JP2008136784A - X線撮影用補助具とx線撮影方法 - Google Patents

X線撮影用補助具とx線撮影方法 Download PDF

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Abstract

【課題】立位姿勢の患者の足をX線撮影するときに、足の甲にX線を垂直に入射させることを可能にし、正確なX線撮影を短時間で行うことができる線撮影用補助具とX線撮影方法を提供する。
【解決手段】本発明は、立位姿勢の患者の足をX線撮影するために、X線撮影装置の管球直下の床上に設置して使用されるX線撮影用補助具であって、このX線撮影用補助具は、X線撮影用のフィルムを収容した乾板を載置する足踏面部を備えた踏み台形状に形成され、該足踏面部は、患者の片足を踏み込んだ状態で乗せたときに足の甲の傾斜が床面に対して略水平となるような向きに所定の角度で傾斜して成り、足踏面部に乗せた患者の足の甲にX線を垂直に入射させることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、立位姿勢の患者の足をX線撮影するときに、足の甲にX線を垂直に入射させることを可能にし、正確なX線撮影を短時間で行うことができる線撮影用補助具とX線撮影方法に関するものである。
従来から病院の放射線科が行っている患者の足の診断において、立位姿勢の患者の足をX線撮影する場合、以下の手順で行われていた。
先ず、図8に示すように、X線撮影装置Pの管球直下の床上にゴザ10等を敷き、このゴザ10の上に、X線撮影用のフィルムFが収容された乾板6を置く。
そして、X線撮影装置Pの管球から発生するX線を患者の足の甲Qに垂直に入射させるために、X線撮影装置Pを操作し、管球からのX線照射角度を約10°傾ける。
これは、床面に水平に置かれている乾板6の上に、踏み込んだ状態で患者の足を乗せると、足の甲Qが当該床面(乾板)に対して約10°傾くからであり、正確なX線撮影を行うためには、この足の甲Qの傾きに対応して、管球からのX線照射角度を10°傾ける必要があるのである。
そして、図8に示すように、前記した乾板6の上に、立位姿勢のまま踏み込んだ状態で患者の片足を乗せてもらい、その状態で足のX線撮影を行っていた。
特になし
しかしながら、従来のように、立位姿勢の患者の足をX線撮影し、患者の足の診断を行う場合は、他のX線撮影よりも作業に手間が掛かるため、検査時間が長くなり、患者の負担が増すと同時に、次の患者の検査の待ち時間が長くなることが危惧されている。
特に、立位姿勢で患者の足をX線撮影する場合、ゴザ10を床上に敷いたり、X線撮影装置Pの管球からのX線照射角度を傾ける等の作業により、検査時間が長くなってしまう。
しかも、ゴザ10は滑り易いことから、患者にとって危険であると共に、正確なX線撮影を行うことが難しくなっていた。
さらに、管球から発生するX線を、患者の足の甲Qに垂直に入射させるために、X線撮影装置Pの管球からのX線照射角度を10°傾けていたが、X線撮影を行う者によってX線の照射角度にばらつきが生じる等の種々の問題点を有していた。
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、立位姿勢で患者の足をX線撮影する場合において、従来のようにゴザを床上に敷いたり、X線撮影装置の管球からのX線照射角度を傾ける等の作業による手間を省くことで検査時間を短くし、これによって患者の負担を減らすと同時に、次の患者の検査の待ち時間を短くすることができ、しかも、患者の安全を確保しつつ、正確なX線撮影を行うことができる線撮影用補助具とX線撮影方法を提供することを目的とする。
本発明は、立位姿勢の患者の足をX線撮影するために、X線撮影装置の管球直下の床上に設置して使用されるX線撮影用補助具であって、このX線撮影用補助具は、X線撮影用のフィルムを収容した乾板を載置する足踏面部を備えた踏み台形状に形成され、該足踏面部は、患者の片足を踏み込んだ状態で乗せたときに足の甲の傾斜が床面に対して略水平となるような向きに所定の角度で傾斜して成り、足踏面部に乗せた患者の足の甲にX線を垂直に入射させることで、上述した課題を解決した。
また、X線撮影用補助具の足踏面部は、乗せている足の指を持ち上げるように傾斜していることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、X線撮影用補助具の足踏面部の傾斜角度は、約10°を基準としていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、X線撮影用補助具の足踏面部は、凹状に形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、X線撮影用補助具は、床面に対して滑らない摩擦部材によって形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
一方、本発明は、立位姿勢の患者の足をX線撮影するためのX線撮影方法であって、X線撮影装置の管球直下の床上にX線撮影用補助具を設置する工程と、X線撮影用のフィルムを収容した乾板をX線撮影用補助具の傾斜した足踏面部に載置する工程と、傾斜した足踏面部に載置した乾板の上に立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せることで、足の甲の傾斜を床面に対して略水平の状態にする工程と、足踏面部に乗せた患者の足の甲にX線を垂直に入射させて足のX線撮影を行う工程と、から成ることで、同じく上述した課題を解決した。
また、傾斜した足踏面部に載置した乾板の上に立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せることで、足の甲の傾斜を床面に対して略水平の状態にする工程は、足踏面部に乗せている足の指を持ち上げるように傾斜させていることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、傾斜した足踏面部に載置した乾板の上に立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せることで、足の甲の傾斜を床面に対して略水平の状態にする工程は、足踏面部の傾斜角度を、約10°としていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、X線撮影用のフィルムを収容した乾板を、X線撮影用補助具の傾斜した足踏面部に載置する工程は、凹状に形成された足踏面部に乾板を配置していることで、同じく上述した課題を解決した。
本発明によれば、立位姿勢で患者の足をX線撮影する場合において、従来のようにゴザを床上に敷いたり、X線撮影装置の管球からのX線照射角度を傾ける等の作業による手間を省くことで検査時間を短くし、これによって患者の負担を減らすと同時に、次の患者の検査の待ち時間を短くすることができ、しかも、患者の安全を確保しつつ、正確なX線撮影を行うことができる。
すなわち、本発明は、立位姿勢の患者の足をX線撮影するために、X線撮影装置の管球直下の床上に設置して使用されるX線撮影用補助具であって、このX線撮影用補助具は、X線撮影用のフィルムを収容した乾板を載置する足踏面部を備えた踏み台形状に形成され、該足踏面部は、患者の片足を踏み込んだ状態で乗せたときに足の甲の傾斜が床面に対して略水平となるような向きに所定の角度で傾斜して成り、足踏面部に乗せた患者の足の甲にX線を垂直に入射させることができるので、従来のようにX線撮影装置の管球からのX線照射角度を傾けることなく、正確なX線撮影を行うことができる。
また、従来のようにゴザを床上に敷いたり、X線撮影装置の管球からのX線照射角度を傾ける等の作業による手間を省いて、検査時間を短くすることができる。
具体的に、本発明に係るX線撮影用補助具を使用した場合と使用しない場合において、全体の作業時間を比較すると、X線撮影用補助具を使用した場合は平均48秒でX線撮影を終了できるのに対し、X線撮影用補助具を使用しない場合は平均70秒の時間を必要とし、1件のX線撮影において、およそ22秒の差が生じる。
即ち、本発明に係るX線撮影用補助具を使用することにより、1件のX線撮影の時間をおよそ22秒短縮できるのである。これを月平均のX線撮影依頼数である18件を基に年間時間数に換算すると、年間1.32時間(4752秒=1時間19分12秒)もの作業時間を短縮できることとなる。
さらに、X線撮影用補助具の足踏面部は、乗せている足の指を持ち上げるように傾斜しているので、患者の片足を踏み込んだ状態で足踏面部に乗せ易くなっており、患者の負担を減らすことができる。
また、X線撮影用補助具の足踏面部の傾斜角度は、約10°を基準としているので、患者の片足を踏み込んだ状態で足踏面部に乗せたときに足の甲の傾斜が床面に対して略水平となり、足踏面部に乗せた患者の足の甲にX線を垂直に入射させることができる。
加えて、X線撮影用補助具の足踏面部は、凹状に形成されているので、この足踏面部に、X線撮影用のフィルムを収容した乾板を簡単に載置することができる。
また、乾板の縁部が凹状の足踏面部に当接して、乾板が動かない状況を維持することができる。
この他、X線撮影用補助具は、床面に対して滑らない摩擦部材によって形成されているので、患者の片足を踏み込んだ状態で足踏面部に乗せたときに、X線撮影用補助具が床面を滑って移動することが無く、X線撮影時の患者の安全を確保している。
一方、本発明は、立位姿勢の患者の足をX線撮影するためのX線撮影方法であって、X線撮影装置の管球直下の床上にX線撮影用補助具を設置する工程と、X線撮影用のフィルムを収容した乾板をX線撮影用補助具の傾斜した足踏面部に載置する工程と、傾斜した足踏面部に載置した乾板の上に立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せることで、足の甲の傾斜を床面に対して略水平の状態にする工程と、足踏面部に乗せた患者の足の甲にX線を垂直に入射させて足のX線撮影を行う工程と、から成ることから、従来のようにX線撮影装置の管球からのX線照射角度を傾ける必要が無い。
そのため、X線撮影方法を規格化することが可能となり、正確なX線撮影を行って、常に同一条件・同一規格のX線写真を確実に撮ることができる。
また、傾斜した足踏面部に載置した乾板の上に立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せることで、足の甲の傾斜を床面に対して略水平の状態にする工程は、足踏面部に乗せている足の指を持ち上げるように傾斜させているので、患者の片足を踏み込んだ状態で足踏面部に乗せ易くなっており、患者の負担を減らすことができる。
さらに、傾斜した足踏面部に載置した乾板の上に立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せることで、足の甲の傾斜を床面に対して略水平の状態にする工程は、足踏面部の傾斜角度を、約10°としているので、患者の片足を踏み込んだ状態で足踏面部に乗せたときに足の甲の傾斜が床面に対して略水平となり、足踏面部に乗せた患者の足の甲にX線を垂直に入射させることができる。
また、X線撮影用のフィルムを収容した乾板を、X線撮影用補助具の傾斜した足踏面部に載置する工程は、凹状に形成された足踏面部に乾板を配置しているので、この足踏面部に、X線撮影用のフィルムを収容した乾板を簡単に載置することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係るX線撮影用補助具1は、図1に示すように、X線撮影装置Pの管球直下の床上に設置して使用されるものである。
このX線撮影用補助具1は、図5・図6に示すように、X線撮影用のフィルムFを収容した乾板6を載置する足踏面部4を備えた踏み台形状に形成されている。
具体的には、図5に示すように、矩形板状の底板2と、該底板2の一端から垂直に起立した側板3と、該側板3の上端から底板2の他端側に架けて配置され、傾斜状に固定されている足踏面部4を備えている。
また、X線撮影用補助具1の足踏面部4は、図7に示すように、乗せている患者の足の指を持ち上げるように傾斜している。
この足踏面部4の傾斜角度は、側板3の高さによって決定されるものである。そして、足の甲Qの傾斜角度がおよそ10°であるのに対応して、足踏面部4の傾斜角度は、約10°を基準とするように側板3の高さが設定されている。
このように、足踏面部4の傾斜角度を約10°にすることで、図7に示すように、立位姿勢で患者の片足を踏み込んだ状態で乗せたときに、足の甲Qの傾斜が床面に対して略水平となり、足踏面部4に乗せた患者の足の甲QにX線を垂直に入射させることができる。
また、X線撮影用補助具1は、床面に対して滑らない摩擦部材を用いて形成されている。
X線撮影用補助具1の足踏面部4には、図5に示すように、周囲全体に枠部を付設することで、内部全体が浅く凹んだ凹部5を設けている。そして、図6に示すように、この凹部5内に、X線撮影用のフィルムFを収容した乾板6を載置するのである。
足踏面部4に載せる乾板6は、図3に示すように、矩形薄型のケース状に形成されている。また、図2に示すように、乾板6の一方面側の端部には、略L字板状に形成された扉部7が設けられている。この扉部7には、スライドストッパー8が取り付けられている。
そして、図2に示すように、スライドストッパー8による係止を解除して扉部7を開放状態にしてから、乾板6内にX線撮影用のフィルムFを収容するのである。
また、図4に示すように、乾板6の他方面側には、フィルムFの周縁部のみを保持した状態で、その中央の略全面を露出させるようにした開口部9が形成されている。
次に、X線撮影用補助具1を用いて、立位姿勢の患者の足をX線撮影するためのX線撮影方法を説明する。
このX線撮影方法は、X線撮影装置Pの管球直下の床上にX線撮影用補助具1を設置する工程と、X線撮影用のフィルムFを収容した乾板6をX線撮影用補助具1の傾斜した足踏面部4に載置する工程と、傾斜した足踏面部4に載置した乾板6の上に立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せることで、足の甲Qの傾斜を床面に対して略水平の状態にする工程と、足踏面部4に乗せた患者の足の甲QにX線を垂直に入射させて足のX線撮影を行う工程と、から成る。
以下に、上記した各工程を詳述する。
(X線撮影装置の管球直下の床上にX線撮影用補助具を設置する工程)
先ず、X線撮影用補助具1は、図1に示すように、X線撮影装置Pの管球直下における床上に設置される。
X線撮影装置Pは、天井Tから伸縮移動可能で且つ平行移動可能なマニプレータMと、床面に対する縦横方向への向きの変更が可能な操作部Lを備えている。また、X線撮影装置Pは、天井Tに吊り下げられたような状態で取り付けられている。
そして、X線発生用の不図示の管球が、下方に設置されているX線撮影用補助具1の足踏面部4に向けられている。
(X線撮影用のフィルムを収容した乾板をX線撮影用補助具の傾斜した足踏面部に載置する工程)
次に、図2に示すように、スライドストッパー8による係止を解除して扉部7を開放状態にしてから、乾板6内にX線撮影用のフィルムFを収容する。
そして、図6に示すように、扉部7を閉塞した乾板6を、X線撮影用補助具1の足踏面部4における凹部5内に載せる。この際、フィルムFが露出している乾板6の開口部9側を上に向けて凹部5内に載せるようにする。
(傾斜した足踏面部に載置した乾板の上に立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せることで、足の甲の傾斜を床面に対して略水平の状態にする工程)
次に、図7に示すように、傾斜した足踏面部4に載置した乾板6の上に、立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せる。このとき、患者の足は、足踏面部4に乗せている足の指が、若干持ち上げられたような状態となり、足の全体が強制的に傾斜させられた状態となる。そのため、足の甲Qの傾斜が、床面に対して略水平の状態になる。
このとき、足踏面部4の傾斜角度が約10°であるので、甲Q自体の傾斜が相殺され、足の甲Qの傾斜が床面に対して略水平となる。
(足踏面部に乗せた患者の足の甲にX線を垂直に入射させて足のX線撮影を行う工程)
このように、X線撮影用補助具1の足踏面部4に患者の足を踏み込んだ状態で乗せ、足の甲Qの傾斜を床面に対して略水平の状態にしてから、この患者の足の甲QにX線を垂直に入射させて足のX線撮影を行う。
本発明に係るX線撮影用補助具とX線撮影方法は、立位姿勢で患者の足をX線撮影する場合の他に、種々のX線撮影に幅広く利用することができる。
本発明に係るX線撮影用補助具を、X線撮影装置の管球直下に設置した状態を示す斜視図である。 X線撮影用のフィルムを乾板内に収容する状態を示す分解斜視図である。 乾板をフィルム挿入面側から見た状態の斜視図である。 乾板をフィルム露出面側から見た状態の斜視図である。 乾板を載せていない状態のX線撮影用補助具の全体構成を示す斜視図である。 乾板を載せた状態のX線撮影用補助具の全体構成を示す斜視図である。 本発明に係るX線撮影用補助具をX線撮影装置の管球直下に設置し、傾斜した足踏面部に載置された乾板上に患者の片足を踏み込ませているX線撮影時の状態を示す斜視図である。 従来におけるX線撮影時の状態を示す斜視図である。
符号の説明
P…X線撮影装置
Q…足の甲
F…X線撮影用のフィルム
T…天井
M…マニプレータ
L…操作部
1…X線撮影用補助具
2…底板
3…側板
4…足踏面部
5…凹部
6…乾板
7…扉部
8…スライドストッパー
9…開口部
10…ゴザ

Claims (9)

  1. 立位姿勢の患者の足をX線撮影するために、X線撮影装置の管球直下の床上に設置して使用されるX線撮影用補助具であって、このX線撮影用補助具は、X線撮影用のフィルムを収容した乾板を載置する足踏面部を備えた踏み台形状に形成され、該足踏面部は、患者の片足を踏み込んだ状態で乗せたときに足の甲の傾斜が床面に対して略水平となるような向きに所定の角度で傾斜して成り、足踏面部に乗せた患者の足の甲にX線を垂直に入射させることを特徴とするX線撮影用補助具。
  2. X線撮影用補助具の足踏面部は、乗せている足の指を持ち上げるように傾斜している請求項1に記載のX線撮影用補助具。
  3. X線撮影用補助具の足踏面部の傾斜角度は、約10°を基準としている請求項1または2に記載のX線撮影用補助具。
  4. X線撮影用補助具の足踏面部は、凹状に形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載のX線撮影用補助具。
  5. X線撮影用補助具は、床面に対して滑らない摩擦部材によって形成されている請求項1乃至4のいずれかに記載のX線撮影用補助具。
  6. 立位姿勢の患者の足をX線撮影するためのX線撮影方法であって、X線撮影装置の管球直下の床上にX線撮影用補助具を設置する工程と、X線撮影用のフィルムを収容した乾板をX線撮影用補助具の傾斜した足踏面部に載置する工程と、傾斜した足踏面部に載置した乾板の上に立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せることで、足の甲の傾斜を床面に対して略水平の状態にする工程と、足踏面部に乗せた患者の足の甲にX線を垂直に入射させて足のX線撮影を行う工程と、から成ることを特徴としたX線撮影方法。
  7. 傾斜した足踏面部に載置した乾板の上に立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せることで、足の甲の傾斜を床面に対して略水平の状態にする工程は、足踏面部に乗せている足の指を持ち上げるように傾斜させている請求項6に記載のX線撮影方法。
  8. 傾斜した足踏面部に載置した乾板の上に立位姿勢のまま患者の片足を踏み込んだ状態で乗せることで、足の甲の傾斜を床面に対して略水平の状態にする工程は、足踏面部の傾斜角度を、約10°としている請求項6または7に記載のX線撮影方法。
  9. X線撮影用のフィルムを収容した乾板を、X線撮影用補助具の傾斜した足踏面部に載置する工程は、凹状に形成された足踏面部に乾板を配置している請求項6に記載のX線撮影方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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