JP2008244332A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】CPUに対する確実かつ適切な冷却を可能としながら、冷却ファンの回転音および風切り音を低減できる電子機器を提供する。
【解決手段】CPU1の温度Tcpuが設定値Ts以上の場合にデューティ100%のPWM信号を生成し、設定値Ts未満の場合にデューティ0%のPWM信号を生成する。冷却ファン24は、2速度モータを有している。2速度モータは、上記生成されるPWM信号がデューティ100%の場合に高速度回転し、デューティ0%の場合に低速度回転する。
【選択図】図2
【解決手段】CPU1の温度Tcpuが設定値Ts以上の場合にデューティ100%のPWM信号を生成し、設定値Ts未満の場合にデューティ0%のPWM信号を生成する。冷却ファン24は、2速度モータを有している。2速度モータは、上記生成されるPWM信号がデューティ100%の場合に高速度回転し、デューティ0%の場合に低速度回転する。
【選択図】図2
Description
この発明は、制御用のCPUに取付けられるヒートシンクおよびそのヒートシンクを冷却する冷却ファンを備えた電子機器に関する。
パーソナルコンピュータ等の電子機器は、制御用のCPUにヒートシンクを取付け、そのヒートシンクを冷却ファンによって冷却する(例えば特許文献1)。
上記冷却ファンは例えばPWMにより速度制御が可能な可変速度モータを有しており、その可変速度モータの速度制御に必要なPWM信号が例えばPWM付コネクタによって生成される。このPWM付コネクタは、CPUと共に、マザーボードに搭載される。
特開2001―284865号公報
パーソナルコンピュータ等の電子機器に使用されるCPUは、年々、性能が向上しており、それに伴い消費電力および発熱量が増加する傾向にある。
このため、CPUを冷却するための冷却ファンも、年々、大型化しかつ高速回転化しており、その回転音および風切り音が問題となってきている。
この発明は、上記の事情を考慮したもので、その目的は、CPUに対する確実かつ適切な冷却を可能としながら、冷却ファンの回転音および風切り音を低減できる電子機器を提供することにある。
請求項1に係る発明の電子機器は、制御用のCPUと、このCPUに設けられたヒートシンクと、上記CPUの温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段の検出温度が設定値以上の場合にデューティ100%のPWM信号を生成し設定値未満の場合にデューティ0%のPWM信号を生成するPWM信号生成手段と、このPWM信号生成手段で生成されるPWM信号がデューティ100%の場合に高速度回転しデューティ0%の場合に低速度回転する2速度モータを有し、上記ヒートシンクを冷却する冷却ファンと、を備えている。
この発明の電子機器によれば、CPUに対する確実かつ適切な冷却を可能としながら、冷却ファンの回転音および風切り音を低減できる。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、電子機器の筐体20にマザーボード10が収容され、そのマザーボード10に主制御部であるCPU1が搭載されている。そして、CPU1の上面にヒートシンク2が取付けられている。ヒートシンク2は、CPUソケット1の上面と接する側に、互いに間隔を空けて配列された多数枚の放熱フィン2aを有する。
図1に示すように、電子機器の筐体20にマザーボード10が収容され、そのマザーボード10に主制御部であるCPU1が搭載されている。そして、CPU1の上面にヒートシンク2が取付けられている。ヒートシンク2は、CPUソケット1の上面と接する側に、互いに間隔を空けて配列された多数枚の放熱フィン2aを有する。
また、筐体20の側面部20aに空気を取込むための通気口21が形成され、別の側面部20bに排気口22が形成されている。そして、排気口22の内側に、埃を取るためのフィルタ23、およびヒートシンク冷却用の冷却ファン24が設けられている。
冷却ファン24が動作すると、筐体20の外の空気が通気口21を通って筐体20内に吸込まれ、その吸込まれた空気がヒートシンク2の各放熱フィン2aの相互間に送り込まれる。送り込まれた空気は各放熱フィン2aから熱を奪って冷却ファン24側に流れ、それがフィルタ23および排気口22を通って筐体20の外に排出される。こうして、ヒートシンク2およびCPU1が冷却される。
制御回路の要部を図2に示している。
商用交流電源30に電源回路31が接続されている。電源回路31は、商用交流電源30の交流電圧を整流し、その整流後の電圧を所定レベルの直流電圧に変換し動作用電圧として出力する。
商用交流電源30に電源回路31が接続されている。電源回路31は、商用交流電源30の交流電圧を整流し、その整流後の電圧を所定レベルの直流電圧に変換し動作用電圧として出力する。
この電源回路31の出力端にPWM付コネクタ11が接続されている。PWM付コネクタ11は、後述するファンコントローラ45からの指令に基づき、CPU1の温度Tcpuが設定値Ts以上の場合にデューティ100%のPWM信号を生成し、設定値Ts未満の場合にデューティ0%のPWM信号を生成する機能を有するとともに、生成したPWM信号を冷却ファン24に供給する機能、冷却ファン24の速度を検出する機能、冷却ファン24に動作電圧を供給する機能を有するいわゆる4ピンコネクタであり、CPU1と共にマザーボード10に搭載され、4つの入出力端子が動作電圧(Vcc)ラインL1、接地ライン(GND)L2、速度検出ラインL3、PWM信号ラインL4を介して冷却ファン24に接続されている。
冷却ファン24は、駆動モータとして2段階の速度切換が可能な単純構成の2速度モータ(直流モータ等)24Mを採用し、その2速度モータ24Mによって羽根24Fを回転駆動するとともに、PWM付コネクタ11からの動作電圧およびPWM信号に応じて2速度モータ24Mを駆動するIC(集積回路)24aを内蔵している。IC24aは、PWM付コネクタ11から供給されるPWM信号がデューティ100%の場合に2速度モータ24Mを高速度回転させ、デューティ0%の場合に低速度回転させる。
また、CPU1に、チップセット41を介して、BIOSROM42、ハードディスクドライブ(HDD)43、RAM44、およびファンコントローラ35が接続されている。BIOSROM42には、ハードウェア初期化用のBIOSが格納されている。ハードディスクドライブ43には、CPU1の制御に必要なオペレーションシステム(OS)およびアプリケーションプログラム(APL)などが記憶されている。メインメモリ34は、データ記憶用である。
また、CPU1に、温度検出手段として、例えば温度ダイオード1aが内蔵されている。温度ダイオード1aは、CPU1の温度Tcpuを検出する。この検出温度Tcpuがファンコントローラ45に供給される。ファンコントローラ45は、検出温度Tcpuに応じて上記PWM付コネクタ11によるPWM信号の生成を制御するもので、PWM付コネクタ11と共にPWM信号生成手段を形成している。
つぎに、図3のフローチャートを参照しながら、作用について説明する。
CPU1の温度Tcpuが検出され(ステップ101)、その検出温度Tcpuと予め定められている設定値Tsとが比較される(ステップ102)。
CPU1の温度Tcpuが検出され(ステップ101)、その検出温度Tcpuと予め定められている設定値Tsとが比較される(ステップ102)。
検出温度Tcpuが設定値Ts以上の場合(ステップ102のYES)、デューティ100%のPWM信号が生成される。このデューティ100%のPWM信号が冷却ファン24に供給されることにより、その冷却ファン24が高速度回転する。この高速度回転により、多量の冷却風がヒートシンク2を通る。
検出温度Tcpuが設定値Ts未満の場合(ステップ102のNO)、デューティ0%のPWM信号が生成される。このデューティ0%のPWM信号が冷却ファン24に供給されることにより、その冷却ファン24が低速度回転する。この低速度回転により、ヒートシンク2を通る風の量が減少する。
なお、冷却ファン24が高速度回転している状態から、検出温度Tcpuの下降に伴う低速度回転への切換に際しては、設定値Tsよりも所定値ΔTだけ低い値が新たな設定値Tsとして設定される。また、冷却ファン24が低速度回転している状態から、検出温度Tcpuの上昇に伴う高速度回転への切換に際しては、設定値Tsよりも所定値ΔTだけ高い値が新たな設定値Tsとして設定される。こうして、設定値Tsにヒステリシス特性を持たせることにより、高速度回転と低速度回転が頻繁に切換わるいわゆるチャタリング現象を防ぐことができる。
以上のように、冷却ファン24の駆動モータとして、2段階の速度切換が可能な単純構成の2速度モータ24Mを採用することにより、従来の速度可変域の広いモータを採用する場合に比べ、コストの低減が図れる。しかも、2速度モータ24Mの採用にあたっては、マザーボード10にもともと搭載されているPWM付コネクタ11をそのまま利用できるので、無駄がなく、この点でもコストの低減が図れる。
2速度モータ24Mの場合、本来のPWM制御によって駆動されるモータのように広い速度可変域を持つことはできないが、ヒートシンク2に対する冷却作用としてはCPU温度Tcpuと設定値Tsとの比較に基づく高速度回転と低速度回転だけで十分である。すなわち、高速度回転によってCPU1の過熱を未然に防ぐことができ、低速度回転によってCPU1に対する適切な冷却作用を確保しながら回転音および風切り音を低減できる。
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
1…CPU、2…ヒートシンク、10…マザーボード、11…PWM付コネクタ、20…筐体、21…通気口、22…排気口、23…フィルタ、24…冷却フィン、24M…2速度モータ、24F…羽根、24a…IC、30…商用交流電源、31…電源回路、41…チップセット、44…BIOSROM、45…ファンコントローラ
Claims (2)
- 制御用のCPUと、
前記CPUに設けられたヒートシンクと、
前記CPUの温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段の検出温度が設定値以上の場合にデューティ100%のPWM信号を生成し設定値未満の場合にデューティ0%のPWM信号を生成するPWM信号生成手段と、
前記PWM信号生成手段で生成されるPWM信号がデューティ100%の場合に高速度回転しデューティ0%の場合に低速度回転する2速度モータを有し、前記ヒートシンクを冷却する冷却ファンと、
を備えていることを特徴とする電子機器。 - 前記PWM信号生成手段は、前記PWM信号を生成する機能、生成したPWM信号を前記冷却ファンに供給する機能、前記冷却ファンの速度を検出する機能、前記冷却ファンに動作電圧を供給する機能を有するPWM付コネクタであり、
前記CPUおよび前記PWM付コネクタが搭載されるマザーボードをさらに備えている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007085750A JP2008244332A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007085750A JP2008244332A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008244332A true JP2008244332A (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=39915262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007085750A Pending JP2008244332A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008244332A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112462901A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-03-09 | 苏州浪潮智能科技有限公司 | 一种服务器散热方法、装置、电子设备及存储介质 |
-
2007
- 2007-03-28 JP JP2007085750A patent/JP2008244332A/ja active Pending
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CN112462901A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-03-09 | 苏州浪潮智能科技有限公司 | 一种服务器散热方法、装置、电子设备及存储介质 |
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