JP2008158068A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャムアクセスカバーを開放しない限り、現像ユニットを取り出すことができない構成の画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置本体(プリンタ4)に対して挿脱自在であって、感光体ドラム15を備える現像ユニット8aと、プリンタ4に対して開閉自在であって、転写ローラ16を支持するJAC23と、を備える画像形成装置(複合機100)であって、現像ユニット8aをプリンタ4に対して挿脱する経路(開口部6a)に干渉する規制位置(位置A)と、開口部6aに干渉しない非規制位置(位置B)との間で移動自在の規制部材25を備え、開放されていたJAC23が閉じられるのに連動して、規制部材25は位置Bにあったとしても位置Aへと移動し、JAC23が閉じられた状態では、規制部材25は位置Bに制止される構成とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置の技術に関し、より詳しくは、画像形成装置のメンテナンス時において、現像ユニット等の破損を防止するための技術に関する。
従来、本体前面側に開閉可能なフロントカバーを設けて、本体のメンテナンス作業やトナー等の補充作業を、本体前面側から行える構成とした画像形成装置(以下、フロントアクセス機と記載する)は一般的に広く用いられている。
このようなフロントアクセス機において、フロントカバーを開放してトナーカートリッジの交換を行う際に、トナーカートリッジが設置されていない状態では、フロントカバーを閉じられない構成とし、かつ、この状態においては、画像形成装置の使用動作を許可しない構成とすることにより、画像形成装置内が廃トナーで汚れることを防止する技術が特許文献1に開示されており公知となっている。
特開平6−317955号公報
しかしながら、フロントアクセス機において、感光体ドラムを備えるカートリッジとしての現像ユニットの交換を行う際には、現像ユニットの転写ローラとドラムがニップ(密接している)している状態を解除してから現像ユニットを引き出す必要があり、このニップ状態の解除をし忘れた場合には、転写ローラやドラムを傷める可能性があった。
このため、現像ユニットを引き出す際には、フロントカバーのみならず、側面に設けたメンテナンス用のカバー(ジャムアクセスカバー)も併せて開放して、ニップ状態を解除しなければならないが、ヒューマンエラーにより解除動作を忘れてしまう可能性が否定できなかった。また、従来技術では、ジャムアクセスカバーを開放せずに現像ユニットを引き出すことを防止する有効な技術が提供されていなかった。
そこで本発明では、このような現状を鑑み、ジャムアクセスカバーを開放しない限り、現像ユニットを取り出すことができない構成の画像形成装置を提供することを課題としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、画像形成装置本体に対して挿脱自在であって、感光体ドラムを備える現像ユニットと、前記画像形成装置本体に対して開閉自在であって、転写ローラを支持するジャムアクセスカバーと、を備える画像形成装置であって、前記現像ユニットを前記画像形成装置本体に対して挿脱する経路に干渉する規制位置と、前記経路に干渉しない非規制位置との間で移動自在の規制部材を備え、開放されていた前記ジャムアクセスカバーが閉じられるのに連動して、前記規制部材は前記非規制位置にあったとしても前記規制位置へと移動し、前記ジャムアクセスカバーが閉じられた状態では、前記規制部材は前記規制位置に制止されること、を特徴としたものである。
請求項2においては、閉じられていた前記ジャムアクセスカバーを開放させても、前記規制部材は連動することなく定位置に保たれること、を特徴としたものである。
請求項3においては、前記ジャムアクセスカバーの開閉方向と前記規制部材の移動方向とを一致させ、前記ジャムアクセスカバーを閉じた状態で、このジャムアクセスカバーに前記規制位置にある前記規制部材が当接すること、を特徴としたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、ジャムアクセスカバーを開放しない限り、現像ユニットの挿脱が規制部材により制止されるので、現像ユニットの挿脱によるドラムの傷つきや現像ユニットの破損を防止することができる。
請求項2においては、ジャムアクセスカバーの開放動作に連動して、規制部材による現像ユニットの挿脱の制止が解除されないので、現像ユニットの挿脱の制止手段としての規制部材の存在をユーザに意識させることができる。
請求項3においては、ジャムアクセスカバーを閉じるのに連動して規制部材を規制位置に移動させる機構を、簡素な構造で実現できる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る複合機の全体的な構成を示した斜視図、図2は同じく複合機のフロントカバー周辺部の詳細を示した斜視図、図3は本発明の一実施例に係るプリンタの概略構成を示す側面模式図、図4は本発明の一実施例に係るJAC(閉状態)を示す側面図、図5は本発明の一実施例に係るJAC(開放状態)を示す側面図である。
まず始めに、本発明の一実施例に係る画像形成装置(複合機)の全体構成について、図1、図2を用いて説明をする。
複合機100は、コピー機能とファクシミリ機能とを有する装置であり、コピー機能は、画像読取手段(スキャナ2)と画像形成手段(プリンタ4)とにより実現されている。
以下において、原稿、記録紙、用紙という三種類の紙が登場する。「原稿」はスキャナによる検出対象としての用紙を意味し、「記録紙」はプリンタによる印字対象としての用紙を意味する。また、「用紙」は「原稿」および「記録紙」を含むものとし、「用紙」で「原稿」または「記録紙」を代用することが有る。
複合機100の下部には多段給紙装置5が配置され、多段給紙装置5より上方に向けて、プリンタ4、スキャナ2、プラテンカバー24が配置される。ユーザの操作側を複合機100の前側とすると、スキャナ2の前側にコントロールパネル18が配置される。
プラテンカバー24の左端部には自動原稿給送装置(以下ADF)3が設けられている。プラテンカバー24の上面で、ADF3の右側に位置する部位は、ADF3から排出された原稿を受ける原稿排紙トレイ21に形成されている。また、ADF3に供給する原稿を載置するための原稿給紙トレイ22が、原稿排紙トレイ21の上方位置に設けられている。
また、プリンタ4のケーシング11の上面には、プリンタ4から排出される原稿を受ける用紙排紙トレイ19が形成されている。該ケーシング11の右側には、ジャムアクセスカバー23(以下、JAC23と記載する)と用紙手差しトレイ20が揺動可能に設けられている。用紙手差しトレイ20は給紙位置と収納位置との間で揺動可能であり、給紙位置にある用紙手差しトレイ20上には、プリンタ4に供給する記録紙が載置される。
さらに、プリンタ4のケーシング11の前面は、フレーム6に開閉可能に支持されたフロントカバー7により被装されている。そして、フロントカバー7を開放することにより、プリンタ4内部に格納されているプロセスユニット8(図2)が引き出し可能な状態となり、内部のメンテナンス作業や消耗部品の交換が可能となる。
多段給紙装置5には、給紙カセット30A(上段)・30B(中上段)・30C(中下段)・30D(下段)が積層されている。以下では、給紙カセット30A・30B・30C・30Dを区別する必要がない場合は、同一の符号30を用いるものとする。
最上段の給紙カセット30Aを除いて、各給紙カセット30は、カセットケース30bと、該カセットケース30bに引出し自在(摺動自在)に収容されるカセット本体30aと、から構成される。給紙カセット30Aについては、プリンタ4のケーシング11に、カセット本体30aが引出し自在(摺動自在)に収容される構成となっている。カセット本体30aの引出される方向は、複合機100の前方向である。カセット本体30aは上面が開放された箱体であり、内部に用紙が収容される。
なお、本実施の形態では、複合機100に給紙カセット30を複数備える構成であるが、この構成に限定されるものではない。給紙カセットが単一、つまり給紙カセット30を一つのみ備える画像形成装置にも、本発明は適用可能である。
以上が、本発明の一実施例に係る画像形成装置(複合機)の全体構成についての説明である。
次に、図3を用いて、プリンタ4の概略構成を説明する。
図3に示す如く、プリンタ4は、画像形成プロセスに係る装置が収納されている。また、プリンタ4のケーシング11には、カセット本体30aが収納されている。
プリンタ4内には、フレーム等の間隙内に、記録用紙の搬送経路Rが形成されている。
この搬送経路Rは、給紙カセット30から供給された記録用紙を、プリンタ4に備える画像形成プロセスに係る装置を経由して搬送させるための経路である。
プリンタ4には、搬送経路Rに沿って、記録用紙を搬送するための各種ローラと、画像形成プロセスに係る各手段と、が配置されている。
具体的には、搬送経路Rに沿って、その搬送方向の上流側より下流側に向けて、搬送に係る各種ローラとして、レジストローラ対31、感光体ドラム15および転写ローラ16、ヒートローラ33およびプレスローラ34、搬送ローラ対35、排出ローラ対36、が備えられている。これらのローラのうち、一部は、画像形成プロセスに係る手段を兼用している。感光体ドラム15は感光手段であり、転写ローラ16は転写手段であり、ヒートローラ33およびプレスローラ34は定着手段である。
また、感光体ドラム15の外周周辺には、この感光体ドラム15の回転方向に沿って、画像形成プロセスに係る手段として、現像ローラ(現像手段)37、帯電器(帯電手段)38、LED(露光手段)39等、が配置されている。
特に、感光体ドラム15、現像ローラ37、帯電器38、LED39は、一体のカートリッジとしての現像ユニット8aに収容されている。また、現像ユニット8aの隣には、現像ローラ37を介して感光体ドラム15にトナーを供給するためのトナーカートリッジ8bが配置されている。なお、現像ユニット8aおよびトナーカートリッジ8bを合わせてプロセスカートリッジ8としている。
図3に示す如く、前記各ローラの内、レジストローラ31a(詳しくは、レジストローラ対31の内、JAC23に近い側の片側ローラ)、転写ローラ16、プレスローラ34および搬送ローラ35a(詳しくは、搬送ローラ対35の内、JAC23に近い側の片側ローラ)は、JAC23に支持されており、前記各ローラ31a・16・34・35aとJAC23は一体的に構成されている。このJAC23は、ケーシング6に前後方向の回転支軸26を介して回動可能に支持されている。つまり、JAC23を開放(図3中における時計回りに回動する)することにより、前記各ローラ31a・16・34・35aはJAC23と共に、図3中における時計回りに回動し、移動する構成である。
このとき、各ローラ31a・16・34・35aのニップ状態が解除されて、搬送経路R上に、例えば、紙詰まりした用紙を抜き出せる程度の隙間が現れる構成としている。つまり、JAC23を開放することにより、感光体ドラム15および転写ローラ16のニップ状態が解除される構成としている。
給紙カセット30Aには、記録用紙が載置されるフラッパ51と、ピックアップローラ52、セパレートローラ53、リタードローラ54とが、備えられている。
フラッパ51上の記録用紙の上面に接触させたピックアップローラ52が回転すると、フラッパ51上の記録用紙が、ローラ41・42側へと繰り出される。
ピックアップローラ52およびセパレートローラ53は、記録用紙を一枚だけ搬送経路Rへと送り出すための手段である。セパレートローラ53は、ピックアップローラ52により繰り出された記録用紙を搬送経路Rへと送り出す方向に回転し、リタードローラ54は記録用紙をフラッパ51側へ逆送するように回転する。そして、複数枚の記録用紙が同時にピックアップローラ52により繰り出された場合であっても、セパレートローラ53に接触している記録用紙のみが搬送経路R側に供給され、その他の記録用紙がリタードローラ54によりフラッパ51側に戻されるようにしている。
なお、ローラ41・42は、搬送経路Rの始端部を構成している。
以上が、プリンタ4の概略構成についての説明である。
次に、本発明の一実施例に係るフロントカバー内部の構成について、図2を用いて説明をする。
図2に示す如く、フロントカバー7を開放すると、ケーシング11の内部が露出され、フレーム6、プロセスユニット8、レバー9a・9b、規制部材25等が露出する構成としている。
フレーム6は、ケーシング11の内部の前側に配置され、閉鎖されたフロントカバー7の丁度裏側に位置する。このフレーム6には、プロセスユニット8等を出し入れするための開口部6a・6bが形成されると共に、正面側(前方向)はフロントカバー7により被装されている。
フロントカバー7は、三次元的な凹凸を有する美的デザインが施された樹脂成型品の部材であり、本実施例のフロントカバー7は正面側略中央の下部を正面側に膨出させた形状としている。
また、フロントカバー7は、ケーシング11の下端部で、左右二箇所に配置されるヒンジ機構10・10を介して支持されており、ケーシング11の内部を開閉可能である。
プロセスユニット8は、現像ユニット8aとトナーカートリッジ8bが、トナーおよび廃トナーの搬送装置により着脱可能に連結されて一体的に構成されたユニットであり、各ユニット単位(即ち、現像ユニット8aまたはトナーカートリッジ8b)に分割して、プリンタ4から容易に着脱できる構成としている。
つまり、プロセスユニット8は、通常使用時においては、レバー9a・9bが通常位置に保持されており、この状態では前記プロセスユニット8はプリンタ4に固定されている。また、メンテナンス時においては、レバー9a・9bを解除方向に回動することにより、プロセスユニット8とプリンタ4との固定が解除されて、プロセスユニット8を開口部6a・6bから正面側(前方向)に引き抜いて取り出すことができる構成としている。
図2、図4、図5に示す如く、ケーシング11内には、現像ユニット8aの着脱を制止する規制部材25が設けられている。
規制部材25は、板状の樹脂製部材であり、フレーム6のJAC23側の下方(即ち、本実施例では、プリンタ4内部の正面視右側の下方)に配設されている。
規制部材25には、設置状態における上下方向の端面部に凸部25a・25aが形成されている。また、フレーム6には、前記凸部25a・25aと対応する形状に形成された凹部6c・6cが、複合機100の左右方向に形成されており、前記凸部25a・25aを該凹部6c・6cと嵌め合わせることにより、規制部材25を左右方向で往復摺動可能に構成している。
また、規制部材25の表面部には摘み部25bが設置状態における正面側となる位置に突設されており、人手により操作して、規制部材25を左右方向に往復摺動させることができる。
また、規制部材25の右端部は、JAC23に当接させる当接部25cとなっている。そして、JAC23を閉じた際に、JAC23に当接部25cが当接して押されることで、規制部材25が左側へ移動する構成である。
以上が、本発明の一実施例に係るフロントカバー内部の構成についての説明である。
次に、図4、図5を用いて、規制部材25の作動状態について説明をする。
図4に示す如く、規制部材25が、正面視において最も左側(位置A)に位置している状態では、現像ユニット8aを格納している開口部6aと、規制部材25が、正面視において一部重なる状態となっている。この場合、現像ユニット8aを正面側に引き出す際の経路が、規制部材25により遮られているため、現像ユニット8aを引き出すことができない状態となっている。即ち、規制部材25が位置Aにある状態では、現像ユニット8aを開口部6aより引き出すこと、及び、現像ユニット8aを開口部6aに挿入することができない構成としている。
図5に示す如く、規制部材25が、正面視において最も右側(位置B)に位置している状態では、現像ユニット8aを格納している開口部6aと、規制部材25が、正面視においては重なっておらず、現像ユニット8aを正面側に引き出すこと、及び、現像ユニット8aを後側に挿入することが可能な状態となっている。
規制部材25の右端部は、JAC23の内面前部23aに当接させるための当接部25cとなっている。JAC23を閉じた状態で、位置Aにある規制部材25の当接部25cは、ケーシング11の右側面と略一致する位置にあり、内面23aに略当接した状態にある。
なお、閉じた状態のJAC23の内面は、前部側(内面前部23a)はケーシング11の右側面と略一致する位置にあるが、前後方向中央側(内面中央部23b)はケーシング11の内部に挿入される凸部となっており、この内面中央部23bで転写ローラ16等が支持されている。
そして、規制部材25が位置Bにある状態では、規制部材25の当接部25cをプリンタ4の右側面から突出させる構成としている。つまり、JAC23を閉じている状態では、位置Aにある規制部材25を位置Bまで移動させることができないようにして、規制部材25が位置Aに保たれるようにしている。また、JAC23の開放時に規制部材25が位置Bにあったとしても、JAC23を閉じれば、内面23aに押されて規制部材25は位置Aへと移動させられる。
即ち、JAC23を開放している場合に限り、規制部材25を位置Bに移動させることが可能な構成としている。
尚、前述した通り、JAC23を開放している状態では、感光体ドラム15と転写ローラ16のニップ状態は解除されているので、感光体ドラム15や現像ユニット8aを傷めること無く現像ユニット8a引き出すことが可能となっている。
規制部材25は、前述したように、JAC23を閉じる動作に連動して、位置Bから位置Aへと移動する構成である。しかし、規制部材25は、JAC23を開く動作には連動しない。
このため、現像ユニット8aを正面側に引き出すためには、まず、JAC23を開放し、当接部25cがプリンタ4の右側面部から突出できる状態とし、次に、規制部材25を、手動で位置Bまで移動させて、初めて、現像ユニット8aを正面側に引き出すことができる。
このように、現像ユニット8aの着脱作業の規制を解除するのに手動作業を必要とする構成とすることで、規制部材25の存在をメンテナンス実施者(ユーザー)に意識させている。これにより、現像ユニット8aの着脱時にはJAC23の開放が必要であることを気付かせる動機付けになるとともに、実質的に(機械的に)現像ユニット8aを着脱できない構成とし、現像ユニット8aの着脱時には、それに先立って確実にJAC23が開放されるような構成としている。
即ち、画像形成装置本体(プリンタ4)に対して挿脱自在であって、感光体ドラム15を備える現像ユニット8aと、プリンタ4に対して開閉自在であって、転写ローラ16を支持するJAC23と、を備える画像形成装置(複合機100)であって、現像ユニット8aをプリンタ4に対して挿脱する経路(開口部6a)に干渉する規制位置(位置A)と、開口部6aに干渉しない非規制位置(位置B)との間で移動自在の規制部材25を備え、開放されていたJAC23が閉じられるのに連動して、規制部材25は位置Bにあったとしても位置Aへと移動し、JAC23が閉じられた状態では、規制部材25は位置Bに制止される構成としている。これにより、JAC23を開放しない限り、現像ユニット8aの挿脱が規制部材25により制止されるので、現像ユニット8aの挿脱による感光体ドラム15の傷つきや現像ユニット8aの破損を防止することができるのである。
また、本実施例では、JAC23を開放しても、あえて、自動的に規制部材25を位置Bに移動しないようにしている。即ち、閉じられていたJAC23を開放させても、規制部材25は連動することなく定位置に保たれる構成としている。これにより、JAC23の開放動作に連動して、規制部材25による現像ユニット8aの挿脱の制止が解除されないので、現像ユニット8aの挿脱の制止手段としての規制部材25の存在をユーザに意識させることができるのである。
但し、規制部材25とばね部材等を組み合わせて、規制部材25を常時JAC23と当接する方向に付勢する構成とすれば、JAC23の開閉動作に伴って、規制部材25の位置が自動的に位置Aと位置Bに切り替わる構成とすることもできる。つまり、JAC23を開放すれば、規制部材25が自動的に位置Bへと移動し、また、JAC23を閉じれば、規制部材25が自動的に位置Aに移動するようにすることも機構上は容易に可能である。
また、JAC23を閉じる方向へ回動する場合、JAC23が閉じられる直前においては、JAC23の回動方向は略水平で、かつ複合機100の略左右方向に対する往復回動動作となっている。このとき、JAC23の回動方向と規制部材25が摺動可能な方向(即ち、水平、かつ複合機100の左右方向)が略一致するため、JAC23と当接部25cが接触することにより、規制部材25を容易に移動することができる。
つまり、JAC23を閉状態にすれば、規制部材25が自動的に位置Bから位置Aへと移動する構成としている。これにより、現像ユニット8aの着脱作業が終了した際に、規制部材25の戻し忘れ(即ち、規制部材25を位置Bから位置Aへと移動させること)を防止するとともに、メンテナンス作業の効率化に寄与することができる。
尚、JAC23の閉状態に連動して、規制部材25を移動させる機構は、例えば、リミットスイッチやアクチュエータ等を用いて、規制部材25の位置を電気的に制御する機構とすることも容易に可能であるが、本実施例に示す機構は、少ない部品点数によるシンプルな機構で機械的に連動する構成としているため、コスト低減等にも寄与することができる。
即ち、JAC23の開閉方向と規制部材25の移動方向とを一致させ、JAC23を閉じた状態で、このJAC23に規制位置(位置A)にある規制部材25が当接する構成としている。これにより、JAC23を閉じるのに連動して規制部材25を規制位置(位置A)に移動させる機構を、簡素な構造で実現できるのである。
本発明の一実施例に係る複合機の全体的な構成を示した斜視図。 同じく複合機のフロントカバー周辺部の詳細を示した斜視図。 本発明の一実施例に係るプリンタの概略構成を示す側面模式図。 本発明の一実施例に係るJAC(閉状態)を示す側面図。 本発明の一実施例に係るJAC(開放状態)を示す側面図。
符号の説明
4 プリンタ
6a 開口部
8a 現像ユニット
15 感光体ドラム
16 転写ローラ
23 JAC(ジャムアクセスカバー)
25 規制部材
100 複合機

Claims (3)

  1. 画像形成装置本体に対して挿脱自在であって、感光体ドラムを備える現像ユニットと、
    前記画像形成装置本体に対して開閉自在であって、転写ローラを支持するジャムアクセスカバーと、
    を備える画像形成装置であって、
    前記現像ユニットを前記画像形成装置本体に対して挿脱する経路に干渉する規制位置と、前記経路に干渉しない非規制位置との間で移動自在の規制部材を備え、
    開放されていた前記ジャムアクセスカバーが閉じられるのに連動して、前記規制部材は前記非規制位置にあったとしても前記規制位置へと移動し、
    前記ジャムアクセスカバーが閉じられた状態では、前記規制部材は前記規制位置に制止される、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 閉じられていた前記ジャムアクセスカバーを開放させても、前記規制部材は連動することなく定位置に保たれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ジャムアクセスカバーの開閉方向と前記規制部材の移動方向とを一致させ、
    前記ジャムアクセスカバーを閉じた状態で、このジャムアクセスカバーに前記規制位置にある前記規制部材が当接する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169974A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Teraoka Seiko Co Ltd 包装装置

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