JP2008151092A - 燃料フィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本願発明の目的は、濾材保持部材の上面部、或いはキャップの底面を、最上位置の燃料排出通孔から下方に向かって傾斜させ、濾材保持部材の下面と濾材の上面、或いはキャップの底面と濾材の上面との間にエアが溜まる閉鎖空間が形成されないようにした燃料フィルタを提供すること。
【解決手段】ケースと、該ケース上方の開放部を閉蓋し、燃料流出口を有するキャップと、渦巻状からなる濾材と、該濾材の上方を保持する濾材保持部材と、該濾材保持部材の上面部に設けられ前記濾材で濾過された燃料を前記燃料流出口に導く燃料排出通孔とを有し、流入する燃料を前記濾材で濾過し、濾過した燃料を前記燃料排出通孔を経て前記燃料流出口より排出する燃料フィルタであって、前記濾材保持部材の上面部は、前記燃料排出通孔が最上位置にあり、且つ前記燃料排出通孔から下方に傾斜している燃料フィルタ。
【選択図】図1

Description

本願発明は、自動車等の燃料供給系に設けられる燃料フィルタに関し、特に燃料から分離したエアが燃料フィルタ内に溜まり、溜まったエアが一度に排出されることにより引き起こされるエンジン不調等の弊害を防止する燃料フィルタに関する。
自動車等のエンジンは、燃料タンク内の燃料を燃料フィルタで濾過し、濾過した燃料をインジェクタからエンジンの燃焼室に噴射し、燃焼室で燃焼させるものである。
ところで、燃料中には、水分及び塵芥、錆等の固形夾雑物等の異物が混入している。特に、燃料中の水分は噴射ポンプ等の機器内に停滞して発錆する等の弊害を引き起こすため、燃料フィルタが用いられている。
図8に本出願人が出願済みのサイドフロー式の燃料フィルタを示す。燃料フィルタ1は、外殻を形成するコップ状のケース2と、該ケース2の上方開口端に着脱自在に取り付けられるキャップ3とからなる。キャップ3には、燃料流入管4及び燃料流出管5が取り付けられる。
ケース2内には、渦巻状等の濾材6及び該濾材6の上端部を保持する濾材保持部材7からなる濾過部材8が収納される。また、濾材保持部材7の上面部9には、燃料流出管5に連通する燃料排出通孔10を有するとともに、濾過部材8がケース2内に収納された状態では燃料排出通孔10を囲み、且つキャップ3の底面と濾材保持部材7の上面とで狭持する形態で環状のシール部材11が取り付けられる。そして濾過部材8の下方には水溜室12が形成される。
燃料流入管4より黒塗りの矢印で示すように導入される異物を含んだ燃料は、濾材保持部材7の上面部9の上面に供給され、該上面を水平に広がり、ケース2の内周面と濾過部材8の外周面との間の通路よりケース2下方の水溜室12に導入され、水溜室12で180度方向を変え、上方に向かい濾材6を通って濾過され、燃料排出通孔10より白抜きの矢印で示すように燃料流出管5を経て図示しないエンジンに送られる(特許文献1参照)。
ところで、燃料経路中の燃料には少量ではあるがエアが混入している。このエアは、燃燃料に混入されていたり、或いは一時的に分離したとしても短時間で再度燃料に混入すれば例えエンジンに送られても燃焼が不調になることはない。しかしながら、自動車等が傾斜したとき等に燃料経路中に燃料が流れない閉鎖空間が長時間形成されると、その閉鎖空間に分離したエアが多く溜まることが考えられる。仮に閉鎖空間ができ、その閉鎖空間に分離したエアが多く溜まると、溜まったエアは、自動車等の傾斜が回復し元の状態に戻ると一度に排出されてエンジンに送られることになる。するとエンジン不調を起こす恐れが生じる。
図8に示す従来のフィルタ1は、濾材保持部材7の水平な上面部9と濾材6の上面との間に空間13を設けている。濾材6は、渦巻状のものを用いる場合、出口側の直後の部位には燃料が流れるための空間部が不可欠となる。そのため、濾材6で濾過された燃料は濾材保持部材7の上面部9の底面に衝突したりして含まれるエアの一部が分離するが、自動車等の通常の運転時には空間13中に閉鎖空間が生じないので分離したエアは燃料とともに排出され再度燃料に混入したりして格別問題は生じない。
ところが、自動車等が傾斜してフィルタ1が図8の白抜きの矢印で示すように反時計方向に傾斜し、その傾斜状態が長時間続くと空間13中に閉鎖空間が生じ、その閉鎖空間に多くのエアが溜まる。そして、溜まったエアは、自動車等が元の状態に戻ると一度に排出されてエンジンに送られエンジン不調を起こす問題が生じた。
特願2005−308073
本願発明の目的は、濾材保持部材の上面部、或いはキャップの底面を、最上位置の燃料排出通孔から下方に向かって傾斜させ、濾材保持部材の上面部と濾材、或いはキャップの底面と濾材との間にエアが溜まる閉鎖空間が形成されないようにした燃料フィルタを提供することである。
上記目的を達成するため、本願発明は、以下のような構成を採用してなる。
請求項1に係る発明においては、ケースと、該ケース上方の開放部を閉蓋し、燃料流出口を有するキャップと、渦巻状からなる濾材と、該濾材の上方を保持する濾材保持部材と、該濾材保持部材の上面部に設けられ前記濾材で濾過された燃料を前記燃料流出口に導く燃料排出通孔とを有し、流入する燃料を前記濾材で濾過し、濾過した燃料を前記燃料排出通孔を経て前記燃料流出口より排出する燃料フィルタであって、前記濾材保持部材の上面部は、前記燃料排出通孔が最上位置にあり、且つ前記燃料排出通孔から下方に傾斜している構成。このような構成により、例え自動車等が長時間傾斜したとしても濾材保持部材の上面部と濾材との間に閉鎖空間が形成されないため、エアは滞留することなくエンジン側に流れる。
請求項2に係る発明においては、ケースと、該ケース上方の開放部を閉蓋し、燃料流出口とを有するキャップと、渦巻状からなる濾材とを有し、流入する燃料を前記濾材で濾過し、濾過した燃料を前記燃料流出口より排出する燃料フィルタであって、前記キャップで前記濾材を保持し、前記濾材の上面に対向する前記キャップの底面は、前記燃料流出口が最上位置にあり、且つ前記燃料流出口から下方に傾斜している構成。このような構成により、例え自動車等が傾斜したとしてもキャップの底面と濾材との間に閉鎖空間が形成されないため、エアは滞留することなくエンジン側に流れる。
請求項3に係る発明においては、請求項1または2に記載の発明において、前記燃料流出口は、前記キャップの中央に設ける構成。このような構成により、ケースとキャップとの取り付けに際し位置決め手段が不要になる。
請求項1に係る発明においては、濾材保持部材の上面部は、燃料排出通孔が最上位置にあり、且つ燃料排出通孔から下方に向かって傾斜する形態により、燃料フィルタ内に大量のエアが滞留し、そのエアが一度にエンジンに流れ、エンジン不調を引き起こす弊害を防止することができる。
請求項2に係る発明においては、キャップで渦巻状からなる濾材を保持し、濾材の上面に対向するキャップの底面を、燃料流出口を最上位置にし、且つ燃料流出口から下方に傾斜する形態により、燃料フィルタ内に大量のエアが滞留し、そのエアが一度にエンジンに流れ、エンジン不調を引き起こす弊害を防止することができる。
請求項3に係る発明においては、燃料流出口をキャップの中央に設けることにより、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、ケースとキャップとの取り付けに際し位置決め手段を不要にすることができるため、それだけ生産性を高めることができる。即ち、燃料流出口をキャップの中央に設けない従来例のようなものであると、ケースにキャップを取り付ける場合、燃料排出通孔に対向して燃料流出口を設けるためには何らかの位置決め手段が必要になるところ、燃料流出口をキャップの中央に設けることにより、ケースにキャップを取り付ける場合、燃料排出通孔は、燃料流出口に対向するようになるため位置決め手段が不要になり、それだけ生産性を高めることができる。
図1は燃料フィルタの断面図を示し、図2は図1のA−A線の断面図を示し、図3はその組み立て前の各部材の断面図を示す。本願発明の燃料フィルタは、自動車、建機、フォークリフト及び発電機等のどのような用途の燃料系に用いられるものでもよいが、以下においては、自動車用の燃料系に用いられるものについて説明する。
燃料フィルタ20は、外殻を形成するコップ状のケース30と、ケース30内に収納される濾過部材60と、ケース30の上方開放部を閉蓋するキャップ40と、ケース30とキャップ40とを一体化する締付部材50等からなる。
ケース30は、上方が開口された金属製の中空円筒部材であり、図3に示すようにその上端部には外方に突き出た径D1の水平なリング状の上段部31が形成され、該上段部31の下方には径D2の水平なリング状の中段部32が形成され、該中段部32の下方には径D3の水平なリング状の下段部33が形成される。
ケース30を金属製にすることにより、ケースの耐衝撃性が高まりその設置場所を例えば自動車の底部であって、タイヤによって跳ね上げられる石が当たるような位置に設けることができるようになる。なお、耐衝撃性に対して安全な場所が確保される場合は金属製に換えて樹脂製にしてもよい。
キャップ40は、金属製の円形部材であり、円形の本体部分41及びその外周のフランジ部分42からなる。本体部分41には、その略中央に燃料流入口43が上下方向に貫通して設けられ、更に中央より偏心した位置に燃料流出口44がやはり上下方向に貫通して設けられる。燃料流入口43及び燃料流出口44には、燃料流入管45及び燃料流出管46がそれぞれ嵌合されており、燃料流入管45を介して図示しない燃料タンク内の燃料が供給され、濾過された燃料は、燃料流出管46より図示しないエンジン側に排出される。
フランジ部分42は、ケース30の上段部31の径D1とほぼ同径であり、その外周面には締付部材50が螺合可能な雄ネジ47が形成され、その底部にはケース30の下段部33の径D3とほぼ同径な大きさの凹嵌部48が形成される。この凹嵌部48は、ケース30内に濾過部材60が挿入されると濾過部材60の上面に形成される空間となる。
前記締付部材50は、金属製或いは樹脂製の断面L字状部材であり、その内面には雌ネジ51が形成される。ケース30上方の開放部をキャップ40で閉蓋する際、まず、ケース30の上段部31の上面に、キャップ40のフランジ部分42の底面を載置する。次いで、締付部材50をケース30の下方より挿入し、その雌ネジ51をフランジ部分42の雄ネジ47に締付部材50の底部水平面が上段部31の底面に当接するまで螺合し、ケース30とキャップ40とを一体に固定する。
前記濾過部材60は、濾材61及び濾材保持部材62からなる。濾材61は、平坦な濾材と波状濾材とを貼り合わせたものを巻き付けて渦巻状にし燃料通路が上下方向になるように配置した円柱状部材であり、内部に形成される多数の通路に燃料を流すことにより燃料中に含まれる異物を捕捉する。その外径はケース30の内径D4より小さくされ、ケース30内に収納された際にはケース30の内周面と濾材61の外周面との間に燃料通路63を形成する。
濾材保持部材62は、一つの部材として一体形成される樹脂製部材であり、本体部64、つば部65及び連結部66からなる。本体部64は、底の浅い容器を逆にした下方開口の傘状部材であり、上面部64a及び保持部64bを有する。上面部64aは、キャップ40の燃料流出口44に対向する位置に燃料排出通孔67を配置し、該燃料排出通孔67を最上位置にするとともに、燃料排出通孔67から外方である保持部64b方向に向かって傾斜する形態にされている。
前記保持部64bは、上面部64aの外周端から垂下する筒状の部分であり、その内径は濾材61の外径とほぼ同径にされ、その内周面で濾材61の上部外周端を接着剤等で液密に保持する。保持部64bと濾材61とが一体化された後では、濾材61の上面と上面部64aとの間に上部空間68を形成する。
ケース30の開放部をキャップ40で閉蓋する際、本体部64の上面部64aに設けられる燃料排出通孔67は、キャップ40の燃料流出口44に対向して配置されるとともに、燃料排出通孔67の外周部にリング状の第1シール材69を設け、キャップ40の底面と濾材保持部材62の上面部64aとで第1シール材69を狭持することにより濾過されていない流入燃料が流出側へ漏れるのを防止する。
つば部65は、リング状の部分で、その外径はケース30の中段部32の内径D2より小さく、その内径はケース30の下段部33の内径D3とほぼ同じにされ、その底部は中段部32の上面に載置される。また、ケース30の開放部をキャップ40で閉蓋する際、ケース30の中段部32に、中段部32の内径D2より若干小さい外径を有するリング状の第2シール材70を載置し、次いで、第2シール材70の内側の中段部32に前記つば部65を載せ、締付部材50で締め付けることにより、キャップ40の底面と中段部32の上面とで第2シール材70を液密に狭持する。なお、第2シール材70とつば部65の載置の順序は逆であってもよい。
連結部66は、保持部64bの上部外周面とつば部65の内周面とを連結する部材であり、放射状に且つ等間隔に6箇所設けられるとともに、各連結部66間には、ほぼ同形で円弧状の6個の切欠部71が等間隔に設けられ、この切欠部71を介して燃料を上方から下方の燃料通路63に流下する。
また、連結部66の下方には、連結部66と略同形の6個のリブ72が放射状に設けられる。これらリブ72の対向する2つの外径はケース30の下段部33の内径D3より若干小さくされており、濾過部材60をケース30内に収納する際、これらリブ72はケース30の下段部33部分の内周面に沿って濾過部材60をガイドし、収納後、濾材61とケース30との軸心、更には燃料流出口44と燃料排出通孔67との軸心を一致させる機能を有する。
濾過部材60をケース30内に収納後は、濾材保持部材62の上面とキャップ40の凹嵌部48の底面との間に上部室73を形成する。また、ケース30の径D4の部分の内面と濾材61の外周面との間には、燃料通路63が形成され、上部室73に供給される燃料は、保持部64bとつば部65との間に形成される切欠部71及び燃料通路63より流下する。
本実施例の場合、燃料流出口44が中央より偏心した位置に設けられており、燃料流出口44と燃料排出通孔67とが対向する位置になるようにするためには、濾過部材60をケース30内に収納する際の位置決め、及びケース30にキャップ40を取り付ける際の位置決めがそれぞれ必要になる。
図2に濾過部材60をケース30内に収納する際の位置決め手段の一例を示す。その位置決め手段は、複数のリブ72を有する濾材保持部材62の保持部64bの外周に2個の位置決め突起74、74を若干の間隔を有して設けるとともに、ケース30の内周面に2個の位置決め突起74、74内に挿入可能な膨出部75を設け、2個の位置決め突起74、74内に膨出部75を挿入することにより両者の取り付けを行なうものである。そして、ケース30にキャップ40を取り付ける際の位置決め手段は、例えば、ケース2に設けた印にキャップ3に設けた印を合わせて両部材を取り付けるものを用いることができる。いずれにしても、燃料流出口44と燃料排出通孔67とが対向する位置になるようにするためには、これらの位置決め手段を利用して両部材を取り付ける必要がある。
燃料の流れ等について説明する。燃料流入管45より黒塗りの矢印で示すように導入する燃料は、燃料流入口43より上部室73に至り、上部室73で360度の方向に広がり、黒塗りの矢印で示すように切欠部71よりケース30の内周面と濾材61の外周面との間の燃料通路63を流下後、白抜きの矢印で示すように上動し、濾材61内を通過し含まれる異物が除去される。
濾材61で異物が除去された燃料は、濾材61上方の上部空間68に至り、燃料排出通孔67、燃料流出口44及び燃料流出管46を経て白抜きの矢印で示すように排出される。ところで、濾材61上方の上部空間68に至った燃料は、上面部64aに当たり一部のエアは分離することもあるが、上面部64aは燃料排出通孔67に向かって上方に傾斜しているため分離したエアは、燃料とともに燃料排出通孔67に流れ再度燃料に混入したりし、例えエンジンまで至ったとしてもエンジン不調を起こすことはない。即ち、上面部64aは燃料排出通孔67に向かって上方に傾斜しており、例え自動車等が傾斜したとしても濾材61の上方に閉鎖空間ができにくいため、分離したエアが大量に溜まり、溜まったエアが一度にエンジンに流れてエンジン不調等を起こすという弊害がなくなる。
図4は本願発明の燃料フィルタの第2の実施例を示す断面図である。実施例1との相違は、キャップ40に設ける燃料流出口44と濾材保持部材62に設ける燃料排出通孔67とをキャップ40の中央に設ける点である。なお、実施例1と共通する部分については同じ符号で示し特に構成が変わったキャップ40及び濾過部材60について説明し、ケース30等の他の説明は省略する。
キャップ40は、金属製の円形部材であり、円形の本体部分41及びその外周のフランジ部分42からなる。本体部分41には、その中央から偏心した位置に燃料流入口43が上下方向に貫通して設けられ、更に中央に燃料流出口44がやはり上下方向に貫通して設けられる。燃料流入口43及び燃料流出口44には、燃料流入管45及び燃料流出管46がそれぞれ嵌合されており、燃料流入管45を介して図示しない燃料タンク内の燃料が供給され、濾過された燃料は、燃料流出管46を介して図示しないエンジン側に排出される。なお、フランジ部分42は、実施例1と同じである。
前記濾過部材60は、濾材61及び濾材保持部材62からなる。濾材61は、平坦な濾材と波状濾材とを貼り合わせたものを巻き付けて渦巻状にしたものでやはり実施例1と同じである。
濾材保持部材62は、一つの部材として一体形成される樹脂製部材であり、本体部64、つば部65及び連結部66からなる。本体部64は、底の浅い容器を逆にした下方開口の傘状部材であり、上面部64a及び保持部64bを有する。上面部64aは、キャップ40の燃料流出口44に対向する位置、即ち本体部64の中央に燃料排出通孔67を設け、該燃料排出通孔67を最上位置にするとともに、燃料排出通孔67から外方である保持部64b方向に向かって傾斜する左右対称の形態にされている。なお、保持部64b、つば部65、第1シール材69及び第2シール材70は、実施例1と同じである。
本実施例の場合は、燃料流出口44及び燃料排出通孔67は、ともに中央に設けられるため、濾過部材60をケース30内に収納する際、及びケース30にキャップ40を取り付ける際に位置決め手段が不要になる。そのためそれだけ組立が容易になるとともに、生産コストも低減する。 なお、この実施例の場合、ケース30、キャップ40及び濾過部材60はともに円形として説明したが、各部材の形状は、正多角形であっても楕円等であってもよい。
この実施例のものにおいても、上面部64aは、燃料排出通孔67に向かって上方に傾斜しており、例え自動車等が傾斜したとしても濾材の上方に閉鎖空間ができにくいため、分離したエアが大量に溜まり、溜まったエアが一度にエンジンに流れてエンジン不調を起こすという弊害がなくなる。それとともに、上記したように各部材を取り付ける際の位置決め手段が不要になる。
図5は本願発明の燃料フィルタの第3の実施例を示す断面図である。実施例1及び実施例2との相違は、濾材保持部材62をなくし、濾材保持部材62に設ける傾斜面をキャップ40の底部に直に設ける点である。なお、実施例1と共通する部分については同じ符号で示し部材によっては詳細な説明は省略する。
ケース30は、上方が開口された金属製の中空円筒部材であり、実施例1と同様に上段部31、中段部32及び下段部33を有し、下段部33は、一部の側部が幅広くされ、燃料が燃料通路63に流れ込むための流入通孔80を形成している。
濾材61は、平坦な濾材と波状濾材とを貼り合わせたものを巻き付けて渦巻状にしたものでやはり実施例1と同じである。なお、実施例1のような濾材保持部材62を用いず、濾材61は、キャップ40に直接保持される。
キャップ40は、金属製の円形部材であり、円形の本体部分41、その外周のフランジ部分42及び本体部分41の下方に垂下する筒状部81からなる。本体部分41には、その中央から偏心した位置に燃料流入口43が上下方向に貫通して設けられ、更に中央に燃料流出口44がやはり上下方向に貫通して設けられる。燃料流入口43及び燃料流出口44には、燃料流入管45及び燃料流出管46がそれぞれ嵌合されており、燃料流入管45を介して図示しない燃料タンク内の燃料が供給され、濾過された燃料は、燃料流出管46を介して排出される。
燃料流入口43は、ケース30の側部に形成される流入通孔80に連通されており、燃料流入口43より導入する燃料は、流入通孔80よりケース30と濾材61との間の燃料通路63より流下する。
フランジ部分42は、ケース30の上段部31の径D1とほぼ同径であり、その外周面には締付部材50が螺合可能な雄ネジ47が形成される。本体部分41の下方にされる筒状部81は、その内周面で濾材61を保持する。このような保持形態とすることにより濾材保持部材62が不要になる。また、この筒状部81の上部面、即ち、本体部分41の底面は、燃料流出口44を最上位置にするとともに、この燃料流出口44から下方且つ左右対称に傾斜した傾斜面82が形成されている。そして、この傾斜面82と濾材61の上面との間には、上部室73が形成される。なお、締付部材50は、実施例1のものと同じである。
ケース30の開放部をキャップ40で閉蓋する際、ケース30の中段部32に、中段部32の内径D2より若干小さい外径を有するリング状の第2シール材70を載置し、締付部材50で締め付けることにより、キャップ40の底面と中段部32の上面とで第2シール材70を液密に狭持する。
燃料の流れ等について説明する。燃料流入管45より黒塗りの矢印で示すように導入する燃料は、燃料流入口43より流入通孔80に至り、ケース30の内周面と濾材61の外周面との間の燃料通路63を流下後、白抜きの矢印で示すように上動し、濾材61内を通過し含まれる異物が除去される。
この実施例のものにおいても、キャップ40の底部は、燃料流出口44に向かって上方に傾斜した傾斜面82となっており、例え自動車等が傾斜したとしても濾材の上方に閉鎖空間ができにくいため、分離したエアが大量に溜まり、溜まったエアが一度にエンジンに流れてエンジン不調を起こすという弊害がなくなる。
なお、図6に図5の変形例を示す。この例のものは、燃料流入口43をケース30の底面に設けるものである。このような形態にすることにより燃料流入口43の取り付けの自由度が高まるとともに、その取り付けが容易になる。
図7は本願発明の燃料フィルタの第4の実施例を示す断面図である。実施例1との相違は、実施例1のものは、燃料がケース内周面と濾過部材の外周面との間から流入するサイドフロー式であるのに対し、この実施例のものは、燃料が濾過部材の中央から流入するセンターフロー式である点である。なお、実施例1と共通する部分については同じ符号で示し特に構成が変わった濾過部材等について説明し、他の説明は省略する。
キャップ40は、実施例1と同じであり、本体部分41の中央に燃料流入口43が上下方向に貫通して設けられ、更に中央から偏心した位置に燃料流出口44が上下方向に貫通して設けられる。燃料流入口43及び燃料流出口44には、燃料流入管45及び燃料流出管46がそれぞれ嵌合されている。
前記濾過部材60は、濾材61及び濾材保持部材62からなる。濾材61は、平坦な濾材と波状濾材とを貼り合わせたものを巻き付けて渦巻状にしたもので、その中央には濾材61を上下に貫通する燃料流入パイプ92が設けられる。
濾材保持部材62は、一つの部材として一体形成される樹脂製部材であり、上面部64a及び保持部64bを有する。上面部64aは、キャップ40の燃料流出口44に対向する位置に燃料排出通孔67を配置し、該燃料排出通孔67を最上位置にするとともに、燃料排出通孔67から外方である保持部64b方向に向かって傾斜する形態にされている。そして、上面部64aの上面には、燃料排出通孔67を包囲して第1シール材69が設けられる。なお、ケース30にキャップ40を取り付ける際、実施例1と同じ位置に実施例1と同じ第2シール材70が取り付けられる。
また。上面部64aの中央には、燃料流入通孔90が設けられ、さらにこの燃料流入通孔90の上面には、燃料流入通孔90を包囲して第3シール材91が設けられるとともに、燃料流入通孔90の下面には、濾材61の中央を上下に貫通する前記燃料流入パイプ92の上端部が取り付けられる。
前記保持部64bは、上面部64aの外周端から下方に垂下する筒状の部分であり、その内周面で濾材61の上方外周面を接着剤等で保持する。また、保持部64bの外周面には、第4シール材93が取り付けられ、濾過部材60をケース30内に収納する際、ケース30の内周面に当接する。濾過部材60をケース30内に収納すると保持部64bの下端部は、ケース30の下段部33の上面に当接し、その下段部33で濾過部材60は支持される。
燃料の流れ等について説明する。燃料流入管45より黒塗りの矢印で示すように導入する燃料は、燃料流入口43より燃料流入通孔90に至り、燃料流入パイプ92を介して黒塗りの矢印で示すように流下後、白抜きの矢印で示すように上動し、濾材61内を通過し含まれる異物が除去される。異物が除去された燃料は、濾材61上方の上部空間68に至り、燃料排出通孔67、燃料流出口44及び燃料流出管46を経て白抜きの矢印で示すように排出される。
この実施例のものにおいても、上面部64aは、燃料排出通孔67に向かって上方に傾斜しており、例え自動車等が傾斜したとしても濾材の上方に閉鎖空間ができにくいため、分離したエアが大量に溜まり、溜まったエアが一度にエンジンに流れてエンジン不調を起こすという弊害がなくなる。
本願発明の燃料フィルタの断面図 図1のA−A線の断面図 本願発明の燃料フィルタを分解した各部品の断面図 本願発明の他の燃料フィルタの断面図 本願発明の更に他の燃料フィルタの断面図 本願発明の更に他の燃料フィルタの断面図 本願発明の更に他の燃料フィルタの断面図 従来の燃料フィルタの断面図
符号の説明
20…燃料フィルタ 30…ケース
31…上段部 32…中段部
33…下段部 40…キャップ
41…本体部分 42…フランジ部分
43…燃料流入口 44…燃料流出口
45…燃料流入管 46…燃料流出管
47…雄ネジ 48…凹嵌部
50…締付部材 51…雌ネジ
60…濾過部材 61…濾材
62…濾材保持部材 63…燃料通路
64…本体部 64a…上面部
64b…保持部 65…つば部
66…連結部 67…燃料排出通孔
68…上部空間 69…第1シール材
70…第2シール材 71…切欠部
72…リブ 73…上部室
74…位置決め突起 75…膨出部
80…流入通孔 81…筒状部
82…傾斜面 90…燃料流入通孔
91…第3シール材 92…燃料流入パイプ
93…第4シール材

Claims (3)

  1. ケースと、該ケース上方の開放部を閉蓋し、燃料流出口を有するキャップと、渦巻状からなる濾材と、該濾材の上方を保持する濾材保持部材と、該濾材保持部材の上面部に設けられ前記濾材で濾過された燃料を前記燃料流出口に導く燃料排出通孔とを有し、流入する燃料を前記濾材で濾過し、濾過した燃料を前記燃料排出通孔を経て前記燃料流出口より排出する燃料フィルタであって、前記濾材保持部材の上面部は、前記燃料排出通孔が最上位置にあり、且つ前記燃料排出通孔から下方に傾斜していることを特徴とする燃料フィルタ。
  2. ケースと、該ケース上方の開放部を閉蓋し、燃料流出口とを有するキャップと、渦巻状からなる濾材とを有し、流入する燃料を前記濾材で濾過し、濾過した燃料を前記燃料流出口より排出する燃料フィルタであって、前記キャップで前記濾材を保持し、前記濾材の上面に対向する前記キャップの底面は、前記燃料流出口が最上位置にあり、且つ前記燃料流出口から下方に傾斜していることを特徴とする燃料フィルタ。
  3. 前記燃料流出口は、前記キャップの中央に設けることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料フィルタ。
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