JP2008153791A - 通信端末および通信サービス接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パケット交換を用いた通信サービスを行う場合、ユーザに対して、通信サービスの接続確立時間を短縮すること。
【解決手段】相手端末との間でパケット交換及び回線交換を用いた通信を行うことが可能な通信端末100である。相手端末との間でパケット交換を用いた通信サービスの接続確立を開始する場合に、接続方式決定部131は、通信接続方式を決定することによって、パケット交換を用いた通信サービスを、回線交換を用いて擬似的に行う疑似通信サービスが実現可能であるか否かを判断する。疑似サービス提供部136は、回線交換を用いた擬似通信サービスが実現可能であると判断された場合、パケット交換を用いた通信サービスの接続が確立するまで、回線交換を用いた擬似通信サービスを行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信端末及び、通信端末間で、IPネットワークを介して通信サービスを行う通信サービス接続方法に関する。
従来、インターネットの発展に伴い、音声や動画等様々なデータをIP(Internet Protocol)に基づいて伝送し、ユーザ間のコミュニケーションを実現することが可能となっている。
このIP上では、標準的なシグナリングプロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)が用いられている。
SIPは、ユーザ間のコミュニケーションセッションの確立・変更・切断等のシグナリング処理を行うプロトコルであり、IETF(Internet Engineering Task Force)によって策定されたものである。
このSIPでは、プロキシサーバと呼ばれる中間サーバを介して通信端末間のシグナリングメッセージの交換が行われる。特に、コミュニケーションの確立を要求する発信時のメッセージは、1つ以上のプロキシサーバを介することにより発信側端末から着信側端末へ中継される。
このとき、各プロキシサーバ上では、メッセージに含まれる宛先SIPアドレスからメッセージの送信先を決定するためのアドレス解決の処理が行われる。
このアドレス解決には、DNS(Domain Name Server)への問い合わせやデータベースの参照等の処理が必要となり、大きな遅延が生じる。このため、発信側端末においてSIPの接続確立要求メッセージを送信してから、このメッセージが着信側端末で受信されるまでに数秒の時間を要することがある。
一方、移動体通信の分野でもIPを用いたコミュニケーションが広がりつつあり、セルラ網上で各種通信サービスをIPにより実現するための規格であるIMS(IP Multimedia Subsystem)がW−CDMA規格の標準化団体である3GPPにおいて策定されている。
このIMSではシグナリングプロトコルとしてSIPを採用している。IMSにより、今後マルチメディアデータを用いた様々なコミュニケーションサービスがセルラ網上で実現されるものと考えられている。
このIMSサービスの1つであるPoC(Push-to-talk over Cellular)は、半二重音声を用いて2人以上のユーザ間で交互に発話を行うトランシーバ型のコミュニケーションサービスであり、日本では2005年より移動体通信キャリアによりサービス提供が開始されている。
セルラ網上でパケット交換を用いて実現されるサービスは、IPアドレスの取得やアプリケーションサーバへの登録処理等の回線交換にはない手続きを経る必要があるため、一般的に回線交換に比べて接続確立処理に時間を要する。
これに加えてIMSサービス等のSIPを用いたサービスの場合には、接続確立時に前述のSIPプロキシサーバ上の処理遅延が発生する。
特許文献1に記載された技術では、基地局において行われるサービス開始時のリソース割り当ての時間を削減することにより、Push−to−Talk開始時の遅延を改善することが可能となる。
特表2000−512459号公報
しかしながら上記従来の技術では、セルラ網上でPoCやVoIP(Voice over Internet Protocol)等のパケット交換サービスを開始する際の、基地局におけるリソース確保時間の短縮を望むことはできるが、前述のIPアドレス取得処理やSIPプロキシサーバの処理に起因する遅延を改善することはできない。そのため、セルラ網若しくはインターネット上でパケット交換サービスを実現する場合の接続確立時の遅延が回線交換サービスに比べて大きく、ユーザにとってストレスの原因となりうるという課題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ユーザからみたパケット交換サービスの接続確立時の遅延を削減して、パケット交換サービスの接続確立時間の短縮を図ることができる通信端末および通信サービス接続方法を提供することを目的とする。
本発明の通信端末は、相手端末との間でパケット交換及び回線交換を用いた通信を行うことが可能な通信端末であって、前記相手端末との間で前記パケット交換を用いた通信サービスの接続確立を開始する場合に、前記パケット交換を用いた前記通信サービスを前記回線交換を用いて擬似的に行う疑似通信サービスが実現可能であるか否かを判断する疑似通信サービス判定手段と、前記回線交換を用いた前記擬似通信サービスが実現可能であると判断された場合、前記パケット交換を用いた前記通信サービスの接続が確立するまで、前記回線交換を用いた前記擬似通信サービスを行う疑似サービス提供手段とを有する構成を採る。
本発明の通信サービス接続方法は、相手端末との間でパケット交換及び回線交換を用いた通信を行うことが可能な通信端末を用いて、パケット交換を用いた通信サービスの接続確立を行う通信サービス接続方法であって、前記相手端末との間で前記パケット交換を用いた通信サービスの接続確立を開始する場合に、前記パケット交換を用いた前記通信サービスを前記回線交換を用いて擬似的に行う疑似通信サービスが実現可能であるか否かを判断する疑似通信サービス判断ステップと、前記回線交換を用いた前記擬似通信サービスが実現可能であると判断された場合に、前記パケット交換を用いた前記通信サービスの接続が確立するまで、前記回線交換を用いた前記擬似通信サービスを実行する疑似サービス提供ステップとを有するようにした。
以上説明したように、本発明によれば、パケット交換を用いた通信サービスを確立する際に、回線交換による接続を用いて擬似的に通信サービスの先行提供を行うことにより、ユーザから見た通信サービスの接続確立時間を短縮し、ユーザのストレスを軽減することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る通信端末100を備える通信システム200の構成を示す図である。
図1に示される通信システム200は、パケット交換網300と、回線交換網400と、パケット交換網300及び回線交換網400に接続された複数の通信端末100a、100bとを備える。通信端末100aと通信端末100bとは同様に構成されたものであり、通信端末100と総称して説明する。
パケット交換網300は、インターネットやLAN、若しくはパケット交換方式のセルラ網等の、IPパケットによる伝送を行うことのできる網である。
回線交換網400は、固定電話網や回線交換方式のセルラ網等の、回線交換による伝送が可能な網である。
なお、パケット交換網300と回線交換網400は、パケット交換方式と回線交換方式の両方式による伝送が可能な単一の網により実現されても良い。
図2は、本発明の一実施の形態に係る通信端末100の概略構成を示すブロック図である。
図2に示す通信端末100は、ユーザに対する情報の入出力の制御を行う入出力部101と、記憶部110と、パケット交換若しくは回線交換を用いた各種サービスの制御を行うサービス制御部130と、音声や動画等のメディアの送受信とユーザへの入出力を制御するメディア制御部140と、パケット交換網300との間で通信を行うパケット交換通信部150と、回線交換網400との間で通信を行う回線交換通信部160とを備える。
入出力部101はマウスやボタン、カメラ、マイク等の入力デバイス、及びディスプレイやスピーカ、LED等の出力デバイス等から構成される。
入出力部101は、ユーザからの指示や、音声や動画等のメディアデータ等の情報が入力され、入力された情報をサービス制御部130若しくはメディア制御部140へ出力する。
また、入出力部101は、サービス制御部130やメディア制御部140から入力された音声や動画、テキストデータなどの情報を、例えば、ディスプレイやスピーカ等を用いてユーザに確認させる。
記憶部110は、サービス制御部130において、パケット交換通信サービス及び回線交換サービスを用いて擬似的なパケット交換サービスを実行する際に用いられる情報等を有する。特に、記憶部110は、アドレス情報テーブル111と、サービス情報テーブル112と、セッション情報テーブル113等とを備える。
図3はアドレス情報テーブル111の一例を示す図である。
図3に示すアドレス情報テーブル111では、通信端末100のユーザの通信相手となる宛先ユーザのパケット交換アドレスと回線交換アドレスが格納されている。これらのアドレスは電話番号やSIP URI等の識別子により表されるものであり、パケット交換アドレスと回線交換アドレスは同一であっても良い。
図4は、サービス情報テーブル112の一例を示す図である。
図4に示すサービス情報テーブル112は、回線交換を用いた同時発信可能な通信サービスを格納している。ここでは、サービス情報テーブル112では、PoC及びVoIPが、回線交換を用いた同時発信を行う設定となっており、IM(Instant Messaging)は同時発信を行わない設定となっている。
図5はセッション情報テーブル113の一例を示す図である。
図5では、サービスに関するセッション情報が示されており、通信先パケット交換アドレス、通信先回線交換アドレス、サービスタイプ、通信方式、サービス識別子が格納されている。通信先回線交換アドレスは、パケット交換サービスを開始する際に、パケット交換による接続確立に先行して、一時的に回線交換により擬似的なパケット交換サービスを実現する場合に設定される。
サービス制御部130は、記憶部110に格納された情報を用いて、パケット交換通信部150及び回線交換通信部160を制御して、パケット交換を用いた通信サービス(「パケット交換サービス」ともいう)及び回線交換を用いた通信サービス(「回線交換サービス」ともいう)を行う。
また、サービス制御部130は、入出力部101を介して、ユーザからの指示の受け付け、及びユーザへのサービス状態の表示等の入出力を行う。
サービス制御部130は、パケット交換サービスの場合にはパケット交換通信部150を介してパケット交換網300との間で、回線交換サービスの場合は回線交換通信部160を介して回線交換網400との間でシグナリングデータの送受信を行う。また、サービス制御部130は、サービスの状態に応じてメディア制御部140に対する指示を行い、メディア制御部140を介したメディアの入出力と送受信の管理を行う。
サービス制御部130は、通信サービスを行う際に動作する接続方式決定部131と、同時接続部132と、疑似サービス実行部133と、接続切替部134と、パケット交換サービス実行部135とを備える。
接続方式決定部(疑似通信サービス判定部)131は、サービス制御部130において通信サービスを行う場合、当該通信サービスで用いる通信方式を決定する。
具体的に、接続方式決定部131は、入出力部101からパケット交換を用いたサービスの開始を指示された場合に、サービス情報テーブル112を用いて、パケット交換と回線交換による同時発信を行うかどうかを決定する。例えば、本実施の形態では、接続方式決定部131は、図4に示すサービス情報テーブル112を用いて、開始要求されたサービスがPoCとVoIPである場合、回線交換の同時発信が可能であることが設定されている。
このように、接続方式決定部131は、前記パケット交換を用いた前記通信サービスを、前記回線交換を用いて擬似的に行う疑似通信サービスが実現可能であれば、パケット交換通信部150を用いてパケット交換網300を介して行う通信方式とともに、回線交換通信部160を用いて回線交換網400を介して行う通信方式を決定する。一方、接続方式決定部131は、前記パケット交換を用いた前記通信サービスを、前記回線交換を用いて擬似的に行う疑似通信サービスが可能でなければ、接続方式決定部131は、パケット交換通信部150を用いてパケット交換網300を介して行う通信方式を決定している。
すなわち、接続方式決定部131は、相手端末との間でパケット交換を用いた通信サービスの接続確立を開始する場合、ここでは、入出力部101からパケット交換サービスの開始指示があった場合、サービス情報テーブル112(図4参照)を用いて、パケット交換を用いた通信サービスを、回線交換を用いて擬似的に行う疑似通信サービスが実現可能であるか否かを判断する。疑似通信サービスが実現可能であれば、接続方式決定部131は、パケット交換を用いた通信方式とともに、回線交換を用いた通信方式を同時に用いることを決定している。
同時接続部132は、接続方式決定部131にてパケット交換と回線交換との同時発信が決定された際に、パケット交換によるサービスの接続確立処理と並行して回線交換による擬似的なサービスの接続確立処理を行う。
同時接続部132は、同時発信の決定によって、アドレス情報テーブル111(図3参照)とセッション情報テーブル113(図5参照)とを用いて、パケット交換及び回線交換の両サービスの接続を確立すべく両サービスの接続を開始する。
疑似サービス実行部133は、アドレス情報テーブル111(図3参照)とセッション情報テーブル113(図5参照)とを用いて、接続が確立された回線交換通信部160を介して、回線交換を用いてパケット交換サービスを擬似的に実行する。
詳細には、疑似サービス実行部133は、同時接続部132により開始された回線交換によるサービスの接続が確立した際に、接続が確立した回線交換を用いて、回線交換通信部160を制御して擬似的にパケット交換を用いた通信サービスを実行する。
疑似サービス実行部133では、例えば、パケット交換を用いた通信サービスがPoCである場合、回線交換を用いて交換される全二重音声を、半二重音声として再現する。具体的には、疑似サービス実行部133は、相手端末との間で、一方が送話を行っている期間のみユーザの音声を再生し、それ以外の期間は無音データを交換・再生することで、PoCの特徴である半二重音声の交換を擬似的に再現する。
接続切替部134は、サービスの通信方式を回線交換からパケット交換へ変更、つまり、回線交換通信部160を介した通信接続から、パケット交換通信部150を介した通信接続に切り替える。接続切替部134は、回線交換を用いた疑似通信サービス中に、パケット交換の接続が確立した際に、パケット交換通信部150を制御して、パケット交換を用いた通信サービスの実行に切り替える。
同時接続部132、疑似サービス実行部133及び接続切替部134は、接続方式決定部131により回線交換を用いた擬似通信サービスが実現可能であると判断された場合、パケット交換を用いた通信サービスの接続が確立するまで、回線交換を用いた前記擬似通信サービスを行う疑似サービス提供部136として機能する。
パケット交換サービス実行部135は、接続方式決定部131または接続切替部134からのパケット交換通信実行の旨の指示を受けて、アドレス情報テーブル111(図3参照)とセッション情報テーブル113(図5参照)とを用いて、パケット交換通信部150を制御してパケット交換を用いた通信サービスを実行する。
パケット交換通信部150は、サービス制御部130やメディア制御部140により制御され、パケット交換網300を介して、相手方の通信端末との間でパケット交換を用いた通信サービスを行う。
具体的に、パケット交換通信部150は、サービス制御部130からの指示を受けて、パケット交換網300との間でIPアドレスの取得を含むパケット交換の接続確立処理を行う。
詳細には、パケット交換通信部150は、サービス制御部130から受け取ったSIPメッセージ等のサービスレベルのシグナリングデータ、若しくはメディア制御部140から受け取った音声や動画等のメディアデータをパケット交換網300へ送信する。
さらに、パケット交換通信部150は、パケット交換網300からシグナリングデータを受信してサービス制御部130へ出力するとともに、パケット交換網300からメディアデータを受信してメディア制御部140へ出力する。
回線交換通信部160は、サービス制御部130やメディア制御部140により制御され、回線交換網400を介して、相手方の通信端末との間で回線交換を用いた通信サービスを行う。
具体的に、回線交換通信部160は、サービス制御部130からの指示を受けて、回線交換網400との間で無線リンク設定等の回線交換の接続確立処理を行う。
また、回線交換通信部160は、サービス制御部130から受け取ったQ.931メッセージ等のサービスレベルのシグナリングデータ、若しくはメディア制御部140から受け取った音声や動画等のメディアデータを回線交換網400へ送信する。
また、回線交換通信部160は、回線交換網400からシグナリングデータを受信してサービス制御部130へ出力し、回線交換網400からメディアデータを受信してメディア制御部140へ出力する。
メディア制御部140は、サービス制御部130からの指示を受けて、入出力部101を介したユーザへのメディアの入出力を行う。
また、メディア制御部140は、パケット交換通信部150を介したパケット交換網300との間のデータの送受信を制御する。
さらに、メディア制御部140は、回線交換通信部160を介した回線交換網400との間のデータの送受信を制御する。
次に、通信システム200において、通信端末100aが通信端末100bに対してパケット交換を用いた通信サービスの接続確立を行う際の両通信端末100a、100bの動作について図6〜図11を用いて説明する。
なお、以下で説明する通信端末100aによるパケット交換を用いた通信サービスの接続確立が行われる通信システムでは、パケット交換網300と回線交換網400は、パケット交換方式と回線交換方式による伝送が可能な単一のセルラ網とする。また、通信端末100aのユーザをユーザ1と称し、通信端末100bのユーザ2と称する。また、サービス制御部130のパケット交換サービス実行部135において実行されるパケット交換を用いた通信サービスは、PoCとしたり、VoIPとしてもよいが、以下ではPoCを例にして説明する。
図6及び図7は、本発明の一実施の形態に係る通信端末100aの動作の説明に供するシーケンス図である。
図6に示すように、通信端末100aにてパケット交換を用いた通信サービスを行う場合、ステップS101では、最初にユーザ1が、入出力部101のボタンの押下等の操作によりユーザ2のパケット交換アドレスを指定し、ユーザ2に対するPoC通信の開始を指示する。ここでユーザ1は、通信端末100bのユーザ2のパケット交換アドレスを、通信端末100aに備えられたアドレス帳などのリスト(図3のアドレス情報)から選択しても良いし、直接入力することにより指定しても良い。ステップS102では、入出力部101がサービス制御部130にPoC通信開始要求を出力する。
入出力部101を介してPoC通信の開始の指示を受けた通信端末100aのサービス制御部130は、ユーザから指定されたユーザ2のパケット交換アドレスをセッション情報テーブル113(図5参照)の通信先パケット交換アドレスに格納する。
次いで、ステップS103では、通信端末100aのサービス制御部130は、ユーザ1の要求により開始されるサービスがパケット交換を用いたサービスであるため、サービス情報テーブル112(図4参照)に設定された情報から回線交換を用いて同時発信するかどうかの判断を行う。ここで、図4に示すサービス情報テーブル112では、PoCは同時発信を行う設定となっている。このため、通信端末100aのサービス制御部130は、通信端末100bに対して回線交換を用いた同時発信を行うことを決定する。
パケット交換を用いた通信接続及び交換回線を用いた通信接続の同時発信を行うことを決定した通信端末100aのサービス制御部130は、ユーザ2のパケット交換アドレスに対応する回線交換アドレスをアドレス情報テーブル111から取得し、取得した回線交換アドレスをセッション情報テーブル113(図5参照)に格納する。また、通信端末100aのサービス制御部130は、サービス識別子を生成し、これをセッション情報テーブル113(図5参照)の通信先回線交換アドレスに格納する。なお、ステップS103における接続方式決定処理の詳細については後述する。
次いで、ステップS104では、通信端末100aのサービス制御部130は、ユーザ2のパケット交換アドレスとサービス識別子を指定してパケット交換通信部150にPoC接続の開始を指示する。この指示を受けて、パケット交換通信部150は、外部にセッション識別子を含んだPoC接続確立要求メッセージを送信する。なお、この接続確立要求メッセージは、例えばSIPのINVITEメッセージである。そして、サービス識別子はこの接続確立要求メッセージのヘッダやオプション領域等に格納される。
次いで、ステップS105では、通信端末100aのサービス制御部130は、パケット交換通信部150を介して、通信端末100bとPoC通信を確立するための処理を開始する。
また同時に、ステップS106では、通信端末100aのサービス制御部130は、セッション情報(図5参照)を用いて、ユーザ2の回線交換アドレスとサービス識別子を指定して回線交換通信部160に音声接続の開始を指示する。この接続確立要求メッセージは、例えばQ.931のSETUPメッセージである。そして、サービス識別子は、この接続確立要求メッセージのヘッダやオプション領域等に格納される。
その後、ステップS107では、通信端末100aのサービス制御部130は、回線交換通信部160を介して、通信端末100bと音声通信を確立するための処理を開始する。
なお、通信端末100aのサービス制御部130がパケット交換部150を介して行うPoC接続処理と、回線交換通信部160を介して行う音声接続処理は、並行して行われる。
ここでは、回線交換通信部160による疑似PoCサービスの接続処理が先行して処理が完了したものとして説明を続ける。
ステップS108にて、通信端末100aの回線交換通信部160が、回線交換網400との間で行われる音声通信の接続処理を完了すると、ステップS109にて、通信端末100aの回線交換通信部160は、サービス制御部130に接続完了を通知する。
この時点で通信端末100aのセッション情報テーブル113(図5参照)の通信方式には何も格納されていない。このため、通信端末100aにおいて、回線交換通信部160から接続完了の通知を受けたサービス制御部130は、回線交換による擬似PoCサービスを開始することを決定し、セッション情報テーブル113の通信方式に「回線交換」を格納する。
また、通信端末100aのサービス制御部130は、ステップS110にて、メディア制御部140に対して回線交換を用いた擬似的な半二重音声によるメディア制御を開始するよう通知する。
サービス制御部130からメディア制御方法の通知を受けた通信端末100aのメディア制御部140は、擬似的な半二重音声によるメディア入出力を開始する。
具体的には、通信端末100aのメディア制御部140は、入出力部101を介して入力される音声を破棄し、無音データを送出する処理を開始する。その後、サービス制御部130から音声送出の要求を受けた場合には、通信端末100aのメディア制御部140は無音データの送出を停止し、入出力部101を介して入力される音声のエンコードと、回線交換通信部160を介した送出を開始する。
また、通信端末100aのメディア制御部140は、回線交換通信部160を介して受信した音声データのデコード処理と、入出力部101を介した音声の再生を開始する。
ここで、通信端末100aのサービス制御部130は、音声データの送受信状況からフロア権の取得常態の管理を行ってもよい。この場合、無音データでない音声データの送出中を「フロア権取得中」、無音データでない音声データの受信中を「フロア権被取得中」というセッション状態として扱う。
これにより、通信端末100aのサービス制御部130は、通信端末100bから無音データでない音声の受信中に、ユーザ1からユーザ2に対する送話の開始を指示された場合、「フロア権被取得中」であるため送話が開始できない旨のエラーを入出力部101を介してユーザ1に通知することが可能となり、PoCのフロア権制御を擬似的に再現することが可能となる。
ステップS111では、通信端末100aのサービス制御部130は、入出力部101を介してユーザ1に対してPoCサービスの接続が完了してPoC開始した旨の通知(ユーザに対するPoC開始通知)を出力する。
この後、ステップS112では、ユーザ1がボタン押下等の動作によりユーザ2に対する送話の開始を指示し、この指示を受けて、ステップS113では、通信端末100aの入出力部101は、サービス制御部130へ送話開始の要求を行う。
ステップS114では、入出力部101から送話開始の要求を受けた通信端末100aのサービス制御部130は、メディア制御部140に対して、音声送出の開始を要求する。
ステップS115では、サービス制御部130から音声送出の開始を指示された通信端末100aのメディア制御部140が、入出力部101を介して入力される音声を、回線交換方式で送信するためのフォーマットへ変換し、回線交換通信部160を介して送出する。ステップS116では、サービス制御部130は、入出力部101に対して送話開始通知を行う。例えば、ステップS116では、サービス制御部130は、入出力部101のディスプレイ又はスピーカに、送話開始通知を出力することによって、送話開始通知を示す表示又は音声でユーザに報知させる。
その後、ステップS117にて、通信端末100aのユーザが、ボタン押下若しくは押していたボタンの解放といった動作により送話の終了を指示すると、ステップS118では、通信端末100aの入出力部101は、サービス制御部130へ送話終了の要求を行う。
ステップS119では、送話終了の要求を受けた通信端末100aのサービス制御部130は、メディア制御部140に対して音声送出の終了を要求、つまり音声停止を要求する。サービス制御部130から音声送出の終了を要求されたメディア制御部140は、入出力部101を介して入力される音声のエンコードを停止し、回線交換通信部160を介して送信している音声データを無音データに変更する。
図7に示すステップS120において、パケット交換通信部150がPoC接続処理を完了すると、ステップS121において、パケット交換通信部150は、サービス制御部130に、PoC接続処理完了通知を出力する。
ステップS122では、PoC接続処理完了通知を受けたサービス制御部130は通信切替の決定を行う。このとき、サービス制御部130は、セッション情報テーブル113の通信方式から、接続処理完了通知対象のPoCサービスが現在回線交換により擬似的に実現されていることを判別できるため、通信端末100aのサービス制御部130は、通信方式をパケット交換に変更することを決定し、セッション情報テーブル113の通信方式の内容を「パケット交換」に変更する。なお、ステップS122における通信切替決定処理の詳細については後述する。
次いで、ステップS123では、通信端末100aのサービス制御部130は、メディア制御部140に対して、回線交換による疑似的な半二重音声から、パケット交換による半二重音声にメディア制御方法を変更するよう通知する。
このメディア制御方法の変更を受けた通信端末100aのメディア制御部140は、回線交換通信部160を介した音声の送受信を停止し、パケット交換網300を介したパケット交換を用いた音声の送受信と、これに伴う入出力部101に対する音声の入出力とを開始する。
具体的には、メディア制御部140は、パケット交換通信部150を介して受信する音声パケットのデコードと入出力部101を介した音声の出力を開始し、入出力部101を介して入力されるユーザ1の音声は、サービス制御部130から音声送出の開始を指示されるまで送出を行わない。
次いで、ステップS124では、通信端末100aのサービス制御部130は、回線交換通信部160に対して切断要求の送信を指示する。
ステップS125では、切断指示を受けた回線交換通信部160は、回線交換による接続を切断するための処理を開始する。
ステップS126では、回線交換通信部160が回線交換による接続の切断処理が完了し、ステップS127では、通信端末100aにおいて回線交換通信部160は、サービス制御部130に切断完了通知を通知して、セッション情報テーブル113の通信先回線交換アドレスを削除する。
この後、ステップS128にて、ユーザ1がボタン押下等の動作により通信端末100bのユーザに対する送話の開始を指示すると、ステップS129では、通信端末100aの入出力部101は、サービス制御部130へ送話開始の要求を行う。
ステップS130では、入出力部101から送話開始の要求を受けたサービス制御部130は、パケット交換通信部150に、発話権を取得するための発話権取得要求(Floor Request)指示を出力する。発話権取得要求(Floor Request)指示を受けたパケット交換通信部150は、PoCサーバ301(図1参照)に対して、発話権取得要求(Floor Request)を送信する。
ステップS131では、PoCサーバ301(図1参照)から発話権取得要求に対する応答としての発話権取得通知(Floor Grant)を受信したパケット交換通信部150が、サービス制御部130に、受信した発話権取得通知(Floor Grant)を含む発話権取得通知の受信通知を送信する。
ステップS132では、サービス制御部130は、メディア制御部140に対して音声送出の開始を指示(音声送出要求)する。また、ステップS133では、サービス制御部130は、入出力部101に、送話開始通知指示を出力する。つまり、ステップS133では、サービス制御部130は、入出力部101を介してユーザ1に対して送話が可能となったことを通知する。
ステップS134では、サービス制御部130から音声送出の開始を指示された通信端末100aのメディア制御部140は、入出力部101を介して入力される音声のエンコードとパケット化、及びパケット交換通信部150を介した音声パケットの送出(送信)を開始する。
その後、ステップS135にて、通信端末100aのユーザが、送話の終了を指示すると、ステップS136では、通信端末100aの入出力部101は、サービス制御部130へ送話終了の要求を行う。
入出力部101から送話終了の要求を受けた通信端末100aのサービス制御部130は、ステップS137にて、メディア制御部140に対して音声送出の終了を指示(音声停止要求)する。
サービス制御部130から音声送出の停止を要求された通信端末100aのメディア制御部140は、パケット交換通信部150を介した音声パケットの送出を停止する。
次いで、ステップS138では、通信端末100aのサービス制御部130は、パケット交換通信部150を介して発話権解放要求(Floor Release)の送信を行い、発話を終了することをサーバへ通知する。
以上、本発明の実施の形態に係る通信端末100aの動作について説明した。
次に、通信端末100aによるパケット交換を用いた通信サービスの対象となる通信端末100bの動作について説明する。
図8及び図9は、本発明の一実施の形態に係る通信端末においてパケット交換を用いた通信サービスの対象となる通信端末の動作の説明に供する図である。具体的には、図8及び図9は、通信システム200における通信端末100aにおけるパケット交換を用いた通信サービスの対象となる通信端末100bの動作の説明に供するシーケンス図である。
通信端末100bの回線交換通信部160は、回線交換網400を介して通信端末100aからの接続要求を受信すると、図8のステップR101において、サービス制御部130へ通知する。
回線交換通信部160から接続要求の受信を通知された通信端末100bのサービス制御部130は、このメッセージのヘッダ若しくはオプション領域等に格納されたサービス識別子から、これが擬似的にPoCサービスを確立するための要求であることを検知し、このサービス識別子をセッション情報テーブル113に、ユーザ1のアドレスをセッション情報テーブル113の通信先回線交換アドレスに格納する。
そして、ステップR102では、通信端末100bのサービス制御部130は、入出力部101に、PoCの接続要求の通知を行う。PoCの接続要求を受けた入出力部101は、ユーザ2に対してPoCの接続要求を受信したことを通知する。つまり、サービス制御部130は、入出力制御部101を介してユーザ2に対してPoCの接続要求を受信したことを通知する。
ステップR103では、PoCの接続要求受信の通知を確認したユーザ2が、ボタン押下等によりPoCの接続要求に対する受け入れを指示し、ステップR104では、入出力部101は、入力されたPoC接続受け入れ指示をサービス制御部130へ通知する。
ステップR105では、入出力部101からPoCの接続要求受け入れを通知された通信端末100bのサービス制御部130は、回線交換通信部160に対して、接続完了通知送信指示を行う。これを受けた回線交換通信部160は、回線交換網400を介して接続完了通知を送信する。つまり、ステップR105では、サービス制御部130は、回線交換通信部160を介して接続完了通知を送信する。
ステップR106では、サービス制御部130は、メディア制御部140に対して、回線交換を用いた半二重音声によるメディア制御を開始の通知を行う。
このメディア制御開始の通知を受けたメディア制御部140は、回線交換通信部160に、回線交換を用いた半二重音声によるメディア制御開始指示を出力する。
ステップR107では、メディア制御方法の通知を受けた通信端末100bのメディア制御部140によって、回線交換通信部160は、回線交換網400を介した音声データの受信を開始する。
ステップR108では、回線交換部160は、受信した音声データのデコードを行い、デコードした音声データを「音声データ受信」情報としてメディア制御部140に出力する。
ステップR109では、メディア制御部140は、入力された音声データを入出力部101に出力する。
言い換えれば、ステップR107〜ステップR109において、サービス制御部130からメディア制御方法の通知を受けた通信端末100bのメディア制御部140は、回線交換通信部160を介した音声データの受信(R107)、及びこの音声データのデコードと入出力制御部101を介した出力を開始する(R108、R109)。
また、通信端末100bのメディア制御部140は、回線交換通信部160を介して無音データの送信を開始し、サービス制御部130から音声送信の指示を受けるまで入出力部101を介して入力される音声を破棄する。
このような動作の結果、ユーザ1及びユーザ2が共に送話を行っていない間は通信端末100aと通信端末100bとの間で無音データの交換・再生が行われる。よって、通信端末100a及び100b間では、ユーザ1及びユーザ2の一方が送話を行っている期間のみ、無音データではなく、相手ユーザの音声が再生され、擬似的な半二重音声の交換が行われる。
以上のような処理により、通信端末100bにおいて通信端末100aとの間で回線交換を用いた擬似的なPoCサービスの確立が行われる。
この後、パケット交換通信部150は、通信端末100aのパケット交換通信部150がパケット交換網300(図1参照)を介して送信したPoC接続要求(図6のステップS105の処理)を受信したものとする。
すると、ステップR110において、通信端末100bのパケット交換通信部150は、PoC接続要求を受信した旨の通知(PoC要求受信通知)をサービス制御部130に出力する。
このPoC接続要求受信通知を受けたサービス制御部130は、このPoC接続要求のメッセージに含まれるサービス識別子とセッション情報テーブル113に含まれるサービス識別子が同じであることを検知し、このPoC接続要求が回線交換より擬似的に実現されているPoCサービスと対応するものであると判断する。
そして、ステップR111において、サービス制御部130は、パケット交換通信部150にPoC接続要求受入を指示(PoC要求受入指示)する。
また、通信端末100bのサービス制御部130は、セッション情報テーブル113の通信先パケット交換アドレスに受信したPoC接続要求のメッセージに含まれるユーザ1のアドレスを、セッション情報テーブル113の通信方式に「パケット交換」を格納し、セッション情報テーブル113に格納されている通信先回線交換アドレスの内容を消去する。
次に、ステップR112では、通信端末100bのサービス制御部130は、メディア制御部140に対して、パケット交換を用いた半二重音声のメディア制御方法を通知する。つまり、このステップR112では、サービス制御部130は、メディア制御部140に対して、パケット交換を用いた半二重音声にメディア制御方法を変更するよう指示している。
サービス制御部130からメディアの制御方法の通知を受けた通信端末100bのメディア制御部140は、回線交換通信部160を介した音声データの送受信を停止し、パケット交換通信部150を介した音声データの受信待ち受けを開始する。この後、通信端末100bのメディア制御部140は、音声データを受信すると、その音声データのデコード及び入出力部101を介した出力を行う。また、通信端末100bのメディア制御部140は、サービス制御部130からの指示に従い、入出力部101を介して入力される音声のエンコードとパケット化、及びパケット交換通信部150を介した音声パケットの送信の開始と終了を行う。
この後、通信端末100bの回線交換通信部160は、通信端末100aの回線交換通信部160から送信された回線交換切断要求(図7のステップS125の処理)を、回線交換網400を介して受信したものとする。
ステップR113では、通信端末100aからの回線交換切断要求を受信した通信端末100bの回線交換通信部160が、その旨を示す通知をサービス制御部130に対して行う。
ステップR114では、切断要求受信を通知されたサービス制御部130は、回線交換通信部160に切断要求受入を指示する。これを受けて回線交換通信部160は、ステップR115において、回線交換による接続の切断、つまり、音声データの受信を停止する。
このようにステップR113〜ステップR115では、サービス制御部130は、回線交換網400に、切断要求の受入を示す応答を、回線交換通信部160を介して送信し、回線交換による接続の切断を完了する。
以上のような処理により、通信端末100bでは、通信端末100aとの間で確立されていた回線交換を用いた擬似的なPoCサービスから、パケット交換を用いたPoCサービスへの切替が行われる。
一方、通信端末100bのパケット交換通信部150が発話権被取得通知(Floor Taken)を受信すると、ステップR116では、パケット交換通信部150は、発話権被取得通知(Floor Taken)を受信した旨を、サービス制御部130に通知する。
ステップR117では、発話権被取得通知を受けたサービス制御部130は、入出力部101に受話開始を通知して、入出力部101を介して、ユーザ2に対してユーザ1からの音声の受話を開始したことを通知する。
この後、ステップR118において、通信端末100bのパケット交換通信部150は、音声パケットの受信を開始し、次いで、ステップR119において、パケット交換通信部150は、受信した音声パケットをメディア制御部140に出力する。
ステップR120では、受信した音声データ(パケット)が入力されたメディア制御部140は、受信した音声データ(音声パケット)をデコードして、入出力部101へ出力する。
すなわち、通信端末100bのメディア制御部140は、パケット交換通信部150を介して音声パケットの受信を開始し(R118、R119)、受信した音声パケットのデコードと入出力部101を介したユーザ2への音声出力を開始する(R120)。
通話相手側である通信端末100aのユーザ1が送話を停止すると、ステップR121では、パケット交換通信部150は、音声データ受信を終了し、メディア制御部140を介して入出力部101への音声の出力も終了する。すなわち、ステップR121では、メディア制御部130による通信端末100bのパケット交換通信部を介した音声パケットの受信は終了し、ユーザ2への音声の出力も終了する。
ステップR122では、発話権アイドル通知(Floor Idle)を受信したパケット交換通信部150は、受信した発話権アイドル通知(Floor Idle)をサービス制御部130に出力し、ステップR123において、サービス制御部130は、入出力部101に受話終了通知を出力する。
つまり、ステップR122及びステップR123においては、通信端末100bのサービス制御部130は、パケット交換通信部150を介して発話権アイドル通知(Floor Idle)を受信すると、ユーザ1からの受話が終了したことを、入出力部101を介してユーザ2へ通知する。
以上、本発明の実施の形態に係る通信端末100bの動作について説明した。
次に、ステップS103の処理、つまり、ユーザ1からパケット回線を用いた通信サービス(例えば、PoC)の開始を指示された場合の通信方法決定処理について説明する。
なお、このステップS103の説明に際しては、サービス制御部130が、入出力部101を介して、PoC等のパケット交換通信サービス及び、それ以外の通信サービス開始指示を受けた場合も含めて図10を用いて説明する。
図10は、ステップS103における接続方法決定の処理の説明に供するフローチャートである。
図10に示すように、F101では、通信端末100aのサービス制御部130は、入出力部101を介してユーザ1からのサービス開始要求を受けてステップF102に移行する。
ステップF102では、通信端末100aのサービス制御部130は、ユーザに要求されたサービスがパケット交換サービスであるか否かを判定し、パケット交換サービスでなければステップF103に移行し、パケット交換サービスであればステップF104に移行する。つまり、ステップF102では、サービス制御部130は、ユーザが要求するサービスがパケット交換サービスであるかどうかを判断し、ユーザが要求するサービスがパケット交換サービスではなく、回線交換サービスである場合には、ステップF103に移行して通常通り回線交換による接続を行うことを決定する。
一方、ステップF104への移行は、図6のステップS102に示すように、入出力部101から入力されるサービス開始要求の対象となるサービスがPoCである場合や、VoIP等のパケット交換を用いたパケット交換サービスである場合に行われる。つまり、ステップF104は、ユーザの要求するサービスがPoCやVoIP等のパケット交換サービスである場合に行われる。
ステップF104では、通信端末100aのサービス制御部130が、要求されたパケット交換サービスが回線交換による同時接続を行う設定になっているか否かを判定し、同時接続を行う設定で有れば、ステップF105に移行し、同時接続を行う設定でなければステップF106に移行する。
ステップF105では、サービス制御部130は、パケット交換通信部150及び回線交換通信部160を介したパケット交換と回線交換の同時接続を決定する。
また、ステップF106では、サービス制御部130は、パケット交換通信部150を介したパケット交換による接続を決定する。
ここで、サービス制御部130における同時接続を行うかどうかの決定は、図4に示すように単にサービス毎に決められた設定に基づいて行われても良いし、それに加えて宛先ユーザ毎に異なる設定がされている場合にはそれに基づいて行われても良い。
更に他の情報、例えば、GPS受信機を搭載した通信端末とすれば、このGPS受信機により取得される位置情報等に基づいて同時接続を行うかどうかを決定しても良い。また、ユーザ1が明示的に同時接続を行うかどうかを入出力部101を介して入力することにより決定しても良い。
また、アドレス情報テーブル111の内容に相手端末の回線交換アドレスが格納されていない場合、サービス情報テーブル112の内容に関わらず、同時接続が不可能であると判断し、パケット交換による接続を行うと決定しても良い。
このように、サービス制御部130では、要求された通信サービスが、パケット交換サービスであって、且つ、同時接続を行う設定になっている場合、パケット交換と回線交換による同時接続を行うことを決定し、同時接続を行う設定になっていない場合には、パケット交換による接続を行うことを決定する。
次に、通信端末100aにおいて、パケット交換を用いた通信サービスの接続が確立した場合にステップS122で行われる通信切替決定処理について説明する。
図11は、パケット交換による接続が確立した場合、つまり、通信切替決定の処理(ステップS122)の説明に供するフローチャートである。
通信端末100aのサービス制御部130では、パケット交換と回線交換による同時接続を行った場合に、ステップF107では、パケット交換通信部150からPoC接続完了通知(ステップS121)されたサービス制御部130は、パケット交換接続を完了したと判断して、ステップF108に移行する。
ステップF108では、通信端末100aのサービス制御部130は、その時点においいて回線交換を用いた擬似的なパケット交換サービスが確立しているか否かを判定する。このステップF108において、回線交換による疑似PoCサービスが確立していれば、ステップF109に移行し、回線交換による疑似PoCサービスが確立していなければ、
ステップF110に移行する。
回線交換を用いた擬似PoCサービスが確立していない場合、つまり回線交換による接続よりもパケット交換による接続が先に確立した場合には、ステップF110では、通信端末100aのサービス制御部130は、通常通りにパケット交換サービスを開始することを決定する。なお、その後、サービス制御部130が回線交換を用いた擬似パケット交換サービスを確立するための接続要求を受信した場合には、回線交換通信部160を介して拒否応答を送信することにより回線交換の接続確立処理を終了させる。
一方、既に回線交換を用いた擬似パケット交換サービスが確立している場合には、ステップF109では、通信端末100aのサービス制御部130は、回線交換からパケット交換への切替タイミングを満たしているか否かを判定し、切替タイミングを満たすまで、F109の処理をくり返し、切り替えタイミングを満たしていれば、ステップF111に移行する。
ステップF111では、サービス制御部130は、回線交換を用いた擬似パケット交換サービスから通常のパケット交換サービスへの切替を行うことを決定する。
このようにサービス制御部130は、パケット交換と回線交換による同時接続を行った場合に、パケット交換による接続が確立したとき、その時点における回線交換を用いた擬似的なパケット交換サービスが確立済みかを判定する。既に回線交換を用いた擬似パケット交換サービスが確立している場合には、サービス制御部130は、回線交換からパケット交換への切替タイミングを満たした時点で、回線交換を用いた擬似パケット交換サービスから通常のパケット交換サービスへの切替を行うことを決定する。
ここで通信端末100aのサービス制御部130は、単純にパケット交換による接続が確立した時点で切替タイミングが満たされたと判断してもよいし、ユーザからボタン押下等の操作によって指示を受けることにより、切替タイミングを判断してもよい。
また、サービス制御部130は、回線交換を用いた擬似パケット交換サービスの状態から、切替タイミングの判断を行っても良い。例えばパケット交換サービスがPoCの場合であれば、サービス制御部130は、ユーザ1及びユーザ2が共にフロア権を取得していない状態を切替タイミングと判断しても良い。
また、パケット交換サービスがPoC若しくはVoIPの場合に、サービス制御部130は、ある一定期間音声の無音状態が続いた状態を切替タイミングとして判断してもよい。更に、音声認識機能を備える通信端末100とし、音声認識を行う音声認識部がユーザ1若しくはユーザ2が発した特定の語句を検知した場合に、この検知情報を受けてサービス制御部130が、パケット交換サービス、つまり、PoCサービスへの切替タイミングを決定しても良い。
また、PoCで送受話中に、若しくはVoIPのような常にメディアの交換を行っているサービスにおいて、回線交換からパケット交換への移行を行う場合、通信端末100aのメディア制御部140では、回線交換を用いたメディアからパケット交換を用いたメディアへの切替を行う。
ここで、例えばパケット交換と回線交換のメディアに共通のタイムスタンプを設定しておくことにより、通信端末100aのメディア制御部140がメディアの同期をとって切替を行うことが可能となる。これにより、音声や画像の途切れや揺らぎ等の障害を抑制することができる。また、切り替え前後の音声ボリュームを下げたり、音声若しくは映像のユーザへの出力形式・レートを変更することにより、ユーザが感じるメディアの途切れや揺らぎを抑える処理を行っても良い。
以上、本実施の形態の通信端末の動作について説明した。本実施の形態では、通信端末100aがパケット交換を用いたPoCサービスの接続確立を行う際に並行して回線交換による音声通信の接続確立を行い、パケット交換の接続完了に先行してユーザ1に対して回線交換を用いた擬似的なPoCサービスの提供を開始する。これにより、ユーザ1から見たPoCサービスが開始されるまでの所要時間を削減することが可能となる。
このように、本実施の形態の通信端末100aのサービス制御部130では、入出力部101を介したユーザからのPoC開始指示(ステップS101、S102)等がある場合、つまり、通信端末100bとの間でパケット交換を用いた通信サービスの接続確立を開始する場合、接続方式決定部131において、パケット交換を用いた通信サービスを、回線交換を用いて擬似的に行う疑似通信サービスが実現可能であるか否かを判断し、接続方法の決定によって判定する。具体的には、接続方式決定部131は、サービス情報テーブル(図4)を用いて、接続確立を開始するパケット交換を用いた通信サービス(例えば、PoC)を、回線交換を用いた疑似通信サービスが可能であるかを判断し、可能であれば、パケット交換を用いた通信方式と共に、回線交換を用いた通信方式を決定する。
この判定を受けて、同時接続部132は、パケット交換通信部150を介して、パケット交換を用いた通信サービスの接続確立処理を開始すると同時に、前記回線交換を用いた前記擬似通信サービスにおける前記回線交換の接続確立処理を開始する。つまり、同時接続部132は、回線交換通信部160を介して行う回線交換を用いた擬似通信サービスにおける回線交換の接続確立処理を、パケット交換通信部150を介して行うパケット交換を用いた前記通信サービスの接続確立処理の開始と並行して開始する。
この同時接続部132の接続確立処理の開始によって回線交換通信部160における回線交換接続が確立された際に、疑似サービス実行部133は、回線交換通信部160を介して、パケット交換を用いた前記通信サービスを、擬似的に行う疑似通信サービスを実行する。
疑似サービス実行部133は、同時接続部132の接続確立処理の開始によってパケット交換通信部150におけるパケット交換接続が確立されると、接続切替部134によって、パケット交換サービス実行部135に切り替えられる。
パケット交換サービス実行部135は、パケット交換通信部150を介して、パケット交換を用いた通信サービスを実行する。
このように、サービス制御部130は、回線交換を用いた前記擬似通信サービスが実現可能であると判断された場合、パケット交換を用いた前記通信サービスの接続が確立するまで、前記回線交換を用いた擬似通信サービスを行う。
これにより、接続確立まで時間が掛かるパケット交換を用いた通信サービスを行う場合、パケット交換を用いた通信サービスの接続が確立するまで、ユーザは、回線交換を用いた疑似通信サービスで通信サービスを受けることができ、ユーザからみて、通信サービスの接続確立時間が短縮されることとなり、ユーザに対して、通信サービスの接続遅延によるストレスを軽減することができる。これによりユーザは、回線交換を用いた通信サービスよりも接続費用が低廉なパケット交換を用いた通信サービスを、接続の際のストレスを受けることなく利用することができる。
上記した実施の形態では、通信端末100bのサービス制御部130は、回線交換の接続確立要求を受信した際に、メッセージに含まれるサービス識別子から、その要求が擬似PoCサービスの確立を要求するものであることを判断したがこれに限らない。例えばVoIPのように、パケット交換と回線交換で同等なサービスが実現可能な場合には、着信側である通信端末100bは回線交換の接続確立要求を受信した際に、それがVoIPを擬似的に実現するものであるかどうかを判断する必要はなく、通常の回線交換による音声通話を開始すれば良いため、サービス識別子を用いずに回線交換とパケット交換による同時接続が行われても良い。そのような処理を行う場合、例えば回線交換による音声通信が確立したあと、発呼側からのパケット交換での接続確立要求を、サービス識別子を含まない形式で受信した場合、着信側である通信端末100bは、この受信した情報が音声通信の相手と同じ通信端末100aからのVoIPの確立要求であることから、回線交換の音声通信からパケット交換のVoIPへの切替を判断することができる。
また、上記した実施の形態では、通信端末100aと通信端末100b間でパケット交換の接続が確立した後、通信端末100a側から回線交換の切断処理を行ったが、通信端末100b側から切断を行う形式を取っても良い。また、回線交換若しくはパケット交換の接続処理を行う際のメッセージに追加情報を入れることにより、通信端末100aと通信端末100bのどちらが切断処理を開始するかを決定しても良い。
なお、通信端末100の各機能ブロックは、集積回路であるLSIとして実現されても良い。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部または全てを含むように1チップ化されても良い。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
また、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
また、ここでは、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明をソフトウェアで実現することも可能である。例えば、本発明に係る通信サービス接続方法のアルゴリズムをプログラム言語によって記述し、このプログラムをメモリに記憶しておいて情報処理手段によって実行させることにより、本発明に係る通信端末と同様の機能を実現することができる。
本発明に係る通信端末及び通信サービス接続方法は、パケット交換を用いた通信サービスを行う場合の、ユーザから見た接続確立時間の短縮を実現する効果を有し、パケット交換方式に対応した携帯電話端末等として有用である。
本発明の一実施の形態に係る通信端末を備える通信システムの概略構成を示す図 本発明の一実施の形態に係る通信端末の概略構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る通信端末におけるアドレス情報テーブルの一例を示す図 本発明の一実施の形態に係る通信端末のサービス情報テーブルの一例を示す図 本発明の一実施の形態に係る通信端末のセッション情報テーブルの一例を示す図 本発明の一実施の形態に係る通信端末の動作の説明に供するシーケンス図 本発明の一実施の形態に係る通信端末の動作の説明に供するシーケンス図 本発明の一実施の形態に係る通信端末においてパケット交換を用いた通信サービスの対象となる通信端末の動作の説明に供するシーケンス図 本発明の一実施の形態に係る通信端末においてパケット交換を用いた通信サービスの対象となる通信端末の動作の説明に供するシーケンス図 本発明の一実施の形態に係る通信端末における接続方法決定の処理の説明に供するフローチャート 本発明の一実施の形態に係る通信端末における通信切替決定の処理の説明に供するフローチャート
符号の説明
100、100a、100b 通信端末
101 入出力部
111 アドレス情報テーブル
112 サービス情報テーブル
113 セッション情報テーブル
130 サービス制御部
131 接続方式決定部(疑似通信サービス判定手段)
132 同時接続部
133 疑似サービス実行部
134 接続切替部
136 疑似サービス提供部
140 メディア制御部
150 パケット交換通信部
160 回線交換通信部
300 パケット交換網
400 回線交換網

Claims (9)

  1. 相手端末との間でパケット交換及び回線交換を用いた通信を行うことが可能な通信端末であって、
    前記相手端末との間で前記パケット交換を用いた通信サービスの接続確立を開始する場合に、前記パケット交換を用いた前記通信サービスを、前記回線交換を用いて擬似的に行う疑似通信サービスが実現可能であるか否かを判断する疑似通信サービス判定手段と、
    前記回線交換を用いた前記擬似通信サービスが実現可能であると判断された場合、前記パケット交換を用いた前記通信サービスの接続が確立するまで、前記回線交換を用いた前記擬似通信サービスを行う疑似サービス提供手段と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  2. 前記疑似サービス提供手段は、前記回線交換を用いた前記擬似通信サービスにおける前記回線交換の接続確立処理を、前記パケット交換を用いた前記通信サービスの接続確立処理の開始と並行して開始する同時接続手段を有することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. 前記疑似サービス提供手段は、前記回線交換を用いた前記擬似通信サービス中に、前記パケット交換を用いた前記通信サービスの接続が確立した場合、前記パケット交換を用いた前記通信サービスへ切り替える切り替え手段を有することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  4. 前記通信サービスがPoCであることを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  5. 前記通信サービスがVoIPであることを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  6. 前記疑似サービス提供手段は、前記回線交換を用いて、擬似的に前記パケット交換を用いた前記通信サービスとしてのPoCを実行する際に、前記回線交換を用いて交換される音声を、半二重音声として再現することを特徴とする請求項4記載の通信端末。
  7. 相手端末との間でパケット交換及び回線交換を用いた通信を行うことが可能な通信端末を用いて、パケット交換を用いた通信サービスの接続確立を行う通信サービス接続方法であって、
    前記相手端末との間で前記パケット交換を用いた通信サービスの接続確立を開始する場合に、前記パケット交換を用いた前記通信サービスを、前記回線交換を用いて擬似的に行う疑似通信サービスが実現可能であるか否かを判断する疑似通信サービス判断ステップと、
    前記回線交換を用いた前記擬似通信サービスが実現可能であると判断された場合に、前記パケット交換を用いた前記通信サービスの接続が確立するまで、前記回線交換を用いた前記擬似通信サービスを実行する疑似サービス提供ステップとを有することを特徴とする通信サービス接続方法。
  8. 前記疑似サービス提供ステップは、前記回線交換を用いた前記擬似通信サービスにおける前記回線交換の接続確立処理を、前記パケット交換を用いた前記通信サービスの接続確立処理の開始と並行して開始することを特徴とする請求項7記載の通信サービス接続方法。
  9. 前記疑似サービス提供ステップは、前記回線交換を用いた前記擬似通信サービス中に、前記パケット交換を用いた前記通信サービスの接続が確立した場合、前記パケット交換を用いた前記通信サービスへ切り替えることを特徴とする請求項7記載の通信サービス接続方法。
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