JP2008140729A - 光源装置及び車両前照灯 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 表面を光出射面11bとする扁平な板状の可視光領域で透明な材料から成る導光板11と、上記導光板の端面に対向して配置された点状の光源12と、を含んでおり、上記導光板の裏面が、光出射面における輝度分布を制御する輝度制御要素14を有しており、上記輝度制御要素が、上記導光板の端面から入射する光源からの光を制御して、光出射面上にて、照射すべき配光パターンを縮小反転した輝度分布を構成するように、光源装置10を構成する。
【選択図】 図1
Description
この構成によれば、各発光ダイオード1から出射した光が、その前面に配置されたレンズ等の光学部材により配光特性を付与されて、外部に出射する。これにより、所定の配光特性が得られるようになっている。
この構成によれば、LEDランプ2から出射した光が反射面3により反射して光照射方向前方に向かって照射される。これにより、LEDランプ2の発光部が前方に向かって投影され、所定の配光特性が得られるようになっている。
上記反射面6は、バルブ2を第一焦点(後側の焦点)とし且つ長軸が光照射方向前方に向かってほぼ水平に延びる楕円系反射面から構成されており、その内面が反射面として形成されている。
上記投影レンズ7は、凸レンズ、好ましくは非球面レンズから構成されており、その光源側(後側)の焦点が、上記反射面6の第二の焦点位置付近に配置されている。
上記遮光部材8は、光照射方向前方に向かって照射される光に対して所定のすれ違いビーム用の配光パターンを付与するためのものであり、上記反射面6の第二の焦点位置付近に配置されている。また、上記配光パターンにカットオフラインを形成するために、その上縁8aが所定形状に形成されている。
その際、上記虚像の一部が遮光部材8により遮断され、遮光部材8の上縁8aによりカットオフラインC(図14参照)を形成される。これにより、上記虚像は、すれ違いビームとして前方に向かって投影されることになる。
尚、図14に示した虚像を、レンズで投影した配光パターンは図14を上下左右反転させてものであり、右側通行用のヘッドランプの配光パターンとなる。そのパターンは対向車への防眩のためカットオフラインCが中央から左側を照射しない輝度分布となっている。
このように、車両前照灯として通常用いられる、すれ違いビーム用の配光パターンや走行ビーム用の配光パターンなどが照射すべき配光パターンであり、特にカットオフラインCを持つ配光パターンをカットオフパターンと定義する。
しかしながら、このような並値された発光ダイオードから成る光源のみでは、所望の配光パターンが得られない。
従って、所望の配光パターンを得るためには、このような光源の前面に配光制御を行なうための光学部材を配置する必要があった。
また、この車両ヘッドランプは、車両周囲の可視性を改善するためのものであり、光照射方向前方に向かって光を照射して、自動車の運転者の視界を確保するためのものではない。
このような複数個のLEDチップから成るLEDランプは、その発光部の形状を従来のフィラメント形状と同様に形成することによって、従来のプロジェクタタイプ等のヘッドランプの反射面を使用して、所望の配光パターンを得るようにしている。
しかしながら、この場合、一つのLEDランプにより所定の配光パターンを得ることは困難である。このため、ヘッドランプが複数個のLEDランプを使用した所謂複眼式のヘッドランプ構成となり、ヘッドランプの灯具全体が大型化してしまう。また、ヘッドランプが反射面を備えていることから、ヘッドランプの灯具全体の重量が増大してしまう。
また、LEDランプ内に複数個のLEDチップが配置されていることから、場合によっては個々のLEDチップの発光点が視認される。従って、ヘッドランプの輝度分布が細かく変化し、見栄えが悪くなってしまう。
さらに、このヘッドランプにおける反射面は、光源としてのバルブの発光部の形状に合わせて設計する必要がある。従って、このような反射面の設計には、比較的長い時間がかかってしまう。
その際、上記導光板の裏面に入射した光は、上記輝度制御要素で反射することにより、輝度が制御される。これにより、上記導光板の表面から出射する光は、所定の輝度分布に調整されることになる。
例えば、上記導光板の表面に形成された輝度分布が、例えば透光レンズを使用して、その光軸方向に沿って照射されることにより、所定の配光パターンの照射光が得られることになる。
これにより、所望の配光パターンを得るために、複数個の灯具を並べて配置する必要がない。従って、車両前照灯等の灯具が全体として小型に且つ低コストで構成され得ることになる。
その際、上記導光板の裏面に入射した光は、上記輝度制御要素で反射することにより、輝度が制御される。これにより、上記導光板の表面から出射する光は、所定の輝度分布に調整されることになる。
この場合、上記光源装置の導光板の光出射面自体が、配光パターンに対応した輝度分布を有している。これにより、従来の車両前照灯における反射面が不要となり、車両前照灯の灯具全体が小型且つ軽量に構成され、またコストが低減され得ることになる。このため、例えばAFS機能を備えた車両前照灯に好適な車両前照灯が構成され得ることになる。
ここで、上記導光板の光出射面がカットオフパターンの形状を有している場合には、従来のカットオフパターンを形成する遮光部材が不要である。これにより、車両前照灯全体が軽量に、そして低コストで構成され得ることになる。
また、上記投影レンズの球面収差が多少あっても、球面収差の影響が少ないことから、比較的球面収差の大きい安価な投影レンズが使用され得ることになる。
また、上記導光板が傾斜して配置されている場合には、比較的大きな導光板であっても、傾斜方向の寸法が小さくされ得る。このため、輝度制御要素の解像度を相対的に大きくすることが可能である。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の参考例及び好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明による車両前照灯用の光源装置の第一の実施形態の構成を示している。
図1において、光源装置10は、導光板11と、光源としての複数個のLED12と、から構成されている。
ここで、上記導光板11は、例えばポリカーボネイト,アクリル樹脂等の一般的に光学用途に使用される透明樹脂またはガラスが使用される。
尚、上記導光板11は、図示の場合、その厚さが一定であるが、上述した入射面11aから反対側の端面に向かって徐々に薄くなるように、断面楔形状に形成されていてもよい。
これに対して、上記導光板11は、その光出射面11bが、輝度向上または配光を整えるために、プリズムやレンチキュラー等の形状を備えていてもよい。
このために、上記導光板11は、その手前側の端面11aが、図1または図2に示すように、中央付近にて段部を形成するようになっている。
この輝度制御要素14は、ドット状または溝状の微細構造または高反射率インクから構成されている。
そして、上記導光板11内に入射した光のうち、これらの輝度制御要素14に内側から入射した光が、全反射条件が成立しないとき、全反射せずに、上記導光板11の反対側の光出射面11bから外部に出射するようになっている。
その際、上記導光板11の光出射面11bから出射する光が、上記輝度制御要素14の形状,大きさ及び分布密度に基づいて、照射すべき配光パターンを縮小反転した輝度分布を備えるようになっている。
また、上記導光板11は、射出成形または押出成形により成形された透明樹脂から成る板状材料に対して、輝度制御要素を微細加工することによって、製造され得る。
隣接する微小凹凸ドット間の間隔、即ち各微小凹凸ドットの底面積と周囲の空き領域の面積比が、微小凹凸ドット即ち輝度制御要素の濃度となり、この濃度が高い程、対応する光出射面11b上における輝度が高くなり、濃度が低い程、対応する光出射面11b上における輝度が低くなる。
この場合、隣接するプリズムまたはローレットの底幅とその間の平面幅の比が輝度制御要素の濃度となり、この濃度が高い程、対応する光出射面11b上における輝度が高くなり、濃度が低い程、対応する光出射面11b上における輝度が低くなる。
これらのプリズムまたはローレットは、上記導光板11に対して凸状でも凹状でもよく、その底面幅が望ましくは50μm以下に選定されている。
ここで、輝度制御要素14は、このような印刷パターンの密度、即ち印刷部分と非印刷部分の面積比が高い程、対応する光出射面11b上における輝度が高くなり、密度が低い程、対応する光出射面11b上における輝度が低くなる。
この場合、上記ドット模様の径または縞模様の幅は、0.5mm以下であることが望ましい。
ここで、前述した導光板11の裏面に備えられた輝度制御要素14による反射光は、例えば導光板11の表面の法線方向に対して例えば50から70度程度の角度で出射することになる。このため、この導光板11の表面における出射光の出射角度を法線方向に補正するために、例えば50μm程度の大きさの下向き三角プリズムを備えた光学シートが使用され得る。
プリズムシートは、一般的に光学用途で使用される熱可塑性の透明樹脂から成るフィルムに対して、金型によるプレス成形または押出成形によりプリズム形状を付与することにより、あるいは一般的に光学用途で使用される紫外線硬化性の透明樹脂から成るフィルムに対して、2P法等の成形方法で、プリズム形状を付与することにより、製造され得る。
ここで、反射フィルム16は、好ましくは高反射率部材であって、例えば押出成形等により形成された樹脂部材上に、蒸着またはスパッタ法等によりアルミニウム,銀等の金属が成膜された高反射率金属反射フィルムや、ポリカーボネイト樹脂等に酸化チタン等の可視光拡散反射剤を添加した樹脂フィルムまたは樹脂板、あるいは超臨界流体や微細発泡成形または化学発泡成剤による発泡成形等による微小空孔を分布させることにより成形された樹脂フィルムまたは樹脂板から製造され得る。
上記筐体13の内面を反射面として構成するためには、例えば樹脂または金属から成る筐体13の内面に対して、蒸着またはスパッタ法により直接に高反射率金属薄膜を成膜してもよい。
ここで、各LED12は、等間隔で配置される必要はなく、上記導光板11の光出射面11b上に所定の輝度分布が得られるように、上記導光板11の入射面11aに沿って、適宜の間隔で配置されている。
尚、各LED12は、図示の場合、一列に配置されているが、これに限らず、複数列に配置されていてもよい。
各LED12から出射した光は、上記導光板11の入射面11aから内部に入射し、この導光板11の表面,裏面及び両側面で全反射を繰り返しながら、反対側の端面まで進み、さらに反対側の端面で全反射することにより、逆向きに進むことになる。
これにより、上記導光板11の内部にて、実質的にその全体に拡散されることになる。
これにより、上記導光板11の表面に達する光は、上記輝度制御要素14により輝度制御されて、図2に示すように、上記導光板11の表面が、所定の輝度分布を有することになる。
従って、この導光板11の光出射面11bを投影レンズにより光照射方向前方に向かって投影する。これにより、自動車のすれ違いビームに適した配光パターンが形成され得ることになる。
図4は、上述した光源装置10を使用した車両前照灯の第一の構成例を示している。
図4(A)において、車両前照灯20は、光源装置10と、光学シート15と、光源装置10からの光を集束させる投影レンズ21と、から構成されている。
これにより、光照射方向前方にて、この輝度分布が拡大・反転して投影され、所定のすれ違いビーム用の配光パターンが形成されることになる。
従って、車両前照灯20の全体が前後方向に関して奥行きが大幅に短縮され、小型且つ軽量に構成され得る。また、遮光部材も不要であることから、部品点数が少なくて済み、部品コスト及び組立コストが大幅に低減され得ることになる。
図5は、上述した光源装置10を使用した車両前照灯の第二の構成例を示している。
図5において、車両前照灯30は、図4に示した車両前照灯20とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付して、その説明を省略する。
上記車両前照灯30は、光源装置10が投影レンズ21の光軸に対して傾斜して配置されている。また、光学シート15が省略されている点でのみ異なる構成になっている。
その際、上記光源装置10は、導光板11の入射面11a側のカットオフラインを形成する位置が、上記投影レンズ21の光源装置10側の焦点位置付近に位置するように、配置されている。
また、光源装置10が傾斜して配置されていることによって、導光板11がより投影レンズ21に対して接近して配置されることになる。このため、投影レンズ21への入射効率がより高められ得ることになる。
さらに、光源装置10が傾斜して配置されていることによって、筐体13内での占有高さが小さくなる。このため、逆に同じ占有高さであれば、より大きな導光板11が使用され得ることになる。従って、導光板11の裏面に備えられた輝度制御要素14の解像度が相対的に大きくされ得ることになる。これにより、輝度制御要素14の加工が容易になり、製造コストが低減され得ることになる。
図6は、上述した光源装置10を使用した車両前照灯の第三の構成例を示している。
図6において、車両前照灯40は、図4に示した車両前照灯20とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付して、その説明を省略する。
上記車両前照灯40は、光源装置10が筐体13内の上部に下向きに配置されている。また、投影レンズ21の後側の焦点位置付近に、反射面41が配置されている点でのみ異なる構成になっている。
これにより、光源装置10が反射面41で反射され、投影レンズ21を介して前方に向かって照射されることになる。
図7は、本発明による車両前照灯用の光源装置の第二の実施形態の構成を示している。
図7において、光源装置50は、図1から図3に示した光源装置10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付して、その説明を省略する。
上記光源装置50は、図1に示した光源装置10と比較して、光源としての各LED12が、導光板11から離れて配置されており、各LED12から出射した光が、それぞれ光ファィバー51を介して、上記導光板11の入射面11aの所定位置に導かれるようになっている。
尚、図示の場合には、各LED12に対して、一対一で光ファイバー51が設けられているが、これに限らず、例えば複数本の光ファィバーを束ねたものに対して、複数個のLED12からの光を入射させるようにしてもよい。
図8は、本発明による車両前照灯用の光源装置の第三の実施形態の構成を示している。
図8において、光源装置60は、図1から図3に示した光源装置10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付して、その説明を省略する。
上記光源装置50は、図3に示した光源装置10と比較して、導光板11の光出射面11bがカットオフパターンに対応する形状に形成されているのではなく、長方形に形成されている。また、輝度制御要素14がカットオフパターンに対応する形状に配置されている。
尚、一般的に、上記導光板11の入射面11a側の端縁付近には、LED12からの直射光による輝線が発生しやすいため、このような輝線を遮断するために、上記導光板11の出射面11bの入射面11a側の端縁付近にて、輝度制御要素14の配置されない領域に、遮光部材61を設けるようにしてもよい。
このような構成の光源装置60によれば、図1から図3に示した光源装置10と同様に作用することになる。
図9は、本発明による車両前照灯用の光源装置の第四の実施形態の構成を示している。
図9において、光源装置70は、図1から図3に示した光源装置10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付して、その説明を省略する。
上記光源装置70は、カットオフパターンを導光板形状ではなく輝度制御要素にて形成した例であり、さらに上記導光板全体が、その長手方向に関して、光出射面11bを投影するための投影レンズ21の球面収差方向に対応して、この球面収差を補正するように、湾曲して形成されている。
従って、上記導光板11を光照射方向前方に向かって投影レンズ21により照射された配光パターンが、この投影レンズ21の球面収差の影響をあまり受けずに、形成されることになる。
逆に、この導光板11の曲率による投影レンズの球面収差の補正を見込んで、上記投影レンズ21は、ある程度の球面収差を有することが許され得ることになり、比較的安価な投影レンズ21を使用することが可能になる。これにより、車両前照灯全体の部品コストが低減され得ることになる。
図10は、本発明による車両前照灯用の光源装置の第五の実施形態の構成を示している。
図10において、光源装置80は、図1から図3に示した光源装置10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付して、その説明を省略する。
上記光源装置80は、図1から図3に示した光源装置10と比較して、上記導光板の両端が、その長手方向に関して、光出射面11bを投影するための投影レンズ21の球面収差方向に対応して、この球面収差を補正するように形成されている。
さらに、上記光源装置80は、その導光板11の両端にて、徐々に幅が広くなるように形成されている。
従って、上記導光板11を光照射方向前方に向かって投影レンズ21により照射された配光パターンが、この投影レンズ21の球面収差の影響をあまり受けずに、形成されることになる。
逆に、この導光板11の端部形状による投影レンズの球面収差の補正を見込んで、上記投影レンズ21は、ある程度の球面収差を有することが許され得ることになり、比較的安価な投影レンズ21を使用することが可能になる。これにより、車両前照灯全体の部品コストが低減され得ることになる。
11 導光板
11a 入射面
11b 光出射面
11c 端面
11d 裏面
11e,11f 側面
11g
12 LED(光源)
13 筐体
14 輝度制御要素
15,15a,15b 光学シート
16 反射フィルム
20,30,40 車両前照灯
21 投影レンズ
22 筐体
41 反射面
51 光ファィバー
Claims (14)
- 表面を光出射面とする扁平な板状の可視光領域で透明な材料から成る導光板と、上記導光板の端面に対向して配置された点状または線状の光源と、を含んでおり、
上記導光板の裏面が、光出射面における輝度分布を制御する輝度制御要素を有しており、
上記輝度制御要素が、上記導光板の端面から入射する光源からの光を制御して、光出射面上にて、照射すべき配光パターンを縮小反転した輝度分布を構成することを特徴とする、光源装置。 - 上記輝度制御要素が、ドット状または溝状の微細構造から構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の光源装置。
- 上記輝度制御要素が、塗布または印刷等により形成されたドット模様または縞模様の高反射率インクから構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の光源装置。
- 上記照射すべき配光パターンがカットオフパターンの形状であることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の光源装置。
- 上記導光板の光出射面が、カットオフパターンに対応する形状を有していることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の光源装置。
- 上記導光板の光源側の端面が、カットオフパターン側に位置していることを特徴とする、請求項4または5に記載の光源装置。
- 上記光源からの光を上記導光板の端面に導く光ファイバを備えていることを特徴とする、請求項1から6の何れかに記載の光源装置。
- 請求項1から7の何れかに記載の光源装置と、この光源装置からの出射光を光照射方向前方に向かって照射する凸状の投影レンズと、を備えており、
上記投影レンズが、その光源装置側の焦点位置が上記光源装置の導光板の光出射面上に位置するように、配置されていることを特徴とする、車両前照灯。 - 上記導光板が、上記投影レンズの球面収差を補正する為に、両端がレンズ側に張り出すように湾曲させるように形成されていることを特徴とする、請求項8に記載の車両前照灯。
- 上記導光板が、上記投影レンズの球面収差を補正する為に、導光板両端の下端部の形状を出射面の幅が徐々に狭くなるように形成されていることを特徴とする、請求項8に記載の車両前照灯。
- 上記導光板の出射光の最大光度の方向を上記投影レンズの光軸方向に合わせるための光学シートが、上記導光板の出射面付近に配置されていることを特徴とする、請求項8から10の何れかに記載の車両前照灯。
- 上記導光板の出射光の最大光度の方向を上記投影レンズの光軸方向に合わせるために、上記導光板が、上記投影レンズの光軸に対して傾斜して配置されていることを特徴とする、請求項8から10の何れかに記載の車両前照灯。
- 上記導光板のカットオフラインを形成すべき部分が、上記投影レンズの光源装置側の焦点位置付近に配置されていることを特徴とする、請求項12に記載の車両前照灯。
- 上記投影レンズの光源装置側の光軸上にて、その光源装置側の焦点位置付近に反射面を備えており、
上記光源装置が、上記反射面で折曲げられた投影レンズの光軸上に配置されている
ことを特徴とする、請求項8から13の何れかに記載の車両前照灯。
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