JP2008141920A - 自動車用電動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度な制御を行なうことなく、低コストでボールねじ機構の逆作動を効率的に利用することができる自動車用電動アクチュエータを提供する。
【解決手段】自動車用電動アクチュエータ1は、電動モータ3と、ボールねじ6及び、複数のボールを介してボールねじ6と螺合するナット7を有するボールねじ機構4と、電動モータ3からの駆動力をボールねじ機構4に伝達遮断可能なクラッチ機構5と、を有する。クラッチ機構5は、電動モータ3が駆動力を発生している時に伝達し、電動モータ3が停止しているときに該伝達を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用電動アクチュエータの改良に関する。
自動車用電動アクチュエータは、モータの出力である回転運動を直線運動に変換するのに送りねじ機構として、ボールねじ機構を使用することが知られている(例えば、特許文献1参照)。ボールねじ機構は、滑りねじに比べて伝動効率が高く、逆入力により動き易くなっている。
このため、特許文献1に記載のアクチュエータでは、モータの駆動力をボールねじ機構のナットに伝達する回転伝達系に逆入力制限型のクラッチが介在されている。このクラッチは、モータの駆動力が入力される入力部材からナットへの回転を伝達する一方、ナットから入力部材への回転伝達を遮断し、逆入力によるナットの回転を阻止している。
一方、モータによりボールねじを作動し、ナット側に形成されたディテント等にピンを係合させて位置決めを行なうような機構では、ボールねじ機構の逆入力による動作が積極的に利用されている。即ち、ピンがディテントの斜面にある状態でアクチュエータが停止した場合には、ボールねじの逆作動によりナットが移動し、ピンはディテントの底に移動する。
特開2005−214088号公報
ところで、上述したような位置決め機構では、電動アクチュエータの回転伝達系の抵抗やモータのゴギングトルクにより、ピンがディデントの底に移動しづらかったり、移動するのに時間が掛かり、ボールねじ機構の逆作動が効率的に行なわれないという問題がある。このため、ピンをディテントの底に位置させるためには、コントローラやアクチュエータを高精度に制御する必要があった。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、高精度な制御を行なうことなく、低コストでボールねじ機構の逆作動を効率的に利用することができる自動車用電動アクチュエータを提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記構成によって達成される。
(1) 電動モータと、
ボールねじ及び、複数のボールを介して前記ボールねじと螺合するナットを有するボールねじ機構と、
前記電動モータからの駆動力を前記ボールねじ機構に伝達遮断可能なクラッチ機構と、
を有する自動車用電動アクチュエータであって、
前記クラッチ機構は、前記電動モータが駆動力を発生している時に伝達し、前記電動モータが停止しているときに該伝達を遮断することを特徴とする自動車用電動アクチュエータ。
(2) 前記クラッチ機構は、前記電動モータと共に回転する支持軸と、該支持軸に弾性部材を介して接続され、径方向に進退可能に配置される係合部材と、前記ボールねじと機械的に接続され、内周面に前記係合部材と係合可能な内歯を有する内歯ホルダーと、を備え、
前記電動モータが駆動力を発生する時、前記係合部材は遠心力の作用により前記内歯ホルダーの内歯と係合することを特徴とする(1)に記載の自動車用電動アクチュエータ。
(3) 前記クラッチ機構は、前記電動モータと共に回転するホルダーと、該ホルダーの内径側で前記ホルダーと相対回転可能に配置される慣性体と、前記ホルダーに取り付けられた弾性部材により径方向内向きに付勢された状態で、前記慣性体に形成された溝内に保持され、径方向に進退可能に配置される係合部材と、前記ボールねじと機械的に接続され、内周面に前記係合部材と係合可能な内歯を有する内歯ホルダーと、を備え、
前記電動モータが駆動力を発生する時、前記慣性体と前記ホルダーが相対回転することで、前記係合部材は前記内歯ホルダーの内歯と係合することを特徴とする(1)に記載の自動車用電動アクチュエータ。
(4) 前記クラッチ機構は、前記電動モータと機械的に接続される太陽歯車と、該太陽歯車の外周面に形成された外歯と噛合し、前記太陽歯車を中心に公転する複数の遊星歯車と、内周面に前記遊星歯車と噛合する内歯を備える外輪歯車と、前記ボールねじ機構と機械的に接続されると共に、前記遊星歯車をそれぞれ回転可能に支持し、前記遊星歯車の公転に伴って回転する遊星キャリアと、前記外輪歯車の外周面に形成された外歯と係合可能なプランジャーを持ったソレノイドと、を備え、
前記電動モータが停止すると同時に、前記ソレノイドのプランジャーは前記外輪歯車の外歯と係合することを特徴とする(1)に記載の自動車用電動アクチュエータ。
本発明の自動車用電動アクチュエータによれば、電動モータからの駆動力をボールねじ機構に伝達遮断可能なクラッチ機構が、電動モータが駆動力を発生している時に伝達し、電動モータが停止しているときに伝達を遮断するので、高精度な制御を行なうことなく、低コストでボールねじ機構の逆作動を効率的に利用することができる。
以下、本発明の各実施形態に係る自動車用電動アクチュエータについて図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の自動車用電動アクチュエータが適用される一例としての位置決め機構を示している。位置決め機構Pの一部を構成する電動アクチュエータ1は、ケース2の後部側に設けられた電動モータ3と、ケース2の前部側に設けられ、回転運動を直線運動に変換するボールねじ機構4と、電動モータ3からの駆動力をボールねじ機構4に伝達遮断可能なクラッチ機構5と、を有する。
ボールねじ機構4は、ボールねじ6に形成されたねじ溝6aと、ボールねじ6に遊嵌するナット7に形成されたねじ溝(図示せず)間に、複数のボール(図示せず)を介在させている。両ねじ溝によって形成される転送路の両端は循環用部材8によって連結されており、これにより、各ボールは循環する。
ナット7の先端には、ケース2の前端に形成された開口2aから延出する軸部材9が連結されており、軸部材9には、軸方向に所定の間隔で複数のディテント9aが形成されている。軸部材9の上方には、ばね10により該ディテント9aに対して進出自在に付勢されたピン11が設けられており、ナット7が軸方向に移動することでピン11がディテント9aに進出し、これにより位置決めが行なわれる。
また、ボールねじ6は、ケース2に設けられた内向きフランジ12にハウジング13aを嵌合した軸受部13によって回転自在に支持されている。
そして、クラッチ機構5は、電動モータ3のモータ軸3aを入力側、ボールねじ機構4のボールねじ6を出力側として、電動モータ3からの駆動力をボールねじ機構4に伝達遮断するが、電動モータ3が駆動力を発生している時に伝達し、電動モータ3が停止しているときに該伝達を遮断するように構成されている。
具体的に、クラッチ機構5では、図2に示すように、モータ軸3aの先端に設けられた支持軸21に弾性部材としてのスプリング22を介して連結される係合部材である係合爪23が複数(本実施例では、4つ)設けられている。これら係合爪23は、スプリング22によって径方向内向きに付勢された状態で、モータ軸3aの先端側外周面に形成されたホルダー24によって支持されている。具体的に、ホルダー24は、係合爪23を径方向に進退可能なように収容する貫通凹部24aが円周方向に複数設けられており、これら貫通凹部24aの中間部には、係合爪23がモータ停止状態において係止される係止部24bが設けられている。
一方、ボールねじ6の端部には、係合爪と軸方向において重なる位置に円周方向に亘って内歯25aが形成された内歯ホルダー25が取り付けられている。
このように構成されたクラッチ機構5では、電動モータ3の電源がオンされると、モータ軸3aがホルダー24と一緒に回転すると共に、係合爪23は遠心力により弾性部材22の付勢力に抗して径方向外方に進出して内歯ホルダー25の内歯25aと係合する。これにより、電動モータ3の駆動力がボールねじ機構4に伝達される。一方、電動モータ3の電源がオフとなると、係合爪23に作用する遠心力が減少し、内歯25aとの係合が解除され、ボールねじ機構4への動力の伝達が遮断される。
これにより、ピン11がディテント9aの斜面にある状態で電動アクチュエータ1が停止した場合であっても、クラッチ機構5によって電動モータ3によるゴギングトルクの影響を受けずに、ボールねじ機構4単体の逆作動によりナット7が移動し、ピン11はディテント9aの底にスムーズに移動することができる。
したがって、本実施形態によれば、電動モータ3と、ボールねじ6及び、複数のボールを介してボールねじ6と螺合するナット7を有するボールねじ機構4と、電動モータ3からの駆動力をボールねじ機構4に伝達遮断可能なクラッチ機構5と、を有する電動アクチュエータ1において、クラッチ機構5は、電動モータ3が駆動力を発生している時に伝達し、電動モータ3が停止しているときに伝達を遮断するので、高精度な制御を行なうことなく、低コストでボールねじ機構4の逆作動を効率的に利用することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る自動車用電動アクチュエータについて、図3を参照して説明する。なお、本実施形態の電動アクチュエータは、クラッチ機構の構成において第1実施形態のものと異なる。このため、第1実施形態と同等部分については、同一符号を付して説明を省略或は簡略化する。
本実施形態のクラッチ機構30は、慣性力を利用したものであり、モータ軸3aの周囲には、外周面にV溝31aが複数形成された慣性体31が配置されており、慣性体31はモータ軸3aに取り付けられたホルダー32の内径側に位置されている。ホルダー32には、係合部材である係合爪33を径方向に進退可能なように収容する貫通凹部32aが円周方向に複数設けられており、また、各貫通凹部32aの周方向両側には、中間部にて係合爪33の突起33aと係合するスプリング34が設けられている。これにより、係合爪33は、モータ停止状態において、スプリング34によって径方向内向きに付勢されて慣性体31のV溝31aに押し付けられた状態で、ホルダー32の貫通凹部32a内に収容されている。
また、慣性体31とホルダー32との間には、慣性体31の相対回転を規制する回転規制部36が設けられている。具体的に、慣性体31の隣り合うV溝31a,31a間の少なくとも一箇所には、円周方向に所定の幅を有する凹溝31bが形成され、ホルダー32の凹溝31bに対応する位置には、この凹溝31bの幅より小さい幅寸法を有する内向き突部32bが形成される。そして、この突部32bが凹溝31bに入り込むことで、慣性体31が係合爪33を押し上げるだけ回転するのを許容し、且つ、慣性体31が回り続けるのを防止している。
一方、ボールねじ6の端部には、係合爪33と軸方向において重なる位置に円周方向に亘って内歯35aが形成された内歯ホルダー35が取り付けられている。
このように構成されたクラッチ機構30においては、電動モータ3の電源がオンされると、モータ軸3aがホルダー32と一緒に回転すると共に、慣性体31に慣性力が作用すると、慣性体31とホルダー32とが相対回転し、係合爪33は慣性体31のV溝31aの斜面で押し上げられ、スプリング34の付勢力に抗して径方向外方に進出して内歯ホルダー35の内歯35aと係合する。これにより、電動モータ3の駆動力がボールねじ機構4に伝達される。一方、電動モータ3の電源がオフとなると、慣性体31に慣性力が作用しなくなり、係合爪33と内歯35aとの係合が解除され、ボールねじ機構4への動力の伝達が遮断される。
これにより、ピン11がディテント9aの斜面にある状態で電動アクチュエータ1が停止した場合であっても、クラッチ機構30によって電動モータ3によるゴギングトルクの影響を受けずに、ボールねじ機構4単体の逆作動によりナット7が移動し、ピン11はディテント9aの底にスムーズに移動することができる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る自動車用電動アクチュエータについて、図4を参照して説明する。なお、本実施形態の電動アクチュエータも、クラッチ機構の構成において第1実施形態のものと異なる。このため、第1実施形態と同等部分については、同一符号を付して説明を省略或は簡略化する。
本実施形態のクラッチ機構40は、遊星歯車を利用したものであり、モータ軸3aの先端部外周面に設けられた太陽歯車41と、太陽歯車41の外周面に形成された外歯41aと噛合し、太陽歯車41を中心に公転する複数の遊星歯車42と、内周面に遊星歯車42と噛合する内歯43aを備える外輪歯車43と、遊星歯車42をそれぞれ回転可能に支持し、遊星歯車42の公転に伴って回転する遊星キャリア44と、この遊星キャリアと一体に回転し、ボールねじ6と連結されたホルダー45と、を備えている。さらに、クラッチ機構40は、外輪歯車43の周囲にソレノイド46を有しており、ソレノイド46のプランジャー47は、通常状態において、スプリング48によって外輪歯車43の外周面に形成された外歯43bと係合される。
このように構成されたクラッチ機構40においては、電動モータ3の電源がオンされると、モータ軸3aと共に太陽歯車41が回転すると共に、ソレノイド46のプランジャー47と外輪歯車43とが噛合することで、遊星キャリア44が公転してボールねじ6が回転する。これにより、電動モータ3の駆動力がボールねじ機構4に伝達される。一方、電動モータ3の電源がオフとなると、それと同時にソレノイド46に一定時間通電され、プランジャー47と外歯43bとの噛合が解除されて外輪歯車43が回転可能となり、ボールねじ機構4への動力の伝達が遮断される。
したがって、ピン11がディテント9aの斜面にある状態で電動アクチュエータ1が停止した場合であっても、クラッチ機構40によって電動モータ3によるゴギングトルクの影響を受けずに、ボールねじ機構4単体の逆作動によりナット7が移動し、ピン11はディテント9aの底にスムーズに移動することができる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本実施形態では、電動モータのモータ軸をクラッチ機構の入力側とし、ボールねじ機構のボールねじをクラッチ機構の出力側としているが、クラッチ機構はこれらと機械的に連結されていればよく、電動モータとボールねじ機構との間にギア等の回転伝達系が介在されてもよいし、また、クラッチ機構が回転伝達系に設けられてもよい。
この場合、回転伝達系の出力軸とボールねじ機構のボールねじとの間にクラッチ機構が設けられることで、電動モータのゴギングトルクに加え、回転伝達系の抵抗の影響を受けることなく、ボールねじ機構単体の逆作動をスムーズに行なうことができる。
また、上記実施形態では、自動車用電動アクチュエータを位置決め機構に適用した例を示したが、これに限定されるものでなく、ボールねじ機構の逆入力を積極的に利用する任意の構成に適用可能である。
本発明の自動車用電動アクチュエータが適用される位置決め機構を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態に係る自動車用電動アクチュエータのクラッチ機構を示し、(a)はその側面図であり、(b)は(a)のII−II線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態に係る自動車用電動アクチュエータのクラッチ機構を示し、(a)はその側面図であり、(b)は(a)のIII−III線に沿った断面図である。 本発明の第3実施形態に係る自動車用電動アクチュエータのクラッチ機構を示し、(a)はその側面図であり、(b)はその正面図である。
符号の説明
1 自動車用電動アクチュエータ
3 電動モータ
4 ボールねじ機構
5,30,40 クラッチ機構
6 ボールねじ
7 ナット
21 支持軸
22,34 スプリング(弾性部材)
23,33 係合爪(係合部材)
25,35 内歯ホルダー
25a,35a 内歯
31 慣性体
31a V溝(溝)
32 ホルダー
41 太陽歯車
41a 外歯
42 遊星歯車
43 外輪歯車
43a 内歯
43b 外歯
44 遊星キャリア
46 ソレノイド
47 プランジャー

Claims (4)

  1. 電動モータと、
    ボールねじ及び、複数のボールを介して前記ボールねじと螺合するナットを有するボールねじ機構と、
    前記電動モータからの駆動力を前記ボールねじ機構に伝達遮断可能なクラッチ機構と、
    を有する自動車用電動アクチュエータであって、
    前記クラッチ機構は、前記電動モータが駆動力を発生している時に伝達し、前記電動モータが停止しているときに該伝達を遮断することを特徴とする自動車用電動アクチュエータ。
  2. 前記クラッチ機構は、前記電動モータと共に回転する支持軸と、該支持軸に弾性部材を介して接続され、径方向に進退可能に配置される係合部材と、前記ボールねじと機械的に接続され、内周面に前記係合部材と係合可能な内歯を有する内歯ホルダーと、を備え、
    前記電動モータが駆動力を発生する時、前記係合部材は遠心力の作用により前記内歯ホルダーの内歯と係合することを特徴とする請求項1に記載の自動車用電動アクチュエータ。
  3. 前記クラッチ機構は、前記電動モータと共に回転するホルダーと、該ホルダーの内径側で前記ホルダーと相対回転可能に配置される慣性体と、前記ホルダーに取り付けられた弾性部材により径方向内向きに付勢された状態で、前記慣性体に形成された溝内に保持され、径方向に進退可能に配置される係合部材と、前記ボールねじと機械的に接続され、内周面に前記係合部材と係合可能な内歯を有する内歯ホルダーと、を備え、
    前記電動モータが駆動力を発生する時、前記慣性体と前記ホルダーが相対回転することで、前記係合部材は前記内歯ホルダーの内歯と係合することを特徴とする請求項1に記載の自動車用電動アクチュエータ。
  4. 前記クラッチ機構は、前記電動モータと機械的に接続される太陽歯車と、該太陽歯車の外周面に形成された外歯と噛合し、前記太陽歯車を中心に公転する複数の遊星歯車と、内周面に前記遊星歯車と噛合する内歯を備える外輪歯車と、前記ボールねじ機構と機械的に接続されると共に、前記遊星歯車をそれぞれ回転可能に支持し、前記遊星歯車の公転に伴って回転する遊星キャリアと、前記外輪歯車の外周面に形成された外歯と係合可能なプランジャーを持ったソレノイドと、を備え、
    前記電動モータが停止すると同時に、前記ソレノイドのプランジャーは前記外輪歯車の外歯と係合することを特徴とする請求項1に記載の自動車用電動アクチュエータ。
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