JP2008141899A - アクチュエータの駆動制御方法およびアクチュエータによる搬送制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベース面上に配置した3つのボイスコイルモータ3の各コイルボビン4で駆動体14を三点支持してなり、各コイルボビン4における駆動体14の支点16、17、18および駆動体14の作用点15が三角錐の各頂点をなす位置にそれぞれ対応し、かつ各コイルボビン4における駆動体14の支点16、17、18を結ぶ形状が正三角形をなし、駆動体14の作用点15が搬送対象物に当接し、各ボイスコイルモータ3のコイルボビン4が少なくともベース面の垂線方向に沿った方向成分を含んで振動するアクチュエータにおいて、各ボイスコイルモータ3に印加する電流パルスを制御して各コイルボビン4をそれぞれ選択的に駆動することにより、駆動体14の作用点15を所定の運動方位に沿って運動させる。
【選択図】図7
Description
アクチュエータは、微小な送り量ずつ用紙等を搬送するが、当接部の移動量は傾斜部の撓み量で定まるので、傾斜部の撓み量の精度で送り量の精度が定まる。しかし、複数のアクチュエータを配列した搬送装置において、傾斜部の撓み量を全てアクチュエータにおいて同じ高精度に制御することは困難であり、結果として搬送方向に誤差が生じ易くなる。
また、各ボイスコイルモータに印加する電流パルスを制御して各コイルボビンをそれぞれ選択的に駆動することにより、駆動体の作用点の運動方位を、重心点を中心とする360°の全方位の任意の方向に変更することを特徴とする。
(操作例1)
図14に示すように、紙の進行方向、つまり搬送方向を重心点位置から支点16に向く方向とする場合には、作用点15の運動方位が紙の搬送方向に沿うように作用点15を円運動させる。
(操作例2)
図17に示すように、紙の進行方向(搬送方向)を、重心点位置から支点16に向く方向に対して直交し、支点18から支点17に向かう方向と平行とする場合には、作用点15の運動方位が紙の搬送方向に沿うように作用点15を円運動させる。
(操作例3)
図20に示すように、紙の進行方向(搬送方向)を、支点17、18を通る直線Yと平行なして重心点を通る直線Y1に対して所定角度θをなす方向とする場合には、作用点15の運動方位が紙の搬送方向に沿うように作用点15を円運動させる。
図19における状態1から状態2へ遷移するときには、ボイスコイルモータ3Bで支持する駆動体14の支点17を上位点に保持しつつ、ボイスコイルモータ3Cで支持する駆動体14の支点18が上位点へ移動し、ボイスコイルモータ3Aで支持する駆動体14の支点16が上位点へ移動する。
また、図24〜図26に示すように、薄シート状の搬送対象物である用紙400の表裏両面に対向して複数のユニット300a、300bを配列して複数のアクチュエータ100で搬送軌道を形成することも可能である。
2 ベース面
3、3A、3B、3C ボイスコイルモータ
4 コイルボビン
5 コイル
6 ヨーク
7 センターポール
8 薄板
9 固定ビス
10 スペーサ
11 押さえリング
12 止ビス
13 ビート部
14 駆動体
14a 棒状部材
15 作用点
16、17、18 支点
19 中空三角錐形状体
20 薄板状部材
20a 曲面
31 板材
32 開口
33 用紙
100 アクチュエータ
200 搬送装置
300 ユニット
300a 下方のユニット
300b 上方のユニット
400 用紙
Claims (6)
- ベース面上に配置した3つのボイスコイルモータの各コイルボビンで駆動体を三点支持してなり、各コイルボビンにおける駆動体の支点および駆動体の作用点が三角錐の各頂点をなす位置にそれぞれ対応し、かつ各コイルボビンにおける駆動体の支点を結ぶ形状が正三角形をなし、駆動体の作用点が搬送対象物に当接し、各ボイスコイルモータのコイルボビンが少なくともベース面の垂線方向に沿った方向成分を含んで振動するアクチュエータにおいて、各ボイスコイルモータに印加する電流パルスを制御して各コイルボビンをそれぞれ選択的に駆動することにより、駆動体の作用点を所定の運動方位に沿って運動させることを特徴とするアクチュエータの駆動制御方法。
- 駆動体の作用点が所定平面内で運動し、この所定平面が、各コイルボビンの中立位置における駆動体の支点を含む平面に対して直交し、かつ各コイルボビンの中立位置における駆動体の支点を結ぶ正三角形の重心点を含む平面であることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータの駆動制御方法。
- 駆動体の作用点の運動が、円運動もしくは楕円運動であることを特徴とする請求項1または2に記載のアクチュエータの駆動制御方法。
- 各ボイスコイルモータに印加する電流パルスを制御して各コイルボビンをそれぞれ選択的に駆動することにより、駆動体の作用点の運動方位を、重心点を中心とする360°の全方位の任意の方向に変更することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のアクチュエータの駆動制御方法。
- アクチュエータがベース面上に配置した3つのボイスコイルモータの各コイルボビンで駆動体を三点支持してなり、アクチュエータの各コイルボビンにおける駆動体の支点および駆動体の作用点が三角錐の各頂点をなす位置にそれぞれ対応し、かつ各コイルボビンにおける駆動体の支点を結ぶ形状が正三角形をなし、駆動体の作用点が搬送対象物に当接し、各ボイスコイルモータのコイルボビンが少なくともベース面の垂線方向に沿った方向成分を含んで振動することによって搬送対象物を搬送するものであって、各ボイスコイルモータに印加する電流パルスを制御して各コイルボビンをそれぞれ選択的に駆動することにより、駆動体の作用点を所定の運動方位に沿って円運動もしくは楕円運動させて搬送対象物を所定の搬送方向へ搬送することを特徴とするアクチュエータによる搬送制御方法。
- 駆動体の作用点が所定平面内で運動し、この所定平面が、各コイルボビンの中立位置における駆動体の支点を含む平面に対して直交し、かつ各コイルボビンの中立位置における駆動体の支点を結ぶ正三角形の重心点を含む平面であり、各ボイスコイルモータに印加する電流パルスを制御して各コイルボビンをそれぞれ選択的に駆動することにより駆動体の作用点の運動方位を制御して、搬送対象物の搬送方向を、前記重心点を中心とする360°の全方位の任意の方向に変更することを特徴とする請求項5に記載のアクチュエータによる搬送制御方法。
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JP2006327677A JP2008141899A (ja) | 2006-12-05 | 2006-12-05 | アクチュエータの駆動制御方法およびアクチュエータによる搬送制御方法 |
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2006
- 2006-12-05 JP JP2006327677A patent/JP2008141899A/ja active Pending
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