JP2008147939A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】中断後にコンテンツの再生を再開する場合にユーザの必要性が高い場合にあらすじが再生されるようにし、これによりコンテンツ再生の利便性をさらに高める。
【解決手段】再生が中断されたコンテンツデータの再生を再開する際に、あらすじ再生範囲モジュール234において、コンテンツデータの過去における再生実績(例えば再生回数)がしきい値未満であるか否か、コンテンツデータの中断後の経過時間がしきい値以上であるか否か、嗜好度がしきい値未満であるか否か、一定時間内にユーザに行動を起こさせるイベント情報がスケジュールデータに登録されているか否か、コンテンツデータの再生済時間長がしきい値以上か否かをそれぞれ判定し、これらの条件を満たす場合にのみコンテンツの再生に先立ちあらすじデータを再生するようにしたものである。
【選択図】 図2

Description

この発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末に係わり、特に映像や書籍コンテンツの再生機能を備えた携帯端末に関する。
近年、携帯電話機やPDA等に代表される携帯端末は、通話やメールの送受信機能に加えて音楽や映像、書籍等のコンテンツの再生機能を備えたものが多くなっている。従来では数分程度の比較的短いコンテンツを再生するものが一般的であるが、最近では電池容量の増大やコーデックの高性能化、ストレージデバイスの大容量化に伴い、数十分のコンテンツを再生することを目標に端末の開発が進められている。
ところで、携帯端末における映像コンテンツ等の再生は、休憩時間や車両での移動時間を利用して行われることが多く、また再生中に通話やメールの着信が発生することがあるため、コンテンツの再生が途中で中断されることが多い。コンテンツの再生が中断されると、当該コンテンツの再生を再開する場合に、中断される前の内容をユーザが覚えていないことも考えられる。
そこで、例えばコンテンツをある単位に分割してこれらの単位ごとにあらすじを予め作成しこれを記憶しておく。そして、コンテンツの再生を再開する際に、中断される前の内容を含む単位のあらすじを読み出して再生し、その後に上記中断位置以降の内容を再生できるようにする技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2005−025797号公報
しかしながら、休憩又は移動時間が短い場合や頻繁に着信が発生するような場合には、コンテンツの再生が度々中断されてコンテンツが細切れされやすい。このような場合、コンテンツの再生を再開するごとにその都度あらすじを再生すると、ユーザにとってはかえって煩わしく感じることがあり、改善が要望されていた。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、中断後にコンテンツの再生を再開する場合にユーザの必要性が高い場合にあらすじが再生されるようにし、これによりコンテンツ再生の利便性をさらに高めた携帯端末を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一つの観点は、内容が連続するコンテンツデータが記憶される記憶ユニットと、この記憶ユニットに記憶されたコンテンツデータを再生する再生ユニットと、上記記憶ユニット及び再生ユニットに接続される制御手段とを具備する携帯端末にあって、上記制御ユニットにより次のような制御を実行するようにしたものである。すなわち、再生が中断されたコンテンツデータに対する再生再開要求が発生した場合に、あらすじを再生すべきか否かを予め定められたあらすじ再生条件をもとに判定する。そして、あらすじを再生すべきと判定された場合に、上記コンテンツデータの中断位置以前の内容に対応するあらすじデータを上記再生ユニットに再生させたのち上記コンテンツデータを上記中断位置から上記再生ユニットに再生させる。
したがって、再生が中断されたコンテンツデータの再生を再開する際に、予め定められたあらすじ再生条件を満足する場合にあらすじデータが再生される。このため、ユーザがあらすじの再生を必要としていると想定される場合にあらすじを再生することが可能となり、ユーザはあらすじの再生を必要としていない場合に煩わしさを感じずに済む。
すなわち、この発明によれば、中断後にコンテンツの再生を再開する場合にユーザの必要性が高い場合にあらすじが再生されるようになり、これによりコンテンツ再生の利便性をさらに高めた携帯端末を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる携帯端末の全体構成を示すブロック図である。この携帯端末は、無線ユニット1と、ベースハンドユニット2と、ユーザインタフェースユニット3と、記憶ユニット4と、電源ユニット5を具備する。
無線ユニット1では、その受信系において、図示しない基地局から送信された無線信号をアンテナ11により受信したのちアンテナ共用器(DUP)12を介して受信回路(RX)13に導き、この受信回路13でシンセサイザ(SYN)14により生成される受信局部発振信号とミキシングして受信ベースバンド信号に変換する処理が行われる。
ベースバンドユニット2は、CDMA(Code Division Multiple Access)信号処理ユニット21と、符号復号処理ユニット(以後コーデックと称する)22と、制御ユニット23とを備える。CDMA信号処理ユニット21はRAKE受信機を備える。RAKE受信機では、上記受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれ拡散符号により逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号が位相を合わされたのち合成される。この結果、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。
コーデック22は、上記CDMA信号処理ユニット21により得られた受信パケットデータを多重分離処理によりメディアごとに分離する。そして、この分離されたメディアデータごとに復号処理を行う。例えば受信パケットデータにオーディオデータが含まれていれば、このオーディオデータをスピーチデコーダにより復号する。また受信パケットデータにビデオデータが含まれていれば、このビデオデータをビデオデコーダにより復号する。さらに、メール等のテキストデータ或いはコンテンツのダウンロードデータが含まれている場合には、誤り訂正復号処理のみが行われる。
上記スピーチデコーダにより得られたディジタルオーディオ信号は、コーデック22内に設けられたPCM(Pulse Code Modulation)デコーダによりPCM復号されてアナログオーディオ信号に変換される。このアナログオーディオ信号は、図示しない受話増幅器により増幅されたのちユーザインタフェースユニット3のスピーカ31から音として出力される。一方、ディジタルビデオ信号はコーデック22から制御ユニット23に入力される。また、メール等のテキストデータやコンテンツ等のダウンロードデータも制御ユニット23に入力される。制御ユニット23は、上記コーデック22から出力されたディジタルビデオ信号を、ビデオRAM(Random Access Memory)を使用してユーザインタフェースユニット3のディスプレイ33に表示する。また、メール等のテキストデータやコンテンツ等のダウンロードデータについては、記憶ユニット4に記憶させる。
一方、通話モードにおいてユーザインタフェースユニット3のマイクロホン32に入力された話者の音声信号は、図示しない送話増幅器により適正レベルまで増幅されたのち、ベースバンドユニット2のコーデック22に入力される。コーデック22は、上記入力された音声信号をPCMエンコーダでPCM符号化してディジタルオーディオ信号に変換したのち、スピーチエンコーダでデータ量を圧縮するための符号化を行う。また、図示しないカメラにより撮像されたビデオ信号は、制御ユニット23を介してコーデック22に入力される。コーデック22は、上記入力されたビデオ信号をビデオエンコーダでデータ量を圧縮するための符号化を行う。なお、制御ユニット23において作成されたメール等のテキストデータも、制御ユニット23からコーデック22に入力される。
コーデック22は、上記スピーチエンコーダにより符号化されたオーディオデータと、ビデオエンコーダにより符号化されたビデオデータと、メール等のテキストデータを多重分離部で所定の伝送フォーマットに従いパケット化して送信パケットデータを生成し、この送信パケットデータをCDMA信号処理ユニット21へ出力する。
CDMA信号処理ユニット21は、上記コーデック22から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施す。そして、その出力信号を無線ユニット1の送信回路(TX)15へ出力する。送信回路15は、上記スペクトラム拡散された信号を例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式等のディジタル変調方式を使用して変調する。そして、この変調処理により生成された送信信号を、シンセサイザ14から発生される送信局部発振信号とミキシングして無線信号に変換する。そして、制御ユニット23により指示される送信電力レベルとなるように、上記無線信号を高周波増幅する。この増幅された無線信号は、アンテナ共用器12を介してアンテナ11に供給され、このアンテナ11から基地局へ向けて送信される。
ところで、記憶ユニット4は記憶媒体として例えばハードディスク又はNAND型フラッシュメモリを使用したもので、この発明に係わるデータを記憶するための記憶領域として、コンテンツ記憶領域41と、あらすじ記憶領域42と、スケジュール記憶領域43を備えている。
コンテンツ記憶領域41には、例えばウエブサイトからダウンロードするか、または図示しないメモリカード等の外部記憶媒体から読み込んだ映像コンテンツデータが記憶される。あらすじ記憶領域42には、上記映像コンテンツデータのあらすじを表すデータが記憶される。スケジュール記憶領域43には、ユーザが入力デバイス34において入力した行動スケジュールを表す情報が記憶される。
なお、上記映像コンテンツデータとあらすじを表すデータとは同一のファイルとして作成され、そのデータをダウンロードすることにより、記憶するようにしてもよい。その場合は、映像コンテンツデータとあらすじを表すデータと同じ領域に記憶してもよいし、異なる領域に記憶し、対応付けておいてもよい。
制御ユニット23はCPU(Central Processing Unit)を備えたもので、この発明に係わる制御機能として次の各機能モジュールを備えている。図2はその機能構成を示すブロック図である。すなわち、制御ユニット23は通信制御モジュール231と、コンテンツ再生制御モジュール232と、内部メモリ233と、あらすじ再生判定モジュール234と、あらすじ再生制御モジュール235を備える。
通信制御モジュール231は、通話モードやメールの送受信モード、ウエブの閲覧モードにおいて、予め定められた通信プロトコルに従い基地局及び通信相手先との間の通信を制御する。またその際、着信発生通知をコンテンツ再生制御モジュール232に、また通信終了通知をあらすじ再生判定モジュール234にそれぞれ与える。
コンテンツ再生制御モジュール232は、入力デバイス34においてコンテンツの再生を要求する操作が行われた場合に、記憶ユニット4のコンテンツ記憶領域41から該当するコンテンツデータを読み出し、このコンテンツデータをコーデック22に供給して再生させる。また、上記コンテンツデータの再生制御期間中に通信制御モジュール231から着信発生通知が与えられると、その時点でコンテンツデータの再生制御を中断すると共に、このときの中断時刻と、コンテンツデータの中断位置を表す情報を内部メモリ233に保持させる。
あらすじ再生判定モジュール234は、上記通信制御モジュール231から通信終了通知が与えられた場合に、予め設定された複数の判定条件に基づいてあらすじデータを再生するか否かを判定する。そして、「あらすじを再生する」と判定した場合にはあらすじ再生制御モジュール235に対し再生指示を与え、一方「あらすじを再生しない」と判定した場合には上記コンテンツ再生制御モジュール232に対し再生指示を与える。
あらすじデータを再生する条件は以下の5つである。
(1)再生が中断されているコンテンツデータの過去における再生実績(例えば再生回数)がしきい値未満であること。
(2)再生が中断されているコンテンツデータの中断時刻からの経過時間がしきい値以上であること。
(3)再生が中断されているコンテンツデータの嗜好度(レート情報)がしきい値未満であること。
(4)今後一定時間内にユーザに行動を起こさせるイベント情報がスケジュールデータに登録されていないこと。
(5)再生が中断されているコンテンツデータの過去に既に再生が終了した長さがしきい値未満であること。
なお、上記条件は、(1)乃至(5)の一つを満たすことを条件としてもよいし、複数を満たすことを条件としてもよい。
あらすじ再生制御モジュール235は、上記あらすじ再生判定モジュール234において「あらすじを再生する」と判定された場合に、内部メモリ233に保持されている中断位置表す情報に基づいて、記憶ユニット4のあらすじ記憶領域42から適当なあらすじデータを読み出し、このあらすじデータをコーデック22に供給して再生させる。そして、このあらすじデータの再生終了後に、コンテンツ再生制御モジュール232に対しコンテンツデータの再生再開指示を与える。
なお、電源ユニット5はバッテリを備える。そして、このバッテリの出力をもとに動作電源電圧Vccを生成して上記無線ユニット1、ベースバンドユニット2、ユーザインタフェースユニット3及び記憶ユニット4に供給する。
次に、以上のように構成された携帯端末によるコンテンツデータ及びあらすじデータの再生動作を説明する。図4はその制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
ウエブサイトからダウンロードされたコンテンツデータは、制御ユニット23により記憶ユニット4内のコンテンツ記憶領域41に記憶される。またそれと共に、上記コンテンツデータのあらすじを表すデータもウエブサイトからダウンロードされ、制御ユニット23により記憶ユニット4内のあらすじ記憶領域42に記憶される。また、ユーザの行動スケジュールを表す情報は、ユーザの操作により入力デバイス34から入力され、制御ユニット23により記憶ユニット4のスケジュール記憶領域43に記憶される。
あらすじデータはコンテンツ制作者又はウエブサイトにおいて作成される。例えば、図6に示すようにコンテンツデータCDが複数のチャプタCH1〜CHnにより構成されるとき、あらすじデータは上記コンテンツデータCDの先頭から各チャプタCH1〜CHnの終わりまでを表す複数のデータPD1,PD1−2,PD1−3,…,PD1−(n-1)により構成される。なお、上記コンテンツデータ及びあらすじデータは、メモリカード等の外部記憶媒体から読み込んで記憶ユニット4に記憶させることも可能である。
さて、待ち受け状態においてユーザが入力デバイス34においてコンテンツの再生要求を入力したとする。そうすると制御ユニット23は、ステップS41からステップS42に移行し、コンテンツ再生制御モジュール232の制御の下でコンテンツデータの再生制御を実行する。この結果、記憶ユニット4のコンテンツ記憶領域41から上記再生要求により指定された映像コンテンツデータが読み出される。そして、この映像コンテンツデータに含まれるビデオデータがコーデック22により復号されてディスプレイ33に表示される。また上記映像コンテンツデータに含まれる音声データはコーデック22により復号されてスピーカ31から出力される。
このコンテンツデータの再生中に制御ユニット23は、ステップS43で着信の発生を監視しながら、ステップS53においてコンテンツデータの再生の終了を監視する。そして、コンテンツデータの再生が終了すればそのまま待ち受け状態に戻る。なお、ユーザがコンテンツの再生終了操作を行った場合にも、制御ユニット23はコンテンツデータの再生制御を終了して待ち受け状態に戻る。
一方、上記コンテンツデータの再生期間中に着信が発生したとする。そうすると制御ユニット23は、ステップS43からステップS44に移行し、コンテンツ再生制御モジュール232の制御の下でコンテンツデータの再生制御を中断する。そして、ステップS45において、上記中断した時刻を表す情報を図示しない内部時計から取得してこれを内部メモリ233に保存するとともに、上記コンテンツデータにおける中断位置を表す情報を内部メモリ233に保存する。以上のコンテンツ中断処理が終了すると、制御ユニット23はステップS46に移行し、以後通信制御モジュール231の制御の下で通話制御を実行する。
さて、上記通話が終了すると、通信制御モジュール231からあらすじ再生判定モジュール234に対し通信終了通知が与えられる。この通知が与えられるとあらすじ再生判定モジュール234は、ステップS47からステップS48に移行し、ここであらすじを再生するか否かを判定する処理を次のように実行する。図5はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
すなわち、あらすじ再生判定モジュール234は、先ず該当するコンテンツデータの過去における再生回数をもとにあらすじデータの再生の要否を判定する。例えば、ステップ61により該当するコンテンツデータの過去における再生回数を取得する。これは、コンテンツ再生制御モジュール232によりコンテンツデータごとに再生回数をカウントして、そのカウント値をコンテンツデータに付加して記憶ユニット4のコンテンツ記憶領域41に記憶させておき、このコンテンツ記憶領域41から上記カウント値を読み込むことにより可能となる。そして、上記取得した過去の再生回数を予め設定したしきい値とステップS62により比較する。この比較の結果、過去の再生回数がしきい値以上の場合には、ユーザは当該コンテンツデータのあらすじを既に把握している可能性が高いと判断し、ステップS72に移行してここで「あらすじデータの再生は不要」を判定結果とする。
これに対し過去の再生回数がしきい値未満だった場合には、あらすじ再生判定モジュール234は次に該当するコンテンツデータの中断後の経過時間をもとにあらすじデータの再生の要否を判定する。例えば、ステップS63において、該当するコンテンツデータの中断時刻を表す情報を内部メモリ233から読み出し、この中断時刻と内部時計の現在時刻とから当該コンテンツデータの中断からの経過時間を算出する。そして、上記算出された経過時間を予め定めたしきい値とステップS64で比較する。この比較の結果、中断後の経過時間がしきい値未満であれば、中断時間が短く、ユーザは中断前に再生されたコンテンツデータの内容をまだ覚えている可能性が高いと判断し、ステップS72に移行してここで「あらすじデータの再生は不要」を判定結果とする。
一方、中断後の経過時間がしきい値以上だった場合には、あらすじ再生判定モジュール234は次にコンテンツデータの嗜好度(レート情報)をもとにあらすじデータの再生の要否を判定する。例えば、ステップS65において、該当するコンテンツデータの嗜好度を表す情報を取得する。これは、コンテンツデータに対するユーザの嗜好度、つまりお気に入りの度合いを表す情報(例えば星の数)を、当該コンテンツデータに付加して記憶ユニット4のコンテンツ記憶領域41に記憶しておき、この嗜好度を表す情報を読み出すことにより可能となる。そして、この読み出した嗜好度を予め設定されたしきい値とステップS66で比較する。この比較の結果、嗜好度がしきい値以上であれば、ユーザは当該コンテンツデータの内容を把握している可能性が高いと判断し、ステップS72に移行してここで「あらすじデータの再生は不要」を判定結果とする。
これに対し嗜好度がしきい値未満の場合には、あらすじ再生判定モジュール234は続いてユーザのスケジュールデータをもとにあらすじデータの再生の要否を判定する。例えば、先ずステップS67において、記憶ユニット4のスケジュール記憶領域43からユーザの今後のスケジュールデータを読み出し、今後一定時間内にコンテンツデータの再生を中断せざるを得ないイベントが存在するか否かをステップS68で判定する。この判定の結果、イベントが存在する場合には、ユーザは十分な再生時間を確保することができないと判断し、ステップS72に移行してここで「あらすじデータの再生は不要」を判定結果とする。
一方、今後の一定時間内にイベントが存在しない場合には、あらすじ再生判定モジュール234は該当するコンテンツデータの既に再生が終了した長さ、つまり既再生時間長(又は再生済時間長)をもとに、あらすじデータの再生の要否を判定する。例えば、ステップS69により該当するコンテンツデータの再生済時間長を表す情報を取得する。これは、コンテンツ再生制御ユニット232においてコンテンツデータごとにその再生済時間長を計時して、これを当該コンテンツデータに付加して記憶ユニット4のコンテンツ記憶領域41に記憶しておき、この再生済時間長を読み出すことにより可能となる。そして、この読み出した再生済時間長を予め設定されたしきい値とステップS70で比較する。この比較の結果、再生済時間長がしきい値以上の場合には、ユーザは当該コンテンツデータの内容を把握している可能性が高いと判断し、ステップS72に移行してここで「あらすじデータの再生は不要」を判定結果とする。
これに対し、再生済時間長がしきい値未満の場合には、あらすじ再生判定モジュール234はステップS71に移行してここで「あらすじデータの再生は必要」と判定する。すなわち、(1)過去の再生回数がしきい値未満、(2)中断後の経過時間がしきい値以上、(3)嗜好度がしきい値未満、(4)今後の一定時間内にイベントが存在しない、(5)再生済時間長がしきい値未満からなる5つの条件を満たす場合に、「あらすじデータの再生は必要」と判定される。
以上のようにあらすじ再生の要否判定が終了すると、続いて制御ユニット23はステップS49で上記判定結果をもとにあらすじを再生するか否かを確認する。そして、あらすじを再生する場合には、ステップS50に移行してあらすじ再生制御モジュール235の制御の下であらすじデータの再生制御を次のように実行する。
すなわち、あらすじ再生制御モジュール235は、先ず内部メモリ233から該当するコンテンツデータの中断時刻を表す情報を読み出し、この中断時刻が含まれるチャプタの一つ前のチャプタまでのあらすじを示すあらすじデータを記憶ユニット4のあらすじ記憶領域42から読み出す。そして、この読み出したあらすじデータをコーデック22に供給して再生させる。例えば、いま図7に示すようにコンテンツデータのチャプタCH3の途中で再生が中断されたとすれば、その一つ前のチャプタCH2までのあらすじデータPD1−2を選択的に読み出して再生させる。
そして、上記あらすじデータPD1−2の再生終了がステップS51で検出されると、あらすじ再生制御モジュール235からコンテンツ再生制御モジュール232に対しあらすじ再生終了通知が送られる。コンテンツ再生制御モジュール232は、ステップS52において、内部メモリ233から該当コンテンツデータの中断位置を表す情報を読み出し、この読み出された情報に従い該当するコンテンツデータをその中断位置から読み出してコーデック22に再生させる。
以後、制御ユニット23はステップS53においてコンテンツデータの再生終了が検出されるまでステップS42〜ステップS52の制御を繰り返す。そして、ステップS53でコンテンツデータの再生終了がステップS53で検出されると、待ち受け状態に戻る。かくして、図7に示すように通話期間Ts 終了後に先ずあらすじデータPD1−2が再生され、続いてコンテンツデータCDがその中断位置から再生される。なお、このときコンテンツデータCDは中断位置を含むチャプタCH3の先頭位置から再生するようにしてもよい。
なお、上記あらすじデータの再生の要否判定においてあらすじデータの再生は不要と判定した場合には、制御ユニット23はあらすじデータの再生を省略してステップS52に移行し、コンテンツ再生制御モジュール232の制御の下で即時コンテンツデータCDの再生制御を再開する。
以上述べたように第1の実施形態では、再生が中断されたコンテンツデータの再生を再開する際に、あらすじ再生範囲モジュール234において、コンテンツデータの過去における再生実績(例えば再生回数)がしきい値未満であるか否か、コンテンツデータの中断後の経過時間がしきい値以上であるか否か、嗜好度がしきい値未満であるか否か、一定時間内にユーザに行動を起こさせるイベント情報がスケジュールデータに登録されているか否か、コンテンツデータの再生済時間長がしきい値以上か否かをそれぞれ判定し、これらの条件を満たす場合にのみコンテンツの再生に先立ちあらすじデータを再生するようにしている。
したがって、予め設定した携帯端末特有の条件を含む複数の条件をもとに、ユーザがあらすじの再生を必要としていると判定される場合にのみ、あらすじデータが再生されることになり、ユーザはあらすじデータの再生を必要としていない場合に煩わしさを感じずに済む。
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態は、コンテンツデータのチャプタごとにあらすじデータを作成してこれを記憶しておき、中断されたコンテンツデータの再生再開に先立ちあらすじデータを再生しようとする場合に、コンテンツデータの中断位置を含むチャプタの一つ前のチャプタに対応するあらすじデータを選択的に読み出して再生するようにしたものである。
図8は、この発明の第2の実施形態における携帯端末が取り扱うコンテンツデータCD及びあらすじデータPDの構成を示すものである。同図に示すように、コンテンツデータCDは複数のチャプタCH1〜CHnに分割されており、あらすじデータPD1〜PDnは上記チャプタCH1〜CHnごとに作成される。上記コンテンツデータCD及びあらすじデータPD1〜PDnは、ウエブサイトからダウンロードされてそれぞれコンテンツ記憶エリア41及びあらすじ記憶エリア42に記憶される。
そして、中断されたコンテンツデータの再生を再開する場合に、制御ユニット23では次のような処理が行われる。すなわち、例えばいま図9に示すように、チャプタCH3の途中でコンテンツデータCDの再生が中断し、通話時間Tsが経過した後にコンテンツデータCDの再生を再開しようとすると、制御ユニット23は先ずあらすじデータの再生の要否を判定する。このあらすじデータの再生の要否判定は、前記図5に示した手順及び内容と同様に行われる。そして、この判定の結果、あらすじデータの再生が必要な場合には、コンテンツデータCDの中断位置を含むチャプタCH3の一つ前のチャプタCH2に対応するあらすじデータPD2を記憶ユニット4内のあらすじ記憶エリア42から選択的に読み出す。そして、この読み出したあらすじデータPD2をコーデック22に再生させる。そして、このあらすじデータPD2の再生終了後に、引き続きコンテンツデータCDをその中断位置から読み出してコーデック22に再生させる。
かくして、図9に示すように通話期間Ts 終了後に先ずあらすじデータPD2が再生され、続いてコンテンツデータCDがその中断位置から再生される。なお、このときコンテンツデータCDはその中断位置を含むチャプタCH3の先頭位置から再生するようにしてもよい。
このようにすると、あらすじデータの情報量を効果的に抑制して、あらすじ記憶エリア42の記憶容量を低減することができる。
(第3の実施形態)
この発明の第3の実施形態は、コンテンツデータごとにその全編を通して作成された1つのあらすじデータを記憶しておく。そして、中断されたコンテンツデータの再生再開に先立ちあらすじデータを再生しようとする場合に、コンテンツデータの中断位置から遡って一定時間分の内容を表すあらすじデータを上記記憶されたあらすじデータから切り出し、この切り出されたあらすじデータを再生するようにしたものである。
図10は、この発明の第3の実施形態における携帯端末が取り扱うコンテンツデータCD及びあらすじデータPDの構成を示すものである。同図に示すように、あらすじデータPDはコンテンツデータCDの全編を通して作成される。そして、コンテンツデータCD及びあらすじデータPDは、ウエブサイトからダウンロードされてそれぞれコンテンツ記憶エリア41及びあらすじ記憶エリア42に記憶される。
そして、中断されたコンテンツデータの再生を再開する場合に、制御ユニット23では次のような処理が行われる。すなわち、例えばいま図11に示すようにチャプタCH3の途中でコンテンツデータCDの再生が中断し、通話時間Tsが経過した後にコンテンツデータCDの再生を再開しようとすると、制御ユニット23は先ず前記第1の実施形態(図5)と同様にあらすじデータの再生の要否を判定する。
この判定の結果、あらすじデータの再生が必要な場合には、コンテンツデータCDの中断位置から遡って一定時間分の内容を表すあらすじデータPDiを、上記あらすじ記憶エリア42に記憶されたあらすじデータから切り出し、コーデック22に再生させる。このあらすじデータの切り出し処理は、例えばあらすじデータにその全編にわたってその位置を表すタイムスタンプを付しておき、このタイムスタンプを目印に切り出し位置を特定することにより可能となる。
上記あらすじデータの再生終了後に、引き続きコンテンツデータCDがチャプタCH3中の中断位置から再生される。
以上のように第3の実施形態によれば、あらすじデータの再生が必要な場合に、コンテンツデータCDの中断位置から遡って一定時間分の内容を表すあらすじデータPDiがあらすじデータの全編から切り出されて再生される。したがって、コンテンツデータCDの中断位置がどこであっても、常にこの中断位置から一定時間遡った範囲の内容を表すあらすじデータを再生することができる。
(第4の実施形態)
この発明の第4の実施形態は、前記第3の実施形態をさらに改良したもので、あらすじデータを再生しようとする場合に、中断時刻から再生再開時刻までの時間、つまり中断時間を計時し、この中断時間の長さに応じて再生するあらすじデータの長さを可変設定するようにしたものである。
あらすじデータの再生が必要と判定されると制御ユニット23は、内部メモリ233から中断時刻を表す情報を読み出すと共に、内部時計から再生再開時刻を取得し、この再生再開時刻から中断時刻までの時間、つまり中断時間Ts を計算する。そして、この計算された中断時間Ts に基づいてあらすじデータPDの再生時間長を計算する。再生時間長は、中断時間Ts に予め定められた比例定数をかけ算することにより計算できる。なお、中断時間Ts と再生時間長との対応関係を表すメモリテーブルを設けておき、このメモリテーブルから中断時間Ts に対応する最適な再生時間長を読み出すようにしてもよい。
例えば、図12に示すように中断時刻と再生再開時刻との間の中断時間Ts1が図11の場合より短い場合には、この中断時間Ts1の長さに応じてあらすじデータの再生時間長を図11に示したPDiよりも短い値PDjに設定する。これに対し、例えば図13に示すように中断時刻と再生再開時刻との間の中断時間Ts2が図11の場合より長い場合には、この中断時間Ts2の長さに応じてあらすじデータの再生時間長も図11に示したPDiよりも長い値PDkに設定する。
このようにすると、中断時間が長い場合には、過去の比較的古いコンテンツデータの内容を含むあらすじデータが再生される。このため、ユーザは中断時間が長かったために忘れてしまいがちな過去の古い内容を含めてコンテンツデータの内容を再確認することが可能となる。これに対し中断時間が短かった場合には、中断直前の比較的短い内容のあらすじデータに限り再生される。このため、ユーザがあらすじデータの再生に対し煩わしさを感じる不具合は軽減される。
(その他の実施形態)
前記第1の実施形態では、先に述べた(1)〜(5)の5つの条件をすべて満たす場合にのみあらすじデータを再生するようにした。しかし、(1)〜(5)の各条件のうちの少なくとも1つを満たす場合にあらすじデータを再生するように制御してもよい。
また、前記各実施形態ではコンテンツ制作者又はウエブサイトにおいて予め作成されたあらすじデータをダウンロードして記憶ユニノット4に記憶するようにした。しかし、それに限定されるものではなく、ダウンロードされたコンテンツデータをもとに携帯端末内であらすじデータを作成するようにしてもよい。さらに、あらすじデータの再生が必要と判定されたときに、その時点でコンテンツデータの中断位置以前の内容に基づいてあらすじデータを作成して再生するようにしてもよい。
その他、携帯端末の種類とその構成、コンテンツデータの種類、あらすじデータの内容、コンテンツデータ及びあらすじデータの再生制御手順とその内容、あらすじデータの再生の要否判定処理の手順と内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の第1の実施形態に係わる携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した携帯端末の制御ユニットの機能構成を示すブロック図である。 図1に示した携帯端末の記憶ユニットの機能構成を示すブロック図である。 図2に示した制御ユニットによるコンテンツデータ及びあらすじデータの再生制御の手順と内容を示すフローチャートである。 図4に示した再生制御中のあらすじ再生判定処理の手順と内容を示すフローチャートである。 図3に示した記憶ユニットに記憶されるコンテンツデータ及びあらすじデータの一例を示す図である。 この発明の第1の実施形態に係わる携帯端末におけるコンテンツデータ及びあらすじデータの再生動作を説明するための図である。 この発明の第2の実施形態に係わる携帯端末の記憶ユニットに記憶されるコンテンツデータ及びあらすじデータの一例を示す図である。 この発明の第2の実施形態に係わる携帯端末におけるコンテンツデータ及びあらすじデータの再生動作を説明するための図である。 この発明の第3の実施形態に係わる携帯端末の記憶ユニットに記憶されるコンテンツデータ及びあらすじデータの一例を示す図である。 この発明の第3の実施形態に係わる携帯端末におけるコンテンツデータ及びあらすじデータの再生動作を説明するための図である。 この発明の第4の実施形態に係わる携帯端末の記憶ユニットに記憶されるコンテンツデータ及びあらすじデータの一例を示す図である。 この発明の第4の実施形態に係わる携帯端末におけるコンテンツデータ及びあらすじデータの再生動作を説明するための図である。
符号の説明
1…無線ユニット、2…ベースバンドユニット、3…ユーザインタフェースユニット、4…記憶ユニット、5…電源ユニット、11…アンテナ、12…アンテナ共用器(DUP)、13…受信回路(RX)、14…シンセサイザ(SYN)、15…送信回路(TX)、21…CDMA信号処理ユニット、22…コーデック、23…制御ユニット、31…スピーカ、32…マイクロホン、33…ディスプレイ、34…入力デバイス、41…コンテンツ記憶領域、42…あらすじ記憶領域、43…スケジュール記憶領域、231…通信制御モジュール、232…コンテンツ再生制御モジュール、233…内部メモリ、234…あらすじ再生判定モジュール、235…あらすじ再生制御モジュール。

Claims (11)

  1. 内容が連続するコンテンツデータが記憶される記憶ユニットと、
    前記記憶ユニットに記憶されたコンテンツデータを再生する再生ユニットと、
    前記記憶ユニット及び再生ユニットに接続される制御ユニットと
    を具備し、
    前記制御ユニットは、
    前記コンテンツデータに対する再生要求が入力された場合に、当該コンテンツデータを前記記憶ユニットから読み出して前記再生ユニットに再生させる手段と、
    前記コンテンツデータの再生期間中に中断要求が発生した場合に、当該コンテンツデータの再生を中断させると共に中断位置を表す情報を保持する手段と、
    前記再生が中断されたコンテンツデータに対する再生再開要求が発生した場合に、あらすじを再生すべきか否かを予め定められたあらすじ再生条件をもとに判定する判定手段と、
    前記判定手段によりあらすじを再生すべきと判定された場合に、前記コンテンツデータの中断位置以前の内容に対応するあらすじデータを前記再生ユニットに再生させたのち前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させる機能を有する制御手段と
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記制御手段は、前記判定手段によりあらすじを再生すべきではないと判定された場合には、前記あらすじデータの再生を省略して前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させる機能を、さらに有することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記判定手段は、該当コンテンツデータの過去における再生実績を求めて、この再生実績が予め定められたしきい値以上であるか未満であるかを判定し、
    前記制御手段は、前記再生実績がしきい値未満の場合に、前記コンテンツデータの中断位置以前の内容に対応するあらすじデータを前記再生ユニットに再生させたのち前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させ、前記再生実績がしきい値以上の場合には、前記あらすじデータの再生を省略して前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  4. 前記判定手段は、該当コンテンツデータの中断時刻からの経過時間を求めて、この求められた経過時間がしきい値以上であるか未満であるかを判定し、
    前記制御手段は、前記経過時間がしきい値以上の場合に、前記コンテンツデータの中断位置以前の内容に対応するあらすじデータを前記再生ユニットに再生させたのち前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させ、前記再生実績がしきい値未満の場合には、前記あらすじデータの再生を行わずに前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  5. 前記記憶ユニットに記憶されているコンテンツデータにユーザの嗜好度を表す情報が付与されている場合に、
    前記判定手段は、前記再生が中断されているコンテンツデータの嗜好度が予め定められたしきい値以上か否かを判定し、
    前記制御手段は、前記嗜好度がしきい値未満の場合に、前記コンテンツデータの中断位置以前の内容に対応するあらすじデータを前記再生ユニットに再生させたのち前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させ、前記嗜好度がしきい値以上の場合には、前記あらすじデータの再生を省略して前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  6. 前記記憶ユニットに、ユーザのスケジュールを表す情報が記憶されている場合に、
    前記判定手段は、前記記憶されたスケジュールを表す情報に基づいて今後一定時間内にユーザが実行すべきスケジュールの有無を判定し、
    前記制御手段は、今後一定時間内にユーザが実行すべきスケジュールが無い場合に、前記コンテンツデータの中断位置以前の内容に対応するあらすじデータを前記再生ユニットに再生させたのち前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させ、今後一定時間内にユーザが実行すべきスケジュールが有る場合には前記あらすじデータの再生を省略して前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  7. 前記判定手段は、前記コンテンツデータの再生が中断されるまでに既に再生された時間を求め、この求められた既再生時間が予め定められたしきい値以上か否かを判定し、
    前記制御手段は、前記既再生時間がしきい値未満の場合に、前記コンテンツデータの中断位置以前の内容に対応するあらすじデータを前記再生ユニットに再生させたのち前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させ、前記既再生時間がしきい値以上の場合には前記あらすじデータの再生を省略して前記コンテンツデータを前記中断位置から前記再生ユニットに再生させることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  8. 前記制御手段は、前記コンテンツデータの再生が中断された位置より一定時間遡った位置から前記中断位置までの内容に対応するあらすじデータを前記再生ユニットに再生させることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  9. 前記制御手段は、前記コンテンツデータの再生が中断された時刻から現在時刻までの時間長を求め、この求められた時間長に応じてあらすじデータの再生長を可変設定することを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  10. 前記制御手段は、前記記憶ユニットに記憶されたコンテンツデータの内容に対応するあらすじデータを予め記憶しておき、この記憶されたあらすじデータから前記コンテンツデータの中断位置以前の内容に対応するデータを選択してこの選択したデータを前記再生ユニットに再生させることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  11. 前記制御手段は、前記コンテンツデータの中断位置以前の内容に対応するあらすじデータを前記記憶ユニットに記憶されたコンテンツデータをもとに作成し、この作成されたあらすじデータを前記再生ユニットに再生させることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
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