JP2008144917A - ベルト式無段変速機用シーブおよび製造方法 - Google Patents

ベルト式無段変速機用シーブおよび製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1つの板材から成形したベルト式無段変速機用シーブであっても剛性を確保することができるベルト式無段変速機用シーブおよび製造方法を提供すること。
【解決手段】ベルトを介して駆動源からの駆動力を伝達するベルト式無段変速機に用いられるベルト式無段変速機用シーブは、少なくとも板材100,200にボス部103,203およびベルト接触部104,204を成形し、ボス部103,203の内周面103a、203aの材料を内周面103a、203aとベルト接触部104,204の接触面104a,204aとの第1接点部P1まで流動させ、ボス部103,203の外周面103b,203bの材料を外周面103b,203bと接触面104a、204aに対向する背面104b,204bとの第2接点部P2まで流動させ、第2接点部P2に流動した材料を軸方向における断面形状が半径R3の円弧に成形することで製造される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ベルト式無段変速機用シーブおよび製造方法に関するものである。
一般に、車両には、駆動源である内燃機関や電動機からの駆動力、すなわち出力トルクを車両の走行状態に応じた最適の条件で路面に伝達するために、駆動源の出力側に変速機が設けられている。変速機には、変速比を無段階(連続的)に制御する無段変速機と、変速比を段階的(不連続)に制御する有段変速機とがある。ここで、無段変速機には、プライマリプーリとセカンダリプーリに巻き掛けられたベルトを介して、プライマリプーリからセカンダリプーリに駆動力を伝達するベルト式無段変速機がある。
プライマリプーリおよびセカンダリプーリは、プーリ軸と、プーリ軸に固定された固定シーブと、プーリ軸に対して軸方向に移動自在に支持された可動シーブとにより構成されている。つまり、ベルト式無段変速機の2つのプーリは、2つのベルト式無段変速機用シーブをそれぞれ備えることとなる。ベルトは、固定シーブと可動シーブとの間で形成されるV字形状の溝に巻き掛けられている。ここで、ベルト式無段変速機は、例えば挟圧力発生油圧室の油圧により可動シーブを固定シーブ側に押圧することで、ベルトに対してベルト挟圧力を発生させ、ベルトと固定シーブおよび可動シーブとの間に発生する滑りを抑制して駆動力をプライマリプーリからセカンダリプーリに伝達するものである。
ここで、従来のベルト式無段変速機用シーブは、例えば熱間鍛造により成形されており、薄肉化が困難であり、切削部分も多く、低コストや軽量化が困難であった。そこで、ベルト式無段変速機用シーブを板材から成形、例えばプレス加工により成形することが考えられる。しかし、板材を成形したベルト式無段変速機用シーブでは、部分的に厚みを増加することができず、ベルト式無段変速機に入力される駆動源からの駆動力に対応した剛性を確保することが困難であるという問題があった。
特許文献1では、板材を成形したベルト式無段変速機用シーブを備えるベルト式無段変速機が提案されている。特許文献1に示すベルト式無段変速機では、ベルト式無段変速機用シーブのうち可動シーブを円錐板状の可動シーブ本体と円錐ドラム形状のシーブ支えとにより構成している。特許文献1に示すベルト式無段変速機では、可動シーブを可動シーブ本体およびシーブ支えの2つの部材により構成することで、剛性を確保し、ベルト式無段変速機に入力される駆動源からの駆動力に対応するものである。また、特許文献1に示すベルト式無段変速機では、シーブ支えが可動シーブを固定シーブ側に押圧する挟圧力発生油圧室を構成する構成部材として用いられている。
特開2002−174309号公報
しかしながら、上記特許文献1に示すベルト式無段変速機では、可動シーブ本体のみでは剛性を確保することが困難なためにシーブ支えが必要であった。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、1つの板材から成形したベルト式無段変速機用シーブであっても剛性を確保することができるベルト式無段変速機用シーブの製造方法およびベルト式無段変速機用シーブを提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明では、ベルトを介して駆動源からの駆動力を伝達するベルト式無段変速機に用いられるベルト式無段変速機用シーブの製造方法において、板材にボス部およびベルト接触部を成形する工程と、ボス部の内周面の材料を内周面とベルト接触部の接触面との第1接点部まで流動させる工程と、ボス部の外周面の材料を外周面と接触面に対向する背面との第2接点部まで流動させる工程と、第1接点部に流動した材料あるいは第2接点部に流動した材料の少なくともいずれか一方を所定形状に成形する工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明では、ベルトを介して駆動源からの駆動力を伝達するベルト式無段変速機に用いられるベルト式無段変速機用シーブにおいて、板材にボス部およびベルト接触部を成形し、ボス部の内周面の材料を内周面とベルト接触部の接触面との第1接点部まで流動させ、ボス部の外周面の材料を外周面と接触面に対向する背面との第2接点部まで流動させ、第1接点部に流動した材料あるいは第2接点部に流動した材料の少なくともいずれか一方を所定形状に成形したことを特徴とする。
本発明によれば、ベルト式無段変速機のプーリ軸と接触するボス部の内周面の材料を内周面とベルト式無段変速機のベルト接触するベルト接触部の接触面との第1接点部まで流動させることで第1接点部の厚みを増加し、ボス部の外周面の材料を外周面と接触面に対向する背面との第2接点部まで流動させることで第2接点部の厚みを増加する。つまり、プーリ軸と接触するボス部と、ベルトが接触するベルト接触部との接続部は、板材を折り曲げることでボス部およびベルト接触部を成形したのみの場合と比較して厚さを増加することができる。従って、接続部、すなわちベルト式無段変速機に入力された駆動源からの駆動力により最も変形し易い部分の剛性を向上することができる。これにより、1つの板材から成形したベルト式無段変速機用シーブであっても剛性を確保することができる。
また、本発明では、上記ベルト式無段変速機用シーブの製造方法において、ベルト接触部を挟んでボス部と対向するカップ部を成形する工程と、カップ部をベルト接触部の径方向外側における端部よりも径方向内側に移動させる工程と、カップ部のベルト接触部と接続する部分を接続部側に潰す工程と、をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明では、上記ベルト式無段変速機用シーブにおいて、ベルト接触部を挟んでボス部と対向するカップ部を成形し、カップ部をベルト接触部の径方向外側における端部よりも径方向内側に移動させ、カップ部のベルト接触部と接続する部分を接続部側に潰したことを特徴とする。
本発明によれば、挟圧力発生油圧室を構成するカップ部を成形し、成形されたカップ部をベルト接触部の径方向外側における端部よりも径方向内側に移動させるので、ベルト式無段変速機用シーブを挟圧力発生油圧室を構成する構成部材として用いることができるとともに、小型化を図ることができる。
本発明にかかるベルト式無段変速機用シーブの製造方法およびベルト式無段変速機用シーブは、1つの板材から成形したベルト式無段変速機用シーブであっても剛性を確保することができるという効果を奏する。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施の形態により、本発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。ここで、下記の実施の形態におけるベルト式無段変速機に伝達される駆動力を発生する駆動源として内燃機関(ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、LPGエンジンなど)を用いるが、これに限定されるものではなく、モータなどの電動機を駆動源として用いても良い。また、下記の実施の形態では、ベルト式無段変速機の可動シーブに本発明にかかるベルト式無段変速機用シーブを用いる場合について説明する。
[実施の形態]
図1は、本発明にかかるベルト式無段変速機のプーリの一部を示す図である。本発明にかかるベルト式無段変速機用シーブを備えるベルト式無段変速機は、プライマリプーリ1とセカンダリプーリ2の2つのプーリを備える。ベルト式無段変速機では、プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2は、ベルトVを介して、駆動源の駆動力を一方のプーリから他方のプーリに伝達するものである。実施の形態では、ベルト式無段変速機は、ベルトVを介して、プライマリプーリ1に伝達された図示しない内燃機関の出力トルクをセカンダリプーリ2に伝達するものである。プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2は、図1に示すように、プーリ軸11,21と、固定シーブ12,22と、可動シーブ13,23とにより構成されている。
プーリ軸11,21は、図1に示すように、内燃機関の出力トルクを伝達するものである。プーリ軸11,21は、ベルト式無段変速機において平行に回転自在に支持されている。プライマリプーリ1のプーリ軸11は、図示しないトルクコンバータおよび前後進切換機構を介して、ベルト式無段変速機に伝達される図示しない内燃機関の出力トルクが入力される入力軸である。また、セカンダリプーリ2のプーリ軸21は、ベルト式無段変速機の変速比に基づいて変換された内燃機関の出力トルクを出力する出力軸である。なお、プーリ軸21は、図示しない最終減速機を介して車輪に連結されているので、内燃機関の出力トルクは、ベルト式無段変速機を介して車輪に伝達される。
プーリ軸11,21は、第1空間部11a,21aおよび第2空間部11b,21bが形成されている。第1空間部11a,21aは、軸方向のうち一方の端部がプーリ軸11,21の軸方向のうち一方の側面(同図左側側面)に開口しており、他方の端部がプーリ軸11,21の内部で閉塞されている。第2空間部11b,21bは、軸方向のうち一方の端部がプーリ軸11,21の内部で閉塞されており、他方の端部がプーリ軸11,21の軸方向のうち他方の側面(同図右側側面)に開口している。つまり、プーリ軸11,21は、第1空間部11a,21aおよび第2空間部11b,21bの分断された2つの空間部が形成されている。なお、第1空間部11a,21aおよび第2空間部11b,21bには、それぞれ図示しないオイル供給装置からオイルが供給される。ここで、第1空間部11a,21aおよび第2空間部11b,21bに供給されたオイルは、異なる部分に供給される。例えば、第1空間部11a,21aに供給されたオイルは、可動シーブ13,23の固定シーブ12,22側と反対側に形成された図示しない挟圧力発生油圧室に供給され、油圧により可動シーブ13,23を固定シーブ12,22側に押圧し、プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2がベルトに対してベルト挟圧力を発生するために用いられる。また、第2空間部11b,21bに供給されたオイルは、固定シーブ12,22のベルト接触部12a,22aの接触面12b,22bとベルトVとの間および可動シーブ13,23のベルト接触部13b,23bの接触面13f,23fとベルトVとの間に供給され、これらの潤滑として用いられ、あるいは上記挟圧力発生油圧室と図示しない隔壁を挟んで形成されたキャンセル室に供給され、挟圧力発生油圧室内のオイルにより発生する遠心油圧を相殺するために用いられる。
固定シーブ12,22は、図1に示すように、プーリ軸11,21にそれぞれ一体に形成されている。つまり、プーリ軸11,21と固定シーブ12,22とは、一体構造であり、プーリ軸11,21に固定されている。固定シーブ12,22は、ベルト接触部12a,22aが形成されている。ベルト接触部12a,22aは、径方向外側に突出して形成されている。ベルト接触部12a,22aの軸方向のうち他方側(同図右側)には、接触面12b,22bが形成されている。接触面12b,22bは、ベルトVが接触する面であり、軸方向のうち他方(同図右方向)に向かうに伴って径方向外側に拡大する傾斜面により構成されている。
可動シーブ13,23は、本発明にかかるベルト式無断変速機用シーブであり、プーリ軸11,21に対して軸方向に摺動自在に支持されているものである。可動シーブ13,23は、後述する板材100,200をそれぞれ成形することで構成されている。可動シーブ13,23は、ボス部13a,23aと、ベルト接触部13b,23bと、カップ部13c,23cとにより構成されている。
ボス部13a,23aは、軸方向に延在する円筒形状であり、可動シーブ13,23の径方向内側に配置されている。ボス部13a,23aは、ボス部13a,23aの軸方向における両側面に開口する中空部を有し、中空部にプーリ軸11,21が挿入されることで、可動シーブ13,23をプーリ軸11,21に対して軸方向に摺動自在に支持するものである。
ベルト接触部13b,23bは、径方向外側に突出して形成されている。ベルト接触部13b,23bは、径方向内側における端部がボス部13a,23aの軸方向うち一方の端部(同図左端部)と接続されている。つまり、ベルト接触部13b,23bは、ボス部13a,23aと一体に形成されている。ベルト接触部13b,23bの軸方向のうち一方側(同図右側)には、接触面13f,23fが形成されている。接触面13f,23fは、ベルトVが接触する面であり、軸方向のうち一方(同図左方向)に向かうに伴って径方向外側に拡大する傾斜面により構成されている。
ここで、プライマリプーリ1の固定シーブ12と可動シーブ13との間、すなわちベルト接触部12aの接触面12bとベルト接触部13bの接触面13fとの間に形成されたV字形状の溝には、ベルトVが巻き掛けられる。また、セカンダリプーリ2の固定シーブ22と可動シーブ23との間、すなわちベルト接触部22aの接触面22bとベルト接触部23bの接触面23fとの間に形成されたV字形状の溝には、ベルトVが巻き掛けられる。可動シーブ13,23は、上述のように図示しない挟圧力発生油圧室の油圧により固定シーブ12,22側に押圧されるので、プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2に巻き掛けられたベルトVに対してベルト挟圧力が発生する。従って、プライマリプーリ1のプーリ軸11に伝達された内燃機関の出力トルクは、ベルトを介してセカンダリプーリ2のプーリ軸21に伝達される。なお、本発明にかかるベルト式無段変速機では、プライマリプーリ1に対するベルトの接触半径およびセカンダリプーリ2に対するベルトの接触半径を変更することで、変速比(プライマリプーリ1の回転数とセカンダリプーリ2の回転数との比)が変更される。
カップ部13c,23cは、軸方向に延在する円筒形状であり、可動シーブ13,23の径方向外側に配置されている。カップ部13c,23cは、軸方向のうち一方の端部(同図左端部)に潰し部13h,23hが形成されている。カップ部13c,23cは、軸方向のうち一方の端部、すなわち潰し部13h,23hがベルト接触部13b,23bの径方向外側における端部P3と接続されている。つまり、カップ部13c,23cは、ベルト接触部13b,23bと一体に形成されている。従って、可動シーブ13,23は、ボス部13a,23aと、ベルト接触部13b,23bと、カップ部13c,23cとが一体に形成されることで、構成されている。また、カップ部13c,23cは、潰し部13h,23hを介して、ベルト接触部13b,23bの径方向外側における端部P3よりも径方向内側に位置する。
なお、プーリ軸11,12には、可動シーブ13,23の固定シーブ12,22側と反対側に図示しない隔壁が固定される。カップ部13c,23cは、隔壁の径方向外側における端部と対向し、隔壁との間がシールされる。図示しない挟圧力発生油圧室は、プーリ軸11,21と、可動シーブ13,23と、隔壁とにより構成されることとなる。つまり、カップ部13c,23cは、挟圧力発生油圧室の一部を構成するものである。
次に、本発明にかかるベルト式無段変速機用シーブである可動シーブ13、23の製造方法について説明する。図2〜図7は、可動シーブの製造方法を示す図である。なお、図2および図3は可動シーブの製造方法の工程の概略を示すものであり、図4〜図7は可動シーブの製造方法の各工程の詳細を示すものである。
可動シーブ13、23は、図2に示すように、厚みが一定の円板形状が板材100,200をプレス加工により塑性変形させることで成形される。まず、図2に示すように、板材100,200にボス部103,203およびベルト接触部104,204を成形する。ここで、板材100,200にボス部103,203およびベルト接触部104,204を成形する工程は、図示しないプレス加工機により行われる。
具体的には、図示しないプレス加工機は、まず、図2における(a)に示す板材100,200の中央部をプレスし、同図における(b)に示すように、板材100,200に凹部101,201を成形する。次に、同図における(b)に示す板材100,200の凹部101,201をさらにプレスし、同図における(c)に示すように、板材100,200に有底円筒形状の凹部102,202に成形する。次に、同図における(c)に示す板材100,200の凹部102,202の底部102a,202aを打ち抜き、同図における(d)に示すように、可動シーブ13,23のボス部13a,23aとなるボス部103,203を成形する。また、同図における(c)に示す板材100,200の凹部102,202を除く部分をプレスし、同図における(d)に示すように、可動シーブ13,23のベルト接触部13b,23bとなるベルト接触部104,204を成形する。これにより、板材100,200には、ボス部103,203およびベルト接触部104,204が成形される。
次に、図3に示すように、ボス部103,203およびベルト接触部104,204が成形された板材100,200を可動シーブ13,23に成形する。ここで、板材100,200を可動シーブ13,23に成形する工程は、図4〜図7に示すように、プレス加工機300により行われる。ここで、プレス加工機300は、軸方向に移動自在に支持されており、板材100,200を押圧することで板材を成形するパンチ301,302,305,308〜312と、板材100,200を固定するダイ304,307と、板材100,200を固定するとともに、ダイ304,307に対して軸方向に移動自在に支持されているノックアウト303,306とを備え、これらを用いて板材100,200を可動シーブ13,23に成形するものである。パンチ301,302,305,308〜312およびノックアウト303,306は、図示しない駆動源により軸方向に移動される。なお、図示しない駆動源は、板材100,200を可動シーブ13,23に成形する工程ごとに駆動制御され、パンチ301,302,305,308〜312、ノックアウト303,306の移動を行う。なお、パンチ301,310は円柱形状の部材であり、パンチ302,305,308〜309,311〜312、ダイ304,307、ダイ304,307は、円筒形状の部材である。
まず、図2における(d)に示す成形された板材100,200のボス部103,203の内周面103a,203aの材料を図3における(a)に示すように、内周面103a,203aとベルト接触部104,204の接触面104a,204aとの第1接点部P1まで流動させる。具体的には、図4における(a)に示すように、プレス加工機300のダイ304とダイ304の内部に配置されたノックアウト303に図2における(d)に示す成形された板材100,200を載置する。このとき、ベルト接触部104,204の接触面104a,204aがノックアウト303およびダイ304と接触する。次に、ノックアウト303およびダイ304に載置された板材100,200に対してパンチ301および302を配置する。パンチ301は、載置された板材100,200のボス部103,203と軸方向において対向する位置に配置される。ここで、パンチ301は、直径d2がボス部103,203の内径d1よりも大きく設定されている。パンチ302は、パンチ301を囲み、ベルト接触部104,204の背面104b,204bと対向する位置に配置される。ここで、パンチ302の内径は、ボス部103,203の外径と同一あるいはほぼ同一に設定されている。また、パンチ302の外径は、ベルト接触部104,204の外径よりも小さく、かつノックアウト303の外径よりも小さく設定されている。
プレス加工機300は、上記図4における(a)に示す状態から、パンチ301を軸方向のうち板材方向(同図矢印A1)に移動させることで、ボス部103,203に挿入する。また、パンチ302を軸方向のうち板材方向(同図矢印A2)に移動させるとともにノックアウト303を軸方向のうち板材方向と反対方向(同図矢印A3)に移動させることで、板材100,200をダイ304に挿入する。これにより、同図における(b)に示すように、板材100,200のボス部103,203の内周面103a,203aの材料は、パンチ301により、第1接点部P1まで流動する。また、パンチ304およびノックアウト303により、ベルト接触部104,204の径方向外側端部が軸方向に折り曲げられ、ボス103,203と対向する折曲部105,205が成形される。ボス部103,203の内周面103a,203aの材料を第1接点部P1まで流動させた板材100,200の第1接点部P1における曲面の軸方向における断面形状である円弧の半径R2(図3における(a)参照)は、ボス部103,203の内周面103a,203aの材料を第1接点部P1まで流動させていない板材100,200の第1接点部P1における曲面の軸方向における断面形状である円弧の半径R1(同図における(a)の2点鎖線)よりも小さくなる。つまり、ボス部103,203の内周面103a,203aの材料を第1接点部P1まで流動させた板材100,200は、ボス部103,203の内周面103a,203aの材料を第1接点部P1まで流動させていない板材100,200よりも、第1接点部P1の厚みを増加することができる。従って、板材100,200を成形することで構成される可動シーブ13,23の第1接点部P1の厚みを増加することができる。
次に、図3における(a)に示す成形された板材100,200のボス部103,203の外周面103b,203bの材料を同図における(b)に示すように、外周面103b,203bとベルト接触部104,204の背面104b,204bとの第2接点部P2まで流動させるとともに、カップ部106,206を成形する。具体的には、図5における(a)に示すように、プレス加工機300のダイ307の内部に配置されたノックアウト306に図3における(a)に示す成形された板材100,200を載置する。このとき、ベルト接触部104,204の接触面104a,204aがノックアウト306と接触する。ダイ307の内径は、折曲部105,205の外径よりも小さく設定されている。次に、ノックアウト306に載置された板材100,200に対してパンチ305を配置する。ここで、ボス部103,203には、内周面103a、203aの材料を第1接点部P1まで流動させる工程で挿入されたパンチ301が位置している。パンチ305は、パンチ301を囲み、ベルト接触部104,204の背面104b,204bと対向する位置に配置される。ここで、パンチ305は、内径d4(最小内径)がボス部103,203の外径d3よりも小さく設定されている。また、パンチ305の外径は、折曲部105,205の内径よりも大きく、かつノックアウト303の外径よりも小さく設定されている。
プレス加工機300は、上記図5における(a)に示す状態(パンチ301がボス部103,203に挿入されている状態)から、パンチ305を軸方向のうち板材方向(同図矢印B1)に移動させるとともにノックアウト306を軸方向のうち板材方向と反対方向(同図矢印B2)に移動させることで、板材100,200をダイ307に挿入する。これにより、同図における(b)に示すように、板材100,200のボス部103,203の外周面103b,203bの材料は、パンチ305により、第2接点部P2まで流動する。また、パンチ305およびノックアウト306により、折曲部105,205がベルト接触部104,204側と反対側に引き延ばされ、ベルト接触部104,204を挟んでボス部103,203と対向するカップ部106,206が成形される。ボス部103,203の外周面103b,203bの材料を第2接点部P2まで流動させた板材100,200は、ボス部103,203の外周面103b,203bの材料を第2接点部P2まで流動させていない板材100,200よりも、第2接点部P2の厚みを増加することができる。従って、板材100,200を成形することで構成される可動シーブ13,23の第2接点部P2の厚みを増加することができる。
次に、図3における(b)に示す成形された板材100,200の第2接点部P2に流動した材料を同図における(c)に示すように、所定形状に成形するとともに、カップ部106,206をベルト接触部104,204の径方向外側における端部P3よりも径方向内側に移動させる。具体的には、図6における(a)に示すように、プレス加工機300のノックアウト306に図3における(b)に示す成形された板材100,200を載置したままとする。このとき、ベルト接触部104,204の接触面104a,204aがノックアウト306と接触する。次に、ノックアウト306に載置された板材100,200に対してパンチ308およびパンチ309を配置する。ここで、ボス部103,203には、内周面103a、203aの材料を第1接点部P1まで流動させる工程で挿入されたパンチ301が位置している。パンチ308は、パンチ301を囲み、ベルト接触部104,204の背面104b,204bと対向する位置に配置される。ここで、パンチ308の内径は、ボス部103,203の外径と同一あるいはほぼ同一に設定されている。また、パンチ308の外径は、カップ部106,206の内径よりも小さく設定されている。また、パンチ308のうち、第2接点部P2と対向する部分は、軸方向における断面形状が半径Rの円弧で形成されている。パンチ309は、パンチ308を囲み、カップ部106,206と対向する位置に配置される。ここで、パンチ309の内径は、カップ部106,206の外径よりも小さく設定されている。また、パンチ309のうち、カップ部106,206と対向する部分は、カップ部106,206をボス部103,203側、すなわち径方向内側に移動できるように、傾斜面で形成されている。なお、パンチ308の内周面とパンチ309の外周面との間には、可動シーブ13,23のカップ部13c,23cの厚みと同一の隙間が形成されている。
プレス加工機300は、上記図6における(a)に示す状態(パンチ301がボス部103,203に挿入されている状態)から、パンチ308を軸方向のうち板材方向(同図矢印C1)に移動させるとともに、パンチ309を軸方向のうち板材方向(同図矢印C2)に移動させる。これにより、同図における(b)に示すように、板材100,200の第2接点部P2の材料は、パンチ308により、所定形状、この実施の形態では、軸方向における断面形状が半径R3の円弧に成形される。また、カップ部106,206は、パンチ308およびパンチ309により、ベルト接触部104,204の径方向外側における端部P3よりも径方向内側に移動される。
次に、図3における(c)に示す成形されたボス部103,203を同図における(d)に示すように、絞るとともに、ベルト接触部104,204の径方向外側における端部P3よりも径方向内側に移動したカップ部106,206のベルト接触部104,204と接続する部分をベルト接続部104,204側に潰すことで、板材100,200を可動シーブ13,23に成形する。具体的には、図7における(a)に示すように、プレス加工機300のノックアウト306に図3における(c)に示す成形された板材100,200を載置したままとする。このとき、ベルト接触部104,204の接触面104a,204aがノックアウト306と接触する。次に、ノックアウト306に載置された板材100,200に対してパンチ310、パンチ311およびパンチ312を配置する。パンチ310は、載置された板材100,200のボス部103,203と軸方向において対向する位置に配置される。ここで、パンチ310は、直径d5がボス部103,203の内径d2よりも大きく設定されている。パンチ311は、パンチ310を囲み、ベルト接触部104,204の背面104b,204bと対向する位置に配置される。ここで、パンチ311の内径は、ボス部103,203の外径よりも小さく設定されている。また、パンチ311の外径は、カップ部106,206の内径と同一あるいはほぼ同一に設定されている。なお、パンチ310の外周面とパンチ311の内周面との間には、可動シーブ13,23のボス部13a、23aの厚みと同一の隙間が形成されている。パンチ312は、パンチ311を囲み、カップ部106,206と対向する位置に配置される。ここで、パンチ312の内径は、カップ部106,206の外径と同一あるいはほぼ同一に設定されている。また、パンチ312のうち、カップ部106,206のベルト接触部104,204と接続する部分と対向する部分は、カップ部106,206を軸方向のうちベルト接続部104,204側に移動できるように、傾斜面で形成されている。なお、パンチ311の内周面とパンチ312と外周面との間には、可動シーブ13,23のカップ部13c,23cの厚みと同一の隙間が形成されている。
プレス加工機300は、上記図7における(a)に示す状態から、パンチ310を軸方向のうち板材方向(同図矢印D1)に移動させることで、ボス部103,203に挿入する。また、パンチ311を軸方向のうち板材方向(同図矢印D2)に移動させるとともに、パンチ312を軸方向のうち板材方向(同図矢印D3)に移動させる。これにより、同図における(b)に示すように、板材100,200のボス部103,203の一部は、パンチ310により、絞られ、ボス部103,203の一部が他の部分よりも外径および内径が縮小される。また、カップ部106,206は、パンチ311およびパンチ312により、カップ部106,206のベルト接触部104,204と接続する部分がベルト接続部104,204側に潰され、可動シーブ13,23の潰し部13h,23hが形成される。
以上により、板材100,200が可動シーブ13,23に形成される。従って、プーリ軸11,21と接触するボス部13a、23aと、ベルトVが接触するベルト接触部13b,23bとの接続部は、板材100,200を折り曲げることでボス部103,203およびベルト接触部104,204を成形したのみの場合と比較して厚さを増加することができる。これにより、接続部、すなわち図示しないベルト式無段変速機に入力された内燃機関からの出力トルクにより最も変形し易い部分の剛性を向上することができる。これにより、1つの板材100,200から成形したベルト式無段変速機用シーブである可動シーブ13,23であっても剛性を確保することができる。
また、図示しないベルト式無段変速機の変速比は、プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2に対するベルトVの接触半径で決定されるので、広い変速比を確保するためには、径方向に長い接触面が必要となる。上述のように、本発明にかかるベルト式無段変速機用シーブでは、第1接点部P1における曲面の軸方向における断面形状である円弧の半径R2(図3における(a)参照)をボス部103,203およびベルト接触部104,204のみが成形された板材100,200の第1接点部P1における曲面の軸方向における断面形状である円弧の半径R1よりも小さくすることができるので、ベルト接触部13b,23bに、径方向に長い接触面13f,23fを形成することができる。従って、本発明にかかるベルト式無段変速機用シーブを備えたベルト式無段変速機では、広い変速比を確保することができる。また、所定の変速比を確保する場合、本発明にかかるベルト式無段変速機用シーブを備えたベルト式無段変速機では、ボス部103,203およびベルト接触部104,204のみが成形された板材100,200を可動シーブ13,23とする場合と比較して、可動シーブ13,23の径方向における長さを縮小することができる。従って、プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2の径方向における長さを縮小することができるので、ベルト式無段変速機の小型化を図ることができる。
また、上述のように、板材100,200から成形されるベルト式無段変速機用シーブである可動シーブ13,23に挟圧力発生油圧室を構成するカップ部13c,23cを成形するので、板材100,200から成形される可動シーブ13,23を挟圧力発生油圧室を構成する構成部材として用いることができる。また、成形されたカップ部13c,23cをベルト接触部13b,23bの径方向外側における端部P3よりも径方向内側に移動させるので、可動シーブ13,23の小型化を図ることができ、ベルト式無段変速機の小型化を図ることができる。
また、挟圧力発生油圧室を構成するカップ部13c,23cをベルト接触部13b,23bの径方向外側における端部P3よりも径方向内側に移動させるので、挟圧力発生油圧室の容積を成形されたカップ部13c,23cがベルト接触部13b,23bの径方向外側における端部P3から形成されている場合と比較して減少することができる。従って、ベルト式無段変速機用シーブを可動シーブ13,23として用いた場合に、固定シーブ12,22側に押圧するための挟圧力発生油圧室の油量を減少することができる。
また、上記実施の形態では、プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2の可動シーブ13,23に板材100,200を成形した本発明にかかるベルト式無段変速機用シーブを用いるが本発明はこれに限定されるものではない。プライマリプーリ1あるいはセカンダリプーリ2の一方の可動シーブ13,23のみに板材100,200を成形した本発明にかかるベルト式無段変速機用シーブを用いても良い。また、プーリ軸11,21と固定シーブ12,22とが一体構造ではなく分割構造である場合は、固定シーブ12,22に板材100,200を成形した本発明にかかるベルト式無段変速機用シーブを用いても良い。
本発明にかかるベルト式無段変速機の各プーリの一部を示す図である。 可動シーブの製造方法(概略)を示す図である。 可動シーブの製造方法(概略)を示す図である。 可動シーブの製造方法(詳細)を示す図である。 可動シーブの製造方法(詳細)を示す図である。 可動シーブの製造方法(詳細)を示す図である。 可動シーブの製造方法(詳細)を示す図である。
符号の説明
1 プライマリプーリ
2 セカンダリプーリ
11,21 プーリ軸
11a,21a 第1空間部
11b,21b 第2空間部
12,22 固定シーブ
12a,22a ベルト接触部
12b,22b 接触面
13,23 可動シーブ
13a,23a ボス部
13b,23b ベルト接触部
13c,23c カップ部
13d,23d 内周面
13e,23e 外周面
13f,23f 接触面
13g,23g 背面
13h、23h 潰し部
100,200 板材
101,201 凹部
102,202 凹部
102a,202a 底部
103,203 ボス部
103a,203a 内周面
103b,203b 外周面
104,204 ベルト接触部
104a,204a 接触面
104b,204b 背面
105,205 折曲部
300 プレス加工機
301,302,305,308〜312 パンチ
303,306 ノックアウト
304,307 ダイ
P1 第1接点部
P2 第2接点部
P3 端部

Claims (4)

  1. ベルトを介して駆動源からの駆動力を伝達するベルト式無段変速機に用いられるベルト式無段変速機用シーブの製造方法において、
    板材にボス部およびベルト接触部を成形する工程と、
    前記ボス部の内周面の材料を前記内周面と前記ベルト接触部の接触面との第1接点部まで流動させる工程と、
    前記ボス部の外周面の材料を前記外周面と前記接触面に対向する背面との第2接点部まで流動させる工程と、
    前記第1接点部に流動した材料あるいは前記第2接点部に流動した材料の少なくともいずれか一方を所定形状に成形する工程と、
    を含むことを特徴とするベルト式無段変速機用シーブの製造方法。
  2. 前記ベルト接触部を挟んで前記ボス部と対向するカップ部を成形する工程と、
    前記カップ部を前記ベルト接触部の径方向外側における端部よりも径方向内側に移動させる工程と、
    前記カップ部の前記ベルト接触部と接続する部分を接続部側に潰す工程と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のベルト式無段変速機用シーブの製造方法。
  3. ベルトを介して駆動源からの駆動力を伝達するベルト式無段変速機に用いられるベルト式無段変速機用シーブにおいて、
    板材にボス部およびベルト接触部を成形し、前記ボス部の内周面の材料を前記内周面と前記ベルト接触部の接触面との第1接点部まで流動させ、当該ボス部の外周面の材料を前記外周面と前記接触面に対向する背面との第2接点部まで流動させ、前記第1接点部に流動した材料あるいは前記第2接点部に流動した材料の少なくともいずれか一方を所定形状に成形したことを特徴とするベルト式無段変速機用シーブ。
  4. 前記ベルト接触部を挟んで前記ボス部と対向するカップ部を成形し、前記カップ部を当該ベルト接触部の径方向外側における端部よりも径方向内側に移動させ、当該カップ部の当該ベルト接触部と接続する部分を接続部側に潰したことを特徴とする請求項3に記載のベルト式無段変速機用シーブ。
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