザに課金する課金額を、上記広告を関連付けない動画を配信した場合の課金額よりも低くする課金処理部をさらに備えていることが好ましい。
本発明に係る動画配信サーバでは、さらに、
上記広告を関連付けた上記動画を配信した場合にユーザに課金する課金額を、上記広告を関連付けない動画を配信した場合の課金額よりも低くする課金処理部をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、広告付きの動画配信を選択したユーザに、課金額を割り引くことになる。これにより、動画配信の動機を高めることができるので、自然と、広告の配信量や表示量も増加する。
したがって、広告効果をより高めることができる効果を奏する。
(動画表示システム)
本発明に係る動画表示システムは、上記の課題を解決するために、上述した動画表示装置と動画配信サーバとを備えていることを特徴としている。
本発明に係る動画表示システムは、上記の課題を解決するために、上述した動画表示装置と動画配信サーバとを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、動画と共に放映する広告の時間や量をより増やすことのできる動画表示システムを提供できる。
(動画表示プログラム、記録媒体)
なお、上記動画再生装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記動画再生装置をコンピュータにおいて実現する動画再生プログラム、およびその動画再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
なお、上記動画再生装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記動画再生装置をコンピュータにおいて実現する動画再生プログラム、およびその動画再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る動画表示装置は、上記ディスプレイにおける第1の視野角方向に、上記受信した動画を表示すると共に、上記ディスプレイにおける、上記第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向に、上記受信した広告を表示する表示手段を備えているため、動画と共に放映する広告の時間や量をより増やすことができる効果を奏する。
本発明の一実施形態について、図1〜図3を参照して以下に説明する
(動画配信システム100の構成)
まず、本発明に係る動画配信システム100について、図2を参照して以下に説明する。図2は、動画配信システム100の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、動画配信システム100は、端末装置1、動画配信サーバ2、および広告提供サーバ3によって構成されている。
(動画配信システム100の構成)
まず、本発明に係る動画配信システム100について、図2を参照して以下に説明する。図2は、動画配信システム100の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、動画配信システム100は、端末装置1、動画配信サーバ2、および広告提供サーバ3によって構成されている。
広告提供サーバ3は、広告主や広告代理店の管理するコンピュータであり、動画と共に配信する広告を動画配信サーバ2に送信する。動画配信サーバ2は、広告提供サーバ3から受信した広告を、配信対象の動画に関連付けて、端末装置1に配信する。ここでいう動画とは、たとえば映画、ドラマ、音楽ビデオなどの、途中に広告が流れないコンテンツのことである。端末装置1は、受信した動画および広告のうち、動画をディスプレイ15の正面方向(第1の視野角方向)に表示すると共に、広告をディスプレイ15における斜め方向(動作する視野角方向)に表示する。
(端末装置1の構成)
動画配信システム100に備えられている端末装置1について、図1を参照にして以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る端末装置1の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、端末装置1は、入力部11、記憶デバイス12、通信部13(受信手段)、表示処理部14(表示手段)、およびディスプレイ15を備えている。
動画配信システム100に備えられている端末装置1について、図1を参照にして以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る端末装置1の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、端末装置1は、入力部11、記憶デバイス12、通信部13(受信手段)、表示処理部14(表示手段)、およびディスプレイ15を備えている。
端末装置1は、動画を再生できる装置であれば何でも良く、たとえば、携帯型の端末装置、あるいはノート型のパソコンとすることができる。あるいは、PDA、携帯電話機、ポータブルメディアプレーヤ、携帯型ゲーム機、GSPナビ機器などしても実現できる。
(記憶デバイス12)
記憶デバイス12は、配信された動画や広告を記憶するための、大容量の不揮発性メモリや揮発性メモリである。たとえばハードディスク装置である。
記憶デバイス12は、配信された動画や広告を記憶するための、大容量の不揮発性メモリや揮発性メモリである。たとえばハードディスク装置である。
(ディスプレイ15)
ディスプレイ15は、情報を表示しユーザに提示する装置である。たとえば液晶表示装置やプラズマ表示装置として実現される。また、ディスプレイ15は、異なる視野角方向に異なる情報(画像、動画)をそれぞれ表示できる、いわゆるマルチビューディスプレイである。本実施形態のディスプレイ15は、正面方向を含む3方向に、それぞれ動画や広告を個別に表示するトリプルビューディスプレイである。なお、2つの異なる斜め視野角方向にそれぞれ異なる情報を表示する、いわゆるデュアルビューディスプレイであってもよい。
ディスプレイ15は、情報を表示しユーザに提示する装置である。たとえば液晶表示装置やプラズマ表示装置として実現される。また、ディスプレイ15は、異なる視野角方向に異なる情報(画像、動画)をそれぞれ表示できる、いわゆるマルチビューディスプレイである。本実施形態のディスプレイ15は、正面方向を含む3方向に、それぞれ動画や広告を個別に表示するトリプルビューディスプレイである。なお、2つの異なる斜め視野角方向にそれぞれ異なる情報を表示する、いわゆるデュアルビューディスプレイであってもよい。
(動画配信サーバ2の構成)
動画配信システム100に備えられている動画配信サーバ2について、図3を参照にして以下に説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る動画配信サーバ2の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、動画配信サーバ2は、通信部21、課金処理部22、および記憶デバイス23を備えている。
動画配信システム100に備えられている動画配信サーバ2について、図3を参照にして以下に説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る動画配信サーバ2の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、動画配信サーバ2は、通信部21、課金処理部22、および記憶デバイス23を備えている。
(記憶デバイス23)
記憶デバイス12は、端末装置1に配信する動画や広告を記憶するための、大容量の不揮発性メモリや揮発性メモリである。たとえばハードディスク装置である。
記憶デバイス12は、端末装置1に配信する動画や広告を記憶するための、大容量の不揮発性メモリや揮発性メモリである。たとえばハードディスク装置である。
(動画配信の流れ)
動画配信システム100における動画配信および再生について、以下に詳しく説明する。
動画配信システム100における動画配信および再生について、以下に詳しく説明する。
上述したように、広告提供サーバ3が、端末装置1に配信させたい広告を動画配信サーバ2に送信する。動画配信サーバ2において、通信部13が、広告提供サーバ3からの広告を受信し、記憶デバイス23に保存する。
一方、ユーザ4は、端末装置1を用いて、広告付きの動画の配信を申し込む。このときの入力処理を入力部11が受けつけることによって、ユーザ4が選択した動画を特定する識別子を通信部13に出力する。通信部13は、入力された動画識別子を動画配信サーバ2に送信することによって、広告付きの動画の配信を動画配信サーバ2に依頼する。
動画配信サーバ2において、端末装置1からの動画配信依頼を、通信部21が受信する。通信部21は、受信した識別子に関連付けられている動画を記憶デバイス23から読み出す。さらに、広告も記憶デバイス12から読み出し、動画に関連付けて、端末装置1に送信する。これにより、ユーザ4が指定した動画を端末装置1に配信する。
なお、動画配信システム100において、動画配信サーバ2は、いわゆるビデオオンデマンドやペイパービュー方式などの、テレビ番組や映画などの動画を有料で配信する方式を採用する。また、配信媒体は、通常の放送波、テーブルテレビ、地上波デジタル、衛星放送、インターネットなどの、現行のあらゆる媒体を利用できる。
端末装置1において、動画配信サーバ2から配信された、広告付きの動画を、通信部13が受信する。通信部13は、受信した動画を記憶デバイス12に記憶されている。動画がストリーミング形式の場合は、表示処理部14に直接、出力してもよい。
表示処理部14は、ディスプレイ15に表示する動画を、記憶デバイス12から取得する。ここで、取得した動画には、広告が関連付けられている。上述したように、ディスプレイ15は、正面方向と2つの斜め方向とに、個別に異なる情報を表示できる、トリプルビューディスプレイである。そこで表示処理部14は、ディスプレイ15における正面方向に、広告の無い動画を表示する。一方、2つの斜め方向に、それぞれ広告を表示する。
(作用・効果)
これにより、図2に示すように、ユーザ4は、ディスプレイ15を正面から見ることによって、広告の無い動画を視聴できる。一方、他人5および6は、ディスプレイ15の斜め方向を見ることによって、動画と共に配信された広告だけを目にすることになる。
これにより、図2に示すように、ユーザ4は、ディスプレイ15を正面から見ることによって、広告の無い動画を視聴できる。一方、他人5および6は、ディスプレイ15の斜め方向を見ることによって、動画と共に配信された広告だけを目にすることになる。
したがってユーザ4は、広告を見ることなく動画を視聴できるので、動画配信を申し込む意欲を高めることになる。その結果として動画配信の量が増えるので、ディスプレイ15の斜め方向に表示される広告の量や時間が増えることになる。これにより、広告効果を高めることができる。
一方、放送業者などの動画配信業者は、広告主や広告代理店に対し、広告の露出度が増えることをセールスポイントとすることによって、よりたくさんの広告を集めやすくなる。これにより、広告収入をより増やすことができる。
さらに、広告主にとっては、従来のように30秒や60秒などの決まった枠ではなく、好きな長さの時間の広告を作製し、動画と共に配信することを動画配信業者に依頼することができる。したがって、広告を柔軟に利用できる。
また、端末装置1では、ディスプレイ15の斜め方向に長時間の広告を流すことができるので、動画配信業者は、単位時間あたりの広告料金を、従来に比べて減らすことができる。これにより、資本力、体力の低い企業であっても、積極的に広告配信を依頼できる。
(課金処理)
なお、動画配信サーバ2は、広告を関連付けた動画を配信した場合にユーザに課金する課金額を、広告を関連付けない動画を配信した場合の課金額よりも低くすることができる。この処理は、動画配信サーバ2の課金処理部22(課金処理手段)が実行する。
なお、動画配信サーバ2は、広告を関連付けた動画を配信した場合にユーザに課金する課金額を、広告を関連付けない動画を配信した場合の課金額よりも低くすることができる。この処理は、動画配信サーバ2の課金処理部22(課金処理手段)が実行する。
具体的には、端末装置1が、広告付きの動画配信を求める動画配信要求を動画配信サーバ2に送信したとき、通信部13は、受信した動画配信要求を課金処理部22に出力する。課金処理部22は、入力された動画配信要求を解析することによって、ユーザ4が、広告付きの動画配信を求めたのか、それとも広告無しの動画配信を求めたのかを判定する。
ここで、動画配信サーバ2の記憶デバイス23には、配信動画ごとの課金額を管理するテーブルが保存されている。また、動画ごとに、広告を付加した場合の割引率が設定されている。そこで課金処理部22は、ユーザ4が広告付きの動画配信を求めたと判定したとき、ユーザごとの課金額を管理するテーブルにおいて、ユーザ4の項目に加える課金額を、動画の通常の課金額に、広告を付加した場合の割引率を掛けた課金額とする。
つまり動画配信サーバ2は、広告付きの動画配信を選択したユーザを対象に、課金額を割り引くことになる。これによりユーザ4が動画配信の求める動機をさらに高めるので、結果として、広告の配信量や表示量もさらに増加する。したがって、広告効果をより高めることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
たとえば端末装置1は、ディスプレイ15における複数の異なる視野角方向に個別に異なる情報を表示するマルチビューモードか、あるいは、ディスプレイ15における全視野角方向に1つの情報のみを表示する通常の表示モードかの、どちらかで動作する。ここで、端末装置1は、マルチビューモードにおいて動作しているときのみ、広告付きの動画をディスプレイ15に表示することが好ましい。この場合、もし通常の表示モードにおいて動作中に、表示処理部14が上述した広告付き動画をディスプレイ15に表示しようとした場合、端末装置1の動作モードは強制的にマルチビューモードに切り替わる。これにより、広告を表示せずに動画だけを表示するような、広告をないがしろにする行為を防止できる。
(プログラムおよび記録媒体)
最後に、端末装置1に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
最後に、端末装置1に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち端末装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、この制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記制御プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記制御プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても達成できる。この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアである端末装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。端末装置1にこの記録媒体を供給する。これにより、コンピュータとしての端末装置1(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードを端末装置1に供給する記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また端末装置1は、通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して端末装置1に供給する。この通信ネットワークは、端末装置1にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、配信された動画を表示(再生)する各種の端末装置として、幅広く利用できる。また、このような端末装置を含む動画配信システムとしても、利用できる。
1 端末装置(動画再生装置)
2 動画配信サーバ
3 広告提供サーバ
11 入力部
12 記憶デバイス
13 通信部(受信手段)
14 表示処理部(表示手段)
15 ディスプレイ
21 通信部
22 課金処理部(課金処理手段)
23 記憶デバイス
100 動画配信システム
2 動画配信サーバ
3 広告提供サーバ
11 入力部
12 記憶デバイス
13 通信部(受信手段)
14 表示処理部(表示手段)
15 ディスプレイ
21 通信部
22 課金処理部(課金処理手段)
23 記憶デバイス
100 動画配信システム
Claims (8)
- 配信された動画をディスプレイに表示する動画表示装置であって、
上記配信された動画と共に、当該動画に関連付けられた広告を受信する受信手段と、
上記ディスプレイにおける第1の視野角方向に、上記受信した動画を表示すると共に、上記ディスプレイにおける、上記第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向に、上記受信した広告を表示する表示手段とを備えていることを特徴とする動画表示装置。 - 上記第1の視野角方向は、上記ディスプレイの正面方向であることを特徴とする請求項1に記載の動画表示装置。
- 請求項1に記載の動画表示装置に、動画と、当該動画に関連付けた広告とを配信することを特徴とする動画配信サーバ。
- 上記広告を関連付けた上記動画を配信した場合の課金額を、上記広告を関連付けない動画を配信した場合の課金額よりも低くする課金処理部をさらに備えていることを特徴とする請求項3に記載の動画配信サーバ。
- 請求項1に記載の動画表示装置と、請求項3に記載の動画配信サーバとを備えていることを特徴とする動画表示システム。
- 配信された動画をディスプレイに表示する動画表示装置が実行する動画表示方法であって、
上記配信された動画と共に、当該動画に関連付けられた広告を受信する受信ステップと、
上記ディスプレイにおける第1の視野角方向に、上記受信ステップにおいて受信した上記動画を表示すると共に、上記ディスプレイにおける、上記第1の視野角方向と異なる第2の視野角方向に、上記受信ステップにおいて受信した上記広告を表示する表示ステップとを備えていることを特徴とする動画表示方法。 - 請求項1または2のいずれか1項に記載の動画表示装置を動作させる動画表示プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための動画表示プログラム。
- 請求項7に記載の動画表示プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012105361A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-09 | シャープ株式会社 | 表示装置、画像表示システムおよび画像を表示するための方法 |
JP2020101915A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | ヤフー株式会社 | 設定装置、設定方法及び設定プログラム |
-
2006
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