JP2008145549A - 光学部材及びバックライトユニット並び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 表面に複数の凸レンズ部2が並んで形成された透明部材3と、透明部材3の裏面に配された光吸収層部4と、光吸収層部4の裏面に配された光反射層部5とを備え、光吸収層部4及び光反射層部5には、バックライト部を焦点位置としバックライト部からの照射光を通して凸レンズ部2で平行光とする結像光学系を構成する光学窓6が凸レンズ部2の頂部の直下にそれぞれ開けられている。
【選択図】 図1
Description
すなわち、特許文献1及び2の技術では、着色層(着色シート)と透明層(透明シート)とを複数重ねて積層方向に直交する方向にスライスして作製するため、製造コストが高いという不都合がある。また、所定間隔を空けて並んだ着色層で遮光しているだけであるので、隣接する着色層間を斜めに進行する光によって正面以外の斜め方向への洩れ光が発生してしまう。さらに、特許文献3の技術では、複数の凸レンズ形状物で光線を正面側に集中させているが、通常のプラズマシートのように、シートに斜め入射した光を、正面側にその進行方向を変化させているだけであるため、通常のプラズマシートに対して大幅な正面輝度の向上は望めないと共に斜め方向の洩れ光が生じてしまう不都合があった。
すなわち、本発明に係る光学部材及びバックライトユニットによれば、面光源を焦点位置とし面光源からの照射光を通して凸レンズ部で平行光とする結像光学系を構成する光学窓が凸レンズ部の頂部の直下にそれぞれ開けられているので、面光源からの照射光が光学窓及び凸レンズ部の結像光学系によって集光されて平行光とされるため、洩れ光を抑制して正面輝度を大幅に向上させることができる。また、光吸収層部及び光反射層部により、正面方向以外の斜め方向に対する洩れ光を抑制することができる。したがって、この本発明の光学部材及びバックライトユニットを搭載した表示装置では、高い正面輝度と斜め方向への洩れ光防止により、正面への高い指向性を有した高輝度表示が可能になるため、覗き見防止用として携帯電話機の液晶ディスプレイやATMの操作画面等に好適である。
また、上記光反射層部5は、光吸収層部4の裏面に積層された銀色や白色の光反射機能を有する金属板、フィルム、箔等であって、本実施形態では銀蒸着膜を設けたフィルム層である。なお、上記銀蒸着膜の代わりに、アルミ金属蒸着膜などを採用しても構わない。
上記バックライト部8は、光学部材1と平行に配された導光板9と、導光板9の端部に配されて導光板9内に光を出射する光源10と、導光板9と光学部材1との間に配され導光板9から入射された光を光学部材1に向けた上方向への照射光として出射するプリズムシート11と、導光板9の下面に配された反射シート12とを備えている。
上記反射シート12は、光反射機能を有する金属板、フィルム、箔等であって、本実施形態ではアルミ金属蒸着膜を設けたフィルムが採用されている。
また、この半導体発光素子を封止する樹脂材は、シリコーン樹脂を主剤とし、例えばYAG蛍光体が添加されている。このYAG蛍光体は、半導体発光素子からの青色光又は紫外光を黄色光に変換させて混色効果により白色光を生じさせるものである。なお、白色LEDとしては、上記以外でも種々のものが採用可能である。
なお、本実施形態では、液晶表示パネル13の画面側及びバックライトユニット7の光出射面側を表面側又は上面側として記載している。
上記半透過反射板26は、透過性を有するように形成されたアルミ金属蒸着膜シートや反射型偏光板等が用いられる。なお、上基板22と下基板23との間隙には、シリカボールやプラスチックボール等からなるスペーサ(図示略)が分散されて配され、所定の間隙を確保している。
また、図6において、二点鎖線の円で示した部分では、上記本実施形態におけるシミュレーション結果に比べて洩れ光が生じてしまっていることがわかる。すなわち、比較例では、斜め方向に対して遮光性に劣っているのに対し、本実施形態では、斜め方向に対して洩れ光がほとんど生じていないことがわかる。
すなわち、このバックライトユニット7では、光源10からの入射光が導光板9を介してプリズムシートを透過するため、プリズムシート11によって入射光が光学部材1に進行方向を向けた照射光となる。したがって、照射光を上記光学部材1の光学窓6に効率的に入射することができ、集光度を高めてより正面輝度を向上させることができる。
また、上記実施形態では、平面視円形状の凸レンズ部2を採用しているが、フライアイレンズのように平面視四角形状の凸レンズ部を採用しても構わない。さらに、凸レンズ部2の形状は、断面略半円形状だけでなく、集光効果が得られれば他の凸レンズ形状でも構わない。
また、上述したように、光源10に白色LEDを用いることが好適であるが、線状光源の蛍光管を光源として採用しても構わない。
また、上記バックライトユニットとしては、他の種々の構成が採用可能である。例えば、上記実施形態では、導光板から出射された光をより均一化させる部材である拡散シートを省いているが、この拡散シートを導光板上に配したバックライトユニットとしても構わない。また、上記実施形態では、1枚のプリズムシートを採用しているが、2枚のプリズムシート(プリズム部の稜線が互いにねじれの関係にある2枚のプリズムシート)を採用しても構わない。
Claims (5)
- 面光源の表面側に平行に配されると共に表面に複数の凸レンズ部が並んで形成された透明部材と、
前記透明部材の裏面に配された光吸収層部と、
前記光吸収層部の裏面に配された光反射層部とを備え、
前記光吸収層部及び前記光反射層部には、前記面光源を焦点位置とし前記面光源からの照射光を通して前記凸レンズ部で平行光とする結像光学系を構成する光学窓が前記凸レンズ部の頂部の直下にそれぞれ開けられていることを特徴とする光学部材。 - 請求項1に記載の光学部材と、
前記光学部材に向けて照射光を出射する前記面光源であるバックライト部とを備えていることを特徴とするバックライトユニット。 - 請求項2に記載のバックライトユニットにおいて、
前記光学部材と平行に配された導光板と、
前記導光板の端部に配されて前記導光板内に光を出射する光源と、
前記導光板と前記光学部材との間に配され前記導光板から入射された光を前記光学部材に向けて出射するプリズムシートとを備えていることを特徴とするバックライトユニット。 - 画像表示パネルと、
前記画像表示パネルの裏面側に配された請求項2又は3に記載のバックライトユニットとを備えていることを特徴とする表示装置。 - 請求項4に記載の表示装置において、
前記画像表示パネルが、液晶表示パネルであることを特徴とする表示装置。
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---|---|---|---|
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2006
- 2006-12-06 JP JP2006330032A patent/JP2008145549A/ja active Pending
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