JP2008145677A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止する。
【解決手段】制御回路20は、走査信号線駆動回路30に対してローレベル電圧VGLと1ライン時間内の傾斜期間Tで低下する傾斜付きハイレベル電圧VGHxとを供給する。走査信号線駆動回路30は、走査信号線G1〜Gnの中から選択した走査信号線には電圧VGHxを、非選択の走査信号線には電圧VGLを印加する。制御回路20は、選択されている走査信号線が制御回路20に近いときには、傾斜期間Tを長くするか、電圧VGHxが低下する速度を速くして、電圧VGHxを電圧VGLにより近づける。これにより、走査信号線間で信号波形を揃え、表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶表示装置などの表示装置に関し、特に、走査信号線の信号波形を鈍らせる駆動を行う表示装置に関する。
液晶表示装置の表示画面には、フリッカと呼ばれるちらつきが発生することがある。そこで従来から、フリッカを防止する方法が多数考案されている。例えば、表示画面の左右方向に発生するフリッカを防止する方法として、走査信号線の信号波形を鈍らせる駆動(以下、傾斜駆動という)が知られている。
図10に示すように走査信号線Giとデータ信号線Sjを備えた液晶パネル80には、走査信号線の配線抵抗Rgや、走査信号線−データ信号線間のカップリング容量Cgsなどが存在する。このため、走査信号線駆動回路81が走査信号線Giの一端(A点)に矩形状の信号波形を与えても、走査信号線Giの他端(B点)では信号波形は鈍る。
また、液晶表示装置では、TFT(Thin Film Transistor)がオン状態からオフ状態に変化するときに、いわゆる引き込みによって液晶電圧が低下する。例えば図11に示す画素回路では、引き込みによる液晶電圧の低下量ΔVは次式(1)で与えられる。
ΔV=Cgd/(Cgd+Clc)×(VGH−VGL)
ただし、上式(1)において、CgdはTFT82のゲート−ドレイン間の寄生容量、Clcは液晶容量、VGHは走査信号線Giのハイレベル電圧、VGLは走査信号線Giのローレベル電圧である。
走査信号線の電圧が急峻に変化する場合には、液晶電圧の低下量は上式(1)に従う。ところが、走査信号線の電圧が緩慢に変化する場合には、走査信号線の電圧がTFTの閾値電圧を超えている間は上記の電圧低下は起こらないので、液晶電圧の低下量は上式(1)で算出される量よりも小さくなる。このため、走査信号線駆動回路に近い画素回路では、走査信号線の信号波形はあまり鈍らないので、液晶電圧はほぼ予想した分だけ低下するが、走査信号線駆動回路から遠い画素回路では、走査信号線の信号波形はかなり鈍るので、液晶電圧は予想よりも小さく低下する。このように表示画面の左右で液晶電圧の低下量が異なる液晶表示装置について、表示画面の中央でフリッカが発生しないように対向電圧を決定すると、表示画面の左右では対向電圧が最適値からずれて、フリッカが発生する。
そこで傾斜駆動では、表示画面の左右方向に発生するフリッカを防止するために、走査信号線の信号波形として予め鈍らせた信号波形が用いられる(図12を参照)。図12に示す信号波形では、1ライン時間の終端にある所定の期間Tにおいて、走査信号線の電圧はハイレベル電圧VGHからローレベル電圧VGLに近づく。走査信号線の電圧が図12に示すように変化すると、走査信号線駆動回路に近い画素回路と走査信号線駆動回路から遠い画素回路とで、液晶電圧の低下量の差が小さくなる。したがって、表示画面の中央でフリッカが発生しないように対向電圧を決定すれば、表示画面の左右でも対向電圧は最適値にほぼ一致する。このように傾斜駆動によれば、走査信号線内で信号波形を揃えることにより、表示画面の左右方向に発生するフリッカを防止することができる。傾斜駆動については、例えば特許文献1に開示されている。
特開平11−281957号公報
しかしながら、傾斜駆動を行う従来の液晶表示装置では、表示画面の上下方向にフリッカが発生することがある。以下、その理由を説明する。例えば図13に示す液晶表示装置では、制御基板90に実装された制御回路91は、走査信号線駆動LSI94に対して、ローレベル電圧VGLと図14に示すように変化するハイレベル電圧VGHxとを供給する。これらの電圧の供給は、共通基板92、データ信号線駆動LSI96が実装されたフィルム95、液晶パネル80、および、走査信号線駆動LSI94が実装されたフィルム93などに設けられた配線を用いて行われる。これらの電圧の供給には、液晶パネル80に設けられたパネル内配線97も用いられる。
ところが、パネル内配線97は液晶パネル80のガラス基板に形成されているので、配線抵抗が大きい。このため、制御回路91から遠い部分では、ハイレベル電圧VGHxの波形は鈍り、これに伴い走査信号線の信号波形も鈍る。図13に示す例では、走査信号線G1の信号波形はあまり鈍らないが、走査信号線Gmの信号波形はかなり鈍る。上述したように、走査信号線の信号波形が異なる部分にはフリッカが発生する。したがって、傾斜駆動を行う従来の液晶表示装置では、表示画面の中央でフリッカが発生しないように対向電圧を決定すると、表示画面の上下では対向電圧が最適値からずれて、フリッカが発生する。このフリッカは、液晶パネルが大型になるほど発生しやすくなる。
それ故に、本発明は、表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止した表示装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、
複数の画素回路と複数の走査信号線と複数のデータ信号線とを含む表示パネルと、
前記走査信号線を順に選択する走査信号線駆動回路と、
入力された映像信号に基づき、前記データ信号線を駆動するデータ信号線駆動回路と、
前記走査信号線駆動回路に選択電圧と非選択電圧を供給する制御回路とを備え、
前記制御回路は、1ライン時間内の所定の期間で選択電圧を非選択電圧に近づける制御を行うと共に、選択されている走査信号線の配置位置に応じて当該制御の態様を切り替えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記制御回路は、選択されている走査信号線が前記制御回路に近いときほど、選択電圧を非選択電圧により近づけることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、
前記制御回路は、選択されている走査信号線の配置位置に応じて、選択電圧を非選択電圧に近づける期間の長さを切り替えることを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、
前記制御回路は、選択されている走査信号線が前記制御回路に近いときほど、選択電圧を非選択電圧に近づける期間を長くすることを特徴とする。
第5の発明は、第1の発明において、
前記制御回路は、選択されている走査信号線の配置位置に応じて、選択電圧を非選択電圧に近づける速度を切り替えることを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、
前記制御回路は、選択されている走査信号線が前記制御回路に近いときほど、選択電圧を非選択電圧に近づける速度を速くすることを特徴とする。
第7の発明は、第1の発明において、
前記走査信号線駆動回路は、複数の部分に分けて複数の半導体集積回路に内蔵されており、
前記制御回路は、半導体集積回路ごとに異なる態様で非選択電圧に近づく複数の選択電圧を前記走査信号線駆動回路に供給することを特徴とする。
第8の発明は、
複数の画素回路と複数の走査信号線と複数のデータ信号線とを含む表示パネルと、
前記走査信号線を順に選択する走査信号線駆動回路と、
入力された映像信号に基づき、前記データ信号線を駆動するデータ信号線駆動回路と、
前記走査信号線駆動回路に対して、少なくとも一方を変化させながら選択電圧と非選択電圧を供給する制御回路とを備え、
前記走査信号線駆動回路は、複数の部分に分けて複数の半導体集積回路に内蔵されており、
前記表示パネルには、前記制御回路と前記走査信号線駆動回路の各部分とを直列に接続するために、前記制御回路から遠いほど太くなるパネル内配線が設けられていることを特徴とする。
第9の発明は、第1〜第8のいずれかの発明において、
前記表示パネルが液晶パネルであることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、走査信号線の配置位置に応じて走査信号線の信号波形が鈍る程度を切り替え、走査信号線間で信号波形を揃えることができる。これにより、走査信号線間で信号波形が異なるために表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
上記第2の発明によれば、元々は鈍りにくい、制御回路に近い走査信号線の信号波形を多く鈍らせ、元々は鈍りやすい、制御回路に近い走査信号線の信号波形を少なく鈍らせることができる。これにより、走査信号線間で信号波形を揃え、表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
上記第3の発明によれば、走査信号線の配置位置に応じて選択電圧を非選択電圧に近づける期間の長さを切り替えることにより、走査信号線の配置位置に応じて走査信号線の信号波形が鈍る程度を切り替えることができる。これにより、走査信号線間で信号波形を揃え、表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
上記第4の発明によれば、選択電圧を非選択電圧に近づける期間は、信号波形が元々は鈍りにくい、制御回路に近い走査信号線については長くなり、信号波形が元々は鈍りやすい、制御回路に近い走査信号線については短くなる。これにより、走査信号線間で信号波形を揃え、表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
上記第5の発明によれば、走査信号線の配置位置に応じて選択電圧を非選択電圧に近づける速度を切り替えることにより、走査信号線の配置位置に応じて走査信号線の信号波形が鈍る程度を切り替えることができる。これにより、走査信号線間で信号波形を揃え、表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
上記第6の発明によれば、選択電圧を非選択電圧に近づける速度は、信号波形が元々は鈍りにくい、制御回路に近い走査信号線については速くなり、信号波形が元々は鈍りやすい、制御回路に近い走査信号線については遅くなる。これにより、走査信号線間で信号波形を揃え、表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
上記第7の発明によれば、半導体集積回路ごとに選択電圧が非選択電圧に近づく態様を切り替えることにより、半導体集積回路ごとに走査信号線の信号波形が鈍る程度を切り替えることができる。これにより、異なる半導体集積回路によって駆動される走査信号線間で信号波形を揃え、表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
上記第8の発明によれば、制御回路から遠いほどパネル内配線は太くなるので、制御回路から遠いパネル内配線の信号伝搬遅延は小さくなる。これにより、走査信号線間で信号波形を揃え、走査信号線間で信号波形が異なるために表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
上記第9の発明によれば、表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止した液晶表示装置を得ることができる。
図1は、本発明の第1〜第5の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。第1〜第5の実施形態に係る液晶表示装置は、図1に示すように、液晶パネル10、制御回路20、走査信号線駆動回路30、および、データ信号線駆動回路40を備えている。以下、m、nは2以上の整数、iは1以上m以下の整数であるとする。
液晶パネル10は、(m×n)個の画素回路11、m本の走査信号線G1〜Gm、および、n本のデータ信号線S1〜Snを備えている。走査信号線G1〜Gmは互いに平行に配置され、データ信号線S1〜Snは走査信号線G1〜Gmと直交するように互いに平行に配置される。画素回路11は、走査信号線G1〜Gmとデータ信号線S1〜Snの各交点に対応して配置される。
液晶表示装置には、制御信号(水平同期信号HSYNCや垂直同期信号VSYNCなど)と映像信号Dinとが入力される。制御回路20は、入力された制御信号に基づき、走査信号線駆動回路30に対するタイミング制御信号C1と、データ信号線駆動回路40に対するタイミング制御信号C2とを出力すると共に、入力された映像信号Dinをタイミング制御信号C2に同期させてデータ信号線駆動回路40に出力する。
走査信号線駆動回路30は、タイミング制御信号C1に基づき、走査信号線G1〜Gmを駆動する。より詳細には、走査信号線駆動回路30は、タイミング制御信号C1に基づき走査信号線G1〜Gmを1本ずつ順に選択し、選択した走査信号線には所定レベルの電圧を、非選択の走査信号線にはそれ以外のレベルの電圧を印加する。以下、走査信号線駆動回路30は、選択した走査信号線には選択電圧としてハイレベル電圧VGHを印加し、非選択の走査信号線には非選択電圧としてローレベル電圧VGLを印加するものとする。走査信号線駆動回路30の作用により、選択された走査信号線に対応した1行分の画素回路11が選択される。
データ信号線駆動回路40は、タイミング制御信号C2および映像信号Dinに基づき、データ信号線S1〜Snを駆動する。より詳細には、データ信号線駆動回路40は、線順次方式あるいは点順次方式に従い、映像信号Dinに応じた階調電圧をデータ信号線S1〜Snに印加する。データ信号線駆動回路40の作用により、選択された1行分の画素回路11に対して、映像信号Dinに応じた階調電圧が書き込まれる。
制御回路20は、上述したタイミング制御信号と映像信号の出力機能に加えて、電源供給機能を有している。このため制御回路20は、電源回路21と傾斜制御部22を備えている。電源回路21は、液晶表示装置の外部から供給された電源電圧(図示せず)に基づき、液晶表示装置を動作させるために必要な各種の電圧を生成する。走査信号線駆動回路30で必要とされるハイレベル電圧VGHとローレベル電圧VGLも、電源回路21で生成される。ただし、電源回路21で生成されたハイレベル電圧VGHは、傾斜制御部22経由で走査信号線駆動回路30に供給される。以下、電源回路21から傾斜制御部22経由で供給される電圧を「傾斜付きハイレベル電圧VGHx」という。
走査信号線駆動回路30は、m本の走査信号線G1〜Gmを駆動するために、細長い領域に配置される。以下の説明では、制御回路20から走査信号線駆動回路30に供給される2種類の電圧は、走査信号線G1に近い側(走査信号線Gmから遠い側)から供給されるものとする。
第1〜第4の実施形態に係る液晶表示装置は、傾斜制御部22の構成に特徴があり、第5の実施形態に係る液晶表示装置は、液晶パネル10の構成に特徴がある。以下、各実施形態に係る液晶表示装置の特徴を説明する。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置に含まれる傾斜制御部と走査信号線駆動回路の詳細を示す図である。図2に示す走査信号線駆動回路30pは、m段のシフトレジスタ31とm個のアナログスイッチ32を備えている。シフトレジスタ31の各段とm個のアナログスイッチ32は、m本の走査信号線G1〜Gmに対応する。
制御回路20から走査信号線駆動回路30pに出力されるタイミング制御信号C1には、1ライン時間内にハイレベルとローレベルに変化するゲートクロックGCKと、1フレーム時間内で1ライン時間だけハイレベルとなるゲートスタートパルスGSPとが含まれている。シフトレジスタ31は、ゲートクロックGCKに従い、ゲートスタートパルスGSPを1段ずつシフトさせる。これにより、シフトレジスタ31の各段の出力信号は、1ライン時間に1個ずつ順にハイレベルとなる。以下、シフトレジスタ31のi段目の出力信号を「出力切替信号gi」という。
アナログスイッチ32には、シフトレジスタ31の各段の出力信号と、電源回路21から供給されたローレベル電圧VGLと、電源回路21から傾斜制御部22経由で供給された傾斜付きハイレベル電圧VGHxとが入力される。i番目のアナログスイッチ32は、出力切替信号giがハイレベルのときには傾斜付きハイレベル電圧VGHxを、出力切替信号giがローレベルのときにはローレベル電圧VGLを選択し、選択した電圧を走査信号線Giに印加する。
傾斜制御部22pは、傾斜期間制御部51、スイッチ52、および、抵抗53を備えている。傾斜制御部22pにはハイレベル電圧VGHが入力され、傾斜制御部22pからは傾斜付きハイレベル電圧VGHxが出力される。ハイレベル電圧VGHの入力端子と傾斜付きハイレベル電圧VGHxの出力端子とは、1本の配線(以下、配線Wという)を用いて接続される。スイッチ52と抵抗53は直列に接続され、両者を直列に接続した回路は配線Wと接地の間に設けられる。
傾斜期間制御部51は、通常時はローレベルで、1ライン時間の終端にある所定の期間T(以下、傾斜期間という)においてハイレベルとなる傾斜制御信号SCを出力する。傾斜制御信号SCはスイッチ52の制御端子に与えられ、スイッチ52は傾斜制御信号SCによって制御される。図2に示す例では、傾斜制御信号SCがローレベルのとき、スイッチ52はオフ状態となる。このとき、抵抗53には電流が流れないので、傾斜付きハイレベル電圧VGHxはハイレベル電圧VGHに一致する。これに対して傾斜制御信号SCがハイレベルのときには、スイッチ52はオン状態となる。このとき、抵抗53の抵抗値に応じた量の電流が配線Wから抵抗53経由で流れるので、傾斜付きハイレベル電圧VGHxはハイレベル電圧VGHから低下してローレベル電圧VGLに近づく。このように、傾斜付きハイレベル電圧VGHxは、傾斜期間外ではハイレベル電圧VGHに一致し、傾斜期間ではローレベル電圧VGLに近づく。
傾斜期間制御部51には、選択している走査信号線のライン番号LNが与えられる。傾斜期間制御部51は、ライン番号LNに基づき傾斜期間の長さを切り替える。具体的には、傾斜期間制御部51は、ライン番号LNが小さいときには傾斜期間を長くし、ライン番号LNが大きいときには傾斜期間を短くする。傾斜期間制御部51は、ライン番号LNごとに傾斜期間の長さを切り替えてもよく、ライン番号LNが所定数だけ変化したときに傾斜期間の長さを切り替えてもよい。また、傾斜期間の長さの変化量は任意でよい。
図3は、第1の実施形態に係る液晶表示装置の信号波形図である。図3に示す信号波形図では、ゲートクロックGCKの1周期が1ライン時間に相当する(以下の信号波形図でも同じ)。1フレーム時間内の最初の1ライン時間では出力切替信号g1がハイレベルとなり、以降の各ライン時間では出力切替信号g2〜gmが1本ずつ順にハイレベルとなる。走査信号線G1の電圧は、出力切替信号g1がローレベルのときにはローレベル電圧VGLとなり、出力切替信号g1がハイレベルのときにはハイレベル電圧VGHとなる。ただし、出力切替信号g1がハイレベルである間に傾斜制御信号SCがハイレベルになると、走査信号線G1の電圧は抵抗53の抵抗値に応じた速度でハイレベル電圧VGHから低下し、ローレベル電圧VGLに近づく。このように、走査信号線G1の信号波形の立ち下がり部分には傾斜が付けられる。
走査信号線G2〜Gmの電圧も走査信号線G1の電圧と同様に変化し、走査信号線G2〜Gmの信号波形の立ち下がり部分にも同じ傾きの傾斜が付けられる。上述したように、傾斜期間制御部51は、ライン番号LNが小さいときほど傾斜期間を長くする。したがって、制御回路20に近い走査信号線Giの電圧は、傾斜期間でより多く低下してローレベル電圧VGLにより近づく。
図1に示す液晶表示装置では、ライン番号LNが小さく、制御回路20に近い走査信号線の信号波形は鈍りにくいが、ライン番号LNが大きく、制御回路20から遠い走査信号線の信号波形は鈍りやすい。
そこで、本実施形態に係る液晶表示装置は、信号波形が元々は鈍りにくい、制御回路20に近い走査信号線については、傾斜期間を長くして信号波形を多く鈍らせる一方で、信号波形が元々は鈍りやすい、制御回路20から遠い走査信号線については、傾斜期間を短くして信号波形を少なく鈍らせる。この際、走査信号線の信号波形が元々鈍る程度に応じて傾斜期間の長さを好適に決定すれば、走査信号線間で信号波形を揃えることができる。したがって、本実施形態に係る液晶表示装置によれば、走査信号線間で信号波形が異なるために表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る液晶表示装置に含まれる傾斜制御部と走査信号線駆動回路の詳細を示す図である。図4に示す走査信号線駆動回路30pは、第1の実施形態で説明したものと同じであるので、ここでは説明を省略する。第2〜第4の実施形態では、出力切替信号ga〜gdと走査信号線Ga〜Gdの添字a〜dは、順に1、m/4より大きい最小の整数、m/2より大きい最小の整数、および、3m/4より大きい最小の整数を表す。
傾斜制御部22qは、傾斜期間制御部54、スイッチ55、4個の抵抗56a〜d、および、抵抗選択回路57を備えている。抵抗選択回路57は、4個の入力端子と1個の出力端子を有する。抵抗選択回路57の出力端子は、配線W(ハイレベル電圧VGHの入力端子と傾斜付きハイレベル電圧VGHxの出力端子を結ぶ配線)に接続され、4個の入力端子はそれぞれ抵抗56a〜dの一端に接続される。抵抗56a〜dの他端はスイッチ55の一端に共通して接続され、スイッチ55の他端は接地される。抵抗56a〜dの抵抗値は、抵抗56a、56b、56c、56dの順に大きくなるものとする。
傾斜期間制御部54は、第1の実施形態に係る傾斜期間制御部51と同様に、通常時はローレベルで、傾斜期間ではハイレベルとなる傾斜制御信号SCを出力する。ただし、傾斜期間制御部54は、傾斜期間制御部51とは異なり、傾斜期間の長さを切り替える機能を有していない。傾斜制御信号SCはスイッチ55の制御端子に与えられ、スイッチ55は傾斜制御信号SCによって制御される。
抵抗選択回路57には、選択している走査信号線のライン番号LNが与えられる。抵抗選択回路57は、ライン番号LNに基づき、抵抗56a〜dのうちのいずれかを配線Wに接続する。具体的には、抵抗選択回路57は、LN≧m/4のときには抵抗56aを、m/4<LN≦m/2のときには抵抗56bを、m/2<LN≦3m/4のときには抵抗56cを、LN>3m/4のときには抵抗56dを選択して、配線Wに接続する。
図5は、第2の実施形態に係る液晶表示装置の信号波形図である。第1の実施形態と同様に、走査信号線G1〜Gmの信号波形の立ち下がり部分には傾斜が付けられる。本実施形態では、第1の実施形態とは異なり、ライン番号LNが変化しても傾斜期間の長さは変わらないが、ライン番号LNが変化すると配線Wに接続される抵抗の抵抗値が4段階に切り替わる。
LN≧m/4を満たすライン時間では、抵抗値が最も小さい抵抗56aが選択される。このとき、傾斜制御信号SCがハイレベルとなりスイッチ55がオン状態になると、抵抗56aの抵抗値に応じて相対的に大きな電流が配線Wから抵抗56a経由で流れる。したがって、傾斜付きハイレベル電圧VGHxは、相対的に速い速度でハイレベル電圧VGHから低下してローレベル電圧VGLに近づく。
これに対して、LN<3m/4を満たすライン時間では、抵抗値が最も大きい抵抗56dが選択される。このとき、傾斜制御信号SCがハイレベルとなりスイッチ55がオン状態になると、抵抗56dの抵抗値に応じて相対的に小さな電流が配線Wから抵抗56d経由で流れる。したがって、傾斜付きハイレベル電圧VGHxは、相対的に遅い速度でハイレベル電圧VGHから低下してローレベル電圧VGLに近づく。
m/4<LN≦m/2を満たすライン時間、および、m/2<LN≦3m/4を満たすライン時間では、傾斜付きハイレベル電圧VGHxは、上記2つの場合の間の速度でハイレベル電圧VGHから低下してローレベル電圧VGLに近づく。
以上に示すように、本実施形態に係る液晶表示装置は、信号波形が元々は鈍りにくい、制御回路20に近い走査信号線については、傾斜付きハイレベル電圧が低下する速度を速くして信号波形を多く鈍らせる一方で、信号波形が元々は鈍りやすい、制御回路20から遠い走査信号線については、傾斜付きハイレベル電圧が低下する速度を遅くして信号波形を少なく鈍らせる。この際、走査信号線の信号波形が元々鈍る程度に応じて傾斜付きハイレベル電圧が低下する速度を好適に決定すれば、走査信号線間で信号波形を揃えることができる。したがって、本実施形態に係る液晶表示装置によれば、第1の実施形態と同様に、走査信号線間で信号波形が異なるために表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態に係る液晶表示装置に含まれる傾斜制御部と走査信号線駆動回路の詳細を示す図である。図6に示す走査信号線駆動回路30rは、第1の実施形態に係る走査信号線駆動回路30pと同様に、m段のシフトレジスタ31とm個のアナログスイッチ32を備えている。走査信号線駆動回路30rは、4個の部分に分けて4個の走査信号線駆動LSI33a〜dに内蔵されている。
傾斜制御部22rは、傾斜期間制御部61、4個のスイッチ62a〜d、および、4個の抵抗63a〜dを備えている。傾斜制御部22rは、ハイレベル電圧VGHの入力端子と傾斜付きハイレベル電圧の出力端子を4個ずつ備えている。傾斜制御部22rから出力される4種類の傾斜付きハイレベル電圧VGHa〜dは、それぞれ、走査信号線駆動LSI33a〜dに供給される。
ハイレベル電圧VGHの4個の入力端子と傾斜付きハイレベル電圧VGHa〜dの4個の出力端子とは、4本の配線(以下、配線Wa〜dという)を用いて1対1に接続される。スイッチ62aと抵抗63aは直列に接続され、両者を直列に接続した回路は配線Waと接地の間に設けられる。同様に、スイッチ62b〜dと抵抗63b〜dはそれぞれ直列に接続され、両者を直列に接続した回路はそれぞれ配線Wb〜dと接地の間に設けられる。本実施形態では、抵抗63a〜dの抵抗値は同じである。
傾斜期間制御部61には、選択している走査信号線のライン番号LNが与えられる。傾斜期間制御部61は、ライン番号LNに基づき、4本の傾斜制御信号SCa〜dを出力する。傾斜制御信号SCa〜dは、いずれも通常時はローレベルである。傾斜制御信号SCaは、LN≧m/4を満たすライン時間の傾斜期間でハイレベルとなる。傾斜制御信号SCbは、m/4<LN≦m/2を満たすライン時間の傾斜期間ではハイレベルとなる。傾斜制御信号SCcは、m/2<LN≦3m/4を満たすライン時間の傾斜期間ではハイレベルとなる。傾斜制御信号SCdは、LN>3m/4を満たすライン時間の傾斜期間ではハイレベルとなる。
また、傾斜期間制御部61は、ライン番号LNに基づき、傾斜期間の長さを切り替える。具体的には、傾斜期間制御部61は、LN≧m/4を満たすライン時間では傾斜期間を最も長くし、m/4<LN≦m/2を満たすライン時間では傾斜期間をそれよりも短くし、m/2<LN≦3m/4を満たすライン時間では傾斜期間をさらに短くし、LN>3m/4を満たすライン時間では傾斜期間を最も短くする。
図7は、第3の実施形態に係る液晶表示装置の信号波形図である。第1および第2の実施形態と同様に、走査信号線G1〜Gmの信号波形の立ち下がり部分には傾斜が付けられる。本実施形態では、傾斜付きハイレベル電圧が低下する速度は同じであるが、傾斜期間の長さは走査信号線駆動LSI33a〜dごとに4段階に切り替わる。また、選択されている走査信号線が制御回路20に近いときほど、傾斜期間は長くなる。したがって、制御回路20に近い走査信号線Giの電圧は、傾斜期間でより多く低下してローレベル電圧VGLにより近づく。
このように本実施形態に係る液晶表示装置は、走査信号線駆動LSIごとに傾斜期間の長さを切り替えることにより、走査信号線駆動LSIごとに走査信号線の信号波形が鈍る程度を切り替える。この際、走査信号線の信号波形が元々鈍る程度に応じて傾斜期間の長さを好適に決定すれば、異なる走査信号線駆動LSIによって駆動される走査信号線間で信号波形を揃えることができる。したがって、本実施形態に係る液晶表示装置によれば、第1の実施形態と同様に、走査信号線間で信号波形が異なるために表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る液晶表示装置は、第3の実施形態に係る液晶表示装置と同じ構成を有する(図6を参照)。第4の実施形態は、第3の実施形態と、(1)傾斜期間制御部61は傾斜期間の長さを切り替える機能を有していない、(2)抵抗63a〜dの抵抗値は抵抗63a、63b、63c、63dの順に大きくなる、の2点で相違する。
図8は、第4の実施形態に係る液晶表示装置の信号波形図である。第1〜第3の実施形態と同様に、走査信号線G1〜Gmの信号波形の立ち下がり部分には傾斜が付けられる。本実施形態では、傾斜期間の長さは同じであるが、傾斜付きハイレベル電圧が低下する速度は走査信号線駆動LSI33a〜dごとに4段階に切り替わる。また、選択されている走査信号線が制御回路20に近いときほど、傾斜付きハイレベル電圧が低下する速度は速くなる。したがって、制御回路20に近い走査信号線Giの電圧は、傾斜期間でより多く低下してローレベル電圧VGLにより近づく。
このように本実施形態に係る液晶表示装置は、走査信号線駆動LSIごとに傾斜付きハイレベル電圧が低下する速度を切り替えることにより、走査信号線駆動LSIごとに走査信号線の信号波形が鈍る程度を切り替える。この際、走査信号線の信号波形が元々鈍る程度に応じて傾斜付きハイレベル電圧が低下する速度を好適に決定すれば、異なる走査信号線駆動LSIによって駆動される走査信号線間で信号波形を揃えることができる。したがって、本実施形態に係る液晶表示装置によれば、第2の実施形態と同様に、走査信号線間で信号波形が異なるために表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
(第5の実施形態)
図9は、本発明の第5の実施形態に係る液晶表示装置の実装形態を示す図である。図1に示す液晶表示装置の構成要素のうち、走査信号線駆動回路30は、4つの部分に分けて4個の走査信号線駆動LSI74に内蔵されている。データ信号線駆動回路40は、5つの部分に分けて5個のデータ信号線駆動LSI76に内蔵されている。
制御回路20は、制御基板71に実装される。走査信号線駆動LSI74はフィルム73に実装され、フィルム73は液晶パネル10の一辺(図10では縦方向の辺)に添って配置される。データ信号線駆動LSI76はフィルム75に実装され、フィルム75は液晶パネル10の他辺(図10では横方向の辺)に添って共通基板72と液晶パネル10の間に配置される。
制御回路20は、走査信号線駆動LSI74に対して、傾斜付きハイレベル電圧VGHxとローレベル電圧VGLを供給する。これらの電圧の供給は、共通基板72、データ信号線駆動LSI76が実装されたフィルム75、液晶パネル10、および、走査信号線駆動LSI74が実装されたフィルム73などに設けられた配線を用いて行われる。これらの電圧の供給には、液晶パネル10に設けられたパネル内配線77a〜dも用いられる。このように制御回路20と走査信号線駆動回路30を構成する4つの部分(各部分は1個の走査信号線駆動LSI74に含まれる)とは、パネル内配線77a〜dなどを用いて直列に接続される。
パネル内配線77a〜dは、制御回路20から遠いほど太くなるように構成される。図9に示す例では、パネル内配線77a〜dのうちで、パネル内配線77aが制御回路20に最も近く、パネル内配線77dが制御回路20から最も遠い。そこで、パネル内配線77aには相対的に細い配線が使用され、パネル内配線77dには相対的に太い配線が使用される。パネル内配線77b、77cには、パネル内配線77a、77dの間の太さの配線が使用される。
このように本実施形態に係る液晶パネル10には、制御回路20と走査信号線駆動回路30の各部分とを直列に接続するために、制御回路20から遠いほど太くなるパネル内配線77a〜dが設けられている。このため、制御回路20から遠いパネル内配線の信号伝搬遅延は小さくなるので、走査信号線間で信号波形を揃えることができる。したがって、本実施形態に係る液晶表示装置によれば、走査信号線間で信号波形が異なるために表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
なお、ここまで第1〜第5の実施形態に係る液晶表示装置について説明してきたが、各実施形態に係る液晶表示装置の特徴を適宜組み合わせることができる。例えば、第1および第2の実施形態の特徴を有する液晶表示装置を得るためには、図4に示す傾斜制御部22qにおいて、傾斜期間制御部54にライン番号LNに応じて傾斜期間の長さを切り替える機能を追加すればよい。また、第3および第4の実施形態の特徴を有する液晶表示装置を得るためには、図6に示す傾斜制御部22rにおいて、(1)傾斜期間制御部61に傾斜期間の長さを切り替える機能を追加し、(2)抵抗63a〜dの抵抗値を抵抗63a、63b、63c、63dの順に大きくすればよい。これらの変形例に係る液晶表示装置では、走査信号線の信号波形が元々鈍る程度に応じて、傾斜期間の長さと傾斜付きハイレベル電圧が低下する速度の両方を好適に決定することにより、走査信号線間で信号波形を揃え、表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
また、第1〜第4の実施形態の特徴と第5の実施形態の特徴を有する液晶表示装置を得るためには、第1〜第4の実施形態に係る液晶表示装置において、制御回路20から遠いほど太くなるパネル内配線を設けた液晶パネル10を使用すればよい。
以上に示すように、本発明の各実施形態とその変形例に係る液晶表示装置によれば、走査信号線間で信号波形を揃え、走査信号線間で信号波形が異なるために表示画面の上下方向に発生するフリッカを防止することができる。
本発明の第1〜第5の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置に含まれる傾斜制御回路と走査信号線駆動回路の詳細を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置の信号波形図である。 本発明の第2の実施形態に係る液晶表示装置に含まれる傾斜制御回路と走査信号線駆動回路の詳細を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る液晶表示装置の信号波形図である。 本発明の第3および第4の実施形態に係る液晶表示装置に含まれる傾斜制御回路と走査信号線駆動回路の詳細を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る液晶表示装置の信号波形図である。 本発明の第4の実施形態に係る液晶表示装置の信号波形図である。 本発明の第5の実施形態に係る液晶表示装置の実装形態を示す図である。 液晶表示装置において走査信号線の信号波形が鈍る様子を示す図である。 液晶表示装置に含まれる画素回路の等価回路図である。 傾斜駆動で用いられる走査信号線の信号波形を示す図である。 従来の液晶表示装置の実装形態を示す図である。 傾斜駆動で用いられるハイレベル電圧を示す図である。
符号の説明
G1〜Gm…走査信号線
S1〜Sn…データ信号線
SC…傾斜制御信号
LN…ライン番号
10…液晶パネル
11…画素回路
20…制御回路
21…電源回路
22…傾斜制御部
30…走査信号線駆動回路
31…シフトレジスタ
32…アナログスイッチ
33、74…走査信号線駆動LSI
40…データ信号線駆動回路
51、54、61…傾斜期間制御部
52、55、62…スイッチ
53、56、63…抵抗
57…抵抗選択回路
71…制御基板
72…共通基板
73、75…フィルム
76…データ信号線駆動LSI
77…パネル内配線

Claims (9)

  1. 複数の画素回路と複数の走査信号線と複数のデータ信号線とを含む表示パネルと、
    前記走査信号線を順に選択する走査信号線駆動回路と、
    入力された映像信号に基づき、前記データ信号線を駆動するデータ信号線駆動回路と、
    前記走査信号線駆動回路に選択電圧と非選択電圧を供給する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、1ライン時間内の所定の期間で選択電圧を非選択電圧に近づける制御を行うと共に、選択されている走査信号線の配置位置に応じて当該制御の態様を切り替えることを特徴とする、表示装置。
  2. 前記制御回路は、選択されている走査信号線が前記制御回路に近いときほど、選択電圧を非選択電圧により近づけることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御回路は、選択されている走査信号線の配置位置に応じて、選択電圧を非選択電圧に近づける期間の長さを切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記制御回路は、選択されている走査信号線が前記制御回路に近いときほど、選択電圧を非選択電圧に近づける期間を長くすることを特徴とする、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記制御回路は、選択されている走査信号線の配置位置に応じて、選択電圧を非選択電圧に近づける速度を切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記制御回路は、選択されている走査信号線が前記制御回路に近いときほど、選択電圧を非選択電圧に近づける速度を速くすることを特徴とする、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記走査信号線駆動回路は、複数の部分に分けて複数の半導体集積回路に内蔵されており、
    前記制御回路は、半導体集積回路ごとに異なる態様で非選択電圧に近づく複数の選択電圧を前記走査信号線駆動回路に供給することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  8. 複数の画素回路と複数の走査信号線と複数のデータ信号線とを含む表示パネルと、
    前記走査信号線を順に選択する走査信号線駆動回路と、
    入力された映像信号に基づき、前記データ信号線を駆動するデータ信号線駆動回路と、
    前記走査信号線駆動回路に対して、少なくとも一方を変化させながら選択電圧と非選択電圧を供給する制御回路とを備え、
    前記走査信号線駆動回路は、複数の部分に分けて複数の半導体集積回路に内蔵されており、
    前記表示パネルには、前記制御回路と前記走査信号線駆動回路の各部分とを直列に接続するために、前記制御回路から遠いほど太くなるパネル内配線が設けられていることを特徴とする、表示装置。
  9. 前記表示パネルが液晶パネルであることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の表示装置。
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