JP2008129566A - ワンタッチ着脱可能なネジ無し磁着ヒンジ、それを利用したテンプル交換システム - Google Patents
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Abstract
【課題】眼鏡を使用している場合は外れ難く、テンプルの組立て又は着脱の際はワンタッチで簡単に脱着出来る様にし、且つ、テンプルの交換も容易にする事。
【解決手段】上下表面の一方の面に座ぐり凹部(15)が設けられた雌コマ部(10)と、その雌コマ部の二枚コマの間に嵌合されるテンプルピース端部(31)の雄コマ部(20)とは、前記雌コマ部凹部に嵌合される磁石部材からなる頭部を有する押しピン形状体(40)のピン部(42)を回動軸として、回動可能に連結され、前記磁石頭部(41)は雌コマ部又は雄コマ部に直接又は間接的に磁着されるようにされ、そして、別体の磁石又は磁性体(G)により押しピン形状体(40)が取り外せる様なヒンジ部の構造にした。
【選択図】図1
【解決手段】上下表面の一方の面に座ぐり凹部(15)が設けられた雌コマ部(10)と、その雌コマ部の二枚コマの間に嵌合されるテンプルピース端部(31)の雄コマ部(20)とは、前記雌コマ部凹部に嵌合される磁石部材からなる頭部を有する押しピン形状体(40)のピン部(42)を回動軸として、回動可能に連結され、前記磁石頭部(41)は雌コマ部又は雄コマ部に直接又は間接的に磁着されるようにされ、そして、別体の磁石又は磁性体(G)により押しピン形状体(40)が取り外せる様なヒンジ部の構造にした。
【選択図】図1
Description
眼鏡のヒンジに関し、詳しくは、磁着式のワンタッチ着脱ヒンジとそれを利用したテンプル交換システムに関する。
従来、磁着部材の磁着力を利用し、ヒンジ部に使用しネジを無くしたものとしては、特開平10−284317号や特開平11−119166号が開示されている。
しかしながら、上記特開平10−284317号や特開平11−119166号に於いては、組立に於いてはネジがいらなくて、着脱は比較的簡単で、便利ではあるが、眼鏡を装着している時に於いても、テンプルの自由端部の最端部近辺に力が加わったりすると、梃子の原理によりヒンジ部に力が集中的に掛かり簡単に外れてしまうという危惧が両方ともにあった。又、テンプル先端部のヒンジ部分も磁石を有する特殊な形状に設計する必要があり、テンプルを交換部品として作るのには費用が掛かり過ぎた。
本発明に於いては上記課題を解決する為に、先ず、雌コマ部と、そのコマの間に嵌合されるテンプルピース端部の雄コマ部とは、磁石部材からなる頭部を有する押しピン形状体のピン部を回動軸として回動可能に連結され、前記磁石頭部は雌コマ部又は雄コマ部に直接又は間接的に磁着されるようにされ、そして、別体の磁石又は磁性体により前記押しピン形状体が取り外せる様にされた事を特徴とする、ワンタッチ着脱可能なネジ無し磁着ヒンジの提供を図った。
次に、上下表面の一方の面に座ぐり凹部が設けられた雌コマ部と、その雌コマ部の二枚コマの間に嵌合されるテンプルピース端部の雄コマ部とは、前記雌コマ部凹部に嵌合される磁石部材からなる頭部を有する押しピン形状のピン部を回動軸として、回動可能に連結され、前記磁石頭部は雌コマ部又は雄コマ部に直接又は間接的に磁着されるようにされ、そして、別体の磁石又は磁性体により押しピン形状体が取り外せる様にされた事を特徴とするワンタッチ着脱可能なネジ無し磁着ヒンジの提供を図った。
更に、適当なアガキを出す為に、前記雄コマ部と雌コマ部の摺動面にアガキ発生用の弾性体を嵌合した。又、雌コマ部又は雄コマ部のどちらか一方又は両方が磁性体からなるようにした。
そして、上記本発明の磁着ヒンジを使用し、簡単に複数のテンプルを交換可能にした。
本発明によると、テンプル端部の雄コマ部が雌コマ部の間に嵌合されているので、例えテンプル最端部に余分な力が掛かったとしても簡単に外れる事は無くなった。そして押しピン状の形状にされた事により、別体の磁石又は磁性体の使用により簡単に着脱が出来、テンプルも通常の形状での製作が可能となり交換テンプル部品としての値段も安く出来るようになった。又、組立に於けるネジ締めの手間が省け、誰でもが簡単に組立て出来るようになった
以下最良の形態を図により実施例として詳述する。
図1は本発明の磁着ヒンジ部Tの要部分解斜視図であり、上下表面の一方の面(この図の場合は上表面)に座ぐり凹部15が設けられた雌コマ部10と、その雌コマ部の二枚コマ12,14の間に嵌合されるテンプルピース端部31の雄コマ部20とは、前記雌コマ部凹部15に嵌合される磁石部材からなる頭部41を有する押しピン形状体40のピン部42を回動軸として、回動可能に連結される。そして、前記磁石頭部41は雌コマ部又は雄コマ部に直接又は間接的に磁着されるようにされている。これは、例えば、雌コマ部が磁性体で、雄コマ部が非磁性体でも良いし、又雌コマ部が非磁性体で、雄コマ部が磁性体であっても良く、更に雌コマ部と雄コマ部両方が磁性体であっても良い。そして、別体の磁石又は磁性体Gにより押しピン形状体40が取り外せる様にされる。
図2,3はヒンジ部の着脱の工程を示した要部側面図であり、先ず雌コマ部10の二枚コマ12,14の間に雄コマ部20を差込、そして、別体の磁石G又は磁性体に押しピン形状体40の頭部1を磁着させる。そして、雌コマ部凹部15の中に押しピン形状体を挿入し、雄コマ部20を少し動かし軸孔を合わせる。するとカチッと音がして押しピン形状体が所定の位置に収まる。そこで、別体磁石G又は磁性体を横滑りさせるように移動する。それで組立ては完了する。非常に簡単で素人でもミス無く行える。今迄のネジを使用したヒンジであれば、小さいネジをドライバーに嵌めるだけでも大変で、それを細いネジ穴に挿入して締める事は一般の人には殆ど出来なかった。又、逆に取り外す場合は、磁石又は磁性体Gを押しピン形状体40に磁着させ、垂直に引き上げるだけで簡単に分解できる。
又、図3のように雌コマ部10の下部コマ部14には孔を設け無くても良く、勿論図4のように穴を設けても構わない。ただネジ目は切らなくても済み手間は省ける。
図5はテンプル開閉の際に、適宜なアガキを出す為に、雌コマ部10aと雄コマ部20aの間の摺動面25に弾性体50を配しても良い。弾性体はコイルバネ、板バネ、ワッシャーバネ等で良い。
そして図6のように、磁石又は磁性体即ち鉄製の物が有れば、誰でも簡単に取り外し取付が出来るので、テンプルの交換もユーザーが簡単に行える。勿論、取り外し専用の磁石や磁性体を提供することも可能である。又、交換用のテンプル30aも特別に磁石を組み込む必要が無く、通常のテンプル30と同様に製作できるので安価に仕上がる。それどころか従来のネジ式のテンプルもサイズさえ合えばそのまま使用出来る。
眼鏡に於いての広い応用が期待される。
10 雌コマ部
12,14 上下二枚コマ
15 雌コマ部座ぐり凹部
16、17 軸穴
20 雄コマ部
22 雄コマ部軸穴
25 雌コマ部と雄コマ部の摺動面
30 テンプル
31 テンプル端部
40 押しピン形状体
41 押しピン形状体頭部
41 押しピン形状体ピン部
G 別体磁石又は磁性体
12,14 上下二枚コマ
15 雌コマ部座ぐり凹部
16、17 軸穴
20 雄コマ部
22 雄コマ部軸穴
25 雌コマ部と雄コマ部の摺動面
30 テンプル
31 テンプル端部
40 押しピン形状体
41 押しピン形状体頭部
41 押しピン形状体ピン部
G 別体磁石又は磁性体
Claims (5)
- 雌コマ部と、そのコマの間に嵌合されるテンプルピース端部の雄コマ部とは、磁石部材からなる頭部を有する押しピン形状体のピン部を回動軸として回動可能に連結され、前記磁石頭部は雌コマ部又は雄コマ部に直接又は間接的に磁着されるようにされ、そして、別体の磁石又は磁性体により前記押しピン形状体が取り外せる様にされた事を特徴とする、ワンタッチ着脱可能なネジ無し磁着ヒンジ。
- 上下表面の一方の面に座ぐり凹部が設けられた雌コマ部と、その雌コマ部の二枚コマの間に嵌合されるテンプルピース端部の雄コマ部とは、前記雌コマ部凹部に嵌合される磁石部材からなる頭部を有する押しピン形状のピン部を回動軸として、回動可能に連結され、前記磁石頭部は雌コマ部又は雄コマ部に直接又は間接的に磁着されるようにされ、そして、別体の磁石又は磁性体により押しピン形状体が取り外せる様にされた事を特徴とする、ワンタッチ着脱可能なネジ無し磁着ヒンジ。
- 前記雄コマ部と雌コマ部の摺動面にアガキ発生用の弾性体を嵌合した事を特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載のワンタッチ着脱可能なネジ無し磁着ヒンジ。
- 前記雌コマ部又は雄コマ部のどちらか一方又は両方が磁性体からなることを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載のワンタッチ着脱可能なネジ無し磁着ヒンジ。
- 前記請求項1又は2記載の磁着ヒンジを使用し、複数のテンプルを交換可能に使用される様にした事を特徴とする、テンプル交換システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006343565A JP2008129566A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | ワンタッチ着脱可能なネジ無し磁着ヒンジ、それを利用したテンプル交換システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006343565A JP2008129566A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | ワンタッチ着脱可能なネジ無し磁着ヒンジ、それを利用したテンプル交換システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008129566A true JP2008129566A (ja) | 2008-06-05 |
Family
ID=39555383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006343565A Pending JP2008129566A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | ワンタッチ着脱可能なネジ無し磁着ヒンジ、それを利用したテンプル交換システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008129566A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011108336A1 (de) * | 2011-07-25 | 2013-01-31 | Marianne Wolff | Brille |
JP2014515502A (ja) * | 2011-05-31 | 2014-06-30 | ラク キム、チャン | 磁石を利用した取替え可能なテンプルを有する眼鏡 |
US9829719B1 (en) | 2016-08-01 | 2017-11-28 | Asher Neren | Eyeglasses assembly comprising frame and interchangeable side pieces |
-
2006
- 2006-11-22 JP JP2006343565A patent/JP2008129566A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014515502A (ja) * | 2011-05-31 | 2014-06-30 | ラク キム、チャン | 磁石を利用した取替え可能なテンプルを有する眼鏡 |
DE102011108336A1 (de) * | 2011-07-25 | 2013-01-31 | Marianne Wolff | Brille |
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