JP2008144970A - サドル分水栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】一層軽くて品質に優れ、異種金属間腐食のおそれがなく、分水栓の出口方向を水平の任意の方向に回転変更可能であり、結合後にはサドルと分水栓の結合部位が任意に回動しなく、結合部位で漏水が発生するおそれがないサドル分水栓を提供する。
【解決手段】分岐しようとする上水管30の外周面上部に位置するサドル20と、サドル20の上面中心部に結合される分水栓10とを含み、分水栓10の本体がサドル20に結合されるサドル分水栓であって、サドル20は、分水栓10と同一材質の金属板材をプレス加工して製作されたもので、上水管30の外周面上部を取り囲むように、その垂直断面が円弧状に曲げ加工され、漏水及び異種金属間腐食を防止するために、サドル20と上水管30の外周面との間に介在されるシート38をさらに含む。
【選択図】図3

Description

本発明はフランジ式またはネジ式サドル分水栓に係り、より詳しくはステンレススチール管、鋼管、銅管、またはPE管でなる上水管の分岐作業時に使用されるサドル分水栓であって、前記サドルは分水栓と同一材質の金属板材をプレス加工したものであり、従来の鋳物でサドルを製作することに比べ、その重さを大きく減らすことができ、異種金属間の腐食を防止することはもちろん、省エネルギー、環境保護、生産性向上、物流費減少などを実現することができ、また、上水管の分水栓をサドルと結合するにあたって、分水栓本体の下部外周面にロックナットを螺合し、下端部に外向突出フランジを形成した中空円筒状固定部材の本体をサドルの通水孔を貫通して分水栓本体の下部に結合し、フランジの上面がサドルの通水孔縁部下面に密着するように構成し、水平の任意方向に分水栓本体をねじって、枝管が連結される出口方向を調整した後、前記ロックナットを締め付けて前記固定部材のフランジをサドルの下面に緊密に圧着してサドルと分水栓を結合するサドル分水栓の結合構造に関するものである。
サドル分水栓は上水管の分岐作業時に使用されるもので、一般に上水管の外周面上部に結合されるサドルと、サドルの上部に結合される分水栓との2部分で大きく構成され、サドルの反対側に別のバンドがさらに構成できる。
従来のサドル分水栓は、一般に、サドルと分水栓の本体にネジ部を形成し、分水栓のネジ部をサドルのネジ部にねじ込んで螺合するネジ式サドル分水栓と、分水栓の本体下部にフランジを形成し、サドル上面には結合部を形成し、多数のボルトで締め付けて結合するフランジ式サドル分水栓とがある。
従来のサドル分水栓の一般的な構成は、図1または図2に示すように、分岐しようとする上水管の上部にサドル20を当て、下部にはバンド32を当てた後、前記サドルとバンドの側部をボルト及びナットで締め付けるようになっており、前記サドルの中央内側にはガスケット34が介挿され、サドルの上部には上部キャップ12及び分水栓棒13を備えた分水栓10の本体が結合される。本体内部には、分水栓棒の回転によって上部キャップ12または枝管35に水道水を噴出するボール36が内蔵されるように構成される。そして、上部キャップ12を開き、穿孔機(図示せず)を装着して、ガスケット34の中央で上水管30を穿孔するようになっている。このようなサドル分水栓の構成は知られている。また、従来のサドル20とバンド32は鉄材鋳物からなり、表面に防食用塗装が施され、前記分水栓は、本体、ボール、分水栓棒、上部キャップなどの構成品がステンレススチールまたは銅合金のように、耐食性及び強度などの機械的性質に優れた材質で製作される。
一方、一般に、サドル分水栓は、サドルと分水栓の本体にネジ部23が形成されて螺合するネジ式サドル分水栓(図1参照)と、分水栓の本体下部にフランジ11が形成され、サドル20の上面に結合部21が形成され、前記フランジと結合部をボルト31で締め付けて結合するフランジ式サドル分水栓(図2参照)とがある。
ところが、従来のサドル分水栓は鋳物製のサドルと主にステンレススチールまたは銅合金製の分水栓の材質が互いに違って、結合部位に異種金属間の腐食が発生する問題があった。すなわち、鉄材鋳物製のサドルとステンレススチールまたは銅合金製の分水栓の本体を直接螺合する方式のネジ式サドル分水栓は、ネジ部23に異種金属間腐食が発生する問題があった。また、分水栓の本体下部にフランジを形成し、サドルには結合部を形成してボルトで結合するフランジ結合方式は、サドルの結合部に、ボルト結合用に形成されたナット孔24の部位に異種金属間腐食が発生する問題があった。
一方、前記従来のサドル分水栓において、障害物によって枝管の連結方向を変更する必要がある場合、フランジ式サドル分水栓は、枝管が連結される出口方向が一定であるため、別個の配管資材が必要な問題があり、ネジ式サドル分水栓は、分水栓とサドルを締め付ける程度を変更することで出口方向を調整することができるが、螺合部位の結合力の弱化によって漏水が発生し得る問題がある。
本発明は前記のような問題を解決するためになされたもので、従来の鉄材鋳物からなるサドルの代わりに、プレス加工で製作された金属板材のサドルを提供して、一層軽くて品質に優れたサドル分水栓を提供することにその目的があり、特に異種金属間腐食のおそれがないフランジ式またはネジ式サドル分水栓を提供することにその目的がある。
また、本発明は、分水栓の出口方向を水平の任意の方向に回転変更することが可能なサドル分水栓の結合構造であって、結合後にはサドルと分水栓の結合部位が任意に回動しなく、結合部位で漏水が発生するおそれがないサドル分水栓の結合構造を提供することにその目的がある。
本発明は、前述した目的を達成するために次のような構成の実施例によって具現可能である。
本発明の一実施例によるフランジ式サドル分水栓は、分岐しようとする上水管の外周面上部にサドルが結合され、サドルの上面中心部に分水栓の本体がフランジによって結合されるサドル分水栓において、前記サドルは金属板材をプレス加工してなるものであり、サドルの中心部には結合部が上向きに突設されて、分水栓の本体下部に形成されたフランジと結合するように構成され、結合部の中心部に流出口が形成されていることを特徴とするフランジ式サドル分水栓である。前記サドルの結合部は、分水栓の本体下部に形成されるフランジの形状に合わせて円形または長方形などに製作される。前記結合部とフランジは、電気抵抗熔接またはボルトによって結合でき、前記ボルトは、異種金属間腐食を防止するために、分水栓及びサドルと同一材質のものを使用するのが好ましい。
本発明の他の実施例によるネジ式サドル分水栓は、分岐しようとする上水管の外周面上部にサドルが結合され、サドルの上面中心部に分水栓が螺合するサドル分水栓において、前記サドルは、分水栓と同一材質の金属板材をプレス加工して製作されたもので、上水管の外周面上部を取り囲むように、その垂直断面が円弧状に曲げ加工され、サドルの中心部には中空円筒状結合部が上向きに突設され、結合部の内周面にネジ部が形成されて、分水栓と螺合されることを特徴とするネジ式サドル分水栓である。
本発明のさらに他の実施例によるサドル分水栓は、分水栓本体下部の外周面にロックナットを螺合し、下端部に外向突出フランジが形成された中空円筒状の固定部材の本体をサドルの通水孔を通じて分水栓本体の下部内に挿入して結合し、フランジの上面がサドルの通水孔縁部下面に密着するように構成し、水平の任意方向に分水栓本体をねじって枝管連結される出口方向を調整した後、前記ロックナットを締め付けて前記固定部材のフランジをサドルの下面に緊密に圧着してサドルと分水栓を結合することにより、漏水のおそれなしに分水栓の出口方向を水平の任意方向に調整するように構成したサドル分水栓である。
本発明のさらに他の実施例によるサドル分水栓は、前記固定部材の本体と分水栓本体の下部が、固定部材の本体外周面に雄ネジ部を形成し、分水栓本体下部の内周面に対応雌ネジ部を形成することにより、螺合され、特に左ネジに形成して螺合すれば、分水栓本体の外周面と右ネジ方式で螺合されたロックナットの反対方向に緩まることによってサドルと分水栓が任意に解除されることを防止することができ、結合部位が緩まって漏水が発生することを防止するサドル分水栓である。
以上説明したように、本発明は、前述した課題解決手段及び後述の構成、結合、作動関係によって次のような効果を図ることができる。
本発明のフランジ式またはネジ式サドル分水栓は、根本的に異種金属間腐食のおそれがなく、鉄材鋳物からなる従来のサドルの代わりに、プレス加工で製作されたサドルを使用することにより、製品の重量が軽くなり、物流費が節減され、ステンレススチールまたは銅合金で製作されることにより、本発明のサドルは別途の防食用塗装が不要であり、量産のための施設費及び維持補修費が鉄材鋳物からなるサドルより低くかかり、結果として分水栓とサドルのいずれも高級素材で製作されるにもかかわらず、製品単価はむしろ低くなる利点があり、腐食される可能性がない非常に有用な発明である。
また、本発明のサドル分水栓結合構造は、ロックナットだけ簡単に解いてから締め付けることで、易しく分水栓の出口方向を変更して結合することができる構造である。さらに、本発明は、相互反対方向に左ネジと右ネジ方式で分水栓本体の内周面と外周面にそれぞれ螺合する固定部材とロックナットによって分水栓とサドルが結合された後に任意に緩むことを防止することができる結合構造であって、穿孔機を使用して上水管に通水孔を穿孔するとき、穿孔機が装着された分水栓が穿孔機とともに回動する現象がないので、穿孔作業をより易しく実行することができる利点とともに、結合部位で漏水が発生するおそれがない構造である。
以下、本発明を、添付図面を参照しながら、本発明のフランジ式またはネジ式サドル分水栓に基づいて詳細に説明する。
図1は従来のネジ式サドル分水栓を示す断面図、図2は従来のフランジ式サドル分水栓を示す断面図、図3は本発明のフランジ式サドル分水栓の一実施例を示す斜視図、図4は本発明のフランジ式サドル分水栓の部分断面斜視図、図5は本発明のシートの他の実施例を示す斜視図、図6は本発明において、突出部が形成されたシートがサドルと上水管間に介在された状態を示す断面図、図7aは本発明のフランジ式サドル分水栓の他の実施例を示す斜視図、図7bは本発明のフランジ式サドル分水栓のさらに他の実施例を示す斜視図、図7cは本発明のフランジ式サドル分水栓のさらに他の実施例を示す斜視図、図8は本発明のネジ式サドル分水栓の一実施例を示す斜視図、図9は本発明のネジ式サドル分水栓の部分断面斜視図、図10aは本発明のネジ式サドル分水栓の他の実施例を示す斜視図、図10bは本発明のネジ式サドル分水栓のさらに他の実施例を示す斜視図、図10cは本発明のネジ式サドル分水栓のさらに他の実施例を示す斜視図である。
一般に、サドル分水栓は、上水管30の上部に結合されるサドル20と、サドル20の上部に結合される分水栓10との2部分で大きく構成され、サドル20を上水管30に結合するために、サドル20の反対側にバンド32をさらに設けられることができる。
サドル20の上部に分水栓10を結合する方式によってネジ式サドル分水栓とフランジ式サドル分水栓に区分することができる。前者は、図1に示すように、分水栓10の本体下部とサドル上部にネジ部23を形成し、直接サドル20と分水栓10を螺合する方式のもので、このような従来のネジ式サドル分水栓において、鉄材サドル20とステンレススチール材または銅合金材でなる分水栓10を螺合する場合、ネジ部23の異種金属間腐食を防止しにくい問題があり、後者は、図2に示すように、分水栓10の本体下部にフランジ11を形成し、サドル20の結合部21とボルト31で結合する方式のもので、従来の鉄材鋳物からなるサドル20とボルト31の材質が互いに異なるため、ナット孔24の部位に異種金属間腐食が発生する問題があった。
従来の鉄材鋳物でなるサドルとステンレススチール材でなる分水栓との間、または鉄材鋳物でなるサドルと銅合金材でなる分水栓との間に発生する異種金属間腐食は、当然同一材質でサドルと分水栓を製作することで解決することができる。ところで、分水栓を鉄材鋳物で製作することはできないから、サドルをステンレススチールまたは銅合金で製作しなければならないが、従来の鋳造による方法では、高価の材料使用による過度な原価上昇のため、現実性が低い。
以下では、本発明の一実施例によるフランジ式サドル分水栓について、図3〜図7cを参照して詳細に説明する。
本発明の一実施例によれば、本発明のフランジ式サドル分水栓は、従来の鉄材鋳物でなるサドルの代わりに、分水栓と同一材質の金属板材をプレス加工してサドルを製作することが要旨の一つである。
前記サドル20は、上水管30の外周面を取り囲めるように、プレスによって曲げ加工されて垂直断面が円弧状になり、中心部に形成される結合部21はプレスの深絞り加工によって形成され、これは当業者によって実施可能な一般的な技術内容であるので、その詳細な説明は省略する。
プレス加工はプレスを用いる塑性加工であって、スタンピング(stamping)とも言う。プレスには上下往復運動するラムが備えられ、その下端に金型の上型に取り付けられ、下部のベッド上面には下型を固定し、その上に金属などの材料素材を置き、ラムの運動で素材を圧縮して所望の形状及び寸法の製品を作るものである。プレス加工は、剪断、曲げ、ダイスの孔にポンチで押し入れて容器を作る方法である深絞り、ストレッチエクスパンド(stretch−expand)、鍛造、押出し、圧印などの多くの加工の総称である。
本発明において、金属板材をプレス加工してサドルを製作することは、従来の鋳物でサドルを製作することに比べ、その重量を格段に減らすことができるのはもちろん、省エネルギー、環境保護、生産性向上、物流費減少などの多方面で多くの利点を持っている。
金属材板材をプレス加工して製作した本発明のサドルをボルトで分水栓本体の下部フランジに安定的に結合するためのいくつかの具体的な実施例を挙げる。
前記サドル20の結合部21には、内周面にネジ部が形成された多数のボルト孔を形成し、前記分水栓10のフランジ11にも、結合部21に形成されたボルト孔と対応する多数のボルト孔を形成し、ボルト31が上部からボルト孔を貫通してサドル20のボルト孔に螺合して締結されることにより、サドル20と分水栓10を結合するように構成できる。
また、前記サドル20の結合部21と分水栓10のフランジ11に多数のボルト孔を形成し、ボルト31の本体が下から上に貫通し、上部でナット33で締め付けることにより、サドル20と本体が結合されるように構成し、ボルト31が空転しないように、結合部21の下面にボルト頭と同一形状のボルト頭挿入孔が形成された金属板を熔接してボルト頭を固定するように構成することができる。
また、前記サドル20の結合部21と分水栓10のフランジ11に多数のボルト孔を形成し、ボルト31の本体が下から上に貫通し、上部でナット33で締め付けることで、サドル20と分水栓10を結合するように構成し、ボルト31が空転しないように、結合部21の下面にボルト頭を熔接することができる。
異種金属間腐食を防止するために、前記サドル20、ボルト31、金属板及びナット33は分水栓10と同一材質で製作することが好ましい。
サドル20の結合部21と分水栓10のフランジ11をボルト31で結合する場合、前記シート38の突出部39には、ボルト頭またはボルト本体の突出した部分を収容することができる収容溝42を形成することは当然である。
サドル20の結合部21と分水栓10のフランジ11との間に漏水防止用O−リングまたは板状のパッキング37が介在される。これは、二枚の板の接触面間の漏水を防止するために一般的に使用される技術であるので、その詳細な説明は省略する。
本発明のフランジ式サドル分水栓において、前記サドル20と上水管30との間には、流出口22が形成されたシート38が介在されることで、漏水を防止し、上水管30とサドル20間の異種金属間腐食を防止するように構成される。通常に、前記シート38は単に気密性を維持して漏水を防止しようとする構成に過ぎなく、ただ前記サドル20と上水管30の流出口部位にだけ位置する。しかし、本発明によるシート38は、前記サドル20の流出口部位だけでなく、上水管30と接触する全部位をカバーするようにして、ただ気密維持による漏水防止の効果のみを図るものではなく、上水管30とサドル20間で発生する異種金属間腐食を防止するように構成される。
前記流出口22は上水管30に穿孔された孔から流出される水を通過させる中空のもので、シート38だけでなくサドル20の結合部21の中心部と分水栓10のフランジ11の中心部にも形成されているのは当然である。
前記シート38には、流出口22を除く中空型の突出部39が、深絞り加工で形成された結合部21の内面と上水管30の外周面との間に形成される空間を満たす形態に、一体的に形成されることが好ましい。これは、突出部39が空間を成す面に密着して水密機能を行う効果があり、さらにサドル20とシート38の整合をずれなしに容易に行うことができるからである。
本発明において、サドル20を上水管30の外周面に安定的に結合するための具体的な実施例を挙げると次のようである。
上水管30の長手方向に平行なサドル20の両端部位が上方に丸く曲げられ、その空間に環棒40が挿入されるので、結果として上水管30の外周面一部のみを残して取り囲む形態に構成される。ここで、前記両側の二本の環棒40,40をボルトで締め付けることにより、環棒40がサドル20の両端を均一に加圧することになり、これによりサドル20が上水管30の外周面に均一に密着して結合されるように構成される。
また、上水管30を介在して反対側にバンド32が設けられ、サドル20とバンド32がともに締め付けられて結合されるように構成できる。前記バンド32は金属板材をプレス加工して製作したもので、上水管30の下面を取り囲むことができるように製作され、前記サドル20は上水管30の長手方向に平行なサドル20の両端部位が上方に丸く曲げられ、これに環棒40が挿入され、前記バンド32も両端部位が丸く曲げられ、これに環棒40が挿入され、サドル側の環棒40とバンド側の環棒40をボルトで締め付けることにより、サドル20とバンド32が上水管30の外周面に密着して結合されることができる。
本発明は、前記のような環棒40の構成によって、次のような効果を有することができる。まず、環棒40の垂直方向に締結ボルトが螺合できるようにする結合孔を有するので、前記ボルトの締結において、環棒を備えていない場合に比べ、ボルトの固定によって一層容易に結合可能であり、ボルトの雄ネジとの接触面積が広くなって結合力も向上させることができる。また、前記環棒40が前記サドル20とバンド32の締結部位に管の長手方向に介在されるので、前記サドル20及びバンド32との管の長手方向の接触面積を増やすことができる。よって、前記接触面積の増加によって締結力を向上させることができる。さらに、サドル側の環棒40及びバンド側の環棒40が多数のボルトで締め付けられることにより、前記二本の環棒40,40がサドル20の両端を均一に加圧することになり、これによりサドル20が上水管30の外周面に均一に密着結合して堅固な結合固定力を確保することができる。
前記環棒40によってサドル20と上水管30の安定的な結合を図るための他の実施例はつぎのようである。
図7aに示す実施例を参照すれば、本発明のサドル分水栓はバンドを含まないで、前記サドル20が上水管全体を取り囲む形態に構成できる。この場合、前記サドル20の端部の結合部位に前記環棒40を含み、ボルトによって上水管30に堅くて安定的に結合できる。図7bに示す他の実施例を参照すれば、本発明のサドル分水栓は、上水管30の外周面上部に結合されるサドルと外周面の下部に結合されるバンド32とから構成可能である。ここで、前記環棒40は前記サドル20の端部とバンド32の端部が結合される部位に備えられ、前述したように、ボルトでサドル端部の環棒40とバンド端部の環棒40を均一に加圧し、サドル20が上水管30の外周面に均一に密着するように結合させる。図7cに示す本発明のさらに他の実施例を参照すれば、前記サドル20は、上水管30の長手方向に平行なサドル20の両端部位のいずれか一方が上方に丸く曲げられ、これに環棒40が挿入され、他方は上水管30の下部を取り囲むように曲げ加工されたバンド32の一端とヒンジ41で結合され、前記バンド32は、サドル20とヒンジ41で結合された端部の反対側端部が丸く曲げられ、これに環棒40が挿入されるように構成されるので、前記サドル側の環棒40とバンド側の環棒40をボルトで締め付けることで、サドル20とバンド32が上水管30の外周面に密着して結合されるように構成できる。前述した環棒40によるサドル20と上水管30の安定的な結合構造はただ好適な実施例であるだけ、これに限定されるものではなく、当業者が容易に実施可能なものであればいずれも含むことができる。
以下、本発明の他の実施例によるネジ式サドル分水栓について、図8〜図10cを参照して詳細に説明する。
本発明のネジ式サドル分水栓は、前記本発明の一実施例によるフランジ式サドル分水栓と同様に、従来の鉄材鋳物でなるサドルの代わりに、分水栓と同一材質の金属板材をプレス加工して製作したサドルを備えることがその特徴の一つである。
前記サドル20は、上水管30の外周面を取り囲むように、その垂直断面が円弧状にプレスで曲げ加工され、中心部に分水栓10と螺合する結合部21が中空円筒状に上向きに突出するようにプレス加工で形成される。これは、前記フランジ式サドル分水栓でも説明したように、当業者によって実施可能な一般的な技術内容であるので、その詳細な説明は省略する。また、プレス加工に対する説明と、本発明のサドル分水栓を金属板材からプレス加工して製作することの利点及び効果についても、すでに前述した内容であるので、その説明を省略する。
本発明のネジ式サドル分水栓において、前記サドル20と上水管30との間には、流出口22が形成されたシート38を介在することで、漏水を防止し、上水管30とサドル20間の異種金属間腐食を防止するように構成される。通常に、前記シート38は単に気密性を維持して漏水を防止するための構成に過ぎず、ただ前記サドル20と上水管30の流出口部位にだけ位置する。しかし、本発明によるシート38は、前記サドル20の流出口22部位だけでなく、上水管30と接触する全部位をカバーするようにして、ただ気密維持による漏水防止の効果のみを図るものではなく、上水管30とサドル20間に発生する異種金属間の腐食を防止するように構成される。
前記流出口22は、上水管30に穿孔された孔から流出される水を通過させる中空である。
本発明において、上水管30が円形管であることを考慮すれば、サドル20の結合部21と螺合する分水栓10の結合部21の内面が上水管30の外周面に密着しにくいので、サドル20の結合部21内に空間が生ずるしかない。この空間を満たす形に、流出口22の周囲に中空型の突出部39をシートと一体的に形成することができる。この突出部39は、水密機能の効果があり、さらにサドル20とシート38が位置ずれなしに容易に整合できるようにする効果がある。
本発明において、サドル20を上水管30の外周面に安定的に結合するための具体的な実施例は、前記本発明のフランジ式サドル分水栓と同一の構成を有する。
上水管30の長手方向に平行なサドル20の両端部位が上方に丸く曲げられ、それぞれに環棒40が挿入され、上水管30の外周面一部のみを残して取り囲む形態に構成され、前記両側の二本の環棒40,40をボルト31で締め付けてサドル20の両端を均一に加圧することにより、サドル20が上水管30の外周面に均一に密着して結合し、これにより堅固な固定力を確保することができる。
図10aに示す実施例を参照すれば、本発明のサドル分水栓は、バンドを含まず、前記サドル20が上水管全体を取り囲む形態に形成できる。この場合、前記サドル20の端部で結合される部位に前記環棒40を備えることで、ボルト31によって上水管に堅く安定的に結合できる。図10bに示す実施例を参照すれば、本発明のサドル分水栓は、上水管の外周面上部に結合されるサドル20と、外周面下部に結合されるバンド32とから構成できる。前記バンド32は、金属板材をプレス加工して製作したもので、上水管の下面を取り囲むように製作され、前記サドル20は、上水管の長手方向に平行なサドル20の両端部位が上方に丸く曲げられ、それに環棒40が挿入され、前記バンド20も、両端部位が丸く曲げられ、それに環棒40が挿入され、サドル側の環棒40とバンド側の環棒40をボルト31で締め付けることで、サドルとバンドが上水管の外周面に密着して結合されるように構成できる。この際に、前記環棒40は、前述したように、ボルト31によってサドル端部の環棒40とバンド端部の環棒40の両者を均一に加圧し、サドル20が上水管の外周面に均一に密着して結合するようにする。図10cに示す本発明の他の実施例は、前記サドル20は上水管の長手方向に平行なサドル20の両端部位のいずれか一方が上方に丸く曲げられ、それに環棒40が挿入され、他方は上水管の下部を取り囲むように曲げ加工されたバンド32の一端とヒンジ41で結合され、前記バンド32は、サドル20とヒンジ41で結合された端部の反対側端部が丸く曲げられ、それに環棒40が挿入され、前記サドル側の環棒40とバンド側の環棒40をボルト31で締め付けることで、サドル20とバンド32が上水管の外周面に密着して結合するように構成できる。
本発明の環棒40のさらに他の実施例は、図11〜図13に示すように、ボルト31を上水管30から離隔させる突起40bを含み、前記環棒40に中空40aを有するように構成される。このような突起40b及び中空40aの構成は、前記環棒40が、図7a〜図7c及び図10a〜図10cに示すように、ただ環棒の中身が詰まった棒で構成され、その環棒内にボルトが挿入される構成とは異なる構成である。前記サドル20とバンド32の結合に係る環棒が中身の詰まった棒で製作され、環棒の中間にボルト挿入用の結合孔が位置することになる場合、結局環棒の厚さが前記結合孔の部位で薄くなる部分が存在して強度が低下し、これにより大きな圧力を受ければ、前記結合孔の部位で撓むことになる現象が発生する。さらに、前記環棒は中身の詰まった棒状のものであるで、中空の棒よりは曲げ強度が低下することになる。また、前記環棒自体に結合孔が形成されているので、ボルトが挿入結合されれば、上水管と接触することがあり得る。これにより、相異なる材質の上水管とボルトによって異種金属間腐食が発生することになる。したがって、本発明は、前記環棒40の長手方向への中心部に空間が形成されるように中空40aを含むことにより、素材節減による原価低減の効果とともに曲げ強度を向上させる効果を図ることができ、前記環棒40の突部40bにボルト31が挿入結合して、上水管30から距離をおいて離隔させ、上水管30との接触を防止することにより、異種金属間の腐食を防ぐことができる効果を図るようにする。
前記バンド32の表面には、防食及び絶縁の機能を与えるために、塗装を施すことができる。
前記バンド32と上水管30の外周面との間にも、異種金属間腐食を防止するためのシート38aを介在することが好ましい。ところで、本発明の主目的が異種金属間の接触による腐食を防止することであると言えるので、前記上水管と異なる金属材質で形成されたサドル及びバンドを使用してサドル分水栓を構成する場合はもちろんのこと、たとえ前記上水管と同一材質の金属で前記サドルをプレス加工、製作して組立てるといっても、腐食のおそれが残ることになる。このような理由で、前記シート38aは下部のバンド32と上水管30の外周面との間に位置して、前記バンド32と上水管30間の接触を防ぐことにより、腐食を防止することができるようにする。
前記バンド32、環棒40、及び二本の環棒を締め付けるボルト31をサドル20と同一材質で製作することで、異種金属間腐食を防止することができる。
本発明のシート38,38aは、従来の一般パッキングのように、ゴムまたは合成樹脂で製作される。
以下、本発明のさらに他の実施例によるサドル分水栓の結合構造について詳細に説明する。
図11は本発明の他の実施例によるサドル分水栓の結合構造を示す分解斜視図、図12は本発明の他の実施例によるサドル分水栓の結合構造を示す結合斜視図、図13は本発明の他の実施例によるサドル分水栓の結合構造を示す断面図である。
一般に、サドル分水栓は、分岐対象の上水管30に設置されて分岐しようとするときに使用するもので、上水管の外周面に結合されるサドル20と、サドル20の通水孔200が形成された部位に結合される分水栓10とから構成される。
上水管30に結合されるサドル20は一体型構造体に製作することもできるが、必要によって二つ以上の構造体に製作することができる。ここで、分水栓10と直接結合され、通水孔200が形成された構造体をサドル20といい、サドル以外の構造体をバンド32ということもある。
本発明において、サドル20は、通水孔200が形成され、通水孔200の上部に分水栓10が結合される構造体をいう。
前記サドル20は、従来は主に鋳物で製作されたものが一般的であり、前記フランジ式またはネジ式サドル分水栓のように、金属板材をプレス加工して製作したサドルであることができる。
サドル20の通水孔200の上部に結合される分水栓10は、一側に枝管35が連結される流出口22が形成され、その内部には必要によって流体を断続することができる開閉手段が設けられ、分水栓の外部には開閉手段を操作する操作手段が備えられる。
前記開閉手段は、流体の流れを誘導する流路が形成された球状、円筒状、板状などのいろいろのものがあり、開閉手段の形態によって操作手段もいろいろに構成され、分水栓の全体形状も様々な形態に製作される。
本発明のサドル分水栓の結合構造は、サドル20と結合される分水栓本体10aの下部が中空円筒状に製作され、外周面にロックナット100が螺合することを主な特徴とするが、分水栓10内に設けられる開閉手段または分水栓の形状に対する制限はないと言える。
本発明のサドル分水栓の結合構造は、分水栓10をサドル20と結合するにあたって、分水栓本体10aの下部の円筒状外周面にネジ部50を形成し、これにロックナット100を螺合し、下端部に外向突出の固定部材フランジ320が形成された中空円筒状固定部材300の本体310をサドルに形成された通水孔200を通じて分水栓本体10aの下部内に挿入して結合する。この際に、フランジ320の上面がサドル20の下面210に密着するように構成する。分水栓本体10aを水平の任意方向にねじって、枝管35が連結される出口方向を調整した後、前記ロックナット100を締め付けることで、分水栓本体10aと結合された固定部材のフランジ320をサドルの下面210に緊密に圧着してサドル20と分水栓10を結合することが特徴である。
前記のように構成された本発明のサドル分水栓の結合構造は、ロックナット100のみを簡単に解いてから締め付けることで容易に分水栓の出口方向を変更し、枝管35の方向に合わせて結合することができる利点がある。
前記ロックナット100とサドル20の接触面との間、及び前記固定部材フランジ320とサドルの接触面との間には、それぞれ漏水防止用パッキング(図示せず)を介在することができる。
前記分水栓本体10aの下部内に挿入された固定部材300を分水栓本体10aの下部に熔接して結合することもできるが、好適な実施例において、前記固定部材300の本体310の外周面に雄ネジ部80を形成し、前記分水栓本体10aの下部の内周面には雌ネジ部60を形成して螺合する。ここで、前記ネジ部は左ネジ(または右ネジ)に形成する反面、前記分水栓本体10aの外周面に形成されたネジ部50と前記ロックナット100の雌ネジ部70は右ネジ(または左ネジ)に形成することができる。これは、相互に反対方向の左ネジ(または右ネジ)と右ネジ(または左ネジ)を介してそれぞれ分水栓本体10aの内周面と外周面に螺合する固定部材300とロックナット100によって分水栓10が任意に緩まることを防止する結合構造である。すなわち、分水栓10の上部キャップ12が搭載された部位に穿孔機を結合し、分水栓10内にドリルを挿入して上水管30に通水孔を穿孔するとき、分水栓10が穿孔機とともに回動することを防止して、より容易な作業を図ることができる利点があり、サドル20と分水栓10の結合部位が任意に緩まって漏水が発生することを防止することができる利点がある。
前記サドル20は鋳物で製作することもでき、分水栓10と同一材質の金属板材をプレス加工して製作することもできる。
前記サドル20を分水栓10と同一材質の金属板材でプレス加工して製作することは、次第に高価の高級素材であるステンレススチール材の分水栓の使用が拡がっている趨勢に従うためである。サドルと分水栓を同一材質で製作すれば、異種金属間腐食の現象を防止することができ、素材の価格が高価であるときは、鋳物で製作することより板材をプレス加工して製作することが製造原価の側面でずっと有利であるからである。
前述した実施例は、本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者が本発明によるサドル分水栓を容易に実施し得る程度に開示した好適な実施例であるばかり、前述した実施例及び添付図面に限定されるものではないので、これにより本発明の権利範囲が限定されるものではない。したがって、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内でいろいろの置換え、変形及び変更が可能であることが当業者に明白であり、当業者によって容易に変更可能な部分も本発明の権利範囲に含まれるものであることは明らかである。
本発明によるサドル分水栓は、ステンレススチール管、鋼管、銅管、またはPE管でなる上水管の分岐作業時に適用可能である。
従来のネジ式サドル分水栓を示す断面図である。 従来のフランジ式サドル分水栓を示す断面図である。 本発明のフランジ式サドル分水栓の一実施例を示す斜視図である。 本発明のフランジ式サドル分水栓の部分断面斜視図である。 本発明のシートの他の実施例を示す斜視図である。 本発明において、突出部が形成されたシートがサドルと上水管との間に介在された状態を示す断面図である。 本発明のフランジ式サドル分水栓の他の実施例を示す斜視図である。 本発明のフランジ式サドル分水栓のさらに他の実施例を示す斜視図である。 本発明のフランジ式サドル分水栓のさらに他の実施例を示す斜視図である。 本発明のネジ式サドル分水栓の一実施例を示す斜視図である。 本発明のネジ式サドル分水栓の部分断面斜視図である。 本発明のネジ式サドル分水栓の他の実施例を示す斜視図である。 本発明のネジ式サドル分水栓のさらに他の実施例を示す斜視図である。 本発明のネジ式サドル分水栓のさらに他の実施例を示す斜視図である。 本発明の他の実施例によるサドル分水栓の結合構造を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施例によるサドル分水栓の結合構造を示す結合斜視図である。 本発明の他の実施例によるサドル分水栓の結合構造を示す断面図である。
符号の説明
10 分水栓
10a 分水栓本体
11 フランジ
12 上部キャップ
13 分水栓棒
20 サドル
21 結合部
22 流出口
23 ネジ部
24 ナット孔
30 上水管
31 ボルト
32 バンド
33 ナット
34 ガスケット
35 枝管
36 ボール
37 パッキング
38、38a シート
39 突出部
40 環棒
40a 中空
40b 突部
41 ヒンジ
42 収容溝
50、60、70、80 ネジ部
100 ロックナット
200 サドルの通水孔
210 下面
300 固定部材
310 固定部材本体
320 固定部材フランジ

Claims (12)

  1. 分岐しようとする上水管の外周面上部に位置するサドルと、サドルの上面中心部に結合される分水栓とを含み、前記分水栓の本体が前記サドルに結合されるサドル分水栓において、
    前記サドルは、分水栓と同一材質の金属板材をプレス加工して製作されたもので、上水管の外周面上部を取り囲むように、その垂直断面が円弧状に曲げ加工され、漏水及び異種金属間腐食を防止するために、前記サドルと上水管の外周面との間に介在されるシートをさらに含むことを特徴とするサドル分水栓。
  2. 前記サドルは、プレス加工によって上向きに突設された結合部を有し、
    前記分水栓は、その本体の下側に放射状に拡張されるフランジを有し、
    前記サドルの結合部が前記分水栓のフランジに結合されることを特徴とする請求項1に記載のサドル分水栓。
  3. 前記サドルは、プレス加工によって上向きに突設された結合部を有し、
    前記サドルの結合部と前記分水栓は螺合されることを特徴とする請求項1に記載のサドル分水栓。
  4. 前記フランジと結合部は電気抵抗熔接によって結合されることを特徴とする請求項2に記載のサドル分水栓。
  5. 前記フランジと結合部はボルト及びナットによって結合され、前記ボルト及びナットは分水栓と同一材質でなることを特徴とする請求項2に記載のサドル分水栓。
  6. 前記結合部の内面と上水管の外周面によって形成される空間を充填する形の中空型突出部がシートと一体的に形成されることを特徴とする請求項2または3に記載のサドル分水栓。
  7. 上水管の長手方向に平行なサドルの両端部位が上方に丸く曲げられ、それぞれの両端部位に環棒が挿入され、上水管の外周面の一部のみを残して取り囲む形態に取り囲むように構成され、前記両端の二本の環棒をボルトで締め付けることにより、サドルが上水管の外周面に密着して結合されることを特徴とする請求項2または3に記載のサドル分水栓。
  8. 上水管を介してサドルの反対側にバンドが設けられ、上水管の長手方向に平行なサドルの両端部位が上方に丸く曲げられ、それぞれの両端部位に環棒が挿入され、バンドの両端部位も丸く曲げられ、それぞれの両端部位に環棒が挿入され、サドル側の環棒とバンド側の環棒をボルトで締め付けることにより、サドルとバンドが上水管の外周面に密着して結合されることを特徴とする請求項2または3に記載のサドル分水栓。
  9. 上水管の長手方向に平行なサドルの両端部位のいずれか一方が上方に丸く曲げられ、この端部に環棒が挿入され、他方は上水管の下部を取り囲むように曲げ加工されたバンドの一端とヒンジで結合され、サドルとヒンジで結合されたバンドの端部の反対側端部が丸く曲げられ、この端部に環棒が挿入され、サドル側の環棒とバンド側の環棒をボルトで締め付けることにより、サドルとバンドが上水管の外周面に密着して結合されることを特徴とする請求項2または3に記載のサドル分水栓。
  10. 前記環棒は、ボルトが貫通する突部を含み、前記突部は、ボルトと上水管の距離を離隔させてこれら間の接触を防止して、異種金属間の腐食を防止することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のサドル分水栓。
  11. 前記サドルの結合部内側面に螺合され、下端部に外向きに突出したフランジを有する中空の固定部材と、前記分水栓の下端外側面に形成されたネジ部と螺合するロックナットとをさらに含み、
    前記固定部材は前記サドルの通水孔に挿入され、その先端部が前記分水栓本体の内側に位置し、前記固定部材のフランジが前記サドルの通水孔の外周部下面に密着して気密性を確保することにより、分水栓の本体の方向を調整するために前記ロックナットと分水栓本体の螺合を解除または締結しても、気密性が保障されることを特徴とする請求項3に記載のサドル分水栓。
  12. 前記固定部材は外周面に形成された雄ネジ部を有し、前記分水栓本体は下部内周面に雌ネジ部を有し、前記固定部材が前記分水栓本体の内側面に螺合され、前記固定部材の外周面のネジ部と分水栓本体の内周面のネジ部のネジ形成方向は、前記ロックナットのネジ部と前記分水栓本体の外周面のネジ部のネジ形成方向と反対であることを特徴とする請求項11に記載のサドル分水栓。
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