JP2001285760A - 映像信号再生装置及び映像信号再生方法 - Google Patents
映像信号再生装置及び映像信号再生方法Info
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
する際に、煩わしい操作を必要とすることなく、再生開
始箇所を設定する。 【解決手段】 途中まで再生を終えた映像信号の続き部
分の再生を行う際には、まず、番組のジャンルと再生中
断からの経過時間とを検出する(F102、F10
3)。番組のジャンルがドラマ、映画、ドキュメンタリ
ー等のタイプ1の番組である場合には、再生中断からの
経過時間に応じた遡り量の再生あるいはあらすじ表示を
行う(F106、F108、F109)。一方、歌番
組、ニュース等のタイプ2の番組である場合には、歌の
先頭部分、ニュースの区切れ等から再生を開始する(F
111)。
Description
される映像信号を再生可能な映像信号再生装置に関し、
特に番組の途中で再生を中断した場合であっても、その
続きを良好に再生可能な技術に関する。
中で中断し、この続きを後で再生するような場合、磁気
テープを記録媒体としたビデオテープレコーダでは、再
生を中断した位置で磁気テープが停止しているため、こ
の中断位置から再生を開始することで続き部分の再生を
行うことができる。
ィスク等を用いた映像信号の記録再生装置が出現しつつ
あるが、このような装置では、再生を中断した位置の記
録媒体上の記録アドレスを保持しておき、この続き部分
を再生する際には、保持している記録アドレスから再生
を続行するため、ビデオテープレコーダによる再生と同
様に、続きの部分の再生を行うことができる。
組の内容を忘れてしまっていることがある。従って、以
上の如く中断した位置から再生を開始したのでは、番組
の内容を充分に把握できないことがある。そこで、この
ような問題を解決するために、続き部分の再生を行う際
には、視聴者がメニュー画面により視聴開始位置を指定
したり、既に記録済みの部分のダイジェスト再生の方法
を指定したりすることにより続き部分の再生を行うとい
う技術が特開平11−273227号公報に提案されて
いる。
載の如く、続き部分の再生を行う毎に視聴開始位置を指
定したり、ダイジェストの再生方法を指定したりするの
は、その操作が煩わしく、このような操作を行うことな
く、続き部分の再生を良好に行える技術が望まれてい
た。
めに、本発明に係る映像信号再生装置は、記録媒体上に
記録される映像信号を再生する映像信号再生装置であ
り、前記記録媒体(1)から前記映像信号を再生する再
生手段(1、5)と、前記再生手段(1、5)による前
記映像信号の再生が中断した際に、中断箇所を示す情報
を保持しておくメモリ手段(4)と、再生が中断された
前記映像信号の再生を再開する際に、前記メモリ手段
(4)に保持されている前記中断箇所を示す情報に加
え、前記記録媒体(1)上の映像信号に付加されている
映像信号の内容を示すジャンル情報と再生が中断してか
ら現在までの経過時間情報との少なくとも一方の情報に
基づき再生開始箇所を決定する再生開始箇所決定手段
(5)とを備えることを特徴とするものである。
像信号の内容を示すジャンル情報が特定のジャンルであ
る時に、再生が中断してから現在までの経過時間情報に
応じて、前記中断箇所からの遡り量を可変することによ
り前記再生開始箇所を決定することを特徴とするもので
ある。
媒体(1)上に記録される映像信号を再生する映像信号
再生方法であり、前記記録媒体(1)からの前記映像信
号の再生中に前記映像信号の再生が中断した場合に、前
記中断箇所を示す情報を保持しておき、再生が中断され
た前記映像信号の再生を再開する際に、保持されている
前記中断箇所を示す情報に加え、前記記録媒体(1)上
の映像信号に付加されている映像信号の内容を示すジャ
ンル情報と再生が中断してから現在までの経過時間情報
との少なくとも一方の情報に基づき再生開始箇所を決定
することを特徴とするものである。
媒体上に記録される映像信号を再生する映像信号再生装
置であり、前記記録媒体(1)から前記映像信号を再生
する再生手段(1、5)と、前記再生手段(1、5)に
よる前記映像信号の再生が中断した際に、中断箇所を示
す情報を保持しておくメモリ手段(4)と、再生が中断
された前記映像信号の再生を再開する際に、前記メモリ
手段(4)に保持されている前記中断箇所を示す情報に
加え、前記記録媒体(1)上の映像信号に付加されてい
る映像信号の内容を示すジャンル情報と再生が中断して
から現在までの経過時間情報との少なくとも一方の情報
に基づき番組の再生方法を決定する再生方法決定手段
(5)とを備えることを特徴とする映像信号再生装置。
信号再生装置を説明するためのブロック図であり、同図
に示す1は入来するディジタル映像音声信号が記録再生
されるハードディスク記録再生部(HDD)、2はハー
ドディスク記録再生部1から再生された映像音声信号が
伸張処理されるデコーダ、3はデコーダ2からの映像音
声信号に必要に応じてオンスクリーン情報を付加して出
力するオンスクリーンディスプレイ(OSD)である。
映像音声信号の再生中に再生が中断された場合、再生が
中断された映像音声信号のファイル名、タイムコード等
を保持すると共に、再生中断時の日時情報を保持するメ
モリ、5は少なくともハードディスク記録再生部1、オ
ンスクリーンディスプレイ3、メモリ4の制御を行うC
PUである。
を以下に説明する。なお、入来する映像音声信号にはM
PEG方式等の圧縮符号化が施されており、番組のジャ
ンルを示す情報が付加情報の一部として付加されてい
る。また、番組内容の区切れを示す情報やあらすじに関
する情報も同様に付加情報の一部として付加されてい
る。
音声信号が歌番組である場合には歌の変わり目、ニュー
ス番組である場合にはニュースの変わり目、野球放送あ
るいは相撲放送等のスポーツ番組である場合にはイニン
グあるいは取り組みの変わり目を意味する。なお、この
区切れを示す情報は、番組の内容によっては付加されな
いこともある。
び付加情報がハードディスク記録再生部1で記録される
が、映像音声信号に関しては後述の如くファイルに分割
されてハードディスク上に記録され、付加情報に関して
はこのようにして記録されるファイルを管理するファイ
ル管理情報と共に記録される。
に関する場合、付加情報としては、番組のジャンルがニ
ュース番組であること示す情報と、ニュースの区切れを
示す情報と、ニュースの概要に関する情報とが付加され
ている。そして、ニュースの区切れを示す付加情報を基
に、ニュースの区切れが識別され、各ニュース毎にお互
いを関連付ける例えば連番のファイル名が付されて順次
ハードディスク上に記録されていく。
ニュースが放送された場合、先頭のニュースから順に関
連付けられたファイル名が付され、15分間のニュース
番組が6つのファイルに分割してハードディスク上に記
録されることになる。そして、映像音声信号と共に入来
する付加情報における番組のジャンルを示す情報及びニ
ュースの概要に関する情報は、このままファイル管理情
報と共に記録される。
る際の動作を説明する。ハードディスク上に記録される
映像音声信号は、CPU5の制御の基に再生され、デコ
ーダ2にて伸張処理が施されてオンスクリーンディスク
プレイ3に出力される。そして、必要に応じてオンスク
リーン情報が付加された後に、図示しないモニタ等に出
力される。
で中断した場合、番組の再生動作を中断した時点での日
時情報がメモリ4に書き込まれる。その際、CPU5か
らメモリ4へは再生動作を中断したファイル名及び中断
した時点でのタイムコードが出力される。
場合、CPU5はメモリ4に保持される番組再生中断時
の日時情報と現在の日時情報とを比較し、どの程度の期
間が経過しているのかを算出する。また、ハードディス
ク記録再生部1で記録されたファイル管理情報に基づき
この番組のジャンルを判別し、これらの情報に基づき再
生方法を決定する。
作を説明するための流れ図である。なお、ここでは、番
組のジャンルを3つに大別し、タイプ1にはドラマ、映
画、ドキュメンタリー番組の如くストーリ性の高い番組
やサッカー放送などのスポーツ番組、タイプ2には歌番
組、ニュース番組の如く短い時間でその区切りが設定可
能な番組や野球放送、相撲放送などのスポーツ番組、タ
イプ3にはその他の番組が含まれる。
まれるものとタイプ2に含まれるものとがあるが、比較
的短い時間で区切りが設定されるスポーツはタイプ2に
分類され、比較的長い時間で区切りが設定されるスポー
ツ番組や区切りの設定できないスポーツ番組はタイプ1
に分類される。従って、野球放送におけるイニングや相
撲放送における取り組みのように比較的短い時間で区切
りが設定されるスポーツ番組はタイプ2に分類され、サ
ッカー放送における前半と後半のように比較的長い時間
で区切りが設定されるスポーツ番組はタイプ1に分類さ
れる。
れると(F101)、まずファイル管理情報として記録
されている付加情報に基づき再生をする番組のジャンル
が判別される(F102)。そして、これに続き番組再
生を中断してからの経過時間が算出され(F103)、
番組のジャンルがタイプ1であるか否かが判別される
(F104)。
ュメンタリー番組、あるいは比較的長い時間で区切りが
設定されるスポーツ番組の如くタイプ1の番組であるか
否かが判別され、このような番組である場合には、番組
再生を中断してからの経過時間に基づき再生方法が設定
される。
と判別された場合、まず、番組を中断してからの経過時
間が第1の時間T1以下であるか否かが判別される(F
105)。そして、この第1の時間T1が例えば3日で
あるとすると、再生を中断してから3日以内に再生を開
始した場合には再生を中断したところから時間X1だけ
遡り再生を行うことになる(F106)。
第1の時間T1を超えている場合には、第1の時間T1
より長い第2の時間T2以下であるか否かが判別される
(F107)。そして、この第2の時間T2が例えば2
週間であるとすると、再生を中断してから2週間以内に
再生を開始した場合には再生を中断したところから時間
X2だけ遡り再生を行うことになる(F108)。
が1分、X2が3分の如く、X2はX1よりも長い時間
に設定されている。そして、メモリ4内に保持している
番組の再生を中断した時点でのタイムコードからこの時
間X1あるいはX2を差し引いたタイムコードの位置か
ら再生が開始されることになる。つまり、F108によ
る再生の場合は、F106による再生の場合に比して、
番組の再生中断位置からの遡り時間が多くなる。
時間が第2の時間T2を超えていると判別された場合に
は、付加情報に基づくあらすじが表示された後にダイジ
ェスト再生が行われる(F109)。なお、ダイジェス
ト再生の具体的な方法としては、次のようなものがあ
る。
たところから所定時間だけ遡り、高速サーチ再生を行う
方法がある。このように高速サーチ再生画像を表示する
ことにより視聴者は番組内容を思い出すことができる。
また、連続ドラマのように番組の最後に次回放送分の予
告編がダイジェストとして存在し、このようなダイジェ
スト部分を示す情報が識別可能に記録されている場合に
は、このような識別情報に基づき予告編を再生しても良
い。
と判別された際には、番組再生を中断してからの経過時
間に応じて、時間X1遡り再生をするか、時間X2遡り
再生をするか、あらすじ表示後にダイジェスト再生を行
うかが選択されるため、番組の内容を思い出すのに必要
な情報を再生後に番組の続き部分を再生することができ
る。
1ではないと判別された場合には、次に番組のジャンル
がタイプ2であるか否かが判別される(F110)。そ
して、再生をする番組が歌番組、ニュース番組、あるい
は比較的短い時間で区切り設定されるスポーツ番組の如
くタイプ2の番組である場合には、区切れの先頭から再
生が行われる(F111)。
と判別された場合には、番組再生を中断した位置から遡
ることなく、そのまま続き部分の再生を開始する。この
ように、番組のジャンルがタイプ2であると判別された
際には、歌番組における歌の変わり目、ニュース番組に
おけるニュースの変わり目、野球放送あるいは相撲放送
等におけるイニングあるいは取り組みの変わり目から再
生が行われる一方、番組のジャンルがタイプ1でもタイ
プ2でもなく、タイプ3であると判別された際には、遡
り再生を行う必要のない番組とみなしてそのまま続き部
分の再生を行う。
は、まずその番組のジャンルに応じて、視聴済みの部分
の再生内容を思い出しておく必要のある番組か否かを判
別し、ストーリー性の高いタイプ1の番組に対しては再
生中断時からの時間経過に応じて必要な情報を再生後に
番組の続き部分を再生し、短い時間でその区切りが設定
可能なタイプ2の番組に対してはその区切りの先頭から
再生し、このような分類に属しないタイプ3の番組に対
しては遡り再生を行う必要がないと見なして、そのまま
続き部分の再生を行う。従って、面倒な操作を行うこと
なく、番組の続き部分の再生を良好に行うことができ
る。
の情報と再生が中断してからの経過時間の情報とに基づ
き、番組のジャンルがタイプ1で再生が中断してからの
経過時間が第2の時間T2を超えている場合に限り番組
のあらすじ表示及びダイジェスト再生を行っているが、
これに限らず、番組のジャンルの情報と再生が中断して
からの経過時間の情報とに基づきダイジェスト再生等の
再生方法を変化させても良いことは言うまでもない。
はダイジェスト再生中は、オンスクリーンディスクプレ
イ3が画面周辺に枠をつけて映像信号を出力しても良
く、また、画面の角に何らかの方法で識別表示を付して
映像信号を出力しても良い。
別できるようにした場合、番組の中断位置からの遡り再
生中に番組続き部分への再生へとに直ちに移行できるよ
う、専用のボタンを設けても良い。このようなボタンを
設けることにより、例えば、遡り再生部分の再生開始と
同時にこの遡り再生部分の再生を行う必要がないと気付
いた場合でも、直ちに番組続き部分への再生へと移行で
きる。
生が中断してからの経過時間の情報との両方を用いて再
生方法を決定しても良いが、その一方のみを用いて再生
方法を決定しても構わない。また、以上の如く、専用の
ハードウェアを用いて本映像信号再生装置を構成するの
ではなく、例えばパソコンに専用のソフトウェアをイン
ストールすることにより、パソコンで同様の動作をさせ
ても構わない。
信号の再生を再開する際に、保持される中断箇所を示す
情報に加え、映像信号の内容を示すジャンル情報と再生
中断から現在までの経過時間情報との少なくとも一方に
基づき再生開始箇所あるいはその再生方法が定められる
ため、煩わしい操作をすることなしに、番組の続き部分
の再生を良好に行うことができる。
のブロック図である。
るための流れ図である。
Claims (4)
- 【請求項1】記録媒体上に記録される映像信号を再生す
る映像信号再生装置であり、 前記記録媒体から前記映像信号を再生する再生手段と、 前記再生手段による前記映像信号の再生が中断した際
に、中断箇所を示す情報を保持しておくメモリ手段と、 再生が中断された前記映像信号の再生を再開する際に、
前記メモリ手段に保持されている前記中断箇所を示す情
報に加え、前記記録媒体上の映像信号に付加されている
映像信号の内容を示すジャンル情報と再生が中断してか
ら現在までの経過時間情報との少なくとも一方の情報に
基づき再生開始箇所を決定する再生開始箇所決定手段と
を備えることを特徴とする映像信号再生装置。 - 【請求項2】前記再生開始箇所決定手段は、映像信号の
内容を示すジャンル情報が特定のジャンルである時に、
再生が中断してから現在までの経過時間情報に応じて、
前記中断箇所からの遡り量を可変することにより前記再
生開始箇所を決定することを特徴とする請求項1記載の
映像信号再生装置。 - 【請求項3】記録媒体上に記録される映像信号を再生す
る映像信号再生方法であり、 前記記録媒体からの前記映像信号の再生中に前記映像信
号の再生が中断した場合に、前記中断箇所を示す情報を
保持しておき、再生が中断された前記映像信号の再生を
再開する際に、保持されている前記中断箇所を示す情報
に加え、前記記録媒体上の映像信号に付加されている映
像信号の内容を示すジャンル情報と再生が中断してから
現在までの経過時間情報との少なくとも何れか一方の情
報に基づき再生開始箇所を決定することを特徴とする映
像信号再生方法。 - 【請求項4】記録媒体上に記録される映像信号を再生す
る映像信号再生装置であり、 前記記録媒体から前記映像信号を再生する再生手段と、 前記再生手段による前記映像信号の再生が中断した際
に、中断箇所を示す情報を保持しておくメモリ手段と、 再生が中断された前記映像信号の再生を再開する際に、
前記メモリ手段に保持されている前記中断箇所を示す情
報に加え、前記記録媒体上の映像信号に付加されている
映像信号の内容を示すジャンル情報と再生が中断してか
ら現在までの経過時間情報との少なくとも一方の情報に
基づき番組の再生方法を決定する再生方法決定手段とを
備えることを特徴とする映像信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101849A JP4284826B2 (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | 映像信号再生装置及び映像信号再生方法 |
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Publications (2)
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Family
ID=18615823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000101849A Expired - Lifetime JP4284826B2 (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | 映像信号再生装置及び映像信号再生方法 |
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