JP2008140501A - 半導体メモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数使用時における制御用配線を少なくすることができる半導体メモリを提供する。
【解決手段】入力バッファ11は外部からチップイネーブル信号を受け、信号CEINを入力バッファ13-m〜13-0へ出力する。これにより、端子A<m>〜A<0>へ供給されるアドレスがバッファ13-m〜13-0を介してメモリアレイへ出力され、メモリアレイからデータが読み出され、出力バッファ17-n〜17-0へ供給される。入力バッファ14は外部から端子ADに入力されるチップ選択アドレスを受けて内部のアドレスと照合し、両者が一致していた時チップ選択信号CEIN2を出力する。入力バッファ15はチップ選択信号CEIN2を受け、かつ、外部から出力指示を受けた時、出力指示信号OEINを出力する。出力バッファ17-n〜17-0は出力指示信号OEINを受けて能動状態となり、メモリアレイから読み出されたデータをデータ端子D<n>〜D<0>へ出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フラッシュメモリ等の半導体メモリに係わり、複数個、特に2個のメモリを使用して容量が2倍のメモリを作る際に用いて好適な半導体メモリに関する。
ここ数年来、デジタルカメラ、携帯オーディオあるいは携帯電話のように、携帯用途の電子機器に不揮発性のフラッシュメモリが使われることが多くなってきた。また、機能の高度化に伴い、メモリ容量(記憶できる大きさ)増大の要求が高まってきており、2個のメモリチップを用いて容量を倍にすることも少なくない。
そうすることにより、例えば、NOR型フラッシュメモリの場合、メモリ容量が16MB(メガバイト)程度の容量のNOR型フラッシュメモリに対して、倍の32MBが必要となった時に新たな開発を省略することが可能となる。またメモリ容量が256MBの大容量のNOR型フラッシュメモリについても、システム変更をすることなく、メモリ容量が倍の512MBのNOR型フラッシュメモリを用意することができる。
このように、2個のフラッシュメモリチップを用いて大容量化を実現する場合、2個のチップに対してチップイネーブル信号を1つで制御しようとすると、アクセスの遅延やコマンドタイミングのずれが懸念されるため、複数個のチップの各チップイネーブル端子(パッド)を個別に制御するのが一般的である。
図5に、フラッシュメモリチップを2個使用したメモリカードシステムを示す。また、図6にはさらに複数個のチップを使用したメモリカードシステムを示す。図5において、51−1、51−2は、メモリチップ、52はこれらのメモリチップを制御するメモリコントローラである。各メモリチップ51−1、51−2には各々チップイネーブル端子CE1、CE2が設けられ、各チップイネーブル端子CE1、CE2が各々個別の配線を介してメモリコントローラ52に接続されている。図7は、メモリチップ51−1、51−2の要部である入力アドレス制御部の構成を示すブロック図であり、この図において、CEBはチップイネーブル端子、A<m>、A<m−1>、・・・はメモリアドレスが供給されるアドレス端子、54、55、55は入力バッファである。ここで、入力バッファ55は入力バッファ54からチップイネーブル信号CEINaを受けた時、能動状態となってメモリアドレス端子A<m>、A<m−1>・・・のアドレスを内部に入力する。
しかし、上述したように2個のチップの各チップイネーブル端子を個別に制御すると、当然ながらユーザもチップを2個使うことを想定した上でコントローラを制御することが必要になる。したがってこのような面倒を省くために、2個のチップイネーブル端子を単一のチップイネーブル信号とチップ選択用のアドレス信号とで制御するのが理想的である。図8は単一のチップイネーブル信号によって2個のメモリチップを制御する場合のメモリカードシステムを示すブロック図である。また、図9には3個以上のメモリチップを制御する場合の例を示す。図8において、57−1、57−2は図5に示すメモリチップと同様に構成されたメモリチップである。ただし、このメモリチップ57−1、57−2には、チップ選択アドレス端子ADが設けられており、この点が図5のものと異なっている。58はメモリコントローラであり、単一のチップイネーブル信号及びチップ選択アドレスを各メモリチップ57−1、57−2へ出力する。
図10はメモリチップ57−1、57−2の要部の構成を示すブロック図であり、この図において、CEBはチップイネーブル端子、ADは上述したチップ選択アドレスが供給される端子、A<m>、A<m−1>、・・・はメモリアドレスが供給されるアドレス端子、54、55、55及び56は入力バッファである。ここで、入力バッファ56はチップ選択アドレスが、内部に設定されている自チップのアドレスに一致した時チップイネーブル信号CEINb2を各入力バッファ55、55へ出力する。
ところで、上述したように2個のメモリチップに対してチップイネーブルを単一の信号で制御しようとすると、以下に説明するように、アクセスの遅延やコマンドタイミングのずれの問題が生じる。
すなわち、アクセスの遅延に関しては、チップイネーブル信号を各チップ毎に用意した場合(図5あるいは図6)は、選択チップのチップイネーブル信号が有効になった後に、チップ内部のイネーブル信号CEINaが成立してアクセスを開始する(図7)。それに対して、チップイネーブルを1つで制御する場合(図8あるいは図9)、チップの選択はアドレス信号CEINb2(図10)で行うことになるが、選択チップヘのアクセス開始は、入力バッファ54(図10)から出力されるチップイネーブル信号CEINbが有効になり、チップの選択を決めるアドレスが確定した後に、チップ内部のイネーブル信号CEINb2が成立して、アクセスを開始する。したがって、複数個のチップ毎にチップイネーブル信号を出力する場合と比較して、図11に示すように、チップの選択を決めるアドレスが確定する時間分Δtだけ、アクセス時間が余分にかかることになる。
また、コマンドタイミングのずれに関しても(図12参照)、同様に、チップ内部のチップイネーブル信号CEINb2の遅延により、ライトイネーブル信号WEBの入力タイミングをケアする必要がある。それに加え、非選択側のチップヘのコマンド入力成立の危険性がある。これはコマンド入力時、仕様で規定されているアドレスのセットアップタイム、ホールドタイムを満たしていれば、アドレスの変化に対する制約は特にないが、チップイネーブル信号を1つで制御する場合は選択チップをチップ選択アドレスで決めるため、不用意にアドレスを変化させるとチップの選択が変わってしまい、非選択チップに対してもコマンドが成立してしまう恐れがある(図13参照)。以上の理由により、従来は、チップイネーブル信号を各メモリチップ毎に個別に出力していた。
特開2004−110849号公報
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、2個接続した場合にも1つのチップイネーブル信号で、すなわちユーザにおいて、チップが1個しか存在していない場合と同様に制御することができ、しかも、上述したアクセス遅延やコマンドタイミングのずれの問題が生じない半導体メモリを提供することにある。
また、複数チップを制御する場合に、制御信号の本数を減らし、アクセス遅延の問題が生じない半導体メモリを提供することにある。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、外部回路から供給される読み出しアドレスを受けてメモリアレイからデータを読み出し、データ端子へ出力する半導体メモリにおいて、外部回路からチップ選択アドレスを受けて内部に設定されているアドレスと該チップ選択アドレスとを照合し、両者が一致していた時チップ選択信号を出力するデータ照合手段と、前記チップ選択信号を受け、かつ、外部回路から出力指示を受けた時出力指示信号を出力する第1のバッファと、前記第1のバッファからの出力指示信号を受けて能動状態となり、前記メモリアレイから読み出されたデータをデータ端子へ出力する出力バッファとを具備することを特徴とする半導体メモリである。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、さらに、外部回路から供給される複数/単体使用選択信号に応じて、複数チップ使用モードにするか単体チップ使用モードにするかを設定する複数/単体使用選択信号設定手段と、前記内部に設定されているアドレスを変更する内部アドレス設定手段とをさらに具備し、該複数/単体使用選択信号と前記内部に設定されているアドレスとを、チップ毎に設定する手段とをさらに具備することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の半導体メモリの前記データ照合手段が、該チップ選択アドレスと該内部に設定されているアドレスと排他的論理和をとり一致不一致を判定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の半導体メモリの前記チップ毎に設定する手段が、不揮発性メモリに設定データを書き込み、あるいは消去することで、電気的に変更することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、外部回路から供給されるコマンドに基づいて内部のメモリアレイのデータ書き込み/読み出しを行う半導体メモリにおいて、前記外部回路から供給されるコマンドを受けて制御信号を出力するコマンド制御手段と、外部回路からチップ選択アドレスを受けて内部に設定されているアドレスと該チップ選択アドレスとを照合し、両者が一致していた時チップ選択信号を出力するデータ照合手段と、前記データ照合手段が前記チップ選択信号を出力しない時、前記制御信号を前記コマンド制御手段へ、前記コマンド制御信号をリセットするリセット信号としてフィードバックするゲート手段とを具備することを特徴とする半導体メモリである。
この発明によれば、2個使用の場合にも、アクセスタイミングやコマンドタイミングのずれの問題を生じさせることなく1つのチップイネーブル信号で制御することができる。これにより、ユーザはチップが1個しか存在していない時と同じ条件で制御することができる利点がある。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施の形態による半導体メモリ(フラッシュメモリ)の要部の構成を示すブロック図、図2は、同半導体メモリの書き込み及び消去の動作を示すブロック図である。図2において、1は外部回路からのコマンド、データ及びアドレスが入力されるインターフェイス回路、2はインターフェイス回路1に入力されたコマンドを解読するコマンドユーザインターフェイス(以下、CUIという)である。3は制御回路であり、メモリアレイ4の書き込み、読み出し、消去を制御する。5は電源回路であり、各部へ直流電源を供給する。また、メモリアレイ4の書き込み時には(+)の高電圧を、読み出し時には(+)の中電圧を、消去時には(−)の負電圧を生成してメモリアレイ4へ出力する。
6はデコーダであり、制御回路3から出力される制御信号及び、インターフェイス回路1からのアドレスを受けて書き込み/読み出しモードを指定する信号をメモリアレイ4へ出力する。また、書き込み時にはアドレス及びデータを、読み出し時にはアドレスをメモリアレイ4へ出力し、指定されたメモリセルを選択する。また、メモリアレイ4から読み出されたデータをセンスアンプ8を介して制御回路3へ出力する。メモリアレイ4は同図に示すように、記憶ブロックBLK0〜BLK15と冗長ブロックBRD0、BRD1を有している。ここで、記憶ブロックBLK0〜BLK15は本来の記憶エリアであり、冗長ブロックBRD0、BRD1は記憶ブロックBLK0〜BLK15のいずれかが不良となった時に代わりに使用される記憶エリアである。BRD情報格納メモリ9は冗長ブロックの使用状態に関するデータ及びその他の制御用データが記憶されるメモリである。
次に、図1において、CEBは外部のメモリコントローラからチップイネーブル信号が加えられる端子(パッド)、WEBはライトイネーブル信号が加えられる端子、A<m>〜A<0>は書き込み/読み出しアドレスが加えられる端子、ADはチップ選択アドレスが加えられる端子、OEBはアウトプットイネーブル信号が加えられる端子、D<n>〜D<0>は書き込みデータが加えられ、また、メモリアレイ4から読み出されたデータが出力されるデータ端子である。
また、入力バッファ11は端子CEBに加えられるチップイネーブル信号をチップイネーブル信号CEINとして出力する。入力バッファ12はチップイネーブル信号CEINを受けて能動状態となり、端子WEBに加えられるライトイネーブル信号をライトイネーブル信号WEINとして出力する。チップイネーブル信号CEINが入力されない時は遮断状態となる。入力バッファ13−m〜13−0はチップイネーブル信号CEINを受けて能動状態となり、端子A<m>〜A<0>に得られるアドレスをメモリアレイ4へ出力する。入力バッファ14はチップイネーブル信号CEINを受けて能動状態となり、端子ADへ加えられるチップ選択アドレスが、内部に設定されている自チップのアドレスに一致した時チップイネーブル信号CEIN2を出力する。また、チップの使用数が複数、単体いずれであるかを指定する複数/単体仕様選択信号ROMENはチップ内部で生成される信号で、ここでは、複数チップ使用の場合は複数/単体仕様選択信号ROMEN=H、単体チップの場合は複数/単体仕様選択信号ROMEN=Lとして説明する。なお、この複数/単体仕様選択信号ROMEN信号の設定に関しては、図14で後述するように、専用のフラッシュメモリセルに設定情報を書き込んでおくフラッシュROMを用いることにより、ユーザによって自由に設定を変更することが可能となる。
入力バッファ15は、チップイネーブル信号CEIN2を受けて能動状態となり、端子OEBに得られるアウトプットイネーブル信号をアウトプットイネーブル信号OEINとして出力する。入力バッファ16−n〜16−0は、チップイネーブル信号CEINを受けて能動状態となり、端子D<n>〜D<0>に得られるデータをメモリアレイ4へ出力する。出力バッファ17−n〜17−0は入力バッファ15から出力されるアウトプットイネーブル信号OEINを受けて能動状態となり、メモリアレイ4から読み出され、センスアンプ8を介して出力された読み出しデータを端子D<n>〜D<0>へ出力する。
なお、上述した各端子及び入出力バッファは図2のインターフェイス回路1に設けられている。
コマンドデコーダ21(図1)は、CUI・2から出力される書き込みコマンドをデコードし、書き込み信号WSを出力する。ラッチ22は入力バッファ12からライトイネーブル信号WEINが出力された時チップイネーブル信号CEIN2を読み込み、アンドゲート23へ出力する。アンドゲート23は、ラッチ22の出力が”0”の時、信号WSをリセット信号RSTとして、CUI・2へ出力する。これにより、コマンド最終サイクルにおいてCUI・2がリセットされ、書き込み信号WSがメモリアレイ4へ出力されるのを禁止する。一方、ラッチ22の出力が”1”の時はアンドゲート23がリセット信号RSTを出力することはなく、書き込み信号WSがメモリアレイ4へ出力される。
次に、上述した半導体メモリの動作を説明する。なお、図8に示すように、2個の上述した半導体メモリがメモリコントローラに接続され、容量が2倍のメモリ回路が形成されているとする。
(1)データ読み出し
データ読み出しの場合、メモリコントローラからチップイネーブル信号が端子CEBへ、チップ選択アドレスが端子ADへ、読み出しアドレスが端子A<m>〜A<0>へ、アウトプットイネーブル信号が端子OEBへ加えられる。チップイネーブル信号が端子CEBへ加えられると、入力バッファ11からチップイネーブル信号CEINが出力され、入力バッファ13−m〜13−0へ供給される。これにより、入力バッファ13−m〜13−0が能動状態となり、端子A<m>〜A<0>へ加えられた読み出しアドレスが、メモリアレイ4へ加えられる。すなわち、選択、非選択チップにかかわらず、両チップにおいて読み出し動作が行われる。以上により、メモリアレイ4からデータが読み出され、出力バッファ17−n〜17−0の入力端まで供給される。
他方、チップ選択アドレスが端子ADへ供給されると、入力バッファ14が内部に設定されている自チップのアドレスと端子ADへ加えられたアドレスとを照合する。そして両者が一致していない場合はチップイネーブル信号CEIN2を出力しない。この場合、入力バッファ15が能動状態とならず、したがって、出力バッファ17−n〜17−1が能動状態とならず、データ端子D<n>〜D<0>からデータが出力されることはない。
一方、入力バッファ14が内部に設定されている自チップのアドレスと端子ADへ加えられたアドレスとを照合し、そして、両者が一致していた場合はチップイネーブル信号CEIN2を出力する。チップイネーブル信号CEIN2が出力されると、入力バッファ15が能動状態となってアウトプットイネーブル信号OEINを出力する。これにより、出力バッファ17−n〜17−1が能動状態となり、メモリアレイ4から読み出されたデータがデータ端子D<n>〜D<0>から出力される。つまり、両チップで読み出されたデータを最終的に外部に出力する、しないをADで決定することになる。
(2)データ書き込み
データ書き込みの場合、チップイネーブル信号が端子CEBへ、チップ選択アドレスが端子ADへ、書き込みアドレスが端子A<m>〜A<0>へ、書き込みデータがデータ端子D<n>〜D<0>へ、ライトイネーブル信号が端子WEBへ加えられる。
チップ選択アドレスが端子ADへ加えられると、入力バッファ14が内部に設定されている自チップのアドレスと端子ADへ加えられたアドレスとを照合する。そして両者が一致していない場合はチップイネーブル信号CEIN2を出力しない(”0”信号を出力する)が、一致していた場合はチップイネーブル信号CEIN2(”1”信号)を出力する。
また、チップイネーブル信号が端子CEBへ加えられると、入力バッファ11からチップイネーブル信号CEINが出力され、入力バッファ12、入力バッファ13−m〜13−0、入力バッファ16−n〜16−0へ供給される。入力バッファ13−m〜13−0へチップイネーブル信号CEINが供給されると、同入力バッファ13−m〜13−0が能動状態となり、端子A<m>〜A<0>へ加えられた読み出しアドレスが、メモリアレイ4へ加えられる。また、入力バッファ16−n〜16−0が能動状態となり、端子D<n>〜D<0>へ加えられた書き込みデータが同バッファ16−n〜16−0を介してメモリアレイ4へ加えられる。
また、入力バッファ12へチップイネーブル信号CEINが供給されると、同入力バッファ12が能動状態となり、端子WEBへ供給されているライトイネーブル信号がライトイネーブル信号WEINとしてCUI・2及びラッチ22へ供給される。CUI・2へライトイネーブル信号WEINが供給されると、CUI・2が書き込みコマンドをコマンドデコーダ21へ出力し、コマンドデコーダ21から書き込み信号WSがアンドゲート23へ出力される。また、ラッチ22へライトイネーブル信号WEINが供給されると、この時入力バッファ14から出力されているチップイネーブル信号CEINがラッチ22に読み込まれ、アンドゲート23へ供給される。
いま、端子ADへ供給されているチップ選択アドレスが入力バッファ14内に設定されているアドレスと一致していない場合は、チップイネーブル信号CEINとして”0”信号が出力され、ラッチ22に読み込まれる。これにより、アンドゲート23が開状態となり、コマンドデコーダ21から出力された信号WSがアンドゲート23を介してリセット信号RSTとしてCUI・2へ戻される。これにより、コマンド最終サイクルにおいてCUI・2がリセットされ、書き込み信号WSがメモリアレイ4へ出力されるのを禁止する。一方、端子ADへ供給されているチップ選択アドレスが入力バッファ14内に設定されているアドレスと一致していた場合は、チップイネーブル信号CEINとして”1”信号が出力され、ラッチ22に読み込まれる。これにより、ラッチ22が閉状態となり、アンドゲート23からリセット信号RSTが出力されることはなく、書き込み信号WSがメモリアレイ4へ出力される。
書き込み信号WSがメモリアレイ4へ出力されると、入力バッファ16−n〜16−0からメモリアレイ4へ出力されるデータが、入力バッファ13−m〜13−0から出力されるアドレスによって指定されるメモリアレイ4の記憶位置に書き込まれる。
ここで、入力バッファ14のチップ選択信号を出力するデータ照合手段(比較回路)について詳細を説明する。図3は2個のチップでシステムを構成する例を示す。ROMCSは、チップ選択信号であり、チップ内で設定される。設定には、例えば図14で後述するフラッシュROMを用いる。複数/単体仕様選択信号ROMENは、複数チップを使用するか単体チップかを設定する信号であり、ここでは、2チップを用いるので複数/単体仕様選択信号ROMEN=Hにすることで、チップの使用数を複数として設定される。61−1はチップ選択を設定するチップ選択信号ROMCSと外部アドレスADを受けて排他的論理和をとり、チップが選択されているかどうかを判定する比較回路であり、62−1は、61−1の出力と複数チップモードを示す複数/単体仕様選択信号ROMENとの論理積をとる一致回路であり、出力として内部チップ選択信号CEIN2−1を出力する。比較回路61−1及び一致回路62−1の基本構成でチップ選択信号CEIN2−1を生成する入力buffer63−1を構成する。64−1は1個目のメモリチップ、64−2は2個目のメモリチップを示す。チップ選択信号ROMCSあるいは複数/単体仕様選択信号ROMENを設定する図14のようなフラッシュROMはこのチップに内蔵されている。チップは他方のメモリチップであり、回路構成はチップと同様である。2チップ構成のケースでは、チップはチップ選択信号ROMCS=L、チップはチップ選択信号ROMCS=Hに設定される。
図4には、4チップを使用した例を示す。4チップを選択するためには、チップ選択信号ROMCSが2本必要であり、チップを選択するためにはチップ選択信号ROMCS1=L、チップ選択信号ROMCS2=L、チップを選択するためにはチップ選択信号ROMCS1=L、チップ選択信号ROMCS2=H、・・・のように設定する。また、選択アドレスもAD1、AD2の2本が必要である。71−1、72−1の排他的論理和の回路と73−1の論理積回路によりチップ選択を判定する。また、74−1は、ROMの状態を判定する論理積回路である。図3と同じく、71−1、72−1、73−1、74−1により、チップを選択する内部選択信号CEIN2−1を生成する。チップ76−2〜チップ76−4についても同様の構成である。
また、図14を用いて複数/単体仕様選択信号ROMEN信号あるいはチップ選択信号ROMCS1、チップ選択信号ROMCS2を設定するフラッシュROMの動作を説明する。フラッシュメモリセル81は設定情報を記憶するセルでフラッシュメモリのセルと同等のものを用いていることとする。ゲートには選択信号WLが接続され、読み出し時に5V(ボルト)、書き込み時には10Vが印加される。トランジスタ82は、閾値がほぼゼロボルトのN型トランジスタであり、ゲートにはバイアス電圧BIASが入力される。これは、信頼性上の問題で読み出し時にメモリセルのドレインに高い電圧が印加されないように設定するためのもので、BIAS電圧は1V程度に設定されている。トランジスタ83は、メモリセル81の負荷となるP型トランジスタ、トランジスタ84は、メモリセルから設定データを読み出す時にオンし、非選択状態ではオフするセレクトトランジスタ、85は、メモリセルからデータを読み出しその値をラッチしておくラッチ回路、86は、このメモリセルに設定情報を書き込む書き込み回路である。この書き込み回路86の電源としては、チップ内部で生成した書き込み用の高電圧が供給される。
次に、このフラッシュROMの動作を説明する。初期状態では、メモリセル81は消去状態となっており、閾値はほぼ3Vと低い値となっている。このとき、設定データ読み出しモードとなると、メモリセルのゲート信号WLに選択電圧5Vが印加され、閾値が3Vであるので、メモリセル81はオン状態となり、センスアンドラッチ回路85には“L”レベルが入力され、“L”がラッチされるのと同時に出力ROMが“L”になる。ここで、設定データを変える場合には、メモリセル81に情報を書き込む動作を行う。書き込み時は、メモリセル81のゲートWLに10Vの高電圧を印加、ドレインに書き込み回路86を介して5V程度を印加する。この状態では、メモリセル81には過大電流が流れ、ホットエレクトロン効果によりメモリセルのフローティングゲートに電子が注入され、閾値が6Vと高くなる。これで書き込み動作が終了する。次に、この書き込まれたデータを読み出すには、読み出しモードで、WLに5Vが印加されると、メモリセルの閾値が6Vなので、メモリセル81はオフ状態となり、ラッチ回路85には“H”データがラッチされ、出力ROMが“H”となる。このようにして、チップ内部にて複数/単体仕様選択信号ROMENの設定を決める。なお、図14には消去回路は図示していないが、幾度も設定データを変更したい場合には、フラッシュメモリと同様に、消去回路を追加することにより設定データの変更が可能となる。
また、チップ選択信号ROMCS1、チップ選択信号ROMCS2等も図14と同様の回路で構成される。
以上が図1及び図2に示す実施形態の詳細である。この実施形態は、従来から問題となっていたアクセス遅延の対策として、チップの選択を決めるアドレスが確定する時間分だけアクセスが余分にかかるため、チップの選択によらず2チップを1つのチップイネーブルでアクセスさせる。これにより、両チップに対してアクセス動作が行われるが、データ読み出しの場合は出力する/しないの選択のみをチップの選択を決めるチップ選択アドレスによって確定させ、これによってアクセス遅延を防止している。この対策により、図13において説明したコマンドタイミングのずれもなくなる。また、非選択側のチップへのコマンド入力成立の危険性については、同様に非選択側のチップにも意図的にコマンドを成立させ、書き込み動作において説明したように、コマンド最終サイクル時に非選択チップに対してコマンドリセットをかけ、選択チップにのみコマンドを成立させるようにしている。
この発明は、2個のチップに限定されず、複数個のチップを用いて使用することも可能であるが、選択、非選択にかかわらず全てのチップで読み出し動作が行われる。したがって、チップの個数に比例して読み出し電流も増加していくため、この点が課題となる。
ただし、チップの個数増加に対し、各々でチップイネーブル信号が不要となるため、プリント基板上の配線を軽減させるという利点がある。
この発明は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリに使用される。
この発明の一実施形態による半導体メモリの要部の構成を示すブロック図である。 同半導体メモリの構成を示すブロック図である。 図1に示すブロック図の中で、2チップ使用時における、CEIN2を出力とする入力bufferの詳細構成図である。 図1に示すブロック図の中で、3チップ若しくは4チップ使用時における、CEIN2を出力とする入力bufferの詳細構成図である。 従来の半導体メモリを2個使用したメモリシステムの構成例を示すブロック図である。 従来の半導体メモリを複数使用したメモリシステムの構成例を示すブロック図である。 図5に示す半導体メモリのコマンド入力部の一部構成を示すブロック図である。 半導体メモリを2個使用したメモリシステムの他の構成例を示すブロック図である。 半導体メモリを複数使用したメモリシステムの他の構成例を示すブロック図である。 図8に示す半導体メモリのコマンド入力部の一部構成を示すブロック図である。 図8及び図10に示す半導体メモリの問題点を説明するためのタイミングチャートである。 図8及び図10に示す半導体メモリの問題点を説明するためのタイミングチャートである。 図8及び図10に示す半導体メモリの問題点を説明するためのタイミングチャートである。 図1に示すブロック図の中で、信号ROMENあるいは図3ないし図4に示すチップ選択設定信号ROMCSを設定するフラッシュROMの回路構成を示す。
符号の説明
1…インターフェイス回路
2…CUI
3…制御回路
4…メモリアレイ
6…デコーダ
8…センスアンプ
9…BRD情報格納メモリ
11、12、13−m〜13−0、14、15、16−n〜16−0…入力バッファ
17−n〜17−0…出力バッファ
21…コマンドデコーダ
22…ラッチ
23…アンドゲート
CEB、WEB、A<m>〜A<0>、AD、OEB、D<n>〜D<0>…端子

Claims (5)

  1. 外部回路から供給される読み出しアドレスを受けてメモリアレイからデータを読み出し、データ端子へ出力する半導体メモリにおいて、
    外部回路からチップ選択アドレスを受けて内部に設定されているアドレスと該チップ選択アドレスとを照合し、両者が一致していた時チップ選択信号を出力するデータ照合手段と、
    前記チップ選択信号を受け、かつ、外部回路から出力指示を受けた時出力指示信号を出力する第1のバッファと、
    前記第1のバッファからの出力指示信号を受けて能動状態となり、前記メモリアレイから読み出されたデータをデータ端子へ出力する出力バッファと、
    を具備することを特徴とする半導体メモリ。
  2. 外部回路から供給される複数/単体使用選択信号に応じて、複数チップ使用モードにするか単体チップ使用モードにするかを設定する複数/単体使用選択信号設定手段と、
    前記内部に設定されているアドレスを変更する内部アドレス設定手段とをさらに具備し、
    該複数/単体使用選択信号と前記内部に設定されているアドレスとを、チップ毎に設定する手段とを
    さらに具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ。
  3. 前記データ照合手段は、該チップ選択アドレスと該内部に設定されているアドレスと排他的論理和をとり一致不一致を判定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体メモリ。
  4. 前記チップ毎に設定する手段は、不揮発性メモリに設定データを書き込み、あるいは消去することで、電気的に変更する
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体メモリ。
  5. 外部回路から供給されるコマンドに基づいて内部のメモリアレイのデータ書き込み/読み出しを行う半導体メモリにおいて、
    前記外部回路から供給されるコマンドを受けてコマンド制御信号を出力するコマンド制御手段と、
    外部回路からチップ選択アドレスを受けて内部に設定されているアドレスと該チップ選択アドレスとを照合し、両者が一致していた時チップ選択信号を出力するデータ照合手段と、
    前記データ照合手段が前記チップ選択信号を出力しない時、前記制御信号を前記コマンド制御手段へ、前記コマンド制御信号をリセットするリセット信号としてフィードバックするゲート手段と、
    を具備することを特徴とする半導体メモリ。
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