JP2008121620A - パワータービン発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】負荷の消費電力が変化した時でも電力消費を極力減らしてシステム効率を向上させるパワータービン発電装置を提供する。
【解決手段】、内燃機関から排出される排気ガスでパワータービンを駆動し、さらに発電機を駆動して発生した電力を遮断器を介して母線に接続した負荷に給電を行うとともに、負荷の消費電力が変化した時にスイッチを開閉制御して負荷調整用抵抗器の入切りにより発電機の出力電力を一定に保つように構成されたパワータービン発電装置において、発電機に接続されたインバータと蓄電装置により電力を吸収あるいは放出して負荷調整用抵抗器による電力消費を極力減らしているので、システム効率を向上させたパワータービン発電装置を提供できる。
【選択図】図1
【解決手段】、内燃機関から排出される排気ガスでパワータービンを駆動し、さらに発電機を駆動して発生した電力を遮断器を介して母線に接続した負荷に給電を行うとともに、負荷の消費電力が変化した時にスイッチを開閉制御して負荷調整用抵抗器の入切りにより発電機の出力電力を一定に保つように構成されたパワータービン発電装置において、発電機に接続されたインバータと蓄電装置により電力を吸収あるいは放出して負荷調整用抵抗器による電力消費を極力減らしているので、システム効率を向上させたパワータービン発電装置を提供できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、船舶や発電プラントに使用されるパワータービン発電装置に関する。
従来のパワータービン発電装置は、例えば特許文献1に開示されており、その構成を図2を参照して説明する。一般に、パワータービン発電装置は、エンジン1から排気通路2を通じて排気される排気ガスを主弁3及び小弁4を介してパワータービン5へ送り、排気ガスの持つ熱エネルギーでパワータービン5を駆動し、パワータービン5に連結されている減速機6及びクラッチ7を介して発電機8を運転することで排気ガスの熱エネルギーを電気エネルギーへ変換し、遮断器9を介して母線10へ給電する。母線10へ給電を行うためには発電機8の周波数を母線10の周波数に合わせる必要があるが、パワータービン5の速度制御は主弁3及び小弁4では行えないため、母線10へ給電を行うためには何らかの方法を用いてパワータービン5の回転速度を制御する必要がある。パワータービン5の回転速度はエンジン1の排気ガスと負荷16の量により決まる。ここでパワータービン5の回転速度をω、慣性モーメントをJ、排気ガスがパワータービン5を駆動するトルクをTE、発電機8の負荷トルクをTGとすると式(1)の関係が成り立つ。
ここで、負荷16の消費電力が減少した場合、負荷トルクTGが減少するので回転速度ωが上昇する。しかし回転速度ωが上がりすぎると運転が継続できなくなるので、スイッチ12A,12B,12Cを閉じて抵抗器11A,11B,11Cに電力を消費させて負荷トルクTGを増やすことでパワータービン5の回転速度ωの上昇を抑えている。
逆に負荷16の消費電力が増加した場合、負荷トルクTGが増加するので回転速度ωが下降する。しかし回転速度ωが下がりすぎると運転が継続できなくなるので、スイッチ12A,12B,12Cを開いて抵抗器11A,11B,11Cの消費電力を減らして負荷トルクTGを減らすことでパワータービン5の回転速度ωの下降を抑えている。このスイッチ12A,12B,12Cの開閉は制御装置17で行われ、発電機8の出力が定格出力になるように制御される。
特開平6−10699号公報
ところで、上述のようなパワータービン発電装置では、負荷16の消費電力が低下した場合、パワータービン5の回転速度上昇を抑制するため抵抗器11A,11B,11Cを負荷16の減少に見合った容量だけスイッチ12A,12B,12Cを投入して熱エネルギーとして電力を消費させなければならない。このため、パワータービン発電装置が発電した電力が有効に利用されないという問題がある。
本発明は、前記問題を解決するためになされたもので、その課題は抵抗器による電力消費を極力減らし、システム効率を向上させるパワータービン発電装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1は、内燃機関から排出される排気ガスでパワータービンを駆動し、さらに前記パワータービンで発電機を駆動して発生した電力を遮断器を介して母線に接続した負荷に給電すると共に、前記負荷の消費電力が変化した時に前記発電機に接続された負荷調整用抵抗器をスイッチで開閉制御して前記発電機の出力電力を一定に保つパワータービン発電装置において、前記発電機にインバータと蓄電装置を接続し、前記負荷の消費電力の増減に対応して蓄電装置が放電あるいは充電することにより前記発電機の出力電力を一定に保つように構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、発電機に接続されたインバータと蓄電装置により電力を吸収あるいは放出して負荷調整用抵抗器による電力消費を極力減らしているので、システム効率を向上させたパワータービン発電装置を提供ができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を示す構成図であり、既に説明した図2の従来のパワータービン発電装置と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態のパワータービン発電装置が図2の従来例と相違する構成は、発電機8と母線10間の回路に、蓄電装置13と、インバータ14と、スイッチ15を設けた点である。蓄電装置13は具体的にはバッテリーまたはコンデンサで構成する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す構成図であり、既に説明した図2の従来のパワータービン発電装置と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態のパワータービン発電装置が図2の従来例と相違する構成は、発電機8と母線10間の回路に、蓄電装置13と、インバータ14と、スイッチ15を設けた点である。蓄電装置13は具体的にはバッテリーまたはコンデンサで構成する。
図1の本発明の第1の実施形態において、負荷16の消費電力が低下した場合、パワータービン5の回転速度上昇を抑制するため、制御装置18は発電機8の出力電力が減少したことを検出し、スイッチ15を投入する。インバータ14は交流電力を直流電力に変換するコンバータの作用を行い、蓄電装置13に電力を蓄える。また、制御装置18は蓄電装置13の直流電圧を検出する。直流電圧が既定値以上になり、これ以上充電できなくなった場合には、スイッチ15を開いて蓄電装置13への充電を止め、発電機の出力電力に応じてスイッチ12A,12B,12Cを閉じて抵抗器11A,11B,11Cに電力を消費させる。この操作により、パワータービン5の回転速度上昇を抑えることができる。
また逆に負荷16の消費電力が発電機8の定格出力を超過した場合、パワータービン5の回転速度降下を抑制するため、制御装置18は発電機8の出力電力が増加したことを検出し、スイッチ15を投入する。負荷16の消費電力に応じて、インバータ14は蓄電装置13に蓄えている直流電力を交流電力に変換し、出力する。この操作により、パワータービン5の定格速度を維持することができる。
上述したように、本発明によると、負荷の消費電力の変動分を蓄電装置13で吸収し、蓄電装置13が満充電状態になったときのみ抵抗器11A,11B,11Cに電力を消費させるので、従来のパワータービン発電装置に比べて無駄な電力の消費を減らして、システム効率を向上させることができる。
1…エンジン、2…排気通路、3…主弁、4…小弁、5…パワータービン、6…減速機、7…クラッチ、8…発電機、9…遮断器、10…母線、11A,11B,11C…抵抗器、12A,12B,12C…スイッチ、13…蓄電装置、14…インバータ、15…スイッチ、16…負荷、17,18…制御装置。
Claims (1)
- 内燃機関から排出される排気ガスでパワータービンを駆動し、さらに前記パワータービンで発電機を駆動して発生した電力を遮断器を介して母線に接続した負荷に給電すると共に、前記負荷の消費電力が変化した時に前記発電機に接続された負荷調整用抵抗器をスイッチで開閉制御して前記発電機の出力電力を一定に保つパワータービン発電装置において、前記発電機にインバータと蓄電装置を接続し、前記負荷の消費電力の増減に対応して蓄電装置が放電あるいは充電することにより前記発電機の出力電力を一定に保つように構成されたことを特徴とするパワータービン発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006308697A JP2008121620A (ja) | 2006-11-15 | 2006-11-15 | パワータービン発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006308697A JP2008121620A (ja) | 2006-11-15 | 2006-11-15 | パワータービン発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008121620A true JP2008121620A (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=39506625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006308697A Pending JP2008121620A (ja) | 2006-11-15 | 2006-11-15 | パワータービン発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008121620A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5305209B1 (ja) * | 2012-10-04 | 2013-10-02 | 武史 畑中 | 次世代電力貯蔵システム及び次世代電力貯蔵方法 |
JP2016049017A (ja) * | 2010-06-16 | 2016-04-07 | トランスオーシャン セドコ フォレックス ベンチャーズ リミテッド | 改善された効率および動的性能のためのハイブリッド発電プラント |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0610699A (ja) * | 1992-02-20 | 1994-01-18 | Asea Brown Boveri Ag | ガスタービン設備 |
JP2004120906A (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-15 | Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp | ハイブリッド電気自動車の電源回路システム |
JP2005130572A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Osaka Gas Co Ltd | 分散型発電システム |
-
2006
- 2006-11-15 JP JP2006308697A patent/JP2008121620A/ja active Pending
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