JP2008140943A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ヒートシンクにおける各放熱フィンの相互間に溜まった埃を取除くことができ、これによりヒートシンクの放熱効率を向上させることができて、CPUに対する良好な冷却作用が得られる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 CPU30の稼働率が低いとき(起動時および処理待ち状態時)、冷却ファン3が通常と反対の方向に逆転動作する。この逆転動作により、ヒートシンク2の各放熱フィン2aの相互間に溜まった埃が取除かれる。
【選択図】 図1
【解決手段】 CPU30の稼働率が低いとき(起動時および処理待ち状態時)、冷却ファン3が通常と反対の方向に逆転動作する。この逆転動作により、ヒートシンク2の各放熱フィン2aの相互間に溜まった埃が取除かれる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、商品の販売に使用される電子式キャッシュレジスタやPOSターミナルなどの情報処理装置に関する。
電子式キャッシュレジスタやPOSターミナルなどの情報処理装置に搭載される制御用のCPUは、最近、処理能力の向上および高速化が著しく、それに伴い、発熱量および消費電力が増加傾向にある。
このうち、発熱量の増加に対する処置として、放熱フィンを有するヒートシンクがCPUに取付けられたり、そのCPUやヒートシンクに冷却風を送るための冷却ファンが搭載される(例えば特許文献1)。ヒートシンクについては、放熱効率を高めるため、多数枚の放熱フィンを有するものが採用される。
特開2005―347671号公報
多数枚の放熱フィンを有するヒートシンクの場合、各放熱フィンの相互間隔が狭い。このため、各放熱フィンの相互間に埃が溜まり易く、目詰まりが生じて、ヒートシンクの放熱効率が低下するという問題がある。
この発明は、上記の事情を考慮したもので、その目的は、ヒートシンクの各放熱フィンの相互間に溜まった埃を取除くことができ、これによりヒートシンクの放熱効率を向上させることができて、CPUに対する良好な冷却作用が得られる情報処理装置を提供することにある。
請求項1に係る発明の情報処理装置は、制御用のCPUと、互いに間隔を空けて配列された多数枚の放熱フィンを有し、上記CPUに取付けられたヒートシンクと、このヒートシンクの各放熱フィンの相互間に冷却風を通す冷却ファンと、上記CPUの稼働率が低いとき、上記冷却ファンを通常と反対の方向に逆転動作させる制御手段と、を備えている。
この発明の情報処理装置によれば、ヒートシンクにおける各放熱フィンの相互間に溜まった埃を取除くことができる。これにより、ヒートシンクの放熱効率を向上させることができて、CPUに対する良好な冷却作用が得られる。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1において、1はCPUソケットで、後述のCPU30が収容されている。このCPUソケット1の上面にヒートシンク2が設けられ、そのヒートシンク2の上に冷却ファン3が設けられている。
図1において、1はCPUソケットで、後述のCPU30が収容されている。このCPUソケット1の上面にヒートシンク2が設けられ、そのヒートシンク2の上に冷却ファン3が設けられている。
ヒートシンク2は、CPUソケット1の上面と接する側に、互いに間隔を空けて配列された多数枚の放熱フィン2aを有している。冷却ファン3は、ヒートシンク2の各放熱フィン2aの相互間に冷却風を通すためのもので、通常は正転動作することにより、図示実線矢印で示すように、上方の空気を吸込み、その吸込み空気を冷却用空気としてヒートシンク2の各放熱フィン2aの相互間に送り込む。送り込まれた冷却風は、各放熱フィン2aから熱を奪って、ヒートシンク2の側方に吹出される。なお、このヒートシンク2および冷却ファン3は、一体形成されて1つの冷却ユニットを構成している。
また、図2において、10は当該情報処理装置の筐体である。この筐体10における底面部10aの所定位置に、上記CPUソケット1が配置されている。さらに、筐体10において、側面部10bに冷却風を取込むための通気口11が形成され、別の側面部10cに排気口12が形成されている。そして、排気口12の内側に、埃を取るためのフィルタ13および排気用ファン14が設けられている。
冷却ファン3が正転動作すると、筐体10の外の空気が通気口11を通って筐体10内に吸込まれ、その吸込まれた空気が冷却風としてヒートシンク2の各放熱フィン2aの相互間に送り込まれる。送り込まれた冷却風は各放熱フィン2aから熱を奪ってヒートシンク2の側方に吹出され、その吹出された冷却風が排気用ファン14の動作によりフィルタ13および排気口12を通って筐体10の外に排出される。
制御回路の要部を図3に示している。
商用交流電源20に電源回路21が接続されている。電源回路21は、商用交流電源20の交流電圧を整流し、その整流後の電圧を所定レベルの直流電圧に変換し動作用電圧として出力する。
商用交流電源20に電源回路21が接続されている。電源回路21は、商用交流電源20の交流電圧を整流し、その整流後の電圧を所定レベルの直流電圧に変換し動作用電圧として出力する。
この電源回路21の出力端にファン駆動回路22が接続されている。ファン駆動回路22は、冷却ファン3のモータ(直流モータ)3Mに対する駆動電圧(パルス波)の印加方向(正方向または逆方向)およびレベルを後述するCPU30からの指令に応じて調節する。すなわち、駆動電圧の印加方向が正方向の場合、モータ3Mが順方向に動作してファン3が正転動作する。駆動電圧の印加方向が逆方向に切換わると、モータ3Mが逆方向に動作して冷却ファン3が通常と反対の方向に逆転動作する。また、モータ3Mの回転数つまり冷却ファン3の回転数は、ファン駆動回路22から出力されるパルス波によって制御される。
また、主制御部であるCPU30に、チップセット31を介して、ハードウェア初期化用のBIOS32、ハードディスクドライブ(HDD)33、メインメモリ34、上記ファン駆動回路22が接続されている。ハードディスクドライブ33には、CPU30の制御に必要なオペレーションシステム(OS)およびアプリケーションプログラム(APL)が記憶されている。メインメモリ34は、プログラムおよび処理データの記憶に用いられる。
そして、CPU30は、主要な機能として次の(1)の手段を有する。
(1)当該CPU30の稼働率が低いとき(起動時および処理待ち状態時)、冷却ファン3を通常と反対の方向に逆転動作させるとともに、そのときの回転数を通常より高くする制御手段。
(1)当該CPU30の稼働率が低いとき(起動時および処理待ち状態時)、冷却ファン3を通常と反対の方向に逆転動作させるとともに、そのときの回転数を通常より高くする制御手段。
つぎに、図4のフローチャートを参照しながら、作用について説明する。
CPU30の稼働率が低いとき、すなわち、商用交流電源20の投入による起動時(ステップ101のYES)、および商品登録がない場合の処理待ち状態時(ステップ102のYES)、冷却ファン3が最高回転数で通常と反対の方向に逆転動作するとともに(ステップ103)、タイムカウントtが実行される(ステップ104)。このタイムカウントtが予め定められている設定時間t1に達しない間(ステップ105のNO)、冷却ファン3の逆転動作が継続される。
CPU30の稼働率が低いとき、すなわち、商用交流電源20の投入による起動時(ステップ101のYES)、および商品登録がない場合の処理待ち状態時(ステップ102のYES)、冷却ファン3が最高回転数で通常と反対の方向に逆転動作するとともに(ステップ103)、タイムカウントtが実行される(ステップ104)。このタイムカウントtが予め定められている設定時間t1に達しない間(ステップ105のNO)、冷却ファン3の逆転動作が継続される。
冷却ファン3が逆転動作すると、図1に破線矢印で示すように、ヒートシンク2の側方の空気がヒートシンク2の各放熱フィン2aの相互間に強制的に吸込まれ、吸込まれた空気が各放熱フィン2aの相互間に溜まった埃を伴って冷却ファン3の上方に吹出される。吹出された空気は、排気ファン14の動作により、フィルタ13および排気口12を通って筐体10の外に排出される。このとき、吹出される空気に含まれている埃は、フィルタ13に吸着される。
こうして、冷却ファン3が逆転動作することにより、各放熱フィン2aの相互間に溜まった埃を取除くことができる。しかも、冷却ファン3の回転数が最高回転数に設定されるので、埃に対する取除き作用が強力であり、埃の確実な除去が可能である。さらに、取除かれた埃がフィルタ13に吸着されるので、不要な埃が筐体10内に溜まり込まない。フィルタ13に着いた埃は、フィルタ13を定期的に取り外して洗い落とせばよい。
タイムカウントtが設定時間t1に達すると(ステップ105のYES)、タイムカウントtがクリアされるとともに(ステップ106)、冷却ファン3が通常回転数で通常の方向に正転動作する(ステップ107)。
冷却ファン3が正転動作すると、筐体10の外の空気が通気口11を通って筐体10内に吸込まれ、その吸込まれた空気が冷却風としてヒートシンク2の各放熱フィン2aの相互間に送り込まれる。送り込まれた冷却風は各放熱フィン2aから熱を奪ってヒートシンク2の側方に吹出され、その吹出された冷却風が排気用ファン14の動作によりフィルタ13および排気口12を通って筐体10の外に排出される。このとき、ヒートシンク2の各放熱フィン2aの相互間に溜まっていた埃が取除かれているので、ヒートシンク2の放熱効率が大幅に向上する。
以上のように、起動時および処理待ち状態時、冷却ファン3の逆転動作により、ヒートシンク2における各放熱フィン2aの相互間に溜まった埃を取除くことができる。これにより、ヒートシンク2の放熱効率を向上させることができて、CPU30に対する常に良好な冷却作用が得られる。
なお、処理待ち状態のときに冷却ファン3の逆転動作が何度も繰返されることがないよう、冷却ファン3の逆転動作については、一度の処理待ち状態ごとに一回に制限するのがよい。
その他、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
1…CPUソケット、2…ヒートシンク、2a…冷却フィン、3…冷却ファン、3M…モータ、10…筐体、11…通気口、12…排気口、13…フィルタ、14…排気ファン、20…商用交流電源、21…電源回路、22…ファン駆動回路、30…CPU、31…チップセット、32…BIOS、33…ハードディスクドライブ、34…メインメモリ
Claims (3)
- 制御用のCPUと、
互いに間隔を空けて配列された多数枚の放熱フィンを有し、前記CPUに取付けられたヒートシンクと、
前記ヒートシンクの各放熱フィンの相互間に冷却風を通す冷却ファンと、
前記CPUの稼働率が低いとき、前記冷却ファンを通常と反対の方向に逆転動作させる制御手段と、
を備えていることを特徴とする情報処理装置。 - 前記制御手段は、CPUの稼働率が低い起動時および処理待ち状態時、前記冷却ファンを通常と反対の方向に逆転動作させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記制御手段は、前記CPUの稼働率が低いとき、前記冷却ファンを通常と反対の方向に逆転動作させ、そのときの回転数を通常より高くすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006324961A JP2008140943A (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 情報処理装置 |
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Publications (1)
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ID=39602115
Family Applications (1)
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2006
- 2006-11-30 JP JP2006324961A patent/JP2008140943A/ja active Pending
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