JP2008135012A - 端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】情報の共有化を促進したり、広告宣伝やサービスの新たな態様を提供したりでき、さらにはHDDクラッシュ等不測の事態に対してトレラント性を有するようなシステムを提供する。
【解決手段】テレビ番組等の配信されたコンテンツに対し、蓄積録画や視聴、印字等何らかのアクションをおこした場合に、その事実を他のコンピュータに自動的に知らせるシステムとした。
【選択図】図4
【解決手段】テレビ番組等の配信されたコンテンツに対し、蓄積録画や視聴、印字等何らかのアクションをおこした場合に、その事実を他のコンピュータに自動的に知らせるシステムとした。
【選択図】図4
Description
本発明は、テレビ番組等の配信されたコンテンツに対し、視聴や録画、印字等何らかのアクションをおこした場合に、その事実を利用して種々の処理を行う端末装置等に関する。
近時、テレビ放送等を受信するための放送受信機能に加えて、インターネット等を介して双方向通信を行うための通信機能や、受信した放送コンテンツ等を大容量HDD等に蓄積録画する蓄積録画機能等を有した装置が開発されつつある。
そして、この種の装置を利用して、HDDに蓄積した放送コンテンツやインターネット情報等を、随時見ることができるようにするといった蓄積型サービスが現在考えられている。
しかしながら、前記蓄積型サービス等のように、現在この種の装置を用いて考えられているシステムやサービスにおいては、前記放送受信機能や通信機能あるいは蓄積録画機能等が別個独立的に考えられていて、この種の装置の特長を十分に引き出していると言えるものは少ない。
そこで本発明は、上述した各機能を有機的に結合させ、それによる今までにない新たなシステムやサービスを提供すべく図ったものであって、テレビ番組等の配信されたコンテンツに対し、蓄積録画や視聴、印字等何らかのアクションをおこした場合に、その事実を他のコンピュータに知らせることにより、情報の共有化を促進したり、広告宣伝やサービスの新たな態様を提供したりすることを主たる所期の課題とし、さらにこれに加え、HDDクラッシュ等不測の事態に対するトレラントなシステムを提供することをもその所期課題の一つとしたものである。
すなわち、本発明は、端末装置側において、放送コンテンツ等を含むデータを受信し、受信した前記データに対して、蓄積録画や視聴出力等、何らかのアクションがなされた場合に、そのデータを識別するためのデータ識別情報を他の端末装置やサーバ等の送信装置に送信するようにしている。
このようなものであれば、例えばデータ識別情報の最終的な送信先を、特定の仲間の用いる端末装置や特定地域内に存在する端末装置等、所定のグループに属する他の端末装置に設定しておくことで、グループ内の何人かが受信し蓄積等したコンテンツ等が何であるのかをそのグループに属する他の者に自動的に知らせることができる。その結果、グループ内での情報共有化を促進することができ、広告コンテンツの効率的な配信等にも寄与することが可能になる。
さらにデータ識別情報の送信先機器において、そのデータ識別情報により識別されるデータを蓄積するといった処理を行うようにすれば、送信元である端末装置におけるデータ格納の効率化や記憶装置等の故障に対する対応等が可能になる。
ここで「データ」とは、テレビ放送やラジオ放送あるいはデータ放送等の放送コンテンツの他、WEBページ等の通信により得られるコンテンツや情報等を含むものである。また「出力する」とは、送信するという意味の他、ファイル出力やプリントアウト、音声出力、画像出力等をも含む意味である。
具体的に例えば特定の仲間や地域といったグループ内での情報共有化を図るとともに当該グループ内での情報交流の円滑化を促進するには、端末装置側においては、前記データ識別情報に加えて、当該端末装置を識別するための端末装置識別子をもサーバコンピュータ等の送信装置に送信するようにしておく一方、前記送信装置側においては、一の端末装置識別子と他の1以上の端末装置識別子を対に有するグループ端末装置情報を1以上管理しておき、受信した端末装置識別子と対をなす他の1以上の端末装置識別子で識別される端末装置に、前記一の端末装置識別子を送信するようにしておくことが望ましい。
また、サーバ等による集中的なグループ管理を行わず、各端末装置でグループ管理をそれぞれ行わせるようにしてもよい。このようにするには、各端末装置が、送信先情報を1以上格納する送信先情報格納部を備え、前記送信先格納部に格納されている1以上の送信先情報を取得し、その送信先情報が示す送信先にデータ識別情報またはそれに加えて端末装置識別子を送信するようにしたものが好ましい。
一方、このように複数の装置におけるデータの共有化が可能な構成であると、通信可能に接続されている複数の装置全体として見た場合に重複する無駄なデータを削除し、データの効率的な蓄積が可能となる。
具体的には、データを識別する情報であるデータ識別情報を含む当該データの削除命令を受け付け、他の端末装置におけるデータ蓄積状況を示す情報であるデータ蓄積状況情報を管理している状態において、当該データ蓄積状況と前記削除命令受付ステップで受け付けた削除命令が有するデータ識別情報から、他の端末装置が当該データ識別情報で識別されるデータを蓄積しているか否かを判断し、当該データを蓄積しているとの判断の場合に、受け付けたデータ識別情報で識別されるデータを削除するものを挙げることができる。
ここで「受け付ける」とは、キーボードやマウス等からの入力を受け付けるという意味の他、受信するという意味も含むものである。
また、一の端末装置で蓄積録画したことが自動的に他の装置に通知されるので、これを利用して、例えば広告コンテンツ等を蓄積した者に対し、割引や景品等の特典を与えるといった全く新しいサービスも実現可能になる。
特にデータ配信地域に応じたサービスを行えるようにするためには、端末装置側において、蓄積したデータの蓄積状況を示すデータ蓄積状況情報を管理するようにしておく一方、端末装置の所在地域等を識別する第1の地域識別情報を格納しておき、広告コンテンツの配信地域等を示す第2の地域識別情報を、例えばデータに付随させて受信するなどして取得し、その第2の地域識別情報と前記第1の地域識別情報とが一定の関係にあるか否かを自動的に判断して、一定の関係にある場合には、前記データ蓄積状況情報を、例えばサービス提供者側に送信するようにした態様が考えられる。
一方、端末装置が携帯型のものであったり、自動車に搭載されて移動可能なもの等の場合には、端末装置の所在そのものが移動するため、第1の地域識別情報をGPS等を利用して外部から受け付けるようにすればよい。
さらに、端末装置が移動可能なものであり、データが交通情報等ある一定地域でのみ有効なものである場合には、その地域外に移動した後は、そのデータを自動削除するようにすれば、データの効率的な蓄積が可能となる。その実施態様としては、データ格納部に前記第2の地域識別情報を属性として有する交通情報等のデータを1以上格納しておき、前記第1の地域識別情報を受け付けた場合に、前記データ格納部に格納されている1以上のデータのうちから、前記第1の地域識別情報と一定の関係にある第2の地域識別情報を有したデータ、例えば第1地域識別情報により識別される第1地域が、第2地域識別情報により識別される第2地域の外である関係にある第2の地域識別情報を有したデータを削除するものを挙げることができる。
また、データを削除する代わりに新たなデータを上書きするようにしてもよいし、格納されているデータが地域識別情報の他の属性を示すデータ属性情報を有する場合には、そのデータ属性情報をもパラメータとして削除又は上書きするデータを決定するようにしてもよい。
以上に詳述した本発明によれば、テレビ番組等の配信されたコンテンツに対し、視聴や録画、印字等何らかのアクションをおこした場合に、その事実を他の装置に報知することにより、情報の共有化を促進したり、広告宣伝やサービスの新たな態様を提供したりすることができ、さらにはデータ蓄積の効率化やHDDクラッシュ等不測の事態に対するトレラントなシステムを提供することも可能となる。
以下、本発明の各実施形態について説明する。なお、各実施形態で対応するものについては同一の符号を付すこととする。
<第1実施形態>図1は、この第1実施形態における全体システムを示した機器構成図である。この図1において、P1はユーザの用いる端末装置であり、P2は送信装置たるサーバコンピュータであって、これらは互いにインターネット等の通信ネットワークを介して双方向通信可能に接続されている。
端末装置P1は、図2に示すように、CPU101、内部メモリ102、HDD等の外部記憶装置103、アンテナATを介して放送(データ放送等を含む)を放送局BCから衛星経由あるいは地上波により受信するチューナユニット104、TV受像器DPに映像や音声信号を出力するAVデコーダ105、リモコンRCと通信するユーザインタフェース106、電話回線等を介してインタネットに接続するためのデータ通信機構(モデム等)107等を備えたものであり、例えばTVに付帯させて使用される一種のコンピュータであるセットトップボックスと称されるものである。なおその他に汎用のパーソナルコンピュータを利用したものでもよいし、カーナビゲーション装置や携帯型のもの等でも構わない。
そしてこの端末装置のP1前記メモリ102や外部記憶装置103等の所定領域に設定したプログラムにしたがってCPU101やその周辺機器を作動させ、図4に示すように、この端末装置が、端末装置識別子格納部D1、送信先情報格納部D2、データ格納部D3、データ受信部1、データ蓄積部2、データ識別情報送信部3、端末装置識別子取得部4及び送信先情報取得部5として機能するように構成している。
詳述すれば、端末装置識別子格納部D1は、当該端末装置P1を識別する端末装置識別子を格納しているものである。この端末装置識別子とは、本実施形態では端末装置そのものを識別する情報のことであり、IPアドレス等でも構わない。その他、ユーザID等使用者を識別する情報であっても構わない。
送信先情報格納部D2は、送信先情報を1以上格納しているものである。本実施形態における送信先は、サーバコンピュータP2であるため、そのサーバコンピュータP2の送信アドレスを送信先情報として格納している。
データ受信部1は、データ及び当該データを識別する情報であるデータ識別情報を受信するものであり、前記アンテナAT、チューナユニット104、AVデコーダ105等を利用して構成してある。ここで「データ」とはテレビ放送やラジオ放送等のように、不特定多数の端末装置P1に対して一方的に配信される放送のコンテンツのことであり、データ識別情報とは番組名や、チャンネル番号と時間など、コンテンツを特定できる情報のことである。なお、「データ」としては、その他にインターネットや他の双方向通信可能な通信網を介して受信されるWEBページデータや文字データ等であってもよい。しかしてその場合のデータ受信部は前記モデム等を利用して構成されることとなる。
データ蓄積部2は、前記データ受信部1で受信したデータをデータ識別情報と関連付けてメモリ102や外部記憶装置103等の所定領域に設定したデータ格納部D3に蓄積するものである。
端末装置識別子取得部4は、前記端末装置識別子格納部D1で格納されている端末装置識別子を取得するものである。
送信先情報取得部5は、前記送信先格納部D2に格納されている送信先情報、すなわちサーバコンピュータP2の送信アドレスを取得するものである。
データ識別情報送信部3は、前記データ蓄積部2で蓄積した、データを識別する情報であるデータ識別情報及び前記端末装置識別子取得部4で取得した端末装置識別子を、送信先情報取得部5で取得した送信先情報に基づいて、前記サーバコンピュータP2に送信するものであり、前記モデム等を利用して構成してある。その送信タイミングは、例えばデータ蓄積部2がデータ蓄積を行う都度、より具体的には、例えばデータ蓄積直前、データ蓄積中またはデータ蓄積後所定時間経過後であってもよいし、一定時刻毎であってもよい。また、端末ユーザからの入力等、外部所定イベントの発生をきっかけとして送信する等しても構わない。
サーバコンピュータP2は、例えばWEBサーバ機能やデータベースサーバ機能等、種々のサーバ機能を具備したもので、図3に示すように、CPU201、内部メモリ202、HDD等の外部記憶装置203、モデム等のデータ通信機構204、ディスプレイ205、マウスやキーボードといった入力手段206等を有する。
そして、そのメモリ202等に記憶させたプログラムにしたがって前記CPU201や周辺機器を作動させ、このサーバコンピュータP2が、受信部6、グループ端末装置情報管理部7、グループ端末装置識別子取得部8及び送信部9としての機能を発揮するようにしている。
詳述すれば、受信部6は、前記端末装置P1から送信される端末装置識別子及びデータ識別情報を受信するものであり、主としてデータ通信機構204を利用して構成してある。
グループ端末装置情報管理部7は、図5に示すように、一の端末装置識別子と他の1以上の端末装置識別子とグループを識別するためのグループ識別子とを対に有するグループ端末装置情報を管理するものである。ここで「管理する」とは、メモリ202や外部記憶装置203の所定領域に格納してある1以上の前記グループ端末装置情報を、外部からの要求に応じて出力したり、あるいは追加、削除、更新等をしたりすることができるようにしておくことである。
対になる端末装置識別子の関係の例としては、以下のようなものが挙げられる。
例えば、それら端末装置識別子で識別される端末装置P1のユーザ属性が一定の関係にあるものを対にする場合である。具体的には、友人同士である場合、共通の趣味を有する場合、同年齢層である場合、出身校や出身地域が共通する場合、住所が共通地域にある場合等が挙げられる。
また、前記端末装置P1の属性が共通する関係にあるものを対にする場合も考えられる。具体的には、端末装置P1の所在場所が同一地方、同一校区等のように共通する地域にある場合や、端末装置P1の製造元、販売元等が共通する場合等が挙げられる。
そして本実施形態では、図6に示すように、登録やアンケート調査、購買調査等によって得られたユーザ属性を示すユーザ属性情報や、端末装置属性を示す端末装置属性情報と、前記端末装置識別子と対に有する端末情報を、図示しない端末情報格納部に格納しておき、これを利用して前記グループ端末装置情報を生成するようにしている。
グループ端末装置識別子取得部8は、前記受信部6が受信した端末装置識別子と対になる1以上の他の端末装置識別子を、前記グループ端末装置情報管理部7から取得するものである。取得する1以上の端末装置識別子は、受信した端末装置識別子と対になるもの全てであってもよいし、前記端末情報からさらに絞り込むなどしてその一部を抽出するようにしてもよい。
送信部6は、前記グループ端末装置識別子取得部8で取得した他の1以上の端末装置識別子によって識別される端末装置P1に、前記一の端末装置識別子、前記受信部6で受信したデータ識別情報、そのデータ識別情報により識別されるデータのいずれか1つ以上をインターネット等の通信網を介して送信するものであり、本実施形態では一の端末装置識別子とデータ識別情報を、互いに関連付けて送信するようにしている。しかしてその送信タイミングは、例えば受信部6でデータ識別情報等を受信した直後あるいは所定時間経過後であってもよいし、一定時刻毎であってもよい。また、オペレータからの入力や端末装置からの要求信号受信等、外部所定イベントの発生をきっかけとして送信する等しても構わない。
次に本システムの動作の一例を以下に説明する。
図7に示すように、まず、端末装置P1側においてデータ受信部1が例えばテレビ放送を受信する。本実施形態において配信される放送コンテンツ等のデータには、そのデータを識別するためのデータ識別情報が付随しており、このデータ識別情報も同時に受信する。
次に蓄積録画操作がなされると(ステップS02)、データ蓄積部2が、受信しているデータの蓄積録画を開始する。このときデータ蓄積部2はそのデータに関連付けて所定の記憶領域にデータ識別情報をも蓄積する(ステップS03)。
一方、前記端末装置識別子取得部4によって、前記端末装置識別子格納部D1に格納されている端末装置識別子が取得してあって(ステップS04)、上述した所定の送信タイミングになると、データ識別情報送信部3が、前記データ識別情報と端末装置識別子とを前記サーバコンピュータP2に送信する(ステップS05)。
サーバコンピュータP2側では、図8に示すように、受信部6が前記端末装置P1から送信された端末装置識別子及びデータ識別情報を受信する(ステップS11)。
次にグループ端末装置識別子取得部8が、前記受信部6が受信した端末装置識別子と対をなす他の1以上の端末装置識別子を、前記グループ端末装置情報管理部7から取得する(ステップS12)。
その後、送信部9が、前記所定の送信タイミングになると、前記グループ端末装置識別子取得部で取得した他の1以上の端末装置識別子によって識別される端末装置P1に、前記一の端末装置識別子とデータ識別情報とを互いに関連付けて送信する(ステップS13)。
なお、上述したように、この送信部9が、前記一の端末装置識別子、前記受信部6で受信したデータ識別情報、そのデータ識別情報により識別されるデータのいずれか1つ以上を送信するようにしてもよい。特にデータの送信にあたっては、このサーバコンピュータP2が、例えば放送局BCに設置してある図示しないコンテンツデータ格納部にアクセスし、データ識別情報により識別されるデータを取得した後、送信する態様が考えられる。
このように本実施形態によれば、例えば一の端末装置P1において、放送コンテンツ等のデータが蓄積録画されると、同一のグループに属する他の端末装置P1に、その蓄積録画された一の端末装置識別子、データ識別情報、そのデータ識別情報により識別されるデータのいずれか1つが送信され、グループに属する一のユーザが蓄積録画した放送コンテンツ又は蓄積録画したユーザの少なくともいずれか一方を、他のユーザが知ることができることとなる。
そして、例えば共通する趣味を有した者同士によりグループが形成されている場合、図9に示すように、誰かが興味をもったコンテンツを全員が自動的に共有することが容易にできるようになり、インターネット時代における新しい情報共有化システムを構築することが可能になる。また、他の端末装置P1において、送信されてきたデータ識別情報で特定されるデータを蓄積する可能性が高くなるので、一の端末装置P1における記録媒体のクラッシュ等、不測の事態に対してトレラントなシステムを提供することも可能になる。
その他、例えばデータが広告コンテンツ等である場合には、図10に示すように、グループ内の誰かが興味を持つことにより全員にこの広告コンテンツが行き亘るので、効果的な広告宣伝が可能になるといった効果をも得られる。
なお、この実施形態では、データを蓄積してはじめて他の端末装置P1に蓄積したデータに関する情報(端末装置識別子、データ識別情報、データ)が他の端末装置P1へ送信されるが、図11に示すように、受信したデータを出力するデータ出力部10を設けておき、このデータ出力部10によるデータの出力を起因として、同様な作用が営まれるようにしてもよいし、蓄積又は出力いずれかのアクションにより同様な作用が営まれるようにしてもよい。この場合の出力とは、印字、ディスプレイ出力、ディスプレイ出力のためのデータを送信することなどが含まれる。
さらに、図12に示すように、端末装置P1同士を、例えば社内LAN等によりサーバコンピュータを介さず、あるいはサーバコンピュータが存在していてもそれが実質的に単に中継のみしか行わない状態で、双方向通信可能に接続する態様も可能である。この場合、各端末装置P1の送信先情報格納部D2に、同一グループに属する他の端末装置P1の送信先を示す送信先情報を1以上格納するようにしておけばよい。また、一の端末装置P1が複数のグループに同時に属するような場合には、図13に示すように、送信先情報格納部には、グループを示すグループ識別子に関連付けて、そのグループに属する端末装置の送信先情報を1以上格納するようにしておけばよい。
<第2実施形態>前述した第1実施形態によれば、各端末装置P1は、同一グループに属する他の端末装置P1のデータ蓄積状況を直接的乃至間接的に知ることが可能になる。そしてそのことにより、複数の端末装置P1において重複して蓄積しているデータを削除すれば、全体としてデータの効率的な蓄積が可能となる。特に放送コンテンツのようにデータ量が極めて多い場合には、このような効果は極めて顕著なものとなる。
この第2実施形態においては、その点に着目し、前記第1実施形態と同様のシステムを用いてデータの効率的な蓄積を可能としたものである。以下に詳述する。
本実施形態では、図12に示すように、端末装置P1同士を、例えば社内LAN等によりサーバコンピュータを介さず、あるいはサーバコンピュータが存在していてもそれが実質的に単に中継のみしか行わない状態で、双方向通信可能に接続している。各端末装置の内部機器構成については、前記第1実施形態で示したものと同様であるので、説明を省略する。
また、本実施形態においては、図15に示すように、前記端末装置P1に、そのメモリ102や外部記憶装置103等の所定領域に設定したプログラムにしたがってCPU101やその周辺機器を作動させ、削除命令受付部11、データ蓄積状況情報受付部12、他端末データ管理部17、蓄積判断部13及びデータ削除部14としての機能を具備させている。
削除命令受付部11は、データを識別する情報であるデータ識別情報を含む当該データの削除命令を受け付けるものである。本実施形態においてこの削除命令受付部11は、放送コンテンツ等のデータを蓄積する場合に当該データを蓄積する容量が存在するか否かを判断する蓄積可否判断部15と、前記蓄積可否判断部15における判断が蓄積不可である場合に当該端末装置P1に既に蓄積されているデータを識別するデータ識別情報を含む当該データの削除命令を発生する削除命令発生部16とを具備する。ここで「受け付ける」とは、例えばマウスやキーボードからの入力を受け付けると言う意味の他、受信するという意味も含むものである。また、放送コンテンツ等のデータは、第1実施形態同様の構成で受信し、蓄積される。
データ蓄積状況情報受付部12は、他の端末装置P1におけるデータ蓄積状況を示す情報であるデータ蓄積状況情報を受け付けるものである。このデータ蓄積状況情報は、図14に示すように他の端末装置P1のデータ蓄積状況を直接的に示すもの、例えば他の各端末装置P1が現在保有する全てのデータのデータ識別情報を有したものであってもよいし、他の端末装置P1のデータ蓄積状況を間接的に、あるいはその一部を示すもの、例えば第1実施形態のように他の端末装置P1においてデータの蓄積がなされた場合毎に送信されてくる、蓄積されたデータのデータ識別情報を有したものであってもよい。なおこの場合は、他の端末装置P1においてデータが削除された場合に削除した旨の情報と削除したデータのデータ識別情報もデータ蓄積状況情報として受け付ける必要がある。
本実施形態においてこのデータ蓄積状況情報は、さらに各データのデータ容量等を付加したものであり、前記データ蓄積状況情報受付部12は、かかるデータ蓄積状況情報とともに端末装置識別子を受け付けるものである。
他端末データ管理部17は、他の端末装置P1におけるデータ蓄積状況情報を管理するものである。ここで「データ蓄積状況情報を管理する」とは、前記データ蓄積状況情報受付部12が受け付けたデータ蓄積状況情報を、メモリ102や外部記憶装置103の所定領域に設定した他端末状況情報格納部D4に追加、削除、更新等したり、他端末状況情報格納部D4に格納してあるデータ蓄積状況情報を外部からの要求に応じて出力したりすることである。また、第1実施形態のように、他の端末装置P1からデータが蓄積される度、または削除される度に、そのデータ識別情報が送信されてくるというように、データ蓄積状況の一部が時系列的に送信されてくる場合は、これを端末装置識別子毎に累積格納し、それをデータ蓄積状況情報とすることも、「管理する」ことに含むものである。
蓄積判断部13は、他端末データ管理部17から取得される他の端末装置P1のデータ蓄積状況情報と、前記削除命令受付部11で受け付けた削除命令が有するデータ識別情報とから、他の端末装置P1が当該データ識別情報で識別されるデータを蓄積しているか否かを判断するものである。
データ削除部13は、前記蓄積判断部13の判断が当該データを蓄積しているとの判断の場合に、前記削除命令受付部11で受け付けたデータ識別情報で識別されるデータを削除するものである。
次に本システムの動作の一例について図16を参照しつつ説明する。
この端末装置P1は、他の端末装置P1から送信されてくるデータ蓄積状況情報を受け付け(ステップS21)、他端末データ管理部17が、そのデータ蓄積状況情報を管理している状態にある(ステップS22)。
そういった状況下において、まず、例えばテレビ放送を受信し、蓄積録画操作がなされると、当該データを蓄積する容量が存在するか否かを判断する(ステップS25)。なお、この判断に必要なデータ容量を示す情報は、例えば当該データに付帯して送信されてくるものであっても構わないし、入力された録画希望時間等から端末装置P1側で算出判断したものであっても構わない。
そして、容量が存在すればそのままデータを蓄積録画し(ステップS26)、このルーチンを終了する。
一方、そうでなければ、削除候補となる既蓄積データの全部を選出したか否か、すなわち削除可能なデータがないかあるかを判断する(ステップS27)。
全部を選出した場合、すなわち削除可能なデータがない場合には、その旨を表示出力したり、ユーザにデータの整理を促したり、あるいは録画不可である旨を表示出力したりする(ステップS28)。そしてこのルーチンを終了する。
一方、そうでなければ、端末装置P1に既に蓄積されている既蓄積データのうちから一つを選出する(ステップS29)。
そして選出した既蓄積データを識別するデータ識別情報を含む当該データの削除命令を発生する(ステップS210)。
発生したデータ削除命令を蓄積判断部13が受け付けると、他の端末装置P1のデータ蓄積状況情報と、前記削除命令が有するデータ識別情報とから、他の端末装置P1が当該データ識別情報で識別されるデータを蓄積しているか否かを判断する(ステップS211)。
そして、当該データを蓄積しているとの判断の場合には、前記削除命令受付ステップで受け付けたデータ識別情報で識別される既蓄積データを自動的に削除し(ステップS212)、前記ステップ25に戻る。
一方そうでない場合には、前記ステップ25に戻る。
なお、この実施形態では、新たなデータ蓄積の際にデータ削除命令を自動的に発生させていたが、例えばユーザからの入力や、他の機器からの受信等、何らかのトリガにより、データ削除命令が発生するようにしてもよい。またデータは放送コンテンツに限られないのは第1実施形態同様である。
かかる本実施形態によれば、複数の装置において重複して蓄積しているデータを削除することにより、全体としてデータの効率的な蓄積が可能となる。特に放送コンテンツのようにデータ量が極めて多い場合には、このような効果は極めて顕著なものとなる。
<第3実施形態>本実施形態における全体システムは、図1に示す第1実施形態同様のものであり、端末装置P1やサーバコンピュータP2の内部機器構成も、第1実施形態同様であるのでこれらについての説明は省略する。なお、本実施形態のサーバコンピュータP2は、例えばテーマパークの運営者やその関連者の管理するものである。
そして本実施形態では、図17に示すように、端末装置P1のメモリ102や外部記憶装置103等の所定領域に設定したプログラムにしたがってCPU101やその周辺機器を作動させ、この端末装置P1が、データ格納部D3、第1地域識別情報格納部D5及び地域別送信先情報格納部D6、データ受信部1、データ蓄積部2、自己データ蓄積状況管理部18、第2地域識別情報取得部19、地域関係判断部20、送信先情報取得部21及びデータ蓄積状況情報送信部22として機能するように構成している。
各部を詳述する。なお、第1実施形態同様のものについては説明を省略する。
データ格納部D3は、放送コンテンツ等を含むデータを1以上格納しているものである。本実施形態におけるデータとは、前記データ受信部1で受信したものであり、図18に示すように、当該データの配信地域を示す第2地域識別情報に加えて、放送コンテンツの種類、配信した日時等のデータ属性を示すデータ属性情報を、その属性として備えている。なお、第2の地域識別情報やデータ属性情報が、前記データ中には存在せず、当該データと関連付けられた態様で別に送信されてくるようにしても構わない。また、ここで「属性」とはいわゆるファイル属性の他、データ中にタグ付けで記載されたもの等も含む意味である。
第1地域識別情報格納部D5は、例えば端末装置P1の設置地域や、ユーザの住所、居所を識別するための第1の地域識別情報を格納しているものである。この第1の地域識別情報は、基本的には当該端末装置P1の初期設定時等に同時に設定されて頻繁に変更されることのない静的なものである。なお、例えば端末装置P1が、移動車両たる自動車に搭載されるカーナビゲーションシステムや携帯可能なものである場合には、端末装置自体が移動するので、図示しない地域識別情報受付部を設けて、前記第1の地域識別情報をGPS等を利用して外部から受け付ける(受信する)ようにし、地域が変わる度に格納してある第1の地域識別情報を更新するようにしておけばよい。
地域別送信先情報格納部D6は、データの送信先を示す送信先情報と地域識別情報とを対にした地域別送信先情報を1以上格納しているものである。本実施形態では、図19に示すように、送信先が娯楽施設の運営するサーバコンピュータP2であるため、それらを送信先情報として格納している。
データ蓄積部2は、受信したデータを前記データ格納部D3に蓄積するものである。
自己データ蓄積状況管理部18は、前記データ蓄積部2におけるデータの蓄積状況を示すデータ蓄積状況情報を管理するものである。データ蓄積状況情報とは、具体的には、当該端末装置P1における外部記憶装置103等の使用可能な空き容量を示すものであるが、本実施形態ではその他、蓄積された各データのデータ容量や各データのデータ識別情報等をも含むものである。
第2地域識別情報取得部19は、前記第2の地域識別情報を取得するものであり、本実施形態では、データ格納部D3に格納されているデータの属性から前記第2の地域識別情報を取得する。
地域関係判断部20は、前記第2地域識別情報取得部19で取得した第2の地域識別情報と、前記地域識別情報格納部D5に格納されている第1の地域識別情報とが一定の関係にあるか否かを判断するものである。一定の関係とは、完全一致の他、部分一致や包含関係にある場合も含む。一定の関係にある具体例としては、図20に示すように、第2の地域識別情報により識別される第2の地域が県であり、第1の地域識別情報により識別される第1の地域がその県に含まれる市であるといった包含関係の場合を挙げることができる。
送信先情報取得部21は、前記第2地域識別情報取得部19で取得した第2の地域識別情報に対応する送信先情報を前記地域別送信先情報格納部D6から取得するものである。
データ蓄積状況送信部22は、前記地域関係判断部20において、一定の関係にあると判断した場合に、前記送信先情報取得部21で取得した送信先情報が示す送信先に、前記自己データ蓄積状況管理部18で管理されているデータ蓄積状況情報の一部又は全部を送信するものである。本実施形態では、データ蓄積状況情報の一部である、受信したデータのデータ識別情報に加え、当該端末装置P1の端末装置識別子及び第1の地域識別情報を送信するものである。
一方、図17に示すように、サーバコンピュータP2は、そのメモリ102や外部記憶装置103等の所定領域に設定したプログラムにしたがってCPU101やその周辺機器が作動し、前記データ蓄積状況情報送信部22から送信されたデータ蓄積状況情報を受信する受信部6及び受信したデータ蓄積状況情報を格納している受信情報格納部D7等としての機能を担う。
次に本システムの動作の一例を図21を参照しつつ以下に説明する。
まず、端末装置P1側においてデータ受信部1が例えばテレビ放送を受信する。ここで、データたる放送コンテンツは例えばテーマパークが主催するCMや番組であったとする。
次にデータの蓄積録画操作がなされると(ステップS32)、データ蓄積部2が、受信しているデータの蓄積録画を開始する(ステップS33)。
次に第2地域識別情報取得部19が、前記蓄積され格納されたデータの属性から第2の地域識別情報を取得する(ステップS34)。
そして、地域関係判断部20が、前記第2地域識別情報取得部19で取得した第2の地域識別情報と、前記第1地域識別情報格納部で格納されている第1の地域識別情報が一定の関係にあるか否かを判断する(ステップS35)。ここでは、例えば第2の地域識別情報により識別される第2の地域内に、第1の地域識別情報により識別される第1の地域が含まれるかどうかを判断する。
含まれると判断した場合には、前記送信先情報取得部で取得した送信先情報が示す送信先、具体的には、CMの提供元たるテーマパークのサーバコンピュータP2に、データ蓄積状況情報の一部である、受信したデータのデータ識別情報、当該端末装置P1の端末装置識別子及び第1の地域識別情報を送信する(ステップS36)。
一方、そうでない場合には、送信は行わない。
サーバコンピュータP2側では、受信部6が、前記端末装置P1から送信されたデータ識別情報、端末装置識別子及び第1の地域識別情報を受信し、それらを関連付けて所定の記憶領域に設定した受信情報格納部D7に蓄積する。
このような構成であれば、図22に示すように、例えばテーマパークの入口に設置したサーバ関連機器に、前記受信情報格納部D7から取得した端末装置識別子や第1の地域識別情報を出力可能に構成しておき、蓄積録画した人が当該テーマパークを訪れた際に提示した端末装置識別子等と、前記サーバ関連機器に出力した端末装置識別子等とを照合して、サービス券を進呈するなどし、サービスや広告宣伝効果の向上を図ることができるようになる。
特に端末装置P1が携帯機器と送受信可能に接続されている場合や、端末装置そのものが携帯型のものである場合には、前記データ蓄積状況情報を受信したサーバコンピュータP2から、サービスや商品に関する第2データ、具体的には、例えば値引き等の特典に関する特典情報を、前記携帯端末装置に返信し、この携帯端末装置において当該特典情報を表示して、電子チケットとして使用できるようにすることも考えられる。
また、配信されたデータとサービス提供者との直接的な関係がなくとも、前記データと前記第2データとの属性情報が一定関係にあれば、サービスを受けられるようにすることも可能である。例えばテーマパーク振興団体が放送した「テーマパーク」という属性情報を有するCMを蓄積録画した場合に、前記テーマパーク振興団体とは直接的に関係のない遊園地Aが入園割引を行うようにしたいといった場合である。
この場合、具体的には、図23に示すように、端末装置P1に前記第2データを受信する第2データ受付部23と、第2データ蓄積部24と、蓄積した第2データを出力する第2データ出力部26とをさらに設ける一方、サーバコンピュータP2には前記第2データを送信する第2データ送信部25を設けておく。また、この端末機器と送受信可能に携帯端末P3を接続しておく。
このようなシステムの動作の一例を図24を参照しつつ以下に説明する。
まず、端末装置P1側において、放送局から配信されたデータたる放送コンテンツを受信し、蓄積録画をするまで(ステップS42、ステップS43)は、前記実施形態におけるステップS32、ステップS33と同様であるので、説明を省略する。
本変形例では、その一方で、前記第2データ送信部25から送信された第2データを前記第2データ受付部23が受信し(ステップS44)、その第2データを第2データ蓄積部24が蓄積する(ステップS45)。
そして、前記第2地域情報取得部19が、第2データの属性情報と一定の関係にある属性情報を有するデータをデータ格納部D3から検索し、そのデータのうちから第2の地域識別情報を取得する(ステップS46)。
次に、地域関係判断部20が、前記第2地域識別情報取得部19で取得した第2の地域識別情報と、前記第1地域識別情報格納部で格納されている第1の地域識別情報が一定の関係にあるか否かを判断する(ステップS47)。ここでは、例えば第2の地域識別情報により識別される第2の地域内に、第1の地域識別情報により識別される第1の地域が含まれるかどうかを判断する。
そして含まれると判断した場合には、第2データ出力部26が、前記送信先情報取得部21で取得した送信先情報が示す送信先、本変形例ではこの端末装置P1と通信可能に接続されている携帯端末P3に、前記第2データを送信し(ステップS48)、第2データを前記携帯端末P3に表示させて、電子チケットとして使用可能にする。なお、端末装置P1そのものが携帯型である場合には、第2データ出力部26が、第2データをディスプレイに表示出力する態様でも構わない。また第2データ出力部26が、第2データを端末装置識別子とともに、サーバコンピュータP2に送信するようにしても構わない。
このようにすることにより、配信されたデータとサービス提供者との直接的な関係がなくとも、前記データと前記第2データとの属性情報が一定関係にあれば、サービスを受けられるようにすることが可能になる。
また、サービス券や電子チケットによるサービスの度合い(例えば1日無料にするか、3日無料にするか等)を、遠くから訪れた人ほど安くするというように、前記第1の地域識別子に基づいて定めるようにしてもよい。
さらに、端末装置P1において、前記地域関係判断部20が一定の関係にあると判断のした場合に、蓄積したデータを削除するデータ削除部を設けたり、蓄積したデータを前記特典情報等の第2データに上書きするデータ上書部を設けたりしてもよい。このようにしておけば、無駄なデータを削除することができ、データ蓄積の効率化を図ることもできる。
<第4実施形態>この第4実施形態においては、例えば端末装置P1が、移動車両たる自動車に搭載されるカーナビゲーションシステム等である場合について説明する。
この場合、端末装置P1自体が移動するので、端末装置P1の所在を示す第1の地域識別情報は、GPS等を利用して、外部から受け付ける(受信する)必要がある。
そこで、この実施形態では、図25に示すように、端末装置P1に前記第1の地域識別情報を受け付ける第1地域識別情報受付部27を設けている。受け付けるタイミングは任意であり、例えば所定時間毎に受け付けるようにしてもよいし、ユーザからの所定操作等何らかの外部トリガにより受け付けるようにしてもよい。
また、データ属性を有する第2のデータを受け付ける第2データ受付部23と、前記第2データ受付部で受け付けた第2のデータを蓄積する第2データ蓄積部24とをさらに設けている。ここで「第2のデータ」とは、例えば現在時間情報を属性として有するデータのことであり、例えばサーバコンピュータP2から定期的に送信されてくる。もちろん、端末装置P1の内部タイマを利用してもよい。また、第2データの受付タイミングは任意であり、例えば所定時間毎に受け付けるようにしてもよいし、ユーザからの所定操作や外部信号の受信等、何らかの外部トリガにより受け付けるようにしてもよい。
さらに、前記第1地域識別情報受付部27で第1の地域識別情報を受け付けた場合に、前記データ格納部D3に格納されている1以上のデータを取得するデータ取得部29を設けている。本実施形態では、前記第2データ受付部23で受け付けた第2データが有するデータ属性と一定の関係にあるデータ属性を有するデータを前記データ格納部D3から取得する。
そして、前記地域関係判断部20に、前記データ取得部29で取得したデータが属性として有する第2の地域識別情報と前記地域識別情報受付部27で受け付けた第1の地域識別情報が一定の関係にあるか否かを判断させ、その判断が一定の関係にあるとの判断の場合に、データ削除部28に当該データを削除させるようにしている。
次に本システムの動作の一例を図26を参照して以下に説明する。
まず、端末装置P1側においてデータ受信部1が例えば放送を受信する。ここで、データたる放送コンテンツは例えば交通情報であったとする。
次にデータの蓄積録画操作により、又は自動設定等により、受信しているデータの蓄積録画をデータ蓄積部2が行う(ステップS54)。
その一方、第2データ受付部23が、現在時間情報を属性として有する第2のデータを受け付け、第2データ蓄積部24がその第2のデータを蓄積する。
次にデータ取得部29が、前記データ格納部D3に蓄積され格納されている1以上のデータのうち、前記第2のデータのデータ属性と一定の関係にあるデータ属性を有するものを抽出し取得する(ステップS55)。ここでは、例えば第2のデータのデータ属性から得られる現在時刻から所定時間内にある配信時刻情報を属性として有したデータを取得する。
そして、地域関係判断部20が、前記データ取得部29の取得したデータの属性に示される第2の地域識別情報と、前記地域識別情報受付部で受け付けた第1の地域識別情報とが一定の関係にあるか否かを判断する(ステップS56)。ここでは、第2の地域識別情報により識別される第2の地域内に、第1の地域識別情報により識別される第1の地域が含まれないか否かを判断する。
そして、地域関係判断部20による判断の結果が含まれない旨である場合は、データ削除部28が当該データを削除する(ステップS57)。
また、現在時刻から所定時間外にある配信時刻情報を属性として有したデータに関しては、地域関係を判断することなくデータ削除部28が当該データを削除する(ステップS57)。
なおデータ削除部28に代えて、図27に示すように、新たに受信し蓄積したデータを上書きするデータ上書部30を設けてもよい。
このようなものであれば、交通情報等、地域や時間に依存するデータを蓄積した場合に、その地域や時間から外れて不必要になったものを自動的に削除又は新たなものに上書きすることができ、データ蓄積の効率化を図ることができる。
P1…端末装置
P2…送信装置(サーバコンピュータ)
D1…端末装置識別子格納部
D2…送信先情報格納部
D5…第1地域識別情報格納部
D6…地域別送信先情報格納部
1…データ受信部
2…データ蓄積部
3…データ識別情報送信部
4…端末装置識別子取得部
5…送信先情報取得部
6…受信部
7…グループ端末装置情報管理部
8…グループ端末装置識別子取得部
9…送信部
10…データ出力部
18…自己データ蓄積状況管理部
19…第2地域識別情報取得部
20…地域関係判断部と、
21…送信先情報取得部
22…データ蓄積状況送信部
23…第2データ受付部
24…第2データ蓄積部
27…第1地域識別情報受付部
28…データ削除部
29…データ取得部
30…データ上書部
P2…送信装置(サーバコンピュータ)
D1…端末装置識別子格納部
D2…送信先情報格納部
D5…第1地域識別情報格納部
D6…地域別送信先情報格納部
1…データ受信部
2…データ蓄積部
3…データ識別情報送信部
4…端末装置識別子取得部
5…送信先情報取得部
6…受信部
7…グループ端末装置情報管理部
8…グループ端末装置識別子取得部
9…送信部
10…データ出力部
18…自己データ蓄積状況管理部
19…第2地域識別情報取得部
20…地域関係判断部と、
21…送信先情報取得部
22…データ蓄積状況送信部
23…第2データ受付部
24…第2データ蓄積部
27…第1地域識別情報受付部
28…データ削除部
29…データ取得部
30…データ上書部
Claims (8)
- 端末装置であって、
データを蓄積するデータ蓄積部と、
他の端末装置におけるデータ蓄積状況を示す情報であるデータ蓄積状況情報をメモリや外部記憶装置の所定領域に格納し管理する他端末データ管理部と
前記他端末データ管理部から取得される他の端末装置のデータ蓄積状況情報を基に、前記データ蓄積部に蓄積している所要のデータを他の端末装置が蓄積しているか否かを判断する蓄積判断部と
を具備する端末装置。 - 前記蓄積判断部の判断が当該データを蓄積しているとの判断の場合に、当該データを前記データ蓄積部から削除するデータ削除部をさらに具備する請求項1記載の端末装置。
- 他の端末装置から送信される、他の端末装置におけるデータ蓄積状況を示すデータ蓄積状況情報を受け付けるデータ蓄積状況情報受付部をさらに具備し、
前記他端末データ管理部が、前記データ蓄積状況情報受付部で受け付けたデータ蓄積状況情報をメモリや外部記憶装置の所定領域に格納し管理する請求項1又は2記載の端末装置。 - データ及び当該データを識別する情報であるデータ識別情報を受信するデータ受信部をさらに具備し、
なおかつ、前記データ受信部で受信したデータを蓄積する場合に当該データを蓄積する容量が前記データ蓄積部に存在するか否かを判断する蓄積可否判断部、及び前記蓄積可否判断部における判断が蓄積不可である場合に前記データ蓄積部に既に蓄積されているデータを識別するデータ識別情報を含む当該データの削除命令を発生する削除命令発生部を備えている請求項1から3何れか記載の端末装置。 - 前記データ蓄積部で蓄積したデータを識別する情報であるデータ識別情報を送信するデータ識別情報送信部をさらに具備する請求項1から4何れか記載の端末装置。
- 端末装置を識別する端末装置識別子を格納している端末装置識別子格納部と、
前記端末装置識別子格納部で格納されている端末装置識別子を取得する端末装置識別子取得部とをさらに具備し、
前記データ識別情報送信部が、前記端末装置識別子取得部で取得した端末装置識別子をも送信する請求項5記載の端末装置。 - 送信先情報を1以上格納する送信先情報格納部と、
前記送信先格納部に格納されている1以上の送信先情報を取得する送信先情報取得部とをさらに具備し、
前記データ識別情報送信部が、前記送信先情報取得部で取得した送信先情報が示す送信先に前記データ識別情報を送信する請求項5又は6記載の端末装置。 - 前記送信先情報格納部が、同一グループに属する他の1以上の端末装置を送信先とした送信先情報を格納している請求項7記載の端末装置。
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Cited By (1)
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CN101720036B (zh) * | 2009-12-15 | 2011-11-16 | 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 | 一种实现dvb数据多用户分发的系统 |
-
2007
- 2007-10-18 JP JP2007271851A patent/JP2008135012A/ja not_active Withdrawn
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