JP2008157774A - 目覚まし照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】目覚まし照明装置において、放電灯の寿命の短縮を防ぎ、就寝者が起床時刻を越えて超過睡眠をする場合に起床時刻以後の放電灯による光刺激と間欠的な刺激音によって就寝者を快適な状態で目覚めさせる。
【解決手段】放電灯の光出力は、起床時刻t1に到達するよりも所定時間前の時刻t0から漸増され、起床時刻t1に到達したときに放電灯の光出力が定格出力の25%以上になるように調光制御され、その後、起床時刻t1における光出力の大きさを保ったまま継続される。覚醒用の刺激音は、起床時刻t1に到達した以後、所定の継続時間A1、A2、A3と停止時間を繰り返して出力される。起床時刻t1以後において放電灯の光出力が定格出力の25%よりも低下されないので、フィラメントに対する負荷が小さく放電灯の寿命の短縮が防止される。また、就寝者は、起床時刻以後に放電灯による光刺激と間欠的な刺激音によって快適な状態で目覚めさせられる。
【選択図】図6

Description

本発明は、目覚まし照明装置に関する。
従来から、設定された起床時刻の所定時間前から目覚まし用の光源の明るさが徐々に増加し、起床時刻には就寝者に快適な目覚めをもたらす目覚まし照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記目覚まし照明装置は、起床時刻を越えて超過睡眠をする就寝者(いわゆる2度寝をする就寝者)に対して覚醒させる手段を備えないが、2度寝をする就寝者に対しても確実に覚醒をさせるための照明装置として、起床時刻以後において覚醒刺激音を間欠的に繰り返し発生する(スヌーズ動作)と共に、刺激音の発生する所定時間前から目覚まし用の光源の明るさを漸増して超過睡眠をしている就寝者に刺激音と光刺激の両方を与える照明装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
後者の照明装置における光源の明るさの変化と起床用の音の変化が、それぞれ図10(a)、(b)に示される。目覚まし用の光源は、設定された起床時刻t4の所定時間前から徐々に明るさが増加し、起床設定時刻t4に到達したときに、光源は一旦消灯し、起床音が短時間出力される。
そして、起床設定時刻t4以後は、起床音が所定時間間隔で間欠的に出力され(スヌーズ動作)、起床音の間欠的な出力時刻t5、t6の所定時間前から光源が点灯されて明るさが漸増される。
特開平4−264289号公報 特開2005−340033号公報
ところが、上記特許文献2に記載された目覚まし装置では、就寝者が2度寝をしてしまうことをある程度防ぐことができるが、起床設定時刻t4に到達したときに光源の明るさが消灯してしまうので、起床時刻t4に一旦覚醒に近い状態になった就寝者が再び睡眠状態に戻ってしまい易く、2度寝の状態を確実に防ぐことは困難であった。また、目覚めたとしても不快感を感じ易いという問題もあった。
さらに、起床設定時刻t4以後において光源の明るさの増減が大きな変化幅で繰り返されるために、光源が放電灯である場合には、放電灯の寿命が短縮され易く、特に、放電灯が一旦消灯された状態から点灯される場合には、放電灯の電極のフィラメントにかかる負荷が大きく、さらに寿命が短縮されやすいという問題があった。
そこで、本発明は、設定された起床時刻の所定時間前から目覚まし用の放電灯の明るさが徐々に増加して就寝者に目覚めを促し、設定された起床時刻以後には覚醒刺激音を間欠的に出力する目覚まし照明装置において、放電灯の寿命の短縮を防ぐことができ、就寝者が設定された起床時刻に目覚めない場合でも起床時刻以後の放電灯による光刺激と間欠的な刺激音によって就寝者を確実に覚醒させることができる目覚まし照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、高周波電源からの電力供給によって点灯される放電灯と、前記放電灯の光出力を調光制御する制御手段と、覚醒刺激音を出力する音源と、前記音源からの覚醒刺激音の出力を予め設定された起床時刻に到達した以後、間欠的に繰り返すスヌーズ制御手段と、を備え、前記起床時刻に到達するよりも所定時間前から前記制御手段が前記放電灯の光出力を漸増させることによって就寝者の目覚めを促す目覚まし照明装置において、前記制御手段は、前記起床時刻に到達した以後に前記放電灯の光出力を定格出力の25%以上になるように調光制御を継続し、当該継続中に前記スヌーズ制御手段による前記音源からの覚醒刺激音の出力を間欠的に繰り返すことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の目覚まし照明装置において、前記制御手段は、前記起床時刻に到達した以後に前記放電灯の光出力を前記起床時刻到達時の光出力以上になるように調光制御を継続することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の目覚まし照明装置において、前記制御手段は、前記起床時刻に到達した以後に前記放電灯の光出力を増減させつつ調光制御することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、設定された起床時刻の所定時間前から目覚まし用の放電灯の明るさが徐々に増加して就寝者に目覚めを促し、起床時刻に到達した以後には覚醒用刺激音を間欠的に出力する目覚まし照明装置において、起床時刻に到達した以後に放電灯の光出力を定格出力の25%以上になるように制御するので、放電灯の寿命の短縮を防ぐことができ、就寝者が設定された起床時刻に目覚めない場合でも起床時刻以後の放電灯による光刺激と間欠的な刺激音によって就寝者を確実に覚醒させることができる。
請求項2の発明によれば、起床時刻に到達した以後において、放電灯の光出力が定格出力の25%以上であり、かつ起床時刻到達時以上の光出力を維持するように制御されるので、放電灯の寿命の短縮を防ぐ効果がより高く、起床時刻を越えて睡眠を続ける就寝者を光刺激と間欠的な刺激音によってより確実に覚醒させることができる。
請求項3の発明によれば、起床時刻に到達した以後において、放電灯の光出力が定格出力の25%以上であり、かつ増減するように制御されるので、起床時刻を越えて睡眠を続ける就寝者を光刺激と間欠的な刺激音によってさらに確実に覚醒させることができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る目覚まし照明装置について、図1乃至図6を参照して説明する。本実施形態の目覚まし照明装置1は、図1乃至図5に示されるように、放電灯2と、放電灯2に接続された高周波電源としてのインバータ回路3と、インバータ回路3に接続され商用電源11の力率を改善する力率改善回路4と、インバータ回路3に信号を出力してインバータ回路3の出力周波数を制御し放電灯2の光出力を増減させるマイクロプロセッサから構成される制御回路(制御手段)5と、制御回路5に調光信号等の制御信号を出力するリモコン受光部6と、リモコン受光部6の電源回路7と、リモコン受光部6へリモコン信号を送信するリモコン8と、を備えている。
本実施形態の放電灯2は、就寝者が就寝する部屋の天井に配置され、定格出力の25%出力時にベッド上に横たわる就寝者の顔面における照度が100ルクス以上得られるものである。例えば、通常は8畳間用の100ワットの放電灯が4畳半間に備えられている場合である。
力率改善回路4は、図1に示されるように、フィルタ9を介して商用電源11に接続されたダイオードブリッジDBと、ダイオードブリッジDBの2次側に接続されたチョッパチョークL1とスイッチング素子Q1とを備え、スイッチング素子Q1の両端に直流電圧源となるコンデンサC5、C6が設けられている。スイッチング素子Q1は、そのゲートが制御回路5に接続されてスイッチング素子Q1のオンオフ動作が制御回路5によって制御され、商用電源11の電流波形の力率が改善される。
インバータ回路3は、放電灯2を所望の光出力で点灯させる共振回路部と、放電灯の両端のフィラメントを予熱する予熱回路部を備えている。
共振回路部は、直流電圧源となるコンデンサC5、C6の両端に接続されたスイッチング素子Q2、Q3と、スイッチング素子Q3の両端に接続された共振チョークL2及び共振コンデンサC9、2重共振コンデンサC18、トランスT1と、を備える。そして、トランスT1の2次側に直列カットコンデンサC11を介して放電灯2が直列に接続されている。
予熱回路部は、スイッチング素子Q3の両端にコンデンサC12を介して接続された予熱トランスT2と、予熱トランスT2の2次側インダクタンスに接続された予熱コンデンサC13と、放電灯2の高圧側フィラメント12、及び予熱トランスT2の3次側インダクタンスに接続された予熱コンデンサC14と、放電灯2の低圧側フィラメント13と、を備える。
スイッチング素子Q2、Q3は、それぞれのゲートが制御回路5に接続されて各スイッチング素子Q2、Q3のオンオフ動作が同時にオンにならないようにして、制御回路5から出力される制御信号によって所定の周波数でオンオフ動作を行い、放電灯2の光出力を増減する。
制御回路5は、目覚まし照明装置1が通常の部屋照明として用いられる場合には、後述するリモコン8から送信される調光レベル情報(ユーザの入力した明るさレベル)に応じて放電灯2の光出力が増減するようにスイッチング素子Q2、Q3へ制御信号を出力するが、モードが切替えられて目覚まし照明装置1が本来の目覚まし装置として用いられる場合には、制御回路5は、制御回路5内の時計14によって計時される時間に基づいてユーザが予め入力した起床時刻よりも所定時間前からROM15に予め記憶されたパターンに基づいて放電灯2の光出力を徐々に増加するように制御する。放電灯2の光出力が徐々に増加するパターンについては後に詳述する。
また、ユーザがリモコン8を操作することによって入力する起床時刻の情報は、リモコン受光部6によって受信され、リモコン受光部6から制御回路5へ送信され、制御回路5内のRAM16に記憶される。
なお、本明細書において、目覚まし照明装置1を使用する就寝前の状態の人物をユーザと表現し、寝具に横たわっている状態の人物を就寝者と表現する。
リモコン受光部6は、図3に示されるように、覚醒刺激音を出力するスピーカ16と、スピーカ16に接続された音源アンプ17と、音源アンプ17に音声信号を供給する音声IC18と、常夜灯21と、音声IC18及び常夜灯21を制御するマイクロプロセッサ22と、赤外線受光部23と、を備える。常夜灯21は、図4に示されるようにLED19とトランジスタTr2を備える。
赤外線受光部23によって受信されるリモコン8からの赤外線に重畳された種々の信号がマイクロプロセッサ22に入力され、マイクロプロセッサ22は、入力された信号に応じて各部を制御する。
例えば、リモコン8から常夜灯21を点灯する信号が送信された場合には、マイクロプロセッサ22は、トランジスタTr2をオンする信号を出力してLED19を点灯させ、リモコン8から調光レベル情報(放電灯2の点灯・消灯信号を含む)が送信された場合には、マイクロプロセッサ22は、トランジスタTr1を介して制御回路5へ調光信号を出力する。
また、ユーザの操作によってリモコン8から起床時刻情報(例えば、午前7時)が送信された場合には、マイクロプロセッサ22は、送信された起床時刻情報をRAM24に記憶すると共に、データバス25を介して制御回路5へ送信する。
マイクロプロセッサ22は、マイクロプロセッサ22内の時計26によって計時される時間に基づいてRAM24に記憶された起床時刻に到達したと判断したときに音声IC18に覚醒刺激音の出力を行う信号を出力してスピーカ16を通じて覚醒刺激音を出力させる。
覚醒刺激音によって起床時刻に到達したことを気付かされた就寝者が起床時刻を越えて超過睡眠を望む場合には、就寝者はリモコン8を操作してスヌーズ動作をオンにする。スヌーズ動作オンの信号を受信したリモコン受光部6のマイクロプロセッサ22は、スピーカ16からの覚醒刺激音の出力を一旦停止し、その後、所定時間間隔おきに覚醒刺激音の出力と停止を繰り返すスヌーズ動作を実行する。スヌーズ動作については、放電灯2の光出力の変化パターンと共に後に詳述する。
リモコン受光部6の電源回路7は、図2に示されるように、直流電圧源であるコンデンサC5、C6に接続されて電圧を与えられる制御IC27と、制御電圧を蓄積するコンデンサC51、C54と、降圧チョッパ用コイルL51と、制御電源電圧を設定するツェナーダイオードZD51と、保護ダイオードD51と、降圧チョッパ用コイルL51の両端に接続された制御電源電圧を充電するコンデンサC52と、降圧チョッパ用ダイオードD52と、過昇圧防止用のツェナーダイオードZD52と、を備える。この電源回路7によってリモコン受光部6及びインバータチョッパ制御回路28に安定した電圧が供給される。
リモコン8は、図5に示されるように、放電灯の点灯・消灯ボタン31、調光レベルの設定用のアップ・ダウンボタン32、スヌーズ動作のオン・オフボタン33、起床時刻の設定モードへの切替ボタン34、及び赤外線の送光部35を備えている。
アップ・ダウンボタン32は、起床時刻の設定モードへ切替えられた後には時刻合わせ用アップ・ダウンボタンとして用いられる。
次に、ユーザがリモコン8を用いて起床時刻を入力した後の目覚まし照明装置の動作について、図6を参照して説明する。図6において、時間経過とともに変化される光出力が曲線Lで示され、覚醒刺激音が出力される区間がA1、A2、A3で示される。
前述の通り、ユーザがリモコン8を操作して入力した起床時刻情報(例えば、午前7時)は、リモコン受光部6のマイクロプロセッサ22内のRAM24及び制御回路5内のRAM16に記憶され、ユーザはベッドに横たわって就寝する。
その後、制御回路5は、RAM16に記憶された起床時刻の所定時間前の時刻t0(例えば、所定時間が10分である場合には午前6時50分)に到達すると、放電灯2を点灯し、スイッチング素子Q2、Q3に制御信号を出力することによって放電灯2の光出力を漸増させる(図6におけるt0〜t1区間)。
起床時刻t1に到達したときには、放電灯2の光出力は、定格出力の25%に達して就寝者の顔面における照度が100ルクス以上の所定の照度(例えば、500ルクス)にまで増大される。
また、リモコン受光部6のマイクロプロセッサ22は、時計26によって計時される時間に基づいて、RAM24に記憶された起床時刻t1に到達したと判断すると、音声IC18へ覚醒刺激音の出力を行う信号を出力してスピーカ16を通じて覚醒刺激音を出力させる。
就寝者は、起床時刻t1よりも所定時間前の時刻t0から漸増する光刺激によって睡眠深度を徐々に浅いレベルへと移行され、起床時刻t1では放電灯2からの光刺激とスピーカ16から出力される刺激音によって快適な状態で覚醒される。
放電灯2は、起床時刻t1に到達した以後も起床時刻t1における光出力(定格出力の25%)を継続するように制御される。
就寝者が起床時刻t1を越える睡眠時間の延長を望んだ場合には、就寝者は、リモコン8を操作してスヌーズ動作のオン信号をリモコン受光部6へ送信し、リモコン受光部6のマイクロプロセッサ22は、スヌーズ動作のオン信号を受信したとき(図6におけるt2)に、音声IC18への信号出力を停止してスピーカ16からの覚醒刺激音の出力を停止する。
リモコン受光部6のマイクロプロセッサ22は、所定時間後に時刻t3において覚醒刺激音の出力を再開し、所定時間(A2)出力を継続した後時刻t4において覚醒刺激音の出力を停止し、所定時間後に時刻t5において覚醒刺激音の出力を再開し、所定時間(A3)出力を継続した後時刻t6において覚醒刺激音の出力を停止するスヌーズ動作を実行する。
以上のように起床時刻t1を越えて睡眠を継続する就寝者に対して放電灯2からの光出力が、就寝者の顔面における照度が100ルクスより低下することなく継続され、しかも覚醒刺激音が間欠的に出力されるので、起床時刻t1において一旦浅くなった就寝者の睡眠深度が再び深くなってしまうことがなく、就寝者は、2回目以降の覚醒刺激音(A2、A3)によって快適な状態で目覚めさせられる。
また、放電灯2の出力が定格出力の25%よりも低下することがなく、出力が大きな変化幅で増減することもないので、放電灯2の寿命が短縮されてしまうことが防止される。
なお、覚醒刺激音のスヌーズ動作は、就寝者が起床時刻t1を過ぎたときに就寝者がリモコン8を操作することによって開始されるものではなく、就寝者が予め就寝前にリモコン8を操作して設定することによって開始されるものであってもよい。また、スヌーズ動作における覚醒刺激音の継続時間及び停止時間は、ユーザがリモコン8を操作することによって予め任意の値に設定できるものであってもよい。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の目覚まし照明装置1の構成は第1の実施形態と同一であり、起床時刻t1に到達した以後の放電灯2の光出力の変化パターンが異なる。
具体的には、図7に示されるように、起床時刻t1に到達する所定時間前の時刻t0に
放電灯2が点灯され、その後光出力が漸増され、起床時刻t1に到達したときには、放電灯2の光出力は、定格出力の25%に達して就寝者の顔面における照度が100ルクス以上の所定の照度(例えば、500ルクス)にまで増大される。
そして、放電灯2は、その光出力が、起床時刻t1に到達した以後において、起床時刻t1における光出力から一定の割合で増加される。また、覚醒刺激音は、第1の実施形態と同様に、起床時刻t1に到達した後、所定の出力継続時間A1、A2、A3と停止時間を繰り返すスヌーズ動作を行う。
この第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、起床時刻t1を越えて睡眠を継続する就寝者に対して放電灯2からの光が徐々に増加されて照射され、しかも覚醒刺激音が間欠的に出力されるので、起床時刻t1において一旦浅くなった就寝者の睡眠深度が再び深くなってしまうことがなく、就寝者は、2回目以降の覚醒刺激音(A2、A3)によって快適な状態で目覚めさせられる。また、放電灯2の出力が定格出力の25%よりも低下することがなく、出力が大きな変化幅で増減することもないので、放電灯2の寿命が短縮されてしまうことが防止される。
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の目覚まし照明装置の構成も第1の実施形態と同一であり、起床時刻t1に到達した以後の放電灯2の光出力の変化パターンが異なる。
具体的には、図8に示されるように、起床時刻t1に到達する所定時間前の時刻t0に放電灯2が点灯され、その後光出力が漸増され、起床時刻t1に到達したときには、放電灯2の光出力は、定格出力の25%に達して就寝者の顔面における照度が100ルクス以上の所定の照度(例えば、500ルクス)にまで増大される。
そして、放電灯2は、その光出力が、起床時刻t1に到達した以後において、起床時刻t1における光出力から一定の割合で増加され、覚醒刺激音の3回目の出力継続時間A3の終了と同時に一旦減少され、その後増加と減少がパルス状に繰り返される(図8においてLpで示される)。放電灯2は、光出力が減少されたときにおいても定格出力の25%以上になるように調光制御される。
この第3の実施形態においては、スヌーズ動作による3回の間欠的な覚醒刺激音の出力の後に、放電灯2からの光出力が短時間のうちにパルス状に増減を繰り返されるので、徐々に増加する光刺激(時刻t1からt6の区間)と3回の覚醒刺激音の出力によっても覚醒しない就寝者が大きく増減する光刺激を受けて目覚めさせられる。
また、放電灯2は、その光出力が減少されたときにおいても、就寝者の顔面における照度が100ルクス以上に維持されるので、放電灯2の寿命が短縮されてしまうことが防止される。
なお、起床時刻t1に到達したときの放電灯2の出力は、定格出力の25%以上であればどのような値であってもよく、例えば図9に示されるように75%であってもよい。具体的には、例えば、50ワットの放電灯2が4畳半間の比較的天井に近い高さに備えられる場合である。この場合にも、起床時刻t1に到達したときの就寝者の顔面における照度は100ルクス以上が得られ、光出力がパルス状に増減されるとき(Lp)の減少時の光出力が図9に示されるように25%に設定される場合には、光出力のパルス状の増減による刺激効果がより大きく得られるので就寝者が確実に目覚めさせられる。
以上のように、本発明の目覚まし照明装置では、起床時刻t1に到達した以後に放電灯2の光出力が定格出力の25%以上になるように制御するので、放電灯2の寿命の短縮を防ぐことができ、就寝者が設定された起床時刻t1に目覚めない場合でも起床時刻t1以後に放電灯2による光刺激と間欠的な刺激音によって就寝者を確実に覚醒させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る目覚まし照明装置の全体構成を示す図。 同目覚まし照明装置におけるリモコン受光部の電源回路の構成を示す図。 同目覚まし照明装置におけるリモコン受光部の構成を示す図。 同目覚まし照明装置における常夜灯の構成を示す図。 同目覚まし照明装置におけるリモコンの外観を示す図。 同目覚まし照明装置における放電灯の光出力の変化を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る目覚まし照明装置における放電灯の光出力の変化を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る目覚まし照明装置における放電灯の光出力の変化を示す図。 同第3の実施形態に係る目覚まし照明装置における放電灯の光出力の変形例を示す図。 (a)は従来の目覚まし装置における光源の明るさの変化を示す図、(b)は従来の目覚まし装置における起床音の音量の変化を示す図。
符号の説明
1 目覚まし照明装置
2 放電灯
3 インバータ回路(高周波電源)
5 制御回路(制御手段)
16 スピーカ(音源)
22 マイクロプロセッサ(スヌーズ制御手段)

Claims (3)

  1. 高周波電源からの電力供給によって点灯される放電灯と、
    前記放電灯の光出力を調光制御する制御手段と、
    覚醒刺激音を出力する音源と、
    前記音源からの覚醒刺激音の出力を予め設定された起床時刻に到達した以後、間欠的に繰り返すスヌーズ制御手段と、を備え、
    前記起床時刻に到達するよりも所定時間前から前記制御手段が前記放電灯の光出力を漸増させることによって就寝者の目覚めを促す目覚まし照明装置において、
    前記制御手段は、前記起床時刻に到達した以後に前記放電灯の光出力を定格出力の25%以上になるように調光制御を継続し、当該継続中に前記スヌーズ制御手段による前記音源からの覚醒刺激音の出力を間欠的に繰り返すことを特徴とする目覚まし照明装置。
  2. 前記制御手段は、前記起床時刻に到達した以後に前記放電灯の光出力を前記起床時刻到達時の光出力以上になるように調光制御を継続することを特徴とする請求項1に記載の目覚まし照明装置。
  3. 前記制御手段は、前記起床時刻に到達した以後に前記放電灯の光出力を増減させつつ調光制御することを特徴とする請求項1に記載の目覚まし照明装置。
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