JP2008139519A - 表示媒体および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブル性を持たせつつ、必要な場合には基板間の距離を均一な状態にすることができる表示媒体および電気泳動表示装置を提供すること。
【解決手段】電気泳動表示装置において、枠体17と、補強プレート19とは、通常の温度(通常環境下)では可撓性を有し、熱エネルギーを与えることにより基準の形状に復元可能な材料、例えば、形状記憶材料で構成されている。そして、必要な場合には、枠体17と補強プレート19とに通電加熱により熱エネルギーを与え、枠体17と補強プレート19とを基準の形状に復元させる。すると、(b)に示す変形状態にある表示媒体10は、(a)に示す基準形状態に変形する。
【選択図】図3

Description

本発明は表示装置に関し、特に、フレキシブル性を持たせつつ、必要な場合には基板間の距離を均一な状態にすることができる表示媒体および表示装置に関するものである。
従来より、繰り返し書換え可能な表示装置として、電気泳動表示装置が知られている。この電気泳動表示装置は、枠体の開口面を覆う一対の基板間に形成される密閉室内に帯電粒子が分散された表示液を充填して構成されており、一対の基板間に発生される電界によって帯電粒子が表示液中を移動して一対の基板の少なくとも一方に画像を表示するものである。また、密閉室内に格子状の隔壁部材を配置し、密閉室内を複数の空間に区画することで、密閉室内における帯電粒子の偏りを抑制する技術も知られている。そして、この隔壁部材に関し、例えば、次の特許文献1には、隔壁部材としてのスペーサを、シリコンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム等の合成ゴムや天然ゴム等によって構成する技術が開示されている。
特開平5−165064号公報(段落第0005)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている技術では、隔壁部材が樹脂で構成されているので、隔壁部材がフレキシブル性を有し、基板をフレキシブル性を有している材料で構成した場合には、電気泳動表示装置自体がフレキシブル性を有し、そのフレキシブル性による形状変化によって、基板間の距離が不均一になることがあった。基板間の距離が不均一になると基板間に均一な電界を発生させることができず、その結果、画像の表示品質が低下するという問題点があった。また、画像書換え時に表示媒体が曲がっている場合には、書換え画像の品質が低下するという問題があった。一方、基板間の距離を均一にさせるべく、隔壁部材や基板に剛性を持たせることも考えられるが、かかる場合には、当然に、電気泳動表示装置自体のフレキシブル性が失われるという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、フレキシブル性を持たせつつ、必要な場合には基板間の距離を均一な状態や平板状態にすることができる表示媒体および表示装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の表示媒体は、枠体と、その枠体の両開口面を覆う可撓性を有する一対の基板と、その一対の基板と前記枠体とに囲まれて形成される密閉室と、その密閉室内に充填される分散媒と、その分散媒に分散されている帯電粒子とを備え、前記一対の基板間に発生される電界によって前記帯電粒子が前記分散媒中を移動して前記一対の基板の少なくとも一方に画像を表示するものであって、圧力に応じて変形する可撓性と、所定契機によりその変形した形状から基準の形状に復元する復元性とを有する保持部材が前記一対の基板間に配置されている。
請求項2記載の表示媒体は、請求項1に記載の表示媒体において、熱エネルギーが与えられることにより、前記保持部材は基準の形状に復元する。
請求項3記載の表示媒体は、請求項1又は2に記載の表示媒体において、前記保持部材が前記一対の基板の両方に固着されている。
請求項4記載の表示媒体は、請求項1から3のいずれかに記載の表示媒体において、前記枠体が保持部材である。
請求項5記載の表示媒体は、請求項1から4のいずれかに記載の表示媒体において、圧力に応じて形状が変形する可撓性と、所定契機によりその変形した形状から基準の形状に復元する復元性とを有する板状の補強部材が、前記一対の基板のうち画像を表示する基板とは別の基板の表面に固着されている。
請求項6記載の表示媒体は、請求項1から5のいずれかに記載の表示媒体において、前記保持部材または前記補強部材は、形状記憶合金によって形成されている。
請求項7記載の表示媒体は、請求項1から6のいずれかに記載の表示媒体において、前記密閉室内を複数の空間に区画する隔壁部材が、前記密閉室内において前記一対の基板と直交する方向に立設されている。
請求項8記載の表示媒体は、請求項7に記載の表示媒体において、前記一対の基板の少なくとも一方の基板に対して非固着状態で、前記隔壁部材が設けられている。
請求項9記載の表示装置は、請求項1から8のいずれかに記載の表示媒体を備えたものであって、前記一対の基板間に電界を発生させるように指示する電界発生指示手段と、その電界発生指示手段によって前記一対の基板間に電界が発生される前に、前記保持部材を前記基準の形状に復元させるように指示する復元指示手段とを備えている。
請求項1記載の表示媒体によれば、一対の基板間に配置され、圧力に応じて変形する可撓性と、所定契機によりその変形した形状から基準の形状に復元する復元性とを有する保持部材を備えているので、基準の形状を一対の基板が水平で基板間の距離が均一な状態にさせる形状に設定することで、フレキシブル性を持たせつつ、必要な場合には基板間の距
請求項2記載の表示媒体によれば、請求項1に記載の表示媒体の奏する効果に加え、熱エネルギーが与えられることにより、前記保持部材は基準の形状に復元するので、機械的に復元させるよりも簡単に復元させることができるという効果がある。
請求項3記載の表示媒体によれば、請求項1又は2に記載の表示媒体の奏する効果に加え、保持部材が一対の基板の両方に固着されているので、保持部材の復元性を一対の基板の両方に直接に反映させることができるという効果がある。
請求項4記載の表示媒体によれば、請求項1から3のいずれかに記載の表示媒体の奏する効果に加え、枠体が保持部材であるので、保持部材を表示領域とは外れた位置に配置することができるという効果がある。また、形状が単純で容易に成形することができるという効果がある。更に、部材の共通化により部品点数を削減することができるという効果がある。
請求項5記載の表示媒体によれば、請求項1から4のいずれかに記載の表示媒体の奏する効果に加え、圧力に応じて形状が変形する可撓性と、所定契機によりその変形した形状から基準の形状に復元する復元性とを有する板状の補強部材が、前記一対の基板のうち画像を表示する基板とは別の基板の表面に固着されているので、別の基板を補強部材の復元に伴って復元させ易いという効果がある。
請求項6記載の表示媒体によれば、請求項1から5のいずれかに記載の表示媒体の奏する効果に加え、保持部材または補強部材は、形状記憶合金によって形成されているので、可撓性と復元性とを有すると共に、成形し易いという効果がある。
請求項7記載の表示媒体によれば、請求項1から6のいずれかに記載の表示媒体の奏する効果に加え、前記密閉室内を複数の空間に区画する隔壁部材が、前記密閉室内において前記一対の基板と直交する方向に立設されているので、隔壁部材によって区画されている各空間内に充填されている帯電粒子が、その空間から他の空間に移動するのを抑制でき、各空間における帯電粒子の密度の偏りによって表示品質が低下するのを抑制することができるという効果がある。
請求項8記載の表示媒体によれば、請求項7に記載の表示媒体の奏する効果に加え、一対の基板の少なくとも一方の基板に対して非固着状態で、隔壁部材が設けられているので、一方の基板の可撓性が隔壁部材によって制限されず、一方の基板の可撓性が失われないので、結果的に、表示媒体が隔壁部材を備えていたとしても、表示媒体自体の可撓性が、損なわれるのを抑制することができるという効果がある。
請求項9記載の表示装置によれば、一対の基板間に電界が発生される前に、保持部材を基準の形状に復元させるように指示する復元指示手段を備えているので、一対の基板間に電界を発生させる前に、一対の基板間の距離を均一にすることができ、一対の基板間に均一な電界を発生させることができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の一つである表示媒体10と、その表示媒体を搭載した本発明の一つである表示装置1の外観斜視図である。
表示装置1は、表示媒体10と本体20とを備え、本体20に表示媒体10を装着して所定の操作を行うことにより、表示媒体10に任意の画像を表示させることができる装置である。表示媒体10は、電気泳動方式により画像を表示可能な媒体であり、フレキシブルな板状に形成されている。尚、本実施形態では、一実施例として表示媒体10が表示装置1と着脱可能なものとして説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。表示媒体10が表示装置1と一体的に形成されていてもよい。
本体20は、表示媒体10の大きさより一回り大きい矩形状に形成されたベースプレート25と、そのベースプレート25の周縁に沿って取り付けられた枠体26とを備えている。枠体26の表面には、電源スイッチ26aと、操作ボタン26bとが配置されている。電源スイッチ26aは、ユーザが電源のON/OFFを切替えるスイッチであり、操作ボタン26bは、ユーザが画像の書換要求等をするボタンである。
図2は、表示媒体10の分解斜視図である。表示媒体10は、図中上方から順番に、表示面を構成する透明な第1基板12と、格子状の隔壁部材5と、隔壁部材5の周縁を囲む枠体17と、第2基板13と、補強プレート19とを備えている。
第1基板12及び第2基板13は、いずれも、0.05〜1mm程度の厚さを有し、その材質として透明性を有した、ガラス、合成樹脂、天然樹脂、などが挙げられる。好ましい第1基板12及び第2基板13の材質は、可撓性を示す合成樹脂であり、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)やポリフェニレンサルファイド(PPS)などのポリエステル系樹脂、アラミド、ポリイミド、ナイロン、ポリプロピレン、硬質ポリエチレン(高密度ポリエチレン)などが挙げられる。また、第2基板13は、不透明性を有した材質を用いてもよい。たとえば、金属などに絶縁膜処理を施した上記厚さ程度を持つ板状のものを用いることができる。
これらの合成樹脂の中でも、透明性、強度、耐熱性の点から、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンサルファイドが特に好ましい材質であり、最も好ましい材質は、ポリエチレンテレフタレートである。第1基板12及び第2基板13として、上記のような可撓性を示す材質を用いることにより、表示媒体10全体が可撓性を示すものにすることができる。
第1基板12および第2基板13には、互いに対向する面に、それぞれX電極12a及びY電極13aが形成されている。X電極12a及びY電極13aは、第1基板12及び第2基板13の間に電界を発生させるための極性を担うものである。X電極12a及びY電極13aは、いずれも、複数本の略平行なライン状に形成され、互いに略直交するように組立てられる。このX電極12a及びY電極13aに電圧を印加することで、X電極12a及びY電極13aが重複する第1基板12と第2基板13との間で電界を発生させることができる。本実施形態では、このように、単純マトリックス方式の表示媒体として説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明はアクティブマトリックス方式の表示媒体にも適用できる。
X電極12aは、導電性と透明性を有するものであれば、特にその材料には限定されず、導電性樹脂、導電性塗料、導電性インク、無機導電体などの材料により構成されている。Y電極13aは、導電性を有するものであれば、特にその材料には限定されず、上記材料に加え、金属、例えば金、銀、銅、アルミなどの材料、あるいは有機材料と金属との混合物により構成されている。X電極12a及びY電極13aは、上記のような材料を用い、周知の無電界メッキ法、スパッタ法、蒸着法、インクジェット法などの方法によって、それぞれ、第1基板12及び第2基板13上に形成することができる。
特に、第1基板12及び第2基板13の材質が可撓性を示す合成樹脂である場合には、ポリチオフェン系導電性高分子などの導電性高分子を含むインクを用いるインクジェット法によって、第1基板12及び第2基板13を損傷させることなく、X電極12a及びY電極13aを容易に形成できる。
枠体17は、第1基板12と第2基板13との間の間隔を所定間隔に保持するものであり、第1基板12と第2基板13とによって両開口面が覆われるように固着され、その厚さは、25μm〜約30μm程度に構成されている。また、枠体17は、第1枠体部17aと、第2枠体部17bと、第3枠体部17cと、第4枠体部17dとの4パーツに分離して構成されている。
その第1枠体部17aと、第2枠体部17bと、第3枠体部17cと、第4枠体部17dとは、絶縁性、可撓性を有する封止部材18によって一体的に連結されている。尚、封止部材18は、第1枠体部17aと、第2枠体部17bと、第3枠体部17cと、第4枠体部17dとの復元性を阻害しない程度の可撓性を備えている。こうして、枠体17は、中央部に貫通した開口部17eを有する枠状に形成され、この開口部17eの内部に隔壁部材5が内包される。
また、枠体17を構成する第1枠体部17aと、第2枠体部17bと、第3枠体部17cと、第4枠体部17dとの各々は、形状記憶材料で構成されている。形状記憶材料としては、通常の温度(通常環境下)では可撓性を有し、熱エネルギーを与えることにより基準の形状に復元可能な材料であればどの様な材料でも用いることができる。
たとえば、形状記憶合金、Ti−Ni系合金、Cu−Zn−Al系、Cu−Au−Ni系等のCu系合金等、高分子を含む材料などがある。第1枠体部17aと、第2枠体部17bと、第3枠体部17cと、第4枠体部17dとの各々には、電流を流すことで形状記憶材を通電加熱するための復元電極82(図3参照)が接続されている。
即ち、枠体17は、通常環境下においては、その可撓性により、外部から加えられる圧力に応じて変形し、所定のタイミングで電流が流されると通電加熱され、その変形している状態から基準の形状に復元する。本実施例では、枠体17の基準の形状とは、図3(a)に示すように、第1基板12と第2基板13とが水平状態にあり、基板12,13間の距離が所定の基準値になるように、基板間に略直立した状態で立設する形状をいう。
隔壁部材5は、多数の孔5aが穿設された格子状の板状部材であって約20μm程度の厚さを有している。また、隔壁部材5は平面視矩形状に形成され、その大きさは枠体17の開口部17eよりもひとまわり小さく形成されている。よって、隔壁部材5は枠体17の開口部17eの内側に収まり、更に、枠体17と隔壁部材5との間には隙間が形成される。
補強プレート19は、可撓性を有し、熱エネルギーが与えられた場合に板状に変形するものであり、第2基板13の背面に固着されている。補強プレート19は、枠体17を構成する材料と同じ材料で構成され、補強プレート19にも枠体17と同様に、通電過熱による熱エネルギーを与えるための復元電極82(図3参照)が接続されている。
即ち、補強プレート19は、通常環境下においては、その可撓性により、外部から加えられる圧力に応じて変形し、所定のタイミングで通電により加熱されると、その変形している状態から基準の形状としての平面状に復元するのである。
図3(a)は、基準形状態にある表示媒体10の模式的な断面図であり、図3(b)は、変形状態にある表示媒体10の模式的な断面図である。図3の断面図は、第2基板13上に形成されたY電極13aのうちの1本を通り、かつ、第1基板上に形成されたX電極12aのそれぞれに対して略直交する切断線で切断した場合の断面を図示したものである。
図3(a)に示す基準形状態とは、第1基板12と第2基板13とが水平状態にあり、基板12,13間の距離が所定の基準値になっている状態である。即ち、枠体17と補強プレート19とに通電により熱エネルギーを与え、枠体17と補強プレート19とが基準の形状に復元した直後の状態である。
図3(b)に示す変形状態とは、図3(a)に示す基準形状態にある表示媒体に外力が加えられ、表示媒体10のフレキシブル性により、基準形状態から形状が変化した状態である。尚、図3(b)では、その変形状態の一例として、ドーム状に湾曲された状態を図示している。
第1基板12と第2基板13と枠体17とによって囲まれて形成される空間(以下「液室」あるいは「密閉室」と称す)内には、隔壁部材5が配置されている。隔壁部材5は、第2基板13だけに固着され、第1基板12には固着されておらず、隔壁部材5と第1基板12との一部の間には、所定間隔の隙間が形成されている。
よって、隔壁部材5を第1基板12と第2基板13との両方が全て固着する場合に比べ、第1基板12自体の可撓性(フレキシブル性)が損なわれず、結果的に、表示媒体10自体の可撓性(フレキシブル性)を向上させることができる。また、隔壁部材5は、液室内を複数のセルCに区画しており、各セルCには、正または負に帯電された帯電粒子31が分散された電気泳動媒体30が充填されている。
帯電粒子31は、直径約5μmの粒状であり、正に帯電されている白色の白色帯電粒子31aと、負に帯電されている黒色の黒色帯電粒子31bとから構成されている。この白色帯電粒子31a及び黒色帯電粒子31bは、X電極12aとY電極13aとの間に発生される電界に応じて、第1基板12側または第2基板13側に泳動する。
具体的には、X電極12aがY電極13aに対して正となるように電圧が印加され電界が発生させられた場合には、負に帯電されている黒色帯電粒子31bは、第1基板12側(X電極12a側)に泳動し、一方で、正に帯電されている白色帯電粒子31aは、第2基板13側(X電極13a側)に泳動する。この場合、ユーザは、第1基板12により構成される表示面において、この画素が黒色で表示されていることを視認することになる。
一方、X電極12aがY電極13aに対して負となるように記録電圧が印加され電界が発生させられた場合には、正に帯電されている白色帯電粒子31aが、第1基板12側(X電極12a側)に泳動し、一方で、負に帯電されている黒色帯電粒子31bは、第2基板13側(Y電極13a側)に泳動する。この場合、ユーザは、第1基板12により構成される表示面において、この画素が白色で表示されていることを視認することになる。
白色帯電粒子31aや黒色帯電粒子31bとしては、白色の酸化チタンや黒色のカーボンブラックなど、あるいは、フタロシアニン系顔料などの有機顔料が使用される。
電気泳動媒体30は、電気抵抗が高い(絶縁性が高い)無極性の溶媒が好ましく、好ましい溶媒としては、例えば、芳香族炭化水素溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンなど)、脂肪族炭化水素溶媒(例えば、ヘキサン、シクロヘキサンなどの直鎖又は環状パラフィン系炭化水素溶媒、イソパラフィン系炭化水素溶媒、ケロシンなど)、ハロゲン化炭化水素溶媒(例えば、クロロホルム、トリクロロエチレン、ジクロロメタン、トリクロロトリフルオロエチレン、臭化エチルなど)、シリコーンオイルのようなオイル状のポリシロキサン、高純度石油などが挙げられる。本実施例ではイソパラフィン系炭化水素溶媒を用いるものとする。なお、表示媒体10は、上記のような各溶媒を単独で用いても、2種以上の混合物として用いてもよい。
このように構成された表示装置1によれば、表示媒体10が本体20に装着されると、各画素単位でX電極12a及びY電極13aの極性が制御される。これによって、表示媒体10における各画素の表示状態と非表示状態とが電気的に切り換えられる。その結果、表示媒体10は、外部装置から入力される画像データに従う画像を表示したり、表示されている画像を書換えたり、消去したりすることができる。
また、図3(a)に示す基準形状態では、第1基板12と第2基板13とが水平状態にあり、基板12,13間の距離が所定の基準値になっているので、基板間の各セルに均一な電界を発生させることができる。即ち、必要な場合には、枠体17と補強プレート19とを通電することにより熱エネルギーを与え、枠体17と補強プレート19とを基準の形状に復元させることで、表示媒体10を図3(a)に示す基準形状態にできる。よって、フレキシブル性を持たせつつ、必要な場合には基板間の距離を均一な状態や平板状態にすることができる。
図4は、表示装置1の電気的構成を示すブロック図である。本体20は、中央演算処理装置であるCPU71と、ROM72と、RAM73と、ハードディスク74と、画像インターフェイス75(画像I/F75)と、Yパルス電圧制御回路76と、そのYパルス電圧制御回路76に電圧を供給するY駆動電源77と、Xパルス電圧制御回路78と、そのXパルス電圧制御回路78に電圧を供給するX駆動電源79と、復元パルス電圧制御回路80と、その復元パルス電圧制御回路80に電圧を供給する復元駆動電源81とを備えている。
ROM72は、CPU71により実行される制御プログラムや、それらの制御プログラムをCPU71により実行する上で必要なデータなどを格納した書き換え不能なメモリである。なお、ROM72に記憶される制御プログラムは、所定のラインを形成するX電極12aおよびY電極13aに対し、RAM73やハードディスク74に記憶されている画像データに基づく電圧を印加するようにプログラムされている。
RAM73は、CPU71により実行される各種処理に必要なデータやプログラムを一時的に記憶したり、外部から非図示のインターフェイスを介して入力された画像データを一時的に格納したりするための揮発的なメモリである。ハードディスク74は、不揮発性メモリであり、外部から非図示のインターフェイスを介して入力された画像データなどが格納される。なお、RAM73及びハードディスク74に記憶される画像データは、CPU71により処理されて画素データとして画像I/F75へ出力される。画像I/F75は、RAM73又はハードディスク74からCPU71を介して入力された画素データに対し各処理を行い、Yパルス電圧制御回路76及びXパルス電圧制御回路78へ所定の信号を出力するためのインターフェイスである。
Yパルス電圧制御回路76は、Y駆動電源77から供給された電圧を、画像I/F75から出力される信号に従う駆動パルスに変換して、Y電極13aへ出力するものである。Xパルス電圧制御回路78は、X駆動電源79から供給された電圧を、画像I/F75から出力される信号に従って駆動パルスに変換して、X電極12aへ出力するものである。復元パルス電圧制御回路80は、復元駆動電源81から供給された電圧を、駆動パルスに変換して、復元電極82へ出力するものである。
図5は、画像書換処理のフローチャートである。この画像書換処理は、ユーザから操作ボタン26bを介して画像の書換要求があった場合に実行される処理であり、CPU71によって実行される。この処理では、まず、操作ボタン26bを介して画像の書換信号が入力されたかを判断する(S501)。書換信号が入力されていなければ(S501:No)、本処理を終了する。
一方、書換信号が入力された場合には(S501:Yes)、復元電極82を介して枠体17および補強プレート19に通電する(S502)。すると、枠体17および補強プレート19は、通電加熱されることを契機として基準の形状に復元する。その後で、書換えを行う書換画素に電圧を印加する(S503)。書換画素の全部に電圧を印加するまでは、S503とS504(S504:No)の処理を繰り返し、書換画素の全部に電圧を印加し終わった場合に(S504:Yes)、本処理を終了する。
このように、枠体17および補強プレート19には、画像を書換える前に通電加熱される。よって、画像を書き換える際には、枠体17および補強プレート19が復元し、表示媒体10は図3(a)に示す基準形状態になっている。即ち、画像を書き換える際には、第1基板12と第2基板13とが水平状態にあり、基板12,13間の距離が所定の基準値になっているので、画像を書き換える際に発生される基板間の電界を、各画素毎内において均一に与えることができる。
図6は、上述した画像書換処理によって、枠体17および補強プレート19と書換画素とに印加される駆動パルスの一部を示したタイミングチャートである。図6(a)は枠体17および補強プレート19を形成している形状記憶材を通電加熱するために電極82へ印加する電圧の出力する駆動パルス、図6(b)〜(g)は各書換画素に電圧を印加するために各書換画素に対応した各X電極へ出力する電圧の駆動パルスのタイミングを示している。図6に示すように、各書換画素に駆動パルスが出力される前に、枠体17および補強プレート19に駆動パルスが出力され遮断される。そして、各書換画素に駆動パルスが出力される。ここで、各書換画素に電圧を印加するために各書換画素に対応した各Y電極へ出力する電圧の駆動パルスは図示していないが、本実施例では一般的な単純マトリクス方式の駆動により、各X電極へ出力する電圧の駆動パルスのタイミングを考慮して各書換画素に対応した各Y電極へ書換電圧の駆動パルスを出力して所望の書換えを行う。
また、本実施例では、画像の書換え前にのみ形状記憶材を加熱して基板間距離を復元する例を示したが、より安定した画質の書換えをしたい場合には、書換え操作の間に継続して形状記憶材を過熱し続けてもよい。
図7は、上述した画像書換処理における表示媒体10の変化の様子を示す断面図である。尚、本実施例では、書換信号が入力される前は、表示媒体10は図7(a)に示すような変形状態にあるとする。
書換信号が入力されると、表示媒体10は、図7(a)に示す変形状態から図7(b)に示す基準形状態に変形する。具体的には、復元電極82を介して通電加熱されることに基づいて、枠体17は第1基板12と第2基板13との間で略直立に、補強プレート19は平面状に変形する。その結果、表示媒体10は図7(b)に基準形状態、即ち、第1基板12と第2基板13とが水平状態にあり、基板12,13間の距離が所定の基準値になっている状態に変形する。
枠体17および補強プレート19を通電加熱した後は、X電極12a、Y電極13aを介して所定の書換画素に電圧が印加される。書換画素に電圧が印加されると図7(b)の状態から図7(c)の状態に変化する。尚、本実施例では、図7(b)に示す左側から2番目のセルCと、左から4番目のセルCに電界が発生されるものとする。
この場合、図7(b)に示す左側から2番目のセルCでは、第2基板13側の黒色帯電粒子31bが図7(c)に示すように、第1基板12側に移動する。また、図7(b)に示す左側から4番目のセルCでも、第2基板13側の黒色帯電粒子31bが図7(c)に示すように、第1基板12側に移動する。こうして、図7(b)に示す左側から2番目のセルCと、左から4番目のセルCとで画像の書換えが終了する。
このように、本実施例では、枠体17および補強プレート19には、画像を書換える前に通電加熱される。よって、画像を書き換える際には、枠体17および補強プレート19が復元し、表示媒体10は図7(b)に示す基準形状態になっている。即ち、画像を書き換える際には、第1基板12と第2基板13とが水平状態にあり、基板12,13間の距離が所定の基準値になっているので、画像を書き換える際に発生される基板間の電界を、各画素毎内に均一に与えることができる。従って、各画素の帯電粒子31を均一に移動させることができ、高品質の画像を表示させることができる。さらに安定した書換えを行うためには、書換え操作の間に継続して形状記憶材を過熱し続けてもよい。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
本実施例では、枠体17を4分割して構成する場合についてについて説明したが、枠体17を一体に構成しても良い。かかる場合には、部品点数を削減することができる。逆に、補強プレート19を一体に構成する場合について説明したが、補強プレート19を例えば、ライン状、散点状に分割して構成しても良い。一体に構成する場合よりもフレキシブル性を向上させることができる。
また、本実施例では、第1枠体17a〜第4枠体17dの各々を同時に駆動させる場合について説明したが、それらを個別に駆動させても良く、また、時間差をおいて駆動させるようにしても良い。
例えば、表示領域を縦方向に2等分、横方向に2等分にし、全部で4等分した表示領域と、その4等分した各表示領域に隣設する第1枠体17a〜第4枠体17dの各々とを対応付けておく。そして、書換要求があった場合、枠体17を通電加熱する前に、全部の書換画素を解析し、その結果、書換画素が4等分した表示領域のうちの一つの領域内だけに含まれる場合には、第1枠体17a〜第4枠体17dのうち、その領域に割り当てられたものについてだけ通電加熱する。即ち、4分割した枠体17を部分的に駆動するようにしても良い。かかる場合には、省電力で枠体17を駆動させることができる。
また、本実施例では、形状記憶材を通電加熱することにより加熱して形状を復元する例を示したが、形状記憶材を過熱するためのヒーターを設けて、そのヒーターにより形状記憶材の形状復元を制御してもよい。
上述の実施形態では、分散媒が液体であるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、分散媒が気体の表示媒体にも適用できる。
(a)は本発明の表示媒体と、その表示媒体を搭載した本発明の表示装置の外観斜視図である。 表示媒体の分解斜視図である。 (a)は基準形状態における表示媒体の断面図である。(b)は変形状態における表示媒体の断面図である。 表示装置の電気的構成を示すブロック図である。 画像書換処理のフローチャートである。 駆動パルスの一部を示したタイミングチャートである。 画像書換処理における表示媒体の変化の様子を示す断面図である。
符号の説明
5 隔壁部材(隔壁)
10 表示媒体
12 第1基板(一対の基板)
13 第2基板(一対の基板)
17 枠体(保持部材)
19 補強プレート(補強部材)
31(31a) 帯電粒子(白色帯電粒子)
31(31b) 帯電粒子(黒色帯電粒子)
S502 復元指示手段
S503 電界発生指示手段

Claims (9)

  1. 枠体と、その枠体の両開口面を覆う可撓性を有する一対の基板と、その一対の基板と前記枠体とに囲まれて形成される密閉室と、その密閉室内に充填される分散媒と、その分散媒に分散されている帯電粒子とを備え、前記一対の基板間に発生される電界によって前記帯電粒子が前記分散媒中を移動して前記一対の基板の少なくとも一方に画像を表示する表示媒体において、
    圧力に応じて変形する可撓性と、所定契機によりその変形した形状から基準の形状に復元する復元性とを有する保持部材が前記一対の基板間に配置されていることを特徴とする表示媒体。
  2. 熱エネルギーが与えられることにより、前記保持部材は基準の形状に復元することを特徴とする請求項1に記載の表示媒体。
  3. 前記保持部材が前記一対の基板の両方に固着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示媒体。
  4. 前記枠体が保持部材であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示媒体。
  5. 圧力に応じて形状が変形する可撓性と、所定契機によりその変形した形状から基準の形状に復元する復元性とを有する板状の補強部材が、前記一対の基板のうち画像を表示する基板とは別の基板の表面に固着されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の表示媒体。
  6. 前記保持部材または前記補強部材は、形状記憶合金によって形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の表示媒体。
  7. 前記密閉室内を複数の空間に区画する隔壁部材が、前記密閉室内において前記一対の基板と直交する方向に立設されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の表示媒体。
  8. 前記一対の基板の少なくとも一方の基板に対して非固着状態で、前記隔壁部材が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の表示媒体。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の表示媒体を備えた表示装置において、
    前記一対の基板間に電界を発生させるように指示する電界発生指示手段と、
    その電界発生指示手段によって前記一対の基板間に電界が発生される前に、前記保持部材を前記基準の形状に復元させるように指示する復元指示手段とを備えていることを特徴とする表示装置。
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