JP2008129074A - 光学装置 - Google Patents

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卓哉 織田
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Abstract

【課題】本発明は、プロジェクタ、光スイッチ、バーコード、コピー機等に適用される光学装置に関し、小型化を図ることのできる光学装置を提供することを課題とする。
【解決手段】光源13と、光源13から放出された光Aを反射するミラー54を有するミラー素子12と、ミラー素子12を収容すると共に、ミラー54が反射した光Cを透過させる光透過部46を有するミラー素子収容体11と、を備えた光学装置10であって、光源13をミラー素子収容体11の内部に設けると共に、光源13から放出された光Aをミラー54に向けて反射させる反射部材14をミラー素子収容体11に設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学装置に係り、特にプロジェクタ、光スイッチ、バーコード、コピー機等に適用される光学装置に関する。
プロジェクタ、光スイッチ、バーコード、コピー機等には、図1に示すような光学装置が設けられている。
図1は、従来の光学装置を示す図である。
図1を参照するに、光学装置200は、光源201と、リフレクタ202と、ミラー素子収容体203と、ミラー素子204と、投影レンズ205と、支持体211とを有する。
光源201は、ミラー素子204、ミラー素子収容体203、及び投影レンズ205から離間した位置に設けられている。光源201は、支持体211に支持されている。光源201は、光を放出するためのものである。光源201としては、例えば、ハロゲンランプが用いられる。リフレクタ202は、光源201を囲むように支持体211に設けられている。リフレクタ202は、ミラー素子204に向かうように光源201から放出された光を反射させるためのものである。
ミラー素子収容体203は、配線基板206と、カバー207とを有する。配線基板206は、ミラー素子204と電気的に接続される配線パターン(図示せず)を有する。カバー207は、ミラー素子204を囲むように配線基板206に設けられている。カバー207は、光透過性を有した材料により構成されている。これにより、光源201が放出した光をミラー素子204が受光したり、ミラー素子204が反射する光をミラー素子収容体203の外部に放出したりすることができる。
ミラー素子204は、配線基板206に実装されている。ミラー素子204は、配線基板206に設けられた配線パターン(図示せず)と接続されている。ミラー素子204は、複数のミラー209を有する。複数のミラー209は、カバー207と対向する部分のミラー素子204に設けられている。複数のミラー209は、他のミラー209とは独立してそれぞれ角度を変えることが可能な構成とされている。複数のミラー209は、その角度を変化させることで、オン状態/オフ状態の切り替えを行なう。オン状態とは、光源201からの光を投影レンズ205に反射させる状態であり、オフ状態とは、光源201からの光を投影レンズ205に反射させない状態のことである。
投影レンズ205は、光源201、リフレクタ202、ミラー素子収容体203、及びミラー素子204から離間した位置に設けられている。投影レンズ205は、ミラー209が反射した光を拡大投影するためのものである。
なお、上記光学装置200を用いて、カラー画像を投影する場合には、光源201とミラー素子204との間に別途、カラーフィルタ(図示せず)を設ける必要がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−117931号公報
しかしながら、従来の光学装置200では、光源201及びリフレクタ202と、ミラー素子収容体203及びミラー素子204とをそれぞれ独立した構成要素として離間させた状態で配置していたため、光学装置200の小型化を図ることが困難であるという問題があった。
そこで本発明は、小型化を図ることのできる光学装置を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、光源と、前記光源から放出された光を反射するミラーを有するミラー素子と、前記ミラー素子を収容すると共に、前記ミラーが反射した光を透過させる光透過部を有するミラー素子収容体と、を備えた光学装置であって、前記光源を前記ミラー素子収容体の内部に設けると共に、前記光源から放出された光を前記ミラーに向けて反射させる反射部材を前記ミラー素子収容体に設けたことを特徴とする光学装置が提供される。
本発明によれば、光源をミラー素子収容体の内部に設けると共に、光源から放出された光をミラーに向けて反射させる反射部材をミラー素子収容体に設けることにより、ミラー素子収容体から離間した位置に光源及びリフレクタを設けた従来の光学装置と比較して、光学装置の小型化を図ることができる。
本発明によれば、光学装置の小型化を図ることができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る光学装置の断面図であり、図3は、図2に示す配線基板に実装されたミラー素子及び光源の平面図である。図2において、Aは光源13から放出された光(以下「光A」とする)、Bは反射部材14に反射された光(以下「光B」とする)、Cはミラー素子12のミラー54に反射された光(以下「光C」とする)、Dは投影レンズ16により拡大投影された光束をそれぞれ示している。
図2及び図3を参照するに、第1の実施の形態の光学装置10は、ミラー素子収容体11と、ミラー素子12と、光源13と、反射部材14と、投影レンズ16と、吸着剤17とを有する。
ミラー素子収容体11は、ミラー素子12を収容すると共に、ミラー素子12が収容された空間E1を気密している。ミラー素子収容体11は、配線基板22と、カバー23とを有する。
配線基板22は、基板本体25と、貫通ビア27〜29と、配線31,32とを有する。基板本体25は、板状とされている。基板本体25には、貫通孔34〜36が形成されている。貫通孔34は、ミラー素子12が配設される領域の近傍に位置する部分の基板本体25を貫通するように形成されている。貫通孔35,36は、光源13が配設される領域の近傍に位置する部分の基板本体25を貫通するように形成されている。
基板本体25の材料としては、例えば、シリコン、セラミック、Fe−Ni−Co合金等を用いることができる。基板本体25の材料としてシリコンやFe−Ni−Co合金を用いた場合、貫通ビア27〜29との絶縁のため、基板本体25の表面(貫通孔34〜36を構成する部分の基板本体25の表面も含む)に絶縁膜(図示せず)を設ける。この場合の絶縁膜としては、例えば、酸化膜を用いることができる。
貫通ビア27は、貫通孔34に設けられている。貫通ビア27の上端部は、ワイヤ38を介して、ミラー素子12の電極パッド55と電気的に接続(ワイヤボンディング接続)されている。貫通ビア27の下端部は、外部接続端子としての機能を奏する。
貫通ビア28は、貫通孔35に設けられている。貫通ビア28の上端部は、配線31と接続されている。貫通ビア28の下端部は、外部接続端子としての機能を奏する。
貫通ビア29は、貫通孔36に設けられている。貫通ビア29の上端部は、配線32と接続されている。貫通ビア29の下端部は、外部接続端子としての機能を奏する。貫通ビア27〜29の材料としては、例えば、導電金属を用いることができる。
配線31は、貫通ビア28の形成位置に対応する部分の基板本体25の上面25Aに設けられている。配線31は、貫通ビア28と接続されている。配線31は、バンプ41を介して、光源13と電気的に接続されている。
配線32は、貫通ビア29の形成位置に対応する部分の基板本体25の上面25Aに設けられている。配線32は、貫通ビア29と接続されている。配線32は、バンプ42を介して、光源13と電気的に接続されている。
カバー23は、カバー本体45と、光透過部46とを有する。カバー本体45は、配線基板22上に設けられている。ミラー素子12及び光源13の上方に位置する部分のカバー本体45には、貫通部48が形成されている。カバー本体45の材料としては、例えば、樹脂、ガラス、金属等を用いることができる。具体的な樹脂としては、例えば、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂等を用いることができる。また、金属としては、例えば、Fe−Ni−Co合金を用いることができる。
光透過部46は、貫通部48に設けられている。光透過部46は、光透過領域Fを有する。光透過領域Fは、ミラー素子12が反射する光Cをミラー素子収容体11の外部に放出する部分である。光透過部46の材料としては、光を透過させる機能を有する材料を用いることができる。光透過部46の具体的な材料としては、例えば、ガラスを用いることができる。
ミラー素子12は、配線基板22上に設けられている。ミラー素子12は、ミラー素子収容体11内に収容されている。ミラー素子12は、ミラー素子本体53と、複数のミラー54と、電極パッド55とを有する。ミラー素子本体53は、貫通ビア27,28に囲まれた部分の基板本体25の上面25Aに固定されている。
複数のミラー54は、光透過領域Fと対向する部分のミラー素子本体53に設けられている。複数のミラー54は、それぞれ独立してミラー54の角度を変えることが可能な構成とされている。複数のミラー54は、その角度を変化させることで、オン状態/オフ状態の切り替えを行なう。オン状態とは、反射部材14により反射された光Bを投影レンズ16に向けて光Cとして反射させる状態のことである。オフ状態とは、反射部材14により反射された光Bを投影レンズ16に向けて反射させない状態のことである。
電極パッド55は、光透過領域Fと対向する部分のミラー素子本体53に設けられている。電極パッド55は、ミラー素子本体53と電気的に接続されている。電極パッド55は、ワイヤ38を介して、貫通ビア27と電気的に接続されている。
ミラー素子12としては、例えば、DMD(Digital Micromirror Device:TEXAS INSTURUMENTS社の登録商標)を用いることができる。DMDは、複数のミラー54と、ミラー素子本体53に設けられたメモリー素子(図示せず)とを有する。メモリー素子(図示せず)は、複数のミラー54の角度を変化させるためのものである。また、ミラー素子12としてメモリー素子を備えていないものを用いる場合には、図示していない電磁石をミラー素子12の周囲に設けて複数のミラー54の角度を変化させる。
光源13は、ミラー素子収容体11の内部に設けられている。光源13は、電極パッド58,59を有する。電極パッド58は、バンプ41と接続されている。電極パッド58は、バンプ41を介して、配線31と電気的に接続されている。電極パッド59は、バンプ42と接続されている。電極パッド59は、バンプ42を介して、配線32と電気的に接続されている。
このように、ミラー素子12を収容するミラー素子収容体11の内部に光源13を設けることにより、ミラー素子収容体203から離間した位置に光源201を設けた従来の光学装置200(図1参照)と比較して、光学装置10の小型化を図ることができる。
また、ミラー素子収容体11の内部に光源13を設けることにより、光源13を支持する支持体211(図1を参照)を設ける必要がなくなるため、光学装置10のコストを低減することができる。
光源13としては、例えば、発光素子を用いることができる。発光素子としては、例えば、発光ダイオード、レーザダイオード等を用いることができる。発光ダイオード、レーザダイオード等の発光素子は、ハロゲンランプと同等の輝度を有すると共に、従来の光学装置200の光源201(図1参照)として使用されていたハロゲンランプと比較して非常に小型化されている。そのため、光源13として発光素子を用いることにより、ミラー素子収容体11の内部に光源13を配置することが可能となる。
図4は、図2に示す反射部材が設けられたミラー素子収容体の平面図である。
図2及び図4を参照するに、反射部材14は、光透過領域Fを除いた部分の光透過部46の面46A(投影レンズ16と対向する側の光透過部46の面)を覆うように設けられている。光透過部46と接触する側の反射部材14の面14Aは、略鏡面とされている。反射部材14は、光源13から放出された光Aをミラー素子12の複数のミラー54に向かうように反射する(図2に示す光Bが反射部材14の面14Aにより反射された光)ためのものである。また、反射部材14は、光源13から放出された光Aがミラー54を介することなく、直接、光透過部46を通過して、ミラー素子収容体11の外部に放出されることを防止する遮光板の機能を有する。
このように、ミラー素子12を収容するミラー素子収容体11に反射部材14を設けることにより、ミラー素子収容体203から離間した位置にリフレクタ202を設けた従来の光学装置200(図1参照)と比較して、光学装置10の小型化を図ることができる。
反射部材14としては、例えば、金属板や金属膜等を用いることができる。反射部材14となる金属板の材料としては、例えば、Ag、Al、Cr、Fe系合金、Ni系合金、Al系合金、Cr系合金等を用いることができる。反射部材14となる金属膜としては、例えば、Al膜、Ag膜、Cr膜等を用いることができる。Al膜、Ag膜、及びCr膜は、例えば、真空蒸着法やスパッタ法等の方法により形成することができる。反射部材14の厚さM1(金属膜の場合)は、例えば、0.2μmとすることができる。
図2を参照するに、投影レンズ16は、光透過部46から離間した状態で、光透過領域Fの上方に配設されている。投影レンズ16は、光透過部46の光透過領域Fと対向している。投影レンズ16は、複数のミラー54が反射した光Cを拡大投影するためのものである。
吸着剤17は、ミラー素子収容体11の内部(具体的には、配線基板22上)に設けられている。吸着剤17は、ミラー素子収容体11内に形成された空間E1に存在する水分及び/又はガス(例えば、O、CO、CO、N等のガス)を吸着するためのものである。吸着剤17としては、例えば、ゲッターと呼ばれるZr系合金を用いることができる。
このような吸着剤17をミラー素子収容体11内に設けることにより、空間E1に存在する水分及び/又はガス(例えば、O、CO、CO、N等のガス)が吸着剤17に吸着されるため、空間E1に存在する水分及び/又はガスがミラー54の動作に悪影響を及ぼすことを防止できる。
本実施の形態の光学装置によれば、光源13となる発光素子をミラー素子収容体11の内部に設けると共に、光透過領域Fを除く光透過部46の面46Aに光源13から放出された光Aを複数のミラー54に向けて反射させる反射部材14を設けることにより、ミラー素子収容体203から離間した位置に光源201及びリフレクタ202(本願の反射部材14に相当する構成)を設けた従来の光学装置200(図1参照)と比較して、光学装置10の小型化を図ることができる。
また、ミラー素子収容体11の内部に光源13を設けることにより、光源13を支持する支持体を設ける必要がなくなるため、光学装置10のコストを低減することができる。
なお、本実施の形態では、1つの発光素子よりなる光源13を例に挙げて説明したが、複数の発光素子を光源としてもよい。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る光学装置の断面図である。図5において、第1の実施の形態の光学装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図5を参照するに、第2の実施の形態に係る光学装置70は、第1の実施の形態の光学装置10に設けられた反射部材14を空間E1側に位置する光透過部46の面46B(光透過領域Fに対応する部分の光透過部46の面46Bは除く)に配設すると共に、略鏡面とされた反射部材14の面14Aを光源13と対向させた以外は光学装置10と同様に構成される。
このように、気密された空間E1内に位置する光透過部46の面46Bに反射部材14を設けることにより、光透過部46の面46Aに反射部材14を設けた場合と比較して、反射部材14の劣化を抑制することができる。
本実施の形態の光学装置によれば、光源13となる発光素子をミラー素子収容体11の内部に設けると共に、気密された空間E1内に位置する光透過部46の面46Bに反射部材14を設けることにより、ミラー素子収容体203から離間した位置に光源201及びリフレクタ202を設けた従来の光学装置200(図1参照)と比較して、光学装置70の小型化を図ることができると共に、反射部材14の劣化を抑制することができる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る光学装置の断面図であり、図7は、図6に示す配線基板に実装されたミラー素子及び光源の平面図である。図6及び図7において、第1の実施の形態の光学装置10と同一構成部分には同一符号を付す。また、図6において、緑色発光素子86−2及び青色発光素子86−3を図示することは困難なため、緑色発光素子86−2及び青色発光素子86−3に設けられた電極パッド58,59と、緑色発光素子86−2及び青色発光素子86−3の電極パッド58,59に接続されたバンプ41,42の図示を省略する。
図6及び図7を参照するに、第3の実施の形態の光学装置80は、第1の実施の形態の光学装置10に設けられたミラー素子収容体11及び光源13の代わりにミラー素子収容体81と、赤色発光素子86−1、緑色発光素子86−2、及び青色発光素子86−3を有する光源82とを設けた以外は光学装置10と同様に構成される。
ミラー素子収容体81は、第1の実施の形態で説明したミラー素子収容体11に設けられた配線基板22の代わりに配線基板83を設けた以外はミラー素子収容体11と同様に構成される。
配線基板83は、基板本体84と、貫通ビア27,28−1〜28−3,29−1〜29−3と、配線31−1〜31−3,32−1〜32−3とを有する。基板本体84は、第1の実施の形態で説明した基板本体25の構成に、さらに貫通ビア28−1,28−3,29−1,29−3を配設するための貫通孔35,36を設けた以外は基板本体25と同様に構成される。貫通ビア28−1,28−3,29−1,29−3を配設するための貫通孔35,36は、光源82が配設される領域の近傍に位置する部分の基板本体84を貫通するように形成されている。基板本体84の材料は、第1の実施の形態で説明した基板本体25と同様な材料を用いることができる。
貫通ビア28−1〜28−3は、貫通孔35に設けられており、貫通ビア29−1〜29−3は、貫通孔36に設けられている。貫通ビア28−1,29−1は、赤色発光素子86−1の配設位置の近傍に配置されている。貫通ビア28−1の上端部は、配線31−1と接続されており、貫通ビア29−1の上端部は、配線32−1と接続されている。
貫通ビア28−2,29−2は、緑色発光素子86−2の配設位置の近傍に配置されている。貫通ビア28−2の上端部は、配線31−2と接続されており、貫通ビア29−2の上端部は、配線32−2と接続されている。
貫通ビア28−3,29−3は、青色発光素子86−3の配設位置の近傍に配置されている。貫通ビア28−3の上端部は、配線31−3と接続されており、貫通ビア29−3の上端部は、配線32−3と接続されている。貫通ビア28−1〜28−3,29−1〜29−3の下端部は、外部接続端子としての機能を奏する。貫通ビア28−1〜28−3,29−1〜29−3の材料としては、例えば、導電金属を用いることができる。
配線31−1は、貫通ビア28−1の形成位置に対応する部分の基板本体84の上面84Aに設けられている。配線31−1は、貫通ビア28−1及びバンプ41と接続されている。配線31−1は、バンプ41を介して、赤色発光素子86−1と電気的に接続されている。
配線31−2は、貫通ビア28−2の形成位置に対応する部分の基板本体84の上面84Aに設けられている。配線31−2は、貫通ビア28−2及びバンプ41(図示せず)と接続されている。配線31−2は、バンプ41を介して、緑色発光素子86−2と電気的に接続されている。
配線31−3は、貫通ビア28−3の形成位置に対応する部分の基板本体84の上面84Aに設けられている。配線31−3は、貫通ビア28−3及びバンプ41(図示せず)と接続されている。配線31−3は、バンプ41(図示せず)を介して、青色発光素子86−3と電気的に接続されている。
配線32−1は、貫通ビア29−1の形成位置に対応する部分の基板本体84の上面84Aに設けられている。配線32−1は、貫通ビア29−1及びバンプ42と接続されている。配線32−1は、バンプ42を介して、赤色発光素子86−1と電気的に接続されている。
配線32−2は、貫通ビア29−2の形成位置に対応する部分の基板本体84の上面84Aに設けられている。配線32−2は、貫通ビア29−2及びバンプ42と接続されている。配線32−2は、バンプ42を介して、緑色発光素子86−2と電気的に接続されている。
配線32−3は、貫通ビア29−3の形成位置に対応する部分の基板本体84の上面84Aに設けられている。配線32−3は、貫通ビア29−3及びバンプ42と接続されている。配線32−3は、バンプ42を介して、青色発光素子86−3と電気的に接続されている。
光源82は、赤色発光素子86−1、緑色発光素子86−2、及び青色発光素子86−3から構成されている。赤色発光素子86−1は、赤色発光する発光素子であり、電極パッド58,59を有する。赤色発光素子86−1の電極パッド58は、バンプ41を介して、配線31−1と電気的に接続されている。赤色発光素子86−1の電極パッド59は、バンプ42を介して、配線32−1と電気的に接続されている。赤色発光素子86−1としては、例えば、発光ダイオードやレーザダイオード等を用いることができる。
緑色発光素子86−2は、緑色発光する発光素子であり、電極パッド58,59(図示せず)を有する。緑色発光素子86−2の電極パッド58は、バンプ41(図示せず)を介して、配線31−2と電気的に接続されている。緑色発光素子86−2の電極パッド59は、バンプ42(図示せず)を介して、配線32−2と電気的に接続されている。緑色発光素子86−2としては、例えば、発光ダイオードやレーザダイオード等を用いることができる。
青色発光素子86−3は、青色発光する発光素子であり、電極パッド58,59(図示せず)を有する。青色発光素子86−3の電極パッド58は、バンプ41(図示せず)を介して、配線31−3と電気的に接続されている。青色発光素子86−3の電極パッド59は、バンプ42(図示せず)を介して、配線32−3と電気的に接続されている。青色発光素子86−3としては、例えば、発光ダイオードやレーザダイオード等を用いることができる。
本実施の形態の光学装置によれば、赤色発光素子86−1、緑色発光素子86−2、及び青色発光素子86−3を備えた光源82をミラー素子収容体81の内部に設けることにより、ミラー素子収容体203から離間した位置に光源201及びリフレクタ202を設けた従来の光学装置200(図1参照)と比較して、光学装置80の小型化を図ることができる。
また、赤色発光素子86−1、緑色発光素子86−2、及び青色発光素子86−3を有する光源82を用いることにより、カラーフィルターを用いることなく、カラー画像を表示することが可能となるので、光学装置80の小型を図ることができる。
さらに、カラーフィルターが不要となることにより、光学装置80のコストを低減することができる。
本実施の形態では、光源82に3つの発光素子86−1〜86−3を設けた場合を例に挙げて説明したが、光源82を構成する発光素子の数はこれに限定されない。光源82を構成する発光素子の数は、3つ以上であればよい。
図8は、本発明の第3の実施の形態の変形例に係る光学装置の断面図である。図8において、第3の実施の形態の光学装置80と同一構成部分には同一符号を付す。
図8を参照するに、第3の実施の形態の変形例の光学装置90は、第3の実施の形態の光学装置80に設けられた反射部材14を空間E1側に位置する光透過部46の面46B(光透過領域Fに対応する部分の光透過部46の面46Bは除く)に配設すると共に、略鏡面とされた反射部材14の面14Aを光源82と対向させた以外は光学装置80と同様に構成される。
このように、反射部材14を空間E1側に位置する光透過部46の面46Bに設けた光学装置90においても、第3の実施の形態の光学装置80と同様な効果を得ることができる。
(第4の実施の形態)
図9は、本発明の第4の実施の形態に係る光学装置の断面図である。図9において、第1の実施の形態の光学装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図9を参照するに、第4の実施の形態の光学装置100は、第1の実施の形態の光学装置10に設けられたミラー素子収容体11及び反射部材14の代わりに、ミラー素子収容体101及び反射部材102を設けた以外は光学装置10と同様に構成される。
図10は、本発明の第4の実施の形態に係る光学装置の平面図である。
図9及び図10を参照するに、ミラー素子収容体101は、第1の実施の形態で説明した配線基板22と、カバー104とを有する。カバー104は、カバー本体105と、光透過部106とを有する。
カバー本体105は、基板本体25の上面25Aに設けられている。ミラー素子12に設けられた複数のミラー54と対向する部分のカバー本体105には、貫通部109が形成されている。カバー本体105の材料としては、例えば、樹脂、ガラス、金属等を用いることができる。具体的な樹脂としては、例えば、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂等を用いることができる。また、金属としては、例えば、Fe−Ni−Co合金を用いることができる。
光透過部106は、貫通部109に設けられている。光透過部106は、ミラー素子12に設けられた複数のミラー54と対向するように配置されている。光透過部106は、第1の実施の形態で説明した光透過領域Fと略同じ大きさとされている。光透過部106の材料としては、光を透過させる機能を有する材料を用いることができる。光透過部106の具体的な材料としては、例えば、ガラスを用いることができる。
図11は、本発明の第4の実施の形態に係る光学装置に設けられた反射部材の平面図である。
図9及び図11を参照するに、反射部材102は、光源13と対向する部分のカバー本体105の面105Aに設けられている。光源13と対向する側の反射部材102の面102Aは、略鏡面とされている。反射部材102は、光源13から放出された光Aをミラー素子12の複数のミラー54に向かうように反射する(図9に示す光Bが反射部材102の面102Aにより反射された光)ためのものである。
このように、ミラー素子12を収容するミラー素子収容体101に反射部材102を設けることにより、ミラー素子収容体203から離間した位置にリフレクタ202を設けた従来の光学装置200(図1参照)と比較して、光学装置100の小型化を図ることができる。
反射部材102としては、例えば、金属板や金属膜等を用いることができる。反射部材102となる金属板の材料としては、例えば、Ag、Al、Cr、Fe系合金、Ni系合金、Al系合金、Cr系合金等を用いることができる。反射部材102となる金属膜としては、例えば、Al膜、Ag膜、Cr膜等を用いることができる。Al膜、Ag膜、及びCr膜は、例えば、真空蒸着法やスパッタ法等の方法により形成することができる。反射部材102の厚さM2(金属膜の場合)は、例えば、0.2μmとすることができる。
本実施の形態の光学装置によれば、光源13となる発光素子をミラー素子収容体101の内部に設けると共に、光源13と対向する部分のカバー本体105の面105Aに光源13から放出された光Aを複数のミラー54に向けて反射させる反射部材102を設けることにより、ミラー素子収容体201から離間した位置に光源201及びリフレクタ202を設けた従来の光学装置200(図1参照)と比較して、光学装置100の小型化を図ることができる。
なお、第3の実施の形態の光学装置80(図6参照)に設けられたミラー素子収容体81の代わりに、本実施の形態で説明したミラー素子収容体101を光学装置80に設けてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、小型化が要求される光学装置に適用できる。
従来の光学装置を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光学装置の断面図である。 図2に示す配線基板に実装されたミラー素子及び光源の平面図である。 図2に示す反射部材が設けられたミラー素子収容体の平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光学装置の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る光学装置の断面図である。 図6に示す配線基板に実装されたミラー素子及び光源を平面図である。 本発明の第3の実施の形態の変形例に係る光学装置の断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る光学装置の断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る光学装置の平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る光学装置に設けられた反射部材の平面図である。
符号の説明
10,70,80,90,100 光学装置
11,81,101 ミラー素子収容体
12 ミラー素子
13,82 光源
14,102 反射部材
16 投影レンズ
17 吸着剤
22,83 配線基板
23,104 カバー
25,84 基板本体
25A,84A 上面
27〜29,28−1〜28−3,29−1〜29−3 貫通ビア
31,32,31−1〜31−3,32−1〜32−3 配線
34〜36 貫通孔
38 ワイヤ
41,42 バンプ
45,105 カバー本体
46,106 光透過部
14A,46A,46B,102A,105A 面
48,109 貫通部
53 ミラー素子本体
54 ミラー
55,58,59 電極パッド
86−1 赤色発光素子
86−2 緑色発光素子
86−3 青色発光素子
A〜C 光
E1 空間
F 光透過領域
M1,M2 厚さ

Claims (6)

  1. 光源と、
    前記光源から放出された光を反射するミラーを有するミラー素子と、
    前記ミラー素子を収容すると共に、前記ミラーが反射した光を透過させる光透過部を有するミラー素子収容体と、を備えた光学装置であって、
    前記光源を前記ミラー素子収容体の内部に設けると共に、前記光源から放出された光を前記ミラーに向けて反射させる反射部材を前記ミラー素子収容体に設けたことを特徴とする光学装置。
  2. 前記ミラー素子収容体は、前記光源及び前記ミラー素子が収容された空間を気密しており、
    前記反射部材は、前記光源と対向する部分の前記ミラー素子収容体の内面に設けることを特徴とする請求項1記載の光学装置。
  3. 前記光源は、1又は複数の発光素子であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
  4. 前記複数の発光素子は、赤色発光する赤色発光素子と、緑色発光する緑色発光素子と、青色発光する青色発光素子とを含むことを特徴とする請求項3記載の光学装置。
  5. 前記ミラー素子収容体に前記空間内の水分及び/又はガスを吸着する吸着剤を設けたことを特徴とする請求項2ないし4のうち、いずれか一項記載の光学装置。
  6. 前記光透過部が前記光源と対向する場合、前記光源と対向する部分の前記光透過部に前記反射部材を設けることを特徴とする請求項1ないし5のうち、いずれか一項記載の光学装置。
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