JP2008154303A - 電磁アクチュエータ - Google Patents

電磁アクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP2008154303A
JP2008154303A JP2006336528A JP2006336528A JP2008154303A JP 2008154303 A JP2008154303 A JP 2008154303A JP 2006336528 A JP2006336528 A JP 2006336528A JP 2006336528 A JP2006336528 A JP 2006336528A JP 2008154303 A JP2008154303 A JP 2008154303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
yoke
mover
electromagnetic actuator
magnetic path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006336528A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Muraji
哲朗 連
Tsukasa Ueno
司 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Corp filed Critical Mikuni Corp
Priority to JP2006336528A priority Critical patent/JP2008154303A/ja
Publication of JP2008154303A publication Critical patent/JP2008154303A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

【課題】可動子に永久磁石が設けられた電磁アクチュエータにおいて、永久磁石の割れ、破損、剥がれ等を防止し、可動子の応答性を向上させる。
【解決手段】コイル30が巻回され磁極部21を画定するコア20及びコア20を挟んだ両側において相互に連結されてその両端に磁極部11a,12aを画定する第1ヨーク10、第1ヨーク10及びコア20の3つの磁極部11a,12a,21と対向して配置される第2ヨーク40、第1ヨーク10及びコア20と第2ヨーク40の間において移動自在に配置された可動子50、3つの磁極部11a,12a,21と対向し得る領域において可動子50に設けられた2つの永久磁石61,62を備え、可動子50は、永久磁石61,62を固着する第3ヨーク70を有する。これによれば、永久磁石が薄いものであっても、その割れ、破損、剥がれ等を防止でき、又、可動子の応答性を向上させ得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁コイルへの通電により可動子を往復動させるリニアモータ型の電磁アクチュエータに関し、特に、往復動する可動子に対して永久磁石を一体的に設けた電磁アクチュエータに関する。
従来の電磁アクチュエータとしては、略C字形状をなしその両端に磁極部を画定する第1ヨーク、第1ヨークの中央領域に間隙をおいて配置されると共に先端において磁極部を画定するコア、コアの周りにボビンを介して巻回された励磁用のコイル、第1ヨーク及びコアの3つの磁極部と略平行に隙間をおいて配置された略矩形状の第2ヨーク、第1ヨーク及びコア(の3つの磁極部)と第2ヨークの間において移動自在に配置された可動子(弁軸)、可動子に埋設された略矩形状の2つの永久磁石等を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この電磁アクチュエータにおいて、可動子は、略矩形状の2つの貫通孔をもつホルダ、ホルダの貫通孔にそれぞれ嵌め込まれた2つの永久磁石を備えている。したがって、永久磁石の着磁方向の厚さが比較的厚い場合は,永久磁石をホルダの貫通孔に嵌め込んで固着することは可能である。
しかしながら、永久磁石の着磁方向の寸法が小さく(厚みが薄く)なると、ホルダとの接合部分が減少し、永久磁石をホルダに固着するのは困難である。また、永久磁石が薄くなると、その剛性が低くなり、割れ、破損、ホルダからの脱落等を招く虞がある。
また、他の電磁アクチュエータとしては、略E字状に形成されその3つの先端に磁極部を画定する第1ヨーク、第1ヨークの中央の磁極部を画定する部分に巻回された励磁用のコイル、第1ヨークの3つの磁極部と略平行に隙間をおいて配置された第2ヨーク、第2ヨークの第1ヨークと対向する面に固着された2つの永久磁石等を備え、2つの永久磁石を第2ヨークと一緒に往復動させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
この電磁アクチュエータにおいては、2つの永久磁石が第2ヨークに直接固着されているため、永久磁石が薄い場合であっても、その割れあるいは破損等を防止することはできる。
しかしながら、第2ヨークが、可動子として永久磁石と一緒に移動するため、可動子の質量が増加し、応答性が悪化する。それ故に、迅速な動作が要求される機械部品あるいは電気部品等を駆動する駆動源(電磁アクチュエータ)として適用するのは困難である。
特開2000−199411号公報 特許第3304976号公報
本発明は、上記従来の装置の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、着磁方向の寸法が小さい(厚みが薄い)永久磁石を用いる場合であっても、その永久磁石の割れ、破損等を防止でき、又、可動子の質量を低減して応答性を向上させることのできる電磁アクチュエータを提供することにある。
本発明の電磁アクチュエータは、励磁用のコイルが巻回されると共にその先端に磁極部を画定する磁束生成部材と、磁束生成部材を挟んだ両側において相互に連結されてその両端に磁極部を画定する2つの磁路形成部を含む第1磁路部材と、第1磁路部材及び磁束生成部材の3つの磁極部と対向して配置される第2磁路部材と、第1磁路部材及び磁束生成部材と第2磁路部材の間において移動自在に配置された可動子と、3つの磁極部と対向し得る領域において可動子に設けられた2つの永久磁石を備えた電磁アクチュエータであって、上記可動子は、永久磁石を保持する第3磁路部材を有する、構成となっている。
この構成によれば、コイルに対して一方向(他方向)に通電すると、磁束生成部材において磁束が発生し、第1磁路部材の両方の磁路形成部及び第2磁路部材を通る磁力線と磁束生成部材及び第1磁路部材の一方の磁路形成部並びに第2磁路部材を通る磁力線の力関係により、可動子が一方向(他方向)に移動する。
ここで、可動子の2つの永久磁石は、可動子に設けられた第3磁路部材により保持されているため、永久磁石が着磁方向において薄いものであっても、その割れ、破損等を防止しつつ、脱落しないように可動子に確実に固定することができる。
また、第3磁路部材は、第2磁路部材よりも小さい質量にできるため、第2磁路部材に永久磁石を保持させて全体を可動子とする場合に比べて、可動子を軽量化でき、可動子の応答性を向上させることができる。
上記構成において、第3磁路部材は、略矩形の平板状に形成され、2つの永久磁石は、第3磁路部材の一方の平面に固着されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、第3磁路部材の平面に2つの永久磁石を固着するため、永久磁石が(その着磁方向において)薄いものであっても、第3磁路部材を介して、2つの永久磁石を可動子に確実に固定することができる。
上記構成において、可動子は、非磁性材料により形成されたホルダを含み、ホルダは、2つの永久磁石及び第3磁路部材をそれぞれ嵌め込む貫通孔を含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、ホルダの貫通孔に2つの永久磁石及び第3磁路部材を嵌め込むと共に、第3磁路部材の一方の平面に2つの永久磁石を固着するため、2つの永久磁石を可動子に対して一層確実に固定することができる。
上記構成において、可動子は、所定の直線方向において往復動するように形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、可動子が所定の直線方向において往復動するリニアモータとして適用され、このリニアモータにおいて、永久磁石の割れ、破損、剥がれ、脱落等を確実に防止することができる。
上記構成において、可動子は、転動体を介して往復動自在に支持されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、可動子は、転動体により支持されて往復動するため、可動子のガタツキを防止しつつ円滑な動作を保証することができる。
上記構成をなす電磁アクチュエータによれば、着磁方向の寸法が小さい(厚みが薄い)永久磁石を用いる場合であっても、その永久磁石の割れ、破損等を防止でき、又、可動子の質量を低減して応答性を向上させることのできる電磁アクチュエータが得られる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図7は、本発明に係る電磁アクチュエータの一実施形態を示すものであり、図1及び図2は可動子の移動方向に平行な面における電磁アクチュエータの断面図、図3は可動子の移動方向に垂直な面における電磁アクチュエータの部分断面図、図4は電磁アクチュエータの一部を示す部分斜視図、図5ないし図7は非通電及び通電の状態での磁束の流れを示す磁路図である。
この電磁アクチュエータは、図1ないし図4に示すように、第1磁路部材としての第1ヨーク10、磁束生成部材としてのコア20、コア20の周りにおいてボビン30aを介して巻回された励磁用のコイル30、第2磁路部材としての第2ヨーク40、第1ヨーク10及びコア20と第2ヨーク40の間において往復動自在に配置された可動子50、可動子50に一体的に設けられた2つの永久磁石61,62及び第3磁路部材としての第3ヨーク70、可動子50を往復動自在に支持する転動体80、第1ヨーク10及びコア20を固定する固定ホルダ90、第2ヨーク40を固定する固定ホルダ100等を備えている。
第1ヨーク10は、図1に示すように、磁性材料を用いて、略C字状の断面をなすように形成されており、後述するコア20を挟んだ両側において相互に連結された2つの磁路形成部11,12を有し、その両端に磁極部11a,12aを画定し、又、その中間領域13において、後述するコア20が接続されている。
尚、ここでは、第1ヨーク10の中間領域13にコア20を接続しているが、所定の間隔からなる磁気ギャップを設けてもよい。
コア20は、後述するコイル30への通電により磁束を生成する部分であり、図1に示すように、その一方の端部(先端)に磁極部21を画定し、その他方の端部22が第1ヨーク10の中央領域13に接続されている。尚、コア20は、第1ヨーク10と一体的に形成されていてもよい。
ここで、磁極部11a,12a,21は、図1に示すように、磁極部21を中心として、お互いに近接するように形成され、かつ、各々の磁極部11a,12a,21の端面が平面S上に略面一に並ぶように形成されている。
そして、第1ヨーク10及びコア20は、図2及び図3に示すように、非磁性材料により形成された固定ホルダ90により、一体的に保持されている。
固定ホルダ90は、アルミニウム等の非磁性材料を用いて形成されており、図2及び図3に示すように、第1ヨーク10及びコア20を保持するように形成され、又、後述する転動体80を転動自在に受け入れるべく4つの凹部91を備えるように形成されている。
尚、固定ホルダ90は、機械的強度及び耐久性等が確保されれば、金属材料に替えて、樹脂材料等を用いて形成されてもよい。
励磁用のコイル30は、図1に示すように、コア20の周りに嵌合された樹脂製のボビン30aに巻回されており、コア20内に磁束を生成させると共に、コア20の磁極部21に対して、一方への通電により一方の磁極(例えばN極)を生じさせ、他方への通電により他方の磁極(例えば、S極)を生じさせるようになっている。
第2ヨーク40は、図1に示すように、磁性材料を用いて、略矩形の平板状に形成されており、その平面41が第1ヨーク10及びコア20により画定される平面Sと所定間隔をおいて平行になるように配置されている。
そして、第2ヨーク40は、図2及び図3に示すように、非磁性材料により形成された固定ホルダ100により保持されている。
固定ホルダ100は、アルミニウム等の非磁性材料を用いて形成されており、図2及び図3に示すように、第2ヨーク40を保持するように形成され、又、後述する転動体80を転動自在に受け入れるべく4つの凹部101を備えるように形成されている。
尚、固定ホルダ100は、機械的強度及び耐久性等が確保されれば、金属材料に替えて、樹脂材料等を用いて形成されてもよい。
可動子50は、図1ないし図4に示すように、第1ヨーク10及びコア20により画定される平面Sと第2ヨーク40により画定される平面41との間において、所定の間隙をおいて所定の直線方向(矢印方向L)に往復動自在に配置されている。
可動子50は、図1ないし図4に示すように、略扁平でかつその往復動方向Lに長尺に形成されたホルダ51、ホルダ51に固定された2つの永久磁石61,62及び第3ヨーク70を備えている。
ホルダ51は、アルミニウム等の非磁性材料により形成されており、2つの永久磁石61,62を嵌め込む略矩形の貫通孔51a,51b、第3ヨーク70を嵌め込む略矩形の貫通孔51c、転動体80を転動させる4つの被支持部51d等を備えるように形成されている。
尚、ホルダ51は、機械的強度及び耐久性等が確保されれば、金属材料に替えて、樹脂材料等を用いて形成されてもよい。
永久磁石61は、略矩形の扁平な形状、すなわち、第1ヨーク10及びコア20側にN極を向けかつ第2ヨーク40側にS極を向けるように、着磁方向において薄い平板状に形成されている。
そして、永久磁石61は、ホルダ51の貫通孔51aに嵌め込まれると共に、後述する第3ヨーク70の平面71に接着(固着)されている。
永久磁石62は、略矩形の扁平な形状、すなわち、第1ヨーク10及びコア20側にS極を向けかつ第2ヨーク40側にN極を向けるように、着磁方向において薄い平板状に形成されている。
そして、永久磁石62は、ホルダ51の貫通孔51bに嵌め込まれると共に、後述する第3ヨーク70の平面71に接着(固着)されている。
第3ヨーク70は、磁性材料を用いて、第2ヨーク40に比べて小さい(質量の小さい)略矩形の平板状に形成されており、2つの永久磁石61,62を固着させて保持する平面71、第2ヨーク40の平面41に対向する平面72を備えるように形成されている。
すなわち、第3ヨーク70は、ホルダ51の貫通孔51cに嵌め込まれて固着されると共に、その平面71上において2つの永久磁石61,62を固着して保持している。
そして、第3ヨーク70は、永久磁石61,62から第2ヨーク40に向けてあるいは第2ヨーク40から永久磁石61,62に向けて磁束を通す役割をなすと共に、永久磁石61,62を保持する役割をなすものである。
このように、第3ヨーク70により、2つの永久磁石61,62を保持しているため、永久磁石61,62が着磁方向において薄いものであっても、その割れ、破損等を防止しつつ、脱落しないようにホルダ51すなわち可動子50に確実に固定することができる。
特に、ホルダ51の貫通孔51a,51b,51cに2つの永久磁石61,62及び第3ヨーク70を嵌め込むと共に、第3ヨーク70の平面71に2つの永久磁石61,62を固着するため、2つの永久磁石61,62を可動子50(ホルダ51)に対して一層確実に固定することができる。
また、第3ヨーク70は、第2ヨーク40よりも小さい質量に形成されているため、第2ヨーク40に永久磁石61,62を保持させて全体を可動子とする場合に比べて、可動子50を軽量化でき、可動子50の応答性を向上させることができる。
転動体80は、耐摩耗性及び摺動性に優れた金属材料等を用いて、円柱状に形成されたローラベアリングであり、固定ホルダ90,100の凹部91,101と可動子50の被支持部51dの間に介在するように配置されて、可動子50を矢印方向Lに往復動自在に支持するようになっている。
このように、可動子50は、第1ヨーク10及びコア20(固定ホルダ90)と第2ヨーク40(固定ホルダ100)に対して、転動体80を介して往復動自在に支持されているため、可動子50のガタツキを防止しつつ、円滑な動作を保証することができる。
次に、上記構成をなす電磁アクチュエータの動作について、図5ないし図7を参照しつつ説明する。
先ず、コイル30に電流が供給されない非通電の状態では、図5に示すように、永久磁石61(N極)→第1ヨーク10の磁極部11a→中間領域13→第1ヨーク10の磁極部12a→永久磁石62(S極→N極)→第3ヨーク70→第2ヨーク40→第3ヨーク70→永久磁石61(S極→N極)という経路を辿る磁路、及び永久磁石61(N極)→コア20の磁極部21→永久磁石62(S極→N極)→第3ヨーク70→第2ヨーク40→第3ヨーク70→永久磁石61(S極→N極)という経路を辿る磁路が形成され、可動子50は、可動範囲内において、直前にコイル30の通電が断たれた際に対応する位置に停止している(可動子50は、非通電の際にはどの位置においても停止可能である)。
次に、コイル30に対して、一方向に所定レベルの電流が供給されると、図6に示すように、磁極部21にN極が生じ、コア20内に下向きの磁力線の流れ(磁束)が生成され、コア20の磁極部21→永久磁石片62(S極→N極)→第3ヨーク70→第2ヨーク40→第3ヨーク70→永久磁石61(S極→N極)→第1ヨーク10の磁極部11a→第1ヨーク10の中間領域13→コア10の磁極部21という磁路を流れる磁束が主として可動子50を移動させる電磁力として作用し、可動子50は、図6において左向きに所定量だけ直線的に移動した位置に位置付けられる。
一方、コイル30に対して他方向に(逆向きに)所定レベルの電流が供給されると、図7に示すように、磁極部21にS極が生じ、コア20内に上向きの磁力線の流れ(磁束)が生成され、コア20の磁極部21→第1ヨーク10の中間領域13→第1ヨーク10の磁極部12a→永久磁石片62(S極→N極)→第3ヨーク70→第2ヨーク40→第3ヨーク70→永久磁石61(S極→N極)→コア20の磁極部21という磁路を流れる磁束が主として可動子50を移動させる電磁力として作用し、可動子50は、図7において右向きに所定量だけ直線的に移動した位置に位置付けられる。
このように、可動子50は、所定方向Lに直線的に往復動するため、この電磁アクチュエータはリニアモータとして機能するものである。
この電磁アクチュエータによれば、第3ヨーク70は、第2ヨーク40に比べて質量が小さくかつ永久磁石61,62を直接固着して保持するように形成されているため、磁束の漏れを防止しつつ電磁力を効率よく発生させることができ、応答性の良い駆動動作を得ることができる。
上記実施形態においては、可動子50を移動自在に支持する転動体80として円柱状のローラベアリングを示したが、これに限定されるものではなく、球体状のボールベアリングを採用してもよい。
上記実施形態においては、第3磁路部材として、2つの永久磁石61,62を一緒に固着させて保持する一つの第3ヨーク70を示したが、これに限定されるものではなく、それぞれの永久磁石61,62に対応させて2つの第3磁路部材を採用してもよい。
上記実施形態においては、可動子50が所定の直線方向Lにおいて往復動する場合を示したが、これに限定されるものではなく、円弧状に往復動する可動子において本発明を採用してもよい。
以上述べたように、本発明の電磁アクチュエータは、着磁方向の寸法が小さい(厚みが薄い)永久磁石を用いる場合であっても、その永久磁石の割れ、破損等を防止でき、又、可動子の質量を低減して応答性を向上させることができるため、エンジンの可動体(例えば、吸気バルブあるいは排気バルブ等)を駆動する駆動源あるいはその他の機械の可動体を駆動する駆動源として適用できるのは勿論のこと、電気製品等その他の可動体の駆動源としても有用である。
本発明に係る電磁アクチュエータの一実施形態を示す断面図である。 本発明に係る電磁アクチュエータの一実施形態を示す断面図である。 図1及び図2に示す電磁アクチュエータの一部を示す部分断面図である。 図1及び図2に示す電磁アクチュエータの一部を示す部分斜視図である。 図1及び図2に示す電磁アクチュエータの動作を説明するための磁路図である。 図1及び図2に示す電磁アクチュエータの動作を説明するための磁路図である。 図1及び図2に示す電磁アクチュエータの動作を説明するための磁路図である。
符号の説明
10 第1ヨーク(第1磁路部材)
11,12 磁路形成部
11a,12a 磁極部
13 中間領域
20 コア(磁束生成部材)
21 磁極部
S 平面
30 励磁用のコイル
30a ボビン
40 第2ヨーク(第2磁路部材)
41 平面
50 可動子
51 ホルダ
51a,51b,51c 貫通孔
51d 被支持部
61,62 永久磁石
70 第3ヨーク(第3磁路部材)
71,72 平面
80 転動体
90 固定ホルダ
91 凹部
100 固定ホルダ
101 凹部
L 往復動方向(所定の直線方向)

Claims (5)

  1. 励磁用のコイルが巻回されると共にその先端に磁極部を画定する磁束生成部材と、前記磁束生成部材を挟んだ両側において相互に連結されてその両端に磁極部を画定する2つの磁路形成部を含む第1磁路部材と、前記第1磁路部材及び磁束生成部材の3つの磁極部と対向して配置される第2磁路部材と、前記第1磁路部材及び磁束生成部材と前記第2磁路部材の間において移動自在に配置された可動子と、前記3つの磁極部と対向し得る領域において前記可動子に設けられた2つの永久磁石を備えた電磁アクチュエータであって、
    前記可動子は、前記永久磁石を保持する第3磁路部材を有する、
    ことを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 前記第3磁路部材は、略矩形の平板状に形成され、
    前記2つの永久磁石は、前記第3磁路部材の一方の平面に固着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記可動子は、非磁性材料により形成されたホルダを含み、
    前記ホルダは、前記2つの永久磁石及び前記第3磁路部材をそれぞれ嵌め込む貫通孔を含む、
    ことを特徴とする請求項2記載の電磁アクチュエータ。
  4. 前記可動子は、所定の直線方向において往復動するように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の電磁アクチュエータ。
  5. 前記可動子は、転動体を介して往復動自在に支持されている、
    ことを特徴とする請求項4記載の電磁アクチュエータ。
JP2006336528A 2006-12-14 2006-12-14 電磁アクチュエータ Pending JP2008154303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006336528A JP2008154303A (ja) 2006-12-14 2006-12-14 電磁アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006336528A JP2008154303A (ja) 2006-12-14 2006-12-14 電磁アクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008154303A true JP2008154303A (ja) 2008-07-03

Family

ID=39655924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006336528A Pending JP2008154303A (ja) 2006-12-14 2006-12-14 電磁アクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008154303A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013066846A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Minebea Motor Manufacturing Corp 振動発生器
US9590463B2 (en) 2011-09-22 2017-03-07 Minebea Co., Ltd. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and holder used in vibration-generator
US9989437B2 (en) 2013-01-22 2018-06-05 Minebea Co., Ltd. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and vibrator-mounted holder used in vibration-generator
WO2018131811A1 (en) * 2017-01-12 2018-07-19 Lg Electronics Inc. Movable core-type reciprocating motor and reciprocating compressor having the same
US10305357B2 (en) 2012-05-22 2019-05-28 Minebea Co., Ltd. Vibration generator having swing unit, frame and elastic member
JP2020044537A (ja) * 2019-12-25 2020-03-26 ミネベアミツミ株式会社 振動発生器

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9590463B2 (en) 2011-09-22 2017-03-07 Minebea Co., Ltd. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and holder used in vibration-generator
US10298106B2 (en) 2011-09-22 2019-05-21 Minebea Co., Ltd. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and holder used in vibration-generator
JP2013066846A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Minebea Motor Manufacturing Corp 振動発生器
US10778074B2 (en) 2011-09-22 2020-09-15 Minebea Mitsumi Inc. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and holder used in vibration-generator
US11336164B2 (en) 2011-09-22 2022-05-17 Minebea Mitsumi Inc. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and holder used in vibration-generator
US10790735B2 (en) 2011-09-22 2020-09-29 Minebea Mitsumi Inc. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and holder used in vibration-generator
US11196327B2 (en) 2012-05-22 2021-12-07 Minebea Mitsumi Inc. Vibration generator having swing unit, frame and elastic member
US12095330B2 (en) 2012-05-22 2024-09-17 Minebea Mitsumi Inc. Vibrator generator having swing unit, frame and elastic member
US11837936B2 (en) 2012-05-22 2023-12-05 Minebea Mitsumi, Inc. Vibrator generator having swing unit, frame and elastic member
US10305357B2 (en) 2012-05-22 2019-05-28 Minebea Co., Ltd. Vibration generator having swing unit, frame and elastic member
US11552542B2 (en) 2012-05-22 2023-01-10 Minebea Mitsumi Inc. Vibrator generator having swing unit, frame and elastic member
US10848043B2 (en) 2012-05-22 2020-11-24 Minebea Mitsumi Inc. Vibration generator having swing unit, frame and elastic member
US10350637B2 (en) 2013-01-22 2019-07-16 Minebea Co., Ltd. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and vibrator-mounted holder used in vibration-generator
US10780457B2 (en) 2013-01-22 2020-09-22 Minebea Mitsumi Inc. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and vibrator-mounted holder used in vibration-generator
US11642696B2 (en) 2013-01-22 2023-05-09 Minebea Mitsumi Inc. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and vibrator-mounted holder used in vibration-generator
US11904359B2 (en) 2013-01-22 2024-02-20 Minebea Mitsumi Inc. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and vibrator-mounted holder used in vibration-generator
US9989437B2 (en) 2013-01-22 2018-06-05 Minebea Co., Ltd. Vibration generator moving vibrator by magnetic field generated by coil and vibrator-mounted holder used in vibration-generator
US10903732B2 (en) 2017-01-12 2021-01-26 Lg Electronics Inc. Moveable core-type reciprocating motor and reciprocating compressor having a moveable core-type reciprocating motor
WO2018131811A1 (en) * 2017-01-12 2018-07-19 Lg Electronics Inc. Movable core-type reciprocating motor and reciprocating compressor having the same
JP2021094561A (ja) * 2019-12-25 2021-06-24 ミネベアミツミ株式会社 振動発生器
JP7110430B2 (ja) 2019-12-25 2022-08-01 ミネベアミツミ株式会社 振動発生器
JP2022132556A (ja) * 2019-12-25 2022-09-08 ミネベアミツミ株式会社 振動発生器
JP2020044537A (ja) * 2019-12-25 2020-03-26 ミネベアミツミ株式会社 振動発生器
JP7432667B2 (ja) 2019-12-25 2024-02-16 ミネベアミツミ株式会社 振動発生器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4725910B2 (ja) リニアアクチュエータ
JP2008154303A (ja) 電磁アクチュエータ
JP2007037273A (ja) 振動型リニアアクチュエータ
CA2351144A1 (en) Electromagnetic linear oscillator
JP2006204003A (ja) 振動型リニアアクチュエータ及びこれを用いた電動歯ブラシ
JP2005312286A (ja) リニアアクチュエータ
JP6416159B2 (ja) 電磁アクチュエータ
JP6469325B1 (ja) 電磁アクチュエータおよび油圧調整機構
JP2009240044A (ja) 電磁アクチュエータ及び電気式かみそり
JP2010035315A (ja) アクチュエータ
JP6461869B2 (ja) 流路切替弁、及びその製造方法
JP4591116B2 (ja) 部品移送装置
JP2009273224A (ja) リニアアクチュエータ
CN115280654B (zh) 可动件及线性伺服电动机
JP2007135351A (ja) アウタ可動型リニアアクチュエータ
JP5553247B2 (ja) リニアスライダ
JP2002112519A (ja) 電磁往復駆動装置
JP2006042508A (ja) リニアアクチュエータ
JP2006220196A (ja) アクチュエータ
JP4692713B2 (ja) リニアアクチュエータ
JP5815372B2 (ja) ロータリーアクチュエータ
JP5003992B2 (ja) 円筒形リニアモータ
JP2013251469A (ja) リニアソレノイド
JP2011077141A (ja) 電磁石装置、およびこれを用いた電磁リレー
JP2006288013A (ja) リニアモータ構造