JP2008131112A - 放収音装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】他の放収音装置と接続ケーブルを介して接続された放収音装置1は、設置間隔調査音(so)を放音し、設置間隔調査音(so)を受信した他の放収音装置から接続ケーブルを介して受信した設置間隔調査信号(ds)を検出する。放収音装置1は、設置間隔調査音(so)の放音から設置間隔調査信号(ds)の検出までの時間に基づき、他の放収音装置との設置間隔を算出する。放収音装置1は、設置間隔より自装置の放収音範囲を定める放収音方位角を算出し、自装置に設定する。
【選択図】 図2
Description
特許文献1のマイクロフォン・スピーカ一体構成型・双方向通話装置は、中心部に全方位へ向けて放音するスピーカが配置され、中心から放射状に複数個の単一指向性のマイクが配置されており、少人数での利用が前提となっている。なお、自装置のスピーカからの放音をマイクが収音しないように、スピーカの振動を防ぐダンパーが取り付けられている。
また、1地点に大人数の参加があった場合は、特許文献1のマイクロフォン・スピーカ一体構成型・双方向通話装置1台では放収音できないので、複数台を接続して利用することが考えられる。
このようなハウリングを防止するためには、隣り合う放収音装置の放収音方位角範囲が重なり合わないように設定しなければならない。そして、このような放収音方位角範囲の設定には、隣り合う放収音装置の設置間隔が必要となり、従来では、複数の放収音装置の設置後に、設置者がメジャー等で測定しなければならず、設置者に対して初期設定時に大きな手間を与えることとなっていた。
更に、この発明の目的は、自装置で測定した隣り合って設置される放収音装置との間隔に基づき、自装置の放収音範囲を定める放収音方位角を決定し、自装置で設定することができる放収音装置を提供することにある。
また、放収音装置は、自装置で算出した設置間隔に基づき、自装置の放収音範囲を定める放収音方位角を決定し、自動で設定することができる。
更に、他の放収音装置が接続ケーブルを介して複数台接続された場合、放収音装置は、自装置の放収音範囲に一番影響を及ぼす、隣接した放収音装置との設置間隔を算出することができる。
本発明の第1実施形態に係る放収音装置について図1〜3を参照して説明する。
図1は、放収音装置1の平面図である。図2は、放収音装置1の機能を示すブロック図である。図3は、放収音装置1A,1B接続時の信号の流れを示すブロック図である。なお、図3の放収音装置1A,1Bブロック図は、機能を一部を省略している。
なお、通常モードは、接続された他の放収音装置に対して、音声通信を行う実行モードである。放収音範囲自動設定モードは、オーディオケーブルを介して接続された他の放収音装置との設置間隔を検出し、自装置の放収音範囲の自動設定を行う実行モードである。
また、制御部24は、設置間隔調査音(so)の発音時間と通信制御部20から最も早く入力された設置間隔調査信号(ds)の受信時間の差分から経過時間を算出する。制御部24は、経過時間とROM25に格納された経過時間に対する設置間隔算出情報とに基づいて、左右に接続された他の放収音装置との設置間隔を検出する。また、制御部24は、検出した設置間隔と設置間隔に対する放収音範囲情報とに基づいて、自装置の放収音範囲を決定し、放収音方位角信号(as)を生成する。制御部24は、放音制御部21、収音制御部22に対して放収音範囲(放音指向性及び収音指向性)を定める放収音方位角信号(as)を出力する。
なお、左右に接続された放収音装置との設置間隔は、設置間隔調査音(so)の発音と同時にタイマーを作動し、最も早く受信した設置間隔調査信号(ds)の受信までの経過時間であるタイマー値と設置間隔算出情報とに基づいて、算出してもよい。
また、ROM25には、設置間隔算出情報と放収音範囲情報とが格納される。
設置間隔算出情報は、設置間隔調査音(so)の発音から設置間隔調査信号(ds)の受信までの時間(経過時間)と、経過時間毎に対応する放収音装置の設置間隔とから構成される。放収音範囲情報は、放収音装置の設置間隔と、設置間隔毎に対応する放収音範囲(放収音方位角)とから構成される。
また、通信制御部20は、入力されるデータが自装置と他の装置との設置間隔を検出するために利用している信号(設置間隔調査音(so)及び設置間隔調査信号(ds))と音声データとを区別し、それぞれを適切な機能部に出力する。更に、通信制御部20は、制御部24からの入力端子制御信号(is)を受け、入出力コネクタ12の入出力制御を行う。
(1)LANインタフェース12eからデータが入力された場合
通信制御部20は、データをネットワーク3に対応するデータ形式(プロトコル)から、放音用デジタル音声データに変換し、エコーキャンセラ23を介して放音制御部21に出力する。
通信制御部20は、アナログ音声信号を放音用デジタル音声データ(設置間隔調査信号(ds)を含む)に変換し、放音用デジタル音声データが設置間隔調査信号(ds)かどうか判断する。放音用デジタル音声データが設置間隔調査信号(ds)の場合は、放音用デジタル音声データを、制御部24に出力する。更に、通信制御部20は、放音用デジタル音声データをアナログ音声信号に変換して、オーディオ出力端子12c,12dへ出力する。
また、通信制御部20は、放音用デジタル音声データが設置間隔調査信号(ds)以外の場合は、エコーキャンセラ23を介して放音制御部21へ出力する。
通信制御部20は、収音デジタル音声データが設置間隔調査音(so)であるか判断する。収音デジタル音声データが設置間隔調査音(so)の場合は、D/A変換してオーディオ出力端子12c,12dに出力する。
また、収音デジタル音声データが設置間隔調査音(so)以外の場合は、収音デジタル音声データをネットワーク3に対応するデータ形式(プロトコル)に変換してLANインタフェース12eに出力する。更に、通信制御部20は、収音デジタル音声データをアナログ音声信号に変換して、オーディオ出力端子12c,12dに出力する。
通信制御部20は、入出力コネクタ12に入力端子制御信号(is)を出力する。この入力端子制御信号(is)は、オーディオ入力端子12a,12bの機能を有効・無効に設定するものである。
また、放音制御部21は、通常モードの際に、エコーキャンセラ23を介して通信制御部20から入力された放音用デジタル音声データに対して、制御部24から入力された放収音方位角信号(as)に従ってスピーカアレイ13の各スピーカ13a〜13pに応じた放音指向性制御、D/A変換、増幅等を行い、生成した放音用アナログ音声信号をスピーカアレイ13に出力する。
図4は、放収音装置1の放収音範囲の自動設定に関する説明図である。図5は、放収音装置1の動作の流れに関するフローチャートである。図5(A)は、放収音範囲自動設定モード時の放収音装置1Aの処理の手順を示す。図5(B)は、設置間隔調査音を受信した放収音装置1Bの処理の手順を示す。
図4では、放収音範囲自動設定モードに設定された放収音装置1Aは、オーディオケーブルを介して、放収音装置1Bに接続され、放収音装置1Bは、オーディオケーブルを介して、放収音装置1A,1Cに接続される。
なお、本実施形態に限らず、放収音範囲自動設定モードに設定した放収音装置1Aの両側に放収音装置を接続してもよい。また、接続する台数についても、何台でもよい。
まず、左(L)のオーディオ入力端子12aのみ機能を有効にして、放収音装置1Aの左側に設置された他の放収音装置との設置間隔を調べる。放収音装置1Aは、入力端子制御信号(is)を設定し、右(R)のオーディオ入力端子12bの機能を無効にする。次に、放収音装置1Aは、設置間隔調査音(so)をスピーカアレイ13より全方位に向けて放音するとともに、設置間隔調査音(so)の放音時刻を計測する(S102)。
次に、本発明の第2実施形態について図4,6を参照して説明する。
本発明に第2実施形態は、第1実施形態と異なり、各放収音装置との設置間隔の計測に、音声ではなく音声パルスを用いる。
図6は、放収音装置1A,1B接続時の信号の流れを示すブロック図である。
また、音声パルスとして単パルスを用いることで、放収音装置1Aは、設置間隔調査音(so)の放音時間を更に短くすることができる。
また、放収音装置1Aは、設置間隔調査信号(ds1,ds2)を受信した順番に、遅延時間の補正を行う。これにより、放収音装置1Aは、最も近くに隣接した放収音装置1Bだけでなく、放収音装置1Cと自装置との設置間隔についても測定することができる。
次に、設置間隔と放音音量に基づいて放収音方位角を決定する場合について、図7を参照して説明する。図7は、放収音装置1の放収音方位角に関する説明図である。図7(A)は、放音音量が小音量の場合を示す。図7(B)は、放音音量が大音量の場合を示す。
図7に示すように、利用者4は、利用者4と放収音装置1A,1Bとの距離によって、放音音量を変更する。オーディオケーブルで接続された放収音装置1A,1Bの設置間隔が同じでも、放収音装置1A,1Bの放音音量が異なれば、放収音装置1A,1Bの放収音範囲が異なる。そのため、放収音装置1A,1Bの放収音方位角W1,W2は、設置間隔と放音音量を元に決定するほうが好ましい。
Claims (6)
- 放音及び収音を行う放収音手段と、
他の放収音装置が収音した自装置の放音音声に基づく音声信号を接続ケーブルを介して受信する接続手段と、
前記放収音手段からの放音音声と、前記接続手段で受信した前記音声信号とに基づいて、接続された他の放収音装置との接続間隔を算出する接続間隔算出手段と、を備えた放収音装置。 - 前記接続間隔算出手段は、
自装置の放音したタイミングと、当該自装置の放音音声に対応する前記音声信号を前記接続手段で受信したタイミングとの経過時間に基づいて、前記接続間隔を算出する請求項1に記載の放収音装置。 - 前記接続間隔算出手段は、
自装置の放音音声に対応して最初に受信した音声信号に基づいて前記経過時間を算出する請求項2に記載の放収音装置。 - 前記放収音手段は、前記接続間隔の算出時に放音音声として音声パルスを用いる請求項1〜3の何れかに記載の放収音装置。
- 前記接続手段は、
前記音声信号を受信する接続ケーブルの接続端子を複数備え、
前記接続間隔算出手段は、前記接続端子の切り替え制御を行いながら、前記接続間隔の測定を行う請求項1〜4の何れかに記載の放収音装置。 - 前記接続間隔に対応する放収音範囲情報を保持する放収音範囲記憶手段と、
該放収音範囲情報に基づき、前記接続間隔から対応する放収音範囲を決定する放収音範囲決定手段と、
決定された放収音範囲に応じて、前記放収音手段による放収音範囲の制御を行う放収音制御手段と、を備えた請求項1〜5の何れかに記載の放収音装置。
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JPH02309856A (ja) * | 1989-05-25 | 1990-12-25 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 拡声システム |
JP2006304032A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Yamaha Corp | 拡声システム |
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