JP2008120497A - ワイヤ切れ検出装置および該検出装置を用いるバケットローダ - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイヤホイストのワイヤの切断を速やかに検出するワイヤ切れ検出装置を用いてワイヤの切れによるバケットの落下を防止するバケットローダを提供する。
【解決手段】有底部2aの両側部の前後位置に回転自在に配置される車輪3を有するバケット2と、該バケット2の車輪3を回転自在にガイドする可動側フレーム4aと固定側フレーム4bとからなる一対のメインフレーム4を具備するフレーム体F1と、該フレーム体F1に沿って前記バケット2を昇降するワイヤホイスト5と、ワイヤ切れ検出装置と、該ワイヤ切れ検出装置からの出力信号に基づいて前記可動側フレーム4aを前記バケット2の幅方向に可動するバケット2の落下防止機構Aと、前記バケット2の昇降動作および前記落下防止機構の動作を制御する制御装置Cとを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】有底部2aの両側部の前後位置に回転自在に配置される車輪3を有するバケット2と、該バケット2の車輪3を回転自在にガイドする可動側フレーム4aと固定側フレーム4bとからなる一対のメインフレーム4を具備するフレーム体F1と、該フレーム体F1に沿って前記バケット2を昇降するワイヤホイスト5と、ワイヤ切れ検出装置と、該ワイヤ切れ検出装置からの出力信号に基づいて前記可動側フレーム4aを前記バケット2の幅方向に可動するバケット2の落下防止機構Aと、前記バケット2の昇降動作および前記落下防止機構の動作を制御する制御装置Cとを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明はワイヤ切れ検出装置および該検出装置を用いるバケットローダに関する。さらに詳しくは、ワイヤホイストのワイヤの切断を速やかに検出するワイヤ切れ検出装置および該ワイヤ切れ検出装置を用いてワイヤの切れによるバケットの落下を防止するバケットローダに関する。
図5〜6に示されるように、従来のバケットローダ101は、ワイヤ102をホイスト103にて巻き上げまたは巻き戻しすることにより、バケット104をメインフレーム105a、105bからなるメインフレーム体105に沿って昇降させている。このワイヤ102が1本掛けの場合、ワイヤ102の損耗による切断が発生し、バケット104の落下は避けられない。そこで、バケット104の落下防止のために、前記ワイヤ102を2本掛けにする場合もあるが、バケット104の上昇端の反転部に取り付けられる位置検出器106の不良による過剰な巻き上げが発生したり、バケット104の下降端の位置検出器107の不良による乱れ巻きが発生した場合、バケット104の落下が全く発生しないと言い切れない。このため、通常、このように落下のおそれがあるバケットローダ101の周囲には安全柵108を設け、バケット104の昇降中にはバケット104の下部に人が立ち入らないよう、対策を施している。
そこで、本発明は、叙上の事情に鑑み、ワイヤホイストのワイヤの切断を速やかに検出するワイヤ切れ検出装置を用いてワイヤの切れによるバケットの落下を防止するバケットローダを提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載のワイヤ切れ検出装置は、固定部材に取り付けられ、駆動モータにより駆動される巻取りドラムと、一端が該巻取りドラムに巻き回され、他端が固定部材に取り付けられたワイヤと、該ワイヤに動滑車を介して吊り下げられた連結部材とを具備するワイヤホイストにおける、前記ワイヤの切断を検出するワイヤ切れ検出装置であって、前記巻取りドラムおよびワイヤを前記固定部材に取り付けるための取付け部を絶縁させるとともに、該ワイヤに電流を流し該ワイヤの切断により電源からの電流の供給を遮断する通電回路を備えてなることを特徴としている。
また、本発明の請求項5記載のバケットローダは、有底部の両側部の前後位置に回転自在に配置される車輪を有するバケットと、上端部に該バケットを反転させる反転部を有するとともに、該バケットの車輪を回転自在にガイドする固定側メインフレームと可動側メインフレームとからなる一対のメインフレームを具備するフレーム体と、該メインフレーム体に沿って前記バケットを昇降する請求項1記載のワイヤホイストと、請求項1記載のワイヤ切れ検出装置と、該ワイヤ切れ検出装置からの出力信号に基づいて前記一対のメインフレームのうち一方のメインフレームを前記バケットの幅方向に可動するバケットの落下防止機構と、前記バケットの昇降動作および前記落下防止機構の動作を制御する制御装置とを備えてなることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、ワイヤに通電することにより、ワイヤ切れを速やかに検出することができる。
また、請求項5記載の発明によれば、バケットの落下を安価に、かつ確実に防止することができる。
また、請求項5記載の発明によれば、バケットの落下を安価に、かつ確実に防止することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明のバケットローダを説明する。図1〜3に示されるように、本発明の一実施の形態にかかわるバケットローダ1は、バケット2と、該バケット2の車輪3を回転自在にガイドする可動側フレーム4aと固定側フレーム4bとからなる一対のメインフレーム4を具備するフレーム体F1と、該フレーム体F1に沿って前記バケット2を昇降するワイヤホイスト5と、ワイヤ切れ検出装置と、該ワイヤ切れ検出装置からの出力信号に基づいて前記可動側フレーム4aを前記バケット2の幅方向に可動にするバケット2の落下防止機構Aと、前記バケット2の位置を検出する位置検出手段Bと、該位置検出手段Bの検出信号に基づいて前記バケット2の昇降動作および前記ワイヤ切れ検出装置によるワイヤ6の切断信号に基づいて前記落下防止機構Aの動作を制御する制御装置Cとを備えている。前記バケット2は、有底形状の容器であり、有底部2aの両側部に挿通して支持される車軸3aに回転自在に軸支される前記車輪3を前後位置に配置している。また、このバケットローダ1の上流(図1の右側の下部)には、投入側ホッパ7およびシュート8が配置されているとともに、下流(図1の左側の上部)には、排出側ホッパ9が配置されている。
前記可動側フレーム4aと固体側フレーム4bは、前記バケット2の姿勢制御および反転を行うためのガイドレールであって、図4に示されるように、前記車輪3のための2つの車輪走行面10aと1つの車輪案内端面10bとからなるガイドレール面を有しており、それぞれ断面がコの字状を呈する溝型鋼などから作製されている。前記車輪3の形状はツバ無しとして、該車輪3の端面が前記車輪案内端面10b側に当接することによりバケット2の横ズレが防止される。なお、本実施の形態では、絶縁を図るとともに、後述するバケット2の落下防止機構Aのブレーキライニングを兼ねる目的で、該車輪走行面10aと車輪案内端面10bに、たとえばボルトとナッド12により絶縁材11が固着されているが、たとえば車輪3として樹脂ローラなどを用いることにより、該絶縁材11を省くことができる。
また、前記可動側フレーム4aと固体側フレーム4bは、前記絶縁材11に車輪3を回転自在に嵌め込んで前記バケット2が昇降できるように下端部側が傾斜部分、所定の形状に屈曲された屈曲部分および立ち上がり部分に形成されているとともに、上端部側に該バケット2を反転させるための反転部13を有している。この反転部13は、たとえば固定側フレーム4bの最上端部を閉塞させて湾曲に成形した前輪用レール13aと、分岐点から傾動軌跡上に湾曲に形成した後輪用レール13bとからなり、前記バケット2がメインフレーム4の上昇端まで上昇すると、前車輪3が該前輪用レール13aの閉塞部を支点として後車輪3を後輪用レール13bに通過させてバケット2を反転させるようにしている。
前記フレーム体F1は、本実施の形態においては、剛性を保つとともに前記可動側フレーム4aが固体側フレーム4bに対して可動しやすい構造に枠組みされており、所定の間隔を保って配置される前記可動側フレーム4aおよび固定側フレーム4bと、両フレーム4a、4bに対向して前記所定の間隔と同じ間隔を保って配置される第2の可動側フレーム(以下、単に可動側フレームという)14aと第2の固体側フレーム(以下、単に固定側フレームという)14bとからなる一対の第2のフレーム体14と、これらの固定側フレーム4b、14bの上端部に水平方向に四角に枠組みされた対向位置の連結フレーム15aと他の対向位置の連結フレーム15bとから構成され、前記固定側フレーム4b、14bの下端端を固定するベース体16に設置されている。なお、本実施の形態では、前記可動側フレーム4aの下端部側を補強するための補強脚部4a1が設けられているとともに、前記可動側フレーム4a、14aを連動して可動させるために、該可動側フレーム14aの下端部は前記可動側フレーム4aの下端部分に接続させている。また、バケットローダ1の正常運転時のフレーム幅(可動側フレームと固定側フレームとのあいだの幅)の微調整用に、調整可能な外部ストッパ17が設けられている。
前記落下防止機構Aは、前記固定側フレーム4bの上端部から前記可動側フレーム4aの上端部に延びる連結フレーム15a側に該可動側フレーム4aの上端部を回動自在に連結する回動部と、該可動側フレーム4aの下端部を可動自在に支持する車輪部と、該可動側フレーム4aを前記バケット2の幅方向に可動するアクチュエータとを備えていれば、とくに限定されるものではないが、本実施の形態では、前記固定側フレーム4b、14bに対向する連結フレーム15bの外側面に設けられる、前記可動側フレーム4a、14aの上端部を回動自在に連結する回動部18と、前記可動側フレーム4a、14aの下端部を連動して前記ベース体16に対して可動自在に支持する車輪部19と、該可動側フレーム4a、14aを前記バケット2の幅方向に可動するアクチュエータ20とから構成されている。
前記回動部18は、とくに限定されるものではないが、本実施の形態では、前記連結フレーム15bの外側面に取り付けられるブラケットと該ブラケットに立設される一対のフランジ間に配置される前記可動側フレーム4a、14aの上端部に挿通されるピン部材とからなる構造にされている。また、前記ベース体16は、フレームによる枠組み構造にされている。また、前記車輪部19は、可動側フレーム4a、14aの下端面に配置される車軸ケース21内に挿通された車軸22aと、該車軸22aの両端に回転自在に組み付けられた車輪22と、該車輪22のレール部23とから構成されている。さらに、前記アクチュエータ20としては、とくに限定されるものではなく、適宜選定することができるが、本実施の形態では、可動側フレーム4a、14a間と固定側フレーム4b、14b間に設けられる補強フレームに両端部が連結されるエアシリンダ24と該エアシリンダ24の制御用としての電磁弁25とからなる装置が用いられている。また、エアシリンダ24と電磁弁25とはエア配管26により接続されているとともに、該電磁弁25の制御線27が前記制御装置Cに接続されている。通常運転時は、コンプレッサー(図示せず)からエアシリンダ24の伸び側に、圧縮空気を供給する方向に、電磁弁25に通電されており、前記エアシリンダ24の伸び端がバケットローダ1の正常運転時のフレーム幅となるように設定されている。そして、エアシリンダ24を縮み方向に作動させると、バケット車輪の軸長さ方向にフレーム幅を短くして前記可動側フレーム4a、14aを、前記回動部18のピン部材を支点として可動させることができる。
前記ワイヤホイスト5は、固定部材としての前記連結フレーム15aの張り出し部に取り付けられる巻取りドラム28と、一端が該巻取りドラム28に巻き回され、他端が固定部材としての前記張り出し部に取り付けられた前記ワイヤ6と、該ワイヤ6に動滑車を介して吊り下げられた連結部材としてのフック部29とを具備している。また、図1における符号31は制御装置Cに接続されるワイヤホイスト5の駆動制御線である。このフック部29は前記バケット2の連結アーム2bに引っ掛けられており、前記巻取りドラム28が内蔵する駆動モータの正逆駆動によりワイヤ6を巻き回したり、巻き戻したりして、バケット2を昇降させることができる。なお、後述するワイヤ切れ検出装置により、隣接機器への漏電、短絡を防止するため、前記巻取りドラム28を連結フレーム15aの張り出し部に取り付けるための取付け部28aおよびワイヤ6を該張り出し部に取り付けるためのフック金具などの取付け部30は絶縁材などにより絶縁しておく。
前記ワイヤ切れ検出装置は、ワイヤ6に電流を流し該ワイヤ6の切断により電源からの電流の供給を遮断する通電回路を備えていれば、本発明において、とくに限定されるものではないが、たとえばB接点およびコイルで構成されるリレーを用いることができる。この場合、切断したワイヤ同士が絡み、短絡による通電による誤検知を防止するため、前記リレーとしては、一旦検出したオフ信号をリレーの自己保持回路にて自己保持する自己保持形リレーであるのが好ましい。図1における符号32はワイヤ6と制御装置C内の通電回路とを接続させるワイヤ切れ検出制御線である。
また、本発明においては、ワイヤ6の切断時、ほつれたワイヤ素線同士の短絡による作動不良を防止するため、前記通電回路に、前記ワイヤ6の切断時における、瞬間的に変化する所定の電流値、電圧値または抵抗値を検出する検出器と、該検出器により検出した所定の電流値、電圧値または抵抗値の出力信号に基づいて電源からの電流の供給を遮断する制御部とを用いて、ワイヤ6に通電する制御電源の瞬間的な変化(電流値、電圧値または抵抗値)を検出し、ワイヤ切れを判定することができる。
また、本発明においては、ワイヤ6の切断時、ほつれたワイヤ素線同士の短絡による作動不良を防止するため、前記通電回路に、前記ワイヤ6の切断時における、瞬間的に変化する所定の電流値、電圧値または抵抗値を検出する検出器と、該検出器により検出した所定の電流値、電圧値または抵抗値の出力信号に基づいて電源からの電流の供給を遮断する制御部とを用いて、ワイヤ6に通電する制御電源の瞬間的な変化(電流値、電圧値または抵抗値)を検出し、ワイヤ切れを判定することができる。
前記位置検出手段Bは、前記バケット2の上昇端の反転部13に設けられる該バケット2の停止制御用位置検出器41と、下降端の固定側フレーム4bに設けられる該バケット2の停止制御用位置検出器42とから構成されている。また、これらの検出器41、42の検出信号に基づいて、ワイヤホイスト5の駆動モータを制御する。なお、図中の符号43は過巻き検出器であり、符号44は逆巻き(乱巻き)検出器である。この検出器41、42、43、44としては、近接スイッチまたはリミットスイッチなど用いることができる。
本実施の形態では、前記ワイヤホイスト5のワイヤ切れ検出装置にて検出したワイヤ6の切断信号に基づいて、電磁弁25への通電を切り替え、エアシリンダ24の縮み側に圧縮空気を供給する。ついで、該エアシリンダ24が縮むことにより可動側フレーム4a、14aがバケット車輪の軸長さ方向にフレーム幅を短くするように可動する。これにより、フレーム幅をバケット車輪の軸長さより狭くすることができるため、車輪3の端面と車輪案内端面10bに設けた樹脂材11との摩擦力にてバケット2の落下を防止する。したがって、本実施の形態では、バケット2の落下を確実に行うことができる。
また、本実施の形態では、さらに前記バケット2の落下を配慮して、フレーム体F1の下端に、ゴムクッションストップ部材51を設けるとともに、前記バケットローダ1の周囲を安全柵52で囲んで本装置作動不良時の安全対策がされている。
A 落下防止機構
B 位置検出手段
C 制御装置
F1 フレーム体
1 バケットローダ
2 バケット
2a 有底部
2b 連結アーム
3 車輪
3a 車軸
4 メインフレーム
4a 可動側フレーム
4a1 補強脚部
4b 固定側フレーム
5 ワイヤホイスト
6 ワイヤ
7 投入側ホッパ
8 シュート
9 排出側ホッパ
10a 車輪走行面
10b 車輪案内端面
11 絶縁材
12 ボルトとナット
13 反転部
13a 前輪用レール
13b 後輪用レール
14 第2のフレーム体
14a 第2の可動側フレーム
14b 第2の固体側フレーム
15a、15b 連結フレーム
16 ベース体
17 外部ストッパ
18 回動部
19 車輪部
20 アクチュエータ
21 車軸ケース
22a 車軸
22 車輪
23 レール部
24 エアシリンダ
25 電磁弁
26 エア配管
27 制御線
28 巻取りドラム
28a 取付け部
29 フック部
30 取付け部
31 駆動制御線
32 ワイヤ切れ検出制御線
41 上昇端の停止制御用位置検出器
42 下降端の停止制御用位置検出器
43 過巻き検出器
44 逆巻き検出器
51 ゴムクッションストップ部材
52 安全柵
B 位置検出手段
C 制御装置
F1 フレーム体
1 バケットローダ
2 バケット
2a 有底部
2b 連結アーム
3 車輪
3a 車軸
4 メインフレーム
4a 可動側フレーム
4a1 補強脚部
4b 固定側フレーム
5 ワイヤホイスト
6 ワイヤ
7 投入側ホッパ
8 シュート
9 排出側ホッパ
10a 車輪走行面
10b 車輪案内端面
11 絶縁材
12 ボルトとナット
13 反転部
13a 前輪用レール
13b 後輪用レール
14 第2のフレーム体
14a 第2の可動側フレーム
14b 第2の固体側フレーム
15a、15b 連結フレーム
16 ベース体
17 外部ストッパ
18 回動部
19 車輪部
20 アクチュエータ
21 車軸ケース
22a 車軸
22 車輪
23 レール部
24 エアシリンダ
25 電磁弁
26 エア配管
27 制御線
28 巻取りドラム
28a 取付け部
29 フック部
30 取付け部
31 駆動制御線
32 ワイヤ切れ検出制御線
41 上昇端の停止制御用位置検出器
42 下降端の停止制御用位置検出器
43 過巻き検出器
44 逆巻き検出器
51 ゴムクッションストップ部材
52 安全柵
Claims (9)
- 固定部材に取り付けられ、駆動モータにより駆動される巻取りドラムと、一端が該巻取りドラムに巻き回され、他端が固定部材に取り付けられたワイヤと、該ワイヤに動滑車を介して吊り下げられた連結部材とを具備するワイヤホイストにおける、前記ワイヤの切断を検出するワイヤ切れ検出装置であって、
前記巻取りドラムおよびワイヤを前記固定部材に取り付けるための取付け部を絶縁させるとともに、該ワイヤに電流を流し該ワイヤの切断により電源からの電流の供給を遮断する通電回路を備えてなるワイヤ切れ検出装置。 - 前記通電回路にリレーが用いられている請求項1記載のワイヤ切れ検出装置。
- 前記リレーが自己保持形リレーである請求項2記載のワイヤ切れ検出装置。
- 前記通電回路に、前記ワイヤの切断時における、瞬間的に変化する所定の電流値、電圧値または抵抗値を検出する検出器と、該検出器により検出した所定の電流値、電圧値または抵抗値の出力信号に基づいて電源からの電流の供給を遮断する制御部とが用いられている請求項1記載のワイヤ切れ検出装置。
- 有底部の両側部の前後位置に回転自在に配置される車輪を有するバケットと、
該バケットの車輪を回転自在にガイドする可動側フレームと固定側フレームとからなる一対のメインフレームを具備するフレーム体と、
該フレーム体に沿って前記バケットを昇降する請求項1記載のワイヤホイストと、
請求項1、2、3または4記載のワイヤ切れ検出装置と、
該ワイヤ切れ検出装置からの出力信号に基づいて前記可動側フレームを前記バケットの幅方向に可動するバケットの落下防止機構と、
前記バケットの昇降動作および前記落下防止機構の動作を制御する制御装置
とを備えてなるバケットローダ。 - 前記バケットの車輪を回転自在にガイドする一対のメインフレームにおける車輪のガイドレール面が2つの車輪走行面と1つの車輪案内端面とからなり、前記落下防止機構の動作により各メインフレームの車輪案内端面で前記バケットの両側車輪を挟持してバケットの落下を防止する請求項5記載のバケットローダ。
- 前記メインフレームの車輪走行面と車輪案内端面に絶縁材が設けられている請求項6記載のバケットローダ。
- 前記落下防止機構が、前記固定側フレームの上端部から前記可動側フレームの上端部に延びる連結フレーム側に該可動側フレームを回動自在にする連結する回動部と、該可動側フレームの下端部を可動自在に支持する車輪部と、該可動側フレームを該可動側フレームの上端部を支点として前記バケットの幅方向に可動するアクチュエータとを備えてなる請求項5、6または7記載のバケットローダ。
- 前記フレーム体が、前記一対のメインフレームと、該一対のメインフレームの可動側フレームと固定側フレームにそれぞれ対向して配置される第2の可動側フレームと第2の固定側フレームとからなる第2フレーム体と、該固定側フレームと第2の固定側フレームの上端部に水平方向に四角に枠組みされた4本の連結フレームとから構成されているとともに、
前記落下防止機構が、前記固定側フレームと第2の固定側フレームに対向する連結フレームの外側面に設けられる、前記可動側フレームと第2の可動側フレームの上端部を回動自在に連結する回動部と、前記可動側フレームと第2の可動側フレームの下端部を連動して可動自在に支持する車輪部と、該可動側フレームと第2の可動側フレームを前記バケットの幅方向に可動するアクチュエータとを備えてなる請求項5、6または7記載のバケットローダ。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013052966A (ja) * | 2011-09-05 | 2013-03-21 | Nakayama Iron Works Ltd | バケットローダの安全装置 |
CN103482312A (zh) * | 2013-10-10 | 2014-01-01 | 山东盛源公路产业有限公司 | 料斗底漏式物料提升装置 |
-
2006
- 2006-11-09 JP JP2006304312A patent/JP2008120497A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013052966A (ja) * | 2011-09-05 | 2013-03-21 | Nakayama Iron Works Ltd | バケットローダの安全装置 |
CN103482312A (zh) * | 2013-10-10 | 2014-01-01 | 山东盛源公路产业有限公司 | 料斗底漏式物料提升装置 |
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