JP2008140329A - 診療情報ファイリング装置及び原稿の管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子化された診療情報を用いて読み取り済みの原稿を容易に管理する。
【解決手段】スキャナ11などを介して取り込まれたカルテ用紙16や放射線フイルム17などの原稿15のスキャン画像をストレージユニット22のデータ格納エリア22bに診療データMDとして格納する。ファイリング装置12において、原稿15を廃棄する期限や原稿15の保存場所を変更する期限等の原稿管理条件を設定すると、ログイン時に診療データMDから得られる診療日時を参照して、診療日時からの経過期間が原稿管理条件に当て嵌まるか否かの判定を行う。この判定で経過期間が原稿管理条件に該当しない診療データMDがある場合には警告表示が行われるので、診療データMDの元になる原稿15の廃棄や保存場所の変更を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、カルテを含む原稿に記録された患者の診療情報を電子化して取り込み、その診療情報を患者毎に保存する診療情報ファイリング装置及び原稿の管理方法に関するものである。
近年、病院や診療所などの医療施設においては、患者の診療情報を電子化して保管する取り組みが進行しつつある。診療情報には、診療経過などを記した診療録や、検査画像を含む検査記録が含まれる。電子化した診療情報は、例えば、電子カルテシステムで管理される。
電子カルテシステムは、診療録の入力を行うコンソール、CR(Computed Radiography)装置やCT(Computed Tomography)装置などの検査装置から検査画像データを取り込むデータ取り込み部、取り込んだ診療情報を蓄積するデータ蓄積部からなる。診療情報は、患者名や患者IDで検索が可能なようにデータベース化されてデータ蓄積部に蓄積される。そのため、診療情報を電子化することで、診療録を記録するカルテ用紙や検査画像を記録する放射線フイルムなど診療情報を記録した診療情報記録原稿(以下、単に原稿という)を保管する保管スペースが不要となる他、情報検索の迅速化、容易化などの種々のメリットが得られる。
医療施設の多くは、電子カルテシステムを導入する以前に既に前記原稿の蓄積がある。そのため、電子カルテシステムには、前記原稿に記録された診療情報を、例えば、スキャナを用いて光電的に読み取り、読み取った診療情報をスキャンデータとして取り込む診療情報ファイリング機能を備えているものも多い。原稿は、1人の患者につき複数枚存在することが通常であるので、各原稿から読み取った複数のスキャンデータを患者毎にまとめて管理する必要がある。そこで、特許文献1に記載の診断レポート管理システムでは、読み取り元の原稿に予め患者IDを付加しておき、取り込んだ複数のスキャンデータを患者ID毎にとりまとめられるようにしている。
特開平3−141923号公報
ところで、出願人の調査によれば、電子カルテシステムの導入を検討している医療施設では、読み取り済みの原稿の管理方法について悩みを抱えているところが多いという調査結果が得られた。読み取り済みの原稿は、診療情報が電子データとして残るので、正常に読み取りが行われていれば、読み取り完了後直ちに廃棄対象とすることも可能である。しかし、読み取りミスによるデータ不良などの懸念や、カルテ用紙や放射線フイルムの扱いに慣れた医師の要望などもあり、読み取り完了後も、原稿の保管を希望する医療施設が少なくない。また、こうした医療施設は、すべての原稿を保管しておくとなると、保管スペースの縮小がいっこうに進まずせっかく電子カルテシステムを導入するメリットが得られないことも承知している。
そこで、原稿毎に廃棄時期をマーキングして廃棄時期が到来したものから廃棄していくことで、原稿の保管スペースを漸次縮小していく方法が考えられるが、こうした原稿管理作業は非常に手間がかかり作業負担が大きいという問題がある。特に、検索がしやすいように原稿を患者名順に保管しているような場合には、その中からマーキングを確認しながら廃棄時期が到来した原稿を探し出す手間は尋常ではない。
本発明は、こうした背景に鑑みてなされたものであり、電子化された診療情報を用いて読み取り済みの原稿を容易に管理することができる診療情報ファイリング装置を提供することを目的とする。
本発明の診療情報ファイリング装置は、カルテを含む原稿に記録された患者の診療情報を電子化して取り込み、前記診療情報を患者毎に保存する診療情報ファイリング装置において、前記診療情報を格納するデータ格納部と、取り込み元の前記原稿を廃棄する廃棄時期を含む原稿管理条件の入力を受け付けて、受け付けた原稿管理条件を設定する原稿管理条件設定部と、前記原稿管理条件に基づいて、前記原稿毎に廃棄時期の到来を調べて廃棄時期が到来した前記原稿を廃棄対象と判定する原稿管理部と、を備えたことを特徴とする。
また、前記データ格納部には、前記診療情報と前記判定結果とが対応付けて格納されることを特徴とする。
また、前記原稿管理部は、前記廃棄対象であるか否かの判定結果を通知することを特徴とする。
また、前記原稿管理情報報知部は、前記診療情報が患者毎に並べて一覧表示される表示画面内に前記判定結果を表示することを特徴とする。
また、前記原稿管理情報報知部は、所定のタイミングで前記判定結果を通知することを特徴とする。
また、前記原稿管理部は、前記診療情報に含まれる診察日を前記廃棄時期の起算日とすることを特徴とする。
また、前記診察日が複数ある場合には、最新の診察日を前記起算日とすることを特徴とする。
また、前記診療情報の電子化は、前記原稿を光電的に読み取るスキャナで行われることを特徴とする。
また、前記スキャナを通じて取り込まれた前記診療情報に対して文字認識処理を実行する文字認識処理部を有することを特徴とする。
また、前記原稿には検査画像が記録されたフイルムが含まれており、このフイルムから読み取られた検査画像データも前記診療情報として前記データ格納部に格納されることを特徴とする。
また、前記廃棄時期が到来した前記原稿を廃棄したことを表す廃棄済み情報の入力を受け付けて、受け付けた廃棄済み情報を、前記診療情報と対応付けて前記データ格納部に格納する廃棄済み情報受付部を備えたことを特徴とする。
また、前記原稿管理条件設定部には、前記廃棄時期が未到来の前記原稿の保管場所を保管経過期間に応じて変更する場合に、異なる保管経過期間に応じた複数の保管場所を示す保管場所情報が前記原稿管理条件として設定可能であり、前記原稿管理部は、前記原稿毎に前記保管経過期間を調べてそれに応じた保管場所を判定し、その判定結果を通知することを特徴とする。
また、前記データ格納部に格納された前記診療情報の消去時期をデータ管理条件として設定するデータ管理条件設定部と、前記データ管理条件に基づいて、前記診療情報毎に消去時期の到来を調べて消去時期が到来した前記診療情報を消去対象とするか否かを判定し、その判定結果を通知するデータ管理部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の原稿の管理方法によれば、カルテを含む原稿に記録された患者の診療情報を電子化して取り込み、前記電子化された診療情報を患者毎に保存する場合の前記原稿の管理方法において、前記電子化された診療情報をデータ格納部に格納するステップと、取り込み元となる前記原稿を廃棄する廃棄時期を含む原稿管理条件の入力を受け付けて、受け付けた原稿管理条件を設定するステップと、前記原稿管理条件に基づいて、前記原稿毎に廃棄時期の到来を調べて廃棄時期が到来した前記原稿を廃棄対象と判定するステップとを備えたことを特徴とする。
本発明の診療情報ファイリング装置によれば、予め原稿管理条件を設定しておくことで、その原稿管理条件に該当する診療情報があれば、廃棄対象として通知される。これにより、原稿の管理を容易に行うことができ、医師などのオペレータが診療情報や原稿などを確認する手間を省くことができる。
また、保管経過期間に応じて原稿の保管場所を変更する必要がある場合には、原稿管理条件として、保管経過期間と保管場所と設定しておけば、保管経過期間が経過したときには、変更先の保管場所が通知される。これにより、原稿が複数の保管場所に保管される場合であっても、原稿の管理を容易に行うことができる。
さらに、原稿管理条件の他に、診療情報のデータ管理条件を設定できるようにすることで、原稿の管理だけでなく、診療情報自体の管理を容易に行うことができる。
図1は、カルテ用紙や放射線フイルム等の原稿に記録された診療情報を電子化して、電子化された診療情報(以下、診療データ)を患者毎にファイリングする診療情報ファイリングシステム10を示す。診療情報ファイリングシステム10は、スキャナ11と、ファイリング装置12とから構成され、これらが接続された形態からなる。スキャナ11は、例えばラインセンサにより原稿15を光学的に読み取り、それらをイメージデータ(スキャン画像)としてファイリング装置12に出力する。
原稿15はカルテ用紙16や放射線フイルム17からなり、これらカルテ用紙16や放射線フイルム17は、1人の患者に対して複数枚存在するのが通常である。図2に示すように、ファイリング装置12は、複数枚の原稿15に対応する複数のスキャン画像(スキャン画像1〜N)を取り込み、それらを患者単位でまとめて、ファイリング装置12に設けられたストレージユニット22に格納する。このスキャン画像が、患者毎の診療データMDとして蓄積される。
ストレージユニット22は、スキャナ11から取り込んだスキャン画像を一時的に格納して、そのスキャン画像に対して各種の処理を実行するワークエリア22aと、処理済みのスキャン画像を診療データMDとして蓄積するデータ格納エリア22bが設けられている。データ格納エリア22bには、患者ID名が付された患者フォルダMFが作成され、各患者の診療データMDが各フォルダMFに格納される。なお、本実施形態では、ストレージユニット22をファイリング装置10の本体内部に設けているが、これに限定されるものではなく、例えば、ファイリング装置10の本体外部に設けてもよい。
診療データMDは、各原稿15に対応するスキャン画像1〜Nと、索引情報ファイルIFとからなる。後述するように、索引情報ファイルは、患者フォルダMFを作成する際に生成され、各スキャン画像1〜Nのインデックス情報を含んでおり、格納済みの診療データMDをキーワードなどから検索できるようにするためのものである。後述するように、各スキャン画像1〜Nに対しては、取り込みの際にOCR処理が実行されて、文字情報が抽出される。索引情報ファイルIFには、こうした文字情報も格納される。
ファイリング装置12は、コントローラ20、コンソール21の他、ストレージユニット22などから構成されている。コンソール21は、モニタ25、キーボード26、マウス27から構成される。コントローラ20は、CPU、メモリなどから構成され、ファイリング装置12の各部を統括的に制御する。コントローラ20はプログラムを実行することで、原稿種別識別部30、OCR処理部31、データファイリング部32、期限管理部33、管理条件設定部34として機能する。
原稿種別識別部30は、読み取ったスキャン画像に基づいて、読み取り元の原稿15の種別(カルテ用紙16であるか、放射線フイルム17であるか)を識別する。例えば、カルテ用紙16と放射線フイルム17とは、下地の色が異なることから、原稿種別識別部30は、下地の色を認識することで、原稿15の種別を識別する。その識別結果は、それぞれのスキャン画像の付帯情報として記録される。
なお、診療記録には、カルテ用紙16や放射線フイルム17の他に、心電図や血液検査の結果なども含まれる。心電図や血液検査結果がカルテ用紙16に貼付されている場合には、その情報はカルテ情報として読み取られるが、カルテ用紙16とは別の原稿で保存されている場合には、それらの原稿種も識別できるようにしておくとよい。また、原稿種別識別部30による識別ができない場合に備えて、原稿読み取り時又は読み取り後に、マニュアルで原稿の種別を入力できるようにしてもよい。マニュアルで入力された原稿種別情報は、前記識別結果と同様に各スキャン画像の付帯情報として記録される。
OCR処理部31は、スキャン画像にOCR処理を施して、スキャン画像から文字情報を抽出する。ストレージユニット22には、原稿15の種別毎に、OCR処理時に使用するレイアウトデータが予め格納されている。
例えばカルテ用紙16は、患者名、患者ID、傷病名、診療日などの各項目の記入欄が定められた定型のフォーマットが使用される場合が多い。レイアウトデータは、このフォーマットのレイアウトを定義したデータである。OCR処理部31は、原稿種別情報に基づいて、それに対応するレイアウトデータをストレージユニット22から読み出し、そのレイアウトデータを参照して、各項目の位置を特定して、その部分についてのみ文字認識処理を行う。これにより、スキャン画像の画面全体に対してOCR処理を施す場合に比べて、認識率の向上や処理時間の短縮化などのメリットが得られる。
また、放射線フイルム17の場合、例えば、検査画像の周縁付近に、患者IDや患者名などが記入されたタグシールが所定位置に貼付されており、このタグシールには、例えば、患者ID、患者名などが記入されている。放射線フイルム17の場合には、このタグシールの記載内容についてOCR処理が施される。このタグシールの貼付位置が予め決められている場合には、その位置を定義するレイアウトデータを用意しておき、これを参照することにより位置を特定してOCR処理を施す。
OCR処理で抽出された文字情報は、スキャン画像の付帯情報として記録される。なお、この文字情報は、スキャン画像と関連付けられていればよいので、スキャン画像の付帯情報としてではなく、スキャン画像とは別のデータとして保存してもよい。
図3及び4に示すように、OCR処理が終了すると、モニタ25には、スキャン結果とOCR結果を確認する確認画面が表示される。この確認画面で再読み取りの要否の判断や、認識した文字情報の修正などを行う。図3は、カルテ用紙16の確認画面40を示し、図4は、放射線フイルム17の確認画面41を示す。図3に示すように、カルテ用紙16の場合には、確認画面40の表示領域45にそのスキャン画像が表示されるとともに、表示欄46〜50に、認識された文字情報が表示される。表示欄46〜50は、患者ID、患者名、病名、転帰、診察日の各項目毎に割り当てられている。
手書き文字は誤認識や読み取り不能となる場合が多いので、表示欄46〜50内の認識結果はマニュアルで修正(文字の入力や訂正)できるようになっている。修正ボタン51は、認識結果の修正を開始する場合に使用される。修正ボタン51をマウス27のポインタ53などで選択してクリックすると、各表示欄46〜50のうち指定された表示枠が修正可能状態となり、キーボード26からの文字入力が受け付けられる。確定ボタン52は、各表示欄46〜50内の情報を確定する場合に使用される。
図4に示すように、放射線フイルム17の場合も同様に、確認画面41において、スキャン画像の表示領域55と、タグシールから認識された文字情報を項目毎(患者ID、患者名、検査日)に表示する表示欄56〜58が設けられている。文字情報の修正は、上述した方法で行われる。
図1に戻って、データファイリング部32は、スキャン画像を患者単位でまとめて、それらを患者毎の診療データMDとして、ストレージユニット22のデータ格納エリア22bに格納する。データファイリング部32は、スキャン画像の付帯情報から患者IDを取得して、患者ID毎に患者フォルダMF(図2参照)を作成する。作成した患者フォルダMFには、同一患者の複数のスキャン画像が格納される。
また、データファイリング部32は、患者フォルダMFを作成した際に、患者フォルダMF毎に、上記索引情報ファイルIFを生成する。上述したとおり、診療データMDを構成する各スキャン画像は、それぞれ患者IDや患者名などが含まれる付帯情報を備えている。索引情報ファイルIFには、診療データMDのインデックスの他に、各スキャン画像の付帯情報内に分散している情報が統合されて格納される。索引情報ファイルIFとして統合される情報としては、患者ID、患者名、傷病名、患者の転帰(治癒、中止、死亡など)、診察日、検査日などの他に、原稿の種類、保管場所の情報や、原稿の保管期間が管理条件から外れた場合に対処を行ったか否かを示す対処情報が挙げられる。データファイリング部32は、患者フォルダMFに、新しいスキャン画像を追加する場合には、その付帯情報を調べる。そして、そこに索引情報ファイルIFに未収録の情報が含まれている場合には、その未収録の情報を索引情報ファイルIFに追加する。
この索引情報ファイルIFを利用することで、診療データMDの検索処理が効率化される。また、この索引情報ファイルIFは、後述する原稿管理やデータ管理を行うための基礎データとして利用される。
ファイリング装置12は、原稿15から取り込んだ診療データMDを管理するとともに、その読み取り元の原稿15を廃棄する廃棄時期や保管場所の管理を行う原稿管理機能を備えている。原稿管理部33は、予め設定した原稿管理条件に基づいて、ファイリングした各診療データMDに対応する原稿15の廃棄時期及び保管場所等を管理する。
廃棄時期及び保管場所の管理は、原則として、患者の最後の診察日(最終診察日)を起算日として、その起算日からの経過期間に応じて行われる。前記原稿管理条件には、廃棄時期を規定する経過年数(起算日からの)が定められる。原稿管理部33は、索引情報ファイルIFから最終診察日を引き出し、その最終診察日と、前記原稿管理条件とを照合して、廃棄時期が到来したか否かを調べて、廃棄時期が到来した原稿15を廃棄対象と判定する。
また、診察日が古いものに比べて新しいものの方が参照される機会が多いのが一般的である。そこで、廃棄期限が未到来の原稿15については、その中で比較的新しい原稿15を取り出しやすい棚で保管し、一定の期間が経過した古いものについては、棚から取り出しにくい倉庫へ移動するというように、時期に応じた保管場所の変更が行われる場合がある。ファイリング装置12は、廃棄時期の管理に加えて、廃棄時期が未到来の原稿15について、こうした保管場所の管理を行うことができる。保管場所の管理は、起算日からの経過期間に応じて、原稿15が保管されるべき適切な保管場所を判定して、その判定結果を通知することにより行われる。原稿管理部33は、最終診察日と、前記原稿管理条件とを照合して、時期に応じた適切な保管場所を判定する。廃棄時期及び保管場所に関する原稿管理部33の判定結果は、原稿管理情報として、各診療データMDの索引情報ファイルIFに記録される。
図5は、原稿管理条件を入力する管理条件設定画面60の例を示す。管理条件設定部34は、この管理条件設定画面60から入力された原稿管理条件を受け付けて、これを条件ファイル70としてストレージユニット22に格納する。原稿管理条件は、原稿15の廃棄条件と、保管場所の保管条件とからなり、管理条件設定画面60には、それらを設定する条件1〜nの項目欄61が設けられている。
例えば、原稿15の保管場所が、棚1、棚2及び保管庫の3カ所あり、これらの3カ所の保管場所を保管期間に応じて順番に移動させ、廃棄期限が到来した場合に廃棄するというように、原稿15を管理する場合には、条件1〜3に3カ所の各保管場所の保管条件が設定され、条件4に廃棄条件が設定される。
条件1は、棚1の保管条件であり、「経過年≦1」という条件式は、棚1に保管されるべき原稿15は、起算日からの経過年数が1年以内のものであることを示している。条件2は、棚2の保管条件であり、「1<経過年≦5」という条件式は、棚2に保管されるべき原稿15は、前記経過年数が1年を越えて5年以内のものであることを示している。条件3は、保管庫の保管条件であり、条件式「5<経過年≦10」は、保管庫に保管されるべき原稿15は、前記経過年数が5年を越えて10年以内のものであることを示している。条件4は、廃棄条件であり、条件式「10<経過年」は、廃棄されるべき原稿15は、前記経過年数が10年を越えたものであることを示している。
原則として、廃棄条件及び保管条件は、保管期間で指定されるが、保管期間の他に、例えば、患者の転帰(治癒、中止、死亡など)を条件として追加してもよい。例えば、診療中止や死亡した患者の原稿15については、上述した標準的な廃棄期限よりも早い廃棄期限を設定してもよい。その場合には、例えば、条件nで示すように、「転帰=中止」と「経過年≦8」の2つの条件式を指定すれば、診療中止となった患者の原稿15については、前記経過年数が8年に達した時点で廃棄期限とすることができる。
追加ボタン62は、条件を追加するボタンであり、これを操作(クリック)すると、空白の項目欄が追加されて、新しい条件の入力が可能になる。変更ボタン63は、入力した条件を変更するボタンであり、これを操作すると、選択した項目欄の条件変更が可能になる。削除ボタン64は、条件を削除するボタンであり、これを操作すると、選択した項目欄の条件が削除される。適用ボタン65は、追加、変更、削除によって修正した条件を確定して、条件ファイル70を更新するボタンである。キャンセルボタン66は、原稿管理条件の入力を中止するボタンであり、これをクリックすると、管理条件設定画面60が閉じられる。
また、管理条件設定部34は、前記原稿管理条件(廃棄条件及び保管条件)を設定する他に、さらに、原稿管理を行う際の判定処理や通知処理の実行タイミングを設定する。判定処理は、各原稿15が廃棄時期が到来したか否か、あるいは、保管場所の変更時期に達したか否かを調べて、廃棄対象、あるいは、保管場所を移動する必要のある移動対象の原稿15を判定する処理である。通知処理は、その判定結果を通知する処理である。
図6に示すように、判定タイミング設定画面75には、判定処理の実行タイミングを設定する設定領域76と、通知処理の実行タイミングを設定する設定領域77が設けられている。設定領域76では、年月日で指定する他、月とその月内の所定時期(例えば月末)を指定することが可能になっている。また、設定領域77では、判定処理が実行された以後のログイン時あるいは指定時刻に通知を行うように指定できるようになっている。
判定処理は、原稿管理条件と診療データMDとを照合して、廃棄時期や保管場所の変更時期の到来を調べるため、診療データMDの量が多いと、処理に時間がかかる。また、原稿15の整理や棚卸し作業は頻繁に行うものでもなく、多くて年に1〜2回という場合が多いので、そうした作業のタイミングに合わせて判定処理を実行すれば足りる。そして、通知処理は、判定処理のタイミングに合わせて行われるのが適当であると考えられる。こうすることで、負荷が大きい判定処理が頻繁に実行されたり、判定結果の通知メッセージが頻繁に表示されることがないようにしている。
こうした実行タイミングの設定情報は、条件ファイル70に記録される。符号78は、表示された設定を変更する際にクリックされる適用ボタンであり、また、符号79は、この設定を中止するときにクリックされるキャンセルボタンである。
原稿管理部33が判定処理を実行すると、設定されたタイミングで通知画面85がモニタ25に出力される。この通知画面85には、例えば、直前の判定処理で新たに廃棄対象あるいは移動対象となった原稿15が表示される。図7に示すように、通知画面85には、例えば「以下の患者の原本を廃棄、移動してください」というメッセージとともに、廃棄対象となる原稿15の患者IDと、移動対象となる原稿15の患者IDがそれぞれ表示される(符号86,87)。詳細表示ボタン88は、原稿15が廃棄対象及び移動対象となる診療データMDの詳細内容を表示する際に使用される。キャンセルボタン89は、通知画面85を閉じるボタンである。
図8に示すように、原稿15が廃棄対象となる診療データMDの内容一覧画面95には、原稿15が廃棄対象となる診療データMDの詳細内容を示す詳細欄96が設けられている。詳細欄96には、診療フォルダを示すアイコン97や、スキャン画像を示すアイコン98a〜98nが表示される。これらアイコンの下方には、索引情報ファイルIFの情報を表示する表示欄99が設けられている。この表示欄99に表示される情報としては、患者ID、氏名、傷病名、患者の転帰、最終診療日等が挙げられる。内容一覧画面95において、マウス27を用いてポインタ53をスキャン画像を示すアイコン98a〜98nのいずれかに移動させクリックすると、クリックされたアイコンに該当するスキャン画像が読み出され、モニタ25に表示される(図示省略)。
対処ボタン100は、廃棄対象となる原稿15を実際に廃棄した場合にクリックされる。この対処ボタン100がクリックされると、原稿管理部33は、該当する患者IDの診療データMDの索引情報ファイルIFに対処済みであることを示す対処情報を付加する。この場合の対処情報は、原稿15を廃棄したことを示す情報である。次頁ボタン101は、廃棄対象となる診療データMDが複数ある場合に、表示されている診療データMDの内容一覧画面から他の診療データの内容一覧画面に切り替える際に使用される。また、キャンセルボタン102は、内容一覧画面95を閉じるボタンである。
図8は、原稿15が廃棄対象となる診療データMDの内容一覧画面95を示しているが、原稿15が移動対象となる診療データMDの内容一覧画面の内容も、廃棄対象となる診療データMDの内容一覧画面と同一であることから、ここでは図示は省略する。移動対象となる診療データMDの内容一覧画面原稿15が移動対象となる診療データMDの内容一覧表示画面を表示したときに対処ボタン100を操作すると、保管場所を変更したことを示す情報と、変更先の保管場所の情報とが、対処情報として索引情報ファイルIFに付加される。
図9に示すように、リスト表示画面105には、ストレージユニット22に格納された診療データMDのリストを表示する一覧表示欄106が設けられている。リスト表示画面105をモニタ25に表示する際には、原稿管理部33が索引情報ファイルIFを読み出す。そして、索引情報ファイルIFから、患者ID、原稿の種類(紙カルテ、フイルムなど)、最終診察日、保管場所などの情報の他、対処の有無の情報(対処情報)を、一覧表示欄106の項目107〜111に表示する。
保管場所を示す項目110は、診療データMDの元になる原稿15が保管されている場所を示すものであり、保管場所の項目110には、「棚1」、「棚2」、「保管庫」など変更先の保管場所が表示される。また、原稿15が廃棄されている場合には、保管場所の項目109には、「廃棄済み」が表示される。
この一覧表示欄106の項目には、上述した項目の他に、対処の有無を表示する項目111が設けられている。例えば、原稿15の保管場所が「棚1」、「棚2」、「保管庫」の3カ所からなる場合には、上述した項目111として、保管場所と廃棄との項目が設けられる。図9中に示す項目「保」は保管庫を示し、項目「廃」は廃棄を示す。最終診療日が上述した原稿管理条件として設定された条件1に該当する診療データMDの場合には、原稿15は棚1に保管されていることから、自動的に「棚1」の項目には対処済みであることを示すマーク「○」が自動的に表示される。
原稿管理条件として設定された条件1に該当しない、棚1に保管された原稿15のうち、移動対象と判定された原稿15を棚2に変更した場合には、「棚2」の項目に対処済みであることを示すマーク「○」が表示される。同様にして、原稿管理条件として設定された条件2に該当しない、棚2に保管された原稿15のうち、移動対象と判定された原稿15を保管庫に変更した場合には、保管庫を示す「保」の項目に対処済みであることを示すマーク「○」が表示される。原稿管理条件として設定された条件3に該当しない、つまり保管庫に保管された原稿15のうち、廃棄対象として判定された原稿15を廃棄した場合には、廃棄を示す「廃」の項目に、対処済みであることを示すマーク「○」が表示される。
一方、移動対象と判定されたが、原稿15の保管場所を変更していない場合には、変更先となる保管場所を示す項目に注意を促すマーク「?」が表示される。同様にして、廃棄対象と判定されたが、原稿15を廃棄していない場合には、廃棄を示す「廃」の項目に注意を促すマーク「?」が表示される。このマーク「?」を表示することで、オペレータに移動対象、廃棄対象となる原稿15があることを認識させることができる。この注意を示すマーク「?」は、他の項目の色と異なる色で表示してオペレータに認識させやすくするとよい。
一覧表示欄106の上方には、廃棄対象表示ボタン115、移動対象表示ボタン116が設けられている。廃棄対象表示ボタン115をクリックすると、原稿15が廃棄対象と判定された診療データMDの詳細内容を示す内容一覧画面95がモニタ25に表示される。また、移動対象表示ボタン116をクリックすると、原稿15が移動対象と判定された診療データMDの詳細内容を示す内容一覧画面がモニタ25に表示される。
一覧表示欄106の下方には、登録ボタン117や、条件設定ボタン118が設けられる。登録ボタン117は、新規に診療データMDをストレージユニット22に格納する場合や、ストレージユニット22に格納された診療データMDにスキャン画像を追加する場合にクリックされる。つまり、登録ボタン117をクリックすることで、スキャナ11による原稿15の読み取りや、読み取られたスキャン画像のファイリング処理が行える。条件設定ボタン118は、原稿管理条件の設定や、原稿管理を行う際の判定処理や通知処理の実行タイミングを設定する際にクリックされる。
ファイリング装置12のログイン後の処理の流れを図10に示すフローチャートに基づいて説明する。以下では、原稿管理の判定結果の通知タイミングが、ファイリング装置12のログイン時に設定された場合を説明する。例えばファイリング装置12においてログイン処理が行われると、ストレージユニット22のデータ格納エリア22bに格納された条件ファイル70が読み出される。条件ファイル70には、原稿管理の判定処理タイミングとして設定された日時の情報を備えているから、ログインされた日時が、判定処理タイミングとして設定された日時であるか否かが判定される。ログインされた日時が原稿管理の判定処理タイミングとして設定された日時であれば、ストレージユニット22に格納された診療データMDと、条件ファイル70として記憶された原稿管理条件とを用いて原稿管理の判定処理が行われる。原稿管理の判定処理は、診療データMDの索引情報ファイルIFの最終診察日の情報を用いて行い、その判定結果は索引情報ファイルIFに付加される。この判定処理は、ストレージユニット22のデータ格納エリア22bに格納された全ての診療データMDに対して行われる。
原稿管理の判定処理を全ての診療データMDに対して行った後、廃棄対象又は移動対象のいずれか一方に該当する診療データMDがある場合には、モニタ25には、原稿管理の判定結果を示す通知画面85が表示される(図7参照)。一方、ログインした日時が原稿管理の判定処理を行う日時でない場合や、廃棄対象又は移動対象に該当する診療データMDがない場合には、リスト表示画面105がモニタ25に表示される(図9参照)。
通知画面85がモニタ25に表示されたときに、オペレータが患者IDに該当する診療データMDの詳細を確認する場合には、詳細表示ボタン88をクリックする。詳細表示ボタン88をクリックすると、モニタ25には診療データMDの内容一覧表示画面95が表示される(図8参照)。内容一覧表示画面95には、ストレージユニット22の患者フォルダMF内にあるスキャン画像がアイコン98a〜98nを利用して表示されるので、オペレータは、マウス27によりポインタ53を該当するアイコンに移動させクリックする。この操作によって、ストレージユニット22の患者フォルダMFからスキャン画像が読み出され、モニタ25に表示される。内容一覧表示画面95は1人の患者の診療データMDに対して表示されるので、他の患者の診療データMDを表示させる場合には次頁ボタン101をクリックする。このようにして、廃棄対象、または移動対象となる診療データMDの確認を行う。
診療データMDの確認の後、オペレータは、廃棄対象となる診療データMDの元になる原稿15を廃棄する、或いは移動対象となる診療データMDの元になる原稿15の保管場所を変更する。原稿15の廃棄、又は原稿15の保管場所の変更を行った時には、該当する患者の内容一覧表示画面95をモニタ25に表示した後、対処ボタン101をクリックする。この対処ボタン101をクリックすることで、索引情報ファイルIFに対処情報が追加され、索引情報ファイルIFが更新される。なお、内容一覧表示画面95の表示を終了させると、モニタ25にはリスト表示画面105が表示され、ストレージユニット22に格納された診療データMDのリストが表示される(図9参照)。このリスト表示画面105においては、一覧表示欄に患者ID、管理対象、保管場所、最終診療日の他に、対処の有無が表示されることから、リスト表示画面105においても、診療データMDの元になる原稿15に対する管理状態を確認することができる。
本実施形態では、OCR処理を行う機能をファイリング装置12に設けているが、これに限定する必要はなく、例えばOCR機能をスキャナ11に設けてもよい。この場合、スキャナ11によって取得されたスキャン画像をOCR処理することで得られる文字情報をスキャン画像の付帯情報とする。
本実施形態では、原稿51を読み取ることで取得されたスキャン画像から診療データMDを作成し、この診療データMDを用いて原稿15の管理を行っているが、原稿15の管理だけでなく、診療データMDを消去するか否かの管理も同時に実行することも可能である。
本実施形態では、設定された原稿管理条件は、ストレージユニット22のデータ格納エリア22bに保存された全ての診療データMDに対する設定としているが、各診療データMDのそれぞれに対して原稿管理条件を設定することも可能である。
本実施形態では、診療情報ファイリングシステムとして、ファイリング装置12とスキャナ11とを接続した形態としているが、図11に示すように、電子化されたカルテを作成・管理する、所謂電子カルテシステムに、本実施形態の診療情報ファイリングシステムを組み込むことも可能である。なお、以下では、本実施形態と同一となる箇所には、同一の符号を付して説明する。電子カルテシステム150は、スキャナ11、ファイリング装置12の他に、例えばクライアント端末151、モダリティ機器152、ストレージユニット153から構成され、これら装置が、ネットワーク154を介して接続されている。この場合、クライアント端末151によって作成された電子カルテ情報や、モダリティ機器152によって取得される放射線画像の他に、スキャナ11によって取得されたカルテ用紙16や放射線フイルム17等の原稿15のスキャン画像が、診療データMDとしてストレージユニット153のデータ格納エリア153aに患者毎にまとめられて格納される。
この場合、原稿管理条件の設定や、原稿管理をファイリング装置12において行う。つまり、原稿管理部33は、カルテ用紙16や放射線フイルム17などの原稿15から得られたスキャン画像の他に、電子カルテ情報や放射線画像などの原稿管理を行い、管理条件設定部34は、診療データMDの原稿管理条件を設定する。これにより、カルテ用紙16や放射線フイルム17等の原稿15や、原稿15から得られたスキャン画像をまとめた診療データMD等の管理の他に、クライアント端末151を利用することで作成される電子化されたカルテや、モダリティ機器152によって得られた放射線画像の管理も行うことが可能となる。
診察情報ファイリングシステムの電気的構成の例を示す機能ブロック図である。 ストレージユニットのデータ格納エリアに格納される診療データの構成を概略的に示す説明図である。 カルテ用紙から取得されたスキャン画像に対してOCR処理を施した後の表示画面の一例を示す説明図である。 放射線フイルムから取得されたスキャンデータに対してOCR処理を施した後の表示画面の一例を示す説明図である。 原稿管理条件の設定画面の一例を示す説明図である。 原稿管理の判定処理タイミングや、判定結果の通知タイミングの設定画面の例を示す説明図である。 廃棄対象、及び移動対象となる診療データがある場合の通知画面の例を示す説明図である。 廃棄期限となる診療データの詳細表示画面の例を示す説明図である。 ストレージユニットに格納された診療データのリスト表示画面の例を示す説明図である。 ファイリング装置のログイン後の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態の診療情報ファイリングシステムを電子カルテシステムに組み込んだ場合の例を示す機能ブロック図である。
符号の説明
10 診療情報ファイリングシステム
11 スキャナ
12 ファイリング装置
15 原稿
16 カルテ用紙
17 放射線フイルム
20 コントローラ
22 ストレージユニット
25 モニタ
31 OCR処理部
32 データファイリング部
33 期限管理部
34 管理条件設定部

Claims (14)

  1. カルテを含む原稿に記録された患者の診療情報を電子化して取り込み、前記診療情報を患者毎に保存する診療情報ファイリング装置において、
    前記診療情報を格納するデータ格納部と、
    取り込み元の前記原稿を廃棄する廃棄時期を含む原稿管理条件の入力を受け付けて、受け付けた原稿管理条件を設定する原稿管理条件設定部と、
    前記原稿管理条件に基づいて、前記原稿毎に廃棄時期の到来を調べて廃棄時期が到来した前記原稿を廃棄対象と判定する原稿管理部と、を備えたことを特徴とする診療情報ファイリング装置。
  2. 前記データ格納部には、前記診療情報と前記判定結果とが対応付けて格納されることを特徴とする請求項1記載の診療情報ファイリング装置。
  3. 前記原稿管理部は、前記廃棄対象であるか否かの判定結果を通知することを特徴とする請求項1又は2記載の診療情報ファイリング装置。
  4. 前記原稿管理部は、前記診療情報が患者毎に並べて一覧表示される表示画面内に前記判定結果を表示することを特徴とする請求項3記載の診療情報ファイリング装置。
  5. 前記原稿管理部は、所定のタイミングで前記判定結果を通知することを特徴とする請求項3又は4記載の診療情報ファイリング装置。
  6. 前記原稿管理部は、前記診療情報に含まれる診察日を前記廃棄時期の起算日とすることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の診療情報ファイリング装置。
  7. 前記診察日が複数ある場合には、最新の診察日を前記起算日とすることを特徴とする請求項6記載の診療情報ファイリング装置。
  8. 前記診療情報の電子化は、前記原稿を光電的に読み取るスキャナで行われることを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の診療情報ファイリング装置。
  9. 前記スキャナを通じて取り込まれた前記診療情報に対して文字認識処理を実行する文字認識処理部を有することを特徴とする請求項8記載の診療情報ファイリング装置。
  10. 前記原稿には検査画像が記録されたフイルムが含まれており、このフイルムから読み取られた検査画像データも前記診療情報として前記データ格納部に格納されることを特徴とする請求項8又は9記載の診療情報ファイリング装置。
  11. 前記廃棄時期が到来した前記原稿を廃棄したことを表す廃棄済み情報の入力を受け付けて、受け付けた廃棄済み情報を、前記診療情報と対応付けて前記データ格納部に格納する廃棄済み情報受付部を備えたことを特徴とする請求項1〜10いずれか記載の診療情報ファイリング装置。
  12. 前記原稿管理条件設定部には、前記廃棄時期が未到来の前記原稿の保管場所を保管経過期間に応じて変更する場合に、異なる保管経過期間に応じた複数の保管場所を示す保管場所情報が前記原稿管理条件として設定可能であり、前記原稿管理部は、前記原稿毎に前記保管経過期間を調べてそれに応じた保管場所を判定し、その判定結果を通知することを特徴とする請求項1〜11いずれか記載の診療情報ファイリング装置。
  13. 前記データ格納部に格納された前記診療情報の消去時期をデータ管理条件として設定するデータ管理条件設定部と、
    前記データ管理条件に基づいて、前記診療情報毎に消去時期の到来を調べて消去時期が到来した前記診療情報を消去対象とするか否かを判定し、その判定結果を通知するデータ管理部と、を備えたことを特徴とする請求項1〜12いずれか記載の診療情報ファイリング装置。
  14. カルテを含む原稿に記録された患者の診療情報を電子化して取り込み、前記電子化された診療情報を患者毎に保存したときの前記原稿を管理する方法において、
    前記電子化された診療情報をデータ格納部に格納するステップと、
    取り込み元となる前記原稿を廃棄する廃棄時期を含む原稿管理条件の入力を受け付けて、受け付けた原稿管理条件を設定するステップと、
    前記原稿管理条件に基づいて、前記原稿毎に廃棄時期の到来を調べて廃棄時期が到来した前記原稿を廃棄対象と判定するステップとを備えたことを特徴とする原稿の管理方法。
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