JP2008148566A - ヒト破骨細胞形成抑制活性を有する新規のペプチド - Google Patents

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【課題】ヒト破骨細胞形成抑制活性を有する新規のペプチドの提供及び、当該ペプチドを含むヒト破骨細胞形成抑制組成物の提供を課題とする。
【解決手段】ヒト滑膜組織からヒト破骨細胞形成抑制活性を有する新規のペプチドを見出し、当該ペプチドを含む破骨細胞形成抑制組成物を得た。
【選択図】なし

Description

本発明はヒト破骨細胞形成抑制活性を有する新規のペプチドに関する。詳しくは、Gly−Gln−Asp(以下、GQNとする)からなるアミノ酸配列を含むヒト破骨細胞形成抑制活性を有するペプチドに関する。さらに、このペプチドを含む破骨細胞形成抑制組成物に関する。
骨代謝の異常を伴う疾患として、骨粗鬆症、関節リウマチ、高カルシウム血症、変形性関節炎等が知られている。このうち、骨粗鬆症、関節リウマチ等は、破骨細胞による骨吸収が骨芽細胞による骨形成を上回ることにより発生する疾患である。このような疾患は、骨形成を促進すること、又は破骨細胞の骨吸収活性等の機能を抑制することにより改善されると考えられる。
骨代謝に関するホルモン、サイトカイン等として、様々な物質が知られている。例えば、インターフェロン−gamma、インターロイキン−4、顆粒球マクロファージ刺激因子が破骨細胞の分化・活性化を抑制し、骨吸収を抑制するサイトカインとして報告されている。またカルシトニンは破骨細胞の分化・活性化を抑制し、骨吸収を抑制するホルモンとして報告されている。
これらは、骨代謝改善剤として利用されており、例えばカルシトニンは、骨粗鬆症の治療薬、疼痛軽減薬として市販されている。又、活性型ビタミンD3、カルシトニン及びその誘導体、エストラジオール等のホルモン製剤、イプリフラボン又はカルシウム製剤等が、骨に関わる疾患の治療及び治療期間の短縮を図る医薬品として、臨床で使用されている。
しかし、これらを用いた治療法はその効果並びに治療結果において必ずしも満足できるものではなく、より安全かつ有効性の高い新しい治療薬の開発が期待されている(例えば、特許文献1、参照)。
近年、破骨細胞形成において、RANKL及びNFATc1分子が転写因子として必須であることが確認されている(例えば、非特許文献1、2参照)。本発明では、これらのRANKLシグナルやNFATc1分子を標的として、破骨細胞形成抑制活性を有する物質を得ることを目的としている。そして、これらの転写因子を特異的に制御することで骨粗鬆症や関節リウマチ等の治療に有効な破骨細胞形成抑制組成物を得ることを目的としている。
特開平11−332581号公報 Science, vol285, 1999, p.2129−2133. The Journal of Clinical Investigation, vol114, No.1, 2004, p.475−484.
本発明はヒト破骨細胞形成抑制活性を有する新規のペプチドを得ることを課題とする。さらに、当該ペプチドを含むヒト破骨細胞形成抑制組成物を得ることを課題とする。
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、ヒト滑膜組織からヒト破骨細胞形成抑制活性を有する新規のペプチドを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明で見出された新規のペプチドは、破骨細胞形成において必須の転写因子である、RANKL又はNFATc1分子の存在下において、いずれにおいても破骨細胞形成抑制活性を有することから、これらの転写因子の活性を制御して、破骨細胞の形成を抑制していることが示唆された。これより、本発明のペプチドを含む破骨細胞形成抑制組成物は、RANKLシグナルやNFATc1分子を標的として、特異的に制御することが可能であり、骨粗鬆症や関節リウマチ等の治療に有効な組成物となり得ることが示唆された。
すなわち、本発明は次の(1)〜(7)に記載のペプチド、組成物等に関する。
(1) ヒト破骨細胞形成抑制活性を有するGly−Gln−Asp(GQN)からなるアミノ酸配列を含むペプチド。
(2) TCTA遺伝子タンパク質由来である上記(1)に記載のペプチド。
(3) 配列表配列番号1及び7〜10のいずれかに示される上記(1)又は(2)に記載のペプチド。
(4) N末端にGQNからなるアミノ酸配列を含む上記(1)〜(3)のいずれかに記載のペプチド。
(5) 上記(3)に記載のペプチドをコードする配列表配列番号2および12〜15のいずれかに示される塩基配列。
(6) 上記(1)〜(4)のいずれかに記載のペプチドを含むヒト破骨細胞形成抑制組成物。
(7) 上記(6)に記載の破骨細胞形成抑制組成物を用いる、骨粗鬆症又は関節リウマチの治療方法。
本発明の破骨細胞形成抑制活性を有する新規のペプチドを用いることにより、RANKLシグナルやNFATc1分子を標的として、特異的に制御することが可能となる。これにより、破骨細胞形成を抑制することで、骨粗鬆症や関節リウマチ等の治療に用いることができる。
本発明のペプチドが有する「ヒト破骨細胞形成抑制活性」とは、破骨細胞へのRANKLやNFATc1分子等の、破骨細胞分化に関わる転写因子の活性を抑制することで、破骨細胞の形成を抑制することをいう。
本発明のペプチドはヒト破骨細胞形成抑制活性を有するペプチドであって、GQNからなるアミノ酸配列を含むペプチドであればいずれのものでも該当する。単にGQNからなるペプチドであっても良い。
GQNからなるアミノ酸配列を含むペプチドとしては、TCTA遺伝子タンパク質由来の場合が挙げられ、N末端にGQNからなるアミノ酸配列を含むことが好ましい。このようなペプチドとして、例えば、配列表配列番号1及び7〜10に該当するペプチドが好ましく、特に、配列表配列番号7に記載のペプチドはヒト破骨細胞形成抑制活性が高いため、好ましい。
本発明のヒト破骨細胞形成抑制組成物は、ヒト破骨細胞形成抑制活性を有するペプチドであって、GQNからなるアミノ酸配列を含むペプチドを含んでいればいずれの組成物も含むことができる。ペプチド以外に、ペプチドのヒト破骨細胞形成抑制活性を保持できる物質であれば、組成物を形成するための成分等を含むこともできる。
本発明のヒト破骨細胞形成抑制組成物は、ヒト破骨細胞形成を抑制することにより、生物学的製剤として、骨粗鬆症や関節リウマチ等の治療に用いることができる。本発明のヒト破骨細胞形成抑制組成物を、生物学的製剤としてヒトに投与する場合には、組成物を含む注射液を作成し、皮下に注射することで全身投与する方法や、疾患部位への輸送能を有する物質と組み合わせることで、ドラックデリバリーシステムによって遺伝子投与する方法等を用いることができる。
以下、本発明の詳細を実施例等で説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
1.精製タンパク質の調整
インフォームドコンセントの後、人工膝関節置換術を施術した20人の関節リウマチ(RA: rheumatoid arthritis)患者から滑膜組織を得た。株式会社東レ リサーチセンターにより、この滑膜組織からゲルろ過、イオン交換クロマトグラフィー、逆相クロマトグラフィー及びマススペクトルにより精製タンパク質を得た。これらの精製タンパク質について、ヒト破骨細胞形成におけるタンパク質の抑制活性を評価した。
2.破骨細胞形成抑制活性の評価
インフォームドコンセントの後、5人の健康なボランティアから1000U/mlへパリン(保存剤フリー)を含むシリンジにヒト抹消血を集めた。Histopaque1077(シグマ社)による密度勾配によって、PBMCを単離した後、洗浄し、10%FBSを添加したα−MEM培地(GIBOCO社製)に1.3×106cells/mLとなるように懸濁した。
このPBMC細胞を5×105cells/0.3mL/wellとなるように、48ウェルプレートに入れ、M−CSF(Yoshitomi Pharmaceutica製)100ng/mL存在下で3日間培養した。プレートに付着していない細胞を除き、付着しているPMBC細胞に上記1で得た精製タンパク質(10μg/mL)を添加して、ヒト可溶化RANKL(以下、ヒトsRANKLと略することがある)(Pepro Tech ECLtd)100ng/mL存在下で培養した。10日間培養後、破骨細胞を形成している細胞の数を数えた(n=4)。
その結果、上記1で得られた精製蛋白質のうち、N末端にGQNからなるアミノ酸配列を含む1000Daよりも小さい蛋白質が、ヒト破骨細胞形成抑制活性を有することが確認された。
3.合成ペプチドGQNにおける破骨細胞形成抑制活性の評価
本発明者らは合成ペプチドGQNを調製した。
上記2と同様の評価方法を用いて、精製タンパク質の替わりに合成ペプチドGQNを0、0.3、3.0、30.0μMとなるようにそれぞれ加えることにより、合成ペプチドGQNの破骨細胞形成抑制活性を調べた。合成ペプチドは株式会社東レ リサーチセンターに合成を委託したものを用いた。その結果、図1に示すように、sRANKLのみを加えた場合と比較して、合成ペプチドGQNも添加した場合には、破骨細胞数が減少することが確認された。また、合成ペプチドGQNの添加濃度に依存して、破骨細胞数が減少することが示された。これにより、合成ペプチドGQNは濃度依存的に破骨細胞形成抑制活性を有することが示唆された。
GQNを含むペプチドの調整及び抑制活性の評価(1)
FASTAを用いてGQNを含むペプチドをサーチしたところ、TCTA(T−cell leukemia translocation associated)遺伝子タンパク質由来のペプチド(配列表配列番号1:GQNGST)と、CDW52(CAMPATH−1)抗原由来のペプチド(配列表配列番号3〜6:SGQN、GQNDT、GQNDTSQT及びGQNDTSQTSSPSA)を得た。配列表配列番号1のペプチドをコードする塩基配列は配列表配列番号2に示した。
上記、実施例1、2.と同様の評価方法を用いて、これらのペプチドの破骨細胞形成抑制活性を調べたところ、TCTA遺伝子タンパク質由来のペプチドはヒト破骨細胞形成を抑制したが、CDW52抗原由来のペプチドはいずれも抑制しなかった。
GQNを含むペプチドの調整及び抑制活性の評価(2)
TCTA遺伝子タンパク質のシークエンスにより、表1に記載のペプチドA〜D(配列表配列番号7〜11)を得た。これらのうちペプチドA〜Cをコードする塩基配列を配列表配列番号12〜15に示した。
図2に示すように、ペプチドA〜DはいずれもTCTA遺伝子におけるヒト及びマウスの共通配列(図2、■ 部分)の一部又は全部を有していた。このうち、ペプチドB及びCのアミノ酸配列はマウスのTCTA遺伝子を完全に含んでおり、ペプチドDは、ヒト細胞外ドメインを全て含んでいた。
上記、実施例1、2.と同様の評価方法を用いて、これらのペプチドA〜Dの抑制活性を調べたところ、ペプチドAは上記実施例1及び2で得たペプチド(GQN、GQNGST)より強くヒト破骨細胞形成を抑制した。図3に示すように、ペプチドAを160nM以上添加したところ、破骨細胞数が著しく減少した。また、図4に示すように、160nM以上添加した場合に破骨細胞の形成が著しく少なくなっていた。このことよりペプチドAのIC50レベルは160nMであることが示された。また、ペプチドB及びCはペプチドAの半分程度という弱い活性ではあったが、ヒト破骨細胞形成を抑制した。一方、ペプチドDは全く抑制しなかった。
これらのペプチドについて、マウス骨髄細胞を用いてマウス破骨細胞形成の抑制活性も評価した。評価にあたり、ddYマウスの脛骨から採取した骨髄細胞にM−CSF(5μg/mL)を加え、24時間培養し、浮遊細胞を回収した。その後、細胞数を1.5X105 cell/wellとなるように48ウェルプレートに入れ、ペプチドをそれぞれ320、32、3.2、0.32 ng/mL添加し、2時間後さらにM−CSF(50ng/mL)およびヒトsRANKL(20 ng/ml または100ng/ml)を加えて培養した。4日後にTRAP染色により破骨細胞数を測定したところ、いずれも抑制活性を示さなかった。これらの結果を表1にまとめた。
NFATc1タンパクの発現の抑制を介する、ペプチドAの破骨細胞形成抑制活性
破骨細胞におけるNFATc1タンパクの発現を免疫染色法にて検討したところ図5に示すように、ペプチドAを160nM以上添加した場合に破骨細胞形成抑制とともにNFATc1の発現も減少した。
NFATc1のmRNA量の定量
ペプチドA添加によるNFATc1タンパクの発現の抑制を、RT−PCR法によってmRNA量を定量することにより調べた。その結果、ペプチドA 160nM添加からNFATc1のmRNA量の減少が認められ、320nM添加でmRNA量が88%に減少した。これより、ペプチドAの用量依存的に、NFATc1のmRNA量が減少することが示された。
成熟した破骨細胞におけるペプチドAの骨吸収抑制作用
ヒトPBMC細胞を実施例1と同様に調節し、破骨細胞を形成した。形成された成熟した破骨細胞をトリプシンとEDTAを添加して剥離し、細胞数を2.5X103/wellとなるように調節した後、ハイドロキシアパタイトが底面に付着している骨吸収測定用細胞培養プレートOsteologic(商品名)に添加し2週間培養した。培養後、吸収窩を調べたところ、図6、図7に示すように濃度依存的に骨吸収が減少することが示された。図7では、縦軸に1ウェルあたりの吸収窩の数を示し、平均とSDを示した(n=4、asterisk:P<0.05)。
本発明のペプチドは、RANKLシグナルやNFATc1分子を標的として、特異的に制御することができる。このペプチドを含む組成物は、破骨細胞形成抑制組成物として、骨粗鬆症や関節リウマチ等の治療に用いることができる。
ペプチド(GQN)の破骨細胞形成抑制活性を示した図である(実施例1)。 TCTAタンパク質の構造と、ペプチドA〜Dのシークエンスを示した図である(実施例3)。 ペプチドAの破骨細胞形成抑制活性を示した図である(実施例3)。 ペプチドAの破骨細胞形成抑制活性を示した図である(実施例3)。 ペプチドAの破骨細胞形成抑制活性を示した図である(実施例4)。 成熟した破骨細胞におけるペプチドAの骨吸収抑制作用を示した図である(実施例6)。 成熟した破骨細胞におけるペプチドAの骨吸収抑制作用を示した図である(実施例6)。

Claims (7)

  1. ヒト破骨細胞形成抑制活性を有するGly−Gln−Asp(GQN)からなるアミノ酸配列を含むペプチド。
  2. TCTA遺伝子タンパク質由来である請求項1に記載のペプチド。
  3. 配列表配列番号1及び7〜10のいずれかに示される請求項1又は2に記載のペプチド。
  4. N末端にGQNからなるアミノ酸配列を含む請求項1〜3のいずれかに記載のペプチド。
  5. 請求項3に記載のペプチドをコードする配列表配列番号2および12〜15のいずれかに示される塩基配列。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載のペプチドを含むヒト破骨細胞形成抑制組成物。
  7. 請求項6に記載の破骨細胞形成抑制組成物を用いる、骨粗鬆症又は関節リウマチの治療方法。
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