JP2008146875A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載バッテリの劣化を抑制しつつ、車載バッテリが有する各バッテリセルの充電量を略均等にすることができる電源装置を提供する。
【解決手段】車載バッテリの電圧値と充電量とは対応する。リチウム電池(車載バッテリ)2が長時間放置される可能性が高い場合、即ち、車両が駐車し、且つ、運転者が車外へ退出した場合に、リチウム電池2の電圧値が所定電圧値以上である間は、リチウム電池2を冷却するための冷却ファン3へリチウム電池2全体から給電し、リチウム電池2の電圧値が所定電圧値未満になったら、バッテリセル21,22,23の内、最も高い電圧値を有するバッテリセルから冷却ファン3へ給電することを、バッテリセル21,22,23夫々の電圧値が略均等になるまで繰り返す。このため、リチウム電池2全体及びバッテリセル21,22,23夫々が効率よく、且つ、充電した電力を無駄にすることなく、放電することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のバッテリセルを用いてなる車載バッテリ(例えばリチウムイオン二次電池)を備える電源装置に関する。
車両に搭載される電気負荷の個数は年々増加する傾向にあり、また、大容量の電気負荷が採用されている。このような電気負荷の増加、大容量化に対応して、鉛蓄電池を備える従来の電源装置に、鉛蓄電池よりも高電圧での充放電が容易なリチウムイオン二次電池(以下、リチウム電池)と、車載発電機の発電電圧を昇圧する昇圧手段とを加えてなる電源装置が提案されている。
この電源装置は、昇圧手段が昇圧した高電圧の電力によってリチウム電池を充電し、鉛蓄電池が出力する電力よりも高電圧の電力を電気負荷に供給する。
ところで、リチウム電池には、充電量(SOC=State Of Charge )が大きい状態で長時間放置されると劣化が進んで充電容量が減少するという問題がある。
この問題を解決するために、充電量が大きい状態で長時間リチウム電池を放置する際に、リチウム電池を強制的に放電する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−287372号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている装置では、放電すべきリチウム電池の電力を、冷却ファンのモータに供給することによって、ほとんど無意味に消費している。
また、リチウム電池には、充電量が大きい状態且つ高温で放置されると劣化が進むという問題があるが、特許文献1では、給電された冷却ファンがリチウム電池を冷却しているわけではない。
更に、リチウム電池は複数の直列接続されたバッテリセルを有し、リチウム電池全体の充放電によって、個々のバッテリセルの自己放電の大小、温度の高低等に応じ、各バッテリセルは異なる充電量となる。
ところで、リチウム電池の放電を制御する場合は、一般に、最も充電量が小さいバッテリセルを基準としてリチウム電池を放電させる。具体的には、リチウム電池及び各バッテリセルの充電量は電圧値に対応するため、リチウム電池は、最も電圧値が低いバッテリセルの電圧値が、例えば放電下限電圧値に達するまで放電し、この放電下限電圧値に達した場合に、放電を停止する(即ちバッテリセルが略完全に放電した状態である)。しかしながら、この場合、他のバッテリセルの電圧値は放電下限電圧値に達していないことがある(即ちバッテリセルがまだ完全には放電していない状態である)。
つまり、各バッテリセルの充電量が異なることによって、リチウム電池からの電力の取り出し容量が減少するという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、電気負荷への給電のためのスイッチがオフにされ、また、ドアがロックされた場合に、車載バッテリが有する複数のバッテリセルの電圧値が略均等になるよう、バッテリセルから、車載バッテリを冷却するための電気式の冷却手段へ給電する構成とすることにより、各バッテリセルの充電量を略均等にし、且つ、車載バッテリの劣化を抑制することができる電源装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、最も高い電圧値を有するバッテリセルを、冷却手段に接続することを、各バッテリセルの電圧値が略均等になるまで繰り返す構成とすることにより、各バッテリセルの充電量を、容易に略均等にすることができる電源装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、各バッテリセルの電圧値に応じて、各バッテリセルと冷却手段との接続をオン/オフする構成とすることにより、簡易な構成で、各バッテリセルの充電量を略均等にすることができる電源装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、車載バッテリの電圧値が所定電圧値以上である場合は車載バッテリから冷却手段へ給電し、車載バッテリの電圧値が所定電圧値未満である場合に、バッテリセルから冷却手段へ給電する構成とすることにより、車載バッテリの劣化を効率よく抑制することができる電源装置を提供することにある。
第1発明に係る電源装置は、車載発電機が発電した電力によって充電される複数の接続されたバッテリセルを有し、1又は複数の電気負荷に電力を供給する車載バッテリを備える電源装置において、前記電気負荷への給電のためのスイッチがオフであることを検出するオフ検出手段と、ドアのロックを検出するロック検出手段と、前記車載バッテリを冷却するための電気式の冷却手段と、各バッテリセルの電圧値を検出する各セル電圧検出手段とを備え、前記オフ検出手段がスイッチのオフを検出し、且つ、前記ロック検出手段がドアのロックを検出した場合に、前記各セル電圧検出手段が検出した電圧値が略均等になるよう前記バッテリセルから前記冷却手段へ給電するようにしてあることを特徴とする。
第2発明に係る電源装置は、前記各セル電圧検出手段が検出した電圧値の内で最も高い電圧値を有するバッテリセルを前記冷却手段に接続することを、前記各セル電圧検出手段が検出した電圧値が略均等になるまで繰り返すセル接続手段を備えることを特徴とする。
第3発明に係る電源装置は、前記セル接続手段は、各バッテリセルと前記冷却手段との接続をオン/オフする切替手段と、前記各セル電圧検出手段が検出した電圧値に応じて、前記切替手段のオン/オフの切り替えを制御する制御手段とを有することを特徴とする。
第4発明に係る電源装置は、前記車載バッテリの電圧値を検出するバッテリ電圧検出手段と、該バッテリ電圧検出手段が検出した電圧値が所定電圧値以上であるか否かを判定する判定手段と、前記オフ検出手段がスイッチのオフを検出し、且つ、前記ロック検出手段がドアのロックを検出した場合に、前記判定手段が、前記所定電圧値以上であると判定したとき、前記車載バッテリを前記冷却手段に接続するバッテリ接続手段とを備え、該バッテリ接続手段の作動後、又は、前記オフ検出手段がスイッチのオフを検出し、且つ、前記ロック検出手段がドアのロックを検出した場合に、前記判定手段が、前記所定電圧値未満であると判定したとき、前記各セル電圧検出手段が検出した電圧値が略均等になるよう前記バッテリセルから前記冷却手段へ給電するようにしてあることを特徴とする。
第1発明にあっては、オフ検出手段が、電気負荷への給電のためのスイッチのオフを検出し、且つ、ロック検出手段がドアのロックを検出した場合に、各セル電圧検出手段が検出した電圧値が略均等になるよう、即ち、車載バッテリが有する複数のバッテリセルの電圧値が略均等になるよう、バッテリセルから電気式の冷却手段へ給電する。
車載バッテリが長時間放置される状態とは、車両を駐車して、運転者が車外へ退出した場合である。スイッチがオフの場合、車両は確実に駐車しており、ドアがロックされた場合、運転者は確実に車外へ退出している。つまり、オフ検出手段がスイッチのオフを検出し、且つ、ロック検出手段がドアのロックを検出した場合とは、車載バッテリが長時間放置される可能性が高い状態であるから、充電量が大きい状態での長時間の放置による車載バッテリの劣化を抑制するために、車載バッテリが放電する。
各バッテリセルの電圧値は、各バッテリセルの充電量に対応する。車載バッテリの放電に際して、車載バッテリ全体が放電した場合は各バッテリセルの充電量が不均等になるため、バッテリセルが放電して、各バッテリセルの電圧値を略均等にする。このため、各バッテリセルの充電量が略均等になり、次の車載バッテリの充電に際し、各バッテリセルの充電量が略均等のまま、車載バッテリが充電される。
また、各バッテリセルから給電された冷却手段によって車載バッテリが冷却されるため、車載バッテリの温度が低下する。
第2発明にあっては、セル接続手段が、各セル電圧検出手段が検出した各バッテリセルの電圧値の内で最も高い電圧値を有するバッテリセルを、電気式の冷却手段に接続することによって、最も充電量が大きいバッテリセルが、冷却手段へ給電する。このバッテリセルの充電量が冷却手段への給電によって小さくなって、このバッテリセルの電圧値よりも他のバッテリセルの電圧値の方が高くなった場合、他のバッテリセル、即ち最も高い電圧値を有するバッテリセルを、セル接続手段が冷却手段に接続する。
このようなセル接続手段による接続動作を、各セル電圧検出手段が検出した電圧値が略均等になるまで繰り返すことによって、各バッテリセルの充電量が略均等になる。
第3発明にあっては、制御手段が、各セル電圧検出手段が検出した電圧値に応じて、切替手段のオン/オフの切り替えを制御することによって、各セル電圧検出手段が検出した各バッテリセルの電圧値の内で最も高い電圧値を有するバッテリセルと電気式の冷却手段との接続がオンにされ、他のバッテリセルと電気式の冷却手段との接続がオフにされることが繰り返される。
第4発明にあっては、オフ検出手段がスイッチのオフを検出し、且つ、ロック検出手段がドアのロックを検出した場合に、バッテリ電圧検出手段が検出した車載バッテリの電圧値が所定電圧値以上であるか否かを判定する。
検出された電圧値が所定電圧値以上である場合、車載バッテリは十分充電量が大きいため、仮に、この状態のまま、バッテリセルから個々に冷却手段へ給電することによって各バッテリセルの電圧値が略均等になったとしても、車載バッテリ全体は、まだ充電量が大きい。しかも、バッテリセルから個々に冷却手段へ給電しつつ、車載バッテリ全体の充電量を減少させるのは効率が悪い。
このため、バッテリ電圧検出手段が検出した電圧値が所定電圧値以上である場合、車載バッテリの充電量が十分小さくなるまで、具体的には検出された電圧値が所定電圧値未満になるまで、バッテリ接続手段が車載バッテリを電気式の冷却手段に接続することによって、車載バッテリから冷却手段へ給電する。そして、車載バッテリから冷却手段への給電によって車載バッテリの充電量が十分小さくなったときに、バッテリセルから冷却手段へ給電する。
一方、オフ検出手段がスイッチのオフを検出し、且つ、ロック検出手段がドアのロックを検出した場合に、バッテリ電圧検出手段が検出した電圧値が所定電圧値未満であるときは、既に車載バッテリの充電量が十分小さいため、車載バッテリ全体から冷却手段への給電を行なわずに、バッテリセルから冷却手段へ給電する。
このようなバッテリ接続手段は、例えば、車載バッテリと冷却手段との接続をオン/オフする切替手段と、バッテリ電圧検出手段が検出した電圧値に応じて、この切替手段のオン/オフの切り替えを制御する制御手段とで構成される。
制御手段が、バッテリ電圧検出手段が検出した電圧値に応じて、切替手段のオン/オフの切り替えを制御することによって、バッテリ電圧検出手段が検出した電圧値が所定電圧値以上である場合は車載バッテリと電気式の冷却手段との接続がオンにされ、バッテリ電圧検出手段が検出した電圧値が所定電圧値未満である場合は車載バッテリと電気式の冷却手段との接続がオフにされる。
第1発明の電源装置による場合、車載バッテリが長時間放置される可能性があるときに、車載バッテリのバッテリセルが放電した電力を、電気式の冷却手段に供給する。このため、充電量が大きい状態で長時間放置されると劣化する車載バッテリが放電し、しかも、高温で放置されると劣化する車載バッテリが冷却されるため、車載バッテリの劣化を抑制して、充電容量の減少を抑制することができる。
このようにして車載バッテリに充電された電力を有効利用することができるため、車載バッテリに充電された電力の無駄な放電を抑制することができる。
更に、バッテリセルから冷却手段へ給電することによって、車載バッテリの放電に際し、各バッテリセルの電圧値、延いては各バッテリセルの充電量を略均等にすることができるため、車載バッテリの充電に際しても、各バッテリセルの充電量を略均等にすることができる。
第2発明の電源装置による場合、最も高い電圧値を有するバッテリセルを冷却手段に接続することを繰り返すことによって、各バッテリセルの充電量を、容易に略均等にすることができる。
第3発明の電源装置による場合、冷却手段へ給電すべきバッテリセルを、各バッテリセルの電圧値の高低に応じて切り替えることによって、各バッテリセルの充電量を、簡易な構成で略均等にすることができる。
第4発明の電源装置による場合、車載バッテリ全体の充電量を効率よく減少させてから、各バッテリセルの充電量を略均等にすることができるため、車載バッテリの劣化を効率よく抑制することができる。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電源装置1の構成を示すブロック図であり、図2は、電源装置1が備えるリチウム電池(車載バッテリ)2、及び冷却ファン(電気負荷兼冷却手段)3近傍の詳細を示すブロック図である。
また、図3は、FET(切替手段)51,52,53,54,55夫々のオン/オフのタイミングを示すタイミングチャート、並びに、FET51,52,53,54,55夫々のオン/オフに伴うリチウム電池2及びバッテリセル21,22,23夫々の電圧値の時間変化を示すタイミングチャートである。
図3の横軸は経過時間を示し、縦軸は、後述する制御部(制御手段)10に与えられる各種信号のオン/オフ、又は、リチウム電池2の電圧値、或いはバッテリセル21,22,23夫々の電圧値を示している。
電源装置1は、図示しないエンジンを備える車両に搭載されており、図1に示すように、リチウム電池2及び冷却ファン3以外に、制御部10と、ドアロックセンサ(ロック検出手段)11と、鉛蓄電池12と、鉛蓄電池12に接続されているDC/DCコンバータ13と、リチウム電池2に接続されているリレー14とを備える。
鉛蓄電池12は、複数の直列接続されたバッテリセル21,22,…を有するが、本実施の形態では簡単のため、リチウム電池2が第1〜第3の3個のバッテリセル21〜23を有する場合を例示する。
更に電源装置1は、図1及び図2に示すように、リチウム電池2に接続されているバッテリ電圧検出手段兼各セル電圧検出手段としての第1〜第3の電圧センサ41〜43と、リチウム電池2及び冷却ファン3との間に接続されているスイッチ部5を備える。スイッチ部5は、図2に示すように、第1〜第5のFET(電界効果型トランジスタ)51〜55を用いて構成されている。
図1に示すように、電源装置1を搭載している車両には、更に、夫々電源装置1に接続されているオルタネータ(車載発電機:ALT)61と、電動モータ(電気負荷)62と、モータドライバ63と、複数の負荷65,65,…とが搭載されており、更に、アクセサリスイッチ(スイッチ)64が備えられている。
制御部10はマイクロコンピュータを用いてなり、図1及び図2に示すように、ドアロックセンサ11、DC/DCコンバータ13及びリレー14、並びに第1〜第3の電圧センサ41〜43、スイッチ部5の第1〜第5のFET51〜55及びアクセサリスイッチ64と信号線で接続されている。
図1に示すように、鉛蓄電池12の高圧側端子はDC/DCコンバータ13の低圧側端子に接続され、更に、オルタネータ61及び負荷65,65,…夫々に接続されている。また、鉛蓄電池12の低圧側端子は接地端子に接続されている。ここで、複数の負荷65,65,…は、例えば車載ランプ、ラジオ装置等のような低電圧の電気負荷群であり、制御部10、ドアロックセンサ11等も電気負荷群に含まれる。
リチウム電池2は、高圧側から低圧側へ、第1のバッテリセル21、第2のバッテリセル22、及び第3のバッテリセル23の順に直列接続されてなり、リチウム電池2の高圧側端子は、DC/DCコンバータ13の高圧側端子に接続され、更に、リレー14及びモータドライバ63を介して、電気負荷である電動モータ62に接続されている。
リレー14のオン/オフは、後述するように、制御部10が制御する。リレー14がオンである場合、電源装置1からモータドライバ63を介して電動モータ62へ給電され、オフである場合は給電されない。
更にまた、図2に示すように、リチウム電池2の高圧側端子(更に詳細には第1のバッテリセル21の高圧側端子)は、第1のFET51を介して、電気負荷である冷却ファン3に接続されている。同様に、第2のバッテリセル22の高圧側端子は、第2のFET52を介して、冷却ファン3に接続されており、第3のバッテリセル23の高圧側端子は、第3のFET53を介して、冷却ファン3に接続されている。
そして、リチウム電池2の低圧側端子(更に詳細には第3のバッテリセル23の低圧側端子)は、接地端子に接続されている。同様に、第1のバッテリセル21の低圧側端子は、第4のFET54を介して、接地端子に接続されており、第2のバッテリセル22の低圧側端子は、第5のFET55を介して、接地端子に接続されている。
リチウム電池2全体から冷却ファン3へ給電する場合、制御部10は、第1のFET51をオンにし、第2〜第5のFET52〜55をオフにする。
また、第1のバッテリセル21から冷却ファン3へ給電する場合、制御部10は、第1及び第4のFET51,54をオンにし、第2、第3、及び第5のFET52,53,55をオフにする。
同様に、第2のバッテリセル22から冷却ファン3へ給電する場合、第2及び第5のFET52,55をオンにし、第1、第3、及び第4のFET51,53,54をオフにする。
一方、第3のバッテリセル23から冷却ファン3へ給電する場合、第3のFET53をオンにし、第1、第2、第4、及び第5のFET51,52,54,55をオフにする。
以上のような第1〜第5のFET51〜55のオン/オフを制御する制御部10は、図3に示すように、第1のFET51に対して信号を与える(信号をオンにする)ことによって第1のFET51をオンにし、第1のFET51に対して信号を与えない(信号をオフにする)ことによって第1のFET51をオフにする。以下、第2、第3、第4、及び第5のFET52,53,54,55夫々に対しても、同様に信号をオン/オフすることによって、第2、第3、第4、及び第5のFET52,53,54,55夫々をオン/オフさせる。
第1の電圧センサ41は、第1〜第3のバッテリセル21〜23の電圧値、即ちリチウム電池2全体の電圧値を検出して、検出結果を制御部10に与える。また、第2の電圧センサ42は、第2〜第3のバッテリセル22〜23の電圧値を検出して、検出結果を制御部10に与える。更に、第3の電圧センサ43は、第3のバッテリセル23単体の電圧値を検出して、検出結果を制御部10に与える。
第1のバッテリセル21単体及び第2のバッテリセル22単体夫々の電圧値は、第1〜第3の電圧センサ41〜43夫々の検出結果に基づいて、制御部10が算出する。具体的には、第1のバッテリセル21単体の電圧値は、第1の電圧センサ41の検出結果から第2の電圧センサ42の検出結果を減算することによって求められ、第2のバッテリセル22単体の電圧値は、第2の電圧センサ42の検出結果から第3の電圧センサ43の検出結果を減算することによって求められる。
図1及び図2に示す冷却ファン3は、給電されて駆動する電動のファンモータを有し、ファンモータの駆動によって冷却風を発生させて、リチウム電池2を冷却する。
DC/DCコンバータ13は、例えばチョッパ及びコイル等で構成されており、オルタネータ61が発電した電力を含む鉛蓄電池12側の低電圧(具体的には約14V)の電力を高電圧(具体的には約42V)に昇圧してリチウム電池2側に与える。
なお、制御部10は、DC/DCコンバータ13の出力電圧及び出力電流夫々の制御も行なう。
図1に示すオルタネータ61は、エンジンに連動して発電する交流の車載発電機であり、エンジンの始動に連動して発電を開始し、エンジンの停止に連動して発電を停止する。
鉛蓄電池12は、与えられた約14Vの電力によって充電され、負荷65,65,…夫々に電力を供給する。また、鉛蓄電池12には、オルタネータ61が発電し整流した約14Vの電力が与えられる。
リチウム電池2は、与えられた約42Vの電力によって充電され、電動モータ62に、モータドライバ63を介して電力を供給する。ただし、電動モータ62には、DC/DCコンバータ13によって約42Vに昇圧された電力が、モータドライバ63を介して与えられることもある。
モータドライバ63は、電源装置1から給電された直流を交流に変換して電動モータ62に与える。
また、リチウム電池2は、冷却ファン3へ給電する。ただし、冷却ファン3には、DC/DCコンバータ13によって約42Vに昇圧された電力が与えられることもある。
リチウム電池2には、オルタネータ61が発電し、DC/DCコンバータ13によって約42Vに昇圧された電力が与えられる。また、鉛蓄電池12が出力した電力が、DC/DCコンバータ13によって約42Vに昇圧されて、リチウム電池2に与えられることもある。
制御部10は、リチウム電池2の充放電に関する制御を行なう。
アクセサリスイッチ64は、車内ランプ、ラジオ装置等の負荷65への給電をオン/オフするためのスイッチと空気調和機、パワーウインド等の負荷65への給電をオン/オフするためのスイッチとを有する2段階のスイッチである。図3に示すように、アクセサリスイッチ64が完全にオフである場合は、エンジンが停止して(即ちオフになって)おり、車両は停車しているものと考えられる。
アクセサリスイッチ64がオンになると、アクセサリスイッチ64から制御部10へ、アクセサリスイッチ64がオンになったことを示す信号が与えられる。このため、制御部10は、この信号が与えられているか否かに基づいてアクセサリスイッチ64のオン/オフを検出し、この信号が与えられていない(即ちオフである)場合は、アクセサリスイッチ64がオフであると判定する。
ドアロックセンサ11は、車両のドアがロックされた場合に、ドアのロックを示す信号を制御部10に与える。このため、制御部10は、この信号が与えられているか否かに基づいて車両のドアがロックされているか否かを判定し、この信号が与えられている(即ちオンである)場合は、ドアがロックされていると判定する。
車両のドアがロックされている場合は、運転者が車両から退出しているものと考えられる。そして、車両が駐車しており、且つ、運転者が車両から退出している状態では、車両、延いてはリチウム電池2が長時間放置される可能性が高いと考えられる。
リチウム電池2は、充電量が大きい状態で長時間放置されると劣化が進む。また、リチウム電池2は、高温で放置されると劣化が進む。
このような劣化からリチウム電池を保護すべく、電源装置1は、アクセサリスイッチ64がオフであり、且つ、ドアがロックされている場合に、リチウム電池2が放電するようにしてある。
図4及び図5は、制御部10が実行する電池放電処理の手順を示すフローチャートである。この電池放電処理は、ドアのロックが解除され(ドアロックオフ)、アクセサリスイッチ64がオンになった場合に実行される。
制御部10は、まず、第1のFET51をオンにし、第2〜第5のFET52〜55をオフにする(S11)。また、制御部14は、リレー14をオンにして、電源装置1からモータドライバ63を介して電動モータ62へ給電されるようにする。更に、制御部14は、DC/DCコンバータ13を昇圧側に切り替える。
ドアのロックが解除されて、アクセサリスイッチ64がオンになった後、イグニッションキーがオンになってエンジンが作動し、エンジンに連動してオルタネータ61が発電する。このとき、制御部10によるS11の処理の結果、第1のFET51はオンになり、第2〜第5のFET52〜55はオフになっている(図3に示す範囲T1 の状態)。
このため、オルタネータ61が発電した低電圧の電力が、DC/DCコンバータ13に昇圧されて、リチウム電池2、冷却ファン3及び電動モータ62夫々に与えられる。
リチウム電池2はオルタネータ61が発電した電力によって充電されるか、又は、冷却ファン3及び電動モータ62夫々に給電する。
また、給電された冷却ファン3は作動してリチウム電池2を冷却し、高温からリチウム電池2を保護する。
制御部10は、アクセサリスイッチ64がオフであるか否かを判定し(S12)、アクセサリスイッチ64がオンである場合は(S12でNO)、S12の処理を繰り返す。アクセサリスイッチ64がオフになった場合(S12でYES)、制御部10は、第1のFET51をオフにし、第2〜第5のFET52〜55をオフのままにする(S13)。また、制御部14は、リレー14をオフにして、電源装置1からモータドライバ63を介して電動モータ62へ給電されないようにする。
アクセサリスイッチ64がオフになった場合、エンジンの停止に連動してオルタネータ61の発電も停止する。このとき、制御部10によるS13の処理の結果、第1〜第5のFET51〜55はオフになり(図3に示す範囲T2 の状態)、リチウム電池2からもオルタネータ61からも給電されなくなった冷却ファン3及び電動モータ62は停止する。
このとき、第1〜第3のバッテリセル21,22,23夫々の充電量が異なるため、第1〜第3のバッテリセル21,22,23夫々の電圧値V21,V22,V23も異なる。本実施の形態では、S12でYESの時点でV21>V22>V23の場合を例示する。
S13の処理完了後、制御部10は、ドアロックセンサ11がドアのロックを検出したか否かを判定する(S14)。
ドアロックセンサ11がドアのロックを検出していない場合(S14でNO)、制御部10はアクセサリスイッチ64が再びオンになったか否かを判定し(S15)、オフのままである場合は(S15でNO)、S14へ処理を戻し、オンになった場合は(S15でYES)、処理をS11へ戻す。
ドアのロックが検出された場合(S14でYES)、車両から運転者が退出して、リチウム電池2が長時間放置される可能性が高いため、制御部10は、第1の電圧センサ41の検出結果に基づいて、リチウム電池2全体の電圧値V2 が所定電圧値V0 以上であるか否かを判定する(S16)。
2 ≧V0 である場合(S16でYES)、制御部10は、第1のFET51をオンにし、第2〜第5のFET52〜55をオフにして(S17)、処理をS16へ戻し、リチウム電池2全体の電圧値V2が所定電圧値V0 未満になるまで、第1のFET51をオンにし続け、第2〜第5のFET52〜55をオフにし続ける。
リチウム電池2全体の電圧値V2 が所定電圧値V0 以上である場合とは、リチウム電池2が充電量が大きい場合であり、リチウム電池2に充電されている電力を効率よく放電するために、リチウム電池2全体から冷却ファン3に電力が供給される。ここで、リレー14がオフになっているため、電動モータ62に給電されることはない。
そして制御部10によるS17の処理の結果、リチウム電池2全体が放電して電圧値V2 が大幅に減少し、また、第1〜第3のバッテリセル21,22,23夫々も放電して電圧値V21,V22,V23も減少する(図3に示す範囲T3 の状態)。
本実施の形態においては、リチウム電池2全体の放電によっても、V21>V22>V23のままである場合を例示する。
2 <V0 である場合(S16でNO)、即ちリチウム電池2全体の電圧値V2 が所定電圧値V0未満である場合とは、リチウム電池2が十分に充電量が小さい場合であるため、制御部10は、第1〜第3の電圧センサ41〜43夫々の検出結果に基づいて、第1〜第3のバッテリセル21〜23夫々の電圧値V21,V22,V23を算出する(S18)。次いで制御部10は、算出された電圧値V21,V22,V23の内、最大値VL及び最小値VS を求める(S19)。
そうして制御部10は、最大値VL と最小値VS との差が所定閾値VD以下であるか否かを判定する(S20)。
L −VS >VD である場合(S20でNO)、第1〜第3のバッテリセル21,22,23夫々の電圧値V21,V22,V23が大きく異なるため、制御部10は、S19で求めた最大値VLを有するバッテリセルが第1のバッテリセル21であるか否かを判定する(S31)。
第1のバッテリセル21の電圧値V21が最大値VL である場合(S31でYES)、制御部10は、第1及び第4のFET51,54をオンにし、第2、第3及び第5のFET52,53,55をオフにして(S32)、処理をS18へ戻す。
第1のバッテリセル21の電圧値V21が最大値VL ではない場合(S31でNO)、制御部10は、S19で求めた最大値VL を有するバッテリセルが第2のバッテリセル22であるか否かを判定する(S33)。
第2のバッテリセル22の電圧値V22が最大値VL である場合(S33でYES)、制御部10は、第2及び第5のFET52,55をオンにし、第1、第3及び第4のFET51,53,54をオフにして(S34)、処理をS18へ戻す。
第2のバッテリセル22の電圧値V22が最大値VL ではない場合(S33でNO)、第3のバッテリセル23の電圧値V23が最大値VL であるため、制御部10は、第3のFET53をオンにし、第1、第2、第4及び第5のFET51,52,54,55をオフにして(S35)、処理をS18へ戻す。
S31の処理の結果、第1及び第4のFET51,54がオンになり、第2、第3及び第5のFET52,53,55がオフになることによって、第1のバッテリセル21から冷却ファン3に電力が供給される。このため、第1のバッテリセル21が放電して電圧値V21が減少するが、第2〜第3のバッテリセル22,23夫々は放電せず、電圧値V22,V23は略一定である(図3に示す範囲T4 の状態)。
図3に示すように、第1のバッテリセル21の放電が継続される内に、やがて、第1のバッテリセル21の電圧値V21と第2のバッテリセル22の電圧値V22との大小が逆転する。
そして、S33の処理の結果、第2及び第5のFET52,55がオンになり、第1、第3及び第4のFET51,53,54がオフになることによって、第2のバッテリセル22から冷却ファン3に電力が供給される。このため、第2のバッテリセル22が放電して電圧値V22が減少するが、第1,第3のバッテリセル22,23夫々は放電せず、電圧値V21,V23は略一定である(図3に示す範囲T5 の状態)。
同様に、S35の処理の結果、第3のFET53がオンになり、第1、第2、第4及び第5のFET51,52,54,55がオフになることによって、第3のバッテリセル23から冷却ファン3に電力が供給される。このため、第3のバッテリセル23が放電して電圧値V23が減少するが、第1〜第2のバッテリセル21,22夫々は放電せず、電圧値V21,V22は略一定である。
やがて、最大値VL と最小値VS との差が所定閾値VD以下となり、第1〜第3のバッテリセル21,22,23夫々の電圧値V21,V22,V23が略均一となるため、第1〜第5のFET51〜55が全てオフとなる(図3に示す範囲T6 の状態)。この場合、冷却ファン3への給電が停止するため、冷却ファン3も停止する。
即ち、VL −VS ≦VD である場合(S20でYES)、第1〜第3のバッテリセル21,22,23夫々の電圧値V21,V22,V23が略均一であるため、制御部10は、第1〜第5のFET51〜55を全てオフにして(S41)、電池放電処理を終了する。
以上のような電池放電処理を実行することによって、制御手段である制御部10と切替手段である第1〜第5のFET51〜55とが、セル接続手段兼バッテリ接続手段として機能する。
以上のような電源装置1は、長時間放置されるリチウム電池2を放電させ、しかも、リチウム電池2に充電されていた電力を利用して冷却ファン3を作動させてリチウム電池2を冷却するため、リチウム電池2に充電されていた電力を無駄にすることなく、リチウム電池2を、長時間の放置による劣化及び高温による劣化の両方から保護する。
しかも、リチウム電池2全体を大まかに放電してから、各バッテリセル21,22,23の充電量が略均等になるよう細かく放電するため、リチウム電池2の充電量が効率よく減少する。
更に、放電し終えた各バッテリセル21,22,23の充電量が略均等であれば、この次に充電されたときに、各バッテリセル21,22,23の充電量が略均等となる。この後、最も充電量が小さいバッテリセルの電圧値が放電下限電圧値に達するまでリチウム電池2全体を放電させてから放電を停止させても、他のバッテリセルの電圧値も放電下限電圧値に達しており、各バッテリセルが略完全に放電した状態となる。この結果、リチウム電池2からの電力の取り出し容量が最大限となる。
本発明の実施の形態に係る電源装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る電源装置が備えるリチウム電池及び冷却ファン近傍の詳細を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る電源装置が備える各FETのオン/オフのタイミングを示すタイミングチャート、並びに、各FETのオン/オフに伴うリチウム電池及び各バッテリセルの電圧値の時間変化を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態に係る電源装置の制御部が実行する電池放電処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電源装置の制御部が実行する電池放電処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電源装置
10 制御部(オフ検出手段,セル接続手段,判定手段,バッテリ接続手段)
11 ドアロックセンサ(ロック検出手段)
2 車載バッテリ
21,22,23 バッテリセル
3 冷却ファン(電気負荷,冷却手段)
41 電圧センサ(セル電圧検出手段,バッテリ電圧検出手段)
42,43 電圧センサ(セル電圧検出手段)
51,52,53,54,55 FET(セル接続手段,バッテリ接続手段)
61 オルタネータ(車載発電機)
62 電動モータ(電気負荷)
64 アクセサリスイッチ(スイッチ)

Claims (4)

  1. 車載発電機が発電した電力によって充電される複数の接続されたバッテリセルを有し、1又は複数の電気負荷に電力を供給する車載バッテリを備える電源装置において、
    前記電気負荷への給電のためのスイッチがオフであることを検出するオフ検出手段と、
    ドアのロックを検出するロック検出手段と、
    前記車載バッテリを冷却するための電気式の冷却手段と、
    各バッテリセルの電圧値を検出する各セル電圧検出手段と
    を備え、
    前記オフ検出手段がスイッチのオフを検出し、且つ、前記ロック検出手段がドアのロックを検出した場合に、前記各セル電圧検出手段が検出した電圧値が略均等になるよう前記バッテリセルから前記冷却手段へ給電するようにしてあることを特徴とする電源装置。
  2. 前記各セル電圧検出手段が検出した電圧値の内で最も高い電圧値を有するバッテリセルを前記冷却手段に接続することを、前記各セル電圧検出手段が検出した電圧値が略均等になるまで繰り返すセル接続手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記セル接続手段は、
    各バッテリセルと前記冷却手段との接続をオン/オフする切替手段と、
    前記各セル電圧検出手段が検出した電圧値に応じて、前記切替手段のオン/オフの切り替えを制御する制御手段と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記車載バッテリの電圧値を検出するバッテリ電圧検出手段と、
    該バッテリ電圧検出手段が検出した電圧値が所定電圧値以上であるか否かを判定する判定手段と、
    前記オフ検出手段がスイッチのオフを検出し、且つ、前記ロック検出手段がドアのロックを検出した場合に、前記判定手段が、前記所定電圧値以上であると判定したとき、前記車載バッテリを前記冷却手段に接続するバッテリ接続手段と
    を備え、
    該バッテリ接続手段の作動後、又は、前記オフ検出手段がスイッチのオフを検出し、且つ、前記ロック検出手段がドアのロックを検出した場合に、
    前記判定手段が、前記所定電圧値未満であると判定したとき、前記各セル電圧検出手段が検出した電圧値が略均等になるよう前記バッテリセルから前記冷却手段へ給電するようにしてあることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の電源装置。
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