JP2008126394A - 重量選別機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトな構成で、計量精度を向上させ、かつ処理速度を落とすことなく、複数枚のスライス片を前後方向に一部重なり合った状態でスライス片群に区分けする。
【解決手段】食肉スライサー2の直下に配され、複数枚のスライス片9を前後方向に一部重なり合った状態で搬送しつつ重量検出部で計量する計量コンベア3と、スライサー2からの同期信号を受信した後、計量コンベア3上のスライス片群の重量が設定重量値以上になったことを検出する検出手段と、この検出手段によりスライス片群の重量が設定重量値以上になったことが検出されたときに、次のスライス片9がスライサー2から計量コンベア3上へ落下すると同時に計量コンベア3を高速運転に切換える計量コンベア制御手段を備える構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、スライサーにて切出されるスライス片を計量して、所定枚数もしくは所定重量のスライス片よりなるスライス片群に区分けする重量選別機であって、特に食肉スライサーにおいて食肉ブロックから切出されるスライス肉片を計量して、所定重量のスライス肉片パックを作るのに好適な重量選別機に関するものである。
食肉スライサーにて食肉ブロックから切出されたハム、ベーコン等のスライス肉片は、計量手段にて計量されて所定重量のスライス肉片パックにされる。そして、このスライス肉片パックはトレイ等の収納容器に移し替えられた後、ラップ等の処理が施されてスーパー等の小売店で販売される。
従来、食肉スライサーに関連してスライス肉片の計量を行う技術として、特許文献1〜3に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載された技術は、被切断物を搬送するコンベアを備えた供給部と、この供給部に連続して設けられ切断物を計量搬送する計量部と、これら供給部と計量部との接続間隙に設けられ、計量部側に切断物を押しやる分離板を付設した回転刃体を備えた切断部とから構成された計量スライサーに関するものである。この計量スライサーにおいては、切断部にて回転刃体でスライス切断された切断物は、回転刃体の分離板で計量部に押し出され、この計量部でその重量が計測され、所定重量に達すると、一時的に計量部の移動速度を高めるか、あるいは他の機構で積層状態の切断物を計量部から他の箇所へ移行させ、所定重量のスライス肉片パックが後装置に送られるようになっている。
また、特許文献2に記載された技術は、食肉製品の重量を測定し、かつ食肉製品の長さ、幅および高さを測定して、食肉製品の容積および密度を判定し、この食肉製品の所定の重量を有する1つの塊片を各々均一な厚さの複数のスライスに薄切りするようにしたものである。
さらに、特許文献3に記載された技術は、所定の厚みで切断された複数枚のスライスハムの合計重量を重量計で計測し、この計測結果から、切断されたスライスハムの平均重量を演算し、太さ、断面形状、密度の変化に伴う重量変化の傾向を知り、前記平均重量から規定枚数の合計重量を予測し、この予測値と標準重量との差分を演算して、計測時以降の切断厚みの増減調整に反映させるようにしたハム切断方法およびハムスライサーに関するものである。
しかしながら、特許文献1に記載されたものでは、切断されたスライス肉片の重量、言い換えればパックの最終段階の重量を計量してその重量が所定重量になると後段の装置へ移行させるように構成されているので、計量速度が遅いという問題点がある。なぜなら、秤には物品が載ってから計量値が落ち着くまでの安定時間が必要であり、この安定時間以上のピッチで、切断されたスライス肉片を水平方向に押し出すことができないからである。また、この特許文献1に記載の方法では、スライス肉片パックを、各スライス肉片の先端部が隣接するスライス肉片の後端部と重なり合った状態(所謂「刺身状態」)にすることができず、隣接する肉片同士が肉自身の持つ接着力によって塊の状態になってしまう。このような接着状態にある肉片を無理に剥がそうとすると、肉片が途中で切れてしまい、商品価値を失った屑肉になってしまう。
一方、特許文献2,3に記載のものは、スライス肉の切断厚みを調整することで、所定重量範囲のスライス肉片パックを作ることを目指しており、スライス肉片の制御方法としては有用であるが、スライス肉片パック自体を直接計量するものではないので、パックされたものを後段の秤で再計量する必要があるという問題点がある。
特開平7−40284号公報 特表平8−504679号公報 特開平11−123697号公報
本発明は、前述のような問題点に鑑みてなされたもので、複数枚のスライス片を前後方向に一部重なり合った状態でスライス片群に区分けするのに、コンパクトな構成で、計量精度を向上させ、かつ処理速度を落とすことなく、区分けすることのできる重量選別機を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明による重量選別機は、
スライサーにて切出されるスライス片を計量して、所定枚数もしくは所定重量のスライス片よりなるスライス片群に区分けする重量選別機において、
前記スライサーの直下に配され、複数枚のスライス片を前後方向に一部重なり合った状態で搬送しつつ付設の計量手段にて計量する計量コンベアと、
前記スライサーからの同期信号を受信した後、前記計量コンベア上のスライス片群の重量が設定重量値以上になったことを検出する検出手段と、
この検出手段により前記スライス片群の重量が設定重量値以上になったことが検出されたときに、次のスライス片が前記スライサーから前記計量コンベア上へ落下すると同時に前記計量コンベアを高速運転に切換える計量コンベア制御手段
を備えることを特徴とするものである(第1発明)。
本発明において、前記設定重量値は、目標重量値から予め設定されたスライス片1枚分の重量値を減算した値に設定されるのが好ましい(第2発明)。
また、前記スライサーからの同期信号を受信した後に前記計量コンベアにて計量された重量値に基づいてスライス片1枚分の平均重量値を演算する演算手段を備え、前記設定重量値は、目標重量値から前記平均重量値を減算した値に設定されるものであっても良い(第3発明)。
前記第3発明において、前記演算手段により演算された平均重量値のデータは、前記スライサーに送信されるほか、印字部および後段の装置に送信されるのが好ましい(第4発明)。
また、前記第1発明〜第3発明において、前記計量手段にて計量された1パックを構成するスライス片の枚数と各スライス片の個別重量値に係るデータは印字部および後段の装置へ送信されるのが好ましい(第5発明)。
一般に、秤には物品が載ってから計量値が落ち着くまでの安定時間が必要であるため、この安定時間以上のピッチで、切断されたスライス片を計量コンベア上に落下させなければならない。また、最後の1枚のスライス片が落下してから、所謂刺身状態で重なり合ったスライス片が載っている計量コンベアを高速で運転して、それらスライス片を計量コンベア外へ搬出し、次に落下してくるスライス片と混ざらないようにするための計量コンベアの搬送時間も必要である。本発明によれば、最後のスライス片がスライサーから計量コンベア上へ落下すると同時に計量コンベアを高速運転に切換えるようにされているので、最後のスライス片を計量する時間を、重なり合ったスライス片を計量コンベア外へ搬出する時間に割り当てることができ、処理速度を落とすことなく計量精度を向上させて、所望の区分けを実行することができる。
これにより、スーパーなどの小売店で販売されている形態のスライス肉片パック(例えばスライスハムパックやベーコンパック)をより厳しい所定重量範囲でパックする市場要求に応えることのできる重量選別機を提供することができる。
次に、本発明による重量選別機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る重量選別機の概略構成図が示され、図2には、同重量選別機のシステム構成を示すブロック図が示されている。本実施形態は、食肉スライサーによって食肉ブロックからスライス肉片を切出して、所定重量範囲のスライス肉片パックを作る重量選別機に適用された例を示すものである。
本実施形態の重量選別機1は、食肉スライサー2の直下に配される計量コンベア3と、この計量コンベア3の後段に配される送出コンベア4とを備えて構成されている。食肉スライサー2は、スライス原料としての食肉ブロック5が載置される下送りコンベア6と、この下送りコンベア6に対向するように配される上送りコンベア7と、これら下送りコンベア6および上送りコンベア7の前方に配され鉛直平面内で回転する刃物8とを備えている。こうして、食肉ブロック5は下送りコンベア6と上送りコンベア7とに挟持されて前方へ送り出され、その前端部で回転する刃物8によってスライスされる。そして、スライスされたスライス片9は、低速で走行する計量コンベア3上に載置される。なお、この計量コンベア3上に所定重量のスライス片9が載荷されると、計量コンベア3が高速運転に切換えられることによりスライス片群に区分けされて、後段の送出コンベア4へ送出される。
図2のブロック図に示されるように、食肉スライサー2には食肉スライサー制御部10が付設されている。また、重量選別機1は内蔵するCPU装置部11によって制御される。ここで、CPU装置部11は、所定のプログラムを実行するCPU(中央処理装置)11aと、このプログラムおよび各種マップ等を記憶するとともに、プログラムを実行するに必要なワーキングメモリ等としてのメモリ11bとを内蔵している。このCPU装置部11には、食肉スライサー制御部10からの同期信号がI/O部12を経由して入力される。また、計量コンベア3にはロードセル等の重量センサで構成される重量検出部13が接続され、計量コンベア3上に載荷されている物品の重量はその重量検出部13にて検出され、A/D変換部14を経てCPU装置部11に入力される。また、計量コンベア3は、CPU装置部11からの制御信号に基づき、モータ駆動装置部15を介してモータ16によって駆動される。同様に、送出コンベア4は、CPU装置部11からの制御信号に基づき、モータ駆動装置部17を介してモータ18によって駆動される。
また、前記CPU装置部11には、重量選別機1の運転のための各種設定を行うとともに、各種情報を表示する操作設定表示部19が接続され、また各スライス片9の個別重量値のデータ、平均重量値のデータを含む各種データの印字を行う印字部20が接続される。さらに、前記CPU装置部11には、食肉スライサー制御部10へのデータ発信と、後段装置へのデータ発信を行う通信部21が接続される。
図3には、本実施形態の重量選別機における制御シーケンス図が示されている。なお、図3では、n枚で所定重量範囲の物品(スライス片)が計量コンベア3上に載置されたものとしている。図示のように、食肉スライサー制御部10からの同期信号がCPU装置部11に入力されると、次のスライス片9が計量コンベア3上に接触する寸前の計量タイミングで計量が実行される。その理由は、時間が経過するほど秤は安定するので、正確な計量ができるからである。ここで、計量コンベア3は、落ちてくるスライス片9が先のスライス片9と一定間隔でオーバーラップして、所謂刺身状態で重なり合うような速度(低速)で駆動される。そして、n枚目のスライス片9が落下することによって所定重量範囲になるとき、このn枚目のスライス片9が落下してくることを知らせる同期信号を起点として、このn枚目のスライス片9が計量コンベア3上の1枚目から(n−1)枚目のスライス片群に重なり合う時点を割り出し、この時点に計量コンベア3を高速運転に切換え、次に落下してくる次パック用のスライス片9と引き離すようにしている。
図4には、計量コンベア3上のスライス片9が定量になったことを判別する判別方法を説明する図が示されている。図示のように、スライス片9が計量コンベア3上に落下する毎に計量が行われる。この際、まず1枚目のスライス片9が落下すると計量コンベア3上の載荷重量の計量によりその1枚目のスライス片9の重量が判別され、次に、2枚目のスライス片9が落下すると載荷重量の計量により(1枚目+2枚目)のスライス片9の重量が計量された後、この計量重量から1枚目の計量重量を減算することにより2枚目のスライス片9の重量が判別される。次いで、こうして求められた1枚目の重量と2枚目の重量とから、スライス片の平均重量が演算により求められる。同様にして、3枚目、4枚目、・・・、(n−1)枚目の各スライス片9が落下する毎に載荷重量が計量されるとともに平均重量が演算により求められる。こうして、(n−1)枚目のスライス片9が落下することによって後1枚で定量に達することが判別され、定量(n枚)に達すると同時に計量コンベア3が高速運転に切換えられる。
次に、図5、図6に示されるフローチャートにしたがって、本実施形態の重量選別機1のCPU装置部11における制御内容について説明する。なお、図5、図6において、S1〜Sm5は各ステップを示す。
このフローがスタートすると、まず、計量コンベア3上の物品(スライス片9)の重量を読み込み、メモリ11bに記憶する(ステップS1)。なお、この物品重量は絶えず読み込まれ、メモリ11b内の物品重量値は常に最新の重量値に更新される。次いで、ステップS2において、食肉スライサー制御部10からの同期信号が入力されたか否かを判定する。この判定の結果、同期信号が入力されていない場合には後述するステップS7へ進み、同期信号が入力されている場合には次のステップS3へ進む。
ステップS3では、最終回フラグがONか否かを判定する。なお、「最終回フラグ」とは、計量動作が最終回に達していることを示すフラグであって、1パックを構成する最後の物品を示す同期信号が入力されたときにONにされる(ステップS6参照)。この判定において今回は最終回ではないのでステップS4に進み、ステップS4において、(目標重量−物品の平均重量)の値を演算し、メモリ11b内に記憶されている物品重量値がその(目標重量−物品の平均重量)の値以上であるか否か、言い換えれば次式(1)が成立するか否かを判定する。
計量コンベア上の物品重量≧目標重量−物品の平均重量 ・・・(1)
この判定の結果、上記式(1)が成立する場合には次のステップS5へ進み、成立しない場合にはステップS22へ進む。ここで、目標重量は、スライス片9の1パック分の重量として予め設定されている値である。なお、この目標重量は所定の幅を持たせた範囲として設定することができる。また、平均重量は、複数枚の物品が計量コンベア3上に載置された際に演算される値(後述のステップS30,Sm3を参照)である。なお、1枚目の物品の計量時にはその1枚目の物品の重量が平均重量となる。
運転開始当初は、計量コンベア3上には物品は何も載っていないので、ステップS4からステップS22へ進み、ステップS22において計量フラグがONか否かを判定する。このステップS22の判定において、今回は計量フラグがONになっていないので、次のステップS23で「1回目計量フラグ」をONにしてステップS7へ進むことになる。なお、「計量フラグ」とは、何回目の計量が行われているかを示すフラグであって、「1回目計量フラグ」「2回目計量フラグ」等を示している。
ステップS7では、「計量コンベア高速運転待機フラグ」がONか否かを判定し、ONである場合にはステップS8へ進む。ここで、「計量コンベア高速運転待機フラグ」は、計量コンベア3が高速運転の待機状態にあることを示すフラグであって、ステップS3で最終回フラグがONであるときにステップS19においてONにされる。今回は運転開始当初のため「計量コンベア高速運転待機フラグ」はONではないので、ステップS14へ進み、このステップS14において「高速運転フラグ」がONか否かを判定する。このステップS14の判定において、今回は運転開始当初であり「高速運転フラグ」はONではないので、ステップS1へ戻り、処理を続行する。ここで、「高速運転フラグ」は、計量コンベア3が高速運転状態にあることを示すフラグであって、ステップS10においてONにされる。
2巡目の処理では、ステップS2において2枚目の物品の同期信号が入力されると、ステップS3からステップS4,S22へ進み、このステップS22において「1回目計量フラグ」がONになっているので、ステップS24からステップS25に進む。このステップS25では、2回目の物品はまだ計量コンベア3上に落下していないので、計量コンベア3上の物品重量を1回目の物品重量として記憶する。次いで、「1回目計量フラグ」をOFFにし(ステップS26)、「2回目計量フラグ」をONにして(ステップS27)、ステップS7,S14を経由してステップS1へ戻る。
3巡目の処理では、ステップS2において3枚目の物品の同期信号が入力されると、ステップS3からステップS4,S22,S24へ進み、このステップS24では「1回目計量フラグ」がOFFになっているので、ステップS28に進む。このステップS28では、「2回目計量フラグ」がONになっているので、ステップS29へ進む。このステップS29では、3回目の物品はまだ計量コンベア3上に落下していないので、計量コンベア3上の物品重量から1回目の物品重量を減算したものを2回目の物品重量として記憶する。次いで、1回目(1枚目)の物品重量と2回目(2枚目)の物品重量を平均して平均重量を算出し(ステップS30)、「2回目計量フラグ」をOFFにし(ステップS31)、「3回目計量フラグ」をONにして(ステップS32)、ステップS7,S14を経由してステップS1へ戻る。
以上の処理は、ステップS4の判定にて前記式(1)が成立するまで、言い換えれば計量コンベア3上の物品重量が(目標重量−物品の平均重量)以上になるまで続けられる(ステップSm1,Sm2,Sm3,Sm4,Sm5)。
ステップS4の判定において、計量コンベア3上の物品重量が(目標重量−物品の平均重量)以上になると、何回目の計量フラグがONであるかにより、物品の枚数をメモリにセットし(ステップS5)、「計量フラグ」をOFFにして「最終回フラグ」をONにし(ステップS6)、ステップS7,S14を経由してステップS1へ戻る。そして、次にフローがステップS3に来ると、今回は「最終回フラグ」はONになっているので、ステップS19へ進み、「計量コンベア高速運転待機フラグ」をONにする(ステップS19)とともに、待機タイマーをセットし(ステップS20)、「最終回フラグ」をOFFにする(ステップS21)。
続いて、ステップS7へ進むと、今回は「計量コンベア高速運転待機フラグ」がONになっているので、ステップS8へ進み、このステップS8で待機タイマーがタイムアップするまで待ち(ステップS9)、「高速運転フラグ」をONにし(ステップS10)、高速運転タイマーをセットし(ステップS11)、計量コンベア3の高速運転制御を行う(ステップS12)。そして、「計量コンベア高速運転待機フラグ」をOFFにする(ステップS13)。
次に、フローがステップS7に来ると、今回は「計量コンベア高速運転待機フラグ」がOFFになっているのでステップS14へ進み、またステップS14では既に「高速運転フラグ」がONになっているので、ステップS15へ進む。ステップS15では、高速運転タイマーがタイムアップするまで待ち(ステップS16)、タイムアップすると、計量コンベア3の低速運転制御に切換え(ステップS17)、「高速運転フラグ」をOFFにする(ステップS18)。こうして1パック分の処理が終了する。
このようにして計量コンベア3上に所定重量の物品(スライス片9)が載荷されると、計量コンベア3が高速運転に切換えられ、これによりスライス片群に区分けされて、後段の送出コンベア4へ送出されることになる。そして、所定時間が経過すると、計量コンベア3は低速運転制御に戻される。
なお、ステップS1で読み込まれた物品重量、ステップS30,Sm3で演算された平均重量およびステップS5でセットされた物品の枚数等のデータは、印字部20および後段装置へデータ送信される。また、上記平均重量のデータは通信部21を介して食肉スライサー制御部10へ送信される。
本実施形態においては、ステップS4での判定式(1)の右辺を、(目標重量−物品の平均重量)にしたものを説明したが、これに代えて、(目標重量−予め設定された物品1枚分の重量)にすることもできる。この場合、ステップS30,Sm3における平均重量の計算は不要となる。
なお、本実施形態における重量検出部13、A/D変換部14およびCPU装置部11が、本発明における計量手段、検出手段、演算手段に相当する。また、本実施形態におけるモータ駆動装置部15およびCPU装置部11が、本発明における計量コンベア制御手段に相当する。
本発明の一実施形態に係る重量選別機の概略構成図 本実施形態の重量選別機のシステム構成を示すブロック図 本実施形態の重量選別機における制御シーケンス図 計量コンベア上のスライス片が定量になったことを判別する判別方法説明図 本実施形態の重量選別機のCPU装置部における制御内容を示すフローチャート(前半) 本実施形態の重量選別機のCPU装置部における制御内容を示すフローチャート(後半)
符号の説明
1 重量選別機
2 食肉スライサー
3 計量コンベア
4 送出コンベア
5 食肉ブロック
6 下送りコンベア
7 上送りコンベア
8 刃物
9 スライス片
10 食肉スライサー制御部
11 CPU装置部
12 I/O部
13 重量検出部
15,17 モータ駆動装置部
16,18 モータ
19 操作設定表示部
20 印字部
21 通信部

Claims (5)

  1. スライサーにて切出されるスライス片を計量して、所定枚数もしくは所定重量のスライス片よりなるスライス片群に区分けする重量選別機において、
    前記スライサーの直下に配され、複数枚のスライス片を前後方向に一部重なり合った状態で搬送しつつ付設の計量手段にて計量する計量コンベアと、
    前記スライサーからの同期信号を受信した後、前記計量コンベア上のスライス片群の重量が設定重量値以上になったことを検出する検出手段と、
    この検出手段により前記スライス片群の重量が設定重量値以上になったことが検出されたときに、次のスライス片が前記スライサーから前記計量コンベア上へ落下すると同時に前記計量コンベアを高速運転に切換える計量コンベア制御手段
    を備えることを特徴とする重量選別機。
  2. 前記設定重量値は、目標重量値から予め設定されたスライス片1枚分の重量値を減算した値に設定される請求項1に記載の重量選別機。
  3. 前記スライサーからの同期信号を受信した後に前記計量コンベアにて計量された重量値に基づいてスライス片1枚分の平均重量値を演算する演算手段を備え、前記設定重量値は、目標重量値から前記平均重量値を減算した値に設定される請求項1に記載の重量選別機。
  4. 前記演算手段により演算された平均重量値のデータは、前記スライサーに送信されるほか、印字部および後段の装置に送信される請求項3に記載の重量選別機。
  5. 前記計量手段にて計量された1パックを構成するスライス片の枚数と各スライス片の個別重量値に係るデータは印字部および後段の装置へ送信される請求項1〜3のいずれかに記載の重量選別機。
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