JP2008131978A - 歯列矯正マウスピースの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】起振アクチュエータの発生した振動が装着した使用者の歯列に加わることで、歯列矯正を促進する歯列矯正マウスピースを製造するにあたって、工程を簡略化する。
【解決手段】従来のマウスピースの製造方法と同様に、ステップS1で歯科医院において型取りを行い、ステップS2で歯科技工所において石膏を流込んで歯型1を作成し、ステップS3で、製造装置にセットしてそれにEVAシートを被せて、加熱・吸引によって内側ピース7Aを作成する。その後、ステップS4において、前記内側ピース7Aが熱いうちに、起振アクチュエータ8を取付け、ステップS5において、前記ステップS3と同様に、加熱されたEVAシートを被せ、吸引によって外側ピース7Bを一体化する。したがって、従来では、外側ピース7Bの作成にも型取りが必要であったのを不要にし、工程を削減することができる。また、気密性が高まり、清潔である。
【選択図】図5

Description

本発明は、歯列矯正マウスピースの製造方法に関する。
従来からの歯列矯正の手法としては、ワイヤーが用いられており、そのワイヤーの戻り力で歯列に一定力(静荷重)を付与することで、歯並びや咬み合わせを治すようになっている。すなわち、歯列に一定力を付与すると、歯茎の中で歯を支えている歯槽骨が徐々に変形することで、歯列矯正ができるという原理に基づくものである。
しかしながら、そのような手法では、早くて6箇月、通常は数年と、期間が非常に長くかかることから、特に歯列矯正の適齢である子供にとっては苦痛であって、長続きしないことも多い。そこで、非特許文献1には、歯列に一定力を加えたサンプルと、歯列に振動力を加えたサンプルとを比較し、振動力を加えたサンプルの方が矯正期間の短縮に効果があるという研究がなされている。同様に、非特許文献2には、歯列に一定力を加えただけのサンプルと、歯列に一定力+振動力を加えたサンプルとを比較し、一定力+振動力を加えたサンプルの方が矯正期間の短縮に効果があるという研究もなされている。
これらの研究によれば、歯列矯正の期間が約1/2〜1/3に大幅に短縮されることになっている。さらにそれのみではなく、振動力を付与するのは、非特許文献1では1日に1.5時間だけあり、非特許文献2では2週間に1回で2分間だけである。すなわち、非特許文献1では1日に1.5時間だけ治療を継続すればよく、非特許文献2では2週間に1回で2分間だけ治療を継続すればよいことになる。これらの研究から、歯列にワイヤー等で一定力を付与するだけよりも、振動力を付与する方が歯列矯正の期間の大幅な短縮に効果があることを理解できる。
そこで、これらの研究の実用化を試みたものとして、特許文献1では、矯正対象歯の移動を促すマウスピースの装着部位の周囲組織に超音波振動を付与する装置が、特許文献2では、矯正対象歯に超音波振動を付与する装置が提案されている。
しかしながら、特許文献1,2の技術では、超音波供給ヘッドを、たとえば頬の肌面に押し当てて、外部から超音波振動を付与する構成であり、正確に矯正対象歯だけに超音波振動を付与することが困難であるという問題があった。また、超音波発生装置を必要とするので、この装置を備えた歯科医院に出向かないと治療を継続できないという問題があった。
このため、本件出願人は、正確に矯正対象歯だけに振動を付与することができるとともに、歯科医院に出向かなくても簡単かつ安全に治療が継続できる歯列矯正装置を先に提案した。かかる歯列矯正装置は、歯列に装着するマウスピースを備え、このマウスピースは、内側ピースと外側ピースとを重ね合わせた構造であり、その重ね合わせ部分で矯正対象歯の部分に、偏心錘を有するモータなどのように、起振手段となり、機械的振動を生成する起振アクチュエータを格納しているものである。
この歯列矯正装置によれば、マウスピースから矯正対象歯の部分に、正確に機械的振動(機械的刺激)を与えることができ、高い効果を得ることができる。また、マウスピースに起振アクチュエータを格納しているから、歯科医院に出向かなくても、たとえば家庭で、任意の時間に簡単かつ安全に治療が継続できるようになる。さらに、起振アクチュエータの機械的振動は、二重マウスピースの重ね合わせ部分を介して矯正対象歯の部分に伝達されるから、機械的振動が矯正対象歯に直接伝達されることに起因する歯の痛みを和らげることができる。
清水:日矯歯誌45:56−72,1986 大前他:日本矯正歯科学会雑誌,60(4):201,2001 特開2002−102255号公報 特開2004−201895号公報
上述の先行技術では、通常通り、使用者の歯型上に熱軟化性を有するシート体を加熱した後搭載するとともに、前記歯型の外側からは空気圧などで加圧し、および/または内側からは吸引することで生じさせた気流によって、軟化したシート体を前記歯型上に密着させて内側ピースを作成している。続いて、前記起振アクチュエータのダミーを前記内側ピースに搭載した後、前記歯型を採取するのと同様の手法で型取りをし、その型から石膏型を作成して、その石膏型に熱軟化性を有するシート体を搭載して外側ピースを作成している。そして、前記内側ピースの一部を加熱して実際の起振アクチュエータを溶着した後、外側ピースと内側ピースとを組合わせ、周縁部分を加熱して溶着し、内部を気密に封止している。
このため、歯型の型取りと合わせて、2回の型取りが必要になり、工程が煩雑になるという問題がある。また、固まってしまった内側ピースと外側ピースとを貼り合せるので、上手く溶着しなかった部分は隙間ができて封止が不十分になり、後に水が染み込み、故障の原因となったり、菌が繁殖して不衛生になったりするという問題もある。
本発明の目的は、工程を簡略化することができるとともに、内部を気密に封止することができる歯列矯正マウスピースの製造方法を提供することである。
本発明の歯列矯正マウスピースの製造方法は、起振手段を有し、その起振手段が発生した振動が装着した使用者の歯列に加わることで、歯列矯正を促進できるようにする歯列矯正マウスピースの製造方法であって、前記使用者の歯型上に熱軟化性を有するシート体を加熱して搭載するとともに、軟化したシート体を気流によって前記歯型上に密着させて内側ピースを作成する工程と、前記起振手段およびそれに関する構成を前記内側ピース上に搭載する工程と、前記起振手段に関する構成を搭載した前記内側ピースを前記使用者の歯型上にセットし、その上に熱軟化性を有するシート体を加熱して搭載するとともに、軟化したシート体を圧力や気流によって前記内側ピースに密着させて内部に前記起振手段に関する構成を気密に封止する外側ピースを作成する工程とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、使用者の歯列に装着するマウスピース内に起振手段を有し、その起振手段が発生した振動が装着した歯列に加わることで、歯列矯正を促進できるようにする歯列矯正マウスピースを製造するにあたって、先ず通常通り、前記使用者の歯型上に熱軟化性を有するシート体を加熱して搭載するとともに、歯型の外側から空気圧などにより加圧、および/または内側からは吸引することで生じさせた気流によって、軟化したシート体を前記歯型上に密着させて内側ピースを作成する。次に、偏心錘を有するモータなどの起振手段および必要に応じて設けられるその制御基板などのマウスピースに内蔵すべき構成や、そのダミーを前記内側ピースに搭載して型取りをするのではなく、その内蔵すべき構成そのものを前記内側ピースの矯正すべき歯に対応した位置に直接搭載した状態で該内側ピースが型崩れしないように前記使用者の歯型上にセットし、その上から、前記内側ピースと同様の手法で外側ピースを被せ、内部に前記起振手段に関する構成を気密に封止する。
したがって、外側ピースを作成するのに2回目の型取りが不要になり、工程を削減することができる。また、固まってしまった内側ピースと外側ピースとを再加熱して貼り合せるのではなく、被せられた外側ピースの熱によって内側ピースも含めて全体が均一に加熱されることで柔らかくなった内側ピースと外側ピース用のシート体とが、半溶融状態となり自然に一体化するので、気密性を高めることができるとともに、ダミーを用いて型取りした場合のような内側ピースと外側ピースとの間に隙間が生じたり、外側ピースに内側ピースが嵌らなかったりするような不具合はなく、高品質なマウスピースを作成することができる。
また、本発明の歯列矯正マウスピースの製造方法は、前記起振手段およびそれに関する構成を前記内側ピース上に搭載する工程において、前記内側ピースの余熱による該内側ピースの素材が発揮する粘着力を利用することを特徴とする。
上記の構成によれば、内側ピース上に起振手段およびそれに関する構成を仮固定して、外側ピースを被せる工程に臨むにあたって、前記内側ピースの余熱を利用して、すなわち歯型上で熱軟化性を有するシート体を加熱して前記内側ピースを作成した後、冷えて固まるまでは、該内側ピースの素材は粘着力を保持しており、前記仮固定にその粘着力を利用する。
したがって、接着剤などの別の固定手段を用いることなく、前記仮固定を行うことができる。
さらにまた、本発明の歯列矯正マウスピースの製造方法は、前記内側ピースおよび外側ピースとなる前記シート体は、軟化温度が、前記起振手段およびそれに関する構成の耐熱温度よりも低い樹脂から成ることを特徴とする。
上記の構成によれば、上述のように外側ピースも加熱による軟化で成型されるので、この外側ピースと一体化する内側ピースも合せて、それらの軟化温度と前記起振手段およびそれに関する構成の耐熱温度とを上記の関係に設定することで、前記起振手段およびそれに関する構成の熱による不具合を確実に防止することができる。
本発明の歯列矯正マウスピースの製造方法は、以上のように、使用者の歯列に装着するマウスピース内に起振手段を有し、その起振手段が発生した振動が装着した歯列に加わることで、歯列矯正を促進できるようにする歯列矯正マウスピースを製造するにあたって、先ず通常通り、前記使用者の歯型上に熱軟化性を有するシート体を加熱して搭載するとともに、たとえば歯型の外側から空気圧などで加圧、および/または内側からは吸引することで生じさせた気流によって、軟化したシート体を前記歯型上に密着させて内側ピースを作成し、次に偏心錘を有するモータなどの起振手段および必要に応じて設けられるその制御基板などのマウスピースに内蔵すべき構成を前記使用者の歯型の形状を転写した内側ピースの矯正すべき歯に対応した位置に直接セットし、その上から前記内側ピースと同様の手法で外側ピースを被せ、内部に前記起振手段に関する構成を気密に封止する。
それゆえ、外側ピースを作成するのに2回目の型取りが不要になり、工程を削減することができる。また、一度固まってしまった内側ピースと外側ピースとを再加熱して貼り合せるのではなく、被せられた外側ピースの熱によって内側ピースも含めて全体が均一に加熱されることで柔らかくなった内側ピースと外側ピース用のシート体とが、半溶融状態となり自然に一体化するので、気密性を高めることができるとともに、ダミーを用いて型取りした場合のような内側ピースと外側ピースとの間に隙間が生じたり、外側ピースに内側ピースが嵌らなかったりするような不具合はなく、高品質なマウスピースを作成することができる。
また、本発明の歯列矯正マウスピースの製造方法は、以上のように、内側ピース上に起振手段およびそれに関する構成を仮固定して、外側ピースを被せる工程に臨むにあたって、前記内側ピースの余熱を利用して、すなわち歯型上で熱軟化性を有するシート体を加熱して前記内側ピースを作成した後、冷えて固まるまでは、該内側ピースの素材は粘着力を保持しており、前記仮固定にその粘着力を利用する。
それゆえ、接着剤などの別の固定手段を用いることなく、前記仮固定を行うことができる。
さらにまた、本発明の歯列矯正マウスピースの製造方法は、以上のように、外側ピースも加熱による軟化で成型されるので、この外側ピースと一体化する内側ピースも合せて、それらの軟化温度を、前記起振手段およびそれに関する構成の耐熱温度よりも低く設定する。
それゆえ、前記起振手段およびそれに関する構成の熱による不具合を確実に防止することができる。さらに、マウスピース内に内蔵する電装品の実装とマウスピース作成プロセスである樹脂の加熱(溶融)成形とを同時に行うことができる。すなわち、電装品実装のプロセスを通常のマウスピース作成プロセスの中に組み込み、同時に加工することができるため、内蔵部品を実装する工程を省略できる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の一形態に係るマウスピース7を使用者の下顎に装着した状態を示す斜視図であり、図2は、その使用者の下顎の歯型1の斜視図であり、図3は図1の切断面線III−IIIから見た断面図である。図2の例では、歯列3の各歯3a〜3nの内、奥歯3a,3nを除いた歯3b〜3mの外面部には、ブラケット(ワイヤー係止用金具)4がそれぞれ固定され、各ブラケット4に跨って一連にワイヤー5を係止している。そして、ワイヤー5の戻り力で歯列3に一定力(静荷重)を付与することで、これらの矯正具で歯並びや咬み合わせを矯正するようになっている。なお、ブラケット4を固定する歯やワイヤー5を係止するブラケット4は、図2に例示したものに限られるものではない。
本実施形態のマウスピース7は、図1のように、前記のワイヤー5を取り付けた歯列3に装着するものである。このマウスピース7は、図3で示すように、歯列3に直接接触する内側ピース7Aと、内側ピース7Aの外側に被せられる外側ピース7Bと、それらの間に気密(水分が侵入しない水密の程度であればよい)に封止され、矯正対象歯(図1の例では3g,3h)の部分に設けられ、起振手段である起振アクチュエータ8とを備えて構成される。
前記内側ピース7Aおよび外側ピース7Bの材料としては、マウスピース(またはマウスガード)の材料として広く用いられ、衛生面の安全性が保証された材料が用いられ、たとえば高分子材料であるEVA(エチレン酢酸ビニル樹脂)シートを後述するようにして成形すると、歯や歯肉へのアレルギー等の影響を抑えることができるので好ましい。前記内側ピース7Aおよび外側ピース7Bの材料としては、前記のEVAシートに限られるものではないが、EVAシートは電気的絶縁性が確保され、断熱材としも機能するためにより好ましい。特に内側ピース7AにEVAシートを用いると、内側ピース7Aに軟質性を持たせることができ、これによって、後述する起振アクチュエータ8から矯正対象歯3g,3hの部分に伝わる機械的振動の高速成分に対して緩和作用が働くので、矯正対象歯3g,3hの部分の損傷を未然に防止することが可能となる。
前記外側ピース7Bの矯正対象歯3g,3hの部分には、図3のように、起振アクチュエータ8に対応した膨らみ部7aが形成されて、この膨らみ部7a内に小型・軽量の起振アクチュエータ8が横向きに(振動方向が歯列3に対して略直角方向となるように)格納されている。この起振アクチュエータ8は、モータの回転軸に取付けた偏心錘で機械的振動を生成する構造であり、携帯電話のバイブレータ等として汎用されているものである。
前記偏心錘は、膨らみ部7aの内面等に直接接触すると、振動が制止され易いことから、金属製や、ラバーゴムのような高分子材料製の筐体内に、振動力が制止されない状態で予め収納したものが前記起振アクチュエータ8となり、前記膨らみ部7a内に格納されることが好ましい。前記起振アクチュエータ8への給電線9は、外側ピース7Bの膨らみ部7aに形成された貫通穴(具体的に図示せず)から気密に外部に引出されて、さらに唇の間から口外に引出される。前記起振アクチュエータ8におけるモータが直流(DC)モータである場合には、電池(バッテリー)からの電力を、スイッチおよび可変抵抗を介して供給することで、振動の強度および周期を調整することができる。前記起振アクチュエータ8の回転数、すなわち振動周波数(振動数)は、数Hz〜数100Hz程度が好ましい。なお、起振アクチュエータ8は、交流(AC)モータとすることもできる。この起振アクチュエータ8以外にも、その制御基板などがマウスピース7内に必要に応じて設けられればよい。
ここで、内外二重に重ね合わせた構造のマウスピース7内に、前記起振アクチュエータ8とともに、駆動用電源、制御部品等を格納できれば、マウスピース7からの給電線を唇の間から口外に引き出して外部装置(バッテリや制御部品等)と接続する必要が無くなる。
具体的には、図8(a)(b)のように、起振アクチュエータ8の電源を小型のボタン電池111とすれば、外側マウスピース7Bに形成した起振アクチュエータ8の格納用膨らみ部7aの近傍に、該ボタン電池111の格納用膨らみ部7dを形成して、起振アクチュエータ8とボタン電池111とを膨らみ部7a,7d内で給電線等により直接接合することもできる。なお、給電経路には、外側マウスピース7Bの外面からのプッシュ・プッシュ操作でオン・オフするスイッチ113を組込むことができる。
その場合、マウスピース7内に格納する起振アクチュエータ8、ボタン電池111、スイッチ13等の間の絶縁は、通常の絶縁処理を行ってもよいが、構造材であるマウスピース材料そのものに絶縁効果があるので、外側ピース7Bの構造を利用してもよい。また、マウスピース7内に制御ユニット用のフレキシブル基板を格納する場合、これらをフレキシブル基板上に実装することで、より簡単に二重にしたマウスピース7内に起振アクチュエータ8、駆動用電源、制御部品等を格納できる。
このように構成することで、上述のように外部との配線や連結部分を除くことができ、装置の外観はマウスピースのみとなり、口腔内部に給電線9が触れることが無く、電気的安全性が確保されるとともに装着感の向上も期待できる。また、持ち運びも便利になって、実用的価値が高まるようになる。上記のような理由より、格納する電源はボタン電池111等の小型、薄型のものが望ましい。
図4は、上述のように構成されるマウスピース7の製造装置11の斜視図である。この製造装置11は、前記歯型1を搭載するステージ12を有し、そのステージ12に形成された多数の吸引孔13から吸引を行うポンプなどを内蔵する本体14と、前記本体14上に立設される支柱18によって昇降自在であり、EVAシート15を挟み込む上下一対のシート固定具16,17と、前記支柱18上に搭載される電熱器19とを備えて構成される。
図5は、上述の製造装置11を用いたマウスピース7の製造方法を説明するための図である。先ず、ステップS1で、歯科医院において使用者の歯列3に印象材を付着させて型取りを行い、ステップS2で、歯科技工所において、歯列形状を保持している印象材に石膏を流し込み、固形化した後に石膏を取出すことで、前記歯型1が完成する。ここで、使用者の歯列3にブラケット4やワイヤー5等の矯正具が取り付けられていると、マウスピース7を歯列3に装脱する際に、内側ピース7Aが矯正具のエッジに引掛かり、該内側ピース7Aが破損したり、ブラケット4が歯の表面より外れたりするおそれがある。このような不具合を防止するためには、前記歯型1のブラケット4の部分やワイヤー5の部分の隙間にワックス剤等を充填し、エッジを無くすようにすればよい。この方法によれば、使用者から印象を採取する際に、水で流せる無毒のワックス剤等をブラケット4やワイヤー5の隙間に予め充填しておく方法と比べて、使用者の負担が軽減する。
注目すべきは、本実施の形態では、以降、前記内側ピース7Aおよび外側ピース7Bなどは、前記歯型1に搭載されたままとされることである。前記の歯型1は、ステップS3で、製造装置11のステージ12上に搭載される。一方、前記シート固定具16,17によって挟まれたEVAシート15は、前記シート固定具16,17が支柱18上を上昇して電熱器19近傍において加熱され、軟化すると前記シート固定具16,17が下降して前記歯型1上にEVAシート15が徐々に被せられてゆく。このとき、前記吸引孔13から吸引が行われることで、その気流によって前記EVAシート15が歯型1に密着する。このため、歯型1には、吸引用の切込み1aが形成されており、正確に型取りを行えるようになっている。その様子を、模式的に図7(a)に示す。
またこのとき、電熱器19も下降して連続して加熱を行うようにしてもよい。或いは、図7(b)に示すように、EVAシート15の外側から全体を空気圧などで加圧して成形するようにしてもよい。または、加圧と吸引とを併用するようにしてもよい。このようにして成形を行うことで、内側ピース7Aが完成する。このステップS3までは、従来のマウスピースの製造方法と同じである。図7は、「マウスガードだけじゃない!成形器利用マニュアル」(前田・松田著、クインテッセンス出版)の15頁において、図2−11で示されたものである。
次に注目すべきは、本実施の形態では、ステップS4において、前記内側ピース7Aが熱いうちに、起振アクチュエータ8が取付けられることである。ここで、マウスピース7の材料、特に前記EVAは、いわゆるホットボンドの主原料にも使用されるほど、溶融時に高い粘性を示す。したがって、上述のようにステップS3で半溶融状態にして成形を行った直後の内側ピース7Aは熱を持っており、冷えるまでは高い粘性を示す。そこでこの内側ピース7Aの余熱による該内側ピース7Aの素材が発揮する粘着力を利用して、単に起振アクチュエータ8を押付けるだけで、特に接着剤等の固定手段を使用せずとも、設置した起振アクチュエータ8の仮固定を行うことができる。なお、接着力に不足がある場合、起振アクチュエータ8側に突起を設けて内側ピース7Aに差込んだり、加熱したEVAを接着剤として注入してもよい。
さらに注目すべきは、本実施の形態では、ステップS5において、前記のように起振アクチュエータ8が搭載された内側ピース7A上に、前記ステップS3と同様に、加熱されたEVAシート15が被せられ、吸引によって外側ピース7Bが作成されることで、これら内側ピース7Aおよび外側ピース7Bは前記起振アクチュエータ8を内部に気密に封止することである。
ここで、前記内側ピース7Aおよび外側ピース7Bとなる前記EVAシート15は、軟化温度が、前記起振アクチュエータ8の耐熱温度よりも低く設定されている。具体的には、前記起振アクチュエータ8の耐熱温度が100℃であるとき、EVAシート15には、60〜70℃の軟化点のものが選ばれる。これによって、起振アクチュエータ8の熱による不具合を確実に防止しつつ、その上から、直接外側ピース7Bを溶融成形することができる。前記のようなEVAシート15として、具体的な製品名では、「バイオプラスト」を用いることができる。
一方、起振アクチュエータ8の耐熱温度がさらに高い場合には、前記EVA系の材料に代えて、たとえば軟化点が100℃前後のポリオレフィン系の材料、具体的な製品名では、「MG−21」を用いることができ、さらに軟化点が百数十℃のPET−Gの材料、具体的な製品名では、「デュラン」を用いることができる。
こうして作成された後のマウスピース7には、ステップS6において、外側ピース7Bの起振アクチュエータ8のリード線8a部分のEVAが剥取られ、該リード線8aに前記給電線9が接続された後、ステップS7において、給電線9に被せられたEVAチューブ10の端部がドライヤーなどで局所的に加熱され、外側ピース7Bとの接続部分が気密に封止されて、該マウスピース7が完成する。
したがって、従来では、前記内側ピース7Aが完成すると、それに前記起振アクチュエータ8やそのダミーが搭載されて前記印象材によって型取りされ、再び石膏型を作成して、その石膏型にEVAシート15を被せて外側ピース7Bが作成された後、実際の起振アクチュエータ8が搭載された内側ピース7Aと外側ピース7Bとが溶着されており、外側ピース7Bまで作成するのに2回の型取りが必要であったのに対して、本実施の形態では1回で済ますことができ、工程を削減することができる。また、固まってしまった内側ピース7Aと外側ピース7Bとを貼り合せるのに比べて、被せられた外側ピース7B用のEVAシートの熱によって内側ピース7Aも含めて全体が均一に加熱されることで柔らかくなった内側ピース7Aと外側ピース7B用のEVAシートとが、半溶融状態となり自然に一体化するので、気密性を高めることができるとともに、ダミーを用いて型取りした場合のような内側ピース7Aと外側ピース7Bとの間に隙間が生じたり、外側ピース7Bに内側ピース7Aが嵌らなかったりするような不具合はなく、高品質なマウスピースを作成することができる。
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の他の形態に係るマウスピースの製造方法を説明するための図である。本実施の形態の製造方法は、前述の図5で示す製造方法に類似し、対応する部分には同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、前述のステップS5における外側ピース7Bの作成工程が、本実施の形態ではステップS5’に示すように変更になり、前記起振アクチュエータ8側が搭載された内側ピース7Aがセットされた歯型1が、前記ステージ12上に、前記歯列3が前記起振アクチュエータ8によって気流の陰にならないように、傾斜されてセットされることである。具体的には、歯型1において、起振アクチュエータ8が搭載される部分の裏側に、架台21が挟み込まれる。
したがって、前記ステップS5のように歯型1を水平にセットした場合には、起振アクチュエータ8の部分が出っ張りとなり、吸引孔13から吸引しても、外側ピース7BとなるEVAシート15は、その出っ張り部分から垂れ下がってしまい、内側ピース7Aに密着せず、空隙が生じる可能性があるのに対して、上述のように傾けてセットすることで、前記出っ張りの影響が小さくなり、空隙が生じることなく、外側ピース7Bを内側ピース7Aに密着させることができる。これによって、前記出っ張りよりも下方側の部分(アンダーカットの部分)の成形を上手く行うことができる。
前記内側ピース7Aおよび外側ピース7Bの材料としては、軟化点の温度が前記起振アクチュエータ8の耐熱温度よりも低く、人体に害のないものであれば、成型後にそれぞれに要求される硬度から、任意に選択することができる。しかしながら、起振アクチュエータ8の刺激を緩和し、歯や歯肉にあたる荷重を軽減し、痛みなどの不快感を軽減できる点や、硬質のマウスピースと比べて装用感がいいことなどから本実施の形態におけるマウスピース7の用途では、主に柔らかい樹脂を使用する。
硬い樹脂のマウスピースは精密な成形ができることや、保存環境により変形することがなく、品質を保ちやすいなどの利点がある。そこで、そのような利点を重視する場合には硬い樹脂が採用されてもよい。また、内側ピース7Aを軟質樹脂で作成し、外側ピース7Bを硬質樹脂で作成した2重構造のマウスピースでは、アクチュエータの衝撃を内部の柔らかい部分で緩和し、対象の歯や歯肉に負担を与えない振動マウスピースが硬質の樹脂で作製できる。このマウスピースは外側が硬質の樹脂のために環境により変形しにくく、保存しやすい、また精密な形状のマウスピースを作製できるなどのメリットがある。逆に、内側ピース7Aを硬質樹脂、外側ピース7Bを軟質樹脂で作成すれば、外部からの衝撃をソフトな部分で吸収できるので、スポーツ時や日常生活時に外部から受ける衝撃によりマウスピースや装着した歯の破損を防ぐことができ、装用感のいいマウスピースが作製できる。内部に硬質部分があるため完全に軟質の樹脂を使用したマウスピースよりも形状を保持しやすい。さらに、一枚のマウスピースにおいても柔らかい部分と硬い部分とが混在するマウスピースも製作可能である。このことにより、歯列3に同じ刺激を与えながらも刺激が強く伝わる部分と、弱く伝わる部分とを分けることができる。
前記柔らかい樹脂と硬い樹脂としては、柔らかい順に、EVA→ポリオレフィン→ポリエステルなどがある。同じ素材でも製品ごとに配合比が異なり、硬さも異なるが、前記EVAは、ショア硬度80〜90程度のほとんど柔らかい素材で、軟質マウスピースの素材として広く使用されており、ポリエステルは、ほとんどが硬い素材で、硬質マウスピースの素材として広く使用されている。ポリオレフィンは、配合比により柔らかいもの、硬いものなど複数の種類があるが、前記2つの中間として用いられている。
本実施形態のマウスピース7は、ワイヤー5を取り付けた歯列3に装着することで、一定力+振動力を付与するようにしたが、ワイヤー5を取り付けていない歯列3に装着するようにして、起振アクチュエータ8で振動力だけを付与することもできる。この場合、少なくとも内側ピース7Aを硬質樹脂で成形して、矯正対象歯3g,3hの部分に一定力(矯正力)を付与する形状とすればよい。このように構成すれば、歯列3にワイヤー5を取り付けなくても、矯正対象歯3g,3hの部分に一定力+振動力を付与できるので、実用的価値が高まるようになる。
本発明の実施の一形態に係るマウスピースを使用者の下顎に装着した状態を示す斜視図である。 使用者の下顎の歯型の斜視図である。 図1の切断面線III−IIIから見た断面図である。 マウスピースの製造装置の斜視図である。 図4で示す製造装置を用いた本発明の実施の一形態に係るマウスピースの製造方法を説明するための図である。 本発明の実施の他の形態に係るマウスピースの製造方法を説明するための図である。 EVAシートでマウスピースを成形する際の様子を模式的に示す図である。 本発明の別実施形態のマウスピースであり、(a)は斜視図、(b)は(a)のVIII−VIIIから見た断面図である。
符号の説明
1 歯型
3 歯列
5 ワイヤー
7 マウスピース
7A 内側ピース
7B 外側ピース
7a 膨らみ部
8 起振アクチュエータ
9 給電線
11 製造装置
12 ステージ
13 吸引孔
14 本体
15 EVAシート
16,17 シート固定具
19 電熱器
21 架台

Claims (3)

  1. 起振手段を有し、その起振手段が発生した振動が装着した使用者の歯列に加わることで、歯列矯正を促進できるようにする歯列矯正マウスピースの製造方法であって、
    前記使用者の歯型上に熱軟化性を有するシート体を加熱して搭載するとともに、軟化したシート体を気流によって前記歯型上に密着させて内側ピースを作成する工程と、
    前記起振手段およびそれに関する構成を前記内側ピース上に搭載する工程と、
    前記起振手段に関する構成を搭載した前記内側ピースを前記使用者の歯型上にセットし、その上に熱軟化性を有するシート体を加熱して搭載するとともに、軟化したシート体を圧力や気流によって前記内側ピースに密着させて内部に前記起振手段に関する構成を気密に封止する外側ピースを作成する工程とを含むことを特徴とする歯列矯正マウスピースの製造方法。
  2. 前記起振手段およびそれに関する構成を前記内側ピース上に搭載する工程において、前記内側ピースの余熱による該内側ピースの素材が発揮する粘着力を利用することを特徴とする請求項1記載の歯列矯正マウスピースの製造方法。
  3. 前記内側ピースおよび外側ピースとなる前記シート体は、軟化温度が、前記起振手段およびそれに関する構成の耐熱温度よりも低い樹脂から成ることを特徴とする請求項1または2記載の歯列矯正マウスピースの製造方法。
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