JP2008129729A - 情報処理装置、及び制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】情報処理装置のユーザがコンテンツの履歴情報を容易に把握できるようにすること。
【解決手段】情報処理装置としてのデジタルカメラ10は、撮影した静止画像を記憶すると共に、この静止画像に関連された履歴情報を記憶するための履歴情報記憶部20Aを備える記憶部20と、履歴情報に関する処理を行なう履歴情報処理部38Aを備え、デジタルカメラ10の各部の処理の制御を行なうCPU38と、他のデジタルカメラと有線又は無線で通信を行なうための通信部32と、静止画像や履歴情報を表示するための表示部24と、から構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像データ等のコンテンツの送受信等を行なう情報処理装置、及びコンピュータをそのような情報処理装置として機能させる制御プログラムに関する。
近年、ネットワーク技術の発達によって、多種多様なコンテンツが様々なデバイスの間でやり取りされるようになってきている。例えば、デジタルカメラで撮影した画像データをパソコン、携帯電話、DVDレコーダ、TVなどに転送することが可能となっている。
しかし、あまりにも多くのデバイスの間でコンテンツがやり取り可能となった結果、あるデバイスに存在するコンテンツは、どのデバイスから転送されたものなのか、又は、どのデバイスに転送したかということがコンテンツを所有しているデバイスのユーザ自身にも把握しきれなくなりつつある。
このようにコンテンツの履歴の把握という観点から、例えば、特許文献1には、複数のデバイスでコンテンツを授受した履歴情報を取り扱うシステムが提案されている。また、特許文献2には、ユーザがコンテンツに対するレビューを行なった履歴をピアツーピアネットワークで共有し、コンテンツの内容についてのユーザの評価をユーザ同士で共有することができる提案がなされている。
特開2005−242530公報 特表2005−527056公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載されている履歴情報は、デジタル署名の有無を調査するための履歴情報であり、一般のユーザには、分かりづらい。したがって、どのデバイスから受信したコンテンツなのか、どのデバイスに転送したコンテンツなのかを一般のユーザが容易に把握するという課題が解決されていない。
さらに、上記の特許文献2には、コンテンツの内容についての情報、例えば、コンテンツが面白いのかどうか、などを共有することはできるが、そのコンテンツが他のどのデバイスにあるのか、どのデバイスから転送されてきたのか、そのコンテンツが変更されているのかどうか、そのコンテンツはまだ他のデバイスに存在しているのか、などのことに関する履歴情報の共有方法については、全く提案されていない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザがコンテンツの履歴情報を容易に把握することができる情報処理装置及びコンピュータをそのような情報処理装置として機能させる制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置の一態様は、
コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
上記コンテンツに関連付けられた履歴情報を取得し、この履歴情報を解析して、この履歴情報の解析結果に基づいて履歴表示情報を出力する履歴情報処理手段と、
上記履歴表示情報に基づいて上記コンテンツの履歴情報の表示を行なう表示手段と、
を具備することを特徴とする。
本発明の制御プログラムの一態様は、
コンピュータに、
上記コンピュータの記憶手段に記憶されたコンテンツに関連付けられた履歴情報を取得させ、この履歴情報を解析させて、この履歴情報の解析結果に基づいて履歴表示情報を出力させる手順と、
上記履歴表示情報に基づいて上記コンテンツの履歴情報の表示を行なわせる手順と、
を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザがコンテンツの履歴情報を容易に把握できる情報処理装置及び制御プログラムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置としてのデジタルカメラ10を概略的に示すブロック図である。本実施形態では、コンテンツを送信する情報処理装置及びコンテンツを受信する情報処理装置は、共にデジタルカメラ10である。また、デバイスの間で送受信されるコンテンツは静止画像である。しかし、以下で明らかにされるように、本発明の情報処理装置及びこの情報処理装置により送受信されるコンテンツは、これらに限定されない。
デジタルカメラ10は、撮像部12、撮像制御部14、Flash ROM16、RAM18、記憶部20、記憶制御部22、表示部24、表示制御部26、電源制御部28、入力I/F30、通信部32、通信制御部34、位置情報処理部36、及びCPU38を有している。
さらにCPU38は、履歴情報処理部38Aを、記憶部20は、履歴情報記憶部20Aを、それぞれ備えている。しかし、履歴情報記憶部20Aを記憶部20から独立させた構成としてもよい。
撮像部12は、画像を撮像し、撮像制御部14は、この撮像部12を制御する。Flash ROM16には、CPU38で実行されるデジタルカメラ10の各種制御を行なうプログラムが格納されている。RAM18は、このプログラムの実行の際に、ワークエリアが必要量確保され一時的に処理データを格納するワークメモリである。記憶部20では、静止画像を記憶する。記憶部20として、着脱可能な記憶媒体(メモリーカードや光磁気ディスク等)も適用可能である。また、履歴情報を記憶する履歴情報記憶部20Aは、以下で説明するコンテンツ(静止画像)の履歴情報を記憶する。記憶制御部22は、記憶部20からのデータの読み出しと、記憶部20へのデータの書き込みとを制御する。
表示部24は、画像や文字情報等を表示するもので、液晶ディスプレイ(以下、LCD)などである。表示制御部26は、この表示部の動作を制御するとともに、表示部の表示領域(表示可能サイズ)を取得する。電源制御部28は、デジタルカメラ10の電源を制御する。入力I/F30は、デジタルカメラ10に指示を与えるためのレリーズボタンや各種操作スイッチである。通信部32は、有線及び/又は無線通信用のインタフェースである。通信制御部34は、この通信部32の外部機器との通信を制御する。位置情報処理部36では、デジタルカメラ10の位置している緯度、経度及び高度を取得する。
CPU38は、上記各制御部や処理部を制御し各種演算を行なう。CPU38に設けられている履歴情報処理部38Aは、コンテンツの履歴情報を処理する。
図2は、履歴情報処理部38Aの機能ブロック図である。
履歴情報処理部38Aは、履歴情報生成部38A1、履歴情報取得部38A2、履歴情報解析部38A3、履歴情報更新部38A4、履歴情報出力部38A5、履歴情報表示制御部38A6、及び履歴情報記憶制御部38A7を有している。
履歴情報生成部38A1は、デジタルカメラ10が静止画像を送信する時に、この静止画像が履歴情報を有していない場合に、CPU38の履歴情報の生成の指示に従って、履歴情報の基礎となる、例えばXMLで記述されたメタデータをRAM18に生成する。そしてデジタルカメラの名前に相当するデバイス名、IPアドレス、シリアルナンバー、モデル名、及び現在時刻などをCPU38から取得し、生成した履歴情報と共に、履歴情報更新部38A4に送る。
履歴情報更新部38A4では、デバイス名、現在時刻、以下で説明する履歴ID、位置情報等を取得して履歴情報に付加していく。
履歴情報取得部38A2は、既存の履歴情報をデジタルカメラ10の履歴情報記憶部20Aから読み出し、この履歴情報を更新、送信、又は解析するために、デジタルカメラ10のRAM18に展開する。また、この履歴情報取得部38A2は、外部のデジタルカメラからデジタルカメラ10の通信部32を介して受信した履歴情報を履歴情報解析部38A3に渡す。また、この履歴情報取得部38A2は、この受信した履歴情報を、そのままデジタルカメラ10の履歴情報記憶部20Aに記憶させるために、履歴情報記憶制御部38A7に渡すことができる。
履歴情報記憶制御部38A7は、記憶制御部22を介して、履歴情報をデジタルカメラ10の履歴情報記憶部20Aに記録する。履歴情報出力部38A5は、履歴情報をデジタルカメラ10の通信制御部34を介して、デジタルカメラ10の外部にある他のデジタルカメラに送る。履歴情報解析部38A3は、履歴情報更新部38A4や履歴情報取得部38A2から履歴情報を読み込み、この履歴情報が正しく記述されているかどうかの判定、及びデバイス名や日時等の各種パラメータの抽出を行なう。履歴情報表示制御部38A6は、履歴情報の解析結果とCPU38による表示方法の指示とから、表示制御部26に対して、表示部24に表示する項目、表示される画像や文字情報等の大きさなどを指定する。
図3は、上述の履歴情報の記述例を示している。この図3に示されている履歴情報は、XMLで記述されている。履歴情報の記述は、XMLに限定されず他の言語あるいはデータ形式で記述されていてもよい。本実施形態では、情報処理装置としてデジタルカメラ10を想定している。しかし、以下に記載されているように、本発明の実施形態はデジタルカメラ10に限定されず他のデバイスでもよいので、履歴情報も様々なデバイスの間で互換性のある言語あるいはデータ形式で記述されていることが望ましい。
図3に示されている履歴情報の構成について、簡単に説明する。詳細は、以下で、デジタルカメラ10の間で静止画像を送受信する処理について説明した後、説明する。
本実施形態において、履歴情報は、デジタルカメラ10の記憶部20に記憶される静止画像ごとに作成される。このことは、以下で述べる履歴情報の管理の観点から好ましい。複数の静止画像に対する履歴情報を1つの履歴情報ファイルで管理しようとすると、削除された静止画像に対する履歴情報が過去の履歴情報に残り、このような情報が不要である場合、履歴情報ファイルの記述の書き換えは煩雑になる。また、以下で説明するような静止画像に対する操作以外の操作のうち、履歴情報として他のユーザと共有する必要のないもの(例えば、あるデジタルカメラの中で静止画像が変更もされずにただ記憶部内のディレクトリを変更して移動されただけの場合など)に対して、履歴情報を追記しないことができ、不要な履歴情報が蓄積することを防止することができる。
図3の履歴情報は、従って記憶部20に記憶されているある特定の静止画像に対する履歴情報であることを理解されたい。
履歴情報は、<history>で開始され、</history>で終了する。この2つの記述の間に、<hostID id=0001>で開始され、</hostID>で終了する記述と、<hostID id=0002>で開始され、</hostID>で終了する記述とが、入れ子になって記述されている。これらの<hostID id=・・・・>で開始され、</hostID>で終了する記述は、デジタルカメラ10の処理(以下で述べる他のデジタルカメラ10との間の静止画像の送受信、あるデジタルカメラ10で静止画像が変更されたこと、あるデジタルカメラ10で静止画像が削除されたことなど)ごとに、付加される記述である。id要素の数値は、処理を行なうごとに増加されるため、このid要素の値が小さいほど古い履歴情報であることが示されており、また、履歴情報の中でこれらのid要素に重複はなく一意性を有している。図3に示されている例では、<hostID id=・・・・>で開始され、</hostID>で終了する記述の間に、静止画像を送信したデジタルカメラの情報及び送信方法と、この静止画像を受信したデジタルカメラ10の情報及び受信方法とが記述されている。これらの記述については、以下で、デジタルカメラ10の間での静止画像の送受信について説明する時に改めて説明する。
上述したように、ある特定の静止画像に対する履歴情報であるため、図3に示されている履歴情報の中には、この履歴情報がどの静止画像に対する履歴情報であるのかは全く記述されていない(静止画像をファイル名で表現して、履歴情報に記述することも考えられる。しかし、上述し、以下でも説明するように、この静止画像が格納されているディレクトリの構造を指定してこの静止画像のファイル名を記述するのは履歴情報の使用のされ方の観点から好ましくない。逆に、静止画像が格納されているディレクトリを区別しないでファイル名だけを記載すると、異なるディレクトリに格納されている同一ファイル名の異なる静止画像が区別できないなどの不都合が生じる。このようなことから、履歴情報には、対応する静止画像を特定するための情報を一切記述しないのが好ましい)。したがって、履歴情報と、この履歴情報が履歴を記述している静止画像との間の関連付けを行なう情報(以下、管理情報と称する)が必要である。以下で、この管理情報について説明する。
図4(A)は、本実施形態にかかるデジタルカメラ10の記憶部20の中のディレクトリのツリー構造を示している。また、図4(B)は、図4(A)のツリー構造に対応する管理情報の例である。
図4(A)に示されているディレクトリのツリー構造では、DCIMディレクトリ以下に、静止画像のファイル(img_0001.JPG、img_0002.JPG、img_0003.JPG)が記憶され、HISTORYディレクトリ以下に、以下で説明する管理情報(admin.xml)と、上述の履歴情報のXMLファイルとが記憶されている。図4(A)で示されているディレクトリツリーでは、フォルダHISTORY以下が履歴情報記憶部20Aに対応することになる。しかし、このディレクトリ構造は、一例であり、静止画像のファイルと管理情報及び履歴情報のXMLファイルを々ディレクトリに格納するなど、他のディレクトリ構造を取ってもよい。
図4(B)に示すように管理情報もXMLで記述されている。しかし、XML以外の言語あるいはデータ形式で記述されてもよいことは、履歴情報と同様である。本実施形態における管理情報は、<admin>で開始され、</admin>で終了される。これらの間に、静止画像のファイル及びこの静止画像のファイルの履歴情報のファイルの記憶部20内のディレクトリツリーでの位置が、それぞれ<content id=・・・・>で開始され、</content>で終了される欄に記述されている。例えば、<content id=0001>と</content>との間には、<url>で開始され、</url>で終了される行で、静止画像のファイルimg_0001.JPGの記憶部20内のディレクトリツリーにおける位置が、<history>で開始され、</history>で終了する行で、この静止画像に対応する履歴情報のファイルhst_0001.xmlの記憶部20内のディレクトリツリーにおける位置が、それぞれ記載されている。このように、<content id=・・・・>で開始され、</content>で終了される欄に静止画像及びそれに対応する履歴情報のファイルの位置を記載することにより、静止画像とそれに対応する履歴情報のファイルとの関連付けを行なっている。content要素のidは、一意性が保たれていれば良い。例えば、デジタルカメラ10が静止画像を撮影することにより、又は他のデジタルカメラとの通信を介して取得した時に、番号が増加するように自動的に与えられるようにしてもよい。しかし、静止画像の取得時などの情報は、上述のように履歴情報に反映されるので、このcontent要素のidは、静止画像の取得の時間などとは無関係である。ユーザは、入力I/F30を介して、content要素の間に記述されている静止画像と履歴情報のファイルのディレクトリ内での位置情報の対を変えることなくcontent要素のidを入れ替える操作を行なっても良い。また、以下で述べるように、デジタルカメラ10から静止画像及びこの静止画像の履歴情報のファイルが共に削除される時には、デジタルカメラ10が自動的に空きのできたidを埋めるように、このidよりも大きなcontent要素のidを1つごとにずらして空きを埋めるように制御されることも考えられる。また、空きのあるidは、新たに履歴情報の関連付けがなされたときに使用されてもよい。
一方、上述のように他のデジタルカメラのユーザと共有する必要のない情報は、履歴情報には一切反映されず、代わりに管理情報の記述が上書きされることによって書き換えられる。例えば、図4(A)、img_0001.JPGを内容を変更することなく、IMAGEディレクトリの下に移動する場合、履歴情報は変化を受けず、管理情報の<content id=0001>と</content>との間に記述されているurl要素が、「<url>ROOT/DCIM/IMAGE/img_0001.JPG</url>」に書き換えられる。
このように、履歴情報と管理情報とは相補的な役割を果たす。
以下では、静止画像と履歴情報とをデジタルカメラ10の間で送受信する実施形態を説明する。
[送受信の第1実施形態(Pushストア及びPullストア)]
以下では、図を参照して、まず、デジタルカメラ10と他のデジタルカメラ10との間での静止画像及び履歴情報のファイルを、1対1の無線により送受信する態様について述べる。以上の説明により明らかなように、管理情報は、この送受信においてそれぞれのデジタルカメラ10から移動しない。
図5は、上述のように、2つのデジタルカメラ10が1対1で無線で送受信する際に、一方のデジタルカメラ10が送受信の相手となるデジタルカメラ10に所望の静止画像及びこの静止画像の履歴情報のファイルを送信する処理(Pushストア)のフローを示すフローチャートである。以下では、送信側のユーザの持っているデジタルカメラ10をデジタルカメラAと称する。
フローを開始してまず、ユーザは、デジタルカメラAに、通信相手を探索させるモードを選択する(ステップS102)。探索方法の例として、本実施形態では、一般的な標準技術であるUPnP(Universal Plug and Play)で規定されているデバイスディスカバリを用いる。デバイスディスカバリを使用した結果、周囲の通信可能なデジタルカメラ10がデジタルカメラAに対して応答を返す。応答がない場合(ステップS104をNOに分岐)、応答があるまでデバイスディスカバリを継続する。周囲の通信可能なデジタルカメラ10がデジタルカメラAに対して応答を返した場合(ステップS104をYESに分岐)、デジタルカメラAは、応答に含まれるデジタルカメラ10のタイプや名前を元にして、通信相手のデジタルカメラの選択画面を表示し(ステップS106)、デジタルカメラAのユーザに通信相手とするデジタルカメラの選択を促す。
図6(A)は、このようなデジタルカメラの選択画面の表示例である。デジタルカメラAの表示部24の表示領域24Aには、通信相手の候補(カメラB、カメラC、及びカメラD)が表示され、ユーザに選択可能な状態になっている。
説明のために以下ではカメラB(以下では、デジタルカメラBと称する)が選択されたとする(ステップS108)。そして、このデジタルカメラBからさらに詳細なデバイス情報を取得する(ステップS110)。詳細なデバイス情報には、デバイスの提供可能なサービスやデジタルカメラBが今ある位置情報等が含まれる。次に、デジタルカメラAのユーザは、デジタルカメラAに保存されている静止画像から送信する静止画像を選択する(ステップS112)。
図6(B)には、デジタルカメラAに記録されている静止画像がこのデジタルカメラAの表示部24の表示領域24Aにサムネイル画像で表示され、デジタルカメラAのユーザが選択可能な状態が示されている。ユーザは、デジタルカメラAの入力I/F30を介して送信したい画像を選択し、送信ボタンにカーソルを合わせ、入力I/F30によりこの画像の送信指示を与える(ステップS114)。送信指示が出されたデジタルカメラAは、上述の管理情報を参照して、送信指示が出された静止画像に対応する履歴情報を特定し、この履歴情報のファイルにデジタルカメラA自身の送信情報を付加して更新する(ステップS116)。このステップS116でさらに更新された履歴情報を履歴情報記憶部20Aに記憶してもよい。具体的には、履歴情報に<sender>で開始し、</sender>で終了する部分を付加し、この部分に記述される内容の例として、静止画像を送信しようとしているデジタルカメラAの名前(図3の<devicename>に対応)、送信年月日及び時間(図3の<senddate>及び<sendtime>にそれぞれ対応)、送信した場所(図3の<sendlocate>に対応)、送信方法(図3の<method>に対応)などがある。この送信した場所は、静止画像を送信するデジタルカメラAの位置情報処理部36から取得することができる。あるいは、通信部32を経由して携帯電話等と通信して携帯電話が基地局から取得した位置情報を取得することや、携帯電話に内蔵されているGPS(Global Positioning System)による位置情報を取得することが考えられる。さらに、上述の送信方法として本実施形態では、静止画像の送信後にこの静止画像がデジタルカメラAの記憶部20に残る場合(「転送」と称する)と、静止画像の送信後にこの静止画像がデジタルカメラAの記憶部20から削除されて残らない場合(「移動」と称する)とが選択できるものとする。本実施形態では、「移動」の場合には、履歴情報に<method>で開始し、</method>で終了する欄にmoveと記述することによって、送信側のデジタルカメラAが送信した静止画像を持っているのかどうか履歴情報から分かるようにされている。これに対して、静止画像が「転送」される場合には、<method>で開始し、</method>で終了する欄には何も記載しないものとする。
そしてデジタルカメラAはデジタルカメラBに対してHTTP POSTコマンドなどデバイス間で共通のコマンドを使って、静止画像の送信を行なう(ステップS118)。その後に、送信前にステップS116で更新した履歴情報をデジタルカメラBに送信する(ステップS120)。続いて、デジタルカメラAのユーザがここまでで説明されたPushストアの処理によりデジタルカメラAから所望の画像をデジタルカメラBにさらに送信したい場合(ステップS122をNOに分岐)、ステップS112に戻り、再び送信したい画像の選択を開始する。デジタルカメラAのユーザがPushストアの処理を終了したい場合には、処理を終了させてフローを終了する(ステップS122でYESに分岐)。
デジタルカメラAが、送信に関する履歴だけでなく、デジタルカメラBに関する装置情報をあらかじめ取得しておき、この情報の受信に関する履歴を履歴情報に付加してデジタルカメラBへ送信することも考えられる。
次に、デジタルカメラAのPushストアの処理により、静止画像と履歴情報とを送信されたデジタルカメラBの処理を説明する。
デジタルカメラBは、静止画像をRAM18に、履歴情報を履歴情報記憶部20Aに、それぞれ一時的に保存する。初めて受信する静止画像の場合には、デジタルカメラBに新たに履歴情報が生成されることになる。この際、デジタルカメラBは、記憶された履歴情報にデジタルカメラB自身の装置情報を付加する。具体的には、デジタルカメラBは、受信した履歴情報をデジタルカメラBの履歴情報解析部38A3に渡して、履歴情報内の各タグの値を抽出する。そして最もおおきな<histID>タグを検索して、その中に記述されているデジタルカメラAにより記述された</sender>タグの後に、<receiver>タグを履歴情報更新部38A4により作成する。デジタルカメラBが付加する履歴情報は、この<receiver>から</receiver>までの記述である。付加する内容は、デジタルカメラAが付加した<sender>から</sender>までの記述とほぼ同じであり、本実施形態において、デジタルカメラBの名前、受信年月日及び時間、受信した場所、受信方法である。これらの内容のうち受信方法を除く内容について、対応するタグや記述内容の獲得方法については上述のデジタルカメラAの場合と同様であるので説明を省く。受信方法について、受信しRAM18に一時的に記憶されている静止画像を記憶部20に記憶する場合(「転写」と称する)と、RAM18に一時的に記憶されている静止画像を記憶部20に記憶せずに破棄する場合(「閲覧」と称する)とがある。「転写」の場合には、デジタルカメラBが作成する<method>で開始され</method>で終了される欄には、copyと記述され、履歴情報からデジタルカメラBのユーザが受信した静止画像を記憶部20に記憶したことが明らかとなる。一方、「閲覧」の場合には、この欄には、何も記載されない。その場合、静止画像はデジタルカメラBには存在しないので履歴情報は破棄してもよい。
また、デジタルカメラBは、更新した最新の履歴情報をデジタルカメラAに送信して、履歴情報の共有を行なうことも考えられる。
以下では、Pushストアの処理において、デジタルカメラA、Bの管理情報がどのように扱われるのかを述べる。
まず、デジタルカメラAが行なう静止画像の送信が、「転送」である場合、デジタルカメラAには、静止画像のファイルが残るので、管理情報に変化を加える必要はない。一方、デジタルカメラAが行なう静止画像の送信が、「移動」である場合、デジタルカメラAには、静止画像のファイルが残らないので、管理情報の中の送信された静止画像の<content>タグ内の扱いについて、2つの態様が考えられる。
1つめの態様は、静止画像のファイルがなくなった時に、同時に、対応する履歴情報のファイルも削除し、この静止画像と履歴情報とのデジタルカメラAの記憶部20での位置を記述する対応する<content>タグを管理情報から削除することである。ユーザが、デジタルカメラAから送信された画像についての情報を完全に消去したいと考えた時に、この態様を実行することができる。
2つめの態様は、送信された静止画像のファイルに対応する履歴情報を残すと共に、対応する<content>タグ内では、この履歴情報の記憶部20でのファイル位置情報を保存し、デジタルカメラAにもはや存在しない静止画像のファイルについて、存在しない旨の記述(例えば、<url>と</url>との間にmoveと記述)を行なうことである。この場合、ユーザが、将来、「移動」した静止画像のファイルを再び受信した時に、共に受信した履歴情報と、保存されていた履歴情報との記述を履歴情報解析部38A3が行なうことにより、過去にデジタルカメラAが「移動」した静止画像であることが特定できる(「移動」時に<sender>と</sender>との間に、送信時の詳しい条件が記述されているため可能である)。また、上述したように、「移動」の後に、デジタルカメラBからデジタルカメラBが記述を付加した履歴情報が送られてくる場合に、この態様ならば対応することができる。ユーザが、静止画像の「移動」後も送信した画像の履歴情報を得たいと考えている場合、この態様を実行することができる。
本実施形態では、これら2つの態様は、デジタルカメラAのユーザにより、例えば、表示部24に表示されるメニューから、入力I/F30を用いて選択可能である。
続いて、静止画像を受信したデジタルカメラBにおける管理情報の扱いについて述べる。デジタルカメラBによる静止画像の受信が「転写」である場合、静止画像及び履歴情報のファイルが共にデジタルカメラBの記録部20に存在するので、受信した静止画像が初めて受信する静止画像であるならば(デジタルカメラBに記憶されている履歴情報と受信した履歴情報の比較から判断する)、デジタルカメラの管理情報に新たに<content>タグを設けて、受信画像と履歴情報とのデジタルカメラBの記憶部20内での位置を記述すればよい。一方、デジタルカメラBによる静止画像の受信が「閲覧」である場合、静止画像のファイルは残らないため、履歴情報も消去するか、履歴情報だけ残すかによって、デジタルカメラBの管理情報の記述に2つの態様がある。これら2つの態様は、上述のデジタルカメラAの「移動」の場合と同様であるため、ここでは詳述しない。それぞれの態様の効果も同様である。
図7は、2つのデジタルカメラ10が1対1で無線で送受信する際に、一方のデジタルカメラ10が送受信の相手となるデジタルカメラ10から所望の静止画像及びこの静止画像の履歴情報のファイルを受信する処理(Pullストア)のフローを示すフローチャートである。以下では、送信側のユーザの持っているデジタルカメラ10をデジタルカメラCと称する。
図7に示されているフローを開始してまず、ユーザは、デジタルカメラCに通信相手を探索させるモードを選択する(ステップS202)。探索方法としては、例として、一般的な標準技術であるUPnPでデバイスディスカバリを用いることができる。デバイスディスカバリを用いた結果、周囲にある通信可能なデバイスがデジタルカメラCに対して応答を返す。応答がない場合(ステップS204をNOに分岐)は、デジタルカメラCは、デバイスディスカバリを継続する。
周囲の通信可能なデジタルカメラ10がデジタルカメラCに対して応答を返した場合(ステップS104をYESに分岐)、デジタルカメラCは、応答に含まれるデジタルカメラ10のタイプや名前を元にして、通信相手のデジタルカメラの選択画面を表示し(ステップS206)、デジタルカメラCのユーザに通信相手とするデジタルカメラの選択を促す。
図8(A)は、このようなデジタルカメラの選択画面の表示例である。デジタルカメラCの表示部24の表示領域24Aには、通信相手の候補(カメラA、カメラB、及びカメラD)が表示され、ユーザに選択可能な状態になっている。
説明のために以下ではカメラB(以下では、デジタルカメラBと称する)が選択されたとする(ステップS208)。デジタルカメラBは、デジタルカメラCからの通信要求に対してどのような反応を行なうのかあらかじめ設定されていると好ましい。デジタルカメラCからの通信要求にデジタルカメラBが無制限に応じると、以下で述べるように、デジタルカメラBの記憶部に記憶されている静止画像がデジタルカメラCのユーザに勝手に閲覧されたり、取得されたりするためである。これに対して、例えば、デジタルカメラCからの通信要求に対してデジタルカメラBのユーザが許可を与えることが考えられる。また、デジタルカメラCが、デジタルカメラBにアクセスするためのパスワードのような認証を経なければデジタルカメラBが応答しないことも考えられる。以下では、簡単のため、このような処理については述べない。
デジタルカメラCは、デジタルカメラBからさらに詳細なデバイス情報を取得する(ステップS210)。詳細なデバイス情報には、デジタルカメラBに記憶されているファイルリスト(デジタルカメラBの管理情報から容易に抽出できる)やサムネイル画像のリストも含まれる(ステップS212)。したがって、ユーザは、デジタルカメラBに保存されている静止画像をデジタルカメラCの表示部24に表示させることができる(ステップS214)。次に、デジタルカメラCのユーザは、デジタルカメラBに保存されている静止画像から受信したい所望の静止画像を選択する(ステップS216)。
図8(B)には、デジタルカメラBに記録されている静止画像がこのデジタルカメラCの表示部24の表示領域24Aにサムネイル画像で表示され、デジタルカメラCのユーザが選択可能な状態が示されている。ユーザは、デジタルカメラCの入力I/F30を介して受信したい画像を選択し、取得ボタンにカーソルを合わせ、入力I/F30によりこの画像の受信指示(HTTP GET)を与える(ステップS218)。
HTTP GETコマンドを受信したデジタルカメラBは、管理情報を参照して、指示が出された静止画像に対応する履歴情報を特定し、この履歴情報のファイルにデジタルカメラB自身の送信情報を付加して更新する。
具体的には、履歴情報に<sender>で開始し、</sender>で終了する部分を付加し、この部分に記述される内容の例として、静止画像を送信しようとしているデジタルカメラBの名前、送信年月日及び時間、送信した場所、送信方法などがある。この送信した場所の取得方法はPushストアに関して述べたので説明を繰り返さない。さらに、上述の送信方法として本実施形態では、静止画像の送信後にこの静止画像がデジタルカメラBの記憶部20に残る場合(Pushストアの場合にならって「転送」と称する)と、静止画像の送信後にこの静止画像がデジタルカメラBの記憶部20から削除されに残らない場合(ここでも「移動」と称する)とが選択できるものとする。
デジタルカメラBが「転送」を行なうか「移動」を行なうかは、本来、デジタルカメラBのユーザが選択するべきことである。例えば、デジタルカメラBのユーザが不在の時には、静止画像がデジタルカメラBから削除される「移動」は行なわず、常に「転送」を行なうなどの設定をデジタルカメラBのユーザが設定できることが好ましい。
本実施形態では、「移動」の場合には、履歴情報に<method>で開始し、</method>で終了する欄にmoveと記述することによって、送信側のデジタルカメラBが送信した静止画像を持っているのかどうか履歴情報から分かるようにされている。これに対して、静止画像が「転送」される場合には、<method>で開始し、</method>で終了する欄には何も記載しないものとする。
そしてデジタルカメラCはデジタルカメラBから静止画像の受信を行なう(ステップS220)。デジタルカメラCは、受信した静止画像をRAM18に、一時的に記憶する。その後に、更新された履歴情報の取得要求をHTTP GETコマンドでデジタルカメラBに対して行なう(ステップS222)。履歴情報の要求を受けたデジタルカメラBは、上述の更新された履歴情報をデジタルカメラに送信し、デジタルカメラCはこれを受信する(ステップS224)。デジタルカメラBが、送信に関する履歴だけでなく、デジタルカメラCに関する装置情報をあらかじめ取得しておき、この情報の受信に関する履歴を履歴情報に付加してデジタルカメラCへ送信することも考えられる。
デジタルカメラCは、履歴情報を履歴情報記憶部20Aに、一時的に保存する。初めて受信する静止画像の場合には、デジタルカメラCに新たに履歴情報が生成されることになる。この際、デジタルカメラCは、記憶された履歴情報にデジタルカメラC自身の装置情報を付加して更新する(ステップS226)。具体的には、デジタルカメラCは、受信した履歴情報をデジタルカメラCの履歴情報解析部38A3に渡して、履歴情報内の各タグの値を抽出する。そして最もおおきな<histID>タグを検索して、その中に記述されているデジタルカメラAにより記述された</sender>タグの後に、<receiver>タグを履歴情報更新部38A4により作成する。デジタルカメラCが付加する履歴情報は、この<receiver>から</receiver>までの記述である。付加する内容は、デジタルカメラBが付加した<sender>から</sender>までの記述とほぼ同じであり、本実施形態において、デジタルカメラBの名前、受信年月日及び時間、受信した場所、受信方法である。これらの内容のうち受信方法を除く内容について、対応するタグや記述内容の獲得方法については上述のデジタルカメラBの場合と同様であるので説明を省く。受信方法について、受信しRAM18に一時的に記憶されている静止画像を記憶部20に記憶する場合(ここでも「転写」と称する)と、RAM18に一時的に記憶されている静止画像を記憶部20に記憶せずに破棄する場合(ここでも「閲覧」と称する)とがある。「転写」の場合には、デジタルカメラCが作成する<method>で開始され</method>で終了される欄には、copyと記述され、履歴情報からデジタルカメラCのユーザが受信した静止画像を記憶部20に記憶したことが明らかとなる。一方、「閲覧」の場合には、この欄には、何も記載されない。デジタルカメラCは、更新した履歴情報を履歴情報記憶部20Aに記憶する(ステップS230)。
続いて、デジタルカメラCのユーザがここまでで説明されたPullストアの処理によりデジタルカメラBから所望の画像をデジタルカメラCにさらに受信したい場合(ステップS122をNOに分岐)、ステップS216に戻り、再び受信したい画像の選択を開始する。デジタルカメラCのユーザがPullストアの処理を終了したい場合には、処理を終了させてフローを終了する(ステップS230でYESに分岐)。また、デジタルカメラCは、更新した最新の履歴情報をデジタルカメラBに送信して、履歴情報の共有を行なうことも考えられる。
以下では、Pullストアの処理において、デジタルカメラB、Cの管理情報がどのように扱われるのかについては、Pushステアの場合と同様であるので詳しく述べない。送信側であるデジタルカメラBが「移動」を行なっている場合と、受信側であるデジタルカメラCが「閲覧」を行なっている場合とで、管理情報の扱いについてそれぞれ2つの態様がある。これらの態様の効果も、Pushストアの場合と同様である。
ここまでの説明を参考にして図3に示されている履歴情報を読み直してみると、図3の履歴情報から、(同一の静止画像について)2回の送受信が行なわれていることが分かる。デジタルカメラA、B、及びCをdev001、dev002、及びdev003と夫々対応させてみると、上述のPushストアとPullストアとの説明例と整合していると解することができる。すなわち、デジタルカメラAが撮影した静止画像をデジタルカメラBにPushストアで送信し、この静止画像をデジタルカメラCがデジタルカメラBからPullストアで受信した履歴情報と解することができる。しかし、<histID id=0002>をデジタルカメラBがデジタルカメラCにPushストアした履歴情報と解することもできる。このように、本実施形態では、履歴情報から要求を出したのが受信側なのか送信側なのかは判断しないが、それぞれの<histID>タグ内にこのことが判断できる記述を行なう実施形態も考えられる。
[送受信の第2実施形態(通信ネットワークへのマルチキャスト)]
次に、ネットワークに接続可能なデジタルカメラにおける履歴情報の送受信に関して、説明する。デジタルカメラがインターネットに接続されることにより、インターネットを経由して他のデジタルカメラに静止画像を送受信できるようになる。この場合、前述の送受信の第1実施形態で説明したように、受信側デジタルカメラで追記された履歴情報を直前に関連する静止画像を送信したデジタルカメラに返信するだけでなく、過去にこの静止画像を送受信した複数のデジタルカメラに対して、最新の履歴情報を配信する(デバイスのIPアドレスやシリアルNo等に基づいたマルチキャスト)ことにより、ネットワークに対応したデジタルカメラの間で、最新の履歴情報の共有が可能となる。したがって、過去にこの静止画像を送信したデジタルカメラ上において、その静止画像がどのデジタルカメラに送信されているのかということも把握できるようになる。
デジタルカメラ10は、必ずしも常にネットワークに接続されていなくてもよい。したがって、デジタルカメラ10が静止画像の送受信を行なった時に、ネットワークに接続されていない時は、次にこのデジタルカメラがネットワークに接続された時に、この静止画像の履歴情報をマルチキャストするように、デジタルカメラの管理情報のこの静止画像に対応する<content>タグ内にマルチキャスト用の情報が付加されることが考えられる。例えば、対象となる<content>タグ内に「<state>not−cast</state>」の記述を挿入することが考えられる。どのデバイスがネットワーク未接続だったのか記憶するため例えばIPアドレスも併記しておく。次にネットワークに接続した時にデジタルカメラ10は、管理情報の記述を探索するものとする。デジタルカメラ10は、これら挿入された記述を発見すると、対応する履歴情報を併記されたIPアドレスに対してネットワーク上にマルチキャストし、「<state>not−cast</state>」の記述又は併記されているIPアドレスを削除する。
マルチキャストでは、過去にこの静止画像を送信した全てのデジタルカメラに対して、最新の履歴情報が、ネットワーク上の途中のルータ経由で配信されていく。
また、マルチキャストでは、同一の静止画像に対して複数のデジタルカメラから異なる履歴情報が、ネットワーク上のルータで行き違いになる可能性がある。例えば、デジタルカメラA及びA’が、各々、過去に受信したことのある同一の静止画像に関する最新の更新された履歴情報αを受信して履歴情報記憶部20Aに記憶していると仮定する。この場合、履歴情報αにデジタルカメラAがデジタルカメラBに静止画像を送信したことが付加された履歴情報βと、履歴情報αにデジタルカメラA’がデジタルカメラB’に静止画像を送信したことが付加された履歴情報β’とが、それぞれ「最新の」履歴情報としてネットワーク上のルータを経由し、ネットワークに接続されたデジタルカメラCが、履歴情報β及びβ’を両方受信することが想定される。この場合、この履歴情報を受信したデジタルカメラCの履歴情報解析部38A3は、各々の履歴情報の最新の<histID>タグ内の送信日時を解析して、履歴情報更新部38A4が、これら2つの履歴情報を、矛盾のない時系列で記述された1つの最新の履歴情報として編集するものとする。
上で、静止画像を「移動」したデジタルカメラが、送信した静止画像に対応する履歴情報も削除し、管理情報からもこの静止画像に対する記述を削除する態様と、静止画像を「閲覧」したデジタルカメラが、受信した静止画像に対応する履歴情報も削除し、管理情報にもこの静止画像に対する記述を行なわない態様とについて述べた。このような場合、これらのデジタルカメラが、上述のマルチキャストにより、既に管理情報にも存在しない履歴情報をネットワークを介して受信する可能性がある。これに対して、ユーザは、静止画像の「移動」や「閲覧」の際に、将来この静止画像に対応する履歴情報を受信しても、(ユーザにも通知せず)記録せずに破棄する設定、将来この静止画像に対する履歴情報を受信した場合にユーザに通知して再びこの静止画像に対応する履歴情報を記録する(対応する管理情報も復活させる)かどうか選択させるようにする設定などを行なっているものとする。この設定は、デジタルカメラ10の表示部24の表示領域24Aに表示される選択画面からユーザが入力I/F30を通じて選択可能である。これらの設定を行なった場合、記憶部にこれらの設定内容を保存する設定ファイルを記憶することが考えられる(図示していない)。しかし、上述の「履歴情報を受信しても、(ユーザにも通知せず)記録せずに破棄する設定」の場合、この設定内容を設定ファイルとして残さないことにより設定されることが好ましい。すなわち、デジタルカメラ10は、将来履歴情報を受信した時に、この履歴情報に対する設定内容がこの設定ファイルに何も記載されていないことに基づいて、履歴情報を記録せずに破棄するという処理を行なう。このようにすることによって、デジタルカメラ10は、一度送受信に関与したことがある静止画像の履歴情報を受信した際の処理内容の設定ファイルを際限なく保存してしまうことが原因で記憶部20の容量を浪費してしまうということを予防することができる。
図9は、ある静止画像を削除又は変更したデジタルカメラ10(dev001)が、この静止画像に対応する履歴情報に追加する記述の例である。
本実施形態では、デジタルカメラ10で静止画像を削除した場合、対応する履歴情報の<notify>タグ内の<method>タグにdeleteと記述する。また、管理情報のこの静止画像に対応する<url>タグ内にdeleteと記述する。また、このデジタルカメラがネットワークに対応しており、この追記された履歴情報をまだ送信していない場合には、上述の例にならって、この静止画像の<content>タグ内に「<state>not−cast</state>」の記述を挿入する。次にネットワークに接続した時に、行なわれるデジタルカメラ10の処理は、上述の「移動」や「閲覧」の場合の処理と同様であるため説明は省略する。静止画像を削除したデジタルカメラ10のユーザは、上述の静止画像の削除時に、履歴情報をマルチキャストした後に、履歴情報及び管理情報も削除するのか、履歴情報及び管理情報は残すのかの設定を、決定できることが好ましい。これらの設定は、管理情報の対応する<content>タグ内に、さらに特別なタグを設けて付加的な記述として与えられ、デジタルカメラ10が将来処理する際、この付加的な記述に基づいて動作することが考えられる。ここではくわしく触れない。また、処理方法は、この例に限定されない。また、静止画像の削除時のこれらの設定の効果は、「移動」と「転送」(又は「閲覧」と「転写」)の効果と同様であり、説明を省略する。
また、本実施形態では、デジタルカメラ10で静止画像を画像加工するなどして変更した場合、対応する履歴情報の<notify>タグ内の<method>タグにmodifyと記述する。しかし、管理情報のこの静止画像に対応する<content>タグ内の記述は、(変更に伴いファイル名やディレクトリ位置を変えた場合を除き)変更しない。このデジタルカメラ10がネットワークに対応しており、この追記された履歴情報をまだ送信していない場合には、上述の削除の場合と同様の処理を行なう。ここでは、説明を繰り返さない。この変更について、例えば、ファイル名を変えただけの場合などは、管理情報を変更することによって対応し、履歴情報には記述を追記しない。静止画像が変更されたことが追記された履歴情報をネットワークにマルチキャストすることにより、あるデジタルカメラ10で静止画像が変更されたことを、この静止画像を持っている他のデジタルカメラでも知ることができるようになる。またこの変更された静止画像を記憶しているデジタルカメラから、画像の転送をうけることにより1つの静止画像に対して様々な楽しみをユーザに提供することができる。すなわち、他人が加工した静止画像を容易に得ることができ、自分の所有している静止画像と比べて楽しむこともできる。
他のユーザが、変更した静止画像を受信した際、この変更された静止画像の変更前の画像をデジタルカメラ10が記憶している場合、変更前及び後の画像の履歴情報が重複することになる。これに対しては、管理情報内の同一の<content>タグ内に2つの画像の記憶部20内の位置を併記することと、改めて、管理情報内に新規の<content>タグを設けてそこに変更後の画像についての情報を設けることとが考えられる。両者の間に大きな違いはなく、ユーザは、どちらの方法で変更された静止画像を記憶するのかを任意に選択できるものとする。
上述のように、デジタルカメラ10で静止画像が変更された場合、変更されたことを示す履歴情報を付加する方法以外に、変更されたことを記述するための専用の変更情報を別ファイルとして記憶してもよい。その場合、対照となる静止画像は、通常の履歴情報と変更用履歴情報との2つの履歴情報と関連付けられることになる。このような関連付けは、管理情報の<content>タグ内で1つの静止画像のファイルに対して2つの履歴情報のディレクトリ内の位置を示すタグを記述することにより行なうことが考えられる。しかし、この方法に限定されない。また、ここでは、詳述しない。例えば、自分が静止画像に対して変更を加えた静止画像を秘匿したいために、静止画像を変更したことを他のユーザに知られたくない場合に、変更用履歴情報に追記し、ネットワークにマルチキャストしないことが考えられる。
[送受信の第3実施形態(通信ネットワーク上の履歴情報管理サーバを用いる場合)]
以下では、履歴情報がデジタルカメラ10の履歴情報記憶部20Aだけではなく、ネットワーク上の履歴情報管理サーバでも履歴情報が一元管理される実施形態について説明する。以下の説明では、デジタルカメラ10は、ネットワークに接続可能なネットワークデバイスである。
図10は、履歴情報管理サーバ50と、ネットワークを介してこの履歴情報管理サーバに履歴情報を送受信可能な複数のデジタルカメラ10A、10B及び10Cとを示している。デジタルカメラ10は、通信制御部34を介して通信部32と接続された履歴情報取得部38A2及び履歴情報出力部38A5により、履歴情報管理サーバ50と、履歴情報の送受信が可能である。なお、履歴情報の記述は、本実施形態でも、図3及び図9とに示されているような記述であるため、説明を繰り返さない。また、管理情報の記述は、本実施形態でも、図4に示されているような記述であるため、説明を繰り返さない。
図11は、履歴情報管理サーバ50の履歴情報の場所指定の一例を示している。履歴情報管理サーバ50とデジタルカメラ10A−10Cが履歴情報を送受信するためには、デジタルカメラ10A−10Cが履歴情報サーバ50のネットワーク上での位置と、この履歴情報サーバに記録されている履歴情報の履歴情報サーバ50内での位置とを指定する必要がある。この指定は、例えば、HTTP経由で履歴情報の送受信を行なうならば、図11に示されているように、履歴情報管理サーバのURL(123.123.210.12)と静止画像ファイル名から生成されるディレクトリ名(file001)とこのディレクトリの中に格納されている履歴情報のファイル名(history.html)とで構成される。
履歴情報の取得は、このHTTP経由の例に従えば、デジタルカメラ10A−10Cが、HTTP GETコマンドを履歴情報管理サーバ50に送信することで行なうことができる。このHTTP GETコマンドを受信した履歴情報管理サーバ50は、要求された履歴情報をコマンドを送信したデジタルカメラ10A−10Cに送信する。また、履歴情報が更新された時、デジタルカメラ10A−10Cは、更新された履歴情報を履歴情報管理サーバ50に送信する(アップロードする)ことができる。この送信は、デジタルカメラ10A−10Cが、履歴情報管理サーバ50に対してHTTP POSTコマンドを実行することにより行なうことができる。
デジタルカメラ10A−10Cが常にネットワークに接続されているとは限らない場合には、上述の<state>タグを用いたマルチキャストによる履歴情報の送信の場合と同様に、デジタルカメラ10の管理情報にまだ最新の履歴情報をアップロードしていない旨の記述を<content>タグ内に記述することで次回にデジタルカメラ10がネットワークに接続された時に、履歴情報のアップロードを自動で行なうことが考えられる。このことについて、マルチキャストの場合と同様なので説明を省略する。
マルチキャストを利用した履歴情報の共有の場合には、複数の異なる「最新の」履歴情報が、ネットワーク上のルータで行き違うという現象が生じ(上述の履歴情報β及びβ’の例に対応)、これらの複数の異なる履歴情報をデジタルカメラ10が、矛盾のないように編集しなければならなかった。履歴情報管理サーバ50を用いて履歴情報を管理する場合にも、デジタルカメラ10A−10Cがこのような自動的な編集機能を有していることは、さまざまな履歴情報の共有の形態に互換性を持つことができるため好ましい。しかし、履歴情報管理サーバ50が、複数の送信されてきた履歴情報を受信した時に、履歴情報を適宜更新する動作を行なえば、マルチキャストのルータで生じていたような問題は生じない。上述の履歴情報の編集機能を持たないデジタルカメラ10A−10Cに対して、最新の履歴情報を1つだけ送信することができる。なお、履歴情報管理サーバ50は、HTTP GET要求がされた履歴情報が他のデジタルカメラ10からの履歴情報のアップロードなどにより編集中である場合、履歴情報を編集中であるという情報をHTTP GET要求を行なったデジタルカメラ10に送信することが考えられる。また、履歴情報管理サーバ50は、HTTP POST要求をしたデジタルカメラ10に対しても同様の情報を送信することが考えられる。この場合、情報を受信したデジタルカメラ10は、このデジタルカメラ10内の管理情報に記述されているこの履歴情報に関連する<content>タグ内の、上述の、まだアップロードしていない旨の記述を削除せずに残し、アップロードを終了した後に削除することが考えられる。
図11に示されているように、履歴情報を静止画像のファイル名から生成されたディレクトリ内に格納すると、異なる履歴情報と関連付けられているが、偶然同一のファイル名がつけられている静止画像の各々に対応する履歴情報が、同一のディレクトリ内に多数格納され、デジタルカメラ10A−10Cが履歴情報の取得要求や更新を行なう時に、これら多数の履歴情報のうちから、履歴情報管理サーバ50が、対象となる履歴情報を1つだけ検索しなければならないという問題が生じ得る。例えば、静止画像のファイル名が単純な場合やよく使われるファイル名である場合、履歴情報管理サーバ50へのアクセス数の絶対数が多い場合などにこのような問題が生じやすい。この問題は、デジタルカメラ10A−10Cからの履歴情報の送受信の要求があるたびに繰り返し生じるので、履歴情報管理サーバ50の処理能力の低下を招くおそれがある。
また、履歴情報管理サーバ50に静止画像のファイル名に基づいたディレクトリが作成された後に、デジタルカメラ10A−10Cのユーザが記憶部20に記憶されているファイル名を変更することがあり、この場合も静止画像のファイル名に基づいたディレクトリ内に格納されている履歴情報へのアクセスが不可能となる。
このような問題に対して、例えば、図11に示されている履歴情報のファイル名を履歴情報管理サーバ50が作成し、履歴情報に静止画像を送受信したことが記述されている全てのデジタルカメラ10に対して送信することが考えられる。具体的には、以下のようにする。履歴情報のファイル名を、この履歴情報が最初に管理サーバ50にアップロードされた順番から作成したIDを付加することなどして、同一のディレクトリ内に格納される履歴情報のファイル名が重複しないように制御することができる。しかし、このように、作成された履歴情報ファイルに対して、履歴情報に記述されている他のユーザは、作成された履歴情報ファイル名が分からないため履歴情報にアクセスできないという問題が生じ得る。これに対処するために、履歴情報管理サーバ50は、受信された履歴情報に記述されている、この静止画像の送受信を行なったことがある全てのデジタルカメラ10に、このように新たに生成された履歴情報ファイル名を送信する。この情報を受信したデジタルカメラ10は、管理情報の上述の静止画像に対応する<content>タグ内に、例えば、「<network_history>http://123.123.210.12/file001/history_02375218.xml</network_history>」のような記述を追加する(なお、この記述例では、history_02375218.xmlが、履歴情報管理サーバ50が重複のないように、作成した履歴情報ファイル名である)。このような記述が追加されたデジタルカメラ10は、以後、この静止画像の履歴情報の送受信の時には、この新たに付記された<network_history>タグ内のアドレスを用いる。さらに、受信した履歴情報の内容は、管理情報内のこの履歴情報に関連する<content>タグ内の<history>タグ内に記述されたディレクトリに存在する履歴情報ファイルに書き込む。このデジタルカメラ10に記憶されている履歴情報ファイルのファイル名は、履歴情報管理サーバ50が作成した履歴情報ファイルのファイル名と一致している必要がない。このようにすることにより、ネットワークに接続可能なデジタルカメラ10は、管理情報の<content>タグ内に<history>タグ(デジタルカメラ10の静止画像の履歴情報のデジタルカメラ10での内部位置表現)と<network_history>(デジタルカメラ10の静止画像の履歴情報のネットワーク上の位置表現)とを対で持つようになる(例えば、図4に示されている管理情報の記述例では、<contentID id=0001>タグ内に、<history>../history_001.xml</history>と、<network_history>http://123.123.210.12/file001/history_02375218.xml</network_history>とが併記される)。このようにすることで、デジタルカメラ10の記憶部20に記憶されているファイル名を変更しても変更前と同じように履歴情報サーバ50にアクセス可能であり、履歴情報管理サーバ50の履歴情報の検索処理が不要となるため履歴情報管理サーバの処理能力が向上される。
さらに、上述のように、一旦、管理情報の<content>タグ内に<history>タグと<network_history>タグとの両方が記述された場合には、<history>タグの記述を削除し、<network_history>タグのみを記述する態様も考えられる。この場合、デジタルカメラ10は、履歴情報をデジタルカメラ10の履歴情報記憶部20Aに記憶せずに、履歴情報が必要な場合は、通信ネットワークに接続して、<network_history>タグに記述されている通信ネットワーク上の履歴情報管理サーバ50から最新の履歴情報を取得することができる。デジタルカメラ10のユーザは、静止画像ごとに<history>タグを残すのかどうかの選択を行なうことができるものとする。
また、履歴情報管理サーバ50は、履歴情報だけではなく、静止画像を履歴情報と関連付けて記憶してもよい。
ところで、以上で述べた送受信の第2及び第3実施形態において、無線通信には、電波を用いる無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)(第1実施形態のデバイスディスカバリはBluetoothに対応したデバイスの探索方法であることにも留意されたい)、UWB(Ultra Wide Band)などが含まれ、赤外線を利用するIrDA(Infrared Data Association)なども含まれる。また、無線通信だけではなく、有線通信、例えば、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Device)、IEEE1394なども適用可能である。
なお、これら静止画像および履歴情報の送受信は、お互いに許可されたユーザ同士だけで安全に行なうためのTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)やAES(Advanced Encryption Standard)といった一般的な暗号化処理や、MAC(Media Access Control)アドレスフィルタリングやSSID(Service Set Identifier)等を用いた認証手順を含むことが望ましい。これら認証手順や暗号化処理は、通信部32及びCPU38によって実行される。
以下では、図を参照して、本発明の一実施形態としての情報処理装置としてのデジタルカメラ10の履歴情報の表示の方法について述べる。
履歴情報は、上述の通り、記憶部20の履歴情報記憶部20Aに保存されており、デジタルカメラ10のCPU38から記録制御部22に読み出し制御信号を与えることで、履歴情報をRAM18に展開する。履歴情報は、XML形式で記述されているため、デジタルカメラ10が、その内容を理解するには、履歴情報解析部38A3に履歴情報を渡す必要がある。そして、履歴情報解析部38A3による解析値をCPU38が取得することで、履歴情報のどのタグに何が記述されているかを判断することができる。また、CPU38からの表示指示を履歴情報表示制御部38A6が取得することにより、表示制御部26を制御してこの履歴情報に関する表示を表示部24に表示させることができる。
[履歴情報表示の第1実施形態(通常表示)]
図12は、静止画像の作成を行なったデジタルカメラ10(dev001)から2度送受信された静止画像を最後に受信したデジタルカメラの表示部24で履歴情報を閲覧した場合の表示例である。この履歴情報は、図3に示されている履歴情報である。
この表示例では、dev001という名前のデジタルカメラ10が撮像部12で撮影した静止画像をdev002というデジタルカメラに送信し、dev002は、更に、dev003というデジタルカメラに送信した状態を示しており、dev003の表示部24に表示されている履歴情報である。この履歴情報表示を表示させるにあたって履歴情報として利用されるのは、<histID>、<devicename>、及び<method>の各タグに記述されている値(数値や文字)である。
デジタルカメラ(dev001、dev002及びdev003)は、通常のデバイスアイコン60Aで表示され、これらのデバイスアイコン60Aの間に静止画像の送受信の方向を示す矢印アイコン62Aが表示されている。また、2つの矢印アイコン62Aの各々の上には、送受信の種別を表すアイコンであるCopyアイコン64Aが表示されている。
図13は、dev002からdev003に静止画像を「移動」した場合の履歴情報表示の例である。この場合の履歴上の<method>には、moveという記述がされている。履歴情報解析部38A3は、この<method>部の値を抽出して、静止画像が「転送」されたのか、「移動」されたのかをCPU38に伝える。静止画像を持っていないdev002のデバイスアイコン60Bは、静止画像を持つデジタルカメラ10(dev001及びdev003)のデバイスアイコン60Aと異なる表示がされて、送受信の種別を表すアイコンがCopyアイコン64AではなくMoveアイコン64Bとなっている。なお、dev002の記憶部20内に、画像だけでなく履歴情報もない場合(従って、対応する管理情報もない場合)、図13に示されているような表示が可能なのは、dev003のみ(上述のネットワークへのマルチキャストや履歴情報管理サーバ50により履歴情報がdev001にも共有されていればdev001でも)可能である。
図14は、各デジタルカメラ10がネットワークに接続可能である場合に、図13に示されているdev001に保存されている静止画像が変更された場合の表示例である。静止画像が変更されると、その静止画像に関連付けられている履歴情報には、図9のような記述が追加される。その履歴情報を履歴情報解析部38A3が解析し、解析した結果を表示部24の表示領域24Aに表示したのが、図14に示されている表示例である。この場合、<notify>タグ内の<method>の値が、modifyとなっている。本実施形態では、図14に示されている静止画像の変更を示す変更アイコン66Aが静止画像の変更を行なったデジタルカメラdev001のデバイスアイコン60Aの上方に表示されることにより、dev003では(dev002で静止画像の「移動」後も最新の履歴情報を受け取るという設定がされていれば、dev002でも、さらに当然dev001でも)、デジタルカメラdev001が記憶している静止画像に変更が加えられたことが一目でわかる。この変更を示す変更アイコン66Aの表示位置は、デジタルカメラdev001のデバイスアイコン60Aの近傍であれば上方以外の位置に表示してもよいことはもちろんである。
図15は、dev001が記憶していた静止画像が削除された場合の表示例を示している。この場合、履歴情報の<notify>タグ内の<method>の値がdeleteとなっている。この表示により、dev003では(dev002で静止画像の「移動」後もマルチキャストされた最新の履歴情報を受け取るという設定がされていれば、dev002でも)、dev001が記憶していた静止画像が削除されたことが分かり、dev003で記憶しているこの静止画像は、他のデジタルカメラdev001及び002には記憶されていないことが容易に分かる。本実施形態では、静止画像を削除したことを示す削除アイコン66Bを静止画像を削除したデジタルカメラdev001の静止画像を有していないことを示すデバイスアイコン60Bの上方に表示している。この削除アイコン66Bの表示位置は、このデバイスアイコン60Bの上方に限定されず、デバイスアイコン60Bとの関連がわかれば他の表示位置でもよい。図15に示されている表示を行なった後、ある一定時間が経過するか、一度履歴情報の表示を解除して再度履歴情報の表示を行なった際などに、デジタルカメラdev001のデバイスアイコン60Bの周辺に表示されている削除アイコン66Bの表示を行なわないようにして、デジタルカメラdev002と同様のデバイスアイコン60Bのみの表示としてもよい。
図16は、履歴情報の記述内容が多くなった場合の履歴情報の表示例を示している。本実施形態では、履歴情報は、図3及び図9に示されているようにXMLで記述される。ある静止画像の送受信回数や変更などの回数が増加すると、履歴情報の中に記述されるデータ量も増加する。そして、その増加した履歴情報を上述のように解析し表示する場合、表示部24の表示領域24Aの物理的な大きさによって表示可能なデバイスのアイコンの数が制限される。例えば、表示部24がLCDである場合、VGAサイズ(640×480)のLCDとQVGAサイズ(320×240)のLCDとでは、表示可能な情報量が異なる。例えば、50回以上送受信された画像の履歴情報を解析すると、50個以上のアイコンが必要になる。これは、上述のように物理的な大きさに制限がある表示領域24Aに対して現実的には表示可能な数ではない(もし、表示できたとしてもデジタルカメラ10のユーザにとって分かりやすい表示とは言えない)。本実施形態では、以下で説明するように、このような場合にもユーザが容易に静止画像の送受信履歴を把握することができるように、表示する。
図16に示されている表示例では、静止画像の作成を行なったデジタルカメラdev001と、履歴情報から直近の送受信を行なったとされるデジタルカメラdev053及びdev054を上述のデバイスアイコン60Aで表示している。図16の表示例は、デジタルカメラdev054の表示部24で表示されている。デジタルカメラdev002乃至dev052の送受信については、破線矢印アイコン62Bで履歴情報の表示を省略していることを示している(もちろん送受信を複数回行なうデジタルカメラが考えられるがこの例では簡単のためこのようなデジタルカメラはないものとする)。この表示状態から、所望の履歴情報を表示するための処理を以下で説明する。
図17(A)は、図16に示されている表示状態から履歴表示モードに入った場合の表示例を示している。デジタルカメラ10の入力I/F30を操作することにより、履歴表示モードに入る。この履歴表示モードに入ると、図17(A)に示されているように、カーソル70が合わせられているデジタルカメラdev054の詳細なデータがポップアップ表示68Aで表示される。表示される詳細データは、履歴情報を履歴情報解析部38A3で解析して、各タグの内容を取得することにより得られる。このポップアップ表示68Aは、入力I/F30の操作スイッチによりカーソル70を操作して選択された各デバイスアイコン付近に表示される。また、カーソル70が合わせられているデジタルカメラdev70のデバイスアイコン60Cは、他のカーソル70が合わせられていないデジタルカメラのデバイスアイコン60Aにくらべて大きく表示される(拡大デバイスアイコン60Cと称する)。これは、カーソル70が合わせられているデジタルカメラ10を強調するためである。しかし、デバイスアイコン60Cを大きくする他に表示色を変えたり、点滅させたりする実施形態も考えられる。入力I/F30の操作スイッチにより、左右に表示されているアイコンを選択することができる。図示しなかったが、このような履歴表示モードは、図12乃至15に示されているような、デバイスのアイコンの数がそれほど多くない時にも勿論可能である。
図17(B)は、カーソル70を破線矢印アイコン62Bに合わせたときの表示例を示している。上述のように、カーソル70を操作して破線矢印アイコン62Bに合わせると、省略されている履歴情報の概略がポップアップ表示68Bで表示される。本実施形態では、このポップアップ表示68Bには、破線矢印アイコン62Bで省略されているデジタルカメラの履歴情報の一部が表示されている。破線矢印アイコン62Bにカーソル70が合わせられている状態で、選択指示を出すことができる。図17(C)は、破線矢印アイコン62Bにカーソル70を合わせて選択指示を出した時の表示例を示している。選択指示が出されると、図17(C)に示されているように、省略されていた履歴情報の一部が表示される。図17(C)に示されている表示例では、表示領域24Aに2つのデバイスアイコン60Aと、カーソル70が合わせられた拡大デバイスアイコン60Cを表示している。勿論、この表示可能なデバイスのアイコンの数は、表示部24の表示能力に左右されるため、3つでなくてもよい。また、本実施形態では、拡大されたデバイスアイコン60Cにこのデバイスの履歴情報を表示するポップアップ表示68Aが関連付けられている。さらに、これら3つのデバイスアイコンの下方に、現在カーソル70が合わせられているデジタルカメラ10の履歴情報内での位置を示すスクロールバー72が表示されている。図示されているスクロールバー72の中のポインタの表示位置により、現在カーソル70が合わせられているデジタルカメラ10が履歴情報の中のどの位の位置で静止画像の送受信を行なったのかを知ることができる。図17(D)は、図17(C)の表示状態から入力I/F30を用いてカーソルを左に動かした時の表示例を示している。このように、カーソルを左右に動かすと、図17(D)のように、順次履歴情報を表示することができる。上述のように、カーソル70が合わせられているデバイスのアイコン60Cは他のデバイスアイコン60Aに比べて大きく表示されている。また、本実施形態の表示例では、「転送」されているのか「移動」されているのかが表示されていないが、表示部24の表示能力に応じて、図16及び図17(A)乃至(D)に示されているような表示状態で、さらに図12乃至15で示されているような表示を行なうことも考えられる。
図18(A)、(B)は、デジタルカメラ10の表示部24の表示領域24Aがアイコンを表示できるほど大きくない場合の表示例を示している。デジタルカメラ10の表示部24の表示領域24Aがアイコンを表示できるほど大きくない場合には、上述のような豊富な表示をすることなく、ユーザに容易に履歴情報の把握をさせる表示方法が取られる。図18(A)に示されているように、履歴情報の表示は、アイコンではなくデバイス名と、画像の送受信方法だけを表示している。図18(A)に示されている表示例には、デジタルカメラ名を実線で囲んでこのデジタルカメラが静止画像を有していることを明らかにした静止画像を有しているデバイス名表示60’Aと、デジタルカメラ名を破線で囲んで静止画像を有していないことを明らかにした静止画像を有していないデバイス名表示60’Bと、静止画像の送受信の方向を示している矢印表示62’Aと、送受信の方法を示しているCopy表示64’A及びMove表示64’Bとが示されている。送受信方法には、「転送」と「移動」とがあるが、上述のように、これらを明確に区別するために、静止画像を「移動」した時は、そのデバイス名を破線で囲んでいる。勿論、破線で囲まずに、フォントの属性(色、大きさ、形など)を変更することで区別することも考えられる。静止画像の送受信の流れを表示する方法は、図18(A)の表示例では、上側が古く、下側が新しいことを示しているが、表示部24の表示領域の制限に応じて、図18(B)に示されているように左側が古く、右側が新しいことを示すように表示も考えられる。勿論、表示部24の表示領域の制限に応じてこれ以外の表示方法も考えられる。
上述の履歴情報の表示例は、履歴情報内にあるIDを基準にした表示方法を取っている。しかし、表示方法として、このようにIDを基準にした表示方法の他に、日付を基準にした表示方法、位置を基準にした表示方法など他の表示方法が考えられる。
また、本実施形態の表示例では、1つのデジタルカメラから1つのデジタルカメラに対して、静止画像、すなわちコンテンツデータを送信する場合で説明したが、例えば、1つのデジタルカメラから複数のデジタルカメラに対してコンテンツデータを送信した場合にも適用することが可能である。
[履歴情報表示の第2実施形態(日付表示)]
以下では、まず日付を基準にした履歴情報の表示方法について述べる。
図19(A)乃至(E)は、履歴情報と日付情報との関連を用いた履歴情報の表示例を示している。この履歴情報の検索方法では、まず図19(A)に示されているような、年アイコン80Aによる「年」の選択画面が表示される。入力I/F30で、例えば、2005(年)を選択すると、図19(B)に示されているような、「月」を選択させるための、1(月)から12(月)までの月アイコン80Bが表示される。この画面で例えば、3(月)を選択すると、図19(C)に示されているような「日」を選択させるための1(日)から31(日)までの日付アイコン80Cが表示される。この画面で例えば、22(日)を選択したとすると、図19(D)に示されているように、22(日)の周りに時計を模したアイコンが表示される時間アイコン80Dが表示され、「時間」を指定させるための画面となる。そして、「時間」を指定すると、図19(E)に示されているように、その時間の送受信に関連する履歴情報をポップアップ表示68Aで各種のアイコンと共に表示する。これらの各種のアイコンについては、履歴表示の第1実施形態(通常表示)に関して上述したので説明を繰り返さない。図19(E)に表示されているアイコン履歴情報の検索は、必ずしも「時間」まで指定して行なわれる必要はなく、例えば、「2005年3月」までの指定で、その指定された月に送受信された履歴が検索されることができる。もし、指定した年月日に履歴情報がなければ、その前後の日時を検索し、指定された日時に最も近い履歴情報を表示させることが可能である。したがって、ユーザの静止画像の送受信に関する記憶が曖昧でも、デジタルカメラの履歴情報を閲覧することで、簡単に把握できる。また、「年」、「月」、「日」、及び「時間」の表示において、送受信の履歴情報が存在する部分を対応するアイコンで、送受信の件数に応じて3次元的に凹凸に表示することも考えられる。また、図19(E)に示されているデバイスのアイコンの表示では、デジタルカメラ10の表示部24の表示制限に応じて、図12乃至図18に示されているようないずれかの表示を行なうことが可能である。
[履歴情報表示の第3実施形態(位置表示)]
図20(A)乃至(C)は、履歴情報と位置情報との関連を用いた履歴情報の表示例を示している。履歴情報に記述される位置情報は、デジタルカメラ10本体に内蔵されている位置情報処理部36内にある測位手段を用いて取得してもよいし、携帯電話等の外部装置に内蔵されている測位手段から取得してもよい。本実施形態において、位置情報は、デジタルカメラ10の位置情報処理部36の測位手段から取得するとして説明する。また、静止画像がインターネットを介して送受信可能であるとする。
図3に示されている履歴情報に記述されているような、緯度経度等の位置情報は位置情報処理部36の測位手段から取得される。履歴情報に記述されている、これら測位手段から得られた位置情報をあらかじめデジタルカメラ10内のFlash ROM16又はデジタルカメラ10に着脱可能なメモリーカード等の形態の記憶部20に記憶されている地図情報と照合することにより、履歴情報に記述されている位置情報に一致する地図を表示できる。このように、地図を表示することにより、ユーザは、より豊富な履歴情報を簡単に把握することができる。例えば、ある静止画像がどこでどんなデジタルカメラにより送信されたのか、また、どこでどんなデジタルカメラに受信されたのかを容易に把握することが可能になる。
図20(A)乃至(C)を参照して、履歴情報内に記述されている位置情報から、履歴情報を検索し、デジタルカメラ10の表示部24に履歴情報をアイコンとして表示することを説明する。上述のように、履歴情報の位置情報に基づいて、静止画像の送受信が行なわれた位置を地図上に表示することができる。例えば、日本国内において、ある静止画像を送受信したデジタルカメラがどこに何件あるかを表示すると図20(A)に示されているような位置履歴表示90Aとなる。この表示例では、東京都内で20件の送受信があったことを示している。デジタルカメラ10の入力I/F30により、デジタルカメラ10に、「東京都」を選択する指示を出すと、図20(B)に示されているように、東京都での履歴情報が位置履歴詳細表示90Bで表示される。位置履歴詳細表示90Bでは、拡大表示された地図情報の履歴では、スクロールバーを伴ったポップアップ表示68Cで最近の送受信の概略(送受信した地域と順番)が表示される。図20(B)に示されている表示例では、東京都内だけの地域がポップアップ表示68Cで表示されているが、本実施形態では、インターネットを介して静止画像を送受信しているので、むしろ最初の選択指示で指定された地域は、ポップアップで表示する最初の地域となり、その後は、他府県の地域が表示されることが自然である。この場合、品川→大阪→八王子→名古屋のように表示される。さらに、入力I/F30により地域選択を行なうと、図20(C)に示されているように、その地域で送受信したデバイスアイコンとその履歴情報の詳細とが表示される。この表示については、履歴表示の第1及び第2の実施形態でも述べたので説明を繰り返さない。
地図情報は、日本国内に限られず、海外の地図情報を用いることで海外でも適用可能である。また、ある地域に特化した詳細地図、例えば、東京都だけの詳細地図による表示も可能である。この場合に、都市名までではなく、番地や店名などの固有名詞などの表示を同時に行なうことが可能となる。さらに、図20(C)に示されているようなデバイスアイコンなどの表示では、デジタルカメラ10の表示部24の表示領域24Aの表示制限に応じて、図12乃至図18に示されているようないずれかの表示を行なうことが可能である。
図21は、履歴情報の上述の複数の表示方法をユーザが選択可能な場合の表示処理のフローを示すフローチャートである。
入力I/F30によりデジタルカメラ10に履歴情報の表示を行なわせると、フローを開始してまず、デジタルカメラ10は、履歴情報があるかどうかを検索する(ステップS302)。デジタルカメラ10の履歴情報記憶部20Aに履歴情報がない場合(ステップS302をNOに分岐)、デジタルカメラ10は、「履歴情報無し」のエラー出力をして(ステップS304)、処理を終了する(ステップS306)。
一方、履歴情報がある場合(ステップS302をYESに分岐)、デジタルカメラ10はユーザに履歴情報の表示モードの選択を行なわせる(ステップS308)。このステップS308で選択できる表示モードは、通常表示(ステップS310Aで開始)、日付表示(ステップS310Bで開始)、及び位置表示(ステップS310Cで開始)である。
通常表示を選択した場合(ステップS310A)は、表示すべき履歴情報が所定の件数よりも多いかどうか判断する(ステップS312A)。所定の件数よりも少ない場合(ステップS312AをNOに分岐)、デバイス名やIDなどを履歴情報から抽出し(ステップS314A)、上述の図12乃至15に例として示されている所定の表示を行なう(ステップS316A)。一方、表示すべき履歴情報が所定の件数よりも多い場合(ステップS312AをYESに分岐)、まず静止画像の作成を行なったデバイス名及び変更情報を抽出し(ステップS318A)、そして、最新の2件分のデバイス名やIDなどを抽出して(ステップS320A)、上述の図16及び図17に例として示されている所定の表示を行なう(ステップS322A)。
日付表示を選択した場合、履歴情報から日時情報を抽出する(ステップS312B)。続いて、図19(A)乃至(D)に示されているような表示すべき日付データ画像を読み込み(ステップS314B)、これらの画像を用いてユーザに日付などを絞り込ませる(ステップS316B)。最後にデバイス名やIDなどを抽出し(ステップS318B)、図19(E)に示されているような所定の表示を行なう(ステップS320B)。
位置表示を選択した場合、地図情報を読み込み(ステップS312C)、履歴情報内の位置情報を抽出して(ステップS314C)、位置情報と地図情報とをマッピングさせて(ステップS316C)、ユーザに地域の絞込みを行なわせる(ステップS318C)。絞り込まれた位置情報に対応している履歴情報のデバイス名やID等を読み込んで(ステップS320C)、図20(C)のような所定の表示を行なう(ステップS322C)。
以上、本発明の位置実施形態としての情報処理装置としてデジタルカメラ10を例として説明したが、本発明が適用されるデバイスは、デジタルカメラだけではなく、携帯電話、DVDレコーダ、TV、パーソナルコンピュータ、PDAなどの種々の情報処理装置であり、またUPnPやDNLA(Digital Living Network Aliance)などの標準規格によって規定されている論理デバイス、すなわち、Digital Media Server、Digital Media Playerなどにおいても、適用可能である。また、本発明が適用される、送受信されるコンテンツは、本実施形態における静止画像だけではなく、動画像、音楽、音声、テキスト、又はそれらを組み合わせたアルバムコンテンツ等、種々のコンテンツである。
また、実施形態に基づいて、本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
特に、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータがこのプログラムを実行することによって、上記機能を実現することが可能である。
(付記)
前記の具体的実施形態から、以下のような構成の発明を抽出することができる。
(1) コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
上記コンテンツに関連付けられた履歴情報を取得し、この履歴情報を解析して、この履歴情報の解析結果に基づいて履歴表示情報を出力する履歴情報処理手段と、
上記履歴表示情報に基づいて上記コンテンツの履歴情報の表示を行なう表示手段と、
を具備することを特徴とする情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(1)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、送受信の第1乃至第3実施形態が対応する。それらの実施形態において、静止画像が上記コンテンツに、記憶部20が上記コンテンツ記憶手段に、履歴情報処理部38Aが上記履歴情報処理手段に、表示部24が上記表示手段に、デジタルカメラ10が上記情報処理装置に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(1)に記載の情報処理装置によれば、コンテンツに関連付けられた履歴情報を取得すれば、表示手段でそのコンテンツの履歴情報を表示することができ、そのコンテンツの履歴情報を視覚的に容易に把握することができる。
(2) 上記履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段をさらに具備し、
上記履歴情報処理手段は、上記履歴情報を更新する更新手段と、上記更新された履歴情報を外部装置に出力する履歴情報出力手段とを有することを特徴とする(1)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(2)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、送受信の第1乃至第3実施形態が対応する。それらの実施形態において、履歴情報記憶部20Aが上記履歴情報記憶手段に、履歴情報更新部38A4が上記更新手段に、履歴情報出力部38A5が上記履歴情報出力手段に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(2)に記載の情報処理装置によれば、更新手段により履歴情報が更新されるので、履歴情報を最新のものにすることが可能である。また、履歴情報出力手段により更新された履歴情報を外部装置に出力することができるので、この外部装置が(1)に記載の情報処理装置であれば、この外部装置でも更新された履歴情報を表示部で容易に把握することができる。
(3) 上記履歴情報処理手段は、上記コンテンツに関連付けられた履歴情報が上記履歴情報記憶手段に記憶されていない場合に、上記コンテンツに関連付けられた履歴情報を新たに生成する履歴情報生成手段をさらに有することを特徴とする(2)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(3)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、送受信の第1乃至第3実施形態が対応する。それらの実施形態において、履歴情報生成部38A1が上記履歴情報生成手段に対応する。
(作用効果)
この(3)に記載の情報処理装置によれば、当該情報処理装置がコンテンツを作成した場合に、このコンテンツに関連付けられた履歴情報がこの情報処理装置で作成される。作成された履歴情報を(1)及び(2)に記載の情報処理装置で利用することができる。
(4) 通信ネットワークに接続する通信手段と、
上記通信手段を介して上記通信ネットワークに接続された第1の装置から任意のコンテンツを取得し、上記コンテンツ記憶手段に記憶するコンテンツ取得手段及び上記通信手段を介して上記通信ネットワークに接続された第1の装置に当該情報処理装置の上記コンテンツ記憶手段に記憶されている任意のコンテンツを出力するコンテンツ出力手段の少なくとも一方と、
をさらに具備し、
上記履歴情報処理手段は、
当該情報処理装置が上記コンテンツ取得手段を具備する場合、上記通信ネットワークを介して、上記第1の装置から上記コンテンツを取得した際、上記コンテンツに関連する上記履歴情報を取得し、上記履歴情報記憶手段に更新された上記履歴情報を記憶し、
当該情報処理装置が上記コンテンツ出力手段を具備する場合、上記通信ネットワークを介して、上記第1の装置に上記コンテンツを出力した際、上記コンテンツに関連する上記更新された履歴情報を出力することを特徴とする(2)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(4)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、送受信の第1実施形態が対応する。それらの実施形態において、通信部32が上記通信手段に、通信制御部34及びCPU38が上記コンテンツ取得手段に、通信制御部34及びCPU38が上記コンテンツ出力手段に、第1実施形態のステップS224が上記コンテンツに関連付けられた履歴情報を取得することに、第1実施形態のステップS228が上記更新された上記履歴情報を記憶することに、第1実施形態のステップS120が上記コンテンツに関連付けられた履歴情報を出力することに、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(4)に記載の情報処理装置によれば、通信ネットワークを介して、コンテンツを送信並びに/もしくは受信することができる。また、コンテンツの送信並びに/もしくは受信の際に、このコンテンツに関連付けられた履歴情報を送信並びに/もしくは受信することもでき、この履歴情報にコンテンツが送信並びに/もしくは受信された履歴情報を追加して更新することができる。
(5) 通信ネットワークに接続する通信手段をさらに具備し、
上記履歴情報出力手段は、上記更新された履歴情報を上記通信ネットワークに接続された第2の装置に出力することを特徴とする(2)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(5)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、送受信の第1乃至第3実施形態が対応する。それらの実施形態において、通信部32が上記通信手段に、第1実施形態のステップS120、第2実施形態のマルチキャスト、及び第3実施形態の履歴情報管理サーバ50へのアップロードが上記更新された履歴情報を通信ネットワークに接続された第2の装置に出力することに、対応する。
(作用効果)
この(5)に記載の情報処理装置によれば、送受信の第1実施形態場合、第2の装置が(1)に記載の情報処理装置であれば、この第2の装置でも、更新された履歴情報を表示部に表示させて容易に把握することができる。また、送受信の第2実施形態の場合、第2の装置が(4)に記載の情報処理装置であれば、ルータから更新された履歴情報を受信してこれを表示部に表示させて更新された履歴情報を容易に把握できる可能性がある。また、送受信の第3実施形態の場合、第2の装置が(4)に記載の情報処理装置であれば、履歴情報管理サーバから更新された履歴情報を受信してこれを表示部に表示させて更新された履歴情報を容易に把握できる可能性がある。
(6) 上記更新手段は、少なくとも当該情報処理装置の装置識別情報と、上記コンテンツの送受信回数を特定可能な履歴識別情報と、上記コンテンツの送受信の方法を示す送受信方法情報とを上記履歴情報に付加して、上記履歴情報を更新することを特徴とする(4)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(6)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、送受信の第1実施形態が対応する。それらの実施形態において、履歴情報の<devicename>タグ内の記述が上記装置識別情報に、履歴情報の<histID>タグ内の記述が上記コンテンツの送受信回数を特定可能な履歴識別情報に、履歴情報の<method>タグ内の記述が上記送受信方法情報に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(6)に記載の情報処理装置によれば、履歴情報から少なくとも送受信を行なった装置と、送受信の回数と、送受信の方法とを把握することができる。
(7) 上記更新手段は、上記履歴情報を取得並びに/もしくは出力した日時情報、当該情報処理装置の位置情報、及び上記コンテンツの改変情報のうち少なくとも1つを上記履歴情報に付加して、上記履歴情報を更新することを特徴とする(6)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(7)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、送受信の第1実施形態が対応する。それらの実施形態において、履歴情報の<recvdate>タグ及び<recvtime>タグ内の記述が上記履歴情報を取得した日時情報に、履歴情報の<senddate>タグ及び<sendtime>タグ内の記述が上記履歴情報を出力した日時情報に、履歴情報の<sendlocate>タグ及び<recvlocate>タグ内の記述が上記当該情報処理装置の位置情報に、履歴情報の<notify>タグ内の記述が上記コンテンツの改変情報に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(7)に記載の情報処理装置によれば、履歴情報からさらに、履歴情報を取得並びに/もしくは日時情報、当該情報処理装置の位置情報、及びコンテンツの改変情報のうち少なくとも1つを情報処理装置の表示部で把握できる。
(8) 上記表示手段は、上記履歴情報に含まれる上記装置識別情報で特定される装置を示す装置アイコンと、上記送受信方法情報で特定される上記装置の間での上記コンテンツの送受信の方向を示すための第1の方向アイコンと、上記送受信方法情報で特定されるコンテンツの送受信の方法を示す送受信方法アイコンと、を表示することを特徴とする(6)又は(7)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(8)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、履歴情報表示の第1実施形態が対応する。その実施形態において、静止画像を有しているデバイスアイコン60A及び静止画像を有していないデバイスアイコン60Bが上記装置アイコンに、矢印アイコン62Aが上記第1の方向アイコンに、Copyアイコン64A及びMoveアイコン64Bが上記送受信方法アイコンに、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(8)に記載の情報処理装置によれば、コンテンツの送受信に関する主要な情報をアイコンにより視覚的に容易に把握することができる。特に、装置アイコンと送受信方法アイコンとがコンテンツの転送と移動とを区別して表示する場合、送受信の結果、このコンテンツがどのデバイスに記憶されているのかを把握することができる。
(9) 上記履歴情報が、上記コンテンツの改変情報を付加されて更新される場合に、
上記表示手段は、上記のコンテンツの改変情報を示すコンテンツ改変アイコンを上記コンテンツの改変が行なわれた装置を示す上記装置アイコンの周囲に配置して表示することを特徴とする(8)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(9)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、履歴情報表示の第1実施形態が対応する。その実施形態において、変更アイコン66A及び削除アイコン66Bが上記コンテンツ改変アイコンに、対応する。
(作用効果)
この(9)に記載の情報処理装置によれば、(8)の情報処理装置で表示される履歴情報に加えて、コンテンツの改変情報もアイコンにより視覚的に容易に把握することができる。また、コンテンツの改変情報がコンテンツの削除である場合、削除が行なわれたデバイスのユーザに問い合わせるまでもなく、コンテンツが削除されたことを知ることができる。
(10) 上記表示手段は、上記履歴識別情報から特定される上記コンテンツの送受信の回数が所定の回数よりも多いときには、少なくとも、上記装置識別情報からそれぞれ特定される、上記コンテンツの生成を行なった装置を示す上記装置アイコンと、上記履歴情報の更新を最後に行なった装置を示す装置アイコンと、上記第1の方向アイコンとは異なる形態で、上記コンテンツの送受信の方向を示す第2の方向アイコンと、を表示することを特徴とする(8)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(10)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、履歴情報表示の第1実施形態が対応する。その実施形態において、静止画像を有しているデバイスアイコン60A及び静止画像を有していないデバイスアイコン60Bが上記装置アイコンに、破線矢印アイコン62Bが上記第2の方向アイコンに、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(10)に記載の情報処理装置によれば、当該情報処理装置の表示部の表示領域により表示できるアイコンの数が物理的に制限される場合や、コンテンツの送受信を行なったデバイスが多いために全ての装置アイコンを表示することが困難である場合にも、コンテンツを最初に送信したデバイスの情報と、このコンテンツの送受信を行なった直近のデバイスの情報とを得ることができ、コンテンツの送受信についての概略をアイコンにより視覚的に把握することができる。
(11) 上記表示手段に表示されている少なくとも1つのアイコンの中から所望のアイコンを選択するアイコン選択手段をさらに具備し、
上記アイコン選択手段により、上記装置アイコンが選択された場合には、上記表示手段は、上記選択された装置アイコンで示される装置に関連付けられた上記更新された履歴情報を表示することを特徴とする(8)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(11)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、履歴情報表示の第1実施形態が対応する。その実施形態において、カーソル70が上記アイコン選択手段に、ポップアップ表示68Aを出すことが上記装置に関連付けられた上記更新された履歴情報を表示することに、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(11)に記載の情報処理装置によれば、表示部の表示領域が制限される場合などに、送受信を行なった装置のうち、当該情報処理装置のユーザが関心のある装置の履歴情報だけを選択して表示させることができ、限られた表示領域を用いて知りたい履歴情報を把握することができる。
(12) 上記表示手段に表示されている少なくとも1つのアイコンの中から所望のアイコンを選択するアイコン選択手段をさらに具備し、
上記アイコン選択手段により、上記装置アイコンが選択された場合には、上記表示手段は、上記選択された装置アイコンをその他の装置アイコンよりも相対的に大きく表示することを特徴とする(8)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(12)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、履歴表示の第1実施形態が対応する。その実施形態において、カーソル70が上記アイコン選択手段に、拡大デバイスアイコン60Cを表示することが上記選択された装置アイコンをその他の装置アイコンよりも相対的に大きく表示することに、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(12)に記載の情報処理装置によれば、アイコン選択手段により選択された装置アイコンが他の装置アイコンよりも相対的に大きく表示されるので、選択されたデバイスがどれであるかが視覚的に明らかである。
(13) 上記表示手段に表示されている少なくとも1つのアイコンの中から所望のアイコンを選択するアイコン選択手段をさらに具備し、
上記表示手段は、上記アイコン選択手段により、上記第2の方向アイコンが選択された場合には、上記履歴情報の装置識別情報に基づいて、上記コンテンツの生成が行なわれてから上記履歴情報の最後の更新が行なわれるまでの間に行なわれた上記履歴情報の更新に関する中間の履歴情報を表示することを特徴とする(10)に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(13)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、履歴表示の第1実施形態が対応する。その実施形態において、カーソル70が上記アイコン選択手段に、ポップアップ表示68Aを静止画像を有しているデバイスアイコン60A又は静止画像を有していないデバイスアイコン60Bに関連させて表示させることが上記履歴情報の更新に関する中間の履歴情報を表示することに、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(13)に記載の情報処理装置によれば、(10)に記載の情報処理装置で第2の方向アイコンが表示されるだけで表示されていなかったデバイスに関する履歴情報をアイコン選択手段で当該情報処理装置のユーザが選択して表示させることができる。
(14) 上記表示手段の表示可能サイズを取得する表示サイズ取得手段をさらに具備し、
上記表示手段は、上記表示サイズ取得手段により取得された上記表示可能サイズに応じて上記表示される上記中間の履歴情報の表示項目を変更することを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
(対応する実施形態)
この(14)に記載の情報処理装置に関する実施形態は、履歴情報表示の第1実施形態が対応する。その実施形態において、表示制御部26が上記表示サイズ取得手段に、表示部24の表示能力に応じて静止画像を有しているデバイスアイコン60A又は静止画像を有していないデバイスアイコン60Bの表示数を変化させることと、表示部24の表示能力に応じてCopyアイコン64A、Moveアイコン64B、変更アイコン66A、又は削除アイコン66Bを適宜表示させることとが上記表示される上記中間の履歴情報の表示項目を変更することに、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(14)に記載の情報処理装置によれば、表示手段の表示可能サイズに応じて、履歴情報のアイコン表示を最適化することができる。同じ履歴情報を取得したデバイスであってもそのデバイスの表示手段の表示可能サイズに応じて異なる表示を行なうことをデバイスの側で制御して行なうため、送受信される履歴情報に関しては、さまざまな表示手段を有するデバイスの間で互換性を維持することができる。
(15) コンピュータに、
上記コンピュータの記憶手段に記憶されたコンテンツに関連付けられた履歴情報を取得させ、この履歴情報を解析させて、この履歴情報の解析結果に基づいて履歴表示情報を出力させる手順と、
上記履歴表示情報に基づいて上記コンテンツの履歴情報の表示を行なわせる手順と、
を実行させるための制御プログラム。
(対応する実施形態)
この(15)に記載の制御プログラムに関する実施形態は、表示の第1実施形態が対応する。その実施形態において、ステップS314Aが上記コンピュータの記憶手段に記憶されたコンテンツに関連付けられた履歴情報を取得させ、この履歴情報を解析させて、この履歴情報の解析結果に基づいて履歴表示情報を出力させる手順に、ステップS316Aが上記コンテンツの履歴情報の表示を行なわせる手順に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(15)に記載の制御プログラムによれば、情報処理装置にコンテンツに関連付けられた履歴情報を取得させれば、表示手段でそのコンテンツの履歴情報を表示させることができ、そのコンテンツの履歴情報を視覚的に容易に把握することができる。
(16) コンピュータに、
上記履歴情報を記憶させる手順をさらに実行させるものであって、
上記履歴表示情報を出力させる手順は、上記履歴情報を更新させる手順と、この更新された履歴情報を上記情報処理装置の外部装置に出力させる手順とを有することを特徴とする(15)に記載の制御プログラム。
(対応する実施形態)
この(16)に記載の制御プログラムに関する実施形態は、送受信の第1実施形態が対応する。その実施形態において、ステップS116が上記履歴情報を記憶させる手順に(ステップS116の説明に「このステップS116でさらに更新された履歴情報を履歴情報記憶部20Aに記憶してもよい」と記載)、ステップS116が上記履歴情報を更新させる手順に、ステップS120が上記更新された履歴情報を上記情報処理装置の外部装置に出力させる手順に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(16)に記載の制御プログラムによれば、履歴情報が更新させるので、履歴情報を最新のものにさせることが可能である。また、更新された履歴情報を外部装置に出力することができるので、この外部装置が(15)に記載の制御プログラムにより制御される情報処理装置であれば、この外部装置でも更新された履歴情報を表示部で容易に把握することができる。
(17) 上記履歴情報を上記情報装置の外部に出力させる手順は、上記更新された履歴情報を通信ネットワークに接続された外部装置へ出力させる手順を有することを特徴とする(16)に記載の制御プログラム。
(対応する実施形態)
この(17)に記載の制御プログラムに関する実施形態は、送受信の第1実施形態が対応する。その実施形態において、ステップS120が上記更新された履歴情報を通信ネットワークに接続された外部装置に出力することに、対応する。
(作用効果)
この(17)に記載の制御プログラムによれば、第2の装置が(15)に記載の制御プログラムに制御される情報処理装置であれば、この第2の装置でも、更新された履歴情報を表示部に表示させて容易に把握することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置としてのデジタルカメラの概略的なブロック構成図である。 図2は、図1のデジタルカメラの履歴情報処理部の機能ブロック図である。 図3は、履歴情報の記述例である。 図4(A)は、デジタルカメラの記憶部内のディレクトリのツリー構造の例である。図4(B)は、図4(A)に示されているディレクトリのツリー構造に対応した管理情報の記述例である。 図5は、Pushストアで静止画像を送信する際のデジタルカメラの処理のフローチャートを示す図である。 図6(A)は、Pushストアの際の受信側デジタルカメラを選択する画面の表示例である。図6(B)は、Pushストアする画像の選択画面の表示例である。 図7は、Pullストアで静止画像を受信する際のデジタルカメラの処理のフローチャートを示す図である。 図8(A)は、Pullストアの際の送信側デジタルカメラを選択する画面の表示例である。図8(B)は、Pullストアする画像の選択画面の表示例である。 図9は、デジタルカメラで静止画像が削除又は変更された際に、履歴情報に追記される記述の例である。 図10は、履歴情報管理サーバと、この履歴情報管理サーバと履歴情報を送受信している複数のデジタルカメラとを示す図である。 図11は、履歴情報管理サーバに記憶されている履歴情報の場所指定の例である。 図12は、静止画像の作成を行なったデジタルカメラから2度送受信された静止画像を最後に受信したデジタルカメラの表示部で履歴情報を閲覧した場合の履歴情報表示の例である。 図13は、デジタルカメラからデジタルカメラに静止画像を「移動」した場合の履歴情報表示の例である。 図14は、各デジタルカメラがネットワークに接続可能である場合に、図13に示されているデジタルカメラ(dev001)に保存されている静止画像が変更された場合の履歴情報表示の例である。 図15は、各デジタルカメラがネットワークに接続可能である場合に、図13に示されているデジタルカメラ(dev001)が記憶していた静止画像が削除された場合の履歴情報表示の例を示している。 図16は、履歴情報の記述内容が多くなった場合の履歴情報の表示例を示している。 図17(A)は、図16に示されている表示状態から履歴表示モードに入った場合の表示例を示している。図17(B)は、カーソルを破線矢印アイコンに合わせたときの表示例を示している。図17(C)は、破線矢印アイコンにカーソルを合わせて選択指示を出した時の表示例を示している。図17(D)は、図17(C)の表示状態からデジタルカメラの入力I/Fを用いてカーソルを左に動かした時の表示例を示している。 図18(A)、(B)は、それぞれ、デジタルカメラの表示部がアイコンを表示できるほど大きくない場合の履歴情報表示の例を示している。 図19(A)乃至(E)は、それぞれ、履歴情報と日付情報との関連を用いた履歴情報の表示例を示している。 図20(A)乃至(C)は、それぞれ、履歴情報と位置情報との関連を用いた履歴情報の表示例を示している。 図21は、履歴情報の複数の表示方法をデジタルカメラのユーザが選択可能な場合の表示処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
10…デジタルカメラ、 10A…デジタルカメラ、 10B…デジタルカメラ、 10C…デジタルカメラ、 12…撮像部、 14…撮像制御部、 16…Flash ROM、 18…RAM、 20…記憶部、 20A…履歴情報記憶部、 22…記憶制御部、 24…表示部、 24A…表示領域、 26…表示制御部、 28…電源制御部、 30…入力I/F、 32…通信部、 34…通信制御部、 36…位置情報処理部、 38…CPU、 38A…履歴情報処理部、 38A1…履歴情報生成部、 38A2…履歴情報取得部、 38A3…履歴情報解析部、 38A4…履歴情報更新部、 38A5…履歴情報出力部、 38A6…履歴情報表示制御部、 38A7…履歴情報記憶制御部、 50…履歴情報管理サーバ、 静止画像を有しているデバイスアイコン…60A、 静止画像を有していないデバイスアイコン…60B、 拡大デバイスアイコン…60C、 静止画像を有しているデバイス表示…60’A、 静止画像を有していないデバイス表示…60’B、 62A…矢印アイコン、 62B…破線矢印アイコン、 矢印表示…62’A、 64A…Copyアイコン、 64B…Moveアイコン、 64’A…Copy表示、 64’B…Move表示、 66A…変更アイコン、 66B…削除アイコン、 68A…ポップアップ表示、 68B…ポップアップ表示、 68C…ポップアップ表示、 70…カーソル、 72…スクロールバー、 80A…年アイコン、 80B…月アイコン、 80C…日付アイコン、 80D…時間アイコン、 90A…位置履歴表示、 90B…位置履歴詳細表示。

Claims (17)

  1. コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    上記コンテンツに関連付けられた履歴情報を取得し、この履歴情報を解析して、この履歴情報の解析結果に基づいて履歴表示情報を出力する履歴情報処理手段と、
    上記履歴表示情報に基づいて上記コンテンツの履歴情報の表示を行なう表示手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段をさらに具備し、
    上記履歴情報処理手段は、上記履歴情報を更新する更新手段と、上記更新された履歴情報を外部装置に出力する履歴情報出力手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記履歴情報処理手段は、上記コンテンツに関連付けられた履歴情報が上記履歴情報記憶手段に記憶されていない場合に、上記コンテンツに関連付けられた履歴情報を新たに生成する履歴情報生成手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 通信ネットワークに接続する通信手段と、
    上記通信手段を介して上記通信ネットワークに接続された第1の装置から任意のコンテンツを取得し、上記コンテンツ記憶手段に記憶するコンテンツ取得手段及び上記通信手段を介して上記通信ネットワークに接続された第1の装置に当該情報処理装置の上記コンテンツ記憶手段に記憶されている任意のコンテンツを出力するコンテンツ出力手段の少なくとも一方と、
    をさらに具備し、
    上記履歴情報処理手段は、
    当該情報処理装置が上記コンテンツ取得手段を具備する場合、上記通信ネットワークを介して、上記第1の装置から上記コンテンツを取得した際、上記コンテンツに関連する上記履歴情報を取得し、上記履歴情報記憶手段に上記更新された履歴情報を記憶し、
    当該情報処理装置が上記コンテンツ出力手段を具備する場合、上記通信ネットワークを介して、上記第1の装置に上記コンテンツを出力した際、上記コンテンツに関連する上記更新された履歴情報を出力することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 通信ネットワークに接続する通信手段をさらに具備し、
    上記履歴情報出力手段は、上記更新された履歴情報を上記通信ネットワークに接続された第2の装置に出力することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 上記更新手段は、少なくとも当該情報処理装置の装置識別情報と、上記コンテンツの送受信回数を特定可能な履歴識別情報と、上記コンテンツの送受信の方法を示す送受信方法情報とを上記履歴情報に付加して、上記履歴情報を更新することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 上記更新手段は、上記履歴情報を取得並びに/もしくは出力した日時情報、当該情報処理装置の位置情報、及び上記コンテンツの改変情報のうち少なくとも1つを上記履歴情報に付加して、上記履歴情報を更新することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 上記表示手段は、上記履歴情報に含まれる上記装置識別情報で特定される装置を示す装置アイコンと、上記送受信方法情報で特定される上記装置の間での上記コンテンツの送受信の方向を示すための第1の方向アイコンと、上記送受信方法情報で特定されるコンテンツの送受信の方法を示す送受信方法アイコンと、を表示することを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 上記履歴情報が、上記コンテンツの改変情報を付加されて更新される場合に、
    上記表示手段は、上記のコンテンツの改変情報を示すコンテンツ改変アイコンを上記コンテンツの改変が行なわれた装置を示す上記装置アイコンの周囲に配置して表示することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 上記表示手段は、上記履歴識別情報から特定される上記コンテンツの送受信の回数が所定の回数よりも多いときには、少なくとも、上記装置識別情報からそれぞれ特定される、上記コンテンツの生成を行なった装置を示す上記装置アイコンと、上記履歴情報の更新を最後に行なった装置を示す装置アイコンと、上記第1の方向アイコンとは異なる形態で、上記コンテンツの送受信の方向を示す第2の方向アイコンと、を表示することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 上記表示手段に表示されている少なくとも1つのアイコンの中から所望のアイコンを選択するアイコン選択手段をさらに具備し、
    上記アイコン選択手段により、上記装置アイコンが選択された場合には、上記表示手段は、上記選択された装置アイコンで示される装置に関連付けられた上記更新された履歴情報を表示することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  12. 上記表示手段に表示されている少なくとも1つのアイコンの中から所望のアイコンを選択するアイコン選択手段をさらに具備し、
    上記アイコン選択手段により、上記装置アイコンが選択された場合には、上記表示手段は、上記選択された装置アイコンをその他の装置アイコンよりも相対的に大きく表示することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  13. 上記表示手段に表示されている少なくとも1つのアイコンの中から所望のアイコンを選択するアイコン選択手段をさらに具備し、
    上記表示手段は、上記アイコン選択手段により、上記第2の方向アイコンが選択された場合には、上記履歴情報の装置識別情報に基づいて、上記コンテンツの生成が行なわれてから上記履歴情報の最後の更新が行なわれるまでの間に行なわれた上記履歴情報の更新に関する中間の履歴情報を表示することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  14. 上記表示手段の表示可能サイズを取得する表示サイズ取得手段をさらに具備し、
    上記表示手段は、上記表示サイズ取得手段により取得された上記表示可能サイズに応じて上記表示される上記中間の履歴情報の表示項目を変更することを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. コンピュータに、
    上記コンピュータの記憶手段に記憶されたコンテンツに関連付けられた履歴情報を取得させ、この履歴情報を解析させて、この履歴情報の解析結果に基づいて履歴表示情報を出力させる手順と、
    上記履歴表示情報に基づいて上記コンテンツの履歴情報の表示を行なわせる手順と、
    を実行させるための制御プログラム。
  16. コンピュータに、
    上記履歴情報を記憶させる手順をさらに実行させるものであって、
    上記履歴表示情報を出力させる手順は、上記履歴情報を更新させる手順と、この更新された履歴情報を上記情報処理装置の外部装置に出力させる手順とを有することを特徴とする請求項15に記載の制御プログラム。
  17. 上記履歴情報を上記情報装置の外部に出力させる手順は、上記更新された履歴情報を通信ネットワークに接続された外部装置へ出力させる手順を有することを特徴とする請求項16に記載の制御プログラム。
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