JP2008146198A - 回転ストッパ構造 - Google Patents

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JP2008146198A JP2006330348A JP2006330348A JP2008146198A JP 2008146198 A JP2008146198 A JP 2008146198A JP 2006330348 A JP2006330348 A JP 2006330348A JP 2006330348 A JP2006330348 A JP 2006330348A JP 2008146198 A JP2008146198 A JP 2008146198A
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俊夫 井口
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Abstract

【課題】本発明は、回転又は固定部材に設けたストッパと係合する相手方を可動ストッパとすることにより、360度以上回転させて停止させることを目的とする。
【解決手段】本発明による回転ストッパ構造は、固定部材(17)又は回転部材(20)に設けられたストッパ(30)と、前記固定部材(17)又は回転部材(20)に設けられ前記ストッパ(30)と係合する可動ストッパ(33)とを備え、前記可動ストッパ(33)は、円弧状をなしストッパ(33)と係合するストッパ突起(31,32)を有する板状本体(34)と円弧状孔(35)とからなる構成である。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転ストッパ構造に関し、特に、固定部材又は回転部材に設けられたストッパを可動ストッパとし、360°以上の回転範囲でストッパを作用させて回転部材を停止させるための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の回転ストッパ構造としては、ここでは、文献名等を挙げていないが、一般に、回転側ストッパ及び固定側ストッパ共、各々固定されたもので、360度以上の回転の停止としては、減速ギアからなる多段ギアを採用していた。
従来の回転ストッパ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、前述のように、回転側ストッパ及び固定側ストッパ共、各々固定された構成では、360度以上の回転の後に停止させることは出来ず、例えば、180度回転が限度の構成において、±210度の回転角度を規制することは不可能であった。
また、多段ギアを用いて360度以上の回転規制を行う構成は、多段ギアによるスペースが大きくなり、例えば、空間安定装置等の各種電子機器に内蔵させることは困難であった。
本発明による回転ストッパ構造は、固定部材又は回転部材に設けられたストッパと、前記固定部材又は回転部材に移動自在に設けられた前記ストッパと係合する可動ストッパとを備え、前記可動ストッパは全体形状が円弧状をなし前記ストッパと係合するストッパ突起を有する板状本体と、前記板状本体に形成された円弧状孔と、よりなり、前記円弧状孔には前記固定部材又は回転部材に設けられた可動ストッパ用ストッパ突起が係合し、前記ストッパが前記ストッパ突起と係合した後、前記板状本体は前記円弧状孔の範囲内で可動する構成であり、また、前記ストッパは前記回転部材に設けられ、前記可動ストッパは前記固定部材に設けられている構成であり、また、前記ストッパ突起は互いに離間して設けられた一対よりなり、前記可動ストッパ用ストッパ突起は互いに離間して設けられた一対よりなる構成であり、また、前記固定部材及び回転部材は、空間安定装置に設けられている構成である。
本発明による回転ストッパ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、一対のストッパのうち、一方のストッパを固定部材又は回転部材に対して固定し、他方のストッパを固定部材又は回転部材に移動可能な可動ストッパとしているため、この可動ストッパの移動範囲の角度内で360度以上の停止動作を行うことができる。
また、可動ストッパが板状に形成されているため、小型に構成することができ、例えば、空間安定装置等の各種小型機器に組み込むことが可能となる。
本発明は、固定部材又は回転部材に設けられたストッパを可動ストッパとし、360度以上の回転範囲でストッパを作用させて回転部材を停止させるようにした回転ストッパ構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による回転ストッパ構造の好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは、本発明による回転ストッパ構造を例えば一例として、周知の空間安定装置(例えば、特開2002−22462号公報又は特開2002−78311号公報に開示されている)であり、この空間安定装置1は、図1の外観では、保持体からなる固定部材17及び回転部材からなる第1枠体20が構成されている。
前記空間安定装置1は、図4のように構成され、支持台4に設けられたモータ3には前記固定部材17が設けられ、この固定部材17のモータ10Aには第1支軸9Aを介して前記回転部材20が回転自在に設けられている。
前記回転部材20には、第2支軸21及びトルカ22を介して第2枠体23が回転自在に設けられ、この第2枠体23には、第3支軸24及びトルカ25を介して第3枠体26が回転自在に設けられている。
前記第3枠体26には、ビデオカメラ2、赤外線カメラ28及びレーザ測距装置29が設けられ、この空間安定装置1は5軸で構成されている。
図2及び図3で示される構成は、本発明における回転ストッパ構造を示すもので、一例として、前記空間安定装置1の固定部材17及び回転部材20に取付ける場合について述べる。
まず、前記回転部材20には、ピン状のストッパ30が固定して設けられ、前記固定部材17には、全体形状が円弧状をなし前記ストッパ30と係合する第1、第2ストッパ突起31、32を有する可動ストッパ33が設けられている。
前記可動ストッパ33は、前記各ストッパ突起31、32を有する板状本体34で形成され、この板状本体34には円弧状に形成された円弧状孔35が形成されている。
前記固定部材17には、互いに離間した状態で一対の第1、第2可動ストッパ用ストッパ突起40、41が前記円弧状孔35内に位置していることにより、前記板状本体34は前記各可動ストッパ用ストッパ突起40、41をガイドとして矢印Aの方向に沿い往復移動自在に配設されている。
尚、前記板状本体34は、前記各可動ストッパ用ストッパ突起40、41だけではなく、図示しないガイド部材によって板状本体34が前記固定部材17から離脱することのないように保持されている。
前記固定部材17に設けられた前記可動ストッパ33は、前記固定部材17の軸中心Dから半径方向に表わす0度位置Eを中心として前記円弧状孔35が左右対称な形状に形成され、前記各可動ストッパ用ストッパ突起40と41及び前記ストッパ突起31と32は各々前記0度位置Eを中心として左右対称な位置となるように配設されている。
次に、前述の構成において、図2の状態で回転部材20をCW方向に回転させると、この回転部材20のストッパ30が前記第1ストッパ突起31に当接し、この状態で回転部材20を引き続きCW方向へ回転させると、図3で示されるように、可動ストッパ33が回動し、前記第1可動ストッパ用ストッパ突起40が円弧状孔35の第1壁35aに当接することによって停止する。
図3のようにストッパ30が停止した状態では、ストッパ30が前記0度位置Eを越えて停止しているため、回転部材20が回転を開始する位置が前記0度位置Eからスタートしたとしても、360度を超えて回転した後に停止していることが明らかである。
また、回転部材20を前述とは逆のCCW方向に回転させた場合には、図3の状態とは逆に、前記第2可動ストッパ用ストッパ突起41が円弧状孔35の第2壁35bに当接した状態となり、360度以上の回転を終えた後に停止させることができる。
尚、前記回転部材20のストッパ30を前記0度位置Eの手前の位置から、CW方向又はCCW方向へ回転させることにより、360度を大きく超えて回転部材20を停止させることができる。
また、前述の形態では、回転部材20にストッパ30を設け、固定部材17に可動ストッパ33を設けた場合について述べたが、この形態に限ることなく、回転部材20に可動ストッパ33を設け、固定部材17にストッパ30を設けた場合においても、相対的な構成であるため、前述と同じ360度以上の回転後の停止動作を達成することができる。
また、前述の形態では、本発明による回転ストッパ構造を図4の空間安定装置1の固定部材である保持体17及び回転部材である第1枠体20に適用した場合について述べ、360度以上の回転停止を応用すると、図1のように、第1枠体20をピッチ方向Bに±210度回転させて停止させる構成とすることができるが、前述の空間安定装置1に限ることなく、一般の各種機械の回転停止に適用することができる。
本発明による回転ストッパ構造を適用した空間安定装置を示す外観図である。 本発明による回転ストッパ構造を示す構成図である。 図2の動作を示す要部の構成図である。 図1の空間安定装置の内部構成を示す断面図である。
符号の説明
1 空間安定装置
17 保持体(固定部材)
20 第1枠体(回転部材)
E 0度位置
30 ストッパ
D 軸中心
31 第1ストッパ突起
32 第2ストッパ突起
33 可動ストッパ
34 板状本体
35 円弧状孔
35a 第1壁
35b 第2壁
40 第1可動ストッパ用ストッパ突起
41 第2可動ストッパ用ストッパ突起

Claims (4)

  1. 固定部材(17)又は回転部材(20)に設けられたストッパ(30)と、前記固定部材(17)又は回転部材(20)に移動自在に設けられた前記ストッパ(30)と係合する可動ストッパ(33)とを備え、
    前記可動ストッパ(33)は全体形状が円弧状をなし前記ストッパ(30)と係合するストッパ突起(31,32)を有する板状本体(34)と、前記板状本体(34)に形成された円弧状孔(35)と、よりなり、前記円弧状孔(35)には前記固定部材(17)又は回転部材(20)に設けられた可動ストッパ用ストッパ突起(40,41)が係合し、前記ストッパ(30)が前記ストッパ突起(31,32)と係合した後、前記板状本体(34)は前記円弧状孔(35)の範囲内で可動する構成としたことを特徴とする回転ストッパ構造。
  2. 前記ストッパ(30)は前記回転部材(20)に設けられ、前記可動ストッパ(33)は前記固定部材(17)に設けられていることを特徴とする請求項1記載の回転ストッパ構造。
  3. 前記ストッパ突起(31,32)は互いに離間して設けられた一対よりなり、前記可動ストッパ用ストッパ突起(40,41)は互いに離間して設けられた一対よりなることを特徴とする請求項1又は2記載の回転ストッパ構造。
  4. 前記固定部材(17)及び回転部材(20)は、空間安定装置(1)に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の回転ストッパ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016139090A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 多摩川精機株式会社 空間安定装置

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