JP2008121459A - 吸気量測定装置の測定値補正方法 - Google Patents

吸気量測定装置の測定値補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】吸気量測定装置の測定値補正方法において、吸気量測定装置の測定値を吸気温度検出装置が検出する吸気温度を利用して補正し、吸気量測定装置の特性変化を真値に補正する技術を提供する。
【解決手段】内燃機関に流入する空気である吸気が流通する吸気通路内に配置され、吸気量を測定する発熱式のエアーフローメータと、エアーフローメータに隣接配置され、吸気の温度を検出する吸気温度センサと、を備え、エアーフローメータの測定値を、エアーフローメータが発熱することにより変化する吸気温度センサが検出する吸気温度を利用して補正する。
【選択図】図2

Description

本発明は、吸気量測定装置の測定値補正方法に関する。
内燃機関において最適な空燃比を有する混合気を得るため、内燃機関の吸気通路には吸気量を測定する吸気量測定装置が配置される。吸気量測定装置は、一般に発熱式であり、ホットワイヤを用いている。ホットワイヤは、それを通過する空気流速に応じてその抵抗値が変化することを利用し、検出する電圧などから吸気量を測定する。
しかし、ホットワイヤを用いた発熱式の吸気量測定装置には、長年使用されているうちにデポジット(堆積物)が堆積し、その特性が変化してしまう場合がある。そこで、特性変化を補正するために、吸気量測定装置の自己診断を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−295125号公報 特開昭61−97528号公報 特開平5−164586号公報 特開平1−227014号公報 特開2000−180232号公報
しかしながら、吸気量測定装置自身の特性が変化しているため、吸気量測定装置の自己診断では、真に特性変化を補正できているか判断できないものであった。
本発明の目的は、吸気量測定装置の測定値補正方法において、吸気量測定装置の測定値を吸気温度検出装置が検出する吸気温度を利用して補正し、吸気量測定装置の特性変化を真値に補正する技術を提供することにある。
本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、
内燃機関に流入する空気である吸気が流通する吸気通路内に配置され、吸気量を測定する発熱式の吸気量測定装置と、
前記吸気量測定装置に隣接配置され、吸気の温度を検出する吸気温度検出装置と、
を用い、
前記吸気量測定装置の測定値を、前記吸気量測定装置が発熱することにより変化する前記吸気温度検出装置が検出する吸気温度を利用して補正することを特徴とする吸気量測定装置の測定値補正方法である。
発熱式の吸気量測定装置は、長年使用されているうちに堆積物が堆積し、その特性が変化してしまう場合がある。
そこで、本発明では、吸気量測定装置の測定値を、吸気量測定装置が発熱することにより変化する吸気温度検出装置が検出する吸気温度を利用して補正するようにした。
これによると、吸気量測定装置の特性変化を真値に補正でき、最適な空燃比を有する混合気を得ることができ、最適な燃焼状態を維持でき、トルク変動を減少でき、トルク値を減少でき、排気エミッションの悪化を抑制できる。
前記吸気温度検出装置から前記吸気量測定装置が発熱していない時の未発熱時吸気温度を検出し、
前記吸気量測定装置を発熱させ、前記吸気温度検出装置から前記吸気量測定装置が発熱している時の発熱時吸気温度を検出し、
前記未発熱時吸気温度と前記発熱時吸気温度との温度差を算出し、
前記温度差に基づいて前記吸気量測定装置に堆積した堆積物の量を導出し、
前記堆積物の量に基づいて吸気量の補正量を導出し、
前記吸気量測定装置の測定値に前記補正量を加え、
前記吸気量測定装置の測定値を補正するとよい。
これによると、吸気量測定装置の測定値を、吸気量測定装置が発熱することにより変化する吸気温度検出装置が検出する吸気温度を利用して補正できる。
本発明によると、吸気量測定装置の測定値補正方法において、吸気量測定装置の測定値を吸気温度検出装置が検出する吸気温度を利用して補正し、吸気量測定装置の特性変化を真値に補正できる。
以下に本発明の具体的な実施例を説明する。
<実施例1>
図1は、本実施例に係る吸気量測定装置の測定値補正方法を適用する内燃機関とその吸気系・排気系の概略構成を示す図である。
図1に示す内燃機関1は、4つの気筒を有する水冷式の4サイクル・ガソリン機関であり、各気筒の燃焼室または吸気ポートに燃料を噴射する燃料噴射弁を備えている。
内燃機関1からは吸気通路2が延びている。吸気通路2には、内燃機関1に流入する空気である吸気が流通する。吸気通路2の途中には、エアーフローメータ3が配置されている。エアーフローメータ3は、吸気通路2内を流通する吸気量を測定する。エアーフローメータ3が本発明の吸気量測定装置に相当する。エアーフローメータ3は、ホットワイヤを用いた発熱式の吸気量測定装置である。ホットワイヤは、それ自身が発熱するもので、それを通過する空気流速に応じてその抵抗値が変化することを利用し、検出する電圧などから吸気量を測定する。
エアーフローメータ3の直下流の吸気通路2には、エアーフローメータ3に隣接して吸気温度センサ4が配置されている。吸気温度センサ4は、吸気の温度を検出する。吸気温度センサ4が本発明の吸気温度検出装置に相当する。吸気温度センサ4は、エアーフローメータ3に隣接配置されていることから、エアーフローメータ3のホットワイヤを発熱させると、その熱を受けて昇温された吸気の温度を検出できるようになっている。なお、吸気温度センサ4より下流の吸気通路2には、吸気絞り弁8が配置されている。
一方、内燃機関1からは排気通路5が延びている。排気通路5の途中には、内燃機関1の気筒から排出される排気を浄化するために、フィルタ6が配置されている。
以上の構成の内燃機関1には、内燃機関1を制御するための電子制御ユニットであるECU7が併設されている。このECU7は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御するユニットである。ECU7には、エアーフローメータ
3及び吸気温度センサ4が電気的に接続されており、ECU7にそれらの検出値が出力される。また、ECU7は、エアーフローメータ3のホットワイヤを発熱させることができる。
ところで、ホットワイヤ式のエアーフローメータ3には、長年使用されているうちに堆積物(デポジット)が堆積し、その特性が変化してしまう場合がある。
そこで、本実施例では、エアーフローメータ3の測定値Meaを、エアーフローメータ3のホットワイヤが発熱することにより変化する吸気温度センサ4が検出する吸気温度を利用して補正するようにした。
これによると、エアーフローメータ3の特性変化を真値に補正でき、最適な空燃比を有する混合気を得ることができ、最適な燃焼状態を維持でき、トルク変動を減少でき、トルク値を減少でき、排気エミッションの悪化を抑制できる。
ここで、本実施例のエアーフローメータ3の測定値Meaを補正する補正制御を行う制御ルーチンについて、図2に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、本ルーチンは、ECU7に予め記憶されており、周期的に実行されるルーチンである。
ステップS101では、まず、ECU7は、内燃機関の起動開始時か否かを判断する。具体的には、イグニッションスイッチがONとなり、機関回転数が0の時に内燃機関の起動開始時と判断する。
ステップS101で肯定判定がなされた場合には、ステップS102へ進み、一方、否定判定がなされた場合には、本ルーチンを一旦終了する。
ステップS102では、ECU7は、エアーフローメータ3のホットワイヤが発熱していない時の未発熱時吸気温度Tem1を吸気温度センサ4から検出する。
ステップS103では、ECU7は、エアーフローメータ3のホットワイヤを発熱させる。
ステップS104では、ECU7は、ステップS103でホットワイヤを発熱させて所定時間経過後に、エアーフローメータ3のホットワイヤが発熱している時の発熱時吸気温度Tem2を吸気温度センサ4から検出する。ここで、所定時間とは、ホットワイヤが十分発熱し、周辺の吸気温度を変動しない一定の温度まで昇温する時間である。
ステップS105では、ECU7は、未発熱時吸気温度Tem1と発熱時吸気温度Tem2との温度差ΔTem(=Tem2−Tem1)を算出する。
ステップS106では、ECU7は、温度差ΔTemに基づいてエアーフローメータ3に堆積した堆積物の量Depを導出する。具体的には、図3に示す温度差ΔTemと堆積物量Depとの関係を示すマップを予め実験などから作成してECU7に記憶させておき、このマップに温度差ΔTemを代入することで堆積物量Depを導出する。ここで、温度差ΔTemと堆積物量Depとの関係は、堆積物量Depが増加するほど、ホットワイヤに堆積した堆積物が熱を遮断してしまいホットワイヤの周囲が昇温され難くなるので、温度差ΔTemが減少する相関関係となっている。
ステップS107では、ECU7は、堆積物量Depに基づいて吸気量の補正量Corを導出する。具体的には、図4に示す堆積物量Depと補正量Corとの関係を示すマッ
プを予め実験などから作成してECU7に記憶させておき、このマップに堆積物量Depを代入することで補正量Corを導出する。ここで、堆積物量Depと補正量Corとの関係は、堆積物量Depが増加するほど、ホットワイヤに堆積した堆積物が熱を遮断してしまいホットワイヤから発熱し難くなり、エアーフローメータの測定値が真値よりも減少してしまうので、相対的に補正量Corが増加する相関関係となっている。
ステップS108では、ECU7は、エアーフローメータ3の測定値Meaに補正量Corを加え、エアーフローメータ3の測定値Meaを補正する。本ステップの終了後、本ルーチンの処理を一旦終了する。そして、内燃機関1の作動中、計測される測定値Meaに対し、常に一定の補正量Corを加算して補正する。なお、補正量Corは、次回の本ルーチンが実行されて、新たな補正量Corが決定するとその値に更新される。
以上のように本ルーチンを実施することで、内燃機関1の起動開始毎に、エアーフローメータ3の測定値Meaを吸気温度センサ4が検出する吸気温度を利用して補正し、エアーフローメータ3の特性変化を真値に補正できる。
本発明に係る吸気量測定装置の測定値補正方法は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもよい。
実施例1に係る内燃機関とその吸気系・排気系を示す図である。 実施例1に係るエアーフローメータの測定値を補正する補正制御を行う制御ルーチンを示すフローチャートである。 実施例1に係る温度差ΔTemと堆積物量Depとの関係を示す図である。 実施例1に係る堆積物量Depと補正量Corとの関係を示す図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 吸気通路
3 エアーフローメータ
4 吸気温度センサ
5 排気通路
6 フィルタ
7 ECU
8 吸気絞り弁

Claims (2)

  1. 内燃機関に流入する空気である吸気が流通する吸気通路内に配置され、吸気量を測定する発熱式の吸気量測定装置と、
    前記吸気量測定装置に隣接配置され、吸気の温度を検出する吸気温度検出装置と、
    を用い、
    前記吸気量測定装置の測定値を、前記吸気量測定装置が発熱することにより変化する前記吸気温度検出装置が検出する吸気温度を利用して補正することを特徴とする吸気量測定装置の測定値補正方法。
  2. 前記吸気温度検出装置から前記吸気量測定装置が発熱していない時の未発熱時吸気温度を検出し、
    前記吸気量測定装置を発熱させ、前記吸気温度検出装置から前記吸気量測定装置が発熱している時の発熱時吸気温度を検出し、
    前記未発熱時吸気温度と前記発熱時吸気温度との温度差を算出し、
    前記温度差に基づいて前記吸気量測定装置に堆積した堆積物の量を導出し、
    前記堆積物の量に基づいて吸気量の補正量を導出し、
    前記吸気量測定装置の測定値に前記補正量を加え、
    前記吸気量測定装置の測定値を補正することを特徴とする請求項1に記載の吸気量測定装置の測定値補正方法。
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WO2022014388A1 (ja) * 2020-07-16 2022-01-20 いすゞ自動車株式会社 内燃機関の制御装置

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