JP2008134378A - 投射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源としてLED光源を用いた場合でも、各LEDのバラツキ等を考慮してスクリーンに投射される映像の色を補正すること。
【解決手段】
モード信号がLED制御部16に入力すると、LED制御部16はモードに基づいてLED駆動電流制御部19およびフィルタ角度制御部17に対し制御信号を送る。LED駆動電流制御部19はその制御信号に基づいてLED光源20の出力を制御する一方、フィルタ角度制御部17はその制御信号に基づいてダイクロックフィルタ18の角度を制御する。光検出センサ15は、LED光源20からの出力と色とを検出し、LED制御部16は光検出センサ15が検出したLED光源20からの出力および色(色度点)の検出信号と、モード信号とに応じて、ダイクロックフィルタ18の角度と各LED光源20への駆動電流のフィードバック制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、各色のLED光源からの光をそれぞれ映像信号の色域に基づいて各色の映像が表示された表示デバイスに照射して、各色の表示デバイスを反射または透過した各色の光を合成して表示スクリーンに投射し表示する投射型表示装置に関するものである。
従来、投射型表示装置には、光源(ランプ)の白色光をRGBの三原色に分解し、各々の光をRGBそれぞれの表示デバイスに導いて、そのデバイスで光変調させ、再び変調されたRGB光を色合成して投射レンズから投射し、色合成された画像をスクリーン上に拡大投射さるものがあり、最近は、光源として、RGBそれぞれの光を発生する発光ダイオード(LED)を用いた投射型表示装置が提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)
また、照明装置と、第1のダイクロイックミラー及び第2のダイクロイックミラーを有する色分離光学系と、RGB3つの液晶装置と、クロスダイクロイックプリズムと、投写光学系と、赤色透過ダイクロイックフィルタ、緑色透過ダイクロイックフィルタ及び青色透過ダイクロイックフィルタ710とを備え、投写画像の色調にばらつきが発生するのを抑制したり、映画観賞モード等のモードに基づいて、第1のダイクロイックミラー及び第2のダイクロイックミラー並びに赤色透過ダイクロイックフィルタ、緑色透過ダイクロイックフィルタ及び青色透過ダイクロイックフィルタの角度を調整可能にした投射型表示装置がある(例えば、特許文献3参照。)。
特開2004―279922号公報 特開2004−302254号公報 特開2005−300900号公報
しかし、上記特許文献1,2記載の従来の投射型表示装置では、光源としてRGBそれぞれの光を発生する発光ダイオード(以下、LEDと略す。)を用いることは開示されているものの、RGBそれぞれの光を発生するLEDの色を調整することは行っていないため、各LEDのバラツキ等を考慮してスクリーンに投射される映像の色を補正できない、という問題があった。
また、上記特許文献3記載の従来の投射型表示装置では、RGB各色のLEDの色それぞれの色毎にバラツキを抑制したり、映画観賞モード等のモードに応じてRGBそれぞれの色毎に透過ダイクロイックフィルタの角度を調整してRGB各色のLEDの色を調整しているに過ぎないため、各LEDのバラツキ等を考慮してスクリーンに投射される映像の色を補正できない、という問題があった。
そこで、本発明は、光源としてRGBそれぞれの光を発生するLED光源を用いた場合でも、各LEDのバラツキ等を考慮してスクリーンに投射される映像の色を補正することができる投射型表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の投射型表示装置は、映像信号に基づいて各色の映像が表示された表示デバイスにそれぞれ各色のLED光源からの光を照射し、各色の表示デバイスを反射または透過した各色の光を合成して表示スクリーンに投射し表示する投射型表示装置であって、各色のLED光源と各色の表示デバイスとの間に設けられ、角度の変更により各色のLED光源からの光の波長の透過率または反射率を変更して、各色のLED光源から各色の表示デバイスへ入射する光の波長を調整するカラーフィルタと、前記カラーファイタの角度を制御するフィルタ角度制御手段と、各色のLED光源毎に設けられ、各色のLED光源へ供給される駆動電流を制御するLED駆動電流制御手段と、各色のLED光源毎に設けられ、前記カラーフィルタを通過した後の各色のLED光源からの光の強さと色とを検出する光検出センサと、前記光検出センサからの検出結果に基づいて、前記フィルタ角度制御手段に対し前記カラーファイタの角度を制御させる制御信号を出力すると共に、前記LED駆動電流制御手段に対し各色のLED光源へ供給される駆動電流を制御させる制御信号を出力するLED制御手段と、を有するものである。
ここで、前記LED制御手段は、さらに、ユーザによって指定されたモードに応じて、前記フィルタ角度制御手段に対し前記カラーファイタの角度を制御させる制御信号を出力すると共に、前記LED駆動電流制御手段に対し各色のLED光源へ供給される駆動電流を制御させる制御信号を出力する、ようにしても良い。
また、前記LED制御手段は、さらに、前記光検出センサからの検出結果に基づいて、各色の色パラメータ信号を出力し、前記LED制御手段からの各色のパラメータ信号に基づいて、前記映像信号を補正して補正映像信号として出力する表示デバイス制御部と、前記表示デバイス制御部によって補正された補正映像信号に基づいて各色の前記表示デバイスに駆動信号を出力する表示デバイス駆動部と、を有するようにしても良い。
本発明によれば、各色のLED光源からの出力と色を検出する光検出センサからの検出結果に基づいて、各色のカラーファイタの角度を制御すると共に、各色のLED光源へ供給される駆動電流を制御するようにしたので、光源としてRGB各光を発生するLED光源を用いた場合でも、各LED光源の光の強さと色等のバラツキ等を考慮してスクリーンに投射される映像の色を補正することができる。
図1は、本発明に係る投射型表示装置に実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1において、投射型表示装置は、画像信号や映像信号等の映像信号が入力する映像信号入力部11と、表示デバイス制御部12と、表示デバイス駆動部13と、液晶デバイス等の表示デバイス14と、光検出センサ15と、LED制御部16と、駆動モータ等によって各色のダイクロックフィルタ18の角度を変化させるフィルタ角度制御部17と、ダイクロックフィルタ18と、LED駆動電流制御部19と、RGB各色毎のLED光源20とを有する。
図2(a)は、本発明に係る投射型表示装置において、RGB各色毎のダイクロックフィルタ18が設けられる位置を示す図である。
図1では図示していないが、本実施の形態では、図2に示すように、RGB各色毎のLED光源20と、表示デバイス14との間に、コリメーターレンズやライトパイプ等の光学系22と、2枚のフィールドレンズ23,24とが設けられており、RGB各色毎のダイクロックフィルタ18は、2枚のフィールドレンズ23,24の間に設けられている。
ダイクロックフィルタ18の前後に2枚のフィールドレンズ23,24を設けているのは、図2(b)に示すように、2枚のフィールドレンズ23,24の間では、透過光が平行光(テレセントリック)になるので、各ダイクロックフィルタ18への各光の入射角度が一定となり、フィルタの場所による角度特定のバラツキを少なくできるからである。つまり、ダイクロックフィルタ18の前後に2枚のフィールドレンズ23,24を設けないとすると、平行光でないダイクロックフィルタ18への入射角度が異なることになり、ダイクロックフィルタ18の場所による角度特性の違いが生じてしまうからである。
ここで、本実施の形態では、色純度の高い照明系および出力可変な照明系として、RGB単色光のLED光源20を使用している。LED光源20の特徴としては、狭帯域の単色の発光スペクトルを有しており(半値幅:20−30nm)、入力電流により出力が可変である点である。
なお、実施の形態1においてダイクロックフィルタ18を透過することで数%の光量ロスがある。そこで、表示デバイス4として開口率の高い反射型液晶デバイスを用いることで透過型液晶デバイスと比較して表示装置全体での光量ロスを抑えることができる。
ただし、LED光源20単体では、NTSC規格の色域をカバーできない。それを解決するために、本実施の形態では、カラーダイクロックフィルタ18を用いたRGB光の色度点を、自由度を持った範囲で変化させることができる投射型表示装置を提供する。
図2に示すように、LED光源20を出た光は、光学系22、フィールドレンズ23を介して角度調整機構のついたダイクロックフィルタ18を透過する。
ダイクロックフィルタ18は、図3に示すように、ダイクロックフィルタ18面に対して光が透過する角度を変えることでそれぞれの波長の透過率が変化する。なお、図3は、ダイクロックフィルタ18面に対して光が透過する角度が0°、10°、20°、30°、45°の場合の波長の透過特性を示している。
例えば、波長が500nmの光では、0度から45度まで角度を変えると、透過率が約80%から98%近くまで変化する。つまり、ダイクロックフィルタ18の角度を変えることにより、各光の透過率を変えて、動的な波長選択を実行することができる。この性質を利用して、ダイクロックフィルタ18の角度を変化させることで、図4に示すように、LED光源20の分光分布を変化させることができる。
そして、図4に示すように、LED光源20の分光分布が変化することでLED光源20の色が変化し、光源の分光の半値幅が狭くなれば色純度が高くなる。例えば、図4の場合、LED光源20の波長の半値幅を狭く調整すると、LED光源20の色は、調整前の青緑色から調整後の緑色へと変更される。
次に、本装置の投射型表示装置の動作を説明する。
図5は、本実施の形態の投射型表示装置の処理手順を示すフローチャートである。
まず、図1に示すように、ユーザによって選択された各種モードに対応したモード信号がLED制御部16に入力すると(ステップ510)、LED制御部16は、そのモード信号に基づいて、LED駆動電流制御部19に対し駆動電流制御信号を出力すると共に、駆動モータ等を有するフィルタ角度制御部17に対し制御信号を送信する(ステップ520)。なお、モード信号は、LED制御部16に直接入力せず、表示デバイス制御部12にいったん入力し、表示デバイス制御部12からLED制御部16に、モードに応じたLED光源20の出力および色(色、点)情報になるようにしても勿論よい。
ここで、本実施の形態の投射型表示装置では、例えば、以下の3つのモードを有している。勿論、これら3つ以外のモードでも良い。
つまり、
・ 明るさ優先モード
LED光源20の出力を最大限利用するモードで、LED光源20の出力は定格電力いっぱいまで使う。このモードの場合、RGB各色のLED光源20の色は、LED自身の波長に依存した色となる。
・ 省エネモード
LED光源20の出力可変を利用したダイナミックアイリス的光源駆動のモードである。LED光源20の出力を動的にコントロールすることで、消費電力を抑える。このモードの場合、RGB各色のLED光源20の色は、それぞれ対応するダイクロックフィルタ18の角度を変えることによって可変させる。
・ 色再現モード
LED光源20の色を、NTSC規格などの規格された色度点を内包するようにコントロールするモードである。このモードの場合、RGB各色のLED光源20の色は、それぞれ対応するダイクロックフィルタ18の角度を変えることでコントロールし、かつ、LED光源20のWB(ホワイトバランス)は、LED光源20の出力で調整する。
このように、本実施の形態の投射型表示装置では、LED制御部16が、ダイクロックフィルタ18の角度と各LED光源20への駆動電流とを制御して、LED光源20の出力と色とをコントロールする。これにより、RGB各色のLED光源20個体のばらつきやRGB各色のLED光源20それぞれのダイクロックフィルタ18の特性ばらつきとを、後述するようにフィードバック制御によって抑えることが可能となり、各LED光源20の明るさのコントロールだけでなく、今後重要になってくる色も同時にコントロールすることができる。
すると、RGB各色のLED駆動電流制御部19は、LED制御部16からの駆動電流制御信号に基づいて、対応するLED光源20の駆動電流を制御してその出力を制御する一方、フィルタ角度制御部17は、LED制御部16からの角度制御信号に基づいて、対応するダイクロックフィルタ18の角度を制御してRGB各色のLED光源20の色(色度点)を制御する(ステップ530)。
そして、光検出センサ15が、RGB各色のLED光源20からの出力と色とを検出して、検出信号としてLED制御部16に出力する(ステップ540)。
LED制御部16は、光検出センサ15が検出したRGB各色のLED光源20からの出力および色(色度点)の検出信号と、モード信号が示すRGB各色のLED光源20からの出力と色(色度点)とに応じて、フィルタ角度制御部17とLED駆動電流制御部19に対し、ダイクロックフィルタ18の角度と各LED光源20への駆動電流のフィードバック制御を行う(ステップ550)。これにより、RGB各色のLED光源20個体のばらつきやRGB各色のLED光源20それぞれのダイクロックフィルタ18の特性ばらつきをフィードバック制御によって抑えることが可能となり、各LED光源20の明るさのコントロールだけでなく、各LED光源20の色も同時にコントロールすることができる。
図6は、HDTV規格の場合における本実施の形態のLED制御部16によるフィルタ角度の制御による各LED光源20の色(色度点)等の制御を示す図である。
図6(a)では、☆印は、RGB各色のLED光源20の色度点、○印はRGB各色のHDTVの色度点を示しており、☆印のRGB各色のLED光源20の色度点を点線で結んだ領域はLED光源20の色域、○印はRGB各色のHDTVの色度点を実線で結んだ領域はHDTVの色域を示している。そして、図6(a)におけるa1領域は、RGB各色のLED光源20の色補正なしの領域を示しており、a2領域は、RGB各色のLED光源20の緩やかな色補正領域を示しており、a3領域は、RGB各色のLED光源20のa2領域以上の急激な色補正領域を示している。
MATRIX変換によりLED光源20の色補正をすると、図6(a)における矢印(→)のように色度点が移動する。ここで、白色は、LED光源20の出力調整で規格の色温度(HDTVではD65)に調整されたものと考える。また、クリップしたり、マイナスになった信号は1.0(リニアRGB)に置き換える。)
すると、肌色に対しては、赤み掛かった肌色が補正され、より自然な感じ、すなわち入力に対して忠実になることが簡単に推測できる。
しかし、原色に近い色、例えば、三角形をした色域の辺あたりまで補正されると、LED光源20の良さである彩度の高い色が表現できなくなる。
そこで、入力映像信号に対して忠実ではなくなるが、上述のモードによって変更可能な閾値、あるいはモードに関係なく固定の閾値を設けることで、RGB各色のLED光源20のうち、色補正を大きくする色と、色補正を小さくする色と、色補正をしない色とを個別に出力する。
図6(b)は、RGB各色のLED光源20の色補正前と色補正後の一例を示している。
図6(b)において、一番上の例は、RGB各色のLED光源20の全ての色を補正しない例を示しており、上から2番目の例は、RGB各色のLED光源20の全ての色を小さく補正する例を示しており、上から3番目の例は、RGB各色のLED光源20のうち赤(R)のみ大きく補正し、緑(G)および青(B)は小さく補正する例を示している。
このように、LED制御部16は、光検出センサ15が検出したRGB各色のLED光源20からの出力および色(色度点)の検出信号と、モード信号が示すRGB各色のLED光源20からの出力と色(色度点)とに応じて、フィルタ角度制御部17とLED駆動電流制御部19に対し、ダイクロックフィルタ18の角度と各LED光源20への駆動電流のフィードバック制御を行うようにしたので、各LED光源20の明るさのコントロールだけでなく、各LED光源20の色も同時にコントロールすることができ、RGB各色のLED光源20個体のばらつきや、RGB各色のLED光源20それぞれのダイクロックフィルタ18の特性ばらつきをフィードバック制御によって抑えることができる。
しかし、規格によっては各LED光源20の色を補正できない場合がある。
図7は、NTSC規格の場合における本実施の形態のLED制御部16によるフィルタ角度の制御による各LED光源20の色(色度点)等の制御を示すCIE 1931 xy色度図である。
図7(a)に示すように補正前の緑(Green)の色度点はNTSC規格から外れたところに位置している。そのためNTSC規格の色信号と同系色、例えばNTSC規格で緑色であったものが、調整前では青緑色に近い色となる。そのため、図7(a)に示すように調整後でも、同じ緑色で彩度が高い色となるが再現できないところがでてくる。
そして、LED制御部16は、フィルタ角度制御部17とLED駆動電流制御部19に対し、ダイクロックフィルタ18の角度と各LED光源20への駆動電流のフィードバック制御を行うと共に、各LED光源20の色(色度点)を補正しても、ある閾値を超える、例えば図7に示すようにNTSC規格の色度点を越えていると、表示デバイス制御部12に対し、図7に示すようにNTSC規格の色度点を越えている色の表示デバイス20の色補正をするようにRGB各色の色パラメータ信号を出力する(ステップ560)。なお、ここでの閾値は、上述した各モード毎に設けても良いし、各モードに関係なく固定の値にしても勿論よい。
表示デバイス制御部12は、表示デバイス駆動部19からRGB各色の各LED光源20の色パラメータ信号が入力されると、そのRGB各色の色パラメータを参照して表示デバイス駆動部13に対し、映像信号を補正した補正映像信号を出力する(ステップ570)。
すると、各色の表示デバイス駆動部13は、RGB各色の色パラメータに応じて補正された補正映像信号に基づいて各表示デバイス20に各色を表示するように駆動信号を出力する(ステップ580)
ここで、表示デバイス制御部12は、映像信号の色域を所定の閾値に基づいて色域規格に対応した色域と、色域規格外の色域とに分け、当該色域規格外の色域が拡大されるように各色の前記表示デバイスが表示する色を補正する場合には、例えば、NTSCやHDTV等の色域規格の範囲内の映像信号と、その規格に合った色味を再現や好ましい色を再現できる一方、NTSCやHDTV等の色域規格外の彩度の高い映像信号とを個別に制御することにより、色域規格外の色域を拡大することが可能となり、色域規格の範囲内の忠実な色再現が可能であるだけでなく、色域規格外の自由な色表現が可能となる。
以上説明したように、本実施の形態の投射型表示装置によれば、LED制御部16は、光検出センサ15が検出したRGB各色のLED光源20からの出力および色(色度点)の検出信号と、モード信号が示すRGB各色のLED光源20からの出力と色(色度点)とに応じて、フィルタ角度制御部17とLED駆動電流制御部19に対し、ダイクロックフィルタ18の角度と各LED光源20への駆動電流のフィードバック制御を行うようにしたので、各LED光源20の明るさのコントロールだけでなく、各LED光源20の色も同時にコントロールすることができ、RGB各色のLED光源20個体のばらつきや、RGB各色のLED光源20それぞれのダイクロックフィルタ18の特性ばらつきをフィードバック制御によって抑えることができる。
特に、本実施の形態の投射型表示装置では、LED制御部16からの各LED光源20の色パラメータ信号に基づいて、映像入力部11からの映像信号を補正して補正映像信号として各色の表示デバイス駆動部13に出力し、RGB各色の色パラメータ信号に応じて補正された補正映像信号に基づいて各表示デバイス20が各色を表示することにより、RGB各色の各表示デバイス20は、RGB各色のLED光源20個体のばらつきや、RGB各色のLED光源20それぞれのダイクロックフィルタ18の特性ばらつきを考慮した光源の色も加味した上で自動的に色調を最適に補正することができる。
本発明に係る投射型表示装置に実施の形態の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る投射型表示装置において、RGB各色毎のダイクロックフィルタ18が設けられる位置を示す図である。 本実施の形態のダイクロックフィルタ18の角度により透過特性の一例を示す図である。 ある透過特性を持ったダイクロックフィルタ18を透過したLED光源20からの光の分光分布を示す図である。 本実施の形態の投射型表示装置の処理手順を示すフローチャートである。 HDTV規格の場合における本実施の形態のLED制御部16によるフィルタ角度の制御による各LED光源20の色(色度点)等の制御の例を示す図である。 NTSC規格の場合における本実施の形態のLED制御部16によるフィルタ角度の制御による各LED光源20の色(色度点)等の制御の例を示す図である。
符号の説明
11 映像信号入力部、12 表示デバイス制御部、13 表示デバイス駆動部、14 表示デバイス、15 光検出センサ、16 LED制御部、17 フィルタ角度制御部、18 ダイクロックフィルタ、19 LED駆動電流制御部、20 LED光源。

Claims (3)

  1. 映像信号に基づいて各色の映像が表示された表示デバイスにそれぞれ各色のLED光源からの光を照射し、各色の表示デバイスを反射または透過した各色の光を合成して表示スクリーンに投射し表示する投射型表示装置であって、
    各色のLED光源と各色の表示デバイスとの間に設けられ、角度の変更により各色のLED光源からの光の波長の透過率または反射率を変更して、各色のLED光源から各色の表示デバイスへ入射する光の波長を調整するカラーフィルタと、
    前記カラーファイタの角度を制御するフィルタ角度制御手段と、
    各色のLED光源毎に設けられ、各色のLED光源へ供給される駆動電流を制御するLED駆動電流制御手段と、
    各色のLED光源毎に設けられ、前記カラーフィルタを通過した後の各色のLED光源からの光の強さと色とを検出する光検出センサと、
    前記光検出センサからの検出結果に基づいて、前記フィルタ角度制御手段に対し前記カラーファイタの角度を制御させる制御信号を出力すると共に、前記LED駆動電流制御手段に対し各色のLED光源へ供給される駆動電流を制御させる制御信号を出力するLED制御手段と、
    を有する投射型表示装置。
  2. 請求項1記載の投射型表示装置において、
    前記LED制御手段は、
    さらに、ユーザによって指定されたモードに応じて、前記フィルタ角度制御手段に対し前記カラーファイタの角度を制御させる制御信号を出力すると共に、前記LED駆動電流制御手段に対し各色のLED光源へ供給される駆動電流を制御させる制御信号を出力する、投射型表示装置。
  3. 請求項1記載の投射型表示装置において、
    前記LED制御手段は、さらに、前記光検出センサからの検出結果に基づいて、各色の色パラメータ信号を出力し、
    前記LED制御手段からの各色のパラメータ信号に基づいて、前記映像信号を補正して補正映像信号として出力する表示デバイス制御部と、
    前記表示デバイス制御部によって補正された補正映像信号に基づいて各色の前記表示デバイスに駆動信号を出力する表示デバイス駆動部と、
    を有する投射型表示装置。
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