JP2008158105A - プラズマディスプレイ装置及びその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サステイン期間中に印加される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間とエネルギー回収時間を調節することにより、印加電圧を高めなくても駆動することができ、駆動時間を低減することができるプラズマディスプレイ装置及びその駆動方法を提供する。
【解決手段】本発明のプラズマディスプレイ装置は、複数のスキャン電極及びサステイン電極を備えるプラズマディスプレイパネルと、前記複数のスキャン電極及びサステイン電極を駆動するための駆動部と、前記駆動部を制御して、サステイン期間中に、前記スキャン電極または前記サステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)をそれぞれ調節する負極性のサステインパルス制御部とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、プラズマディスプレイ装置に関し、さらに詳細には、サステイン期間中に印加されるサステインパルスを改善して、印加電圧を高めなくても駆動でき、それにより駆動時間を低減することができるプラズマディスプレイ装置及びその駆動方法に関する。
一般に、プラズマディスプレイパネルは、前面パネルと後面パネルとの間に形成された隔壁が1つの単位セルをなすものであって、各セル内には、ネオン(Ne)、ヘリウム(He)又はネオン及びヘリウムの混合気体(Ne+He)のような主放電気体と少量のキセノンを含有する不活性ガスとが充填されている。高周波電圧により放電される際に、不活性ガスは、真空紫外線(Vacuum Ultra violetrays)を放射して、隔壁の間に形成された蛍光体を発光させることにより、画像が具現される。このようなプラズマディスプレイパネルは、薄くて軽い構成が可能なため、次世代表示装置として注目されつつある。
図1は、一般的なプラズマディスプレイパネルの構造を示した図である。
図1に示すように、プラズマディスプレイパネルは、画像がディスプレイされる表示面である前面ガラス101にスキャン電極102とサステイン電極103とが対をなして形成された複数の維持電極対が配列された前面パネル100、及び背面をなす後面ガラス111上に前述の複数の維持電極対と交差するように複数のアドレス電極113が配列された後面パネル110が一定の距離を隔てて平行に結合される。
前面パネル100は、1つの放電セルで互いに放電させ、セルの発光を維持するためのスキャン電極102及びサステイン電極103、すなわち透明なITO物質で形成された透明電極(a)及び金属材質で製作されたバス電極(b)を備えたスキャン電極102及びサステイン電極103が対をなして含まれる。スキャン電極102及びサステイン電極103は、放電電流を制限し、電極対間を絶縁させる1つ以上の上部誘電体層104により覆われ、上部誘電体層104の上面には、放電条件を容易にするために、酸化マグネシウム(MgO)を蒸着した保護層105が形成される。
後面パネル110は、複数の放電空間、すなわち放電セルを形成させるためのストライプタイプ(またはウェルタイプ)の隔壁112が平行を維持して配列される。また、アドレス放電を行って放電セル内の不活性ガスが真空紫外線を発生させるようにする複数のアドレス電極113が、隔壁112に対して平行に配置される。後面パネル110の上側面には、サステイン放電時に画像表示のために可視光線を放出する赤色(R)、緑色(G)、青色(B)蛍光体114が塗布される。アドレス電極113と蛍光体114との間には、アドレス電極113を保護するための下部誘電体層115が形成される。
このような構造のプラズマディスプレイパネルは、放電セルがマトリックス(Matrix)構造で複数形成され、放電セルに所定のパルスを供給するための駆動回路を含む駆動部が取り付けられて駆動される。このようなプラズマディスプレイパネルと駆動部との結合関係を説明すると、図2の通りである。
図2は、プラズマディスプレイパネルと駆動部との結合関係を示した図である。
図2に示すように、駆動部は、例えば、データ駆動部201、スキャン駆動部202、サステイン駆動部203を備えて構成される。このような駆動部201、202、203が、プラズマディスプレイパネル200と接続されて、1つのプラズマディスプレイ装置をなす。
ここで、前述のプラズマディスプレイパネル200は、データ駆動部201からデータパルスが供給される。このようなデータパルスは、外部から入力された映像信号が所定の信号処理過程を経ることにより生成される。また、前述のプラズマディスプレイパネル200は、スキャン駆動部202から出力されたスキャンパルス及びサステインパルスを受け取り、サステイン駆動部203から出力されたサステインパルスを受け取る。このようにデータパルス、スキャンパルス、サステインパルスなどを受け取ったプラズマディスプレイパネル200に含まれた複数のセルのうち、スキャンパルスにより選択されたセルに放電が発生し、放電が発生したセルは、所定の輝度で発光する。ここで、データ駆動部201、スキャン駆動部202、サステイン駆動部203は、FPC(Flexible Printed Circuit)(図示せず)のような接続体を介して、プラズマディスプレイパネル200のアドレス電極X〜X、スキャン電極Y〜Y、サステイン電極Z〜Zにそれぞれ接続される。
このようなプラズマディスプレイ装置において画像階調を具現する方法は、次の図3の通りである。
図3は、一般的なプラズマディスプレイパネルの画像階調を具現する方法を示した図である。
図3に示すように、従来のプラズマディスプレイパネルの画像階調(Gray Level)の表現方法は、1フレームを発光回数の異なる複数のサブフィールドに分け、各サブフィールドは、また全てのセルを初期化させるためのリセット期間(RPD)、放電されるセルを選択するためのアドレス期間(APD)、及び放電回数に応じて階調を具現するサステイン期間(SPD)に分けられる。例えば、256階調で画像を表示しようとする場合、1/60秒に該当するフレーム期間16.67msは、図3のように、8個のサブフィールドSF1〜SF8に分けられ、8個のサブフィールドSF1〜SF8それぞれは、リセット期間、アドレス期間及びサステイン期間に再度分けられる。
各サブフィールドのリセット期間及びアドレス期間は、各サブフィールドごとに同じである。放電されるセルを選択するためのアドレス放電は、アドレス電極とスキャン電極である透明電極との間の電圧差により起きる。サステイン期間は、各サブフィールドで2(但し、n=0、1、2、3、4、5、6、7)の割合で増加する。このように、各サブフィールドでサステイン期間が変わるので、各サブフィールドのサステイン期間、すなわちサステイン放電回数を調節して画像の階調を表現するようになる。このような画像階調の具現方法によって駆動させるプラズマディスプレイパネルの駆動方法において、1つのサブフィールドの駆動波形を説明すると、図4の通りである。
図4は、従来のプラズマディスプレイパネルの駆動方法による駆動波形を示した図である。
図4に示すように、プラズマディスプレイパネルは、全てのセルを初期化させるためのリセット期間、放電するセルを選択するためのアドレス期間、選択されたセルの放電を維持させるためのサステイン期間、及び放電されたセル内の壁電荷を消去するための消去期間に分けられて駆動される。
リセット期間において、セットアップ期間には、全てのスキャン電極に上昇ランプ波形(Ramp−up)が同時に印加される。この上昇ランプ波形により、前画面の放電セル内には、弱い暗放電(Dark Discharge)が起きる。このセットアップ放電により、アドレス電極及びサステイン電極上には、正極性の壁電荷が蓄積され、スキャン電極上には、負極性の壁電荷が蓄積される。
セットダウン期間には、上昇ランプ波形が供給された後、上昇ランプ波形のピーク電圧より低い正極性電圧から落ち始めて、グラウンドGNDレベル電圧以下の特定電圧レベルまで落ちる下降ランプ波形(Ramp−down)がセル内に微弱な消去放電を起こすことによって、スキャン電極に過度に形成された壁電荷を十分に消去させるようになる。このセットダウン放電によりアドレス放電が安定して起きる程度の壁電荷がセル内に均一に残留する。
アドレス期間には、負極性のスキャンパルスがスキャン電極に順次印加されると共に、スキャンパルスに同期されて、アドレス電極に正極性のデータパルスが印加される。このスキャンパルスとデータパルスとの電圧差と、リセット期間に生成された壁電圧とが加算されながら、データパルスが印加される放電セル内には、アドレス放電が発生する。アドレス放電により選択されたセル内には、サステイン電圧Vsが印加されるときに放電を起こす程度の壁電荷が形成される。サステイン電極には、セットダウン期間中またはアドレス期間中のうち、何れか1つ以上の期間でスキャン電極との電圧差を減らして、スキャン電極との誤放電が起きないように正極性電圧Vzが供給される。
サステイン期間には、スキャン電極とサステイン電極に交互にサステインパルスSusが印加される。アドレス放電により選択されたセルは、セル内の壁電圧とサステインパルスとが加算されながら、毎サステインパルスが印加されるときごとに、スキャン電極とサステイン電極との間にサステイン放電、すなわち表示放電が起きるようになる。
サステイン放電が完了した後、消去期間では、パルス幅と電圧レベルの小さな消去ランプ波形(Ramp−ers)の電圧がサステイン電極に供給されて、前画面のセル内に残留する壁電荷を消去させるようになる。
一方、上述のようなプラズマディスプレイ装置は、サステイン期間中に、スキャン電極Y側とサステイン電極Z側に正極性(+)のサステインパルスsusを交互に印加することによって、相対的に電位差の低いアドレス電極X側に正イオン(陽イオン)が蓄積される。このとき、電子(electron)より質量の大きい正イオンが、アドレス電極Xが形成された後面パネルの蛍光体(図1の114)にイオン衝突(ion bombardment)を加えるようになって、プラズマディスプレイ装置の寿命を短縮させる原因となった。
これにより、最近、蛍光体の損失を減らすために開発された負極性のサステインの駆動方法を説明すると、次の図5の通りである。
図5は、従来のプラズマディスプレイパネルの負極性のサステインの駆動方法による駆動波形を示した図である。
図1に関連付けて図5を参照すると、図5に示すように、サステイン期間中に、前面パネル100上に形成されたスキャン電極Y及びサステイン電極Zに印加されるサステインパルスを負極性−Vsの電圧レベルを有するようにして、相対的にアドレス電極Xが形成された後面パネル110側には、電子が蓄積される。したがって、後面パネル110上の蛍光体114に加えられる重い正イオンによる衝撃が減少して、プラズマディスプレイ装置の寿命を増加させることができる。
また、前面パネル100側には、正イオンが蓄積される過程で、前記前面パネル100上に形成された保護層、すなわち、酸化マグネシウム(MgO)層105にイオン衝突量を増加させて、2次電子の発生率を向上させるようになる。すなわち、蛍光体114の損失を防止し、かつ、2次電子の発生量を増加させることから、プラズマディスプレイ装置の寿命を延ばし、放電開始電圧を下げることができるという長所があった。
このような図5の従来の駆動波形のうち、サステイン期間に印加されるサステインパルスをさらに詳細に説明すると、次の図6の通りである。
図6は、従来のプラズマディスプレイパネルの負極性のサステインの駆動方法による駆動波形のうち、サステイン期間の負極性のサステインパルスを示した図である。
図6に示すように、サステイン期間には、スキャン電極とサステイン電極に交互に負極性のサステインパルスが印加される。このとき、1つのサステインパルスは、基準電圧GNDから印加されるときからサステイン電圧−Vsに到達するまでのエネルギー供給時間(ER Up−Time)、及びサステイン電圧−Vsからエネルギーが回収されて再び基準電圧GNDに到達するエネルギー回収時間(ER Down−Time)を有するようになる。このようなエネルギー供給時間(ER Up−Time)及びエネルギー回収時間(ER Down−Time)により、サステインパルスは、所定の勾配を有するようになる。一例として、従来40インチ以上のプラズマディスプレイパネルでは、前述のエネルギー供給時間(ER Up−Time)及びエネルギー回収時間(ER Down−Time)の幅の値W1、W2を300ns以上500ns以下にして利用した。
一方、最近では、プラズマディスプレイパネルの駆動効率を上げるために、放電の際、陽光柱領域を利用するようにスキャン電極とサステイン電極との間の間隔を増加させたロングギャップ構造が提示された。これを説明すると、次の図7の通りである。
図7は、従来のプラズマディスプレイパネルの電極間の放電領域を説明するための図である。
図7に示すように、1つの放電セル内に形成された陰極(Cathode)と陽極(Anode)にそれぞれ電圧を印加すると、電子が電界により陽極側に加速されて周囲の中性粒子と衝突するようになり、このとき、中性粒子は、正イオンと電子に分離される電離過程、または中性気体の最外郭電子がエネルギーの高いレベルに上昇する励起過程が起きる。また、こういう電離過程により得られたイオンも、電界により陰極側に加速されて、陰極との衝突で新しい電子を放出するようになる(2次電子放出)。
このような放電が起きる領域を負グロー(Negative Glow)領域と陽光柱(Positive Column)領域に分けることができるが、負グロー領域は、前述の励起過程が盛んに行われるため、可視光と紫外線の発光は強いが、熱として多く消費されて、陽光柱領域より発光効率が極めて低い。
したがって、高い発光効率の陽光柱領域を利用するために、電極間の距離を長くしたロングギャップ構造が用いられている。
このように陽光柱領域を利用するロングギャップ構造では、電極間の距離を長くするため、静電容量が小さくなり、サステイン放電を開始するための放電開始電圧が高まる。これにより、従来のサステインパルスの一例である図6の従来サステインパルスでは、サステイン放電を起こすのが難しくなるという問題がある。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、サステイン期間中に印加される負極性のサステインパルスを改善して、印加電圧を高めることなく駆動でき、それにより駆動時間を低減することができるプラズマディスプレイ装置及びその駆動方法を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、第1発明に係るプラズマディスプレイ装置は、複数のスキャン電極及びサステイン電極を備えるプラズマディスプレイパネルと、前記複数のスキャン電極及びサステイン電極を駆動するための駆動部と、前記駆動部を制御して、サステイン期間中に、前記スキャン電極または前記サステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)をそれぞれ調節する負極性のサステインパルス制御部と、を備えることを特徴とする。
また、第2発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第1発明に係るプラズマディスプレイ装置において、前記スキャン電極または前記サステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)は、300ns以下であることを特徴とする。
また、第3発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第2発明に係るプラズマディスプレイ装置において、前記エネルギー供給時間(ER Up−Time)と前記エネルギー回収時間(ER Down−Time)は、同じであることを特徴とする。
また、第4発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第2発明に係るプラズマディスプレイ装置において、前記エネルギー供給時間(ER Up−Time)と前記エネルギー回収時間(ER Down−Time)のうち、エネルギー回収時間(ER Down−Time)の方が長いことを特徴とする。
また、第5発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第2発明に係るプラズマディスプレイ装置において、前記スキャン電極と前記サステイン電極との間の間隔は、100μm以上400μm以下であることを特徴とする。
また、第6発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第5発明に係るプラズマディスプレイ装置において、前記スキャン電極と前記サステイン電極との間の間隔は、150μm以上350μm以下であることを特徴とする。
また、第7発明に係るプラズマディスプレイ装置の駆動方法は、複数のスキャン電極及びサステイン電極を備えるプラズマディスプレイパネルの駆動方法において、複数のサブフィールドのサステイン期間中に、前記スキャン電極または前記サステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)をそれぞれ調節できるようにすることを特徴とする。
また、第8発明に係るプラズマディスプレイ装置の駆動方法は、第7発明に係るプラズマディスプレイ装置の駆動方法において、前記スキャン電極または前記サステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)は、300ns以下であることを特徴とする。
また、第9発明に係るプラズマディスプレイ装置の駆動方法は、第8発明に係るプラズマディスプレイ装置の駆動方法において、前記エネルギー供給時間(ER Up−Time)と前記エネルギー回収時間(ER Down−Time)は、同じであることを特徴とする。
また、第10発明に係るプラズマディスプレイ装置の駆動方法は、第8発明に係るプラズマディスプレイ装置の駆動方法において、前記エネルギー供給時間(ER Up−Time)と前記エネルギー回収時間(ER Down−Time)のうち、エネルギー回収時間(ER Down−Time)の方が長いことを特徴とする。
また、第11発明に係るプラズマディスプレイ装置の駆動方法は、第8発明に係るプラズマディスプレイ装置の駆動方法において、前記スキャン電極と前記サステイン電極との間の間隔は、100μm以上400μm以下であることを特徴とする。
また、第12発明に係るプラズマディスプレイ装置の駆動方法は、第11発明に係るプラズマディスプレイ装置の駆動方法において、前記スキャン電極と前記サステイン電極との間の間隔は、150μm以上350μm以下であることを特徴とする。
さらに、第13発明に係るプラズマディスプレイ装置は、スキャン電極、サステイン電極、及び前記スキャン電極と前記サステイン電極間の間隔より小さい高さを持つ隔壁を含むプラズマディスプレイパネルと、複数のスキャン電極及びサステイン電極を駆動するための駆動部と、駆動部を制御して、サステイン期間中に、前記スキャン電極または前記サステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)をそれぞれ調節する負極性のサステインパルス制御部と、
を備えることを特徴とする。
また、第14発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第13発明に係るプラズマディスプレイ装置において、前記スキャン電極及び前記サステイン電極それぞれは透明電極を含み、
前記スキャン電極とサステイン電極との間隔は、前記スキャン電極の透明電極と
前記サステイン電極の透明電極との間隔と質実的に同じであることを特徴とする。
また、第15発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第13発明に係るプラズマディスプレイ装置において、前記スキャン電極及びサステイン電極の間隔は100μm以上400μm以下であることを特徴とする。
また、第16発明に係るプラズマディスプレイ装置は、第15発明に係るプラズマディスプレイ装置において、前記スキャン電極及び前記サステイン電極との間の間隔は、150μm以上350μm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、サステイン期間中にプラズマディスプレイパネルに印加される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)を調節することにより、印加電圧を高めることなく駆動することができる。
また、本発明によれば、前述のエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)が短くなるため、1つのサステインパルスが占める時間を減らして高速駆動が可能となり、駆動時間を低減することができるという効果がある。
以下では、添付した図面を参照して、本発明のプラズマディスプレイ装置及びその駆動方法をさらに詳細に説明する。
図8は、本発明のプラズマディスプレイ装置の構造を説明するための図である。
図8に示すように、本発明のプラズマディスプレイ装置は、前述のリセット期間、アドレス期間及びサステイン期間において、アドレス電極X1〜Xm、スキャン電極Y1〜Yn、及びサステイン電極Zに駆動パルスが印加され、少なくとも1つ以上のサブフィールドの組み合わせにより、フレームからなる画像を表現するプラズマディスプレイパネル800と、プラズマディスプレイパネル800に形成されたアドレス電極X1〜Xmにデータを供給するためのデータ駆動部802と、スキャン電極Y1〜Ynを駆動するためのスキャン駆動部803と、共通電極であるサステイン電極Zを駆動するためのサステイン駆動部804と、プラズマディスプレイパネル800の駆動の際、前述のスキャン駆動部803及びサステイン駆動部804を制御して、リセット期間でのリセットパルスの供給を調節し、アドレス期間でのスキャンパルスの供給を調節し、サステイン期間へのサステインパルスの電圧または幅を調節するパルス制御部801、及びそれぞれの駆動部802、803、804に必要な駆動電圧を供給するための駆動電圧発生部805を備えて構成される。
データ駆動部802には、図示していない逆ガンマ補正回路、誤差拡散回路などにより逆ガンマ補正及び誤差拡散された後、サブフィールドマッピング回路により、各サブフィールドにマッピングされたデータが供給される。このようなデータ駆動部802は、タイミングコントロール部(図示せず)からのデータタイミング制御信号CTRXに応答してデータをサンプリングし、ラッチ(latch)した後、そのデータをアドレス電極X1〜Xmに供給する。また、消去期間中に、消去パルスをアドレス電極X1〜Xmに供給する。
スキャン駆動部803は、パルス制御部801の制御下で、リセット期間中に、リセットパルスをスキャン電極Y1〜Ynに供給し、アドレス期間中に、スキャンパルスをスキャン電極Y1〜Ynに供給し、サステインパルス制御部の制御下で、サステイン期間中に、負極性のサステインパルスをスキャン電極Y1〜Ynに供給し、消去期間中に、消去パルスをスキャン電極Y1〜Ynに供給する。
サステイン駆動部804は、パルス制御部801の制御下で、アドレス期間中に、所定大きさのバイアス電圧をサステイン電極Zに供給し、サステイン期間中に、上述のスキャン駆動部803と交互に動作して、負極性のサステインパルス−Vsをサステイン電極Zに供給し、消去期間中に、消去パルスをサステイン電極Zに供給する。
パルス制御部801は、リセット期間と、アドレス期間と、サステイン期間及び消去期間において、スキャン駆動部803と、サステイン駆動部804、及びデータ駆動部802の動作タイミングと同期化を制御するための所定の制御信号を前記各駆動部802、803、804に供給する。
特に、従来の技術と異なり、本発明のパルス制御部801は、スキャン駆動部803とサステイン駆動部804を制御して、サステイン期間中に、スキャン電極Y1〜Ynまたはサステイン電極Zのうち、何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)をそれぞれ調節することを特徴とする。
ここで、さらに好ましくは、スキャン電極またはサステイン電極のうち、いずれか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)は、300ns以下になるように勾配を急に調節する。すなわち、時間当りの電圧変化率を高めて、強放電が起きることができるようにして、サステイン放電を起こすための負極性のサステイン電圧−Vsの絶対値を上げることなく、サステイン放電を起こすことができるという効果がある。また、ここで、前述のエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)が短くなるため、1つのサステインパルスが占める時間を減らして、高速駆動を可能にすることによって、駆動時間を低減することができるという効果がある。
また、前述のエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)を同様に調節することを特徴とするが、これは、エネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)を調節する駆動素子の統合使用を可能にすることによって、部品の製造単価を低減できるという効果がある。
また、前述のエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)のうち、エネルギー回収時間(ER Down−Time)をさらに長く調節する。これは、サステイン期間中に印加されるサステインパルスのうち、サステイン放電を開始するための部分は、エネルギー供給時間(ER Up−Time)であるから、エネルギー供給時間(ER Up−Time)をさらに短くして負極性のサステイン電圧−Vsの絶対値を上げることなくサステイン放電を起こすことができるためである。反面、サステイン期間中に印加されるサステインパルスのうち、エネルギー回収時間(ER Down−Time)は、エネルギー供給時間(ER Up−Time)より長く調節することで、エネルギーが回収される効率を上昇させることができるという効果がある。
また、スキャン電極とサステイン電極との間隔は、100μm以上400μm以下であってもよく、さらに、150μm以上350μm以下であってもよい。スキャン電極とサステイン電極との間隔が100μm以上400μm以下である場合、発光効率が高い陽光柱(Positive Column)領域を利用できる。また、スキャン電極とサステイン電極との間隔が150μm以上350μm以下である場合、陽光柱(Positive Column)領域を利用しながら放電セルの大きさを減らすことができる。
このようなロングギャップの電極構造で、より効果的に本発明のサステインパルスの効果を有することができる。
一方、前述のデータ制御信号CTRXには、データをサンプリングするためのサンプリングクロック、ラッチ制御信号、エネルギー回収回路と駆動スイッチ素子のオン/オフタイムを制御するためのスイッチ制御信号が含まれる。スキャン制御信号CTRYには、スキャン駆動部803内のエネルギー回収回路(図示せず)及び駆動スイッチ素子(図示せず)のオン/オフタイムを制御するためのスイッチ制御信号が含まれ、サステイン制御信号CTRZには、サステイン駆動部804内のエネルギー回収回路及び駆動スイッチ素子のオン/オフタイムを制御するためのスイッチ制御信号が含まれる。
駆動電圧発生部805は、セットアップ電圧Vsetup、スキャン共通電圧Vscan−com、スキャン電圧−Vy、サステイン電圧Vs、データ電圧Vdなどを発生する。このような駆動電圧は、放電ガスの組成や放電セル構造によって変わることができる。
このような図8の本発明のプラズマディスプレイ装置の動作を、以後の図9の駆動方法により、さらに明確に説明する。
図9は、本発明のプラズマディスプレイパネルの負極性のサステインの駆動方法による駆動波形の一例を示した図である。
図9に示すように、本発明のプラズマディスプレイ装置の駆動方法は、全てのセルを初期化させるためのリセット期間、放電するセルを選択するためのアドレス期間、選択されたセルの放電を維持させるためのサステイン期間、及び放電されたセル内の壁電荷を消去するための消去期間に分けられて駆動される。
リセット期間において、セットアップ期間には、全てのスキャン電極に上昇ランプ波形(Ramp−up)が同時に印加される。この上昇ランプ波形により前画面の放電セル内には、弱い暗放電が起きる。このセットアップ放電により、アドレス電極及びサステイン電極上には、正極性の壁電荷が蓄積され、スキャン電極上には、負極性の壁電荷が蓄積される。
セットダウン期間には、上昇ランプ波形が供給された後、上昇ランプ波形のピーク電圧より低い正極性電圧から落ち始めて、グラウンドGNDレベル電圧以下の特定電圧レベルまで落ちる下降ランプ波形(Ramp−down)が、セル内に微弱な消去放電を起こすことによって、スキャン電極に過度に形成された壁電荷を十分に消去させるようになる。このセットダウン放電により、アドレス放電が安定して起きる程度の壁電荷がセル内に均一に残留する。
アドレス期間中には、負極性のスキャンパルスがスキャン電極に順次印加されるとともに、スキャンパルスに同期されてアドレス電極に正極性のデータパルスが印加される。このスキャンパルスとデータパルスとの電圧差と、リセット期間中に生成された壁電圧とが加算されながら、データパルスが印加される放電セル内には、アドレス放電が発生する。アドレス放電により選択されたセル内には、サステイン電圧Vsが印加されるときに放電を起こす程度の壁電荷が形成される。サステイン電極には、セットダウン期間またはアドレス期間中に、何れか1つ以上の期間でスキャン電極との電圧差を減らして、スキャン電極との誤放電が起きないように正極性電圧Vzが供給される。
サステイン期間中には、スキャン電極とサステイン電極に交互に負極性のサステインパルス−Vsが印加される。アドレス放電により選択されたセルは、セル内の壁電圧とサステインパルスとが加算されながら、サステインパルスが印加されるごとに、スキャン電極とサステイン電極との間にサステイン放電、すなわち、表示放電が起きるようになる。
サステイン放電が完了した後、消去期間では、パルス幅と電圧レベルの小さな消去ランプ波形(Ramp−ers)の電圧がサステイン電極に供給されて、前画面のセル内に残留する壁電荷を消去させる。
特に、従来の技術と異なり、本発明のプラズマディスプレイ装置の駆動方法は、サステイン期間に特徴があるが、サステイン期間中に印加されるサステインパルスをさらに詳細に説明すると、図10の通りである。
図10は、本発明のプラズマディスプレイパネルの負極性のサステインの駆動方法による駆動波形のうち、サステイン期間の負極性のサステインパルスを示した図である。
図10に示すように、本発明の負極性のサステインの駆動方法は、サステイン期間中に、スキャン電極またはサステイン電極のうちの何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)をそれぞれ調節することを特徴とする。
ここで、さらに好ましくは、スキャン電極またはサステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)の幅の値W3、W4を300ns以下になるように勾配を急に調節する。すなわち、時間当りの電圧変化率を高めて、強放電が起きることができるようにして、サステイン放電を起こすための負極性のサステイン電圧−Vsの絶対値を上げることなくサステイン放電を起こすことができるという効果がある。また、ここで前述のエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)が短くなるため、1つのサステインパルスが占める時間を減らして、高速駆動を可能にすることによって、駆動時間を低減することができるという効果がある。
また、前述のエネルギー供給時間(ER Up−Time)及びエネルギー回収時間(ER Down−Time)を同様に調節することを特徴とする。これは、エネルギー供給時間(ER Up−Time)及びエネルギー回収時間(ER Down−Time)を調節する駆動素子の統合使用を可能にするので、部品の製造単価を低減できるという効果がある。
また、前述のエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)のうち、エネルギー回収時間(ER Down−Time)をさらに長く調節する。これは、サステイン期間中に印加されるサステインパルスのうち、サステイン放電を開始するための部分は、エネルギー供給時間(ER Up−Time)であるので、エネルギー供給時間(ER Up−Time)をさらに短くして、負極性のサステイン電圧−Vsの絶対値を上げることなくサステイン放電を起こすことができるためである。反面、サステイン期間中に印加されるサステインパルスのうち、エネルギー回収時間(ER Down−Time)は、エネルギー供給時間(ER Up−Time)より長く調節することにより、エネルギーが回収される効率を上昇させることができるという効果がある。
図11は本発明の実施形態によるプラズマディスプレイ装置のプラズマディスプレイパネルを示すのである。
図11に示すのように、プラズマディスプレイパネルは、画像がディスプレイされる表示面である前面ガラス101にスキャン電極102とサステイン電極103が対を成して形成された複数の維持電極対が配列された前面パネル100、及び、背面を成す背面ガラス111上に前述の複数の維持電極対と交差になるように複数のアドレス電極113が配列された後面パネル110が一定距離を間に置いて平行に結合される。
前面パネル100は、一つの放電セルで相互放電させてセルの発光を維持するためのスキャン電極102及びサステイン電極103、すなわち透明なITO物質で形成された透明電極(a)と金属材質で製作されたバス電極(b)を備えたスキャン電極102及びサステイン電極103が対を成して含まれる。スキャン電極102及びサステイン電極103は、放電電流を制限して電極対の間を絶縁する一つ以上の上部誘電体層104によって覆われており、上部誘電体層104上面には放電条件を容易くするために酸化マグネシウム(MgO)を蒸着した保護層105が形成される。
後面パネル110は複数個の放電空間、すなわち、放電セルを形成させるためのストライプタイプ(またはウェルタイプ)の隔壁112が平行を維持して配列される。また、アドレス放電を遂行して、放電セル内の不活性ガスが真空紫外線を発生させるようにする複数のアドレス電極113が、隔壁112に対して平行に配置される。後面パネル110の上側面には、サステイン放電時に画像表示のために可視光線を放出する赤色(R)、緑色(G)、青色(B)蛍光体114が塗布される。アドレス電極113と蛍光体114の間には、アドレス電極113を保護するための下部誘電体層115が形成される。
スキャン電極102とサステイン電極103はロングギャップの構造を持つ。また、
スキャン電極とサステイン電極との間隔Gは、隔壁112の高さHより大きい。
本発明の実施形態において、スキャン電極とサステイン電極との間隔Gは、スキャン電極102の透明電極(102、a)とサステイン電極103の透明電極(103、a)の間隔Gと質実的に同じであってもよい。スキャン電極102とサステイン電極103との間隔Gは、前述のような100μm以上400μm以下であるか、150μm以上350μm以下であってもよい。
上述した本発明の好ましい実施の形態は、例示の目的のために開示されたものであり、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形、及び変更が可能であり、このような置換、変更などは、特許請求の範囲に属するものである。
一般的なプラズマディスプレイパネルの構造を示す図である。 プラズマディスプレイパネルと駆動部との結合関係を示した図である。 一般的なプラズマディスプレイパネルの画像階調を具現する方法を示した図である。 従来のプラズマディスプレイパネルの駆動方法による駆動波形を示した図である。 従来のプラズマディスプレイパネルの負極性のサステインの駆動方法による駆動波形を示した図である。 従来のプラズマディスプレイパネルの負極性のサステインの駆動方法による駆動波形のうち、サステイン期間の負極性のサステインパルスを示した図である。 従来のプラズマディスプレイパネルの電極間の放電領域を説明するための図である。 本発明のプラズマディスプレイ装置の構造を説明するための図である。 本発明のプラズマディスプレイパネルの負極性のサステインの駆動方法による駆動波形の一例を示した図である。 本発明のプラズマディスプレイパネルの負極性のサステインの駆動方法による駆動波形のうち、サステイン期間の負極性のサステインパルスを示した図である。 本発明の実施形態に係るプラズマディスプレイ装置のプラズマディスプレイパネルを示した図である。
符号の説明
800 プラズマディスプレイパネル
801 パルス制御部
802 データ駆動部
803 スキャン駆動部
804 サステイン駆動部
805 駆動電圧発生部

Claims (15)

  1. 複数のスキャン電極及びサステイン電極を備えるプラズマディスプレイパネルと、
    前記複数のスキャン電極及びサステイン電極を駆動するための駆動部と、
    前記駆動部を制御して、サステイン期間中に、前記スキャン電極または前記サステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)及びエネルギー回収時間(ER Down−Time)をそれぞれ調節する負極性のサステインパルス制御部と
    を備えるプラズマディスプレイ装置。
  2. 前記スキャン電極または前記サステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される前記負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)及び前記エネルギー回収時間(ER Down−Time)は、300ns以下であることを特徴とする、請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 前記エネルギー供給時間(ER Up−Time)と前記エネルギー回収時間(ER Down−Time)は、同じであることを特徴とする、請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置。
  4. 前記エネルギー供給時間(ER Up−Time)及び前記エネルギー回収時間(ER Down−Time)のうち、前記エネルギー回収時間(ER Down−Time)の方が長いことを特徴とする、請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 前記スキャン電極と前記サステイン電極との間の間隔は、100μm以上400μm下であることを特徴とする、請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置。
  6. 前記スキャン電極と前記サステイン電極との間の間隔は、150μm以上350μm以下であることを特徴とする、請求項5に記載のプラズマディスプレイ装置。
  7. 複数のスキャン電極及びサステイン電極を備えるプラズマディスプレイパネルの駆動方法において、
    複数のサブフィールドのサステイン期間中に、前記スキャン電極または前記サステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)をそれぞれ調節できるようにすることを特徴とする、プラズマディスプレイ装置の駆動方法。
  8. 前記スキャン電極または前記サステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される前記負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)と前記エネルギー回収時間(ER Down−Time)は、300ns以下であることを特徴とする、請求項7に記載のプラズマディスプレイ装置の駆動方法。
  9. 前記エネルギー供給時間(ER Up−Time)と前記エネルギー回収時間(ER Down−Time)は、同じであることを特徴とする、請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置の駆動方法。
  10. 前記エネルギー供給時間(ER Up−Time)と前記エネルギー回収時間(ER Down−Time)のうち、エネルギー回収時間(ER Down−Time)の方が長いことを特徴とする、請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置の駆動方法。
  11. 前記スキャン電極と前記サステイン電極との間の間隔は、100μm以上400μm以下であることを特徴とする、請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置の駆動方法。
  12. 前記スキャン電極と前記サステイン電極との間の間隔は、150μm以上350μm以下であることを特徴とする、請求項11に記載のプラズマディスプレイ装置の駆動方法。
  13. スキャン電極、サステイン電極及び前記スキャン電極と前記サステイン電極間の間隔より小さい高さを持つ隔壁を含むプラズマディスプレイパネルと、
    前記複数のスキャン電極及びサステイン電極を駆動するための駆動部と、
    前記駆動部を制御して、サステイン期間中に、前記スキャン電極または前記サステイン電極のうち、何れか1つ以上に供給される負極性のサステインパルスのエネルギー供給時間(ER Up−Time)とエネルギー回収時間(ER Down−Time)をそれぞれ調節する負極性のサステインパルス制御部と、
    を備えるプラズマディスプレイ装置。
  14. 前記スキャン電極及びサステイン電極それぞれは透明電極を含み、
    前記スキャン電極とサステイン電極との間隔は、前記スキャン電極の透明電極と前記サステイン電極の透明電極との間隔と質実的に同じであることを特徴とする、請求項13に記載のプラズマディスプレイ装置。
  15. 前記スキャン電極及びサステイン電極の間隔は100μm以上400μm以下であることを特徴とする、請求項13に記載のプラズマディスプレイ装置。
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