JP2001201638A - 導光板、およびそれを用いたバックライト装置もしくは携帯電話もしくは電子スチルカメラもしくはカーナビゲーションもしくはノートパソコン - Google Patents

導光板、およびそれを用いたバックライト装置もしくは携帯電話もしくは電子スチルカメラもしくはカーナビゲーションもしくはノートパソコン

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JP2001201638A
JP2001201638A JP2000009030A JP2000009030A JP2001201638A JP 2001201638 A JP2001201638 A JP 2001201638A JP 2000009030 A JP2000009030 A JP 2000009030A JP 2000009030 A JP2000009030 A JP 2000009030A JP 2001201638 A JP2001201638 A JP 2001201638A
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light
light guide
cone
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JP2000009030A
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English (en)
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Yasuko Teragaki
靖子 寺垣
Toshio Ito
敏男 伊藤
Hidetoshi Ito
秀敏 伊藤
Masato Yamada
真人 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導光板から出射される光に明るい領域と暗い
領域とが交互に存在しない、輝度が均一化された光を出
射できる導光板、およびそれを用いた携帯電話もしくは
電子スチルカメラを提供する。また、強度を保持したま
ま、全体を薄くした導光板を提供する 【解決手段】 導光板10は、入射面5から遠ざかる方
向DR1に直線状に配列され、入射面5から遠ざかる方
向DR1に直交する方向には、コーンの配置が互い違い
にDR1の方向にずれるような千鳥掛け状に配置された
コーン4を有する。底面1は、入射面5から遠ざかるに
従って出射面9側に傾斜した傾斜面3と、傾斜面3の周
囲に形成された平坦面2とから成る。そして、コーン4
は、傾斜面3に形成される。また、バックライト装置、
もしくは携帯電話、電子スチルカメラ、カーナビゲーシ
ョン、ノートパソコンの表示部に導光板10を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種表示装置のバ
ックライトとして用いられる面状光源装置に用いられる
導光板に関し、特に導光板の少なくとも1つの側端面に
光源を配置して成る、いわゆるエッジライト方式の面状
光源装置に好適な導光板に関する。
【0002】
【従来の技術】エッジライト方式の面状光源装置は、図
8の平面図に示すように導光板140の1つの端面14
3側に光源6が配置され、光源6からの光は端面143
から導光板140に入射し、略円錐状に形成されたコー
ン141により進行方向を図8の紙面に垂直な方向であ
って紙面裏側から表側に向かう方向に変えられて導光板
140を出射する。そして、図8の紙面と平行な方向で
あって、導光板140の上側に設けられた表示パネル
(図示省略)に入射し、各種の表示装置のバックライト
として用いられる。
【0003】そして、導光板140に形成されるコーン
141は、端面143から遠ざかる方向DR1には徐々
にサイズが大きくなるように形成されている。これは、
導光板140から出射する光の輝度を均一にするためで
ある。即ち、端面143から遠ざかる方向DR1に同じ
サイズのコーンを形成すると、端面143から入射した
光は光源6から遠い部分まで到達せず、光源6に近い部
分からは輝度の明るい光が出射され、光源6から遠い部
分からは輝度の暗い光が出射されるので、導光板140
の全体から輝度の均一な光が出射されるようにするため
に、端面143から遠ざかる方向DR1にサイズが徐々
に大きくなるコーン141が形成される。
【0004】また、端面143から遠ざかる方向DR1
と直交する方向DR2にはコーン141は等間隔で配置
される。そして、コーン141は、端面143から遠ざ
かる方向DR1、および方向DR1に直交する方向DR
2に、隣接するコーンの中心距離が等しくなるように形
成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の導光板
では、端面143から遠ざかる方向DR1、および方向
DR1に直交する方向DR2に、隣接するコーンの中心
距離が等しくなるように形成されるため、コーン141
が形成されていない領域142が存在する。その結果、
導光板140から出射される光は、端面143から遠ざ
かる方向DR1、および方向DR1に直交する方向DR
2に、明るい領域と、暗い領域とが交互に存在し、全体
として見た場合、暗い領域が線として視認されるという
問題がある。
【0006】また、コーン141は、光源6から遠ざか
るに従って出射面側に傾斜した、いわゆる、くさび形状
が望ましいが、導光板全体の厚さを薄くしたいという要
望からは導光板全体をくさび形状にすると強度を保持で
きないという問題がある。そこで、本願発明は、かかる
問題を解決し、導光板から出射される光に明るい領域と
暗い領域とが交互に存在しない、輝度が均一化された光
を出射できる導光板、およびそれを用いたバックライト
装置もしくは携帯電話もしくは電子スチルカメラもしく
はカーナビゲーションもしくはノートパソコンを提供す
ることを目的とする。また、強度を保持したまま、全体
を薄くした導光板を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1に係る発明は、光を入射する入射面と、入射面に略直
交する光の出射面と、入射面に略直交し、出射面に対向
して設けられた底面とを含む板状体の導光板であって、
底面は、入射面から入射した光を出射面に導き、入射面
から遠ざかるに従って出射面へ近づくように傾斜した傾
斜面と、傾斜面の周りに形成され、出射面までの距離が
一定である平坦面とから成り、傾斜面は、入射面から遠
ざかる第1の方向に直線状に配列され、第1の方向に直
交する第2の方向に千鳥掛け状に配列された、底面から
出射面の方向に尖った略円錐状のコーンを含む導光板で
ある。
【0008】請求項1に記載された導光板においては、
入射面から入射した光は底面と出射面とで反射しながら
導光板内を全体的に進行する。そして、コーンは入射面
から遠ざかるに従って出射面の方向へ傾斜した傾斜面に
形成されているので、入射面に近い領域のみならず入射
面から遠い領域からも多くの光が出射される。また、第
2の方向に千鳥掛け状に配列されたコーンによっても、
より多くの光が出射面に導かれ、出射される。
【0009】従って、請求項1に記載された発明によれ
ば、第1の方向および第2の方向に輝度の暗い領域が存
在せず、均一な輝度を有する光を導光板から出射でき
る。また、コーンが形成された傾斜面以外の平坦面の領
域は均一な厚さを有するので、導光板の強度を保持した
まま、入射面から遠い領域からの光の出射効率が高く、
且つ、全体が薄い導光板を提供できる。
【0010】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載された導光板において、コーンは、第1の方向に直
径が徐々に大きくなる導光板である。請求項2に記載さ
れた導光板においては、入射面から入射した光は、入射
面から遠い領域に到達し易い。従って、請求項2に記載
された発明によれば、入射面から遠い領域においても輝
度の高い光を出射できる。
【0011】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
記載された導光板において、コーンは、第1の方向に直
径が徐々に大きくなり、第2の方向には、点光源を中心
にして中央から外周部に向けて直径が徐々に大きくなる
導光板である。請求項3に記載された導光板において
は、入射面から入射した光を第1の方向から遠い領域の
みならず、第2の方向にも均一に光を到達させる。
【0012】従って、請求項3に記載された発明によれ
ば、より輝度の均一な光を導光板の全体から出射でき
る。また、請求項4に係る発明は、請求項1から請求項
3のいずれか1項に記載の導光板と、導光板の入射面側
に設けられた光源と、導光板の底面側に設けられた反射
シートと、導光板の出射面側に設けられたレンズシート
と、レンズシートの出射面側に設けられた拡散シートと
を含むバックライト装置である。
【0013】請求項4に記載されたバックライト装置に
おいては、光源から発せられた光は、導光板の入射面か
ら導光板に入射し、底面、出射面、および溝で反射しな
がら進行する。そして、コーン、および溝で屈折された
光は反射シートで反射され、再びコーン、および溝で屈
折され、輝度が均一な光として出射面から出射してレン
ズシートに入射する。レンズシートに入射した光は集光
されて拡散シートに入射し、拡散シートで散乱されて輝
度が均一な光として出射する。
【0014】従って、請求項4に記載された発明によれ
ば、輝度むらのない光をバックライト装置から出射でき
る。また、請求項5に係る発明は、請求項1から請求項
3のいずれか1項に記載の導光板と、導光板の入射面側
に設けられた光源と、導光板の底面側に設けられた反射
シートと、導光板の出射面側に設けられた表示パネルと
を含む携帯電話である。
【0015】請求項5に記載された携帯電話において
は、光源から発せられた光は、導光板の入射面から導光
板に入射し、底面、出射面、および溝で反射しながら進
行する。そして、コーン、および溝で屈折された光は反
射シートで反射され、再びコーン、および溝で屈折さ
れ、輝度が均一な光として出射面から出射して表示パネ
ルに入射する。
【0016】従って、請求項5に記載された発明によれ
ば、携帯電話の表示部に輝度むらのない文字等を表示で
きる。また、請求項6に係る発明は、請求項1から請求
項3のいずれか1項に記載の導光板と、導光板の入射面
側に設けられた光源と、導光板の底面側に設けられた反
射シートと、導光板の出射面側に設けられた表示パネル
とを含む電子スチルカメラである。
【0017】請求項6に記載された携帯電話において
は、光源から発せられた光は、導光板の入射面から導光
板に入射し、底面、出射面、および溝で反射しながら進
行する。そして、コーン、および溝で屈折された光は反
射シートで反射され、再びコーン、および溝で屈折さ
れ、輝度が均一な光として出射面から出射して表示パネ
ルに入射する。
【0018】従って、請求項6に記載された発明によれ
ば、電子スチルカメラの表示部に輝度むらのない動画像
等を表示でき、その動画像を見て希望する写真を撮るこ
とができる。また、請求項7に係る発明は、請求項1か
ら請求項3のいずれか1項に記載の導光板と、導光板の
入射面側に設けられた光源と、導光板の底面側に設けら
れた反射シートと、導光板の出射面側に設けられた表示
パネルとを含むカーナビゲーションである。
【0019】請求項7に記載されたカーナビゲーション
においては、光源から発せられた光は、導光板の入射面
から導光板に入射し、底面、出射面、および溝で反射し
ながら進行する。そして、コーン、および溝で屈折され
た光は反射シートで反射され、再びコーン、および溝で
屈折され、輝度が均一な光として出射面から出射して表
示パネルに入射する。
【0020】従って、請求項7に記載された発明によれ
ば、カーナビゲーションの表示部に輝度むらのない地図
等を表示でき、その地図を見て誤りなく目的の場所に到
達することができる。また、請求項8に係る発明は、請
求項1から請求項3のいずれか1項に記載の導光板と、
導光板の入射面側に設けられた光源と、導光板の底面側
に設けられた反射シートと、導光板の出射面側に設けら
れた表示パネルとを含むノートパソコンである。
【0021】請求項8に記載されたノートパソコンにお
いては、光源から発せられた光は、導光板の入射面から
導光板に入射し、底面、出射面、および溝で反射しなが
ら進行する。そして、コーン、および溝で屈折された光
は反射シートで反射され、再びコーン、および溝で屈折
され、輝度が均一な光として出射面から出射して表示パ
ネルに入射する。
【0022】従って、請求項8に記載された発明によれ
ば、ノートパソコンの表示部に輝度むらのない文字、画
像等を表示でき、その鮮明な文字、画像等を見て各種の
作業をすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
つつ説明する。図1を参照して、本願発明に係る導光板
10は、略板状の形状を有し、光の入射面5と、底面1
と、光の出射面9とを備える。そして、底面1は、入射
面5から遠ざかる方向DR1に出射面9側に傾斜した傾
斜面3と、傾斜面3の周囲に形成され、入射面5から遠
ざかる方向DR1に平坦な平坦面2とから成る。傾斜面
3には、底面1から出射面9の方向に尖った略円錐形の
コーン4が形成されている。
【0024】入射面5側には光源6が設けられ、光源6
は、光源6から発せられた光が導光板10の入射面5に
入射するように集光板7で覆われている。また、光源6
は、入射面5に沿って例えば5個から6個配列されてい
る。また、導光板10の底面1側には反射シート8が設
けられている。光源6から発せられ、入射面5から導光
板10に入射した光は、底面1を構成する傾斜面3、出
射面9で反射されて導光板10内を、入射面5から遠ざ
かる方向DR1に進行し、コーン4に入射して屈折され
て導光板10から出射する。そして、導光板10から出
射した光は、反射シート8で反射され、再び、コーン4
で屈折されて出射面9に導かれる。従って、コーン4、
および反射シート8は、入射面5から入射した光を出射
面9の方向へ変える機能を果たす。また、拡散シート8
は光を反射すると共に、その反射の際に光りを拡散する
機能も果たす。
【0025】また、コーン4は、入射面5から遠ざかる
方向DR1に出射面9側に傾斜した傾斜面3に形成され
ているため、入射面5から遠い領域まで到達した光もコ
ーン4によって出射面9に導かれ易くなる。更に、底面
1の傾斜面3の周りには平坦面2が形成されているた
め、導光板10の強度を保持したまま、入射面5から遠
い領域からの光の出射効率が高く、且つ、全体が薄い導
光板を提供できる。
【0026】導光板10の厚さは約1mmであり、傾斜
面3は、入射面5からDR1の方向に最も遠い位置で底
面1から0.5mm高くなっている。図2を参照して、
導光板10に形成されるコーン4は、略円錐状の形状を
有し、円錐の頂角Aは直角である。また、円錐の底面の
直径Rが大きくなれば、それに伴い底面から頂点までの
高さHも大きくなる。このようにして直径Rが異なるコ
ーン4を導光板10に形成する。
【0027】図3の(a)を参照して、導光板10に形
成されるコーン4の平面配置について説明する。コーン
4は、光源6から遠ざかる方向DR1に列41、42、
43、44、45、46、47を成して配列され、1つ
の列47においては、光源6に最も近いコーン471の
直径が200μmであり、コーン472の直径が206
μm、コーン473の直径が212μm、コーン474
の直径が218μm、コーン475の直径が224μ
m、コーン476の直径が230μm、およびコーン4
77の直径が236μmと、入射面5から遠ざかる方向
DR1に6μmづつ、コーンの直径を大きくしてコーン
列49を形成する。コーン列41、42、43、44、
45、46についても6μmづつ、コーンの直径を大き
くして形成する。
【0028】また、コーン4は、入射面5から遠ざかる
方向DR1に直交する方向DR2には、千鳥掛け状に形
成される。例えば、コーン411、コーン421、コー
ン431、コーン441、コーン451、コーン46
1、およびコーン471のように、コーンの配置が互い
違いにDR1の方向にずれるように配置する。このよう
に、コーンの配置を互い違いにDR1の方向にずれる配
置を、本願では「千鳥掛け状」という。かかる千鳥掛け
状にコーンを配置することにより、DR2の方向にコー
ンが存在しない領域がなくなり、導光板10から出射さ
れる光のDR1方向の輝度むらがなくなる。
【0029】図3の(b)を参照して、図3の(a)の
A−B線における断面形状について説明する。コーンの
直径は、コーン441からコーン446へと大きくなる
が、それに伴い底面から頂点までの高さHも高くなる。
また、各コーン441、442、443、444、44
5、446は、傾斜面3に形成されている。更に、各コ
ーンは、隣接するコーンの中心距離が一定値Lとなるよ
うに形成されており、Lの具体例としては、0.2〜
1.0mmである。
【0030】図3の(c)を参照して、図3の(a)の
C−D線における断面形状について説明する。コーン4
は、平坦面2から一定距離だけ出射面9の方向へ窪んだ
面上に形成されており、各コーンの直径、および高さは
同じであり、各コーン間の距離も同じである。なお、コ
ーン411、421、431、441、451、46
1、および471のサイズは100μmであっても良
く、このサイズを基準にしてそれ以外のコーンのサイズ
が上記と同様に大きくなる。
【0031】図4の(a)を参照して、光源6を発した
光は、入射面5から導光板10に入射し、傾斜面3と出
射面9とで反射されながら、DR1の方向に進行し、例
えば、コーン442、445、446に入射する。そし
て、コーン442に入射した光LB1の一部はコーン4
42で屈折され、反射シート8で反射され、傾斜面3で
屈折されて出射面9から導光板10を出射する。また、
コーン445、446に入射した光LB2、LB3は、
コーン445、446で屈折されて出射面9から導光板
10を出射する。導光板10においては、入射面5から
遠い領域に存在するコーン445、446は、入射面5
に近い領域に存在するコーン442に比べ、サイズ(直
径と高さの両方を含む。)が大きく、出射面9に近いの
で、入射面5から遠い領域に到達した光LB2、LB3
ほどコーンに入射する割合が大きくなる。その結果、導
光板10は、入射面5から遠い領域からも輝度の高い光
を出射できる。なお、図4の(b)に示すように、好ま
しくは、拡散シート8は、傾斜面3に密着するように設
置される。
【0032】本願発明に係る導光板は、図3の(a)に
示す平面構造の導光板10に限らず、図5に示す平面構
造を有する導光板20であってもよい。導光板20は、
3つの点光源61、62、63がある場合に、点光源6
1、62、63の各々に最も近いコーン列を中心として
DR2の方向に対象にコーンのサイズが大きくなる平面
構造を有する。即ち、点光源61に最も近いコーン列は
コーン列43であり、コーン列43を中心としてDR2
の方向にコーン列42、コーン列41とコーンのサイズ
が大きくなり、また、DR2の方向にコーン列44、コ
ーン列45とコーンのサイズが大きくなる。コーン列4
3のうち、直径が最小のコーン431の直径は200μ
mであり、コーン列42のうち、直径が最小のコーン4
21の直径は、206μmであり、コーン列41のう
ち、直径が最小のコーン411の直径は、212μmで
あり、コーン列44のうち、直径が最小のコーン441
の直径は、206μmであり、コーン列45のうち、直
径が最小のコーン451の直径は、212μmである。
各コーン列41、42、43、44、45の2番目、3
番面、4番目、・・・の順に直径が大きいコーンについ
ても上記説明したのと同様に徐々に直径を大きくして形
成する。
【0033】また、点光源62に最も近いコーン列はコ
ーン列48であり、コーン列48を中心としてDR2の
方向にコーン列47、コーン列46とコーンのサイズが
大きくなり、また、DR2の方向にコーン列49、コー
ン列51とコーンのサイズが大きくなる。コーン列48
のうち、直径が最小のコーン481の直径は200μm
であり、コーン列47のうち、直径が最小のコーン47
1の直径は、206μmであり、コーン列46のうち、
直径が最小のコーン461の直径は、212μmであ
り、コーン列49のうち、直径が最小のコーン491の
直径は、206μmであり、コーン列51のうち、直径
が最小のコーン511の直径は、212μmである。各
コーン列46、47、48、49、51の2番目、3番
面、4番目、・・・に直径が大きいコーンについても上
記説明したのと同様に徐々に直径を大きくして形成す
る。
【0034】更に、点光源63に最も近いコーン列はコ
ーン列54であり、コーン列54を中心としてDR2の
方向にコーン列53、コーン列52とコーンのサイズが
大きくなり、また、DR2の方向にコーン列56、コー
ン列57とコーンのサイズが大きくなる。コーン列54
のうち、直径が最小のコーン541の直径は200μm
であり、コーン列53のうち、直径が最小のコーン53
1の直径は、206μmであり、コーン列52のうち、
直径が最小のコーン521の直径は、212μmであ
り、コーン列56のうち、直径が最小のコーン561の
直径は、206μmであり、コーン列57のうち、直径
が最小のコーン571の直径は、212μmである。各
コーン列52、53、54、56、57の2番目、3番
面、4番目、・・・に直径が大きいコーンについても上
記説明したのと同様に徐々に直径を大きくして形成す
る。
【0035】そして、上記説明した各コーンは傾斜面3
に形成される。導光板20においては、点光源61に
は、DR2の方向に対称にコーンのサイズが大きくなる
コーン群410が存在し、点光源62には、DR2の方
向に対称にコーンのサイズが大きくなるコーン群460
が存在し、点光源63には、DR2の方向に対称にコー
ンのサイズが大きくなるコーン群520が存在する。
【0036】図5においては、点光源は3つとして説明
したが、これに限られるものではなく、点光源の数は任
意である。その場合、各点光源には、DR2の方向に対
象にコーンのサイズが大きくなるコーン群が存在する。
図5に示すようなコーンの配置にすることにより、DR
2の方向において出射面3から出射される光の輝度むら
を更に低減できる。
【0037】図6を参照して、導光板10、20の入射
面5側には、光源6が配置され、導光板10、20の傾
斜面3側には、反射シート8が設けられている。そし
て、導光板10、20の出射面9側にはレンズシート1
1、拡散シート12、液晶パネル(LCD)13が設け
られている。液晶パネル13は、液晶131を2枚の偏
光板130、130で挟み込んだ断面構造を有し、マト
リックス状に配置された電極(図示省略)に印加する電
圧をON/OFFすることにより所望の領域の光を透過
または遮断できる。これにより文字、画像等を表示する
ことができる。なお、点光源6、導光板10、20、反
射シート8、レンズシート11、および拡散シート21
でバックライト装置を構成する。
【0038】光源6を発した光は、入射面5から導光板
10、20に入射し、上記説明したように導光板10、
20内を進行し、導光板10、20の出射面9から均一
な輝度を有する光を出射する。そして、導光板10、2
0から出射された光は、レンズシート11により拡散シ
ート12の方向へ集光されて拡散シート12に入射す
る。拡散シート12に入射した光は、拡散シート12で
散乱されて液晶パネル13に入射する。これにより、液
晶パネル13の各部分で光の輝度が均一になり、表示む
らのない表示が可能となる。なお、図6の(b)に示す
ように、好ましくは、拡散シート8は、傾斜面3に密着
するように設置される。
【0039】図7を参照して、上記説明した導光板1
0、20は、例えば、携帯電話110の表示部111に
用いられる。導光板10、20を用いることにより携帯
電話110の表示部111に、例えば、「携帯電話」の
文字を輝度むらなく表示できる。文字に限らず、画像等
も輝度むらなく表示できる。また、本願発明において
は、携帯電話だけでなく、電子スチルカメラの表示部に
上記導光板10、20を用いても良い。電子スチルカメ
ラにおいては、動画像を表示部に表示できるようになっ
ており、その動画像のうちの一場面を写真として編集で
きる。従って、動画像を見て、希望する場面があれば、
その場面を編集する。導光板10、20を電子スチルカ
メラの表示部に用いることにより、動画像を輝度むらの
ない状態で見ることができると共に、編集した写真にお
いても輝度むらがないので、きれいな写真を編集でき
る。
【0040】更に、本願発明においては、上記導光板1
0、20をカーナビゲーション、ノートパソコンに用い
ても良い。カーナビゲーションに用いることにより、鮮
明な地図を見ることができ、自動車の運転者がカーナビ
ゲーションの表示部を一目みれば、現在走行している地
点が解り、安全性良く、的確に目的地に到達できる。ま
た、ノートパソコンに用いることにより、鮮明な文字、
画像を見ることができ、目の疲れを防止して能率良く作
業を進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る導光板の斜視図である。
【図2】図1の導光板に形成されたコーンを説明するた
めの図である。
【図3】図1の導光板の平面図、および断面図である。
【図4】図1の導光板における光の進行機構を説明する
図である。
【図5】本願発明に係る他の導光板の平面図である。
【図6】導光板を用いたバックライトの機構を説明する
図である。
【図7】導光板の応用例を説明する図である。
【図8】従来の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
1・・・底面 2・・・平坦面 3・・・傾斜面 4、141、411、421、431、436、44
1、451、461、471、481、491、49
2、493、494、495、496、497、49
8、499、500、511、521、531、54
1、561、571・・・コーン 5・・・入射面 6・・・光源 7・・・集光板 8・・・反射シート 9・・・出射面 10、20・・・導光板 11・・・レンズシート 12・・・拡散シート 41、42、43、44、45、46、47、51、5
2、53、54、56、57・・・コーン列 410、460、520・・・コーン群 13・・・液晶パネル 61、62、63・・・点光源 110・・・携帯電話 111・・・表示部 130・・・液晶 131・・・偏光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 秀敏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 山田 真人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2H038 AA55 BA06 2H091 FA14Z FA23Z FA31Z FB02 FC17 FD06 LA11 LA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を入射する入射面と、 前記入射面に略直交する光の出射面と、 前記入射面に略直交し、前記出射面に対向して設けられ
    た底面とを含む板状体の導光板であって、 前記底面は、前記入射面から入射した光を前記出射面に
    導き、前記入射面から遠ざかるに従って前記出射面へ近
    づくように傾斜した傾斜面と、 前記傾斜面の周りに形成され、前記出射面までの距離が
    一定である平坦面とから成り、 前記傾斜面は、前記入射面から遠ざかる第1の方向に直
    線状に配列され、前記第1の方向に直交する第2の方向
    に千鳥掛け状に配列された、前記底面から前記出射面の
    方向に尖った略円錐状のコーンを含む導光板。
  2. 【請求項2】 前記コーンは、前記第1の方向に直径が
    徐々に大きくなる請求項1記載の導光板。
  3. 【請求項3】 前記コーンは、前記第1の方向に直径が
    徐々に大きくなり、前記第2の方向には、点光源を中心
    にして中央から外周部に向けて直径が徐々に大きくなる
    請求項1記載の導光板。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の導光板と、 前記導光板の前記入射面側に設けられた光源と、 前記導光板の前記底面側に設けられた反射シートと、 前記導光板の前記出射面側に設けられたレンズシート
    と、 前記レンズシートの出射面側に設けられた拡散シートと
    を含むバックライト装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の導光板と、 前記導光板の前記入射面側に設けられた光源と、 前記導光板の前記底面側に設けられた反射シートと、 前記導光板の前記出射面側に設けられた表示パネルとを
    含む携帯電話。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の導光板と、 前記導光板の前記入射面側に設けられた光源と、 前記導光板の前記底面側に設けられた反射シートと、 前記導光板の前記出射面側に設けられた表示パネルとを
    含む電子スチルカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の導光板と、 前記導光板の前記入射面側に設けられた光源と、 前記導光板の前記底面側に設けられた反射シートと、 前記導光板の前記出射面側に設けられた表示パネルとを
    含むカーナビゲーション。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の導光板と、 前記導光板の前記入射面側に設けられた光源と、 前記導光板の前記底面側に設けられた反射シートと、 前記導光板の前記出射面側に設けられた表示パネルとを
    含むノートパソコン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008147043A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Fujifilm Corp 面状照明装置

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