JP2008122873A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、感光体ドラムが交換可能にユニット化されて装着された画像形成ユニットに対して、感光体ドラムの交換及び画像形成ユニットの交換を正確に処理することが可能な画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】装着された画像形成ユニット及びドラムユニットがそれぞれ新品であるか識別し(S202、S209)、いずれかが新品でないと識別された場合には、記憶された使用実績データに基づいて新品でない方の交換時期が既に到来しているか判定し(S207、S214)、既に交換時期が到来していると本体側で判定されている場合には装置を待機状態とする。また、交換時期が到来していない場合でもユニット側及び本体側で記憶している使用実績データが整合しているか判定して、整合していない場合にも装置を待機状態とする。
【選択図】図4
【解決手段】装着された画像形成ユニット及びドラムユニットがそれぞれ新品であるか識別し(S202、S209)、いずれかが新品でないと識別された場合には、記憶された使用実績データに基づいて新品でない方の交換時期が既に到来しているか判定し(S207、S214)、既に交換時期が到来していると本体側で判定されている場合には装置を待機状態とする。また、交換時期が到来していない場合でもユニット側及び本体側で記憶している使用実績データが整合しているか判定して、整合していない場合にも装置を待機状態とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置としては、像担持体として例えば感光体ドラムを用いて、その表面を帯電して露光することで静電潜像を形成し、静電潜像にトナーを付着させて可視像化し用紙に転写するといったプロセス処理により画像形成を行うものが知られている。
こうした画像形成装置では、構成部品を必要に応じてユニット化して装置に着脱可能とし、構成部品の交換時期が到来すると適宜交換するようになっている。特に、消耗品であるトナーを貯留する現像器はトナーの残量が少なくなると交換するようにされており、また、感光体ドラムについてもユニット化して寿命が到来すると交換することが行なわれている。
現像器や感光体ドラムといった交換することが必要な構成部品は、交換により新品が装着されると初期化処理が必要となることから、装着された構成部品が新品であるか否か確認することが行なわれている(特許文献1参照)。また、交換が必要な構成部品の使用実績データを算出して交換時期の到来を判定することが行なわれている(特許文献2参照)。
特開2006−65137号公報
特開2006−91510号公報
交換が必要な現像器及び感光体ドラムをユニット化する場合に、現像器及び感光体ドラムを搭載した一体型の画像形成ユニットを装置本体に交換可能に装着することが考えられるが、現像器の交換時期は感光体ドラムの交換時期よりも早く到来するため、感光体ドラムについてもユニット化して画像形成ユニットに交換可能に装着するように構成することが望ましい。感光体ドラムをユニット化して交換可能とすることで、現像器を備えた画像形成ユニットを交換する場合に交換時期が到来していない感光体ドラムは取り外して新しい画像形成ユニットに装着しそのまま継続使用することができる。
このような画像形成ユニットについて交換された際に新品であるか確認する場合、感光体ドラムはそのまま継続使用しているにもかかわらず新品と判断されてしまうおそれがあり、逆に画像形成ユニットを交換せずに感光体ドラムのみ新品に交換した場合には感光体ドラムが継続使用されていると判断されてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、感光体ドラムが交換可能にユニット化されて装着された画像形成ユニットに対して、感光体ドラムの交換及び画像形成ユニットの交換を正確に処理することが可能な画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る画像形成装置は、少なくとも感光体ドラムを備えるドラムユニットと、前記感光体ドラムに可視像を形成する現像器を少なくとも備えるとともに前記ドラムユニットを交換可能に装着する画像形成ユニットとを備え、前記画像形成ユニットを交換可能に本体側に装着する画像形成装置であって、装着された前記画像形成ユニット及び前記ドラムユニットがそれぞれ新品であるか識別する新品識別手段と、前記現像器及び前記感光体ドラムの使用実績に基づいてそれぞれの使用実績データを算出して記憶する使用実績処理手段と、記憶された使用実績データに基づいて前記現像器及び前記感光体ドラムの交換時期の到来を判定する判定手段と、前記新品識別手段により前記画像形成ユニット及び前記ドラムユニットの少なくとも一方が新品ではないと識別された際に新品ではないと識別された方の交換時期の到来が前記判定手段により判定されている場合には装置を待機状態とする動作制御手段とを備えていることを特徴とする。さらに、前記使用実績処理手段は、前記画像形成ユニットに取り付けられた記憶媒体に前記現像器の使用実績データを記憶させるとともに前記ドラムユニットに取り付けられた記憶媒体に前記感光体ドラムの使用実績データを記憶させ、前記動作制御手段は、新品ではないと識別された方の交換時期が到来していないと判定されている場合において前記使用実績処理手段により記憶された使用実績データが新品でないと識別された方の記憶媒体に記憶された使用実績データと整合性がない場合には装置を待機状態とすることを特徴とする。
上記のような構成を有することで、ドラムユニット及び画像形成ユニットのそれぞれについて装着されたものが新品であるか識別できるので、画像形成ユニットが交換された場合にドラムユニットが継続使用されてもドラムユニットの継続使用を識別することができ、またドラムユニットのみが交換された場合にも新品の感光体ドラムが装着されたことを正確に識別することができる。そのため、装着された新品の構成部品に対応して初期化処理を正確に行なうことが可能となる。
また、新品識別手段によりドラムユニット及び画像形成ユニットの少なくとも一方が新品ではないと識別された際に新品ではないと識別された方の交換時期の到来が判定手段により判定されている場合には装置を待機状態とすることで、交換時期が到来したにもかかわらず新品が装着されてないと画像形成処理が行なわれることがなく、現像剤の欠乏や感光体ドラムの摩耗等に伴うトラブルを未然に防止することができる。そして、使用済みのドラムユニットや画像形成ユニットを再利用したユニットについても新品と識別されないので、再利用品を使用することによるトラブルについても未然に防止することが可能となる。
また、画像形成ユニットに取り付けられた記憶媒体に現像器の使用実績データを記憶させるとともにドラムユニットに取り付けられた記憶媒体に感光体ドラムの使用実績データを記憶させておき、新品ではないと識別された方の交換時期が到来していないと判定されている場合において使用実績処理手段により本体側に記憶された使用実績データが新品でないと識別された方の記憶媒体に記憶された使用実績データと整合性がない場合には装置を待機状態とすることで、それぞれのユニットにも使用実績データを記録媒体に記憶させておき、本体側の使用実績データを照合してユニット側の使用実績データと整合性がないと継続使用ではないユニットが装着されたものとして画像形成処理を行なわないようにすることができる。そのため、再利用された別のユニットを装着された場合に再利用品を使用することによるトラブルを未然に防止することができる。
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る画像形成装置全体の概略断面図である。画像形成装置1の上部には用紙排紙トレイ10が設けられ、その下部には、記録部2及び給紙部3が配されている。
給紙部3では、給紙カセット11が配置されており、フラッパ12に所定のサイズの用紙が複数枚積載される。フラッパ12は、アーム13がモータにより回転して上方に回動することで、それに連動して上方に回動する。給紙カセット11の右端部には、ピックアップローラ14が配置されている。フラッパ12は、積載された用紙の上面がピックアップローラ14に圧接するように、アーム13により支持されている。この状態でピックアップローラ14が回転駆動すると、摩擦力により用紙が1枚ずつ用紙搬送路に給紙され、フィードローラ15及びプレスローラ16に挟持されて搬送されるようになる。
給紙された用紙は、レジストローラ17及びプレスローラ18により記録部2に搬送される。記録部2では、搬送された用紙に記録するために、現像器19、クリーニング機構20、コロナ帯電器21、感光体ドラム22、転写ローラ23、露光ヘッド24及び定着ローラ25が備えられている。
現像器19は、螺旋状の羽根を有する一対のオーガを内蔵しており、一対のオーガにより二成分系現像剤が所定方向に循環するように搬送される。循環搬送される現像剤は回転するパドルを介して現像ローラに供給される。現像ローラは、内部のマグネットローラとマグネットローラの外周面に配設された円筒状の現像スリーブからなり、現像剤のキャリアがマグネットローラの磁力により現像スリーブの表面に吸着されてキャリア穂が形成され、形成されたキャリア穂にトナーが付着した状態となる。この場合、キャリア及びトナーは、搬送されていく間に摩擦帯電により互いに逆極性に帯電するようになるため、キャリア穂にトナーが電気的な吸着力により安定した状態で保持されるようになる。
現像器19には、内部に貯留される現像剤のトナー濃度を検知する濃度検知センサが設けられており、濃度検知センサからの検知出力に基づいてトナーカートリッジ30から図示せぬトナー補給機構によりトナーが補給される。
クリーニング機構20は、転写後の感光体ドラム22の表面に付着した残留トナーや紙粉等の異物をクリーニングブレードにより掻き取って感光体ドラム22の表面を清掃する。クリーニング機構20で回収された残留トナー等の異物は、廃トナー溜め部31に搬送されて排出される。
コロナ帯電器21は、放電ワイヤからのコロナ放電により感光体ドラム22の表面を一様に帯電する。一様に帯電された感光体ドラム22に、露光ヘッド24で画像記録信号に応じて露光することで静電潜像が形成される。そして、現像器19内の現像スリーブが回転してその表面に形成されたキャリア穂が感光体ドラム22の表面に近接してキャリア穂に付着したトナーが静電潜像に転移され、静電潜像を可視像化する。転写ローラ23は、用紙を挟んで感光体ドラム22と対向する位置に設置されており、所定の電圧が印加されると感光体ドラム22表面に形成されたトナー像が用紙に転写される。こうして画像形成に必要な一連のプロセス処理が行われ、転写されたトナー像は、定着ローラ25及びプレスローラ26によって挟持されて加熱・プレスされ用紙に定着される。定着された用紙は、フィードローラ27及びプレスローラ28により排出経路に送られて、排出ローラ29により用紙排紙トレイ10に搬出される。
また、装置本体の側面には、手差し給紙機構及び反転搬送機構が設けられており、手差し給紙を行う場合には、手差しトレイ32を開いて給紙ローラ33に用紙を差し込むことで行われる。差し込まれた用紙は、給紙ローラ33によりフィードローラ17及びプレスローラ18に搬送されて記録動作が行われる。また、反転搬送を行う場合には、片面に記録した用紙が一旦排出ローラ29により搬出された後排出ローラ29を逆回転して反転搬送路に搬送し、搬送ローラ34により下方に向けて搬送する。そして、搬送路に沿って上方に向けて搬送されて、再度フィードローラ17及びプレスローラ18に搬送されてもう一方の面に記録動作が行われ、用紙の両面に記録されるようになる。
以上の構成において、現像器19、クリーニング機構20、コロナ帯電器21及び感光体ドラム22を備えた画像形成ユニット5は、図1の紙面と直交する方向に着脱可能に装置本体に装着されており、画像形成ユニット5を着脱する場合には露光ヘッド24を感光体ドラム22から離間させた後着脱される。画像形成ユニット5を交換することで、新しい現像器19が取り付けられるようになる。
感光体ドラム22は、クリーニング機構20及びコロナ帯電器21とともにユニット化されてドラムユニット4として画像形成ユニット5に着脱可能に装着されており、感光体ドラム22が劣化して画質が悪化してくると、ドラムユニット4ごと交換して新しい感光体ドラム22が取り付けられるようになる。
図2は、各ユニットの交換に関する機能ブロック構成図である。画像形成ユニット5の底部には、装着時に装置本体側と電気的に接続されるコネクタが配設されており、コネクタを通して装置本体側から電源が供給されたり、制御信号及び検知信号等が送受信される。ドラムユニット4の底部にも装着時に画像形成ユニット5と電気的に接続されるコネクタが配設されており、コネクタを通して装置本体側から電源が供給されたり、制御信号及び検知信号等が送受信される。
ドラムユニット4及び画像形成ユニット5には、それぞれヒューズ40及び50が取り付けられており、新品のユニットには導通状態のヒューズが取り付けられる。そして、画像形成ユニット5が装着された際に装置本体側から各ユニットのヒューズ40及び50に通電されて、その導通状態が検知され、導通状態である場合には新品のユニットが装着されたものとして装置本体側で識別される。新品のユニットであると識別された場合には、装置本体側から新品のユニットのヒューズに通電して溶融切断し、非導通状態にすることで以後中古品として識別されるようになる。
ドラムユニット4及び画像形成ユニット5には、それぞれEEPROM等を用いた記録媒体41及び51が取り付けられている。記録媒体41には、装置本体側から送信される感光体ドラム22の使用実績データが記憶されるようになっており、記録媒体51には、装置本体側から送信される現像器19の使用実績データが記憶されるようになっている。使用実績データとしては、例えば、記録した枚数、駆動時間(感光体ドラムの回転時間、現像ローラの回転時間等)が挙げられる。この例では、記録した枚数に基づく使用実績データを用いて説明するが、それ以外の使用実績データを用いてもよい。
装置本体側に設けられた制御部100は、上述した画像形成に必要なプロセス処理を行うための一連の制御を行なうとともに、ドラムユニット4及び画像形成ユニット5の交換に伴う制御処理を行なう。制御部100には、新品識別処理部101、使用実績処理部102、判定処理部103及び動作制御部104を備えており、新品識別処理部101は、ヒューズ40及び50に通電して導通するか否か検知して各ユニットが新品か識別する。そして、新品であるか識別した後導通状態のヒューズに通電して溶融切断し、非導通状態とするように処理する。
使用実績処理部102は、現像器19及び感光体ドラム22の使用実績データを算出するとともに、算出された現像器19に関する使用実績データを記憶媒体51に送信して記憶させ、算出された感光体ドラム22に関する使用実績データを記憶媒体41に送信して記憶させる。使用実績データの算出する場合、記憶部110に記憶されたデータを用いて行う。
記憶部110は、画像形成処理された用紙の枚数を積算した積算枚数データを記憶する積算枚数データ記憶部111、感光体ドラム及び現像器の交換時の積算枚数データを交換枚数データとして記憶する交換枚数データ記憶部112、感光体ドラム及び現像器の交換時期の到来に対応する設定枚数データを記憶する設定枚数データ記憶部113を有する。積算枚数データは用紙1枚ごとのプリント指令をカウントしたデータで、これまで画像形成処理された記録枚数を示している。交換枚数データは、交換時の積算枚数データとして記憶されており、現在の積算枚数データから交換枚数データを減算処理することで、交換してからの記録枚数、すなわち使用実績データが求められる。設定枚数データについては、感光体ドラムの場合は画像形成処理を繰り返して劣化が進み交換時期が到来した際の記録枚数、現像器の場合は画像形成処理を繰り返して現像ローラ等の劣化が進み交換時期に到来した際の記録枚数であり、これ以上使用すると画質が著しく劣化する可能性が高い場合を想定して設定される。一般に、現像器の設定枚数データ(例えば、5千枚)に比べ感光体ドラムの設定枚数データ(例えば、3万枚)の方が大きく設定される。
判定処理部103は、現像器19の使用実績データである交換枚数データが設定枚数データに到達したか判定して現像器19の交換時期の到来を判定する。また、感光体ドラム22の使用実績データである交換枚数データが設定枚数データに到達したか判定して感光体ドラム22の交換時期の到来を判定する。
また、判定処理部103は、ドラムユニット4に取り付けられた記憶媒体41に記憶された使用実績データと交換枚数データ記憶部112に記憶された感光体ドラム22の使用実績データとを照合して整合しているか判定し、画像形成ユニット5に取り付けられた記憶媒体51に記憶された使用実績データと交換枚数データ記憶部112に記憶された現像器19の使用実績データとを照合して整合しているか判定する。
動作制御部104は、新品識別処理部101においてドラムユニット4及び画像形成ユニット5の少なくとも一方が新品ではないと識別された際に、新品ではないと識別されたユニットの交換時期が到来したと判定処理部103により判定されている場合には装置を待機状態とする。
また、動作制御部104は、新品識別処理部101において新品ではないと識別されたユニットの交換時期が到来していないと判定処理部103で判定されている場合において、新品でないと識別されたユニットに関する交換枚数データがそのユニットの記憶媒体に記憶された使用実績データと整合性がない場合には装置を待機状態とする。
図3は、記録動作を行なう際のユニット交換に関するアラーム処理フローである。まず、記録信号が入力されると(S100)、積算枚数データPmの加算処理を行う(S101)。そして、積算枚数データPmから現像器に関する交換枚数データPdを減算して現像器の記録枚数データPaを算出し(S102)、記録枚数データPaを記憶媒体51に記憶する(S103)。
次に、記録枚数データPaが現像器に関する設定枚数データPsに到達したかチェックする(S104)。そして、設定枚数データPsに到達している場合には、現像アラームを表示し(S105)、本体側現像交換フラグをセットし(S106)、記録媒体51の画像形成ユニット交換フラグをセットする(S107)。
次に、積算枚数データPmから感光体ドラムに関する交換枚数データPhを減算して感光体ドラムの記録枚数データPbを算出し(S108)、記録枚数データPbを記憶媒体41に記憶する(S109)。
記録枚数データPbが感光体ドラムに関する設定枚数データPtに到達したかチェックし(S110)、設定枚数データPtに到達している場合には、ドラムアラームを表示し(S111)、本体側ドラム交換フラグをセットし(S112)、記録媒体41のドラムユニット交換フラグをセットする(S113)。
次の記録信号が入力されているかチェックし(S114)、入力されている場合には、ステップS101に戻る。入力されていない場合には、待機状態に移行する。
以上の処理によりユニット毎にアラーム処理が行なわれ、本体側の交換フラグのセット処理並びにユニット側の記録媒体への交換フラグのセット処理及び記録枚数データの記憶処理がなされる。
図4は、カバー開閉時のユニット交換処理に関するフローである。カバー開閉があったかチェックし(S200)、カバー開閉があった場合には、各ユニットの記録媒体の交換フラグ及び記録枚数データを読み取る(S201)。
そして、画像形成ユニットのヒューズの導通状態を検知して新品か否か識別する(S202)。新品であると識別された場合には、現像アラーム表示を消去して(S203)本体側現像交換フラグをクリアする(S204)とともに、画像形成ユニットのヒューズを溶断して(S205)交換枚数データPdを現在の積算枚数データPmに更新する(S206)。
ステップS202で新品でないと識別された場合には、本体側現像交換フラグがセットされているかチェックし(S207)、セットされている場合にはそのまま待機状態に移行する。本体側現像交換フラグがセットされていない場合には、記録媒体51に記憶された記録枚数データPaと本体側の記憶部に記憶された記録枚数データPaとの間の整合性をチェックする(S208)。整合性をチェックする場合には、両者が一致するか又は両者の間の差が所定範囲内か、でチェックするようにすればよい。整合しない場合には、そのまま待機状態に移行する。
記録枚数データPaが整合する場合には、ドラムユニットのヒューズの導通状態を検知して新品か否か識別する(S209)。新品であると識別された場合には、ドラムアラーム表示を消去して(S210)本体側ドラム交換フラグをクリアする(S211)とともに、ドラムユニットのヒューズを溶断して(S212)交換枚数データPhを現在の積算枚数データPmに更新する(S213)。
ステップS209で新品でないと識別された場合には、本体側ドラム交換フラグがセットされているかチェックし(S214)、セットされている場合にはそのまま待機状態に移行する。本体側ドラム交換フラグがセットされていない場合には、記録媒体41に記憶された記録枚数データPbと本体側の記憶部に記憶された記録枚数データPbとの間の整合性をチェックする(S215)。整合性をチェックする場合には、両者が一致するか又は両者の間の差が所定範囲内か、でチェックするようにすればよい。整合しない場合には、そのまま待機状態に移行する。
記録枚数データPbが整合する場合には、ウォーミングアップ動作を行ない(S216)待機状態に移行する。
以上の処理を行なうことで、ドラムユニットを搭載した画像形成ユニットが交換されたかカバー開閉時にチェックすることができ、各ユニットについて新品が装着されたか識別することができる。また、各ユニットについて交換時期が到来して交換が必要な場合には、交換が行われるまで記録動作することがない。また、各ユニット側及び本体側で使用実績データを記憶しておくことで、交換が必要でない場合に継続使用でないユニットが装着されると記録動作が行なわれないため、再利用品を装着されることによるトラブルを未然に防止することができる。
1 画像形成装置
2 記録部
3 給紙部
2 記録部
3 給紙部
Claims (2)
- 少なくとも感光体ドラムを備えるドラムユニットと、前記感光体ドラムに可視像を形成する現像器を少なくとも備えるとともに前記ドラムユニットを交換可能に装着する画像形成ユニットとを備え、前記画像形成ユニットを交換可能に本体側に装着する画像形成装置であって、装着された前記画像形成ユニット及び前記ドラムユニットがそれぞれ新品であるか識別する新品識別手段と、前記現像器及び前記感光体ドラムの使用実績に基づいてそれぞれの使用実績データを算出して記憶する使用実績処理手段と、記憶された使用実績データに基づいて前記現像器及び前記感光体ドラムの交換時期の到来を判定する判定手段と、前記新品識別手段により前記画像形成ユニット及び前記ドラムユニットの少なくとも一方が新品ではないと識別された際に新品ではないと識別された方の交換時期の到来が前記判定手段により判定されている場合には装置を待機状態とする動作制御手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 前記使用実績処理手段は、前記画像形成ユニットに取り付けられた記憶媒体に前記現像器の使用実績データを記憶させるとともに前記ドラムユニットに取り付けられた記憶媒体に前記感光体ドラムの使用実績データを記憶させ、前記動作制御手段は、新品ではないと識別された方の交換時期が到来していないと判定されている場合において前記使用実績処理手段により記憶された使用実績データが新品でないと識別された方の記憶媒体に記憶された使用実績データと整合性がない場合には装置を待機状態とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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- 2006-11-15 JP JP2006309564A patent/JP2008122873A/ja active Pending
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