JP2008152084A - 表示装置の製造方法及び表示装置 - Google Patents

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光明 林
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Abstract

【課題】狭額縁化の妨げや信頼性の低下を生ずることなく、シール材に起因する品質不良の発生を抑制する。
【解決手段】本発明の一態様に係る表示装置の製造方法は、駆動素子基板91上に配線パターンを形成し、配線パターンを覆うように絶縁膜を形成し、配線パターン上の絶縁膜を選択的に削ることより、第1基板と配線パターンとの段差を平坦化し、絶縁膜上にシール材40を配設し、駆動素子基板91と対向するように対向基板92を配置して、シール材40により駆動素子基板91と対向基板92とを貼り合わせる。
【選択図】図4

Description

本発明は、表示装置の製造方法及び表示装置に関し、特に、シール材により貼り合わせられる2枚の基板を備えた表示装置の製造方法及び表示装置に関する。
アクティブマトリクス型の液晶表示装置は、高表示品位、薄型、軽量、低消費電力のなどの優れた特徴を有している。特に、スイッチング素子として薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)素子を用いた液晶表示装置(TFT−LCD)は、その品質やコストの面から、アクティブマトリクス型の液晶表示装置として現在最も広く用いられている。
一般的に、アクティブマトリクス型の液晶表示パネルは、駆動素子基板と、駆動素子基板に対向配置される対向基板と、両基板を接着するシール材との間の空間に液晶を封入した構成を有している。駆動素子基板には、水平方向にゲート線、垂直方向にソース線がそれぞれ形成されており、ゲート線とソース線の交差点付近にはTFT素子が設けられている。また、ゲート線とソース線との間には、それぞれ画素電極が形成されている。一方、対向基板の駆動素子基板に対向する面には、共通電極等が形成されている。
通常、液晶表示パネルの製造工程において、駆動素子基板と対向基板とを接着するシール材は、駆動素子基板の配線パターンが設けられた段差部上に配設される。しかしながら、配線パターンによる段差部上にシール材を形成すると、段差部の影響により、シール材の直線性が悪くなる。シール材の直線性が悪くなると、マザー基板に多面取りで形成される複数の液晶表示パネルを個々のパネルに分断するときに、切断線上にシール材がはみ出し、切断できないという問題が生じる。また、シール材が表示領域にまではみ出すと、表示不良が生じる場合もある。このような問題を解決するため、シール材の形成領域を広くすると、表示に不要な額縁領域が大きくなり、パネルサイズが大きくなってしまう。
特許文献1には、配線パターンの間に当該配線パターンと同一層の導電性材料からなる第1の底上げパターンを有する液晶表示パネルが開示されている。また、配線パターン及び第1の底上げパターンの上には層間絶縁膜が設けられ、その上に遮光層と同一層のアルミニウムからなる第2の底上げパターンが形成されている。これにより、シール材形成領域における配線パターンによる段差を改善する方法が提案されている。
特開2001−228485号公報
しかしながら、このような方法を用いた場合、以下のような問題が生じる。すなわち、シール材形成領域において、第1の底上げパターンと第2の底上げパターンとが層間絶縁膜を介して対向配置されているため、これらのパターンがフローティングの場合、寄生容量が増加してしまう。また、配線パターン間に第1の底上げパターンを形成するため、微細化が困難となり、額縁領域が増大してしまう。さらに、シール材の直下あるいはシール材形成領域外にコンタクトホールを形成するため、液晶表示パネルの信頼性が低下してしまう。
本発明は、上記のような事情を背景としてなされたものであり、本発明の目的は、狭額縁化の妨げや信頼性の低下を生ずることなく、シール材に起因する品質不良の発生を抑制することができる表示装置及びその製造方法を提供することである。
本発明の第1の態様に係る表示装置の製造方法は、第1基板上に配線パターンを形成し、前記配線パターンを覆うように絶縁膜を形成し、前記配線パターン上の前記絶縁膜を選択的に削ることより、前記第1基板と前記配線パターンとの段差を平坦化し、前記絶縁膜上にシール材を配設し、前記第1基板と対向するように第2基板を配置して、前記シール材により前記第1基板と前記第2基板とを貼り合わせる。
本発明の第2の態様に係る表示装置は、第1基板と、前記第1基板上に形成された配線パターンと、前記第1基板と前記配線パターンとの段差を平坦化する絶縁膜と、前記絶縁膜上に配設されたシール材と、前記シール材により前記第1基板と接続された第2基板とを有するものである。
本発明によれば、狭額縁化の妨げや信頼性の低下を生ずることなく、シール材に起因する品質不良の発生を抑制することができる表示装置及びその製造方法を提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態について説明する。以下の説明は、本発明の実施の形態についてのものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係る表示装置について、図1及び図2を参照して説明する。本発明に係る表示装置は、シール材により貼り合わせられる2枚の基板を備えた表示装置である。本実施の形態においては、表示装置の一例として薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を備えるアクティブマトリクス液晶表示装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成を示す平面図である。また、図2は図1におけるA−B断面図である。なお、説明のため、図1においては対向基板等の図示を省略している。
図1及び図2に示すように、液晶表示パネルは、駆動素子基板(TFTアレイ基板)91、対向基板92、シール材40、液晶44、制御基板51等を備えている。図2に示すように、液晶表示パネルは、駆動素子基板91と、駆動素子基板91に対向配置される対向基板92と、両基板を接着するシール材40との間の空間に液晶44を封入した構成を有している。両基板の間は、スペーサ(不図示)によって、所定の間隔となるように維持されている。シール材40は、表示領域を囲むように形成されている。また、シール材40の一部には、液晶44を注入するための注入口41が形成されている。液晶44は、注入口41を介して、両基板間に注入される。また、注入口41は、液晶44を注入した後封止材45により封止されている。
また、駆動素子基板91は、透明絶縁性基板1、ゲート配線4、ソース配線13、駆動素子90等を有している。駆動素子基板91には、複数の画素からなる表示領域と表示領域を囲むように設けられた周辺領域とが設けられている。透明絶縁性基板1としては、例えば、光透過性のあるガラス、ポリカーボネート、アクリル樹脂等の絶縁基板が用いられる。透明絶縁性基板1上には、複数のゲート配線4及び複数のソース配線13が形成されている。複数のゲート配線4は水平方向に延在し、それぞれ平行に設けられている。同様に、複数のソース配線13は垂直方向に延在し、それぞれ平行に設けられている。ゲート配線4とソース配線13とは、互いに絶縁膜を介して交差するように形成されている。
また、図2に示すように、ゲート配線4とソース配線13の交差点付近にはTFTからなる駆動素子90が設けられている。そして、隣接するゲート配線4とソース配線13とで囲まれた領域には、画素電極24が形成されている。従って、隣接するゲート配線4とソース配線13とで囲まれた領域が画素となる。このため、透明絶縁性基板1上には、画素がアレイ状に配列される。図3に本実施の形態に係る画素領域の構成を示す。図3に示すように、駆動素子90のゲート電極2がゲート配線4に、ソース電極9がソース配線13に、ドレイン電極11が画素電極24に、それぞれ接続される。駆動素子90は、ソース配線13から画素電極24への電気的接続経路を開閉するスイッチの役割を担っている。透明絶縁性基板1及び透明絶縁性基板1上に形成された要素をまとめて、駆動素子基板91とする。画素電極は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電膜から形成されている。この複数の画素が形成されている領域が、表示領域である。また、駆動素子基板91において、上述した各電極及び配線等の上には配向膜(不図示)が形成されている。
一方、対向基板92は、透明絶縁性基板43、オーバーコート層46、カラーフィルタ47、遮光層48、共通電極42等を有している。透明絶縁性基板43としては、透明絶縁性基板1と同様に、ガラス等の絶縁基板が用いられる。透明絶縁性基板43上には、駆動素子基板91に設けられた画素電極24に対応して、R(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルタ47がそれぞれ形成されている。また、カラーフィルタ47間には、遮光層48が配置されている。遮光層48は、画素電極24の間及び表示領域の外側に設けられている。
カラーフィルタ47及び遮光層48上を覆うように、オーバーコート層46が設けられている。オーバーコート層46は、カラーフィルタ47に含有されるイオン性不純物成分等の液晶44への溶出を防止する保護膜の役割を担っている。また、オーバーコート層46上には共通電極42が形成されている。共通電極42は、実際には画素電極24と対向するように透明絶縁性基板43の略全面に形成される矩形状の透明電極である。共通電極42としては、ITOなどの透明導電膜が用いられる。なお、共通電極42は、駆動素子基板91側に配置される場合もある。透明絶縁性基板43及び透明絶縁性基板43上に形成された要素をまとめて、駆動素子基板91と対向して配置されていることから対向基板92とする。また、対向基板92において、上述した各電極等の上には配向膜(不図示)が形成されている。また、駆動素子基板91及び対向基板92の外側の面にはそれぞれ、偏光板(不図示)が貼着されている。
また、駆動素子基板91には、表示領域をコの字型に囲むように共通配線38が設けられている。また、共通配線38の端部及び角部には、トランスファ電極39が設けられている。シール材40は、導電性材料を含有したペーストにより形成されており、トランスファ電極39上に配置される。これにより、トランスファ電極39と共通電極42とがシール材40を介して導通する。液晶44に電圧を印加する際、画素電極24と共通電極42間に電圧が印加される。共通電極42に印加される電位は、駆動素子基板91の共通配線38及びトランスファ電極39、シール材40を介して、対向基板92の共通電極42に供給される。なお、シール材40とは別に、トランスファ電極39上に同様の導電性材料を含有したペーストを配置しても同様にトランスファ電極39と共通電極42との導通を得ることが可能である。
加えて、共通配線38は、ゲート配線4と平行に延設され、各画素領域に設けられた補助容量共通電極3に接続されている(図3参照)。補助容量共通電極3と各画素電極24との間には、補助容量が形成されている。補助容量は、画素電極24と共通電極42との間に液晶44を介して形成される液晶容量に並列して接続されている。補助容量は、液晶容量の電圧のリークを補償する。
さらに、図1に示すように、ゲート配線4にはゲート引き出し配線5が接続されており、ゲート引き出し配線5の端部には、ゲート端子パッド25が形成されている。一方、ソース配線13にはソース引き出し配線14が接続されており、ソース引き出し配線14の端部にはソース端子パッド26が形成されている。ゲート端子パッド25及びソース端子パッド26には、それぞれ駆動IC(Integrated Circuit)などが実装された制御基板51がFFC(Flexible Flat Cable)50を介して接続されている。なお、ここでは、制御基板51がFFCにより駆動ICを駆動素子基板91に接続される構成としたが、この構成に限られるものではない。例えば、COG(Chip On Glass)技術を用いて、駆動素子基板91上に直接実装してもよい。また、FFCの代わりにFPC(Flexible Printed Circuit)を用いてもよい。
なお、透過型や半透過型の液晶表示装置では、液晶表示パネルの反視認側にバックライトユニット(不図示)が配置される。バックライトユニットとしては、例えば、光源、導光板、反射シート、拡散シート、プリズムシート、反射偏光シートなどを備えた一般的な白色光タイプのものを用いることができる。反射型の液晶表示装置では、バックライトユニットは設けられない。
ここで、上述の液晶表示装置の駆動方法について説明する。各ゲート配線4には、制御基板51から走査信号が供給される。各走査信号によって、1つのゲート配線4に接続されているすべての駆動素子90が同時にオンとなる。そして、制御基板51から各ソース配線13に表示信号が供給され、画素電極24に表示信号に応じた電荷が蓄積される。表示信号が書き込まれた画素電極24と共通電極42との電位差に応じて、画素電極24と共通電極42間の液晶の配列が変化する。これにより、液晶表示パネルを透過する光の透過量が変化する。画素毎に表示電圧を変えることによって、所望の画像を表示することができる。
次に、本実施の形態に係る液晶表示装置における構造上の特徴について図4及び図5を参照して説明する。図4は、本実施の形態に係る液晶表示装置のゲート引回し配線部の構成を示す図である。図4(a)は図1のX−X'断面図、(b)はその平面図を示している。また、図5は、本実施の形態に係る液晶表示装置のソース引回し配線部の構成を示す図である。図5(a)は図1のY−Y'断面図、(b)はその平面図を示している。なお、図4(b)及び図5(b)においては、便宜上対向基板92等の図示を省略している。
図4(a)に示すように、ゲート引回し配線部においては、透明絶縁性基板1上には、ゲート引き出し配線5及び共通配線38が形成されている。また、ゲート引き出し配線5及び共通配線38上には、ゲート絶縁膜7が形成されている。ゲート絶縁膜7には、共通配線38に対応して開口部が形成されており、開口部上にトランスファ電極39が形成されている。そして、ゲート絶縁膜7及びトランスファ電極39上には、保護絶縁膜16が形成されている。また、保護絶縁膜16には、トランスファ電極39に対応して形成された開口部が形成されている。
また、ゲート引き出し配線5と透明絶縁性基板1との段差は、ゲート絶縁膜7及び保護絶縁膜16からなる絶縁膜93により平坦化されている。すなわち、ゲート引き出し配線5が形成されている部分の絶縁膜93の厚みは、それ以外の部分の絶縁膜93の厚みよりも薄い。また、ゲート引き出し配線5が形成されている部分の絶縁膜93とそれ以外の部分の絶縁膜93の厚みの差は、ゲート引き出し配線5の厚みと略等しい。具体的には、ゲート引き出し配線5上のゲート絶縁膜7の厚みは、ゲート引き出し配線5が形成されていない領域上の厚みと等しい。つまり、ゲート絶縁膜7は、略一定の厚みを有している。そして、ゲート引き出し配線5上の保護絶縁膜16の厚みは、ゲート引き出し配線5が形成されていない領域上の厚みよりも薄い。つまり、ゲート引き出し配線5と透明絶縁性基板1との段差は、保護絶縁膜16により平坦化されている。
また、図5(a)に示すように、ソース引き出し配線部においては、透明絶縁性基板1上に、共通配線38が形成されている。また、透明絶縁性基板1上には、共通配線38の一部を覆うように、ゲート絶縁膜7が形成されている。ゲート絶縁膜7には、共通配線38に対応して開口部が形成されており、開口部上にトランスファ電極39が形成されている。また、ゲート絶縁膜7上には、ソース引き出し配線14が形成されている。そして、ソース引き出し配線14及びトランスファ電極39上には、保護絶縁膜16が形成されている。また、保護絶縁膜16には、トランスファ電極39に対応して形成された開口部が形成されている。
また、ソース引き出し配線14と透明絶縁性基板1との段差は、ゲート絶縁膜7及び保護絶縁膜16からなる絶縁膜93により平坦化されている。すなわち、ソース引き出し配線14が形成されている部分の絶縁膜93の厚みは、それ以外の部分の絶縁膜93の厚みよりも薄い。また、ソース引き出し配線14が形成されている部分の絶縁膜93とそれ以外の部分の絶縁膜93の厚みの差は、ソース引き出し配線14の厚みと略等しい。具体的には、ソース引き出し配線14の下層に形成されるゲート絶縁膜7の厚みは、ソース引き出し配線14が形成されていない領域上の厚みと等しい。つまり、ゲート絶縁膜7は、略一定の厚みを有している。そして、ソース引き出し配線14上の保護絶縁膜16の厚みは、ソース引き出し配線14が形成されていない領域上の厚みよりも薄い。つまり、ソース引き出し配線14と透明絶縁性基板1との段差は、保護絶縁膜16により平坦化されている。
このため、ゲート引き出し配線5及びソース引き出し配線14が延在する方向と略垂直にシール材40を配設しても、シール材40の厚みが不均一にならない。すなわち、シール材40が、ゲート引き回し配線5及びソース引き回し配線14をまたぐように配設しても、シール材50の厚みが略一定になる。従って、図4(b)及び図5(b)に示すように、シール材40を直線状に塗布した場合、ゲート引き出し配線5及びソース引き出し配線14の影響によりシール材40の直線性が悪くなることがない。
これにより、マザー基板に多面取りで形成される複数の液晶表示パネルを個々のパネルに分断するときに、シール材40が切断線上にシール材がはみ出し、切断できないという問題を解消することができる。また、シール材40が表示領域にまではみ出すことがないため、シール材に起因する表示不良を低減することができる。さらに、シール材40の形成領域を広くしなくてもよいため、表示に不要な額縁領域を小さくすることができる。また、従来の液晶表示装置と比較すると、シール材40の形成領域において、絶縁膜93によりゲート引き出し配線5の段差を平坦化している。このため、寄生容量の増加や、配線パターンの微細化の妨げとなることもない。よって、表示品質を向上することができる。
続いて、上述した構成の液晶表示装置の製造方法について、図6〜図21を参照して説明する。図6〜図21は、本実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明するための製造工程図である。図6〜図16では、本実施の形態に係る液晶表示装置の、ゲート端子部、ソース端子部、ゲート引き出し配線部、ソース引き出し配線部、ゲート/ソース配線交差部、画素TFT部、表示画素電極部、補助容量部の断面図が示される。また、図17〜図21では、画素領域の平面図が示される。なお、図6〜16において、ゲート/ソース配線交差部、画素TFT部、表示画素電極部、補助容量部が、図3のZ−Z'断面図である。ここでは、駆動素子90としてアモルファスシリコンTFTを用いた場合について説明する。
まず、図6示すように、ガラスからなる透明絶縁性基板1上に、Cr、Al、MoあるいはTi等の金属薄膜を200nm〜600nm程度成膜し、これをパターニングすることにより、ゲート電極2、ゲート配線4及び補助容量共通電極3が形成される。また、同時に、ゲート配線4に接続されるゲート引き出し配線及びゲート端子6が形成される。これにより、図17に示すように、画素領域においては、透明絶縁性基板1の表面にゲート配線4及び共通配線38が略平行して形成される。また、共通配線38からゲート配線4側に延びるように、補助容量共通電極3が延設される。
次に、図7に示すように、窒化シリコン膜等からなるゲート絶縁膜7がゲート電極2、補助容量共通電極3、ゲート配線4、ゲート引き出し配線5、ゲート端子6を覆うように形成される。そして、TFTの能動層となるi層アモルファスシリコン膜、オーミックコンタクトを形成するn層アモルファスシリコン膜を順次積層して形成し、島状にパターニングすることにより、ゲート配線4上及びゲート電極2上に、層Si膜8とn層Si膜9の積層パターンがそれぞれ形成される。図18に示すように、層Si膜8とn層Si膜9からなる積層パターンは、ゲート配線4及び共通配線38と交差するように延在して形成される。この積層パターンは、以後に形成されるソース配線13の下にわたって配置される。これにより、ソース配線13とゲート配線4や共通配線38との交差部において、ソース配線13が下層の配線の段差により断線してしまったり(段切れ)、層間でショートが発生するのを防止することができる。また、層Si膜8とn層Si膜9からなる積層パターンは、ゲート配線4との交差部においてゲート配線4の延在方向に突出するように形成される。この層Si膜8とn層Si膜9からなる積層パターンの突出部において、以後の工程でTFTチャネル12が形成される。
そして、図8に示すように、Mo、Cr又はTi等の金属薄膜、あるいは、これらの金属薄膜とAlを主成分とする金属薄膜の積層膜を200nm〜600nm程度成膜し、これをパターニングする。これにより、ソース電極10、ドレイン電極11及びソース配線13が形成される。これと同時に、ソース配線13に接続されるソース引き出し配線14及びソース端子15は形成される。その後、ドライエッチング処理を行って、ソース電極10及びドレイン電極11間のn層Si膜9を除去することにより、TFTチャネル12が形成される。これにより、図19に示すように、層Si膜8とn層Si膜9からなる積層パターン上に、ゲート配線4及び共通配線38に直交するようにソース配線13が形成される。また、層Si膜8とn層Si膜9からなる積層パターンの突出部上に、ソース配線13から延びるようにソース電極10が形成される。さらに、ソース電極10から離間して、層Si膜8とn層Si膜9からなる積層パターンの突出部上にドレイン電極11が形成される。これにより、TFTからなる駆動素子90が形成される。
続いて、図4及び図5において説明した平坦化された絶縁膜93の形成方法について、図9〜図13を参照して詳細に説明する。まず、図9に示すように、透明絶縁性基板1の全面を覆うように、600nm程度の膜厚の窒化シリコン膜からなる保護絶縁膜16を形成する。保護絶縁膜16としては、無機絶縁膜を用いることができる。この保護絶縁膜16上に、フォトレジストを形成し、露光及び現像処理を行う。これにより、保護絶縁膜16上に所望のパターンを有するレジストマスクが形成される。具体的には、図10に示すように、完全にフォトレジストマスクが除去された領域、フォトレジストがほとんど除去されない領域、フォトレジストが除去されているがある一定の厚さ残存する領域が形成される。
完全にフォトレジストマスクが除去された領域は、ゲート端子部コンタクトホール抜きパターン20、ソース端子部コンタクトホール抜きパターン21、画素ドレインコンタクトホール抜きパターン19である。また、フォトレジストがほとんど除去されない領域は、フォトレジスト未露光部17である。そして、フォトレジストが除去されているがある一定の厚さ残存する領域は、フォトレジスト半露光部18である。フォトレジスト半露光部18は、ゲート配線引き出し配線5及びソース配線引き出し配線14上に形成される。また、フォトレジスト半露光部18は、ゲート引き出し配線5の影響により配線が形成されていない領域よりも凸となっている領域、ソース引き出し配線14の影響により配線が形成されていない領域よりも凸となっている領域にも形成される。すなわち、フォトレジスト半露光部18は、ゲート引き出し配線部及びソース引き出し配線部において、ゲート絶縁膜7の高さが高くなっている領域に形成される。引き出し配線部では、このようにレジスト形成面、すなわち保護絶縁膜16表面の高さによって、レジストパターンの膜厚が制御される。
このような形状のレジストマスクの形成方法として、本実施の形態では、2種類のフォトマスクを用い、二段階露光する方法を用いた。まず、図10中、ゲート端子部コンタクトホール抜きパターン20、ソース端子部コンタクトホール抜きパターン21、画素ドレインコンタクトホール抜きパターン19で示される領域に開口部を有するフォトマスクを用い、形成したフォトレジストの膜厚方向の全てが露光される条件で、第1回目の露光を行った。続いて、図10中、フォトレジスト半露光部18で示される領域に開口部を有するフォトマスクを用いて、形成したフォトレジストの膜厚方向で一部露光残りが発生する条件で第2回目の露光を行った。その後、現像処理を行うことによって、図10に示す形状のレジストマスクを得ることができる。
なお、このようなレジストマスクを形成する方法としては、上記の方法に限定されない。例えは、露光に用いるフォトマスクとして、露光光を略完全に遮光する領域と、露光光の一部を透過させる領域と、露光光が略完全に透過する領域の露光光の透過率が異なる3つの領域を有するマスクを使用する方法も考えられる。略完全に透過する領域において、上記の第1回目の露光で露光した領域を露光し、露光光の一部を透過させる領域で上記第2回目の露光で露光した領域を露光し、その他の領域はほぼ完全に遮光される。露光光の一部を透過させるフォトマスクとしては、遮光層を薄くすることにより透過率を制御するものや、露光光の解像度以下の微細なスリットを形成することによってその領域の実質的な透過率を制御するものを用いることができる。このようなフォトマスクを用いても、同様に図10に示す形状のレジストマスクを得ることができる。従って、ハーフトーン、グレイトーン等の多段階露光を用いることにより、膜厚差を有するレジストパターンを形成することができる。
そして、図10に示すレジストマスクを形成した後に、窒化シリコン膜からなる保護絶縁膜16のドライエッチ処理を行う。これにより、図11に示すように、レジストマスクの開口部(ゲート端子部コンタクトホール抜きパターン20、ソース端子部コンタクトホール抜きパターン21、画素ドレインコンタクトホール抜きパターン19)の窒化シリコン膜が除去される。その結果、ゲート端子部コンタクトホール20'、ソース端子部コンタクトホール21'、画素ドレインコンタクトホール19'が形成される。図20に示すように、保護絶縁膜16のドレイン電極11上に、画素ドレインコンタクトホール19'が形成される。
その後、レジストアッシング処理を行うことにより、フォトレジストが一定の厚さ残存する領域(フォトレジスト半露光部18)のフォトレジストが除去される。これにより、図12に示すように、アッシング処理によりレジストが除去された領域22に開口部が形成され、保護絶縁膜16が露出される。アッシングの条件としては、フォトレジスト半露光部18の一定の厚さ残存するフォトレジストは除去されるが、フォトレジスト未露光部17のフォトレジストは残存するようにプラズマパワーや処理時間を適切に選ぶ。
そして、アッシング処理によりレジストが除去された領域22において露出した窒化シリコン膜をドライエッチング処理により選択的に削る。これにより、ゲート引き出し配線5及びソース引き出し配線14が形成されていない領域とゲート引き出し配線5及びソース引き出し配線14が形成されている領域の保護絶縁膜16の高さを同程度となるようにする。これにより、図13に示すように、平坦化された保護絶縁膜16を得ることができる。
また、上記説明した、図11〜図13までの工程は、同時に連続して行うことも可能である。例えば、窒化シリコン膜のドライエッチングを酸素ガスの比率が多い条件で行うことにより、ゲート端子部コンタクトホール20'、ソース端子部コンタクトホール21'、画素ドレインコンタクトホール19'を形成するエッチングの途中で、酸素ガスのアッシング効果により、フォトレジスト半露光部18のフォトレジストを除去することができる。その後、ドライエッチングを継続することにより、最終的に、ゲート端子部コンタクトホール20'、ソース端子部コンタクトホール21'、画素ドレインコンタクトホール19'の形成と同時に、図13に示す平坦化された保護絶縁膜16を得ることができる。ただし、保護絶縁膜16を平坦化するためには、エッチング条件の制御が難しいことから、フォトレジストのアッシング速度及び窒化シリコン膜のドライエッチング速度をあらかじめ評価して、適切な条件を決定することが必要である。
最後に、残存するフォトレジストを除去し、画素電極24、ゲート端子パッド25及びソース端子パッド26が形成される。これにより、本実施の形態に係る駆動素子基板91が形成される。ここで、透過型の液晶表示装置の場合には、画素電極24、ゲート端子パッド25及びソース端子パッド26を全てITO等の透明導電膜により同時に形成することができる。また、反射型や半透過型の液晶表示装置の場合、透明導電膜と反射電極膜となる金属膜とを順次形成して、画素電極24を形成することができる。これにより、図21に示すように、画素電極24が画素ドレインコンタクトホール19'を介してドレイン電極11に接続される。また、画素電極24は、補助容量共通電極3及び共通配線38の一部と重なることによって、補助容量が形成される。
そして、図15に示す上述方法で製造された駆動素子基板91を用いて、液晶セルを製造する。まず、駆動素子基板91上に、ポリイミド膜等を形成し、ラビング処理(配向処理)を行うことによって、配向膜(不図示)を形成する。一方、カラーフィルタ47、共通電極42等が形成された対向基板92上にも、ラビング処理(配向処理)を施した配向膜(不図示)を形成する。
続いて、図16に示すように、シール材40により、駆動素子基板91と対向基板92とを貼り合わせる。具体的には、まず、駆動素子基板91あるいは対向基板92のいずれかの表面に、ペースト状の樹脂をノズルから塗布するディルペンス方式、又は、スクリーン印刷方式等によって、シール材40を配設する。本実施の形態においては、小型の液晶表示装置の製造時など1枚のガラス基板から多数の液晶表示パネルを製造する場合に処理能力が高いスクリーン印刷方式を使用して、対向基板92の表面にシール材40を配設する。また、対向基板92の一辺側の中央部にはシール材40を配設せず、液晶44を注入するための注入口41を形成する。そして、シール材40が駆動素子基板91のゲート引き出し配線部及びソース引き出し配線部に対向するように配置し、熱を印加しながら、駆動素子基板91と対向基板92とを適正な圧力で加圧する。これにより、シール材40が硬化して、基板上に適正な基板間ギャップを有する複数の液晶セルが完成する。また、シール材40としては、導電材料含有するペーストを採用し、駆動素子基板91のトランスファ電極39と対向基板92の共通電極42とを導通させる。
このようにして完成した液晶セルにおいては、延在するゲート引き出し配線5及びソース引き出し配線14を横切るようにシール材40が配置される。図4及び図5で説明したように、ゲート引き出し配線5及びソース引き出し配線14と透明絶縁性基板1との段差部は、保護絶縁膜16により平坦化されている。このため、シール材40の延在方向の側部の直線性は保たれる。
そして、駆動素子基板91及び対向基板92を切断して、個々の液晶セルに分断する。このとき、上述したようにシール材40の延在方向の側部の直線性が保たれている。このため、シール材40が個々の液晶セルに切断する切断位置まではみ出すことがなく、切断不良の発生を抑制できる。その後、このようにして形成された液晶セルの内部に、注入口41を介して液晶44の注入を行い、封止材45により注入口41を封止する。さらに、駆動素子基板91及び対向基板92の外側に、偏光板等の貼着を行う。また、ゲート端子パッド25及びソース端子パッド26に、制御基板51がFFC50を介して実装される。これにより、液晶表示装置が完成する。
なお、ここでは液晶44を液晶セル内に注入する方式の一例として、注入口41から注入する方式について説明したが、これに限定されものではない。別の液晶注入方式として、滴下注入方式を用いてもよい。すなわち、駆動素子基板91又は対向基板92のいずれかに、シール材40を注入口のない閉じた枠状として配設する。そして、液晶44を駆動素子基板91又は対向基板92のいずれかの表面に滴下する。その後、液晶44を挟むように、駆動素子基板91と対向基板92とを貼り合せ、シール材40を硬化させることにより、液晶44を液晶セル内に注入することができる。
以上のように、本実施の形態に係る液晶表示装置においては、シール材40の延在方向の側部の直線性が保たれるため、シール材40が表示領域にははみ出すことがない。このため、シール材40に起因する表示不良の発生を抑制することができる。また、シール材40が形成される領域のゲート引き出し配線部及びソース引き出し配線部の構造を複雑化する必要もない。さらに、シール材40の形成領域を広くする必要がないため、表示に不要な額縁領域の増大を防止することができる。
また、シール材40が形成される領域の下の段差を平坦化する工程において、画素ドレインコンタクトホール及び端子コンタクトホールを形成する際に用いられるレジストをマスクとして利用することができる。このため、通常のレジストの塗布からレジストの剥離までの写真製版工程において、特別に段差を平坦化するための工程を増やす必要がなく、製造コストの上昇を抑制することができる。
比較例.
実施の形態に係る液晶表示装置の効果を確認するために、シール材の下の引き出し配線による段差を平坦化しない通常の駆動素子基板を用いて液晶表示装置を製造した。図22は、比較例に係る液晶表示装置のゲート引回し配線部の構成を示す図である。図22(a)はゲート引回し配線部の断面図、(b)はその平面図を示している。また、図23は、比較例に係る液晶表示装置のソース引回し配線部の構成を示す図である。図23(a)はソース引回し配線部の断面図、(b)はその平面図を示している。なお、図22(b)及び図23(b)においては、便宜上対向基板等の図示を省略している。
図22及び図23において、101は透明絶縁性基板、104はゲート引き出し配線、111はソース引き出し配線、107はゲート絶縁膜、116は保護絶縁膜、138は共通配線、139はトランスファ電極、140はシール材、142は共通電極、143は透明絶縁性基板、191は駆動素子基板、192は対向基板を示している。
図22(a)及び図23(a)から分かるように、ゲート引き出し配線104やソース引き出し配線111の近傍では、ゲート絶縁膜107や保護絶縁膜116を形成した後においても、段差が存在している。このため、図22(b)及び図23(b)に示すように、シール材140を形成して駆動素子基板91と対向基板192とを貼り合せると、駆動素子基板191の配線による段差により、シール材140の拡がり量が異なる。このため、ゲート引き出し配線104及びソース引き出し配線111上のシール材140が、配線が形成されていない部分のシール材140よりも拡がってしまい、シール材140の側部の直線性が悪くなった。
このように、比較例にかかる液晶表示装置においては、シール材140が広がってしまい、基板の切断位置まではみ出してしまい、切断不良が発生してしまっていた。また、表示画素側までシール材140がはみ出すと表示不良が発生し、結果として製造歩留が低下した。
本発明によれば、配線パターンによる段差を絶縁膜により平坦化することができるため、簡便な構成で、額縁領域の狭い液晶表示装置を提供することができる。また、シール材40の直線性が保たれるため、シール材40による切断不良や表示不良の発生を抑制することができる。
なお、上記の実施の形態においては、駆動素子90の一例としてアモルファスシリコン膜を能動層として用いたTFTを用いた場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、駆動素子90は、能動層としてポリシリコン膜を用いたTFTであってもよいし、薄膜ダイオードでもよい。駆動素子90は、能動的に信号を制御できる素子を全て含む。これらを用いた液晶表示装置についても、引き出し配線部において、配線による段差が平坦化されている場合同様の効果が得られる。
また、実施の形態1として、駆動素子90を有するアクティブ型の液晶表示装置について説明したが、パッシブ型の駆動素子90を有しない液晶表示装置においても、本発明を適用することにより同様の効果が得られる。また、液晶表示装置に限らず、有機EL素子が形成された素子基板に封止基板をシール材により貼り合わせる有機EL表示装置においても、引き出し配線部において本発明を適用することにより同様の効果が得られる。さらには、1対の基板の表示材料が狭持される電子ペーパ等の表示装置にも適用可能である。
さらに、本実施の形態においては、画素電極24としてITO透明導電膜を用いた透過型の液晶表示装置としたが、これに限定されるものではない。例えば、画素電極24として表面の反射率の高い金属膜を用いた反射型の液晶表示装置、あるいは、ITO透明導電膜と表面反射率の高い金属膜の両者を適宜組み合わせて構成された半透過型液晶表示装置においても本発明を適用することが可能である。また、本実施の形態では対向基板92側に共通電極42を形成したが、駆動素子基板91側に形成して、液晶44に対して横方向に電界をかける横電界方式の液晶表示装置の場合についても、本発明を適用することが可能である。
実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示す平面図である。 実施の形態に係る液晶表装置の構成を示す断面図である(図1のA−B断面図)。 実施の形態に係る液晶表示装置の画素の構成を示す平面図である。 実施の形態に係る液晶表示装置のゲート引回し配線部の構成を示す図である。 実施の形態に係る液晶表示装置のソース引回し配線部の構成を示す図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明する製造工程図である。 従来の液晶表示装置のゲート引回し配線部の断面図である。 従来の液晶表示装置のソース引回し配線部の断面図である。
符号の説明
1 透明絶縁性基板、2 ゲート電極、3 補助容量共通電極、4 ゲート配線
5 ゲート引き出し配線、6 ゲート端子、7 ゲート絶縁膜
8 i層Si膜、9 n層Si膜、10 ソース電極、11 ドレイン電極
12 TFTチャネル、13 ソース配線、14 ソース引き出し配線
15 ソース端子、16 保護絶縁膜、17 フォトレジスト未露光部
18 フォトレジスト露光部、19 画素ドレインコンタクトホール
20 ゲート端子部コンタクトホール、21 ソース端子部コンタクトホール
22 レジスト除去部、23 平坦化SiN膜、24 画素電極
25 ゲート端子パッド、26 ソース端子パッド、38 共通配線
39 トランスファ電極、40 シール材、41 注入口、42 共通電極
43 透明絶縁性基板、44 液晶、45 封止材、46 オーバーコート層
47 カラーフィルタ、48 遮光層、50 FFC、51 制御基板
90 駆動素子、91 駆動素子基板、92 対向基板、93 絶縁層

Claims (7)

  1. 第1基板上に配線パターンを形成し、
    前記配線パターンを覆うように絶縁膜を形成し、
    前記配線パターン上の前記絶縁膜を選択的に削ることより、前記第1基板と前記配線パターンとの段差を平坦化し、
    前記絶縁膜上にシール材を配設し、
    前記第1基板と対向するように第2基板を配置して、前記シール材により前記第1基板と前記第2基板とを貼り合わせる表示装置の製造方法。
  2. 前記絶縁膜上に、前記配線パターンに対応して設けられた開口部を有するマスクを形成し、
    前記マスクを介して、前記絶縁膜を選択的に削る請求項1に記載の表示装置の製造方法。
  3. 前記マスクは、コンタクトホールを形成するためのレジストの一部である請求項2に記載の表示装置の製造方法。
  4. 前記絶縁膜上のレジストを、後の工程でコンタクトホールが形成される部分に開口部を有し、かつ、前記配線パターン上での膜厚がその他の部分より薄くなるように形成し、
    前記開口部に対応する前記絶縁膜を除去してコンタクトホールを形成し、
    前記コンタクトホールを形成した後に前記レジストを薄膜化することにより、前記配線パターン上のレジストを除去し、
    前記配線パターン上のレジストを除去した後に、前記絶縁膜を削って平坦化する請求項3に記載の表示装置の製造方法。
  5. 第1基板と、
    前記第1基板上に形成された配線パターンと、
    前記第1基板と前記配線パターンとの段差を平坦化する絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に配設されたシール材と、
    前記シール材により前記第1基板と接続された第2基板とを有する表示装置。
  6. 前記絶縁膜は、表示領域に形成される絶縁膜と同一層である請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記絶縁膜は、無機絶縁膜である請求項5又は6に記載の表示装置。
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