JP2008132637A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】任意の時点における当該画像形成装置に関する初期設定情報を容易に確認することのできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】当該画像形成装置の動作に関する各種の設定項目を含む初期設定情報が変更されたときに(S5のYes側),その初期設定情報の変更内容(変更された設定項目だけや,変更前及び変更後の初期設定情報など)と該初期設定情報が変更されたときの日時や累積印字枚数とが関連付けられた変更履歴情報を蓄積して記憶する(S7)ように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は,プリンタ装置や複写機などの画像形成装置に関し,特に,その画像形成装置における初期設定情報の変更時の利便性を図る技術に関するものである。
一般に,プリンタ装置や複写機,ファクシミリ装置,複合機などの各種の画像形成装置を使用するユーザは,該画像形成装置の使用に際して,印字枚数や用紙サイズ,用紙種別などの各種の印字条件を設定する。このとき設定される印字条件は一時的なものであり,その印字が終了した場合やリセットボタンが操作された場合には,その印字条件はクリアされる。
一方,前記画像形成装置では,該画像形成装置を使用するたびに設定される前記印字条件とは別に,メンテナンスモード等の特殊な操作によって設定される初期設定情報(デフォルト設定情報)が存在する。この初期設定情報には,前記画像形成装置に関する基本的な設定項目の内容が含まれている。例えば,前記設定項目は,「余白」や「解像度」,「印字濃度」などである。また,前記初期設定情報には,前記画像形成装置の電源投入時や,前記印字条件がクリアされた後に有効となる前記印字条件の初期値も含まれる。
なお,例えば特許文献1には,前記初期設定情報を変更する場合に,直前の初期設定情報からの変更内容を容易に確認することのできる構成や,簡単に直前の初期設定情報に戻すことのできる構成が開示されている。
特開2004−326658号公報
しかしながら,前記特許文献1では,ユーザは,前記初期設定情報を変更する際に,直前の初期設定情報だけを確認することができるに過ぎず,それよりも前に変更された初期設定情報を確認することはできなかった。特に,不特定多数のユーザによって共用される画像形成装置では,その不特定多数のユーザによって初期設定情報が何度も変更されることがあるため,任意の時点の初期設定情報に戻すことは困難であった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,任意の時点における当該画像形成装置に関する初期設定情報を容易に確認することのできる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,当該画像形成装置の動作に関する各種の設定項目を含む初期設定情報を記憶する初期設定情報記憶手段と,前記初期設定情報記憶手段に記憶された前記初期設定情報を変更する初期設定情報変更手段と,を備えてなる画像形成装置に適用されるものであって,前記初期設定情報変更手段による前記初期設定情報の変更内容と該初期設定情報が変更されたときの日時や累積印字枚数とが関連付けられた変更履歴情報を蓄積して記憶する変更履歴情報記憶手段を備えてなることを特徴とする画像形成装置。
ここに,前記変更内容には,例えば,前記初期設定情報変更手段により変更された一又は複数の前記設定項目,前記初期設定情報変更手段による変更前の前記初期設定情報,及び前記初期設定情報変更手段による変更後の前記初期設定情報のいずれか一又は複数が含まれる。
本発明によれば,前記変更履歴情報記憶手段に前記変更履歴情報が蓄積されるため,必要に応じて前記変更履歴情報を出力することが可能であり,ユーザは,ある日時やある累積印字枚数などの任意の時点における前記初期設定情報を容易に知得することができる。
具体的には,前記変更履歴情報記憶手段に記憶された一又は複数の前記変更履歴情報を表示出力する変更履歴情報表示出力手段や印字出力する変更履歴情報印字出力手段を備える構成が考えられる。これにより,ユーザは,前記変更履歴情報表示出力手段による表示出力や,前期変更履歴情報印字出力手段による印字出力によって,前記変更履歴情報を容易に知得することができる。
また,前記変更履歴情報表示出力手段により複数の前記変更履歴情報が表示出力された状態で,所定の操作部を通じた操作入力に従って複数の前記変更履歴情報のいずれか一つを選択する情報選択手段と,前記初期設定情報記憶手段に記憶された前記初期設定情報を,前記情報選択手段により選択された前記変更履歴情報の状態に復帰させる初期設定情報復帰手段と,を更に備える構成が考えられる。この場合,ユーザは,前記所定の操作部を通じて任意の前記変更履歴情報を選択することにより,前記初期設定情報記憶手段に記憶された前記初期設定情報を,その選択した前記変更履歴情報の状態に簡単に復帰させることができる。
本発明によれば,前記変更履歴情報記憶手段に前記変更履歴情報が蓄積されるため,必要に応じて前記変更履歴情報を表示出力することや印字出力することが可能であり,ユーザは,ある日時やある累積印字枚数などの任意の時点における前記初期設定情報を容易に知得することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る複写機Xの概略構成を示すブロック図,図2は前記複写機Xにおいて実行される初期設定情報変更処理の手順の一例を説明するフローチャート,図3は前記複写機Xにおいて実行される変更履歴情報出力処理の手順の一例を説明するフローチャート,図4は前記変更履歴情報出力処理による変更履歴情報の印字形態の一例を示す図である。
まず,図1のブロック図を用いて,本発明の実施の形態に係る複写機Xの概略構成について説明する。
図1に示すように,前記複写機Xは,画像読取部1,画像メモリ2,画像形成部3,記憶部4,操作部5,表示部6,印字カウンタ部7,計時部8及びこれらを統括的に制御する制御部9を備えて概略構成されている。
なお,前記複写機Xは,本発明に係る画像形成装置の一例であって,他に,プリンタ装置やファクシミリ装置,複合機なども本発明に係る画像形成装置に該当する。
前記画像読取部1は,不図示の原稿台にセットされた原稿の画像情報を読み取るものであって,CCD(Charge Coupled Device)やCIS(Contact Image Sensor)等のイメージセンサを備えている。前記画像読取部1では,原稿台にセットされた原稿を走査することにより,前記原稿の画像がライン毎に読み取られて,デジタルデータ化される。このように読み取られた画像データは図示しない画像処理部において所定の画像処理(圧縮処理,濃度補正処理等)が実行され,その後,前記制御部9によって前記画像メモリ2に一時的に記憶される。
前記画像メモリ2は,EEPROMなどの読み書き可能な不揮発性半導体メモリである。この画像メモリ2には,前記画像読取部1で読み取られた画像データ等が一時的に格納される。また,前記複写機XがLAN等のネットワークを介してパソコン等の情報処理装置と接続可能なものである場合は,その情報処理装置から転送された画像データも前記画像メモリ2に格納される。
前記画像形成部3は,前記画像メモリ2に格納された画像データに応じた可視像(例えばトナー像)を記録紙に転写させて定着させるものであり,感光体ドラム,該感光体ドラムの表面を所定電位に一様に帯電させる帯電装置,前記感光体ドラムの表面を露光走査して静電潜像を形成するLSU,前記静電潜像にトナーを付着させて現像する現像装置,現像されたトナー画像を記録紙に転写する転写装置,転写されたトナー像を記録紙に定着させる定着装置などの周知の各種装置を備えて構成されている。
前記記憶部4(初期設定情報記憶手段及び変更履歴記憶手段の一例)は,内部の情報が変更可能な不揮発性半導体メモリやHDD等で構成されており,前記複写機Xにおける各種の初期設定情報を記憶する初期設定情報記憶領域41と,後述の変更履歴情報を記憶する変更履歴情報記憶領域42とを有している。なお,前記初期設定情報記憶領域41には,前記初期設定情報を一つ記憶することができる程度の記憶容量が確保され,前記変更履歴情報記憶領域42には,後述の変更履歴情報を複数記憶することができる記憶容量が確保されている。
前記複写機Xは,前記記憶部4の前記初期設定情報記憶領域41に記憶された前記初期設定情報に従って前記制御部9によって制御される。
具体的に,前記初期設定情報とは,例えば「上マージン(余白)」,「左マージン」,「ページ長」,「ページ幅」,「印刷の向き」,「起動時のフォント番号」,「PCLのフォント選択環境スイッチ」,「インターフェースタイムアウト時間」,「エミュレーションの自動改行モードのパラメータ設定」,「横方向オフセット」,「縦方向オフセット」,「起動時漢字フォント番号」,「国内、新旧JISコード切り替えスイッチ」,「パラレルI/Fにおけるインタフェースモードを設定するためのパラメータ」,「パラレルI/FのBusy−Ackタイミング」,「パラレルI/Fエラー制御」,「起動時エミュレーション」,「エミュレーション制御コード<<CR>>動作モードのパラメータ設定」,「エミュレーション制御コード<<LF>>動作モードのパラメータ設定」,「エミュレーションモード」,「ANKフォントスイッチ」,「行間隔」,「文字間隔」,「国別コード」,「シンボルセット」,「起動時ANKフォントサイズ」,「起動時ANKフォント名」,「起動時漢字サイズ」,「起動時漢字フォント名」,「起動時解像度」,「起動時排紙トレイ」,「ブザー」,「用紙サイズエラー」,「印字濃度」,「受信バッファサイズ」,「タイムアウト時間」,「拡大縮小」,「ステータス送信制御」,「起動時インターフェース」,「バッファサイズオプション」,「バッファサイズ比率」,「KIRモード」,「スリープタイマ」,「エコプリントモード」,「解像度」,「リソース保護」,「コマンド認識文字」,「ユニバーサル用紙サイズ」,「オートカセットモード」,「起動時用紙サイズ」,「起動時カセット」,「ページ保護モード」,「MPトレイサイズ」,「A4/レター共通」,「ホストバッファサイズレート」,「RAMディスクサイズ」,「RAMディスクモード」,「MPトレイモード」,「ワイドA4」,「起動時ステータスプリント」,「Courier/LetterGothic」,「PCLカセットモード」,「自動継続モード」,「自動継続タイマー」などである。もちろん,前記初期設定情報はこれに限られるものではない。
前記操作部5は,前記複写機Xにおける印字条件の設定や,前記複写機Xに関する各種の初期設定情報の変更などに関するユーザ操作が行われるものであり,例えば,タッチパネルやテンキーなどを備えている。なお,前記タッチパネルは,前記表示部6の表示画面上に具現される。ここに,前記印字条件とは,例えば印字枚数や用紙サイズ,拡大・縮小など,一時的に設定される項目であって,前記操作部5に設けられたリセットキー等によってリセットされるものである。
前記表示部6は,前記複写機Xにおける印字条件の設定や,前記複写機Xに関する各種の初期設定情報の変更などに関する情報を表示する液晶ディスプレイパネル(LCD)などで構成されている。
前記印字カウンタ部7は,当該複写機Xにおける印字枚数をカウントするものであって,そのカウント値は当該複写機Xにおける累積印字枚数を示している。前記印字カウンタ部7によりカウントされた当該複写機Xの累積印字枚数は,ユーザやサービスマン等によって参照されると共に,前記累積印字枚数のデータとして前記制御部9によって参照される。
また,前記計時部8は,現在日時を計時する時計機能を有しており,該計時部8の時計機能により計時された現在日時のデータは,前記制御部9によって参照される。
前記制御部9は,CPU91やROM92,RAM93等からなり,前記CPU91が前記ROM92に格納された制御プログラムに従った処理を実行することにより当該複写機Xを統括的に制御するものである。具体的に,前記制御部9は,後述の初期設定情報変更処理(図2のフローチャート参照)を実行することにより,前記記憶部4の前記初期設定情報記憶領域41に記憶された前記初期設定情報を変更する。ここに,かかる変更処理を実行するときの前記制御部4が初期設定情報変更手段に相当する。
また,前記制御部9は,後述の変更履歴情報出力処理(図3のフローチャート参照)を実行することにより,前記記憶部4の前記変更履歴情報記憶領域42に記憶された変更履歴情報の表示・印字出力を行う。
まず,図2のフローチャートを用いて,前記複写機Xにおいて前記制御部9によって実行される初期設定情報変更処理の手順の一例について説明し,次に,図3のフローチャートを用いて,前記制御部9によって実行される変更履歴情報出力処理の手順の一例について説明する。なお,以下,S1,S2,…は処理手順(ステップ)番号を表す。
[ステップS1〜S3]
まず,ステップS1では,ユーザによって前記操作部5に前記初期設定情報の変更を開始するための操作が行われたか否かが前記制御部9によって判断される。ここで,前記初期設定情報の変更開始操作が行われたと判断されると(S1のYes側),処理はステップS2に移行する。なお,かかる判断処理(S1)は,前記初期設定情報の変更開始操作が行われるまで繰り返し行われる(S1のNo側)。
ステップS2では,前記制御部9によって,前記記憶部4の前記初期設定情報記憶領域41に記憶された前記初期設定情報が前記制御部9のRAM93に展開されると共に,該初期設定情報が前記表示部6に表示される。
そして,ステップS3では,ユーザによる前記操作部5の操作に応じて前記制御部9のRAM93に展開された前記初期設定情報が変更される。
[ステップS4〜S5]
その後,ステップS4では,ユーザによって前記操作部5に前記初期設定情報の変更を確定して終了するための操作が行われたか否かが前記制御部9によって判断される。ここで,前記初期設定情報の変更終了操作が行われたと判断されると(S4のYes側),処理はステップS5に移行する。なお,かかる判断処理(S4)は,前記初期設定情報の変更終了操作が行われるまで繰り返し行われる(S4のNo側)。
ステップS5では,前記制御部9が,前記記憶部4の前記初期設定情報記憶領域41に記憶された前記初期設定情報と,前記制御部9のRAM93に展開された前記初期設定情報とを比較することにより,前記初期設定情報の変更の有無を判定する。ここで,前記初期設定情報に変更があったと判断されると(S5のYes側),処理はステップS6に移行し,変更がないと判断された場合には(S5のNo側),処理は前記ステップS1に戻る。
[ステップS6]
ステップS6では,前記制御部9によって,前記初期設定情報の変更内容と,前記印字カウンタ部7によりカウントされた前記累積印字枚数と,前記計時部8により計時された現在日時と,を関連付けた変更履歴情報が生成される。
ここに,前記初期設定情報の変更内容としては,今回変更された設定項目だけであってもよいし,変更前の初期設定情報及び変更後の初期設定情報の全てであってもよい。要するに,前記初期設定情報の変更箇所や内容を示す情報であればよい。但し,前記記憶部4の記憶領域には限界があるため,今回変更された設定項目だけを前記初期設定情報の変更内容とすることで,前記変更履歴情報のデータ量をできるだけ小さくすることが望ましい。
また,前記累積印字枚数や前記現在日時は,前記初期設定情報が変更された時点を特定するための情報であって,そのいずれか一方だけを前記変更履歴情報に含めてもよい。例えば前記計時部8を有していない画像形成装置では,前記累計印字枚数と前記初期設定情報の変更内容とが関連付けられた変更履歴情報が生成される。
[ステップS7,S8]
そして,ステップS7では,前記ステップS6で生成された前記変更履歴情報が,前記制御部9によって前記記憶部4の前記変更履歴情報記憶領域42に蓄積記憶される。
このように,前記複写機Xでは,前記初期設定情報の変更が行われるたびに,前記変更履歴情報が,前記記憶部4の変更履歴情報記憶領域42に蓄積記憶される。ここに,かかる記憶処理を実行するときの前記制御部9及び前記記憶部4が変更履歴情報記憶手段に相当する。
このとき,前記記憶部4の前記変更履歴情報記憶領域42の容量が飽和している場合には,最も古い前記変更履歴情報から順に消去され,新しい前記変更履歴情報が記憶される。
その後,ステップS8では,前記制御部9によって,前記RAM93に展開されている前記初期設定情報が前記記憶部4の前記初期設定情報記憶領域41に記憶され,当該初期設定情報変更処理は終了する。即ち,前記初期設定情報記憶領域41内の初期設定情報が更新(上書き)される。これにより,その後,前記複写機Xは,前記初期設定情報記憶領域41に記憶された変更後の前記初期設定情報に従って前記制御部9によって制御される。
以上説明したように,前記複写機Xでは,前記制御部9によって前記初期設定情報変更処理(図2のフローチャート参照)が実行されることにより,前記初期設定情報の変更履歴情報が蓄積される。そして,前記記憶部4の前記変更履歴情報記憶部42に記憶された前記変更履歴情報は,前記制御部9によって後述の変更履歴情報出力処理が実行されることにより,前記表示部6に表示され,或いは前記画像形成部3によって印字出力される。
以下,図3のフローチャートを用いて,前記制御部9によって実行される変更履歴情報出力処理の手順の一例について説明する。なお,以下,S11,S12,…は処理手順(ステップ)番号を表す。
[ステップS11,S12]
まず,ステップS11では,ユーザによって前記操作部5に初期設定情報の変更履歴情報を表示するための操作が行われたか否かが前記制御部9によって判断される。ここで,前記変更履歴情報の表示開始操作が行われたと判断されると(S11のYes側),処理はステップS12に移行する。なお,かかる判断処理(S11)は,前記変更履歴情報の表示開始操作が行われるまで繰り返し行われる(S11のNo側)。
ステップS12では,前記制御部9によって,前記記憶部4の前記変更履歴情報記憶領域42に記憶された前記変更履歴情報が前記表示部6に出力され,該表示部6に表示される。ここに,かかる表示出力処理を実行するときの前記制御部9が変更履歴情報表示出力手段に相当する。このとき,前記変更履歴情報の表示形態としては,例えば前記変更履歴情報を時系列順(日時順や累積印字枚数順など)に並べてリスト表示することや,前記初期設定情報に含まれた設定項目ごとに並べてリスト表示すること等が考えられる。また,前記変更履歴情報の表示形態は,ユーザによる前記操作部5への操作入力に応じて前記制御部9によって変更可能である。なお,前記変更履歴情報は多量のデータとなるため,前記表示部6の表示をスクロール可能としておくことが望ましいことはいうまでもない。
[ステップS13,S14]
その後,ステップS13では,ユーザによる前記操作部5への操作入力により,前記表示部6に表示された前記変更履歴情報のいずれかが選択されたか否かが前記制御部9によって判断される。ここで,前記変更履歴情報のいずれかが選択されたと判断されると(S13のYes側),処理はステップS14に移行し,選択されていないと判断されると(S13のNo側),処理はステップS15に移行する。
ステップS14では,前記制御部9によって,前記ステップS13で選択された前記変更履歴情報の詳細内容が前記表示部6に出力され,該表示部6に表示される。例えば,前記変更履歴情報に含まれた前記初期設定情報の各設定項目が表示される。
また,このとき,前記制御部9が,前記変更履歴情報に含まれた前記初期設定情報と,前記複写機Xの現在の前記初期設定情報,即ち前記記憶部4の前記初期設定情報記憶領域41に記憶された前記初期設定情報とを比較して,それらの異なる部分を強調して表示することが他の実施例として考えられる。たとえば,その異なる部分を反転表示や点滅表示,異色表示させることが考えられる。これにより,ユーザは,現在と過去の前記初期設定情報の違いを容易に確認することができる。
[ステップS15,S16]
そして,続くステップS15では,ユーザによって前記操作部5に前記変更履歴情報を印字出力するための操作が行われたか否かが前記制御部9によって判断される。ここで,前記変更履歴情報の印字出力操作が行われたと判断されると(S15のYes側),処理はステップS16に移行し,前記変更履歴情報の印字出力操作が行われていないと判断されると(S15のNo側),処理はステップS17に移行する。
ステップS16では,前記制御部9によって,前記変更履歴情報が前記画像メモリ2に送信されることにより,前記画像形成部3によって前記変更履歴情報が印字出力される。ここに,かかる印字出力処理を実行するときの前記制御部9が変更履歴情報印字出力手段に相当する。具体的には,前記ステップS13で変更履歴情報が選択されていればその変更履歴情報が印字され(図4(a)参照),前記ステップS13で変更履歴情報が選択されていない場合には,前記変更履歴情報のリストなどが印字される(図4(b)参照)。
また,本実施の形態では,前記変更履歴情報の表示を行った後に該変更履歴情報の印字出力が実行される場合を例に挙げて説明したが,前記変更履歴情報の表示を行うことなく,該変更履歴情報を印字出力することのできる構成も他の実施例として考えられる。
[ステップS17,S18]
一方,ステップS17では,ユーザによって前記操作部5に前記変更履歴情報の表示を終了するための操作が行われたか否かが前記制御部9によって判断される。ここで,前記変更履歴情報の表示終了操作が行われたと判断されると(S17のYes側),処理はステップS18に移行し,前記変更履歴情報の表示終了操作が行われていないと判断されると(S17のNo側),処理はステップS13に移行する。
ステップS18では,前記表示部6による前記変更履歴情報の表示が前記制御部9によって消去され,処理は前記ステップS11に戻る。
以上,説明したように,前記複写機Xでは,前記制御部9によって前記初期設定情報変更処理が実行されることにより前記記憶部4の前記変更履歴情報記憶領域42に蓄積された前記変更履歴情報を表示させることや印字出力することが可能である。
したがって,ユーザは,例えば前記複写機Xの前記初期設定情報を変更するときなどに,過去の変更履歴を参照することができるため,前記複写機Xの状態を容易に過去の状態に戻すことができる。
しかも,前記変更履歴情報には,その変更が行われた日時や,累積印字枚数などが関連付けられているため,ユーザは前記変更履歴情報各々がいつぐらいに変更された前記初期設定情報に関するものであるかをも容易に確認することができる。
ところで,前記複写機Xにおいて長時間継続して設定されていた前記初期設定情報は,該複写機Xを使用するユーザにとって良好なものであった可能性が高い。そこで,前記ステップS12で表示される前記変更履歴情報や前記ステップS16で印字出力される前記変更履歴情報に,該変更履歴情報各々の前記初期設定情報が設定された状態が継続された時間や印字枚数を含めることも他の実施例として考えられる。具体的に,この時間や印字枚数は,前記制御部9が,前後の前記変更履歴情報における日時や累積印字枚数の差を演算することにより求めることが可能である。
また,前記複写機Xがユーザを認識することのできる構成であれば,前記変更履歴情報にその変更を行ったときのユーザ名などを含めることが他の実施例として考えられる。例えば,前記複写機Xの使用開始時に,ユーザIDやパスワードの入力操作や,ユーザ固有のIDカードの読取操作が行われる構成に適用可能である。これにより,ユーザは,前記変更履歴情報を参照することにより,その変更履歴情報各々が誰によって変更されたものであるかを容易に確認することができる。例えば,自分が変更した過去の履歴だけを容易に検索して表示や印字出力させることができる。
さらに,前記変更履歴情報出力処理において前記変更履歴情報が表示されている状態で,ユーザによる前記操作部5を通じた操作入力に従って前記変更履歴情報のいずれか一つが前記制御部9によって選択された後,該変更履歴情報の初期設定情報に戻すための操作が行われた場合に,前記制御部9が,前記記憶部4の前記初期設定情報記憶領域41の初期設定情報を,前記変更履歴情報の初期設定情報に自動的に戻すように処理することも他の実施例として考えられる。これにより,ユーザは,簡単に前記初期設定情報を過去の状態に戻すことができる。ここに,かかる処理を実行するときの前記制御部9が,情報選択手段及び初期設定情報復帰手段に相当する。
本発明の実施の形態に係る複写機の概略構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る複写機において実行される初期設定情報変更処理の手順の一例を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態に係る複写機において実行される変更履歴情報出力処理の手順の一例を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態に係る複写機において実行される変更履歴情報出力処理による変更履歴情報の印字形態の一例を示す図。
符号の説明
X…複写機(画像形成装置の一例)
1…画像読取部
2…画像メモリ
3…画像形成部
4…記憶部
41…初期設定情報記憶領域
42…変更履歴情報記憶領域
5…操作部
6…表示部
7…印字カウンタ部
8…計時部
9…制御部
S1,S2,〜…処理手順(ステップ)番号

Claims (4)

  1. 当該画像形成装置の動作に関する各種の設定項目を含む初期設定情報を記憶する初期設定情報記憶手段と,前記初期設定情報記憶手段に記憶された前記初期設定情報を変更する初期設定情報変更手段と,を備えてなる画像形成装置であって,
    前記初期設定情報変更手段による前記初期設定情報の変更内容と該初期設定情報が変更されたときの日時及び/又は累積印字枚数とが関連付けられた変更履歴情報を蓄積して記憶する変更履歴情報記憶手段を備えてなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記初期設定情報の変更内容が,前記初期設定情報変更手段により変更された一又は複数の前記設定項目,前記初期設定情報変更手段による変更前の前記初期設定情報,及び前記初期設定情報変更手段による変更後の前記初期設定情報のいずれか一又は複数を含んでなる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記変更履歴情報記憶手段に記憶された一又は複数の前記変更履歴情報を表示出力する変更履歴情報表示出力手段及び/又は印字出力する変更履歴情報印字出力手段を更に備えてなる請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記変更履歴情報表示出力手段により複数の前記変更履歴情報が表示出力された状態で,所定の操作部を通じた操作入力に従って複数の前記変更履歴情報のいずれか一つを選択する情報選択手段と,
    前記初期設定情報記憶手段に記憶された前記初期設定情報を,前記情報選択手段により選択された前記変更履歴情報の状態に復帰させる初期設定情報復帰手段と,を更に備えてなる請求項3に記載の画像形成装置。
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