JP2008137759A - ペダル式ゴミ箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】梱包物の小型化を行うことができ、また、耐久性の高いペダル式ゴミ箱を提供することと。
【解決手段】ゴミ箱本体2の底部に設けられたペダル収容部22内に、ペダル5を長手方向にスライド可能に収容する。ペダル収容部22の側面に形成された長穴27に、ペダルの揺動軸53を摺動可能に嵌合する。ペダルの踏部51が使用者に踏まれると、ペダル5が揺動軸53回りに揺動し、ペダルの本体部52の先端が内容器の底面44に当接して内容器4を上方に駆動し、内容器4の上端が蓋3を押し上げて、蓋3が枢着軸29a回りに回動して全開になる。不使用時や搬送時には、ペダル5を背面側にスライドさせてゴミ箱本体2内に収納する。複数のペダル式ゴミ箱1を梱包する際、ペダル収容部22の高さ方向の寸法に相当する距離をおいて、複数のゴミ箱本体2を互いに密に積み重ねることができる。
【選択図】図1
【解決手段】ゴミ箱本体2の底部に設けられたペダル収容部22内に、ペダル5を長手方向にスライド可能に収容する。ペダル収容部22の側面に形成された長穴27に、ペダルの揺動軸53を摺動可能に嵌合する。ペダルの踏部51が使用者に踏まれると、ペダル5が揺動軸53回りに揺動し、ペダルの本体部52の先端が内容器の底面44に当接して内容器4を上方に駆動し、内容器4の上端が蓋3を押し上げて、蓋3が枢着軸29a回りに回動して全開になる。不使用時や搬送時には、ペダル5を背面側にスライドさせてゴミ箱本体2内に収納する。複数のペダル式ゴミ箱1を梱包する際、ペダル収容部22の高さ方向の寸法に相当する距離をおいて、複数のゴミ箱本体2を互いに密に積み重ねることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ペダルによって開放される蓋を備えたペダル式ゴミ箱に関する。
従来より、ゴミ箱本体の下部にペダルを備え、このペダルが操作者に踏まれるに伴って、ゴミ箱本体の上部の蓋が開放するように形成したペダル式ゴミ箱が知られている。この種のペダル式ゴミ箱は、ペダルがゴミ箱本体の外周面よりも突出しているので、この突出部分が不使用時や搬送時に邪魔になるという不都合がある。また、搬送時の梱包物が大きくなって搬送コストの増大を招くという不都合がある。
このような不都合を解消するため、従来、ペダルを先端部材と本体部材とで構成し、上記先端部材を本体部材に枢着して回動可能に形成したペダル式ゴミ箱が提案されている(例えば、特許文献1:登録実用新案第301488号公報参照)。このペダル式ゴミ箱は、ペダルの先端部材を回動させてゴミ箱本体の外周面に沿って直立させることにより、不使用時や搬送時にペダルの突出部分が邪魔になる不都合を防止するようにしている。
しかしながら、上記従来のペダル式ゴミ箱は、ペダルの回動した先端部材が、ゴミ箱本体の外周面に沿って直立するので、この先端部材が厚み方向にゴミ箱本体の外周面から突出する。複数個のペダル式ゴミ箱を梱包する場合、複数のゴミ箱本体を順次積み重ねてスタック状態にすることが好ましいが、上記従来のペダル式ゴミ箱は、上側に積み重ねられるゴミ箱本体のベダルの突出部分が、下側のゴミ箱本体の開口部に係止することになり、スタック状態に梱包することができない。
そこで、従来、ゴミ箱本体のペダルの突出位置から上側に凹部を形成し、この凹部内に、ペダルの回動した先端部材を収納するようにしたペダル式ゴミ箱が提案されている(例えば、特許文献2:特開平11−227813号公報参照)。このペダル式ゴミ箱は、ペダルの先端部材を回動させて凹部内に収納することにより、ゴミ箱本体の外周面よりも突出するペダルの部分を無くしている。これにより、不使用時やスタック状態での梱包時にペダルの突出部分が邪魔になる不都合を、解消している。
登録実用新案第301488号公報
特開平11−227813号公報
しかしながら上記従来のいずれのペダル式ゴミ箱も、ペダルを別体の先端部材と本体部材とで構成しているので、ペダル式ゴミ箱を構成する部品点数が多くて製造コストが高く、また、組み立てに手間がかかるという問題がある。また、ペダルを別体の先端部材と本体部材とで構成し、上記先端部材を本体部材に回動可能に枢着しているので、この枢着部分が破損し易く、ペダル式ゴミ箱の耐久性の低下を招き易いという問題がある。また凹部を設けた従来のペダル式ゴミ箱は、凹部を設けた分、ゴミ収容量が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、梱包物の小型化を行うことができ、また、耐久性の高く、ゴミ収容量の低下を招かないペダル式ゴミ箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明のペダル式ゴミ箱は、上部に開口を有するゴミ箱本体と、上記ゴミ箱本体に枢着され、上記開口を開閉する蓋と、上記蓋を開放する駆動力を伝達する伝達部材と、上記ゴミ箱本体の下部に揺動可能に配置され、踏力を受ける踏部と、この踏部と一体に形成されて上記伝達部材に駆動力を与える本体部とを有するペダルと、上記ペダルをスライドさせて、上記踏部の先端が上記ゴミ箱本体の外周面よりも内側に位置するように、上記ペダルをゴミ箱本体内に収納させるスライド構造とを備えることを特徴としている。
上記構成によれば、ゴミ箱本体の下部に配置されたペダルが、スライド構造によってスライドされてゴミ箱本体内に収納され、ペダルの踏部の先端がゴミ箱本体の外周面よりも内側に位置する。これにより、不使用時や梱包時にペダルの突出部分が邪魔になる不都合が確実に防止される。
また、上記ペダルをスライド構造によってスライドさせてゴミ箱本体内に収納するので、従来のように、ペダルの回動した先端部材を収容する凹部をゴミ箱本体に形成する必要が無い。したがって、凹部を設けない分ゴミ収容量を増大させることができる。
また、上記ペダルは、踏部と本体部が一体に形成されているので、ペダルの部品点数を従来よりも少なくできて、ペダル式ゴミ箱の製造コストを低減でき、また、少ない手間でペダル式ゴミ箱を組み立てることができる。また、上記ペダルは、踏部と本体部を一体に形成しているので、強度の低下を防止できて、耐久性の高いペダル式ゴミ箱が得られる。
一実施形態のペダル式ゴミ箱は、上記伝達部材は、上記ゴミ箱本体の内側に収容された内容器であり、上記ペダルが上記踏部に踏力を受けて揺動するに伴って、上記ペダルの本体部が上記内容器の底に当接して上記内容器を上方に駆動し、上記内容器の上端が上記蓋の枢着軸の近傍に当接して上記蓋を枢着軸回りに回動させるように形成されている。
上記実施形態によれば、上記内容器内にゴミが投入されることにより、ゴミの廃棄時には、内容器のみをゴミ箱本体から取り出してゴミの廃棄作業を行うことができる。内容器は、ゴミ箱本体のように枢着された蓋やペダル等が無く、例えば把手を有するバケツ等で簡易に構成される。したがって、ゴミの廃棄を容易に行うことができる。さらに、ゴミの廃棄時に蓋やペダルにゴミが付着することがなく、また、内容器の縁部等にゴミが付着しても容易に除去することができる。その結果、内容器や、この内容器を収容するゴミ箱本体を容易に清潔に保つことができる。
このような内容器を備えたペダル式ゴミ箱において、内容器が伝達部材を兼ねるので、ゴミの廃棄が容易で衛生的なペダル式ゴミ箱を、少ない部品点数で構成できる。また蓋を取り外した状態のペダル式ゴミ箱をスタック状態で梱包するのに適している。
一実施形態のペダル式ゴミ箱は、上記伝達部材は、上記ゴミ箱本体の背面側に配置され、上端が上記蓋の枢着軸の近傍に連結されていると共に下端が上記ペダルの本体部に連結されたロッドであり、上記ペダルが上記踏部に踏力を受けて揺動するに伴って、上記ロッドが上方に移動して上記蓋を枢着軸回りに回動させるように形成されている。
上記実施形態によれば、伝達部材をロッドで形成することにより、少ないスペースによって蓋を開閉できる。さらに、ペダルの本体部に連結されたロッドは、ペダルがスライド構造によってスライドされるときに、このペダルのスライドに追従して所定位置にスライドできる。したがって、従来のロッドを備えるペダル式ゴミ箱に、本発明のスライド構造を容易に適用できる。
一実施形態のペダル式ゴミ箱は、上記スライド構造は、上記ゴミ箱本体の底部に形成された長穴と、上記ペダルの本体部に形成され、上記長穴に嵌合すると共に上記長穴の長手方向に摺動可能な揺動軸とを有する。
上記実施形態によれば、ペダルの揺動軸が長穴の長手方向の一端に位置するとき、ペダルが揺動自在となり、このペダルの踏部に踏力を受けて伝達部材に駆動力を与える。一方、ペダルがスライドされて、このペダルの揺動軸が長穴の長手方向の他端に達すると、ペダルの踏部の先端がゴミ箱本体の外周面よりも内側に位置する。このように、簡易な構成によって、不使用時や搬送時にペダルをゴミ箱本体内に収容して、ペダルの突出に起因する問題点を効果的に解消できるペダル式ゴミ箱が得られる。
上述のように、本発明によれば、ゴミ箱本体の下部に配置されたペダルを、スライド構造によってスライドしてゴミ箱本体内に収納することができ、ペダルの突出に起因する問題点を解消できる。また従来例のように凹部を必要としないので、ゴミ収容量を増大させることができる。さらに、ゴミ箱本体内に収容可能なペダルを単一の部材で構成できるので、従来よりもペダルの強度を増大できて、耐久性の高いペダル式ゴミ箱が得られる。
以下、本発明のペダル式ゴミ箱を図示の実施形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態のペダル式ゴミ箱を示す断面図である。
図1は、本発明の第1実施形態のペダル式ゴミ箱を示す断面図である。
このペダル式ゴミ箱1は、上部に開口を有するゴミ箱本体2と、このゴミ箱本体2の開口を開閉する蓋3と、ゴミ箱本体2の内側に配置された伝達部材としての内容器4と、ゴミ箱本体2の下部に配置されたペダル5とで大略構成されている。
図2(a)はゴミ箱本体2の下部を示す部分断面図であり、図2(b)はゴミ箱本体2を上側から見た様子を示す平面図である。このゴミ箱本体2は上部に開口21を有し、上端から下側に向うにつれて直径が小さくなるテーパー状の有底円筒形状に形成されている。ゴミ箱本体2の底には、底面の一部が上側に隆起したような直方体形状のペダル収容部22が設けられている。このペダル収容部22に連なるペダル開口23が、ゴミ箱本体の外周面の下端前面に設けられている。
上記ペダル収容部22の天面には、前後方向の中央に対して背面寄りに、矩形の貫通穴24が設けられている。また、ペダル収容部22の天面には、前後方向の中央に対して前面寄りに、ペダルストッパ25が設けられている。このペダルストッパ25は、ペダル収容部22の天面にコ字状の貫通溝が切り込まれて形成された板バネ部25aと、この板バネ部25bの下側面に突出する突起25bとを有する。ペダル収容部22の背面には内部貫通穴26が形成されて、ゴミ箱本体2の内部に連なっている。
上記ペダル収容部22の側面には、前後方向に延在する長穴27が形成されている。この長穴27は、上端縁がペダル収容部22の天面に沿うように、ペダル収容部22の側面を貫通して形成されている。この長穴27の前後方向の略中央に、長穴27の下端縁からペダル収容部22の下端縁に向って延びるガイド溝28が設けられている。ペダル式ゴミ箱を組み立てる際、上記ガイド溝28を経由して、後述するペダルの揺動軸53を長穴27内に嵌合するようになっている。
ゴミ箱本体2の上部に、外周面の背面側に突出した軸支持部29が形成されており、この軸支持部29の側面に枢着軸29aが設けられている。この枢着軸29aに、ゴミ箱本体の開口21を開閉する蓋3が枢着されている。
上記蓋3は概ね円盤形状を有し、ゴミ箱本体の枢着軸29aを収容する軸受部31と、この軸受部31の近傍から前面に向って延びる当接板32を有する。この当接板32は、蓋3の前後方向の断面において、下端が前面側に向かって下り勾配に形成されている。
上記内容器4は、上部に円形の開口41を有し、上端から下側に向うにつれて直径が小さくなるテーパー状の有底円筒形状に形成されている。この内容器4の上部には、開口41の内側に沿って湾曲した半円弧状の把手42が設けられている。この内容器4内に投入されたゴミを廃棄するとき、上記把手42を起立させて把持して、内容器4をゴミ箱本体2から引き上げるようになっている。内容器4をゴミ箱本体2内に収容したとき、内容器の底面44が、ゴミ箱本体のペダル収容部22の天面に対向する。
図3(a)はペダル5の平面図であり、図3(b)はペダル5の側面図である。図3(b)において、幅方向の中央における縦断面の一部を重ねて示している。このペダル5は、ゴミ箱本体2のペダル収容部22内にスライド自在に収容されており、ゴミ箱の使用時にペダル開口23から突出する踏部51と、この踏部51と一体に形成された本体部52とを有する。ペダルの踏部51の上側面には、滑り止めの凹部51aが複数個形成されている。ペダルの本体部52には、上側面の近傍に、幅方向に延びる揺動軸53が設けられている。この揺動軸53は、ペダル5の両側面から幅方向外側に突出して形成されており、揺動軸53の突出部分がペダル収容部の長穴27に嵌合している。ペダルの本体部52の表面に、揺動軸53の背面側に隣接して、使用時にペダル収容部のペダルストッパ25が係合する第1係合溝55が形成されている。また、ペダルの本体部52の表面に、揺動軸53よりも前面側の位置に、不使用時にペダル収容部のペダルストッパ25が係合する第2係合溝56が設けられている。ペダルの本体部52の揺動軸53よりも背面側の部分は、揺動軸側の部分よりも狭い幅に形成され、かつ、側面視においてV字状に屈曲している。このペダルの本体部52の背面側の端部に、内容器の底面44に当接する半円板状の突起58が幅方向両側に夫々設けられている。
上記構成のペダル式ゴミ箱1は、以下のようにして蓋3の開き動作をする。すなわち、ゴミ箱本体のペダル開口23から突出したペダルの踏部51が、操作者によって踏まれる。これに伴い、ペダル5が揺動軸53回りに揺動し、ペダルの本体部52の先端側部分がペダル収容部22の貫通穴24から突出して、ペダルの突起58が内容器の底面44に当接して内容器4に上向きの駆動力を与える。このとき、ペダルの揺動軸53に隣接する第1係合溝55が、ペダル収容部のペダルストッパ25に係合されているので、ペダル5の揺動軸53は長穴27の前面側の端に保持された状態で回動する。ペダル5からの駆動力によって内容器4が上向きに駆動されると、内容器4の上端が蓋の当接板32の下端に当接する。内容器4が更に上方に駆動されるに伴い、内容器4の上端が、蓋の当接板32の下端に沿って摺動しながら蓋3を押し上げて、蓋3が枢着軸29a回りに回動して全開位置に達する。図4は、ペダル式ゴミ箱1の蓋3が全開位置に達した様子を示す断面図である。内容器4内にゴミを投入した後、操作者がペダルの踏部51から足を離すと、内容器4が自重で下方に移動する。これと共に蓋3が自重で閉じ方向に回動して、ゴミ箱本体の開口21が閉じる。
ペダル式ゴミ箱1の不使用時や搬送時には、ペダル5をゴミ箱本体2内に収納する。すなわち、ペダルの踏部51に背面向きの力を与え、ペダル第1係合溝55とペダルストッパ25との係合を解いてペダル5を背面側にスライドさせる。これにより、ペダルの揺動軸53がペダル収容部の長穴27に沿って摺動して背面側の端に達すると共に、ペダル第2係合溝56にペダルストッパ25が係合して、ペダル5が収納位置に保持される。こうして、図5の断面図に示すように、ペダルの踏部51の先端がゴミ箱本体2の外周面よりも内側に位置するように、ペダル5がゴミ箱本体2内に収納される。したがって、このペダル式ゴミ箱1は、不使用時や搬送時にペダルの突出部分が邪魔になる不都合を確実に防止できる。
このペダル式ゴミ箱1は、複数のペダル式ゴミ箱1を梱包するとき、梱包物を小型にできる。すなわち、複数のペダル式ゴミ箱1を梱包するとき、ゴミ箱本体2から蓋3と内容器4を取り外して、複数のゴミ箱本体2を積み重ねてスタック状態にする。このとき、複数のゴミ箱本体2は、上側のゴミ箱本体2の下端が、下側のゴミ箱本体2のペダル収容部22の天面に接するように順次積み重なる。図6は、複数のゴミ箱本体2をスタック状態にした様子を示す断面図である。図6に示すように、複数のゴミ箱本体2を、ゴミ箱本体2の下端からペダル収容部22の天面までの寸法に相当する距離をおいて順次積み重ねることができる。この距離は、ペダル5の厚み方向の寸法と概ね同じである。したがって、従来のペダル式ゴミ箱のように、ペダルの先端部材を回動させて収納する凹部をゴミ箱本体が形成された場合と比較して、複数のゴミ箱本体2を大幅に密に積み重ねることができる。その結果、複数のペダル式ゴミ箱1を梱包してなる梱包物を従来よりも小型にできて、搬送コストの削減を行うことができる。
また、このペダル式ゴミ箱1が備えるペダル5は、踏部51と本体部52を一体に形成しているので、ペダルを別体の先端部材と本体部材とで構成した従来よりも、部品点数を少なくできる。したがって、ペダル式ゴミ箱1の製造コストを低減でき、また、少ない手間でペダル式ゴミ箱1を組み立てることができる。また、上記ペダル5は、踏部51と本体部52を一体に形成しているので、先端部材を本体部材に回動可能に枢着した従来よりも強度を増大することができる。したがって、耐久性の高いペダル式ゴミ箱1が得られる。
また、このペダル式ゴミ箱1は、ゴミを廃棄する際、内容器の把手42が把持されて、内容器4のみがゴミ箱本体2から取り出される。この内容器4には、ゴミ箱本体2のように蓋3やペダル5が無いので、容易にゴミを廃棄することができ、また、ゴミの廃棄時に蓋3やペダル5にゴミが付着することも無い。さらに、内容器4の縁部や外周面等にゴミが付着しても、内容器4の掃除を容易に行うことができる。その結果、内容器4やゴミ箱本体2を容易に清潔に保つことができる。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態のペダル式ゴミ箱を示す断面図である。このペダル式ごみ箱101は、伝達部材としてロッドを用いる点が、第1実施形態のペダル式ゴミ箱1と相違する。
図7は、本発明の第2実施形態のペダル式ゴミ箱を示す断面図である。このペダル式ごみ箱101は、伝達部材としてロッドを用いる点が、第1実施形態のペダル式ゴミ箱1と相違する。
このペダル式ゴミ箱101は、上部に開口を有するゴミ箱本体102と、このゴミ箱本体102の開口を開閉する蓋103と、ゴミ箱本体102の下部に配置されたペダル105と、このペダル105と蓋103とを連結するロッド106とで大略構成されている。
ゴミ箱本体102は、上部に矩形の開口121を有し、テーパー状の有底角柱形状に形成されている。ゴミ箱本体102の底部の幅方向中央に、前後方向に延びる溝状のペダル収容部122が形成されている。このペダル収容部122に連なるペダル開口123が、ゴミ箱本体の外周面の下端前面に設けられている。上記ペダル収容部122の側面には、前後方向に延在する長穴127が形成されている。この長穴127に、後述するペダルの揺動軸153が摺動自在に嵌合している。
ゴミ箱本体102の上部の背面側に軸支持部129が形成されており、この軸支持部129の側面に設けられた枢着軸129aに、蓋103が枢着されている。
上記蓋103は概ね矩形状を有し、ゴミ箱本体102の枢着軸129aを収容する軸受部131と、この軸受部131の近傍に設けられた溝状のロッド当接部132とを有する。
ペダル105は、ペダル収容部122内にスライド自在に収容されており、ゴミ箱の使用時にペダル開口123から突出する踏部151と、この踏部151と一体に形成された本体部152とを有する。ペダルの本体部152には、ペダル105の長手方向の略中央に、ペダル収容部の長穴127に嵌合する揺動軸153が設けられている。ペダルの本体部152の背面側の端には、ロッド106の下端が連結されている。
ロッド106は、ゴミ箱本体102の背面部のロッド収容溝110内に収容されている。ロッド収容溝110は、ゴミ箱本体102の背面に、幅方向中央に上下方向に延びている。ロッド収容溝110の下端は、ペダル収容部122の背面側の端に連なっている。ロッド106は金属製の棒材で形成されており、ペダル105が使用位置にあるとき、ロッド106とロッド収容溝の底110aとが略並行になるように配置されている。
上記構成のペダル式ゴミ箱101は、ペダルの踏部151が操作者に踏まれるに伴って、ペダル105が揺動軸153回りに揺動し、ロッド106が上方に駆動される。これにより、ロッド106の上端がロッド当接部132に当接して蓋103を上向きに押し上げ、蓋103が枢着軸129a回りに回動して全開位置に達する。図8は、ペダル式ゴミ箱101の蓋103が全開位置に達した様子を示す断面図である。ゴミ箱本体102内にゴミを投入した後、操作者がペダルの踏部151から足を離すと、蓋103が自重で閉じ方向に回動してゴミ箱本体の開口121が閉じる。
ペダル式ゴミ箱101の不使用時や搬送時には、ペダル105をゴミ箱本体102内に収納する。すなわち、ペダルの踏部151に背面向きの力を与えて、ペダル105を背面側にスライドさせる。これにより、ペダルの揺動軸153がペダル収容部の長穴127に沿って摺動して背面側の端に達する。また、ロッド106の下端がペダル105と共に背面側に移動する一方、ロッド106の上端はロッド当接部132の近傍に留まる。これにより、側面視において、ロッド106の延在方向が、ゴミ箱本体の最背面111と略平行になる。このゴミ箱本体の最背面111は、ゴミ箱本体102を後述するスタック状態にできるように、かつ、収納状態の上記ロッド106と略平行となるように、緩やかなテーパー傾斜面に形成されている。ペダル105がゴミ箱本体102内に収納されると、図9の断面図に示すように、ペダルの踏部151の先端がゴミ箱本体102の外周面よりも内側に位置する。したがって、このペダル式ゴミ箱101は、不使用時や搬送時にペダルの突出部分が邪魔になる不都合を確実に防止できる。
また、上記ペダル105は、踏部151と本体部152を一体に形成しているので、従来よりも部品点数を少なくできて、ペダル式ゴミ箱101の製造コストを低減でき、また、少ない手間でペダル式ゴミ箱101を組み立てることができる。また、上記ペダル105は、踏部151と本体部152を一体に形成しているので、従来よりも強度を増大することができる。したがって、耐久性の高いペダル式ゴミ箱101が得られる。
1、101 ペダル式ゴミ箱
2、102 ゴミ箱本体
3、103 蓋
4 内容器(伝達部材)
5、105 ペダル
22、122 ペダル収容部
27、127 長穴
51、151 ペダルの踏部
52、152 ペダルの本体部
53、153 ペダルの揺動軸
106 ロッド(伝達部材)
2、102 ゴミ箱本体
3、103 蓋
4 内容器(伝達部材)
5、105 ペダル
22、122 ペダル収容部
27、127 長穴
51、151 ペダルの踏部
52、152 ペダルの本体部
53、153 ペダルの揺動軸
106 ロッド(伝達部材)
Claims (4)
- 上部に開口を有するゴミ箱本体と、
上記ゴミ箱本体に枢着され、上記開口を開閉する蓋と、
上記蓋を開放する駆動力を伝達する伝達部材と、
上記ゴミ箱本体の下部に揺動可能に配置され、踏力を受ける踏部と、この踏部と一体に形成されて上記伝達部材に駆動力を与える本体部とを有するペダルと、
上記ペダルをスライドさせて、上記踏部の先端が上記ゴミ箱本体の外周面よりも内側に位置するように、上記ペダルをゴミ箱本体内に収納させるスライド構造と
を備えることを特徴とするペダル式ゴミ箱。 - 請求項1に記載のペダル式ゴミ箱において、
上記伝達部材は、上記ゴミ箱本体の内側に収容された内容器であり、
上記ペダルが上記踏部に踏力を受けて揺動するに伴って、上記ペダルの本体部が上記内容器の底に当接して上記内容器を上方に駆動し、上記内容器の上端が上記蓋の枢着軸の近傍に当接して上記蓋を枢着軸回りに回動させるように形成されていることを特徴とするペダル式ゴミ箱。 - 請求項1に記載のペダル式ゴミ箱において、
上記伝達部材は、上記ゴミ箱本体の背面側に配置され、上端が上記蓋の枢着軸の近傍に連結されていると共に下端が上記ペダルの本体部に連結されたロッドであり、
上記ペダルが上記踏部に踏力を受けて揺動するに伴って、上記ロッドが上方に移動して上記蓋を枢着軸回りに回動させるように形成されていることを特徴とするペダル式ゴミ箱。 - 請求項1に記載のペダル式ゴミ箱において、
上記スライド構造は、上記ゴミ箱本体の底部に形成された長穴と、上記ペダルの本体部に形成され、上記長穴に嵌合すると共に上記長穴の長手方向に摺動可能な揺動軸とを有することを特徴とするペダル式ゴミ箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006324383A JP2008137759A (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | ペダル式ゴミ箱 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006324383A JP2008137759A (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | ペダル式ゴミ箱 |
Publications (1)
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