JP2008142350A - マネキンの取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】分別廃棄が効率的かつ容易に行うことができ、また取扱上、運搬上の効率を向上させることができ、更には、いわゆる擦り合せ作業を効率的かつ容易に行うことができるマネキンの取付け構造を提供する。
【解決手段】第一の取付体102に固定された合成樹脂からなる第一の嵌め込みプレート2と、前記第一の嵌め込みプレートに一体に形成された筒部2bと、第二の取付体103に固定された合成樹脂からなる第二の嵌め込みプレート4と、前記第二の嵌め込みプレートに着脱可能に取付けられ、前記筒部に嵌合する金属製の嵌合突起3a1を有する嵌合突起組立体3とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】第一の取付体102に固定された合成樹脂からなる第一の嵌め込みプレート2と、前記第一の嵌め込みプレートに一体に形成された筒部2bと、第二の取付体103に固定された合成樹脂からなる第二の嵌め込みプレート4と、前記第二の嵌め込みプレートに着脱可能に取付けられ、前記筒部に嵌合する金属製の嵌合突起3a1を有する嵌合突起組立体3とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明はマネキンの取付け構造に関するもので、例えば、上半身部に腕部を取付ける等のマネキンの取付け構造に関する。
従来から、デパートの売り場や洋服店では、紳士服・婦人服あるいは子供服等を陳列するために、種々の姿態のマネキンが用いられている。
特に、このマネキンに衣服を装着し易くするため、又マネキンの運搬を容易にするため、胴体と腕体あるいは胴体と脚体が着脱可能に取付けられたマネキンが広く用いられている。
特に、このマネキンに衣服を装着し易くするため、又マネキンの運搬を容易にするため、胴体と腕体あるいは胴体と脚体が着脱可能に取付けられたマネキンが広く用いられている。
この着脱自在に構成されたマネキンとして特許文献1において提案されている。この特許文献1に示されたマネキンについて、図8,9に基づいて説明する。
このマネキン100は、常温常圧成形法を用いた熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、繊維強化合成樹脂などの合成樹脂等で成形され、図8に示すように、頭部101、上半身部102,左右の腕部103、左右の手部104、下半身部105,下半身片足側部106、スタンドベース107等、複数の部材を連結して組み立てられる。
このマネキン100は、常温常圧成形法を用いた熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、繊維強化合成樹脂などの合成樹脂等で成形され、図8に示すように、頭部101、上半身部102,左右の腕部103、左右の手部104、下半身部105,下半身片足側部106、スタンドベース107等、複数の部材を連結して組み立てられる。
ここでは、上半身部102と腕部103との取付けを例にとって説明する。図9に示すように、上半身部102の肩端面に形成された嵌め込み凹部108には、嵌合孔110が設けられた嵌め込みプレート109が、ボルト等111を用いて着脱自在に嵌込み取り付けられている。
また、腕部103の上端面に形成された嵌め込み凹部112には、斜め下方に向かって突出する角柱形状の嵌合突起113が一体突設された嵌め込みプレート114が、夫々ボルト等111を用いて着脱自在に嵌込み取り付けされている。
また、腕部103の上端面に形成された嵌め込み凹部112には、斜め下方に向かって突出する角柱形状の嵌合突起113が一体突設された嵌め込みプレート114が、夫々ボルト等111を用いて着脱自在に嵌込み取り付けされている。
そして、前記嵌合突起113を嵌合孔110に嵌め込むことによって、上半身部102に腕部103が取付けられる。尚、上半身部102に腕部103が取付けられた際、上半身部102の取付け面115と腕部103の取付け面116との間に隙間が形成されないように、前記取付け面115と取付け面116をヤスリ等の手段で削り合わせる、いわゆる擦り合せが行なわれる。
特開2003−111653号公報
ところで、マネキンの各部分は前記したように合成樹脂で形成され、前記嵌め込みプレートは金属で形成されている。そのため、マネキンを廃棄処分する際には、前記嵌め込みプレートを上半身部、腕部等のマネキンを構成する各部分から取外し、分別廃棄がなされる。
しかしながら、嵌め込みプレートを取り外すには、数多くのボルトを外す作業が必要となり、作業効率上が好ましいものではなかった。
また、前記嵌め込みプレートが金属製であるため、マネキン自体の重量が増し、取扱上、運搬上が好ましいものではなかった。
しかしながら、嵌め込みプレートを取り外すには、数多くのボルトを外す作業が必要となり、作業効率上が好ましいものではなかった。
また、前記嵌め込みプレートが金属製であるため、マネキン自体の重量が増し、取扱上、運搬上が好ましいものではなかった。
更に、上半身部、腕部等のマネキンを構成する各部を一つの梱包箱に収納する際、前記腕部に取付けられた嵌め込みプレートの嵌合突起がマネキンを構成する他部に当たり、傷をつけることがあった。この課題を解決するには、マネキンを使用する際に、腕部に嵌め込みプレートを装着すれば良いが、その取付け作業は、前記取外し作業同様に、作業効率上好ましいものではなかった。
更にまた、腕部の取付け面をヤスリ等の手段で削る際、前記嵌合突起が邪魔になり、作業効率上、好ましいものではなかった。
更にまた、腕部の取付け面をヤスリ等の手段で削る際、前記嵌合突起が邪魔になり、作業効率上、好ましいものではなかった。
これら課題を解決する手段として、嵌め込みプレートを合成樹脂製とし、マネキンの各部と一体に成形することが考えられる。
しかしながら、嵌め込みプレートをマネキンと一体に成形した場合、嵌め込みプレートの取付け及び取外し作業の効率上の課題、取扱上、運搬上の課題は解決するもの、擦り合せ時の作業性の課題は解決されない。
しかも、嵌め込みプレートの嵌合突起が合成樹脂で形成されるため、強度が弱くなり、破損する等の新たな課題が生じる。
また、嵌め込みプレートをマネキンと一体に成形して形成する場合には、マネキンの各部を新に全て製作する必要が有り、既存のマネキンに対しては何ら改善されるものでなかった。即ち、既存のマネキンを有効に活用することができなかった。
しかしながら、嵌め込みプレートをマネキンと一体に成形した場合、嵌め込みプレートの取付け及び取外し作業の効率上の課題、取扱上、運搬上の課題は解決するもの、擦り合せ時の作業性の課題は解決されない。
しかも、嵌め込みプレートの嵌合突起が合成樹脂で形成されるため、強度が弱くなり、破損する等の新たな課題が生じる。
また、嵌め込みプレートをマネキンと一体に成形して形成する場合には、マネキンの各部を新に全て製作する必要が有り、既存のマネキンに対しては何ら改善されるものでなかった。即ち、既存のマネキンを有効に活用することができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、分別廃棄が効率的かつ容易に行うことができ、また取扱上、運搬上の効率を向上させることができ、更には、いわゆる擦り合せ作業を効率的かつ容易に行うことができるマネキンの取付け構造を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するためになされた本願発明にかかるマネキンの取付け構造は、胴体と肢体等の取付体を着脱可能に、あるいは分割された、胴体、肢体等の取付体同士を着脱可能に取付けるマネキンの取付け構造において、第一の取付体に固定された第一の嵌め込みプレートと、前記第一の嵌め込みプレートに形成された筒部と、第二の取付体に固定された合成樹脂からなる第二の嵌め込みプレートと、前記第二の嵌め込みプレートに着脱可能に取付けられ、前記筒部に嵌合する金属製の嵌合突起を有する嵌合突起組立体と、を備えたことを特徴としている。
このように、金属製の嵌合突起組立体が、第二の取付体に固定された合成樹脂からなる第二の嵌め込みプレートに対して、着脱可能に取付けられるため、分別廃棄を効率的かう容易に行うことができる。
また、取り扱い、運搬を効率的かつ容易に行うことができ、マネキンを構成する部位に傷をつけることもない。更、いわゆる擦り合せ作業を効率的かつ容易に行うことができる。
更に、従前使用していた第二の取付体が破損等し、新たに第二の取付体を製作する際、第二の取付体に固定された合成樹脂からなる第二の嵌め込みプレートに対して金属製の嵌合突起組立体を着脱可能に取付けるように構成することによって、従前使用していた第一の取付体をそのまま使用することができ、既存のマネキン(マネキンの一部)を有効に活用することができる。
また、取り扱い、運搬を効率的かつ容易に行うことができ、マネキンを構成する部位に傷をつけることもない。更、いわゆる擦り合せ作業を効率的かつ容易に行うことができる。
更に、従前使用していた第二の取付体が破損等し、新たに第二の取付体を製作する際、第二の取付体に固定された合成樹脂からなる第二の嵌め込みプレートに対して金属製の嵌合突起組立体を着脱可能に取付けるように構成することによって、従前使用していた第一の取付体をそのまま使用することができ、既存のマネキン(マネキンの一部)を有効に活用することができる。
ここで、前記第一の嵌め込みプレートが合成樹脂からなり、前記第一の嵌め込みプレートに筒部が一体に形成されていることが望ましい。
このように、第一の嵌め込みプレートが合成樹脂からなる場合には、分別廃棄をより効率的かう容易に行うことができる。
このように、第一の嵌め込みプレートが合成樹脂からなる場合には、分別廃棄をより効率的かう容易に行うことができる。
また、前記嵌合突起組立体は、前記筒部の貫通孔に嵌合する嵌合突起を有する嵌合突起体と、前記嵌合突起体が取付けられる係止板と、前記係止体の外周縁から外側に突出して形成された爪部とを備え、第二の嵌め込みプレートは、前記嵌合突起組立体を回動させることにより前記係止板の爪部を係止する係止手段を備えていることが望ましい。
このように、嵌合突起組立体を回動するという簡単な動作で、嵌合突起組立体を第二の嵌め込みプレートに装着することができる。
このように、嵌合突起組立体を回動するという簡単な動作で、嵌合突起組立体を第二の嵌め込みプレートに装着することができる。
また、前記係止手段は、第二の嵌め込みプレートに形成された鍔部と、前記鍔部に形成され、回動した係止板の爪部が収容される切欠部と、前記切欠部の相対向した位置に設けられた圧接子とを備え、前記係止板の爪部が切欠部に収容された際、前記係止板の爪部を圧接子によって切欠部に圧接させることが望ましい。
このように、係止板の爪部が切欠部に収容された際、前記係止板の爪部は圧接子によって切欠部に圧接するため、確実に係止板は係止められ、嵌合突起組立体は第二の嵌め込みプレートに固定される。
このように、係止板の爪部が切欠部に収容された際、前記係止板の爪部は圧接子によって切欠部に圧接するため、確実に係止板は係止められ、嵌合突起組立体は第二の嵌め込みプレートに固定される。
また、前記嵌合突起組立体は、前記筒部の貫通孔に嵌合する嵌合突起を有する嵌合突起体と、前記嵌合突起体が取付けられる係止板と、前記係止板の外周縁に形成された切欠部と、前記切欠部の両側に、係止板の面に対して垂直方向に設けられたコ字状の脚部とを備え、第二の嵌め込みプレートは、前記コ字状の脚部が挿入される貫通孔と、嵌め込みプレートの中心線と平行に設けられた脚部と、脚部の端部に形成された、前記貫通孔に臨む爪部とを備え、前記コ字状の脚部を前記貫通孔に挿入することにより、コ字状の脚部が爪部によって係止され、嵌め込みプレートに嵌合突起組立体が取付けられることが望ましい。
このように、嵌合突起組立体を挿入するという簡単な動作で、嵌合突起組立体を第二の嵌め込みプレートに装着することができる。
このように、嵌合突起組立体を挿入するという簡単な動作で、嵌合突起組立体を第二の嵌め込みプレートに装着することができる。
更に、前記嵌合突起組立体を構成する嵌合突起体には螺子部が形成され、前記螺子部を前記係止板の貫通孔に挿通し、ウェーブワッシャ、平ワッシャを介して、前記螺子部にナットと螺合させることによって、嵌合突起体が係止板に取付けられることが望ましい。
このように、ウェーブワッシャを介して、嵌合突起体が係止板に取付けられる場合には、嵌合突起体に外力が作用すると、嵌合突起体を係止板に対して回動させることができる。
このように、ウェーブワッシャを介して、嵌合突起体が係止板に取付けられる場合には、嵌合突起体に外力が作用すると、嵌合突起体を係止板に対して回動させることができる。
本発明によれば、分別廃棄が効率的かつ容易に行うことができ、また取扱上、運搬上の効率を向上させることができ、更には、いわゆる擦り合せ作業を効率的かつ容易に行うことができるマネキンの取付け構造を得ることができる。
以下に、本発明の第一の実施形態について図1乃至図5に基づいて説明する。尚、図1は、本発明にかかるマネキンの取付け構造の一実施形態を示す分解斜視図、図2は、図1に示した嵌合突起組立体を嵌め込みプレートに装着する状態を示した図、図3は、図2に示した嵌め込みプレートの平面図、図4は、図3に示した嵌め込みプレートの側面図、図5は、図3のA−A断面図である。
本発明かかるマネキンは、従来と同様に、例えば繊維強化プラスチック(FRP)で形成され、マネキンを構成する胴体、脚部、腕部、頭部等の分割され、それぞれは連結体1により連結され、一体化するように構成されている。この実施形態にあっては、上半身部102と腕部103との取付けを例にとって説明する。
この連結体1は、図1に示すように、上半身部102に固定された嵌め込みプレート2と、前記嵌め込みプレート2に嵌合する嵌合突起3a1が設けられた嵌合突起組立体3と、腕部103に固定され、前記嵌合突起組立体3が着脱自在に取付けられる嵌め込みプレート4とを備えている。
この嵌め込みプレート2,4は合成樹脂からなり、上半身部102、腕部103を成形する際、インサート成形し、上半身部102、腕部103の端面に確実に固定される。
この嵌め込みプレート2,4は合成樹脂からなり、上半身部102、腕部103を成形する際、インサート成形し、上半身部102、腕部103の端面に確実に固定される。
前記上半身部102に固定される嵌め込みプレート2は円板状に形成され、一面に基体2aに対して斜め下方に延びる筒部2bが設けられ、他面に前記筒部2bの孔2cの開口部(図示せず)が設けられている。尚、前記筒部2bは有底筒部として形成した場合を示したが、前記孔2cを底部を貫通する貫通孔として形成しても良い。
この嵌め込みプレート2は、前記筒部2bが上半身部102の内側に位置するように取付けられる。即ち、前記孔2cの開口部が、上半身部102の取付け面に露出するように取付けられる。
この嵌め込みプレート2は、前記筒部2bが上半身部102の内側に位置するように取付けられる。即ち、前記孔2cの開口部が、上半身部102の取付け面に露出するように取付けられる。
また、前記嵌合突起組立体3は、前記孔2cに嵌合する嵌合突起3a1を有する嵌合突起体3aと、前記嵌合突起体3aに設けられた螺子部3a2に取付けられる係止板3bとを備えている。
この係止板3bの中心には、前記螺子部3a2が挿通する貫通孔3b1が形成されると共に、その外周縁には外側に突出した三個の爪部3b2が形成されている。
この係止板3bの中心には、前記螺子部3a2が挿通する貫通孔3b1が形成されると共に、その外周縁には外側に突出した三個の爪部3b2が形成されている。
また、前記嵌合突起組立体3は、前記螺子部3a2を係止板3bの貫通孔3b1に挿通し、ウェーブワッシャ3c、平ワッシャ3dを介して、ナット3eを螺子部3a2に螺合させることによって組立られる。
このように係止板3bにウェーブワッシャ3cを介して嵌合突起体3aが取付けられているため、前記嵌合突起体3aあるいは係止板3bに外力が作用すると、螺子部3a2を中心に相対的に回転する。
このように係止板3bにウェーブワッシャ3cを介して嵌合突起体3aが取付けられているため、前記嵌合突起体3aあるいは係止板3bに外力が作用すると、螺子部3a2を中心に相対的に回転する。
更に、前記腕部103に固定される嵌め込みプレート4は円板状に形成され、一面に前記係止板3bを収容する凹部4aが形成されている。また、この凹部4aの外周縁には、外側に突出した三個の凹部4a1が形成されている。
前記凹部4a1の時計方向上方には、図3に示すように、鍔部4fが形成されている。即ち、前記凹部4a1には、前記爪部3b2が挿入される挿入部4a2が形成され、更に挿入部4a2の時計方向には、凹部4a1の上方を塞ぐように鍔部4fが設けられている。
この鍔部4fは後述するように係止板3bの爪部3b2を係止するものであり、鍔部4fの表面(上面)は、嵌め込みプレート4の表面と同一面に形成されている。また、鍔部4fの下面(凹部底面に対向する面)には、爪部3b2を収容する切欠部4f1が形成されている。
この鍔部4fは後述するように係止板3bの爪部3b2を係止するものであり、鍔部4fの表面(上面)は、嵌め込みプレート4の表面と同一面に形成されている。また、鍔部4fの下面(凹部底面に対向する面)には、爪部3b2を収容する切欠部4f1が形成されている。
また、前記凹部4aの底面4cに、圧接子4bが設けられている。この圧接子4bの基端部は底面4cに連結されると共に、基端部を除いてその周囲には切欠部4dが形成されている。しかも、前記圧接子4bの先端部4b1は、図5に示すように、底面4cから凹部4aの内側に突出している。
したがって、係止板3bの爪部3b2を挿入部4a2に挿入し、係止板3bを時計方向に回転させることにより、爪部3b2は嵌め込みプレート4から脱落することなく、鍔部4fの下面(凹部底面に対向する面)に沿って、前記凹部4a1の終端である壁部4gまで移動させることができる。
そして、前記爪部3b2は圧接子4bによって鍔部4f側に押され、鍔部4fに圧接しているため、爪部3b2は前記切欠部4f1に嵌り込み、係止される。
そして、前記爪部3b2は圧接子4bによって鍔部4f側に押され、鍔部4fに圧接しているため、爪部3b2は前記切欠部4f1に嵌り込み、係止される。
また、前記底面部4cには貫通孔4eが形成されている。この貫通孔4eは、係止板3bを嵌め込みプレート4を装着した際、ウェーブワッシャ3c、平ワッシャ3d、ナット3d、螺子部3a2が挿通するように構成されている。
このように構成されたマネキン取付け構造にあっては、まず、嵌め込みプレート2,4を上半身部102、腕部103を成形する際、インサート成形し、上半身部102、腕部103の端面に確実に固定する。
一方、係止板3bの貫通孔3b1に、嵌合突起体3aの螺子部3a2を挿通し、ウェーブワッシャ3c、平ワッシャ3dを介してナット3dを螺合させ、嵌合突起組立体3を組み立てる。
一方、係止板3bの貫通孔3b1に、嵌合突起体3aの螺子部3a2を挿通し、ウェーブワッシャ3c、平ワッシャ3dを介してナット3dを螺合させ、嵌合突起組立体3を組み立てる。
そして、胴体102に腕部103を取付ける際には、腕部103の嵌め込みプレート4に嵌合突起組立体3を装着する。
この嵌合突起組立体3は、前記したように、係止板3bの爪部3b2を挿入部4a2に挿入し、係止板3bを押しながら(圧接子4bの反発力に抗しながら)時計方向に回転させ、前記壁部4gまで移動させる。そして、係止板3bの押込み力を解放すると、係止板3bは圧接子4bによって鍔部4f側に押され、爪部3b2は前記切欠部4f1に嵌り込み、圧接する。その結果、係止板3bは固定(係止)される。
この嵌合突起組立体3は、前記したように、係止板3bの爪部3b2を挿入部4a2に挿入し、係止板3bを押しながら(圧接子4bの反発力に抗しながら)時計方向に回転させ、前記壁部4gまで移動させる。そして、係止板3bの押込み力を解放すると、係止板3bは圧接子4bによって鍔部4f側に押され、爪部3b2は前記切欠部4f1に嵌り込み、圧接する。その結果、係止板3bは固定(係止)される。
このように、嵌合突起組立体3は、係止板3bを押しながら時計方向に回転させることにより、嵌め込みプレート4に取付けられるため、ドライバ等の道具も必要なく、容易に取付けることができる。
そして、嵌め込みプレート4から嵌合突起組立体3を取外すには、係止板3bを圧接子4bの反発力に抗しながら押圧し、爪部3b2を切欠部4f1から外し、係止板3bを押しながら(圧接子4bの反発力に抗しながら)反時計方向に回転させる。そして、爪部3b2を挿入部4a2に位置させることにより、嵌め込みプレート4から嵌合突起体3aを取外すことができる。
このように、嵌合突起組立体3は、係止板3bを押しながら反計方向に回転させることにより、嵌め込みプレート4から取外すことができるため、ドライバ等の道具も必要なく、容易に取外すことができる。
このように、嵌合突起組立体3は、係止板3bを押しながら反計方向に回転させることにより、嵌め込みプレート4から取外すことができるため、ドライバ等の道具も必要なく、容易に取外すことができる。
そのため、上半身部102の取付け面と腕部103の取付け面との間に隙間が形成される場合には、嵌合突起組立体3を取外した状態で、前記上半身部102の取付け面と腕部103の取付け面をヤスリ等の手段で削り合わせることができ、いわゆる擦り合せの作業を効率的に行うことができる。
また、運搬する際は、金属からなる嵌合突起組立体3と、上半身部102、腕部103とを別々に梱包し、搬送する。このように金属からなる嵌合突起組立体3、上半身部102、腕部103と別々に梱包し、搬送できるため、上半身部102、腕部103を傷つける虞がない。
マネキンを使用する際は、前記したように腕部103の嵌め込みプレート4に嵌合突起組立体3を装着する。この装着においても、嵌合突起組立体3は、係止板3bを押しながら時計方向に回転させることにより、嵌め込みプレート4に取付けることができるため、ドライバ等の道具も必要なく、容易に取付けることができる。
そして、嵌め込みプレート4に固定された嵌合突起組立体3の嵌合突起体3a1を、嵌め込みプレート2に形成された筒部2bの孔2cに嵌合させることによって、腕部103を胴体104に固定する。
一方、マネキンの着せ替え時等において腕部103を胴体104から取外すには、前記嵌合突起体3a1を、前記筒部2bの孔2cから引抜くことによって取外すことができる。
一方、マネキンの着せ替え時等において腕部103を胴体104から取外すには、前記嵌合突起体3a1を、前記筒部2bの孔2cから引抜くことによって取外すことができる。
また、嵌合突起体3aと係止板3bとは、ウェーブワッシャ3cによって圧接状態で取り付けられているため、腕部103を胴体102に取付けた状態において、腕部103に外力が加えることによって、腕部103を胴体102に対して回動させることができる。
また、マネキンを廃棄する際には、胴体102から腕部103を取外した後、嵌め込みプレート4から金属製の嵌合突起体3aを取外す。前記したように、嵌合突起組立体3の係止板3bを押しながら反計方向に回転させることにより、嵌め込みプレート4から取外す。
このように取外し作業においてドライバ等の道具も必要なく、容易に取外すことができる。その結果、マネキンを構成する合成樹脂類と、嵌合突起体3aを構成する金属類とを、効率的かつ容易に分別廃棄することができる。
このように取外し作業においてドライバ等の道具も必要なく、容易に取外すことができる。その結果、マネキンを構成する合成樹脂類と、嵌合突起体3aを構成する金属類とを、効率的かつ容易に分別廃棄することができる。
次に、本発明の第二の実施形態について図6及び図7に基づいて説明する。尚、図6は、第二の実施形態の分解斜視図、図7は、係止板が嵌め込みプレートに係止された状態を示す断面図である。また、第一の実施形態と同一、相当する部材については、同一の符号を付することにより、その詳細な説明は省略する。
この第二の実記形態にあっては、嵌合突起組立体3の嵌め込みプレート4に対する固定(係止)方法に特徴がある。第一の実施形態では、嵌合突起組立体3を回動させることによって、嵌合突起組立体3を嵌め込みプレート4に固定(係止)したが、この第二の実施形態にあっては、嵌合突起組立体3を嵌め込みプレート4に形成された貫通孔に挿すことにより固定(係止)するものである。
即ち、係止板10の外縁部には、等間隔に三つの半球状の切欠部13が形成されると共に、各切欠部13の両側には、係止板10の面と垂直方向にコ状の脚部12が形成されている。
また、嵌め込みプレート20の一面側には、前記係止板10を収容する凹部21が形成され、更に、凹部21の底面外周部であって前記コ状の脚部12に対応する位置には、貫通孔23が形成されている。また、前記凹部21の底面中央部には、螺子部3a2、ウェーブワッシャ3c、平ワッシャ3d、ナット3eが挿通する貫通孔22が形成されている。
更にまた、嵌め込みプレート20の他面側には、嵌め込みプレート20の中心線と平行に脚部24が設けられ、脚部24の後端部には、前記貫通孔23に臨む爪部24aが形成されている。
このように構成されているため、脚部12を貫通孔23に挿入することにより、脚部12の先端部が脚部24を拡開し、前記脚部12の先端部が爪部24aを過ぎると、図7に示すように、脚部12は爪部24aによって係止される。その結果、嵌め込みプレート20に嵌合突起組立体3が取付けられる。
一方、嵌め込みプレート20から嵌合突起組立体3が取外すには、図6に示す取外し治具30を用いる。
この治具30の一面には、棒状の3本の突起部31が設けられている。この突起部31は、前記爪部24aに到達する長さ以上に形成されると共に、前記切欠部13に挿入可能な寸法に形成されている。
この治具30の一面には、棒状の3本の突起部31が設けられている。この突起部31は、前記爪部24aに到達する長さ以上に形成されると共に、前記切欠部13に挿入可能な寸法に形成されている。
したがって、嵌め込みプレート20から嵌合突起組立体3が取外すには、前記取外し治具30の突起部31を切欠部13から挿入し、前記爪部24に当接させる。そして、爪部24aを外方に拡開することにより、爪部24aと脚部12の係止状態を解く。
その後、取外し治具30と嵌合突起組立体3とを、前記切欠部13、貫通孔23から引抜くことにより、嵌め込みプレート20から嵌合突起組立体3が取外す。
その後、取外し治具30と嵌合突起組立体3とを、前記切欠部13、貫通孔23から引抜くことにより、嵌め込みプレート20から嵌合突起組立体3が取外す。
このように、係止板10の脚部12を嵌め込みプレート20の貫通孔23に挿入するという簡単な作業によって、係止板10を嵌め込みプレート20に取付けることができ、また取外し治具30の突起部31を貫通孔13から挿入し、取外し治具30と嵌合突起組立体3とを前記切欠部13、貫通孔23から引抜くという簡単な作業で、嵌め込みプレート20から嵌合突起組立体3を取外すことができる。
尚、上記第一、第二の実施形態において、従前使用していた第二の取付体(従来の第二の取付体)が破損等し、新たに第二の取付体を製作する際、第二の取付体に合成樹脂からなる第二の嵌め込みプレートを固定し、寸法形状を合わせた金属製の嵌合突起組立体を第二の嵌め込みプレートに対して着脱可能に取付けるように構成することによって、従前使用していた第一の取付体をそのまま使用することができ、既存のマネキン(マネキンの一部)を有効に活用することができる。
また、上記第一、第二の実施形態にあっては、上半身部と腕部との連結(取付け)について説明したが、本発明は、胴体と頭部との連結(取付け)、胴体と脚体との連結(取付け)、首部の連結等、またマネキンを構成する部材同士の連結(取付け)に好適に用いることができる。
また、上記第一、第二の実施形態にあっては、上半身部と腕部との連結(取付け)について説明したが、本発明は、胴体と頭部との連結(取付け)、胴体と脚体との連結(取付け)、首部の連結等、またマネキンを構成する部材同士の連結(取付け)に好適に用いることができる。
1 連結体
2 嵌め込みプレート
2b 筒部
2c 孔
3 嵌合突起組立体
3a 嵌合突起体
3a1 嵌合突起
3b 係止板
3b2 爪部
4 嵌め込みプレート
4a 凹部
4a1 凹部
4a2 挿入部
4b 圧接子
4f 鍔部
4f1 切欠部
4g 壁部
10 係止板
12 脚部
13 切欠部
20 嵌め込みプレート
23 貫通孔
24 脚部
24a 爪部
30 取外し治具
31 突起部
2 嵌め込みプレート
2b 筒部
2c 孔
3 嵌合突起組立体
3a 嵌合突起体
3a1 嵌合突起
3b 係止板
3b2 爪部
4 嵌め込みプレート
4a 凹部
4a1 凹部
4a2 挿入部
4b 圧接子
4f 鍔部
4f1 切欠部
4g 壁部
10 係止板
12 脚部
13 切欠部
20 嵌め込みプレート
23 貫通孔
24 脚部
24a 爪部
30 取外し治具
31 突起部
Claims (6)
- 胴体と肢体等の取付体を着脱可能に、あるいは分割された、胴体、肢体等の取付体同士を着脱可能に取付けるマネキンの取付け構造において、
第一の取付体に固定された第一の嵌め込みプレートと、
前記第一の嵌め込みプレートに形成された筒部と、
第二の取付体に固定された合成樹脂からなる第二の嵌め込みプレートと、
前記第二の嵌め込みプレートに着脱可能に取付けられ、前記筒部に嵌合する金属製の嵌合突起を有する嵌合突起組立体と、
を備えたことを特徴とするマネキンの取付け構造。 - 前記第一の嵌め込みプレートが合成樹脂からなり、前記第一の嵌め込みプレートに筒部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のマネキンの取付け構造。
- 前記嵌合突起組立体は、前記筒部の孔に嵌合する嵌合突起を有する嵌合突起体と、前記嵌合突起体が取付けられる係止板と、前記係止体の外周縁から外側に突出して形成された爪部とを備え、
第二の嵌め込みプレートは、前記嵌合突起組立体を回動させることにより前記係止板の爪部を係止する係止手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のマネキンの取付け構造。 - 前記係止手段は、第二の嵌め込みプレートに形成された鍔部と、前記鍔部に形成され、回動した係止板の爪部が収容される切欠部と、前記切欠部の相対向した位置に設けられた圧接子とを備え、
前記係止板の爪部が切欠部に収容された際、前記係止板の爪部を圧接子によって切欠部に圧接させることを特徴とする請求項3記載のマネキンの取付け構造。 - 前記嵌合突起組立体は、前記筒部の貫通孔に嵌合する嵌合突起を有する嵌合突起体と、前記嵌合突起体が取付けられる係止板と、前記係止板の外周縁に形成された切欠部と、前記切欠部の両側に、係止板の面に対して垂直方向に設けられたコ字状の脚部とを備え、
第二の嵌め込みプレートは、前記コ字状の脚部が挿入される貫通孔と、嵌め込みプレートの中心線と平行に設けられた脚部と、脚部の端部に形成された、前記貫通孔に臨む爪部とを備え、
前記コ字状の脚部を前記貫通孔に挿入することにより、コ字状の脚部が爪部によって係止され、嵌め込みプレートに嵌合突起組立体が取付けられることを特徴とする請求項1記載のマネキンの取付け構造。 - 前記嵌合突起組立体を構成する嵌合突起体には螺子部が形成され、前記螺子部を前記係止板の貫通孔に挿通し、ウェーブワッシャ、平ワッシャを介して、前記螺子部にナットと螺合させることによって、嵌合突起体が係止板に取付けられることを特徴とする請求項3または請求項5に記載のマネキンの取付け構造。
Priority Applications (3)
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JP2006333756A JP2008142350A (ja) | 2006-12-11 | 2006-12-11 | マネキンの取付け構造 |
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JP2006333756A JP2008142350A (ja) | 2006-12-11 | 2006-12-11 | マネキンの取付け構造 |
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CN103542238B (zh) * | 2013-10-18 | 2016-05-25 | 广东金莱特电器股份有限公司 | 一种易拆装的支架固定结构 |
CN110464175B (zh) * | 2019-09-26 | 2022-01-28 | 深圳前海可染服饰设计有限公司 | 一种服装模特道具 |
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