JP2008144834A - レンジ検出装置および自動変速機の組み付け方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】検出精度が高く初期設定作業が容易なレンジ検出装置を提供する。
【解決手段】自動変速機の内部に油浸状態に設けられるインヒビタスイッチ14と、作動油の温度を検出する油温検出センサと、自動変速機に一体に設けられ、油温検出センサで検出される油温に応じた第1の補正値を用いてインヒビタスイッチ14の出力信号を補正し、補正された出力信号に基づいてレンジを判定するTCU40と、を備える。インヒビタスイッチ14を自動変速機の内部に設けたので検出精度が高く、かつTCU40を自動変速機に一体に設けたので第1の補正値を記憶させる初期設定作業を自動変速機単体の状態で行える。
【選択図】図1
【解決手段】自動変速機の内部に油浸状態に設けられるインヒビタスイッチ14と、作動油の温度を検出する油温検出センサと、自動変速機に一体に設けられ、油温検出センサで検出される油温に応じた第1の補正値を用いてインヒビタスイッチ14の出力信号を補正し、補正された出力信号に基づいてレンジを判定するTCU40と、を備える。インヒビタスイッチ14を自動変速機の内部に設けたので検出精度が高く、かつTCU40を自動変速機に一体に設けたので第1の補正値を記憶させる初期設定作業を自動変速機単体の状態で行える。
【選択図】図1
Description
本発明はレンジ検出装置および自動変速機の組み付け方法に関する。
従来、自動変速機のレンジを検出するためのレンジ検出装置(以下「インヒビタスイッチ」という)に関し、自動変速機の外部に取り付けられたインヒビタスイッチと自動変速機を制御するトランスミッションコントロールユニット(以下TCU)とを一体に構成し、インヒビタスイッチとTCUとの間の配線を削減することを狙った構成が公知である(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1に記載の発明では位置検出装置(インヒビタスイッチ)はマニュアルシャフト2の回転角によってレンジを検出することになるため、自動変速機の油圧を切換えるスプールとマニュアルシャフトとの間に設けられた連結部材のガタや部品寸法の公差により、スプールの実際の位置とインヒビタスイッチによって検出されるスプールの位置とを精度よく一致させることは困難である。
スプールの実際の位置とインヒビタスイッチによって検出されるスプールの位置との誤差を低減するための技術として、スプールに直接インヒビタスイッチを連結した構成が開示されている(例えば、特許文献2参照)。この構成ではインヒビタスイッチ31を自動変速機のバルブボデー4aに設けてスプール21と直接連結することにより公差の影響を低減でき、高い検出精度が期待できる。しかし、自動変速機の内部は作動油の油温の変化(環境温度の変化)が激しいため、環境温度の変化によってインヒビタスイッチの検出精度が悪化する。具体的には例えば、磁石が発生する磁力の温度変化、磁力検出センサの感度の温度変化、インヒビタスイッチの構成部材の温度膨張による位置精度の悪化などの影響によりインヒビタスイッチの検出精度が悪化する。
また、スプールの実際の位置とインヒビタスイッチによって検出されるスプールの位置との誤差を低減するための別の技術として、インヒビタスイッチの位置の初期補正を行う方法があるが(例えば、特許文献3参照)、特許文献3ではレンジ位置検出装置(インヒビタスイッチ)を自動変速機ケース41の外部で自動変速機とは別体に搭載しているため、自動変速機とインヒビタスイッチとを車両に搭載して両者を接続した状態でなければ補正値の設定作業を行えず、その作業は非常に煩雑になる。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであって、検出精度が高く初期設定作業が容易なレンジ検出装置を提供することを目的とする。
また、本発明の別の目的は、レンジ検出装置の初期設定作業が容易な自動変速機の組み付け方法を提供することを目的とする。
また、本発明の別の目的は、レンジ検出装置の初期設定作業が容易な自動変速機の組み付け方法を提供することを目的とする。
請求項1〜8に記載の発明によると、レンジ検出装置を自動変速機の内部に設けるので、レンジ検出装置と自動変速機との間にある連結部材の数を低減でき、連結部材のガタや部品寸法の製造公差による影響を低減できる。従って、検出精度が向上する。
ただし、レンジ検出装置を自動変速機の内部に設けると環境温度の変化の影響は避けられない。しかしながら、請求項1〜8に記載の発明によると、レンジ検出装置を自動変速機の内部に油浸状態に設け、補正手段は作動油の油温に応じた第1の補正値を用いてレンジ検出手段の出力信号を補正するので、環境温度の変化の影響を低減できる。
ただし、第1の補正値を用いて出力信号を補正するためには、補正手段に第1の補正値を記憶させる初期設定作業を予め行っておかなければならない。請求項1〜8に記載の発明によると、補正手段を自動変速機に一体に設けたので、初期設定作業を、自動変速機を車両に組み付ける前の自動変速機単体の状態で行うことができる。このため、自動変速機を車体に組み付けた後に初期設定作業を行う場合に比べて初期設定作業が容易である。
ただし、レンジ検出装置を自動変速機の内部に設けると環境温度の変化の影響は避けられない。しかしながら、請求項1〜8に記載の発明によると、レンジ検出装置を自動変速機の内部に油浸状態に設け、補正手段は作動油の油温に応じた第1の補正値を用いてレンジ検出手段の出力信号を補正するので、環境温度の変化の影響を低減できる。
ただし、第1の補正値を用いて出力信号を補正するためには、補正手段に第1の補正値を記憶させる初期設定作業を予め行っておかなければならない。請求項1〜8に記載の発明によると、補正手段を自動変速機に一体に設けたので、初期設定作業を、自動変速機を車両に組み付ける前の自動変速機単体の状態で行うことができる。このため、自動変速機を車体に組み付けた後に初期設定作業を行う場合に比べて初期設定作業が容易である。
請求項2に記載の発明によると、補正手段は、自動変速機またはレンジ検出手段の製造公差に応じて生じるレンジ検出手段の出力信号の誤差を補正するための第2の補正値を記憶し、第2の補正値を用いてレンジ検出手段の出力信号を補正するので、検出精度がより向上する。
このように第2の補正値を用いて出力信号を補正する場合、前述した第1の補正値と同じく第2の補正値を予め記憶させておかなければならない。前述したように補正手段は自動変速機に一体に設けられるので、第2の補正値を記憶させるための初期設定作業を、自動変速機を車両に組み付ける前の状態で行うことができる。このため、初期設定作業が容易である。
このように第2の補正値を用いて出力信号を補正する場合、前述した第1の補正値と同じく第2の補正値を予め記憶させておかなければならない。前述したように補正手段は自動変速機に一体に設けられるので、第2の補正値を記憶させるための初期設定作業を、自動変速機を車両に組み付ける前の状態で行うことができる。このため、初期設定作業が容易である。
請求項3に記載の発明によると、往復移動方向に磁力が変化する磁力発生手段の磁力を磁力検出手段によって検出することにより、磁力発生手段の移動位置に応じた出力信号を出力できる。
請求項4に記載の発明によると、磁力発生手段が発生する磁力は往復移動方向にリニアに変化する。磁力がリニアに変化する磁力発生手段を用いる場合、磁力を複数の範囲に区切って各レンジを対応付けると、1レンジ当たりに割り当てられる磁力の範囲が狭くなり、油温あるいは製造誤差によって生じる出力信号の誤差の影響が増大する。本発明では油温あるいは製造誤差に応じて出力信号を補正するので、このような磁力がリニアに変化する磁力発生手段を用いる場合の検出精度の向上に特に顕著な効果を奏する。
請求項5に記載の発明によると、磁力検出手段が設けられている固定部に補正手段を設けるので、磁力検出手段と補正手段との間の配線を削減できる。
請求項6に記載の発明によると、磁力検出手段が設けられている固定部に油温検出手段を設けるので、磁力検出手段と油温検出手段との間の配線を削減できる。
請求項8に記載の発明によると、自動変速機を制御する制御部を補正手段として用いるので、制御部と補正手段とをそれぞれ別個に設ける場合に比べて部品点数を低減できる。
請求項9に記載の発明によると、自動変速機を車両に組み付ける前に第1の補正値を記憶させるので、自動変速機を車両に組み付けた後に第1の補正値を記憶させる場合に比べて初期設定作業が容易である。
請求項10に記載の発明によると、自動変速機を車両に組み付ける前に第2の補正値を記憶させるので、自動変速機を車両に組み付けた後に第2の補正値を記憶させる場合に比べて初期設定作業が容易である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
1.油圧制御装置の構成
図2は、本発明の第一実施形態に係る自動変速機(AT)10の断面を示す模式図である。AT10は、ハウジング11、油圧制御装置12、ディテント機構13及びレンジ検出装置1を備えた電子制御式の自動変速機であり、車両に搭載されて使用される。
(第1実施形態)
1.油圧制御装置の構成
図2は、本発明の第一実施形態に係る自動変速機(AT)10の断面を示す模式図である。AT10は、ハウジング11、油圧制御装置12、ディテント機構13及びレンジ検出装置1を備えた電子制御式の自動変速機であり、車両に搭載されて使用される。
ハウジング11は、変速機ケース15とオイルパン16とを組み合わせて構成されている。変速機ケース15内には、油圧制御装置12から供給される油圧に応じて係合又は解放される複数の図示しない摩擦係合要素が収容されており、各摩擦係合要素の係合及び解放の組み合わせに従ってレンジが切り換わる。オイルパン16は、AT10で使用する作動油を内部に蓄える。オイルパン16内には、油圧制御装置12、ディテント機構13及びレンジ検出装置1が作動油(ATフルード)に浸された油浸状態で収容されている。
図3は、油圧制御装置12、ディテント機構13およびレンジ検出装置1を示す斜視図である。
油圧制御装置12は、バルブボディ17に形成されたスプール孔18とスプール孔18に嵌入されるスプール19とからなるマニュアルバルブ等の複数のバルブや、複数の流路等で構成される油圧回路を有している。スプール孔18には、その一端側から他端側に向けて順に図示しないDレンジ圧ポート、ライン圧ポート、Rレンジ圧ポート、ドレン圧ポートが形成されている。各ポートがスプール19の移動位置に応じて開閉することにより、AT10のレンジが切り換わる。
油圧制御装置12は、バルブボディ17に形成されたスプール孔18とスプール孔18に嵌入されるスプール19とからなるマニュアルバルブ等の複数のバルブや、複数の流路等で構成される油圧回路を有している。スプール孔18には、その一端側から他端側に向けて順に図示しないDレンジ圧ポート、ライン圧ポート、Rレンジ圧ポート、ドレン圧ポートが形成されている。各ポートがスプール19の移動位置に応じて開閉することにより、AT10のレンジが切り換わる。
ディテント機構13は、ディテントプレート20、コントロールロッド21、ディテントレバー22、出力軸23を有している。コントロールロッド21は、ディテントプレート20からその板面に対し略垂直に延びている。そしてコントロールロッド21のディテントプレート20と反対側の端部は、ディテントレバー22と連結されている。ディテントレバー22は、コントロールロッド21の軸方向に対し略垂直に延びている。そして、ディテントレバー22のコントロールロッド21と反対側の端部は、図示しないリンク機構を介してシフトレバーに連結されている。この結果、ディテントプレート20は、コントロールロッド21を回転軸としてシフトレバーの操作に応じて回動する。
出力軸23は、ディテントプレート20からその板面に対し略垂直に延びている。そして、出力軸23のディテントプレート20と反対側の端部は、スプール19の溝24と係合されている。この結果、ディテントプレート20の回転運動はスプール19の直線運動に変換され、スプール19はシフトレバーの操作に応じてその軸方向に往復移動する。
ディテントプレート20の外縁には、ディテントプレート20の回転方向に複数の溝25が形成されている。これらの溝25の配置は、シフトレバーを各レンジに設定した状態において複数の溝25のいずれかと図示しないローラとが係合するように設定されている。これにより、シフトレバーの非操作時におけるディテントプレート20の回動が防止される。
レンジ検出装置1は、レンジ検出手段としてのインヒビタスイッチ14、油温検出手段としての油温検出センサ39、補正手段およびレンジ判定手段としてのTCU40(図6参照)などで構成されている。
インヒビタスイッチ14は、オイルパン内蔵型のインヒビタスイッチであり、スプール19のバルブボディ17に対する軸方向の変位を検出する。インヒビタスイッチ14は、可動部26、固定部27、磁力発生手段としての磁石S(図4参照)、および磁力検出手段としてのホール素子28a、28bなどを有している。
インヒビタスイッチ14は、オイルパン内蔵型のインヒビタスイッチであり、スプール19のバルブボディ17に対する軸方向の変位を検出する。インヒビタスイッチ14は、可動部26、固定部27、磁力発生手段としての磁石S(図4参照)、および磁力検出手段としてのホール素子28a、28bなどを有している。
可動部26はスライダ29、入力軸30、および磁石Sが設けられている。入力軸30はスライダ29からその板面に対し略垂直に延びており、入力軸30のスライダ29と反対側の端部はスプール19の溝32と係合している。
図4(A)は可動部26の模式図であり、図4(B)は可動部26に設けられている磁石Sの磁力を示すグラフである。図4(A)に示すように可動部26には2つの磁石S1およびS2が設けられている。磁石S1およびS2はスプール19の往復移動方向(図2に示すX方向)に延びている。磁石S1は図4(A)において左側がS極、右側がN極であり、S極からN極に向けて図4(B)に示すように磁力がリニアに変化する。逆に磁石S2は図4において左側がN極、右側がS極であり、N極からS極に向けて図4(B)に示すように磁力がリニアに変化する。なお、磁石S1だけでもレンジの検出は可能であるが、信頼性向上のために第1実施形態では磁石S2を設けている。磁力がリニアに変化する磁石を用いる場合、磁力を複数の範囲に区切って各レンジを対応付けると、1レンジ当たりに割り当てられる磁力の範囲が狭くなり、出力信号の誤差の影響を受け易くなる。本発明では油温に応じて出力信号を補正するので、このような磁力がリニアに変化する磁石を用いる場合の検出精度の向上に特に顕著な効果を奏する。
可動部26はシフトレバーの操作に応じてスプール19とともに往復移動する。そして、可動部26は各レンジに応じた位置に移動する。図4(A)および(B)のP、R、N、Dは各レンジに応じた位置を示している。
図4(A)は可動部26の模式図であり、図4(B)は可動部26に設けられている磁石Sの磁力を示すグラフである。図4(A)に示すように可動部26には2つの磁石S1およびS2が設けられている。磁石S1およびS2はスプール19の往復移動方向(図2に示すX方向)に延びている。磁石S1は図4(A)において左側がS極、右側がN極であり、S極からN極に向けて図4(B)に示すように磁力がリニアに変化する。逆に磁石S2は図4において左側がN極、右側がS極であり、N極からS極に向けて図4(B)に示すように磁力がリニアに変化する。なお、磁石S1だけでもレンジの検出は可能であるが、信頼性向上のために第1実施形態では磁石S2を設けている。磁力がリニアに変化する磁石を用いる場合、磁力を複数の範囲に区切って各レンジを対応付けると、1レンジ当たりに割り当てられる磁力の範囲が狭くなり、出力信号の誤差の影響を受け易くなる。本発明では油温に応じて出力信号を補正するので、このような磁力がリニアに変化する磁石を用いる場合の検出精度の向上に特に顕著な効果を奏する。
可動部26はシフトレバーの操作に応じてスプール19とともに往復移動する。そして、可動部26は各レンジに応じた位置に移動する。図4(A)および(B)のP、R、N、Dは各レンジに応じた位置を示している。
図3に示すように、固定部27は、ベース33、案内レール34、位置決め部35、ホール素子28が設けられている。案内レール34はベース33に設けられ、可動部26を往復移動可能に保持する。この結果、可動部26はベース33の板面に沿って往復移動する。位置決め部35は図3に示すようにベース33の可動部26と反対側の板面からバルブボディ17側に延びる棒状である。バルブボディ17の凹部36に位置決め部35を嵌合させることにより、固定部27をバルブボディ17に対し往復移動方向に位置決めできる。この状態において、固定部27の通孔38にボルトが挿入されてバルブボディ17のねじ穴37に締結される。ホール素子28は、往復移動方向に直交する方向に配列されている。ホール素子28a、28bは、それぞれ磁石S1、S2の対面する領域の磁力に応じた出力信号を出力する。
油温検出センサ39は、図3に示すようにインヒビタスイッチ14の近傍でバルブボディ17に取り付けられている。油温検出センサ39は油浸状態に設けられ、インヒビタスイッチ14を浸している作動油の油温を検出してTCU40(図6参照)に出力する。なお、油温検出センサ39は図5に示すように固定部27に設けてもよい。
図6は、インヒビタスイッチ14とTCU40とで構成される回路の回路図である。ホール素子28aおよび28bはそれぞれA/D変換回路43に電気的に接続されている。A/D変換回路43はホール素子28aおよび28bのアナログ出力をディジタルに変換し、TCU40に出力する。ホール素子28は回路基板41に搭載されており、A/D変換回路43およびTCU40は回路基板42に搭載されている。
TCU40は、AT10を制御するマイクロコンピュータであり、CPU44、ROM45、図示しないRAMなどで構成されている。TCU40はAT10を制御する制御装置として動作するとともに、特許請求の範囲に記載の「補正手段」および「レンジ判定手段」としても動作する。TCU40を「補正手段」および「レンジ判定手段」として用いると、TCU40とは別にそれらの手段を設ける場合に比べ、部品点数を低減できる。
図7は固定部27の模式図であり、図1(A)は図7に示すA−A線の断面図である。図1(B)は図1(A)に示すB−B線の断面図である。図1(A)に示すように回路基板41と回路基板42とは固定部27に一体に設けられており、それらはワイヤーハーネス46によって電気的に接続されている。このように回路基板41と回路基板42とをともに固定部27に設けると、両者を接続する配線を削減できる。
2.作動油の温度変化による出力信号のばらつきとそのばらつきを補正するための初期設定作業
インヒビタスイッチ14の検出精度を悪化させる要因の一つに、作動油の温度変化がある。作動油の油温が変化すると、磁石Sの磁力のばらつき、ホール素子28の感度のばらつき、各部の温度膨張などが生じ、それによりインヒビタスイッチ14の検出精度が不安定になる。
インヒビタスイッチ14の検出精度を悪化させる要因の一つに、作動油の温度変化がある。作動油の油温が変化すると、磁石Sの磁力のばらつき、ホール素子28の感度のばらつき、各部の温度膨張などが生じ、それによりインヒビタスイッチ14の検出精度が不安定になる。
図8(A)は、作動油の温度変化による磁石S1の磁力のばらつきを示すグラフである。図8(A)において実線はある基準となる温度のときの磁石S1の往復移動方向における各位置の磁力を示しており、破線は想定される最も低い油温のときの各位置の磁力を示している。一点鎖線は想定される最も高い油温のときの各位置の磁力を示している。磁石S1が発生する磁力は油温が低ければ大きくなり、油温が高ければ小さくなる。例えば、ホール素子28aが仮にNレンジの位置にあるとする。この場合、油温が基準温度のときは実線に当てはめることになるので、磁石が発生する磁力はT1となる。しかしながら、最も低い油温のときは破線に当てはめることになるので、磁石S1が発生する磁力はT2となる。すなわち、油温が基準温度のときと最も低いときとでは磁石S1が発生する磁力にΔT(=T2−T1)のばらつきが生じることになる。なお、最も高い油温のときについても同様である。
図8(B)は、磁力とホール素子28aの出力との関係を示すグラフである。なお、ここでは理解を容易にするため磁石S1が発生する磁力は温度変化しないものとして説明する。実線は油温が基準温度のときの磁力とホール素子28aの出力との関係を示しており、破線は想定される最も低い油温のときの磁力とホール素子28aの出力との関係を示している。一点鎖線は想定される最も高い油温のときの磁力とホール素子28aの出力との関係を示している。ホール素子28aの出力は、油温が低ければ大きくなり、油温が高ければ小さくなる。例えば、ホール素子28aがNレンジの位置にあり、磁石S1のNレンジの位置の磁力がT1であるとする。このT1を図8(B)に示すグラフに当てはめると、油温が基準温度のときは実線に当てはめることになるので、ホール素子28aの出力はD1となる。しかしながら、油温が最も低いときは破線に当てはめることになるので、ホール素子28aの出力はD2となる。すなわち、同じ磁力T1であっても油温が基準温度のときと油温が最も低いときとでホール素子28aの感度にばらつきが生じ、出力にΔD(=D2−D1)のばらつきが生じることになる。なお、最も高い油温のときについても同様である。
また、インヒビタスイッチ14は上述したようにオイルパン16内の作動油に晒されているので、インヒビタスイッチ14の各部は作動油の温度変化に応じて温度膨張する。この温度膨張によってスプール19の長さ、入力軸30の直径、溝32の幅などが変動する。したがって、これら各部が温度膨張することによってもインヒビタスイッチ14の出力信号にばらつきが生じる。
次に、作動油の温度変化の影響を考慮してインヒビタスイッチ14の出力信号を補正するための初期設定作業について説明する。
図8(C)は、油温とホール素子28aの出力との関係を示すグラフである。このグラフは油温をある温度に固定して可動部26をP、R、N、Dの位置に順に移動し、各位置においてホール素子28aの出力を測定し、これを油温を5℃ずつなどの間隔で離散的に変化させながら繰り返すことによって得られた測定値を補間して作成したグラフである。ホール素子28aの出力には磁石S1の磁力のばらつき、ホール素子28aの感度のばらつき、各部の温度膨張などが相互に影響するので、実際に測定しなければ正確なグラフの作成は困難である。実際に測定した結果に基づいてグラフを作成すると、図8(C)に示すような形状のグラフとなる。
図8(C)は、油温とホール素子28aの出力との関係を示すグラフである。このグラフは油温をある温度に固定して可動部26をP、R、N、Dの位置に順に移動し、各位置においてホール素子28aの出力を測定し、これを油温を5℃ずつなどの間隔で離散的に変化させながら繰り返すことによって得られた測定値を補間して作成したグラフである。ホール素子28aの出力には磁石S1の磁力のばらつき、ホール素子28aの感度のばらつき、各部の温度膨張などが相互に影響するので、実際に測定しなければ正確なグラフの作成は困難である。実際に測定した結果に基づいてグラフを作成すると、図8(C)に示すような形状のグラフとなる。
例えば油温をある基準温度T1に固定して各位置のホール素子28aの出力を測定した結果がD1、D2、D3、D4であったとする。そして、油温を別の温度T2に固定して測定したホール素子28aの出力がD5、D6、D7、D8であったとする。この場合、各位置における基準温度T1のときとT2のときとの差分ΔD1(=D1−D5)、ΔD2(=D2−D6)、ΔD3(=D3−D7)、ΔD4(=D4−D8)を平均した値ΔDT2を、油温がT2のときの第1の補正値として算出する。
例えば油温がT2でありホール素子28aの出力がD5であったとすると、D5に第1の補正値ΔDT2を加算することにより、ホール素子28aの出力は概ねD1に補正される。同様に油温がT2でありホール素子28aの出力がD6であったとすると、D6に第1の補正値ΔDT2を加算することにより、ホール素子28aの出力は概ねD2に補正される。
すなわち、温度毎に算出した第1の補正値でホール素子28aの出力を補正すると、スプール19のレンジ位置がPレンジであればいずれの油温においてもホール素子28aの出力は概ねD1となり、Rレンジであればいずれの油温においてもホール素子28aの出力は概ねD2となる。すなわち、レンジ位置とホール素子28aの出力との関係が油温に影響されなくなる。なお、補正値として平均値ΔDT2を用いるのではなく、位置毎の差分ΔD1、ΔD2、ΔD3、ΔD4を補正値として用いるようにしてもよい。
3.レンジ検出装置の作動
運転者がシフトレバーを操作すると、ディテントプレート20はシフトレバーの操作に応じて回動する。すると、油圧制御装置12のスプール19はディテントプレート20に駆動されてバルブボディ17に対して往復移動し、インヒビタスイッチ14の可動部26はスプール19とともに往復移動する。そして、可動部26はレンジに応じた位置に変位する。
運転者がシフトレバーを操作すると、ディテントプレート20はシフトレバーの操作に応じて回動する。すると、油圧制御装置12のスプール19はディテントプレート20に駆動されてバルブボディ17に対して往復移動し、インヒビタスイッチ14の可動部26はスプール19とともに往復移動する。そして、可動部26はレンジに応じた位置に変位する。
ホール素子28aは磁石S1の対面する領域の磁力を検出してA/D変換回路43に出力信号を出力する。A/D変換回路43はホール素子28のアナログ出力をディジタルに変換し、TCU40に出力する。TCU40は、A/D変換回路43から出力信号が出力されると、油温検出センサ39で検出した作動油の油温Tαに応じた第1の補正値ΔDTαをROM45から読み込み、読み込んだ第1の補正値ΔDTαを用いて出力信号を補正し、補正後の出力信号に基づいてレンジを判定する。
以上説明した本発明の第1実施形態によると、インヒビタスイッチ14をAT10の内部に設けてスプール19に直に連結したので、インヒビタスイッチ14とスプール19との間に別の部材が介在する場合に比べ、スプール19の実際の位置とインヒビタスイッチ14によって検出されるスプール19の位置とを精度よく一致させることができる。
ただし、インヒビタスイッチ14をAT10の内部に設けると油温の変化の影響は避けられない。しかしながら、インヒビタスイッチ14によると、作動油の油温に応じた第1の補正値を用いてインヒビタスイッチ14の出力信号を補正するので、油温の変化の影響を低減できる。
ただし、第1の補正値を用いて出力信号を補正するためには、ROM45に第1の補正値を記憶させる初期設定作業を予め行っておかなければならない。第1実施形態によると、TCU40をAT10に一体に設けたので、初期設定作業を、AT10を車両に組み付ける前の自動変速機単体の状態で行うことが可能である。このため、AT10を車体に組み付けた後に初期設定作業を行う場合に比べて初期設定作業が容易である。
よって、第1実施形態のインヒビタスイッチ14によると、検出精度が高い上、初期設定作業が容易である。
よって、第1実施形態のインヒビタスイッチ14によると、検出精度が高い上、初期設定作業が容易である。
(第2実施形態)
インヒビタスイッチ14の検出精度を悪化させる別の要因に、各部の製造公差がある。第2実施形態では各部の製造公差による出力信号のばらつきとそのばらつきを補正するための初期設定作業について説明する。
各部の製造公差とは、具体的にはスプール19の長さの製造公差、入力軸30の直径の製造公差、溝32の幅の製造公差などである。例えばスプール19の長さに製造公差があると、スプール19はRレンジの位置にあってもホール素子28から出力される出力信号はRレンジに対応する値と一致しなくなるので、インヒビタスイッチ14はRレンジではないと誤判定してしまうことなる。
インヒビタスイッチ14の検出精度を悪化させる別の要因に、各部の製造公差がある。第2実施形態では各部の製造公差による出力信号のばらつきとそのばらつきを補正するための初期設定作業について説明する。
各部の製造公差とは、具体的にはスプール19の長さの製造公差、入力軸30の直径の製造公差、溝32の幅の製造公差などである。例えばスプール19の長さに製造公差があると、スプール19はRレンジの位置にあってもホール素子28から出力される出力信号はRレンジに対応する値と一致しなくなるので、インヒビタスイッチ14はRレンジではないと誤判定してしまうことなる。
このため、第2実施形態の初期設定作業では、スプール19を例えばPレンジの位置に移動してホール素子の出力を測定し、その測定値とホール素子がPレンジにあるときに出力されるべき設計上の値との差分(=設計上の値−測定値)を求め、この差分を第2の補正値として記憶する。なお、ホール素子の出力を測定する位置はPレンジに限られるものではなく、任意の位置で測定してよい。また、P、R、N、Dの各レンジ位置でそれぞれ測定し、測定した結果を平均した値を第2の補正値として用いてもよい。TCU40は第2の補正値をホール素子の出力に加算し、加算後の出力に基づいてレンジを判定する。第2の補正値をホール素子の出力に加算すると、ホール素子の出力が製造公差に応じて加減されるので、製造公差があってもホール素子の出力をスプール19の位置に応じた設計上の出力値に一致させることができ、レンジを正確に判定できる。
以上説明した本発明の第2実施形態によると、AT10またはインヒビタスイッチ14の製造公差に応じて生じるインヒビタスイッチ14の出力信号の誤差を補正するので、検出精度がより向上する。
第2実施形態はその他の点において第1実施形態と実質的に同一である。
第2実施形態はその他の点において第1実施形態と実質的に同一である。
(第3実施形態)
第1実施形態または第2実施形態のインヒビタスイッチ14を備えるAT10を車両に組み付ける組み付け方法について説明する。
図9は、組付けの流れを示すフローチャートである。
S105では、AT10を車両に組み付ける前に、作動油の油温を変化させながらインヒビタスイッチ14の出力信号を測定し、測定した出力信号と所定の基準温度のときの出力信号との差に基づいて各油温に応じた第1の補正値を算出してROM45に記憶させる。この工程は第1実施形態の初期設定作業に相当する。
第1実施形態または第2実施形態のインヒビタスイッチ14を備えるAT10を車両に組み付ける組み付け方法について説明する。
図9は、組付けの流れを示すフローチャートである。
S105では、AT10を車両に組み付ける前に、作動油の油温を変化させながらインヒビタスイッチ14の出力信号を測定し、測定した出力信号と所定の基準温度のときの出力信号との差に基づいて各油温に応じた第1の補正値を算出してROM45に記憶させる。この工程は第1実施形態の初期設定作業に相当する。
S110では、AT10を車両に組み付ける前に、所定のレンジを選択してインヒビタスイッチ14の出力信号を測定し、測定した出力信号と当該所定のレンジが選択されたときにインヒビタスイッチ14が出力すべき設計上の出力信号との差に基づいて第2の補正値を算出してROM45に記憶させる。この工程は第2実施形態の初期設定作業に相当する。
S115では、AT10を車両に組み付ける。
第3実施形態によると、AT10を車両に組み付ける前のAT10単体の状態でインヒビタスイッチ14の初期設定作業を行うので、AT10を車体に組み付けた後に初期設定作業を行う場合に比べて初期設定作業が容易である。
第3実施形態によると、AT10を車両に組み付ける前のAT10単体の状態でインヒビタスイッチ14の初期設定作業を行うので、AT10を車体に組み付けた後に初期設定作業を行う場合に比べて初期設定作業が容易である。
なお、本発明は上記複数の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
1 レンジ検出装置、10 自動変速機、11 ハウジング、12 油圧制御装置、13 ディテント機構、14 インヒビタスイッチ(レンジ検出手段)、17 バルブボディ、19 スプール、26 可動部、27 固定部、28a、28b ホール素子(磁力検出手段)、39 油温検出センサ(油温検出手段)、40 TCU(補正手段、レンジ判定手段)、S1、S2 磁石(磁力発生手段)
Claims (10)
- 自動変速機の内部に油浸状態に設けられ、前記自動変速機のレンジの選択に応じて往復移動し、移動位置に応じた出力信号を出力するレンジ検出手段と、
前記レンジ検出手段が浸されている作動油の温度を検出する油温検出手段と、
前記自動変速機に一体に設けられ、油温に応じて生じる前記レンジ検出手段の出力信号の誤差を補正するための第1の補正値を記憶し、前記油温検出手段で検出される油温に応じた前記第1の補正値を用いて前記レンジ検出手段の出力信号を補正する補正手段と、
前記補正手段で補正された出力信号に基づいてレンジを判定するレンジ判定手段と、
を備えるレンジ検出装置。 - 前記補正手段は、前記自動変速機または前記レンジ検出手段の製造公差に応じて生じる前記レンジ検出手段の出力信号の誤差を補正するための第2の補正値を記憶し、前記第2の補正値を用いて前記レンジ検出手段の出力信号を補正する請求項1に記載のレンジ検出装置。
- 前記レンジ検出手段は、往復移動方向に磁力が変化する磁力発生手段と、前記磁力発生手段の対面する領域の磁力を検出し、検出した磁力に応じた前記出力信号を出力する磁力検出手段と、を有する請求項1又は2に記載のレンジ検出装置。
- 前記磁力発生手段が発生する磁力は往復移動方向にリニアに変化する請求項3に記載のレンジ検出装置。
- 前記レンジ検出手段は、前記磁力発生手段が設けられている可動部と、前記磁力検出手段が設けられている固定部とを有し、
前記補正手段は前記固定部に設けられている請求項3又は4に記載のレンジ検出装置。 - 前記油温検出手段は前記固定部に設けられている請求項5に記載のレンジ検出装置。
- 前記自動変速機はレンジの選択に応じて往復移動するスプールと前記スプールの移動位置に応じて前記自動変速機の摩擦係合要素への供給油圧を切り替えるバルブボディとを有する油圧制御装置を有し、
前記油温検出手段は前記バルブボディに設けられている請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンジ検出装置。 - 前記自動変速機は前記自動変速機を制御する制御部が一体に構成されており、
前記制御部は前記補正手段として動作する請求項1〜7のいずれか一項に記載のレンジ検出装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載のレンジ検出装置を備える自動変速機を車両に組み付ける組み付け方法であって、
前記自動変速機を車両に組み付ける前に、前記作動油の油温を変化させながら前記レンジ検出手段の出力信号を測定し、測定した出力信号と所定の基準温度のときの出力信号との差に基づいて各油温に応じた前記第1の補正値を算出して前記補正手段に記憶させる第1の初期設定工程と、
前記第1の初期設定工程の後に前記自動変速機を前記車両に組み付ける組み付け工程と、
を含む自動変速機の組み付け方法。 - 前記組み付け工程の前に、所定のレンジを選択して前記レンジ検出手段の出力信号を測定し、測定した出力信号と前記所定のレンジが選択されたときに前記レンジ検出手段が出力すべき設計上の出力信号との差に基づいて前記第2の補正値を算出して前記補正手段に記憶させる第2の初期設定工程を更に含む請求項9に記載の自動変速機の組み付け方法。
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JP2013181622A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Denso Corp | 自動変速機用油圧制御装置、およびその製造方法 |
JP2019032029A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | ジヤトコ株式会社 | インヒビタスイッチのレイアウト構造 |
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2006
- 2006-12-08 JP JP2006331805A patent/JP2008144834A/ja active Pending
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